JPH09511268A - 硬化性珪素含有ポリエーテル接着剤組成物 - Google Patents

硬化性珪素含有ポリエーテル接着剤組成物

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JPH09511268A JP7525681A JP52568195A JPH09511268A JP H09511268 A JPH09511268 A JP H09511268A JP 7525681 A JP7525681 A JP 7525681A JP 52568195 A JP52568195 A JP 52568195A JP H09511268 A JPH09511268 A JP H09511268A
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンポリマーを基礎とするシーラーまたは接着剤組成物であり、それは、アクリル樹脂を含む下塗または第一塗装塗膜との改良された相溶性を有する。改良は、このようなシーラーおよび/または接着剤組成物に、6.2〜7.3の範囲のSnyder極性値を有し、且つ、Snyder選択率群IIIに属する極性有機溶剤材料を添加することまたは混合することを含む。本発明の方法において、本発明のシーラーおよび/または接着剤組成物は多層塗料塗装系の下塗または第一層により、ウェットオンウェットで上塗され、ここで、下塗はアクリル樹脂、顔料および補助極性溶剤を含み、下塗の乾燥(硬化)時に、悪影響を及ぼす表面欠陥、例えば、亀裂またはしわを抑制し、または、更には防止して、改良された被覆された基材を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 硬化性珪素含有ポリエーテル接着剤組成物 技術分野 本発明は、一般に、湿潤下塗塗料との相溶性が改良された硬化性シーラーおよ び/または接着剤組成物に関する。本発明は、また、乾燥時に低い表面欠陥を提 供するために、湿潤状態でのこのようなシーラーおよび/または接着剤組成物上 に下塗塗料を塗布する方法、および、その方法により被覆された基材にも関する 。 背景技術 加水分解性珪素含有末端基を有するポリエーテルを基礎とする特定の従来のシ ームシーラーは、特定の自動車用の販売後の下塗塗料を新しい(湿潤の)シーラ ー上に塗布するときに、その下塗塗料との相溶性の問題を示すことが観測されて いる。このような従来のシームシーラーの例は、例えば、Isayama らの米国特許 第3,971,751号およびTakaseらの米国特許第4,444,974 号に記載されている。こ れらの従来のシームシーラーの使用時に起こる問題は、極端なときに、新しい( 湿潤の)シーラーを更に濡らす塗料の全体破損として現れる。他方、シームシー ラーを濡らす下塗さえもが、亀裂および/または軽いまたは「フェザーエッジ」 現象をしばしば生じ、それは、シーラーの縁から若干離れたところで塗膜がしわ になり、そして収縮して、シーラーに微細な未塗装縁を残すことを特徴とする。 フェザーエッジ問題を含めた、これらの従来の下塗の欠陥の全ては多くの用途で 許容されない。 フェザーエッジ現象は、通常には、下塗塗料を塗布する前に、シ ーラービードを切削しまたはフェザーアウトするところで多く起こるようである 。1つの特定の例として、このフェザーエッジ問題は、上記の従来のシームシー ラーを60分以内に下塗塗料、特にアクリル樹脂ベースの下塗塗料でスプレー塗布 するときに見られる。 これらの下塗の問題は、もし、ウェットオンドライシナリオとして、シーラー への下塗の塗布前にシーラーを完全に硬化させる(少なくとも約24時間)ならば 、うまく避けることができるであろうが、このような遅れは、当然、塗装操作を 完了するときの生産性および利便性を著しく低下させ、更に、アクリルベースの 塗料の、予備硬化(乾燥)したシームシーラーへの低い付着性のような自らの問 題を生じるであろう。 最初の欠陥が隠蔽されている下塗層からの複写層が滑らかになるのに必要な程 度まで、長いフラッシュメッキ時間をかけて比較的に厚い一連の上塗層を塗布す ることにより、上記の従来のシームシーラー上に塗布された下塗に起こっている これらの亀裂およびしわ欠陥を化粧のように隠蔽することも実現可能である。し かし、この可能な補正手段により生じる厄介さ並びに追加のコストおよび時間に 加えて、下塗中の最初の表面欠陥が特に深い場合のように、全ての場合に最終的 に成功するわけではない。更に、生じた、厚い全体の塗膜層自体は、より薄い上 塗層が多層塗膜を形成するときに使用されるよりも、亀裂、剥離およびフレーク 化のような破損を受けやすいことが予測されうる。 また、実用上および生産性の観点から、2 〜10分間という比較的に短い時間に フラッシュメッキにより塗装膜を塗布することが当該分野において非常に望まれ ている。それ故、下層の表面欠陥を隠蔽しようとして厚い塗膜を形成するために 、長いフラッシュメッキ時間に頼ることは多くの場合に許容できないであろう。 上記から理解されるように、今日まで、提案されてきた、珪素含有加水分解性 末端基を有する従来のシームシーラーの配合剤は、欠点を有し、そしてアクリル 下塗のような下塗との組み合わせで使用したときに、問題は未解決のままである 。 発明の開示 本発明は、珪素含有加水分解性末端基を有するポリアルキレンポリマーをベー スとするシーラーまたは接着剤組成物に関し、それはアクリル樹脂を含む下塗ま たは第一塗膜との相溶性が改良されている。改良のためには、このようなシーラ ー/接着剤組成物に極性有機溶剤材料を添加することおよび混合することを必要 とし、この有機溶剤材料は(1)6.2〜7.3 の範囲、好ましくは6.45〜7.3 の範囲の Snyderの極性値(Snyder's polar value)を有すること、および(2)Snyder の選択 率群III (Snyder's selectivity group III)のメンバーであることを特徴とする 。より詳細には、本発明の上記のシーラー/ 接着剤組成物は、多層塗膜の下塗ま たは第一層によって上塗されることができ、ここで、下塗はアクリル樹脂、顔料 および補助極性溶剤を含み、そして、下塗の乾燥(硬化)時に、その中に亀裂お よびしわのような悪い表面欠陥を非常に抑制するかまたは完全に予防することが できる、改良された被覆基材を提供する。本発明の組成物は、また、シーラー/ 接着剤組成物の厚さ全体にわたって硬化速度に関する硬化プロファイルの改良を 示す。 このように下塗とシームシーラー組成物の相溶性を改良することが判った有用 な極性有機溶剤材料は、化学的には本質的に異なりそうである、有効なタイプの 有機溶剤材料、例えば、N-メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、N,N-ジメ チルアセトアミド、および/または、N,N-ジメチルホルムアミドを含むことが判 った。 本発明のシーラー/ 接着剤組成物のl 態様において、 (a) 分子の各末端において珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレ ンポリマーであり、ここで、ポリオキシアルキレンポリマーは、-(R1O)q- の構 造単位式(I)(式中、R1は1 〜4 の炭素数のアルキレン基であり、そしてq は約50 0 〜約20,000の式(I)の平均分子量を提供する整数である。)を有し、そして珪 素含有加水分解性基は、各々独立に、一般式(II)により表され、 (式中、Z は-R-、-R-O-R"-、-R-O-C(O)-、-C(O)NHR-、-C(O)NH-X-NHC(O)-NR"-R -、-C(O)NH-X-NHC(O)-O-R-、-C(O)NH-X-NHC(O)-S-R- または-C(O)-R-であり、こ こで、R およびR"は同一であるかまたは異なり、そして各々は1 〜20の炭素数の 炭化水素基であり、Xは1 〜20の炭素数のアルキレンまたはアリール基であり、 R2は水素、1 〜20の炭素数の炭化水素基、または、トリオルガノシロキシ基であ り、R3は1 〜20の炭素数の置換または無置換の一価基であるかまたはオルガノシ ロキシ基であり、R4は1 〜20の炭素数の飽和または不飽和の一価の炭化水素基で あり、a は0 または1 であり、b は0 、1 または2 であり、c は0 、1 または2 であり、n は0 または1 であり、そしてm は0 〜18の整数である。)、および、 (b)6.2〜7.3 の範囲のSnyderの極性値を有し、且つ、Snyderの選択率群IIIに 属する極性有機溶剤材料、 を含む硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物がある。 Synderの極性値(P')およびSnyderの選択率群III(I 〜VIII)は化学分野におい て知られている用語であり、そして、溶剤として使用される一般的な液体の溶剤 特性を液体クロマトグラフィーにおいて 分類するための、L.R.Snyderにより行われた分析結果によるものである。変数(P ')とも表されるSnyderの極性値は、一般に、多くの一般的なクロマトグラフィー 溶剤を、極性が高くなっていく順序で等級化するのに有用な溶剤極性の比較手段 である。極性スケールは、C6-C10脂肪族炭化水素溶剤が0 の平均のP'を有するよ うに調整されたものである。Snyderの極性パラメーターの、より詳細な説明を後 に提供する。本発明の極性有機溶剤材料は6.2 〜7.3 の範囲のP'値を有する。Sn yderの選択率群III も意味が知られており、そして詳細は後に説明する。 好ましくは、本発明において改質されたシーラー組成物の珪素含有加水分解性 末端基を有するポリオキシアルキレン成分は、少なくとも50重量%、更に好まし くは少なくとも80重量% のR1O-主鎖単位を含む。例示として、本発明のために適 切な1つのポリオキシアルキレンポリマー主鎖はポリプロピレンポリエーテルで ある。珪素含有加水分解性末端基を有するポリオキシアルキレンは、一般に、約 500 〜約20,000の平均分子量、そして好ましくは3,000 〜12,000の平均分子量を 有する。珪素含有加水分解性末端基を有する本発明のポリオキシアルキレン成分 は、通常、15℃において約100cps〜200,000cpsの粘度を有する。約20,000を越え る、より高い分子量では、ポリマーの粘度は、所望されうる多量のいずれかの充 填剤と混合することが困難である点まで上がりうる。ある程度までは、比例量で より高価なポリマー材料を充填剤に効果的に置き換えることによりコスト的な有 利性を提供する。 珪素含有加水分解性基は式(II)により表されるように、各基は、通常、ポリオ キシアルキレンポリマーの末端基である。また、式(II)中の部分-OR4は1 〜20の 炭素数のアルコキシ基であることが好ましい。式(II)の珪素含有加水分解性基の 特に好ましいクラスは、部 分-OR4がメトキシ基であり、そしてb が1 の値である。本発明の好ましい範囲内 であると考えられないが、部分-OR4は、また、アシルオキシ基、ケトキシマト基 、アミノキシ基またはアルケニルオキシ基であることもでき、または、更に、ハ ロゲン原子、アミノ基、アミド基またはメルカプチド基により完全に置換されて いてもよい。 本発明の極性有機溶剤材料は、一般に、珪素含有加水分解性末端基を有するポ リオキシアルキレンポリマーと、全体の配合されたシーラー組成物100 重量部を 基準に少なくとも約1重量部の量で混合される。極性有機溶剤の添加の一般的な 範囲の量は、シーラー/ 接着剤組成物の最終配合物の合計重量100 重量部を基準 に約1 〜5 重量% である。ここに記載される極性有機溶剤材料の量は、単独で使 用される本発明の極性溶剤の量に当てはまるか、または、もし本発明の極性溶剤 の組み合わせを使用するならば、その量はその合計量に当てはまる。有機極性溶 剤の好ましい量は、シーラー組成物重量100 重量部を基準に2 〜5 重量部であり 、シーラー組成物100 重量部を基準に2.5 〜3.5 重量部の範囲が最も好ましい。 極性有機溶剤材料は、一般に、珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアル キレンポリマー成分のみの100 重量部を特に基準として1 〜10重量部の量で含ま れる。ここで、再び、下塗における塗装の問題は1 重量部未満の極性溶剤の量で は必ずしも抑制することができず、ポリオキシアルキレンポリマー100 重量部を 基準に約10重量部を越える量では、塗料のフェザリング/ 亀裂の問題を解決する が、より高い量で生じうる他の問題をモニターするために特別の注意を払わなけ ればならない。 本発明のシーラー組成物の1 つの特に有利な応用において、塗料組成物中に亀 裂を生じずに、硬化性シーラー組成物上へ塗料組成物を塗布し、そして硬化させ る方法があり、この方法は、 (1) 湿分に暴露したときに硬化することができるシーラー組成物を用意する工程 、ここで、シーラー組成物は、(a) 分子の各々の末端に珪素含有加水分解性基を 有するポリオキシアルキレンポリマー、ここで、このポリオキシアルキレンポリ マーは、-(R1O)q- により表される式(I)の構造単位を有し、ここで、R1は1 〜4 の炭素数のアルキレン基であり、そしてq は約500 〜20,000の式(I)の平均分子 量を提供する整数であり、そして珪素含有加水分解性基の各々は、独立に、 (式中、Z は-R- であり、-R-O-R"-、-R-O-C(O)-、-C(O)NHR-、-C(O)NH-X-NHC(O )-NR"-R-、-C(O)NH-X-NHC(O)-O-R-、-C(O)NH-X-NHC(O)-S-R- または-C(O)-R-で あり、ここでR およびR"は同一であるかまたは異なり、そして各々は1 〜20の炭 素数の二価の炭化水素基であり、X は1 〜20の炭素数のアルキエレンまたはアリ ール基であり、R2は水素、1 〜20の炭素数の炭化水素基、または、トリオルガノ シロキシ基であり、R3は1 〜20の炭素数の置換または無置換の一価の基であるか またはオルガノシロキシ基であり、R4は1 〜20の炭素数の飽和または不飽和の一 価の炭化水素基であり、a は0 または1 であり、bは0、1 または2 であり、c は0、1 または2 であり、n は0 または1 であり、そしてm は0 〜18の整数であ る。)の一般式(II)により表される、および、(b)6.2〜7.3 の範囲のSnyderの極 性値を有し、且つ、Snyder選択率群III に属する極性有機溶剤材料、を含む、 (2)アクリル樹脂、顔料および極性溶剤化合物を含む塗料組成物を用意する工程 、 (3)湿分を含む環境下においてシーラー組成物を基材に塗布する工程、 (4)シーラー組成物が完全に硬化するまたは「スキンオーバー」する前に、硬化 性シーラー組成物に塗料組成物を塗布する工程、 (5)塗料組成物およびシーラー組成物を乾燥して完全に硬化させる工程、 を含む。 本発明の更なる態様において、工程(4)のシーラー組成物に塗料組成物を塗布 する工程は、工程(3)において基材にシーラー組成物を塗布した後に、60分以内 に行われ、そして、特に2 〜10分後に行われる。 本発明の硬化性シーラー/ 接着剤組成物はコーキング材の形態で提供されるか 、または、スプレー可能な形態として提供されることができる。コーキング材の 形態での粘度は、通常、約700,000 〜1,200,000cpsであり、スプレー可能な形態 では、通常、約400,000 〜700,000 であり、または特殊なスプレー可能な形態で は更に約120,000cpsまで低くてよい。 本発明は、本発明以前に、珪素含有加水分解性基でエンドキャッピングされた ポリエーテル(ポリオキシアルキレン)ポリマーを含む部分的に乾燥したシーム シーラーに、特定の下塗塗料を塗布するときに、しばしば観測された亀裂および フェザーエッジ問題を抑制する。非常に予期せぬことに、今回、6.2 〜7.3 のSn yderの極性値を有し且つSnyderの選択率群III に属することを特徴とする特定の 極性有機溶剤材料を含むように上記のシーラー組成物を改質したときに、上記の 亀裂およびフェザーエッジ問題がなくなることができることを発見した。 本発明の他の態様、特徴および利点は次の図面および好ましい態 様の説明から明らかであろう。 図面の簡単な説明 図1 は、例6 に記載されるように、比較の未硬化のシーラー組成物上の乾燥し た下塗の平面図を示す写真である。 図2 は、例6 に記載されるように、比較の未硬化のシーラー組成物上の乾燥し た下塗の平面図を示す写真である。 図3 は、例6 に記載されるように、本発明の未硬化のシーラー組成物上の乾燥 した下塗の平面図を示す写真である。 図4 は、例5 に記載されるように、本発明のフェザーエッジのない硬化したシ ーラー組成物上の下塗の平面図を示す写真である。 図5 は、例5 に記載されるように、比較のフェザーエッジのない硬化したシー ラー組成物上の乾燥した下塗の平面図を示す写真である。 本発明を実施するための形態 6.2 〜7.2 の範囲のSnyderの極性値を有し且つSnyderの選択率群III に属する 特定の極性有機溶剤材料を、加水分解性シラン末端キャッピングされたポリエー テルまたはポリオキシアルキレンポリマーを基礎とするシーラー組成物に添加す ることによって、ウェットオンウェット塗膜としてシームシーラーに塗布された 下塗において、亀裂およびフェザーエッジの問題が生じることを抑制することが 、非常に予期せずに発見された。 本発明を特徴付けるのに使用されるSnyderの極性値P'パラメーターを更に下記 で明らかにする。L.R.Snyderの溶剤極性分類スキームはRohrschneider により決 定される気液分離係数を基にしており、そしてAnalytical Chemistry,Vol.45, No.7,1973 年6 月、pp.124 1 〜1247に要約されており、ガスクロマトグラフィーを使用する。Rohrschneide r は、得られる溶液が正則溶液と仮定することができるほど十分に低い濃度でプ ローブ溶質としてn-オクタン、トルエン、エタノール(Xe)、メチルエチルケトン 、ジオキサン(xd)、およびニトロメタン(Xn)を使用して81種の溶剤の気液分離係 数を決定した。Snyderは、Rohrschneider のデータを使用して、彼の溶剤極性分 類スキームを開発し、溶剤は、その極性またはクロマトグラフィー強度(P’値) および「選択率」- 幾つかの選択率パラメーター;Xe、プロトンアクセプター;Xd 、プロトンドナー; および Xn、強い双極子の点で、水素結合または双極子相互 作用に従事することができる溶剤の相対能力により等級化される。Snyderの極性 分類スキームに理論的動機付けを提供する、極性および3 種の選択率パラメータ ーの間の数学的な相互関係は、Journal of Chromatographic Science,Vol.16, 1978年6 月、pp.223〜234 においてL.R.Snyderによって最初に定義されたもので ある。Snyderの極性P'および選択率(Xe、Xd、Xn)の意味の詳細な説明のためにこ の刊行物を参照されることができる。一般に、Snyder方式は、最初に、選択率パ ラメーターXe、Xd、Xn を、溶剤トライアングルとも呼ばれる三角グリッド上に プロットしたときに、どの位「クラスター化」する傾向があるかを観測すること により、調べた溶剤をグループ分けした。 このクラスター分析の結果として、Snyderは8 種の溶剤群(即ち、群I 〜VIII )を定義することができた。ここで、溶剤群は、幾つかの顕著な例外はあるが、 与えられた溶剤の主要な官能基を基に説明されうる。上記のSnyderの文献は群I 〜VIIIの中で溶剤の選択率を分類し、一般に、主要な官能基によって次の通りに 分類した。 I : 脂肪族エーテル、テトラメチルグアニジン、ヘキサメチルリ ン酸アミド、トリアルキルアミン; II : 脂肪族アルコール; III : ピリジン誘導体、テトラヒドロフラン、アミド(ホルムアミドを除く)、 グリコールエーテル、スルホキシド; IV : グリコール、ベンジルアルコール、酢酸、ホルムアミド; V : 塩化メチレン、塩化エチレン; VI : リン酸トリクレジル、脂肪族ケトンおよびエステル、ポリエーテル、ジオ キサン、スルホン; ニトリル、プロピレン、カーボネート; VII : 芳香族炭化水素、ハロ置換された芳香族炭化水素、ニトロ化合物、芳香族 エーテル; VIII: フルオロアルカノール、m-クレゾール、水、クロロホルム; より最近の刊行物、即ち、CRC HANDBOOK OF SOLUBILITY PARAMETERS AND OTHE R COHESION PARAMETERS、Allan F.M.Barton 編、第二版、CRC Press,1991、p. 298 〜295 は、例えば、数値の数の点で、様々な溶剤のためのより洗練されたSn yderの極性値および選択率パラメーター(Xe、Xd、X)を報告し、そしてこれら のSnyderの極性値を本明細書中に取り入れ、参照するものとし、本発明のために 調べる溶剤の極性を特徴付けるものである。上記のCRC HANDBOOKに報告されてい るSnyderの極性値はJournal of Chromatography,S.Rutan,L.R.Snyderら、46 3(1989)21 〜37に報告されている研究を少なくとも部分的に基礎としていること が理解され、そして本発明の目的では、溶剤材料のSnyder極性値は、その中で開 発された洗練されたSnyder極性式、即ち、その中の式(8)のフレームワーク内で 評価されるべきである。 驚くべきことに、多種の溶剤を調査し、本発明の予期しない利点を調査した後 、比較的に少量の溶剤添加剤が、6.2 〜7.3 の範囲、 より最適には6.45〜7.3 の範囲のSnyderの極性値P'を有し、且つ、Snyderの選択 率群III の構成員一である極性有機溶剤材料にのみ会合することが発見された。 選択率群III はSnyderの溶剤トライアングル(Xe、Xd、Xn 座標)中の与えられた 領域を占め、例えば、上記の刊行物のJournal of Chromatography,S.Rutan,L .R.Snyderら、468(1989)21 〜37の第29頁に与えられているような領域を占める 。 更に、Snyderの選択率群III の材料を特徴付け、そしてSnyderの選択率群I、I I、IV〜VIIIの材料と区別する別の方法として、Snyderの選択率群III の構成員 である全ての溶剤は、極性溶質のメチルエチルケトン(Xm)に0.23±0.01の平均 溶剤選択率を示し、そして全ては無極性溶質のトルエン(xt)に0.13±0.02の平均 溶剤選択率を示し、それらは、Journal of Chromatographic Science,Vol,16 、1978年6 月、pp.223、228、229 および231 においてL.R.Snyder により示さ れ、そして報告されている通りである。 以下に記載の実施例の結果により示されるとおり、パラメーターのSnyderの選 択率群およびSnyderの極性の両方の関係はシーラー子中で使用される溶剤添加剤 と関連しており、その結果および効率は塗料の問題を抑制した。 本発明のために発見された適切な極性有機溶剤は、6.2 〜7.3 のSnyderの極性 値を有し、且つ、Snyderの選択率群III の構成員であり、それは、(それぞれの Snyderの極性値を付して)、制限するわけではないが、N-メチル-2- ピロリドン (6.45)、ジメチルスルホキシド(7.27)、N,N-ジメチルアセトアミド(6.45)および N,N-ジメチルホルムアミド(6.31)を含む。これらの材料は、単独で使用されるか または組み合わせで使用されることができる。 加水分解性珪素含有末端基を有するポリエーテルまたはポリオキ シアルキレンポリマーと混合される極性有機溶剤として、N-メチル-2- ピロリド ン、ジメチルスルホキシドまたはN,N-ジメチルアセトアミドを使用するときに最 適な結果が観測され、ここで、湿潤のシームシーラー組成物上に塗布した下塗は 、表面欠陥を有せずまたは本質的に検知されない極端に軽微なしわのみを有する フィルムへと乾燥し、そして硬化した。N,N-ジメチルホルムアミドの使用は、最 適ではないが、完全に許容できる結果を提供し、ここで、下塗は、最低で、極端 に軽微なしわを有するかまたは軽微なしわのみを有する。明細書および図1、2 および3 に要約した比較データにおいて判るように、上記のシームシーラー組成 物に添加される極性有機溶剤は、たとえ溶剤がSnyderの選択率群III の構成員で あっても、6.2 〜7.3 のSnyderの極性値の範囲より高いまたは低い値を有するも のであるように選択されると、下塗の品質の劇的な低下が観測される。 本発明の極性有機溶剤材料は、一般に、加水分解性珪素末端基を有するポリオ キシアルキレンポリマー材料と、シーラント組成物の100 重量部を基準にして少 なくとも約1 重量部の量で混合される。本発明の極性有機溶剤材料の使用の好ま しい範囲の量は、加水分解性珪素末端基を有するポリオキシアルキレンポリマー を含む合計のシーラント組成物100 重量部当たりに約1 〜5 重量部である。 下塗におけるフェザリングおよび/または亀裂の塗料の問題は、100 重量部の シーラー組成物当たりに1 重量部未満の本発明の極性有機溶剤の量では必ずしも 防止できない。他方、本発明のシーラー組成物100 重量部当たりに本発明の溶剤 5 重量% を越える量の極性有機溶剤は、通常、塗料の問題を解決し、そして本発 明の範囲に入ると考えられるが、それでも、シーラー組成物の不粘着時間が遅く なる等の他の問題を生じうるこれらの多量では注意されなければな らない。 更に、例えば、極性有機溶剤がN-メチルピロリドンであり、そしてその量がシ ーラー組成物100 重量部当たりに5 重量部を越えるときには、塗料表面の欠陥は その上に塗布される下塗塗料において防止されるが、N-メチルピロリドンの小さ い滴は、約24時間後に、硬化した/ 皮張りしたシーラー組成物の表面上にしばし ば現れる。または、もし、シーラー組成物100 重量部当たりに5 重量部を越える 量のN-メチルピロリドンを含むシーラー組成物が、例えば、49℃の環境に2 〜4 週間のように、不注意で人工的に老化させるならば、N-メチルピロリドンはしば しばシーラー組成物のバルクから分離することが観測され、それはシーラーおよ び上塗塗料塗膜および/またはラッカーの一体性を破損することができる。 いずれの場合でも、N-メチルピロリドンおよびジメチルスルホキシドのいずれ も極性有機溶剤材料として特に好ましく、そして各々は、好ましくはシーラー/ 接着剤組成物100 重量部を基準にして2.5 〜3.5 重量部の範囲の量で使用される 。 極性有機溶剤材料は、一般に、珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアル キレンポリマー成分100 重量部を基準に1 〜10重量部の量で含まれる。ここで、 再び、下塗における塗料の問題は1 重量部未満の極性溶剤の量では必ずしも防止 されず、他方、ポリオキシアルキレンポリマー100 重量部当たりに約10重量部を 越える量は、塗料のフェザーリング/ 亀裂の問題を解決するが、上記のような他 の問題をモニターするように、特別な注意がなされなければならない。 本発明の範囲外の特定の溶剤添加剤、即ち、6.2 〜7.3 の範囲外のSnyder極性 を有し、および/または、群III 以外のSnyder選択率群の構成員である溶剤、例 えば、γ- ブチロラクトンおよび特定の 従来の増粘剤または可塑剤は、もし、シーラー組成物を基準に約10重量% 以上の ような非常に多量でシーラー中に充填されるならば、フェザリングの問題を緩和 することができるが、この多量は重大な欠点、例えば、塗料の乾燥時に塗料の許 容できない程度の収縮、または、塗料除去作用、または溶剤取扱/ 処分の必要性 および高いコストをもたらす傾向があると考えられる。対照的に、本発明の溶剤 の有益な面は、比較的に少量の添加量で使用し、それでも、ここに記載されるフ ェザリングまたは他の塗料の問題を防止することができることが判ったことであ り、即ち、例えば、シーラント組成物100 重量部を基準にして約1 〜約5 重量部 のみの量で、加水分解性珪素末端基を有するポリオキシアルキレンポリマーと混 合されたものである。 この時点で、いかなる理論に拘束されることを所望しないが、従来のシームシ ーラー組成物に塗布された下塗におけるフェザーエッジの問題は2つの主要なフ ァクターに関連するものと信じられる。第一に、下塗中のアクリル樹脂は、ここ に記載されている従来のシームシーラー組成物と非常に非相溶性であることが判 る。 例えば、この非相溶性はRohm and Haas Chemical Co.から“ACRYLOID A-21” 、“ACRYLOID B48S”および“ACRYLOID AU608”の商品名で入手される範囲のア クリル樹脂を、Union Carbide Company から得られた、列挙すれば商品名“SILM OD SATIO”、“SILMOD SAT30”、“SILMOD SAT200”、“SILMOD S203”、“SILM OD S303”、“SILMOD 20A”、の“SILMOD”シリーズの商品名の市販のジメトキ シシランでエンドキャップされたポリエーテルと混合することにより直接的に証 明された。アクリルは溶液中で供給されたが、このような商品名“SILMOD”タイ プの樹脂と混合すると直ぐに系外に出ることが観測される。商品名“SILMOD”樹 脂がKanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha, Osaka,Japan の特定の商品名の“MS”樹脂と同一の基本化学特性であり、例え ば、商品名“SILMOD S203”で入手可能なシーラーは“MSS203”で入手可能なシ ーラーに対応し、商品名“SILMOD 20A”で入手可能なシーラーは“MS 20A”で入 手可能なシーラーに対応することが説明される。更に、商品名“SILMOD”樹脂は Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha,Osaka,Japanから入手可能な商 品名“SILYL”樹脂と同一の基本化学特性であり、例えば、商品名“SILMOD SAT1 0”で入手可能なシーラーは“SILYL SAT10”で入手可能なシーラーに対応し、商 品名“SILMOD SAT30”で入手可能なシーラーは“SILYL SAT30”で入手可能なシ ーラーに対応し、そして商品名“SILMOD 200”で入手可能なシーラーは“SILYL 200”で入手可能なシーラーに対応する。 第二に、低表面エネルギーの商品名“SILMOD”、“MS”または“SILYL”タイ プのシーラー樹脂と、塗布される下塗の高表面エネルギーとの間の表面エネルギ ーの大きな差もその低い相溶性に寄与しているものと考えられる。 従来の知識は、湿潤助剤または基材湿潤剤の使用はフェザーエッジの問題を改 善しまたは解決することを示唆する。しかし、発明者の実験はこれに当てはまら ないことが明らかになり、そして、実際、殆どの場合には、塗料の非相溶性の問 題は悪化し、フェザーの問題から全体の非湿潤性の問題に変わる。 発明者は、6.2 〜7.3 のSnyderの極性値を有し且つSnyderの選択率群III の構 成員である極性有機溶剤を、シーラー100 重量部当たりに少なくとも約1 重量部 添加することは、塗料の問題を解決することを発見した。本発明において使用さ れるタイプの極性有機溶剤材料は、塗料の表面エネルギーに対するシーラー組成 物の表面エネルギーを上げ、更に、下塗中のアクリル樹脂のための良好な溶解力 のために、シーラー組成物を下塗塗料と化学的に適合性(相溶性)にすることが 信じられる。本発明において使用される極性有機溶剤、例えば、N-メチルピロリ ドンは、シーラー表面と塗布された乾燥している塗料膜との間の表面張力の差異 を下げるように、界面において「反界面活性剤」として実質的に挙動すると考え られる。 本発明のシーラー/ 接着剤組成物の(b)極性有機溶剤材料を含まない他の最適 化添加剤をしばしば含む、本発明のシーラー/ 接着剤組成物において使用される ことができる、(a)珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンポリマ ーの適切な市販の源は、商品名“SILYL SAT10”、“SILYL SAT30”、“MS S203 ”、“MS S303”、“SILYL SAT200”、“MS 300”または“MS 20A”で入手可能 な、Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha,Osaka,Japan により全て製 造されたもの、およびそれらの混合物を含み、例えば、商品名“SILYL SAT30” および“MS S303”のシーラー材料の50:50 の重量比の混合物である。全てのこ れらのポリオキシアルキレンポリマー材料は、ポリオキシアルキレン主鎖および 下記末端基を有する。 更に、商品名“SILYL SAT10”で入手可能なシーラー材料は、約3,000 の分子量 を有する。“SILYL SAT30”は主鎖が若干枝分かれしており、約5,000 の分子量 である。“MS S203”は線状主鎖であり、約7,500 の分子量である。“MS S303” は枝分かれ主鎖を有し、そして約8,500 の分子量である。“SILYL SAT30”は若 干枝分かれしており、そして約5,000 の分子量である。“SILYL SAT200”は若干 枝分かれしており、そして約8,000 の分子量である。“MS 300”は基本的には“ MS303”であるが、それは、更に5%のフタル酸ジオクチルを含む。“MS 20A”は 基本的には“MS S203”であるが、それは、更に5%のフタル 酸ジオクチルを含む。これらのシーラー材料は、湿分の存在下で、例えば、周囲 湿分の存在下で室温で硬化性である。 本発明において使用されることはできる、商品名“MS”に化学的特性が匹敵す る、珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンポリマーの他の市販の 源は、Terosonから商品名“9320”、並びに、Kommerlingから商品名“K211”お よび“K222”の商品名で入手可能なシーラー組成物である。本発明の(b)極性有 機溶剤材料は、本発明の(a)ポリオキシアルキレンポリマーのような市販のシー ラー組成物に添加され、または混合されて、本発明の全体としてのシーラー/ 接 着剤組成物が配合されることができる。 通常の充填剤および通常の可塑剤は、必要に応じて本発明のシーラー/ 接着剤 組成物中に加えられてよく、それは、貯蔵安定性、接着能力、破断点伸び率およ び硬化後の機械強度のような特性を改良する。 このような充填剤の例は、例えば、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカエ アロゾルおよびカーボンブラック等のような強化充填剤; 炭酸カルシウム、炭酸 マグネシウム、カオリン、タルク、二酸化チタン、珪酸アルミニウム、珪藻土、 酸化第二鉄および酸化亜鉛等のような他の粒子充填剤; セラミック微小球または ガラス泡; および、ガラス繊維および他のフィラメントのような繊維状充填剤を 含む。使用できるセラミック微小球は、3Mから商品名“ZEOSPHERES”または“Z- LIGHT”で入手可能なものである。処理された炭酸カルシウムは好ましい。この ような処理された炭酸カルシウムはSpecialty Mineralsから“ULTRAPFLEX”、“ SUPERPLEX”、“HIPFLEX”および“HITHIX”; およびICI から“WINNOFIL S”、 “SPT”、“WMS”、および、Huber から“HUBERCARB M”、“HUBERCARB Q”およ び“HUBERCARB S”で入手可能である。上記の充填剤は単独で使用してもまたは 組み合 わせで使用してもよい。 充填剤は、ポリオキシアルキレンポリマー成分100 重量部当たりに、0 〜500 重量部、好ましくは0.1 〜300 重量部の量でシーラー/ 接着剤組成物中に含まれ ることができる。充填剤のより好ましい量は、例えば、チキソトロープ剤ととも に使用されたときに、サブミクロンサイズの充填剤では、ポリオキシアルキレン ポリマー成分100 重量部当たりに80〜150 重量部であり、そしてサブミクロンを 越えるサイズでは、ポリオキシアルキレンポリマー成分100 重量部当たりに50〜 300 重量部である。より少量の充填剤は全体としてシーラーコストを高くするこ とができ、他方、より多量の充填剤は取扱が容易でない非常に粘性の材料を生じ うる。 通常の可塑剤も本発明において使用されてよく、それにより、破断点伸び率が 上がり、より多量の充填剤を使用することを容易にする。例示の可塑剤は、フタ レート、例えば、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチル ベンジル、塩素化パラフィン、エポキシ化大豆油、ポリオール等を含む。ジオク チルフタル酸およびジイソデシルフタル酸の有用な源は、Exxon Chemicalからの “JAYFLEX DOP”および“JAYFLEX DIDP”、Monsanto からのSANTICIZER 160”、 “SANTICIZER 261”および“SANTICIZER 278”の商品名で入手可能なものを含む 。有用なポリマーは、また、500 〜400 の範囲の低分子量ポリオール、例えば、 Arcoからの商品名PPG で入手可能なものを含む。 可塑剤は、一般に、ポリオキシアルキレンポリマー成分100 重量部当たりに0 〜200 重量部の量で使用されることができる。本発明のシーラー組成物のコーキ ング材の形態では、好ましい可塑剤の量は25〜200 重量部であり、より好ましく は30〜60重量部である。本発明のシーラー組成物のスプレー可能な形態では、可 塑剤の好まし い量は50〜150 重量部であり、より好ましくは80〜120 重量部である。より少量 の可塑剤は弾性を低下することができ、そして本発明のシーラー組成物のスプレ ー可能な形態では微細噴霧化が悪くなる傾向がある。より多量の可塑剤は、粘着 性または不粘着にならないシーラー組成物をもたらし、不粘着および硬化条件を 達成するために長時間がかかる。 必須ではないが、本発明のシーラー組成物への混合前に、水分を減らすために 熱乾燥することにより充填剤および/または可塑剤を脱水することは好ましい。 ポリオキシアルキレンポリマーに、硬化促進剤または触媒のような他の補助剤 を添加することも可能である。硬化促進剤は、1 成分の室温硬化性組成物を提供 ように硬化剤として作用する。式(II)の部分-OR4 がアルコキシ基である場合、 硬化速度は比較的に遅いことができ、そしてその場合、ジブチル錫アセチルアセ トネート、ジブチル錫オキシド、ジブチル錫ジラウレート、錫カルボキシレート のような硬化促進剤を各々単独で、またはアミン補助触媒との組み合わせで加え ることは望ましい。他の有用な硬化促進剤は米国特許第3,971,751 号に記載され ている。触媒の有用な源は、Air Productsから“DABCO”、DuPont Chemical か ら“TYZOR”、Doverから“DOVERCOT”、OSI から“NIAX”の商品名で入手可能な ものを含む。アミン補助触媒の有用な源はAkzo Companyから入手可能なものであ る。 硬化促進剤は、一般に、ポリオキシアルキレンポリマー成分100重量部を基準 にして、0.2 〜5 重量部、好ましくは0.5 〜2 重量部の量で使用される。より多 量の触媒は貯蔵寿命を下げ、他方、より少量の触媒はより遅い硬化速度をもたら すことができる。アミン補助触媒の量は、ポリオキシアルキレン成分100 重量部 当たりに0 〜 10重量部の範囲であることができる。 使用できるチキソトロピー剤または流れ防止剤は、ヒマシ油、ヒュームドシリ カ、処理されたクレー、ポリアミドを含み、そしてその使用レベルは材料のタイ プによるが、一般には、それはポリオキシアルキレン成分100 重量部当たりに0 〜10重量部である。好ましいチキソトロープ剤はポリオキシアルキレン成分100 重量部当たりに1 〜3 重量部の量で使用されるポリアミドである。より少量では 流れ(垂れ)制御性が低くなり、より多量では許容できないほど高い粘度になる ことができる。チキソトロピー剤の有用な源は、Degussa から“AEROSIL”、Cab ot から“TS720”、Caschem から“CASTORWAX”、Rheox から“BENTONE”、“TH IXATROL”および“THIXCIN”、およびKingから“DISLON”に商品名で入手可能な ものを含む。 本発明のシーラー/ 接着剤組成物のための他の任意の添加剤は、いずれかの酸 化防止剤、定着剤、水掃去剤、着色剤、顔料およびU.V.安定剤を含む。 U.V.安定剤または酸化防止剤は、ポリオキシアルキレン成分100重量部当たり に0 〜5 重量部の量で使用されることができる。これらの材料は、熱安定性およ び耐UV性を改良するが、本発明のシーラー組成物がその上に塗装されるときに、 後者の効果はより重要でない。U.V.安定剤および酸化防止剤の有用な源は、Ciba -Geigyから“TINUVIN 770”、“TINUVIN 327”、“TINUVIN 1130”および“TINU VIN 292”の商品名で入手可能なものを含む。 有用な定着剤は多種のシランを含む。使用できる定着剤の量はポリオキシアル キレン成分100 重量部当たりに0 〜5 重量部の量である。より少量では、低い付 着性になり、他方、より多量では、効果したシーラーの脆性が上がり、そしてコ ストが高くなることができる。定着剤の有用な源は、OSIから“A1120”、“A187 ”および“A189” 並びにDow Chemicalから“Z9020”で入手可能なものを含む。 シラノール縮合触媒および水掃去剤も使用されてよい。例えば、加水分解性珪 素化合物安定剤は、貯蔵の間の水掃去剤として使用されうる。水掃去剤成分の他 の例は、米国特許第4,444,974 号に例示されているものを含む。有用な水掃去剤 は、OSIから“A171”の商標で入手可能なものを含む。水掃去剤はポリオキシア ルキレン成分100 重量部当たりに0 〜10、好ましくは1 〜3 重量部の量で使用さ れることができる。より少量の水掃去剤では、より速い硬化速度になるが、貯蔵 寿命が短くなり、そしてより多量の水掃去剤では、優れた貯蔵寿命になるが、硬 化および不粘着時間が大きく犠牲になる。 本発明の方法において、ポリオキシアルキレンポリマー、極性溶剤、硬化促進 剤、可塑剤および他の添加剤を混合する手順は、いずれかの便利な装置でいずれ かの便利な方法で行われることができる。しかし、良好な貯蔵安定性を確保する ために、混合前に各成分を脱水し、そしてあらゆる水残存分を除去することが好 ましい。更に、混合は、好ましくは、周囲湿分のない環境において行われるべき である。全ての成分を予備的に混合することにより、1 液タイプのシール材料が 提供されうる。しかし、完全な混合の前に、様々な成分を2 液以上の分離した液 に分割し、そして2 液以上のタイプのシール剤系を提供することは可能である。 シール材料を使用する必要があるときに、2液はその時に混合され、そして塗布 されるであろう。 シーラー組成物の成分を混合するために従来の混合装置は使用されることがで き、例えば、高剪断ミキサーまたは遊星型ミキサーが使用されることができ、混 合は、必要に応じて熱を使用して、真空または窒素雰囲気下で行われる。例えば 、高剪断ミキサーまたは遊星型ミキサーのような適切な混合容器を窒素でフラッ シュし、その後、所望のタイプの樹脂、可塑剤および酸化防止剤および/または UV安定剤および着色剤をそれに加える。もし、本発明のシーラー組成物のスプレ ー可能な配合物を調製するならば、チキソトロープ剤もこの段階で加える。その 後、最終的にスプレー可能な形態またはコーキング可能な形態のいずれが意図さ れていても、混合物は、混合されて、そして15分間加熱(通常、60〜100 ℃で) され、そして、その後、予備乾燥した充填剤が加えられる。スプレー可能な配合 物の場合には、これらの充填剤は、通常、1 ミクロン以上の平均粒径を有するよ うに選択され、そしてコーキング可能な形態では、主要な充填剤は、チキソトロ ピー性を制御するために、サブミクロンの粒径であるべきである。 チキソトロピー剤を添加する工程を用いない、コーキング可能な形態のための 上記の方法はしばしば好ましく、それは、チキソトロープ/ 充填剤の組み合わせ を使用するよりも格段に重い増粘コーキング材グレードシーラーが可能にする。 しかし、コーキング材の形態は、必要に応じて、スプレー可能な形態と同様にチ キソトロープ剤を含んで製造されることができ、そして、もし重い増粘グレード を必要としないまたは望まないならば、1 ミクロン以上の径の同様の粗い充填剤 を含むことができることは理解されるべきである。 いずれの場合にも、この段階で、混合物を更に脱水するために、室温で、理想 的には真空下で、15〜180 分間、通常、約45分更に高剪断混合する。その後、混 合物を38〜43℃に冷却し、そしてその後、脱水性シランおよび極性有機溶剤、例 えば、N-メチルピロリドンを加える。その後、この冷却した温度で、窒素下で、 高速で30〜180 分間、通常、45〜60分間、更なる混合および脱水を行う。最後に 、定着剤、触媒および補助触媒を加え、そして真空下で15〜60分間、通常、約15 分間混合する。シーラー/ 接着剤組成物は、その後、好ましくは湿分のない方法 で、包装できる。 本発明の硬化性シーラー/ 接着剤組成物は無水状態に維持されるべきであり、 そして、使用され、基材に塗布されるまでは、早期硬化を緩和しまたは防止する ために、水および湿分に晒されるべきでない。好ましくは、(a)ポリオキシアル キエレンポリマー、および(b)極性有機溶剤材料、並びに、いずれかの任意の添 加剤を含む混合物を含む本発明のシーラー/ 接着剤組成物は、使用前の早期硬化 を抑制するための既知の手段および装置により、気密シールされ、そして気密様 式で包装される。 ポリオキシアルキレンポリマーおよび規定した極性有機溶剤材料の本発明の混 合物は室温で望ましい硬化能を有する1 液タイプの弾性シーラントとして有用で あり、そして、車両、道路、船舶、航空機、建築構造物および一般に他のシール 用途のために有効に使用されることができる。また、本発明の混合物は、単独で 使用されるか、またはプライマーに補助されて使用され、それは、多種の表面、 例えば、金属、磁器、ガラス、木、ゴムポリマーポリマー材料等を結合するため の接着剤として有効に使用されることができる。 本発明の1 つの好ましい態様において、本発明のシーラント/ 接着剤組成物は 下塗塗料におけるフェザー現象または塗料亀裂を回避するために、下塗塗料とウ ェットオンウェット塗布条件において有利に使用される。この回避は、下塗塗料 がアクリル樹脂固体および比較的に強力な極性溶剤、例えば、プロピレングリコ ールメチルエーテルまたはエステルを含む場合に最も必要とされることが判った 。例示のアクリル樹脂固体および下塗組成物は、例えば、Wilfinger の米国特許 第4,730,020 号に記載されているものを含む。 本発明のシーラー組成物との組み合わせでのウェットオンウェット使用でのフ ェザーエッジの問題の回避において改良が見られることが判った市販の下塗塗料 の例は、Sikkens,Sassenheim Holland の製品の商品名“SIKKENS AUTONOVA”および“SIKKENS AUTOBASE”; Pittsburg Paint & Glass Inc.,Strongsville Ohio の“PPG DELTRON”ユニバーサルベー スコートおよび“PPG DELSTAR”アクリルエナメル;BASF Corp.,Dearborn Mich .の“R-M DIAMONT”ベースコート;およびShaerman Williams,Cleveland Ohio のSherman Williams“ULTRABASE 7”の入手可能なものを含む。 下塗塗料の塗布はこの目的に便利なあらゆる装置を使用して、あらゆる便利な 方法で行われる。好ましくは、下塗塗料は基材および均質な軽量塗膜として事前 塗布されたシーラー組成物上に塗布される。このことは、圧縮空気スプレーによ り基材上に下塗塗料を塗布することにより行える。または、下塗塗料は、静電ス プレーまたは空気補助静電スプレー、またはその組み合わせに適応できる。室温 で約5 〜10分間のフラッシュオフ時間の後、下塗は更なる塗料層または透明な上 塗層によりウェットオンウェットで被覆されることができる。透明な上塗層は従 来の溶剤溶解塗料、水希釈性塗料または粉体塗料であり、1 液または2 液のアク リルベースのワニスを用いるものであることができる。この多層膜は透明上塗層 に必要とされる温度で硬化される。 また、もし、低いフラッシュオフ時間が所望されるならば、または、高湿度環 境においては、透明な上塗層を塗布する前にホットブラストゾーンを提供すると よいであろう。 次の制限しない実施例は本発明を更に例示するであろう。実施例中の全ての部 、百分率、比率等は特に指示のないかぎり重量基準でる。更に、シーラー組成物 の部、百分率、比率等は特に指示がないかぎりシーラー配合物の合計重量を基準 としている。例えば、「phr」とはシーラー樹脂100重量部当たりの部を意味する 。例1 コークシームシーラー1 と指定する本発明のシーラー組成物の例示のコーキン グ材を次の通りに調製した。 窒素フラッシュした高剪断反応器に、“SILMOD SAT30”の商品名で入手可能な 珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンポシーラー60g および“SI LMOD S303”の商品名で入手可能な異なるポリオキシアルキレンシーラー120g、 フタル酸ジイソデシル60g、および、“TINUVIN 770”の商品名の酸化防止剤2gを 加えた。この混合物を低剪断で5 分間混合し、そしてその後、約77℃に加熱した 。その後、“HIPFLEX”の商品名の表面処理された炭酸カルシウム(3ミクロン平 均)80gを、商品名“ULTRAPFLEX”の表面処理された炭酸カルシウム(0.07 ミクロ ン)240g とともに加え、ここで、これらは104 ℃で事前に一晩、予備乾燥されて いるものであり、そして完全真空を与え、そして加熱および高剪断で45分間混合 した。混合物を41℃に冷却し、そして真空を取り除き、そして窒素を反応器に導 入した。その後、N-メチルピロリドン18g および商品名“A171”のビニルトリメ トキシシラン4gを加え、高剪断および窒素下でこの温度で45分間混合した。その 後、商品名“A1120”のN-β(アミノエチル)γアミノプロピルトリメトキシシ ラン6gおよびジブチル錫ジアセチルアセトネート触媒4gを加え、15分間混合した 。混合物を完全真空下で2 分間脱気し、そしてその後、窒素で事前にフラッシュ された容器内に直ぐに包装した。例2 コークシームシーラー2 と指定した、本発明の例示のコーキング材を次の通り に調製した。 窒素フラッシュした高剪断反応器に、“SILMOD SAT30”の商品名で入手可能な 、珪素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンシーラー60g および“SI LMOD S303”の商品名の異なるポリオキシア ルキレン120g、フタル酸ジイソデシル60g および“TINUVIN 770”の商品名の酸 化防止剤2gを加えた。この混合物を低剪断で5 分間混合し、そしてその後、約77 ℃に温めた。その後、“ZEOSPHERE 200”の商品名のセラミック微小球80gを、“ ULTRAPFLEX”表面処理された炭酸カルシウム(0.07 ミクロン)240gとともに加 え、ここで、これらは104 ℃で事前に一晩予備乾燥したものであり、そして、完 全真空にし、そして加熱および高剪断で45分間混合した。この混合物を41℃に冷 却し、真空を除去し、そして反応器に窒素を導入した。その後、N-メチルピロリ ドン18g および“A171”の商品名のビニルトリメトキシシラン4gを加え、そして 高剪断および窒素下でこの温度で45分間混合した。その後、商品名“A1120”のN -β(アミノエチル)γアミノプロピルトリメトキシシラン6gおよびジブチル錫 ジアセトアセトネート触媒4gを加え、そして15分間混合した。この混合物を完全 真空下で2 分間脱気し、そしてその後、窒素で事前にフラッシュされた容器内で 直ぐに包装した。例3 スプレー可能なシームシーラー1 と指定される本発明のシーラーの例示のスプ レー可能な形態を次の通りに調製した。 窒素フラッシュした高剪断反応器に、“SILMOD SAT30”の商品名の珪素含有加 水分解性基を有するポリオキシアルキレンシーラー200g、フタル酸ジイソデシル 180gおよび商品名“TINUVIN 770”の酸化防止剤2gを加えた。低剪断で5 分間混 合を行い、そしてその後、約77℃に温めた。その後、商品名“DISLON 6500”の チキソトロープ剤15g を加え、そして高剪断で15分間混合した。その後、104 ℃ で一晩、予備乾燥された、商品名“HIPPLEX”の表面処理された炭酸カルシウム (3ミクロン平均)300g を加え、そして完全真空にし、そして加熱および高剪 断下で45分間混合した。この混合物を41℃に冷却し、そ して反応器に窒素を導入しながら真空を破った。その後、N-メチルピロリドン34 gおよび商品名“A171”のトリメトキシシラン4gを加え、そして高剪断および窒 素下でこの温度で45分間混合した。その後、N-β(アミノエチル)γアミノプロ ピルトリメトキシシラン6gおよびジブチル錫ジアセトアセトネート触媒4gを加え 、そして15分間混合した。この混合物を、その後、完全真空で2 分間脱気し、そ してその後、事前に窒素でフラッシュされた容器内に直ぐに包装した。例4 スプレー可能なシームシーラー2 と指定される本発明の例示のスプレー可能な 形態を次の通りに調製した。 窒素フラッシュした高剪断反応器に、商品名“SILMOD SAT30”で入手可能な珪 素含有加水分解性基を有するポリオキシアルキレンシーラー200g、フタル酸ジイ ソデシル180g、および、商品名“TINUVIN 770”の酸化防止剤2gを加えた。低剪 断で5 分間混合を行い、その後、約77℃に温めた。その後、商品名“DISLON 650 0”のチキソトロープ剤15gを加え、そして高剪断で15分間混合した。その後、と もに104 ℃で一晩予備乾燥した、商品名“HIPFLEX”の表面処理された炭酸カル シウム(3ミクロン平均)300g および商品名“ZEOSPHERES 200”のセラミック 微小球100gを加え、そして完全真空にして、そして加熱および高剪断で45分間混 合した。この混合物を約41℃に冷却し、そして窒素を反応器に導入しながら真空 を破った。その後、N-メチルピロリドン34gおよび商品名“A171”のビニルトリ メトキシシラン4gを加え、そして高剪断および窒素下でこの温度で混合した。そ の後、商標名“A1120”のN-β(アミノエチル)γアミノプロピルトリメトキシ シラン6gおよびジブチル錫ジアセトアセトネート触媒4gを加え、そして15分間混 合した。その後、この混合物を完全真空で2 分間脱気し、そしてその後、事前に 窒素でフラッシュされた容器内に直ぐ に包装した。例5 本発明のシームシーラー配合物および比較の配合物に対する標準塗料上塗試験 を次の通りに行った。シームシーラーを新しく脱脂された冷延されたスチールま たはe-コート下塗したパネルに塗布した。脱脂はメチルエチルケトン(MEK)での1 回の拭き取り、トリエンでの1 回拭き取り、および、MEK での更なる1 回拭き 取りからなった。その後、シーラーのコーキングビードを、木製アプリケーター を使用してフィルムに伸ばした。この木製アプリケーターを使用して、シーラー を膜に伸ばした。それは中心部で2 〜5mm 深さであり、基材上でビード縁で先細 りしている。シームシーラーが、通常、伸ばされ、そしてビードとして塗布され たままでない、カスタマータイプ塗布をシミュレートするためにこの手順を行っ た。下塗塗料を塗布する前に、表1 に記載の予備硬化時間を、周囲またはCT室条 件(24 ℃、50% 相対湿度) でシーラーを硬化させた。プライマーを使用しなかっ た。希釈、塗布、塗布回数およびフラッシュ時間および最終硬化条件に関する、 以下に記載される、製造者の推奨に従って、塗料を塗布した。塗布と最終硬化と の間のフラッシュ時間は室温条件で取られたものである。全ての場合に、最終の 透明を下塗塗料層に塗布したわけではない。 各試験において塗料が乾燥/ 硬化したときに、塗膜はあらゆる欠陥に関して調 査され、その欠陥は、最初は現れなかったが、塗膜が乾燥しはじめたときに、表 1 に示した幾つかの試験において現れた。これらの欠陥は、非湿潤性の場合には 硬化に入ってから5 秒で、そして非常に微細なフェザーエッジ現象では、硬化に 入って5 分間で現れた。試験したシーラーを表1 に要約し、塗装前の硬化時間は 示した通りである。試験結果の意味を表1 の後に要約する。 この例について調べたシーラーのタイプとして、試験1CはN-メチルピロリドン を加えずに例2 に従って製造したコーキング材であり; 試験2 は本発明の例2 に 従って製造したコーキング材であり; 試験3 は例2 に従って製造したコーキング 材であったが、3%の代わりに5%のN-メチルピロリドンを加えたものであり; 試験 4Cは例4 に従って製造したスプレー材であったが、N-メチルピロリドンなしに、 4%ヒュームドシリカを“DISLON 6500”を置き換えたものであり;試験5Cは例4 に従って製造したスプレーであったが、N-メチルピロリドンを使用せず; そして 試験6 は本発明の例4 に従って製造したスプレー材であった。 シーラー上に塗布して検査した様々なタイプの塗料は次の通りであった。 塗料A = Sikkens の“AUTOBASE”; 塗料B = Sikkens の“AUTONOVA”; 塗料C = PPG“DELTRON UNIVERSAL BASE”; 塗料D = PPG“DELSTAR”; 塗料E = R-M“DIAMON”下塗塗料; 塗料F = DuPont“CHROMABASE”;および、 塗料G = Sherwin Williams“ULTRABASE 7” 塗料B およびD は2 パックのアクリル- ウレタン塗料であり、塗料A、C、E、F およびG のような下塗/ 透明塗料ではなかった。 シーラー上に下塗として塗料を塗布するのに、様々な塗料製造者の推奨に従っ た。 A :Sikken“AUTOBASE”*: 1 部のベース塗料を1 部の希釈剤と混合し、5 分間のフラッシュ時間で3 層塗布し、そして硬化させた。 B :Sikken“AUTONOVA”: ベース: 硬化剤: 希釈剤を100:50:30 で混合し、 10分のフラッシュで2 層塗布し、そして硬化させた。 C :PPG“DELTRON”*: ベース塗料: 希釈剤を1:1.5 で混合し、10分のフラ ッシュ時間で2 層塗布し、そして硬化させた。 D :ベース塗料をDX80希釈剤に8:1 で混合し、15分のフラッシュ時間で3 層 塗布し、そして硬化させた。 E :R-M“DIAMONT”*:ベース塗料: 希釈剤を1:1 で混合し、5 分のフラッシ ュ時間で3 層塗布し、そして硬化させた。 F :DuPont“Chromabase”*: ベース塗料: 希釈剤を1:1 で混合し、5 分の フラッシュ時間で3 層塗布し、そして硬化させた。 G :S-W“ULTRABASE”*: ベース塗料: 希釈剤を1:1 で混合し、5 分のフラ ッシュ時間で3 層塗布し、そして硬化させた。 塗料がベース透明系(*で示した) である全ての場合において、塗料亀裂問題が 下塗のみで見ることができ、且つ、透明塗膜の塗布がこの検査に関係する効果を 有しないときに、推奨される透明膜を塗布する必要が全くないので、下塗塗料の みを塗布した。全ての塗料を3.1x105 Paの空気圧でスプレー塗布した。全ての場 合における最終の硬化は室温で一晩行われた。 “P”カテゴリーの膜を図4 に例示し、“FE2”カテゴリーの膜を図5 に例示す る。 上記の欠陥は、典型的には、推奨された第二膜または更なる上塗膜よりも、塗 布された第一膜において悪化した。 標準的な2 パック塗料、即ち、塗料B およびD での結果が示すように、N-メチ ルピロリドンを含む本発明のコーキング材の形態またはスプレーの形態のシーラ ーを使用して試験2、3 および6 において塗料の問題は観測されない。対照的に 、N-メチルピロリドンまたは6.2 〜7.3 の範囲のSnyderの極性を有する別の溶剤 を含まない比較シーラー1C、2C、4Cおよび5C上に塗装された下塗塗料において、 フェザーエッジまたは全体非湿潤化の問題が見られ、幾つは別のものより悪く、 そしてDuPontの“CHROMABASE”は残りと比較して問題が少ないことを示した。試 験4Cにおけるヒュームドシリカ増粘剤から、試験5Cにおける、より極性ポリアミ ド増粘剤への変更のスプレー配合物に試験における効果は、全体非湿潤化からフ ェザーエッジのみに上塗塗装問題を低減したが、それでも、N-メチルピロリドン を使用したスプレー試験6 のみが完全に問題を解決した。例6 “MS”ベースのシーラーとフェザーエッジまたは全体湿潤化問題を示す塗料タ イプとの差異を誇張し、そして、本発明の添加剤と比較して、多種の従来のタイ プの可塑剤、充填剤およびシーラー用安定剤のいずれかをシーラーに添加するこ とのこれらの問題の効果を研究するための試験を設計した。この目的に向けて、 次の通りに試験を行った。使用した出発のシーラーポリマーは、Kanegafuchi Ka gaku Kogyo Kabushiki Kaisha,Osaka Japanの商品名“MS S303”であり、そし て各試験において、それを単独で使用したか、または、表2 に示した添加剤との 混合物として使用した。より詳細には、各試験で、“MS S303”100g を表2 の注 釈に記載された添加剤および量でエアミキサー中で混合し、そしてその後、60分 放置して、含まれて いる空気泡を逃がした。その後、各混合物20g をアルミニウムホイルトレー(5cm 直径)に入れ、それにより、トレーを約2mm の深さに満たした。Sikkens“AUTOBA SE”塗料を、製造者の推奨に従って希釈剤で予備希釈した。滴下ピペットを使用 して、15滴のSikkens“AUTOBASE”塗料を、プールとしてでなく、独立のスポッ トとして混合物の表面に均質に加え、0.5mm 未満の塗膜厚さでその薄い膜を形成 させた。塗膜を室温で乾燥/ 硬化させ、そして異なる間隔で観測した。最初に、 湿潤化を5 分で観測し、塗料は個々の粒でなく凝集性の膜を形成したかどうかを 決定した。湿潤化結果を表2 に要約した添加剤について要約した。塗料が、通常 約1 〜2 時間後に完了する乾燥を完了した後、塗料を再び観測し、そして塗膜は 、完全に均質のままであるか、または、縁でしわになりまたは下層の未硬化ポリ マー系からしわになるかを調べた。結果を下記の表2 に要約する。 この試験を使用して、完全に配合された製品において塗料亀裂を低減し、また は低減することができる特定の添加剤の能力を示した。 添加剤 a 対照-“MS S303”樹脂のみ、添加剤なし、 b フルオロケミカル界面活性剤、0.01および0.1%、3M“Fluorad FC430” c シリコン界面活性剤、0.1 および1%、例えば、Union Carbide“SILWET 7500” d ポリシロキサン界面活性剤、0.1 および0.5%、Byk Chemie,“BYK320” e スルホニル、0.1 および1%、Air Products“SURFONYL 104PA” f アクリレートコポリマー均展剤、0.1 および3%、Monsanto“MODAFLOW” g Tergitols 、0.1および1%、Union Carbide“TMN-3” h キシレン、2 、5 および10% i メチルエチルケトン、2 および5% j ポリアミド増粘剤、2%、“DISLON 6500” k N- メチル-2- ピロリドン- 2% l N- メチル-2- ピロリドン- 3% m N- メチル-2- ピロリドン- 5% n 酢酸プロピル、3% o γブチロラクトン、3% p γブチロラクトン、5% q ジアセトンアルコール、3%r メタノール、3% s ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、3% t シクロヘキサノン、3% u ジメチルホルムアミド、3%、5%または10% v ジメチルスルホキシド、3% w ジメチルスルホキシド、5% x モルホリン、3% y モルホリン、5% z 炭酸プロピレン、3%または5% aaフタレート可塑剤、100 重量部の樹脂当たりに25、50または100 部 bb aa と同一のフタレート可塑剤であるが、3% N- メチル-2- ピロリドンを含む 上記の添加剤で1 種以上の量を示しているのは、その特定の添加剤に示した量 で別個の試験を行い、そしてその添加剤の表2 に示した結果が全てのこのような 量に共通であることが判ったことを意味する。 表2 において、湿潤化観測のために、良好および不良は次の通りに定義される 。 不良= 塗料の塗布した液滴が湿潤化せず、または、樹脂表面に広がらずに1 時 間後にもスポットとして残った。 良好= 塗料の液滴を塗布したときに、塗料は素早く(2 分以内に)湿潤化し、 そして樹脂表面に広がり、液滴が均質な膜を素早く形成した。乾燥膜の外観の意味 1 = 不良/ 膜形成せず 2 = 中位からひどいしわ 3 = 若干しわ 4 = 非常に軽度のしわ/ 略感知できず 5 = 完璧な膜 カテゴリー1 のタイプの例示を図1 に示す。カテゴリー3 のタイプの例示を図 2 に示す。カテゴリー5 のタイプの例示を図3 に示す。 ここでの例における結果で乾燥塗料外観に関して1 以上の等級番号を示してい るのは両方の基準の特性が塗膜表面において観測されたことを意味する。 本発明の目的では、達成された乾燥塗膜は、好ましくは、1 または2 の等級が 全くできず、塗膜表面の少なくとも1 部分において、少なくとも4 であるべきで ある。表2 の結果は、N-メチルピロリドン、ジメチルスルホキシドまたはジメチ ルホルムアミドを使用するこの例における試験のみが許容できる湿潤化および乾 燥塗膜外観を提供したことを示す。調べた従来の界面活性剤、増粘剤、均展剤お よび湿潤剤は本発明の基準の全てを満たさなかった。例7 例6 を繰り返したが、異なるSnyder選択率群カテゴリーおよび広い範囲に分布 した異なるSnyder極性値を有する材料に関する乾燥塗料の外観を、群III の選択 率群および6.2 〜7.3 の範囲のSnyder極性値を有する本発明の添加剤に対して詳 細に調べた。湿潤化特性はこの例では調べなかった。各実験において“MS S303 ”シーラーに、溶剤を加えたならば、それは表3 の後に記載されており、そして 溶剤添加剤のSnyder選択率群および極性(既知であるなら)および各実験の塗料 の結果を表3 に要約する。表1 の実験B 〜P は調べた特定の溶剤を、シーラーお よび溶剤の合計重量を基準に3 重量% で添加することを含む。下記に示すように 、異なる量の特定の添加剤を実験Q、R、S、T およびU で調べた。 溶剤 意味- 乾燥膜外観 A なし B キシレン C テトラヒドロフラン D メチルエチルケトン E シクロヘキサノン F ピリジン G アセトニトリル H メトキシエタノール I ベンジルアルコール J 酢酸 K γブチロラクトン L ジメチルホルムアミド M ジメチルアセトアミド N N-メチルピロリドン O ジメチルスルホキシド P トリフルオロエタノール Q チオフェン5% R トリエタノールアミン3%および5%; 各配合物とも同一結果 S モルホリン3%および5%; 各配合物とも同一結果 T アニリン3%(5% 結果) U エチレングリコール3%(5% 結果) この結果はシーラー組成物中の含有を調べた各添加剤に関して最悪の塗料非相 溶性の場合を誇張した。乾燥塗膜等級1 を有する比較実験A で得られた塗膜を図 1 に示し; 乾燥塗膜等級2 を有する比較実験C で得られた塗膜を図2 に示し; そ して乾燥塗膜等級5 を有し、本発明を表す実験N で得られた塗膜を図3 に示す。 表3 に示すように、実験B 〜J において調べ、そして6.2 〜7.3 の範囲を越え るまたはそれに満たないSnyderの極性値を有する多種の溶剤をシーラー組成物中 に加えたときに、許容できない乾燥塗料外観を示し、塗料フェザリング問題を解 決できなかった。同様に、6.2 〜7.3 の範囲のSnyderの極性値を有するが、群II I 以外のSnyder選択率群に分類される溶剤添加剤を使用した実験K、T およびU も許容できない塗膜外観を生じ、そして塗料フェザリング問題を解決できなかっ た。対照的に、各々6.2 〜7.3 の範囲にSnyder極性値を有し、且つ、Snyder選択 率群III に分類される溶剤添加剤を使用した実験L 〜O だけが、全て、塗膜表面 の少なくとも一部分において少なくとも4 の乾燥塗膜外観を提供し、そして塗料 フェザリング問題を解決した。例8 例7 を繰り返したが、“MS303”100gを“SILMOD SAT30”50g/“MS303”50gの 混合物に置き換えた。結果は表3 に要約したものと同一であった。例9 例7 を繰り返したが、“MS303”100gを“SILMOD SAT10”100g に置き換えた。 結果は表3 に示すものと同一であった。例10 N-メチルピロリドンを添加することにより、シーラー配合物中の硬化速度に及 ぼす効果を調べるために別の実験を行った。片方だけが3 合計重量% のN-メチル ピロリドンを含むことを除いては同一の2 種のシーラー配合物で観測される硬化 深さ(ミリメートルで)により効果を示した。使用した試験方法は「ジグ」にお いて行う硬化であった。使用したシーラー配合物はシーラーCSを含み、それはN- メチルピロリドンを全く添加していない例2 のコーキング材であり、 そしてシーラーSPを含み、それは例2 に従って製造したコーキング材であった。 各シーラーを金型またはジグ内に入れた。それは300mm x 18mm幅であり、片側末 端において0mm 深さであり、それはジグ長さに沿って1/30の勾配で反対末端にお いて約13mm深さにまで深くなっている。ジグを充填し、そしてシーラーをその表 面で滑らかにした、その後、ジグをCT室(24 ℃および50% 相対湿度) に入れて硬 化させた。硬化しているシーラーの膜を引き剥がすことにより周期的に読み値を 取り、そして硬化がまだ起こっていなかった点を記録した。これは硬化した表面 下でのシーラーの湿潤層として観測された。結果を下記表4に示し、それは合計 硬化時間(時)の関数としてシーラーの硬化の合計深さ(ミリメートル)を要約 する。 表4の記載「終了」とはシーラー全体を通しての完全な8mm 硬化深さを意味す る。表4 の結果が示すように、N-メチルピロリドンを含み、そして本発明である シーラーSPは、N-メチルピロリドンを含まないシーラーCSと比較して、シームシ ーラーを通して硬化深さの比率を顕著に改良した。例11 本発明の効果を次の通りに別のタイプのシーラー組成物において示した。例6 を繰り返したが、“SILMOD S303”成分100gの代わりにシリル化ウレタン100gを 使用した。0%、3%および5%のM-メチルピロ リドンの添加にそれぞれ対応するSC、S1およびS2と指定する3 種の試験をこれに ついて調べた。特に、シリル化ポリウレタンを各試験のために次の通りに調製し た:7.76のヒドロキシル価を有する15,000の分子量のポリエーテルポリオール100 gをγ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン3.26g に添加し、そして6 時間攪拌しながら60℃で加熱した。得られたシリル化ウレタンは滴定試験または F.T.I.R.スペクトル分析により遊離NCO を示さなかった。各試験のシーラーを、 別のところで記載したSikkens“AUTOBASE”下塗とともに評価しそして例6 と同 様に記録した。 表5 の結果が示すように、本発明の溶剤添加剤の添加に関連して予期せぬ効果 がシリル化ウレタンシーラー組成物においても達成された。 本発明は様々な特定の好ましい態様および技術を参照することにより記載して きたが、多くの変更は本発明の範囲を逸脱することなくなされうることが理解さ れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)珪素含有加水分解性末端基を有するポリオキシアルキレンポリマー 、ここで、前記ポリオキシアルキレンポリマーは、式(I)の構造単位を含み: −(R1O)q− (I)(式中、R1は1〜4の炭素数のアルキレン基であり、 そしてqは式(I)に約500〜約20,000の平均分子量を与える整数であ る。)、そして各々の前記珪素含有加水分解性末端基は一般式(II)を有し: (式中、Zは−R−、−R−O−R”−、−R−O−C(O)−、−C(O)N HR−、−C(O)NH−X−NHC(O)−NR”−R−、−C(O)NH− X−NHC(O)−O−R−、−C(O)NH−X−NHC(O)−S−R−、 または、−C(O)−R−であり、ここで、RおよびR”は同一であるかまたは 異なり、そして各々は1〜20の炭素数の二価炭化水素基であり、Xは1〜20 の炭素数のアルキレンまたはアリール基であり、R2は水素、1〜20の炭素数 の炭化水素基またはトリオルガノシロキシ基であり、R3は1〜20の炭素数の 置換または無置換の一価基であり、R4は1〜20の炭素数の飽和または不飽和 の一価炭化水素基であり、aは0または1であり、bは0、1または2であり、 cは0、1または2であり、nは0または1であり、そしてmは0〜18である 。)、および、 (b)6.2〜7.3の範囲のSnyder極性値を有し、且つ、Snyder の選択率群111に属する極性有機溶剤材料、 を含む硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 2.前記極性有機溶剤材料が6.45〜7.2のSnyder極性値を有する 、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 3.前記極性有機溶剤材料が前記シーラー組成物の100重量部を基準に1〜 5重量部の量で含まれている、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/また は接着剤組成物。 4.前記有機溶剤材料が、珪素含有加水分解性基を有する前記ポリオキシアル キレンポリマー100重量部当たりに1〜20重量部の量で含まれている、請求 の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 5.前記極性有機溶剤材料がN−メチル−2−ピロリドンを含む、請求の範囲 1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 6.前記極性溶剤材料がジメチルスルホキシドを含む、請求の範囲1記載の硬 化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 7.前記極性有機溶剤材料がN,N−ジメチルアセトアミドを含む、請求の範 囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 8.前記極性有機溶剤材料がN,N−ジメチルホルムアミドを含む、請求の範 囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 9.前記極性有機溶剤材料が0.23±0.01のメチルエチルケトン(Xm )に対する平均溶剤選択率および0.13±0.02のトルエン(Xt)に対す る平均溶剤選択率を備えている、請求の範囲1載の硬化性シーラーおよび/また は接着剤組成物。 10.bが1であり、且つ、R4がメチル基である、請求の範囲1載の硬化性 シーラーおよび/または接着剤組成物。 11.前記ポリオキシアルキレンポリマーがポリプロピレンポリ エーテルを含む、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成 物。 12.前記ポリオキシアルキレンポリマーが3,000〜12,000の平均 分子量を有する、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成 物。 13.前記ポリオキシアルキレンポリマーが少なくとも50重量%の式(I) の−R1O−単位を含む、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接 着剤組成物。 14.前記ポリオキシアルキレンポリマーおよび前記極性有機溶剤材料が均質 に混合されている、請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組 成物。 15.(a)珪素含有加水分解性末端基を有するポリオキシアルキレンポリマ ー、ここで、前記ポリオキシアルキレンポリマーは式(I)の構造単位を含み; −(R1O)q− (I)(式中、R1は1〜4の炭素数を有するアルキレン基で あり、そしてqは式(I)に約500〜約20,000の平均分子量を提供する 整数である。)、そして、各々の前記珪素含有加水分解性末端基は一般式(11 )を有し: (式中、Zは−R−、−R−O−R”−、−R−O−C(O)−、−C(O)N HR−、−C(O)NH−X−NHC(O)−NR”−R−、−C(O)NH− X−NHC(O)−O−R−、−C(O)NH−X−NHC(O)−S−R−、 または−C(O)−R−であり、ここで、RおよびR”は同一であるかまたは異 なり、そして各々は1〜20の炭素数の二価炭化水素基であり、Xは1〜20の 炭 素数のアルキレンまたはアリール基であり、R2は水素、1〜20の炭素数の炭 化水素基またはトリオルガノシロキシ基であり、R3は1〜20の炭素数の置換 または無置換の一価基またはオルガノシロキシ基であり、R4は1〜20の炭素 数の飽和または不飽和の一価炭化水素基であり、aは0または1であり、bは0 、1または2であり、cは0、1または2であり、nは0または1であり、そし てmは0〜18の整数である。)、および、 (b)N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミドお よびジメチルホルムアミドからなる群より選ばれた極性有機溶剤材料、 を含む、硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 16.前記極性有機溶剤材料が前記シーラー組成物100重量部を基準にして 約1〜約5重量部の量で含まれている、請求の範囲15記載の硬化性シーラーお よび/または接着剤組成物。 17.前記極性有機溶剤材料が珪素含有加水分解性末端基を有する前記ポリオ キシアルキレンポリマー100重量部当たりに1〜20重量部の量で含まれてい る、請求の範囲15記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 18.bが1であり、そしてR4がメチル基である、請求の範囲17記載の硬 化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 19.前記ポリオキシアルキレンポリマーがポリプロピレンポリエーテルを含 む、請求の範囲15記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物。 20.前記ポリオキシアルキレンポリマーが3,000〜12,000の分子 量を有する、請求の範囲15記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物 。 21.前記ポリオキシアルキレンポリマーが少なくとも50重量 %の式(I)の−R1O−単位を含む、請求の範囲15記載の硬化性シーラーお よび/または接着剤組成物。 22.前記ポリオキシアルキレンポリマーおよび前記極性有機溶剤材料が均質 に混合されている、請求の範囲15記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤 組成物。 23.(1)請求の範囲1記載の硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物 を用意する工程; (2)アクリル樹脂、顔料および極性溶剤化合物を含む塗料組成物を用意する工 程; (3)前記シーラーおよび/または接着剤組成物を、湿分を含む環境下で、基材 に塗布する工程; (4)前記シーラーおよび/または接着剤組成物が完全に硬化する前に、前記塗 料組成物を前記硬化性シーラーおよび/または接着剤組成物に塗布する工程;お よび、 (5)前記塗料組成物および前記シーラーおよび/または接着剤組成物を乾燥し て、各々完全に硬化させる工程、 を含む、被覆された基材を形成させるための方法。 24.工程(4)における前記塗料組成物の前記シーラーおよび/または接着 剤組成物への塗布がスプレーすることを含む、請求の範囲23記載の方法。 25.工程(4)における前記塗料組成物の前記シーラーおよび/または接着 剤組成物への塗布が、工程(3)における前記シーラーおよび/または接着剤組 成物の基材への塗布の後、60分間以内に行われる、請求の範囲23記載の方法 。 26.前記極性有機溶剤材料が、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシ ド、ジメチルアセトアミドおよびジメチルホルムアミドからなる群より選ばれた ものである、請求の範囲23記載の方法。 27.前記極性有機溶剤材料が、N−メチルピロリドンを含む、請求の範囲2 3記載の方法。 28.前記極性有機溶剤材料が0.23±0.01のメチルエチルケトンに対 する平均溶剤選択率(xm)および0.13±0.02のトルエンに対する平均 溶剤選択率(xt)を備えている、請求の範囲23記載の方法。 29.請求の範囲23記載の方法により製造された被覆された基材。 30.請求の範囲26記載の方法により製造された被覆された基材。
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