JPH09510U - 排水口トラップ装置 - Google Patents

排水口トラップ装置

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JPH09510U
JPH09510U JP002466U JP246697U JPH09510U JP H09510 U JPH09510 U JP H09510U JP 002466 U JP002466 U JP 002466U JP 246697 U JP246697 U JP 246697U JP H09510 U JPH09510 U JP H09510U
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JP
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wall
drain pipe
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drainage
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博史 渡部
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵庫等の底部に取り付けられた排水管から
の排水量を容易に増加させることができる排水口トラッ
プ装置を提供する。 【解決手段】 貯蔵庫等の底部24に固定された排水管
27は、内周壁28と、内方に延びる環状底壁29と、
立ち上がり筒壁30と、下方に延びる排水路36とを有
していて、排水管27に蓋部材40がかぶせられ、蓋部
材40に形成された薄肉部45は容易に切り破ることが
できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生鮮食料品等を冷蔵する貯蔵庫等の排水口トラップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水分の多い生鮮食料品等を大量に冷蔵する大型貯蔵庫等においては、貯蔵品か ら水が滴下して庫内底面に溜まるので、これをスムースに排除する必要がある。 また、貯蔵庫内を清潔に保つために庫内を水洗する必要もあり、これらの排水 のために貯蔵庫の底部に排水装置が設置される。
【0003】 従来の排水装置は、図7に一例を示すように、内箱1と外箱2との間にポリウ レタンフォームの断熱材3を充填して形成された貯蔵庫の底部4において、外箱 2から立ち上がった環状のリム5に排水管6下面の環状溝7を嵌め合わせ、排水 管6の上端に形成された環状段付部8に内箱1から垂下した環状のリム9が嵌め 込まれ、環状段付部8の肩部10に円形の蓋11が置かれて、排水管6内の排水 路12を閉じ、貯蔵庫内から排水路12を通って冷気が流出したり、外方から排 水路12を通って貯蔵庫内へ臭気が侵入することを防止している。
【0004】 しかしながら、この場合には貯蔵庫内の水が排出されずに底部4に滞留するた め、衛生的に好ましくないし、また、貯蔵庫内に水が溜まる度に蓋11を開き、 排水路12を通じて排水させることは実際上大変面倒であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、貯蔵庫等の底部に取り付けられた排水管からの排水量を容易に増加 させることができる排水口トラップ装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にかかる排水口トラップ装置は、貯蔵庫等の底部に取り付け られた排水管及び同排水管の蓋部材を有し、上記排水管は内周壁と、同内周壁か ら内方に延びる環状底壁と、同環状底壁から立ち上がる筒壁と、同筒壁内に下方 に延びる排水路とをそなえ、上記蓋部材は上記排水管の内周壁と筒壁との間に垂 下する周壁をそなえ、上記排水管の筒壁と上記蓋部材の上面との少なくとも何れ か一方に薄肉部が設けられている。
【0007】
【作用】
すなわち、排水管の筒壁と蓋部材の上面との少なくとも何れか一方に薄肉部が 設けられているため、必要に応じてドライバ等の工具により上記薄肉部を適当な 大きさに切り破るようにすれば、その切り破りの大きさに相応して、排水管筒壁 と蓋部材との何れか一方、もしくは、双方からそれぞれ所要の排水作用を容易に 行わせることができるようになる。
【0008】
【実施例】
以下、図1〜図6に示す本考案の一実施例について具体的に説明する。 図2及び図3に示されているように、内箱21と外箱22との間にポリウレタ ンフォームの断熱材23を充填して形成された貯蔵庫の底部24において、外箱 22から立ち上がった環状のリム25と内箱21から垂下した環状のリム26と がそれぞれ排水管27の内周壁28の上下端に係合して、排水管27が固定され ている。 排水管27には、その内周壁28から内方に向かってやや下方に傾く環状の底 壁29が設けられ、環状底壁29から筒壁30が立ち上がって、内周壁28と環 状底壁29と筒壁30外周とで環状凹所31が形成されている。 筒壁30の上端には、等間隔に4個の突起32が設けられると共に、各突起3 2間における筒壁30の外周面には環状底壁29にまで達する切り欠き33が設 けられて、薄肉部34が構成されている。 また、環状底壁29の内端部から導水管35が垂下して、排水路36を構成し ている。
【0009】 図4及び図5に示されているように、排水管27の蓋部材40は、上面に把手 41が設けられ、外周に排水管筒壁30の高さよりわずかに短い外周壁42が設 けられ、下面には排水管筒壁上の各突起32に対応する部分に突起32の高さよ りも深い凹部43がそれぞれ設けられると共に、凹部43より内側の下面に多数 の円形凹み44が設けられて、薄肉部45が構成されている。
【0010】 図1において、排水管27に蓋部材40が載置されたとき、排水管筒壁上の各 突起32が蓋部材40の下面に当接して、蓋部材40の凹部43に嵌入していな いと、突起32の高さだけ蓋部材40の下面と排水管筒壁30の上面との間に隙 間ができると共に、蓋部材外周壁42の下端と排水管環状底壁29との間にも隙 間ができるので、貯蔵庫の底部24に溜まる水は、蓋部材外周壁42内側におけ る排水管環状凹所31内の水位が排水管筒壁30の高さを越えると、排水管環状 凹所31から上記両隙間を通り、排水路36を経て下方へ流出することができる 。 このとき、排水管環状凹所31内の貯留水50に蓋部材外周壁42の下端が没 入していることにより貯蔵庫の内外が遮断され、貯蔵庫内の冷気が排水路36を 通って外方へ流出したり、外方の臭気が排水路36を通って貯蔵庫内へ侵入する ことが防止される。
【0011】 次に、把手41をつまんで蓋部材40を排水管筒壁30上で回し、図6に示さ れるように、蓋部材40の凹部43に排水管筒壁上の各突起32を嵌入させると 、蓋部材40の下面が排水管筒壁30上面に密着すると同時に、蓋部材外周壁4 2の下端が排水管環状底壁29上に当接して、蓋部材40が排水管27を完全に 密閉する。 このため、排水管環状凹所31に水が貯留しているかどうかに関係なく、貯蔵 庫の内外が常に遮断されて、貯蔵庫内の冷気が排水路36を通って外方へ流出し たり、外方の臭気が排水路36を通って貯蔵庫内へ侵入することが確実に防止さ れる。
【0012】 また、冷気の流出や臭気の侵入に気を配る必要がなく、大量の排水を処理しな ければならない場合等には、ドライバ等の工具で排水管筒壁30の薄肉部34と 蓋部材40の薄肉部45との何れか一方、もしくは双方を排水量に応じて適宜の 大きさに切り破ることにより、所要の排水作用を容易に行わせることができる。 さらに、単なる排水のみを行う排水口においては、排水管27のみを設置して 蓋部材40を除去し、排水管筒壁30の薄肉部34をドライバ等の工具で切り破 っておけばよい。 従って、上記排水管27及び蓋部材40は多機種の貯蔵庫、冷蔵庫、恒温高湿 庫、冷蔵ショーケース、保冷展示ケース、洗浄機等のいろいろな目的のため臨機 応変に使用することができるので、同一仕様の部品を多用途に共通して用いるこ とにより、それらの製作コストを全体として容易に下げることができる。
【0013】 上記実施例においては、蓋部材40の凹部43に排水管筒壁上の各突起32を 嵌入させたとき、蓋部材外周壁42の下端が排水管環状底壁29上に当接してい るが、蓋部材40の下面が排水管筒壁30上面に密着していれば、必ずしも蓋部 材外周壁42の下端が排水管環状底壁29上に当接していなくともよく、また逆 に、排水管環状底壁29上に排水管筒壁30を取り巻く環状の溝または段差を設 け、あるいは、排水管環状底壁29をほぼ水平に設け、蓋部材外周壁42の長さ を排水管筒壁30の高さより少し大きくして、蓋部材凹部43に排水管筒壁上の 各突起32が嵌入していないときは蓋部材40の下面が排水管筒壁30上に当接 していないが、蓋部材凹部43に排水管筒壁上の各突起32が嵌入したときは、 蓋部材外周壁42の下端が上記環状の溝または段差内、あるいは、排水管環状底 壁29に密着するように構成すれば、蓋部材40の下面が排水管筒壁30上面に 密着していなくとも、蓋部材40が排水管27を密閉することができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案にかかる排水口トラップ装置は、排水管からの冷気の流出や臭気の侵入 に気を配る必要の無い場合には、排水管の筒壁と蓋部材の上面との少なくとも何 れか一方に設けられた薄肉部を適当な大きさに切り破ることにより、排水管から の排水量を容易に増加させることができ、従って、同一仕様品を多機種の貯蔵庫 等に共通して使用することができるので、大層便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における縦断面図。
【図2】上記実施例の一部を破断した要部斜視図。
【図3】図2のA−A矢視縦断面図。
【図4】上記実施例の要部下面図。
【図5】図4のB−B線縦断面図。
【図6】上記実施例の作用説明図。
【図7】従来装置の縦断面図。
【符号の説明】
24 貯蔵庫等の底部 27 排水管 28 内周壁 29 環状底壁 30 筒壁 31 環状凹所 32 突起 34 薄肉部 36 排水路 40 蓋部材 42 外周壁 43 凹部 45 薄肉部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫等の底部に取り付けられた排水管
    及び同排水管の蓋部材を有し、上記排水管は内周壁と、
    同内周壁から内方に延びる環状底壁と、同環状底壁から
    立ち上がる筒壁と、同筒壁内に下方に延びる排水路とを
    そなえ、上記蓋部材は上記排水管の内周壁と筒壁との間
    に垂下する周壁をそなえ、上記排水管の筒壁と上記蓋部
    材の上面との少なくとも何れか一方に薄肉部が設けられ
    た排水口トラップ装置。
JP1997002466U 1997-03-19 1997-03-19 排水口トラップ装置 Expired - Lifetime JP2579590Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142609A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 浴槽装置
JP2014009505A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Maruichi Corp 排水トラップ
JP2018036024A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 シャープ株式会社 冷蔵庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324150B2 (ja) * 1972-12-20 1978-07-19

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