JPH09508782A - 生物学的に活性な発酵乳製品アシドラクト−ナリネおよび同製品の製造方法 - Google Patents

生物学的に活性な発酵乳製品アシドラクト−ナリネおよび同製品の製造方法

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JPH09508782A JP6524681A JP52468194A JPH09508782A JP H09508782 A JPH09508782 A JP H09508782A JP 6524681 A JP6524681 A JP 6524681A JP 52468194 A JP52468194 A JP 52468194A JP H09508782 A JPH09508782 A JP H09508782A
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Abstract

(57)【要約】 タンパク質 0.35〜34.0wt.%、脂肪 0.05〜36.0wt.%、炭水化物 1.5〜70.0wt.%、有機酸(乳酸として) 0.6〜56wt.%、ビタミン 製品100g当たり0.95〜15.90mg、水分4.0〜96.6wt.%、そして群Ep−2の少なくとも1種の菌株とN.V.Ep317/402菌株が存在し、該菌株の比が、好ましくは1:1〜4である、製品のグラム当たりラクトバクテリウム・アシドフィルム種の共生微生物106〜109を含む、生物学的に活性な酸乳製品“アシドラクト−ナリネ(Acidolact−Narineh)”が、開示される。その製品の酸度は、60〜280°Tである。その製品のエネルギー値は、20〜540Kcal/100gである。この生物学的に活性な酸乳製品は、乳を、温度95〜140℃で熱処理し、次いで、発酵温度までそれを冷却し、Ep−2群の少なくとも1種の菌株とN.V.Ep317/402菌株のラクトバクテリウム・アシドフィルム種の微生物を添加することによって得られるが、Ep−2菌株の量は、それとN.V.Ep317/402菌株の比が、好ましくは、1:1〜4であるように含まれる。微生物が導入された後、発酵が、酸度60〜280°Tに達するまで継続される。

Description

【発明の詳細な説明】 生物学的に活性な発酵乳製品アシドラクト−ナリネおよび同製品の 製造方法 技術分野 本発明は、一般に、酪農産業に関し、そして特に、生物学的に活性な発酵乳製 品“アシドラクト−ナリネ(Acidolact−Narineh)”およびそ の製造方法に関する。また、それは、治療および予防用製剤として医学的および 獣医学的実用における用途も見い出すことができる。 発明の背景 種々の動物の乳が、世界中のあらゆる国において発酵乳製品に加工されるが、 それらは、乳起源(ウシ、ヒツジ、ウマ、ヤギなど)において異なるだけでなく 、その製造方法、嗜好性、化学的組成および自然の微生物叢においても異なって いる。 乳酸菌(例えば、ラクトバクテリウム・ブルガリクム(Lactobacte rium bulgaricum )、ストレプトコッカス・サーモフィルス( treptococcus thermophilus )、サーモバクテリウム ・ブルガリクム(Thermobacterium bulgaricum)) の共生、そして多分、酵母様真菌類の共生は、乳酸発酵の主要な誘導因子である 。好ましい風味と容易な消化性が、あらゆる種類の発酵乳について共通しており 、特徴的である。発酵乳製品は、食物成分の良好な消化と同化を促進する。これ らの製品は、非感染性および感染性の種々の疾病の処置において、高カロリー値 で、食事療法的および治療的性質をもっている。 同時に、好酸性型の乳酸菌は、他の乳酸菌とは違って、ヒトの大腸に比較的長 期間良好に適応することが知られているが、ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactbacillus acidophilus )のより高い生物学的活性 は、主として、ヒトおよび特に幼児に対して害のない相当量の抗菌性物質を生産 する働きに随伴する。 ラクトバチルス・アシドフィルスにより作製された発酵乳は、高い栄養的、治 療的性質を有し、また、胃液分泌だけでなく、一般に全胃腸管の運動−分泌機能 の剌激因子でもある。 酸乳化(soured)製品の組成は、その製品のグラム当たり107〜108 菌量のラクトバクテリウム・アシドフィルム(Lactobacterium acidophilum )種の微生物、タンパク質2.8wt.%、脂肪3.5 wt.%、水分88.5wt.%、必須アミノ酸類1173mg/l(スケーリ ング・ファクター(scaling facter)6.38をもつ)、すなわ ちバリン(157)、イソロイシン(156)、ロイシン(267)、リジン( 215)、メチオニン(71)、スレオニン(126)、トリプトファン(41 )、フェニルアラニン(140)、そして非必須アミノ酸類、すなわちアラニン (80)、アルギニン(100)、アスパラギン酸(179)、ヒスチジン(7 4)、グリシン(38)、グルタミン酸(492)、プロリン(248)、セリ ン(153)、チロシン(151)、シスチン(20)を含有する。 ある種の好酸性菌は、フラビン生産菌として知られ、ラクトバクテリウム・ア シドフィルム種に属するEp−2と呼ばれる一群中に組み込ま れる、例えば、菌株No.317/381,317/393、317/401も しくは317/389(L.A.Erzinkyan; Biological Features of Some Lactic Acid Bacteria Strains,Publishing House of the Academy of Sciences of th e Armenian Republic,Yerevan,1971,pp 79-96,172,参照)。 前記グループの一部分をなすラクトバクテリウム・アシドフィルム種の細菌は 、微好気性、グラム陽性、ホモ発酵性、非運動性、サイズ2〜10x0.7〜0 .8μmの顆粒および無顆粒の無胞子性細菌のように見える。 細胞は、単一か、または短いか長い鎖状に配列し、それらは、硝酸塩を還元せ ず、インドールおよびスカトールを生成しないし、ゼラチンを液化もしない。そ の細菌は、溶血活性を示さない。それらは、次の物質:ラクトース、グルコース 、スクロース、フルクトース、マンノース、レブロース、ガラクトース、マルト ース、ラフィノース、スターチ、デキストリン、ソルビトール、マニトール、ズ ルシトール(dulcitol)を発酵することができる。それらは、イノシト ールを発酵しない。ブリー(Burri)管およびペトリ皿の選択寒天栄養培地 で生育する場合には、それらは、浅い(shallow)、まれに平滑(S−型 )な、最も普通には、からまった糸の球形(R−型)である表面下のコロニーを 形成する。最低生育温度は、20℃以上であり、最適温度は、35〜39℃であ り、致死温度は、68〜70℃である。乳中での最大酸性化能は、300〜36 0°Tであり、乳中でのフェノール耐性は、0.9〜1.0%であり、フタラゾ −耐性は、0.9〜1.0%、シントマイシン(synthomycin)耐性 は、0.003%である。 ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の、グループEp−2の菌株の微生物 は、ヒトおよび特に、子供の身体に無害である相当量の抗菌性物質を生産するこ とができ、これらの物質は、赤痢および赤痢様疾病の原因となる全ての細菌病原 体を、例外なく、含むグラム陽性(スタフィロコッカス・アウレウス(Stap hylococcus aureus ))およびグラム陰性(エシェリヒア・コ リ(Escherichia coli)113)細菌の増殖と発生を抑える。 酸乳化(souring)温度および導入された発酵物(ferment)の量 によって、乳凝固の時間は、4〜8時間に変化する。 上記の好酸性酸乳化に基づき、特定の食物製品が、健康な幼児、ならびに無生 活力現象のある、胃腸管の疾病をもつ、未熟児の調合および人工給食のために開 発されてきた。 そのような製品の製造のために、ラクトバチルム・アシドフィルムのK1,K 5,K10菌株、牛乳、種子油、精製糖が使用される。このようにして得られた 製品は、ビタミンA,D2、E,D,B6、PPに富んでいる。 使用されるK1,K5,K10菌株は、フェノール耐性であり、病原性微生物 を含むエシェリヒア・コリ群の細菌に関して、増大された抗生物質活性を有する 。それらが、幼児の身体への生理学的適応性をもつことは、非常に重要である。 (“Producing Child'S Milk Product”,Moscow,Legkaya i Pischevaya Promy shennost PH,1982,p.67(in Russian))。 その組成に関して、そのような既知の発酵乳は、次の成分含量を特徴とする: タンパク質、1.8〜1.9wt.%;脂肪、3.5wt.% ;炭水化物、7.0wt.%;無機質、0.5wt.%;水分、87.1〜87 .2wt.%;ビタミン、wt.%:A−0.06;D2−0.01;E−10 .0;C−5.0;B1−0.05;B2−0.07;B6−0.04;PP−0 .4。 既知製品の酸度は、50〜70°Tであり、ラクトバクテリウム・アシドフィ ルム種の107〜108菌から、製品1g中に含まれる。 製品のエネルギー値は、65Kcal(製品100g当たり)である。 微生物ラクトバチルム・アシドフィルム種、K1,K5,K10の生存活性に おいて、乳タンパク質の、ペプチドおよび遊離アミノ酸への部分タンパク分解が 起きる。発酵乳タンパク質の必須アミノ酸含量は、つぎのとおりである、wt. %:リジン、7.0;スレオニン、2.6;メチオニン、0.9;バリン、5. 5;フェニルアラニン、4.4;ロイシン、14.8;イソロイシン、3.2; ヒスチジン、2.5;トリプトファン、2.1。(“Use of Acidophilic Mixtu res for Feeding Healthy and Sick Infants in the 1st Year of Life”,Mosc ow,1980,p.4-7(in Russian))。 前述の発酵乳は、腸内生活群、子供の免疫反応性にポジティブに影響する、そ のタンパク質、脂肪酸、炭水化物、ビタミンおよび無機質含量に関してバランス がとれているという事実にもかかわらず、その製品を構成するビタミン類は、乳 発酵の過程で使用される微生物によって生産されるのではなくて、導入されるも のであり、すなわち、それらは人工的物質である。 ラクトバクテリウム・アシドフィルム菌株N.V.Ep317/402によっ て、高いダイエタリー性、容易な同化性、治療的性質、高カロ リー性をもつ発酵乳製品の製造は、今日、技術的に既知である。発酵乳製品を作 製する場合、1.0wt.%の菌が、28〜40℃で、全乳に添加され、この場 合、乳凝固は、5〜8時間内に起きる(SU,A,1,635,573)。 使用された菌株は、緩和な酸生成能をもち、その最高酸性化値は、360°T に達する。 該菌株の細菌は、ヒトおよび特に幼児に無害の実質的量の抗生物質を生産する ことができ、それが、活性形の胃腸疾患の原因となる全ての病原菌を含むグラム 陽性とグラム陰性の両細菌の増殖と発生を阻止するが、その増殖阻止ゾーンは、 次のようである:スタフィロコッカス・アウレウス、30〜35mm,エシェリ ヒア・コリ、20〜25mm,サルモネラ・チフィムリウム(Salmonel la typhimurium ),20〜23mm,クレブジーラ(Klebs iella ),20〜22mm。 36年間の調査と研究活動により、該菌株による食細胞崩壊の起きないことが 分かった。 前述のラクトバクテリウム・アシドフィルム菌株N.V.菌株317/402 は、1949年にYerevan(The Armenian Republic)において、指向的 選択によって取得された。保存菌株は、健康な人体−新生児の糞から単離された 。 菌株保存方法 − 液体栄養培地上、+5〜+8℃で − 凍結乾燥培養物、+5〜+8℃で − 液体窒素で、−193℃で 増殖条件:通性嫌気性菌。 植え継ぎ頻度:1〜1.5カ月毎 培養および形態的特徴 ホモ発酵性、非運動性、グラム陽性、微好気性、大きさ2〜20x0.8〜0 .9μmの無胞子性桿菌。細胞は、単一か、短い鎖状に配列する。選択寒天栄養 培地上のコロニーは、表面下の浅い(shallow)もので、最も普通には、 からまった糸からなる球を形成する(R−型)。 生理学的、生化学的および遺伝学的特徴 本菌株は、硝酸塩を還元しない。スカトールおよびインドールを生成しない。 ゼラチンを液化しない。溶血活性をもたない。次の物質:ラクトース、グルコー ス、スクロース、フルクトース、マンノース、レブロース、ガラクトース、マル トース、ラフィノース、スターチ、デキストリン、ソルビトール、マニトール、 ズルシトールを発酵することができる。イノシトールを発酵しない。乳中でのフ ェノール耐性は、0.9〜1.0%であり、シントマイシン(synthomy cin)耐性は、0.003%である。 培養過程において、本菌株は、乳のビタミン含量を高める:葉酸を60〜66 %、チアミンを50〜72%、リボフラビンを11〜32%。 前述のラクトバクテリウム・アシドフィルムN.V.菌株317/402の存 在下、酸度60〜90°Tにおいて、乳を酸乳化することによって得られる製品 は、ヒトが、その製品を消費する間、必要とするアミノ酸類の完全な複合物を得 られるようにはできず、したがって、それを、完全な母乳代替物として使用する ことはできない。 発酵乳製品を製造するもう一つの方法は、乳を、120℃で殺菌処理し、30 〜34℃に冷却し、それに、ラクトバクテリウム・アシドフィ ルム菌株NK1、K3III24、100AIII、それぞれ2:2:1の比で、0 .2〜0.4wt%(乳重量の)を添加することを含むことが知られている。培 養は、酸度180〜210°Tまで乳を酸乳化するまで、30〜34℃で18〜 24時間実施される(SU,A,1,004,471)。 このようにして得られた製品は、食事療法的および治療的食物製品を製造する ために、細菌調製物−高選択性のスターターとして使用され得る。 得られた発酵乳製品は、シゲラ・ソネイ(Shigella sonnei) に、99.9%、シゲラ・フレックスネリ(Shigella flexner )に、100%、サルモネラに、99.3%、プロテウス(Proteus) 種に、99.9%の拮抗的活性を特徴とし、また62.5%のタンパク分解活性 を有する。その製品は、モノサイクリン、ネオマイシン、カナマイシン、ポリミ キシン、ペニシリン、エリスロマイシン、およびテトラサイクリンに対して耐性 である。 さらに、得られた製品は、凍結乾燥においては、生菌の45〜58%の乾燥に 対する耐性、室温での乾燥型貯蔵では生菌の80〜90%の貯蔵安定性を有する 。 しかしながら、既知の方法は、急性胃腸疾患、未熟児および全年齢層の成人患 者の処置に使用される製品の製造を提供することはできない。 本発明の開示 本発明は、その基本的目的のために、生物学的に活性な製品“Acidola ct−Narineh”を製造する方法を提供し、そして該目標製品に治療的、 栄養的性質を与えることによって、人体のために生理学的なビタミンB、PP, Eおよび広範なスペクトルの抗生物質の複合 物の形成に対する状態を提供することである。 前記目的は、タンパク質、脂肪、炭水化物、有機酸、ビタミン、水、および本 発明によるラクトバクテリウム・アシドフィルム種の乳酸発酵微生物を含む、生 物学的に活性な発酵乳製品“Acidolact−Narineh”が、それぞ れ、1:1〜4の比で用いられた群Ep−2の少なくとも1種の菌株とN.V. Ep317/402菌株の共生微生物を、ラクトバクテリウム・アシドフィルム 種の乳酸発酵微生物として、製品グラム当たり共生微生物106〜109の量で含 み、この場合、該成分が、次の量: タンパク質 0.35〜34.0wt.% 脂肪 0.05〜36.0wt.% 炭水化物 1.5〜70.0wt.% 有機酸(乳酸として) 0.6〜56.0wt.% ビタミン 0.95〜15.9mg/100g 水分 3.7〜94.6wt.% で含まれ、該製品が、酸度60〜280°T、そして製品100g当たり20〜 540Kcalのエネルギー値をもつ、という事実により達成される。 本製品は、食物製品、特に、母乳の代わりに誕生初日から乳児に与えるための 食物製品として好適であり、そしてまた、エシェリヒア・コリ、エンテロバクタ ー(Enterobacter)133、サルモネラ症感染菌群、プロテウス種 によって引き起こされる急性および重篤な胃腸管疾患、溶血性黄疸における薬物 、スタフィロコッカス・アウレウスおよび日和見病原菌群(クレブジーラおよび シュードモナス・エルギノー サ(Pseudomonas aeruginosa))により起きる疾病にお ける薬物として、使用することもできる。 本発明によれば、本明細書で提示された“Acidolact−Narine h”は,それが、付加的に、ラクトバチルス・サリバリウス(Lactobac illus salivarius )種、例えば、1588菌株の微生物を含む ならば、より強力な殺菌性を獲得する。 本発明によれば、発酵乳製品“Acidolact-Narineh”は、タ ンパク質、1.8〜4.0wt.%の量,脂肪 0.05〜6.0wt.%,炭 水化物 1.5〜6.4wt.%,有機酸(乳酸として) 0.6〜3.2wt .%、ビタミン 0.95〜1.59mg/100gの量、水分 84.2〜9 1.90wt.%を含有する。 前記組成の発酵乳製品“Acidolact−Narineh”は、酸度60 〜280°Tであり、年齢3カ月以上の幼児、および成人に対する食物製品とし て使用され得る。さらに、そのような組成の製品は、酸乳化スターターとして、 ならびに胃腸管の疾病における治療および予防剤として使用することもできる。 本発明の実施態様は、発酵乳製品“Acidolact−Narineh”が、 タンパク質 0.35〜0.8wt.%の量,脂肪 0.05〜0.20wt. %,炭水化物1.5〜3.8wt.%,有機酸(乳酸として) 0.7〜3.1 5wt.%、ビタミン 1.18〜1.54mg/100gの量、水分 93. 20〜94.6wt.%を含有し、病気の未熟児への哺乳そして急性および重篤 な胃腸管疾患の治療のために使用されることにある。 本発明によれば、製品“Acidolact−Narineh”のタンパク質 成分は、次の必須アミノ酸を、製品の総アミノ酸の%で、バリ ン (10.4〜10.77)、イソロイシン (9.6〜9.7)、ロイシン (13.6〜14.1)、リジン (3.6〜5.0)、メチオニン (2. 7〜3.1)、スレオニン (0.9〜1.1)、トリプトファン (0.5〜 0.7)、フェニルアラニン (8.4〜8.5)を含むことが得策である。 本発明によれば、製品“Acidolact−Narineh”は、製品10 0g当たり次のビタミン類を含有してもよい: ビタミンA、痕跡 0.050mg パントテン酸 0.10〜0.190mg ビタミンC 0.5〜0.90mg ビオチン 0.02mg ビオチンE(トコフェロール)、痕跡 0.2mg ニコチン酸 0.040〜0.047mg ビオチンPP(ナイアシン) 0.09〜0.14mg B群のビタミン 0.218〜0.315mg 含有量: ビタミンB1(チアミン) 0.04〜0.07mg ビタミンB2(リボフラビン) 0.15〜0.20mg ビタミンB6(ピリドキシン) 0.025〜0.04mg ビタミンBc(葉酸) 0.003〜0.005mg。 本発明によれば、製品“Acidolact−Narineh”は、次の成分 を有してもよい: タンパク質 24.0〜34.0wt.% 脂肪 0.6〜36.0wt.% 炭水化物 20.8〜50.5wt.% 有機酸(乳酸として) 4.4〜36.4wt.% 水分 3.7〜4.0wt.% 製品100g当りのビタミン 9.5〜15.9wt.%。 前記組成の製品は、その品質の劣化もなく長期貯蔵に耐える。 本発明によれば、“Acidolact−Narineh”の組成は、次のと おりでもよい: タンパク質 6.0〜12.9wt.% 脂肪 0.9〜3.3wt.% 炭水化物 26.7〜70.2wt.% 有機酸(乳酸として) 15.4〜56.0wt.% 製品100g当りのビタミン 11.8〜15.4wt.% 水分 4.0wt.%。 本発明によれば、上記発酵乳製品“Acidolact−Narineh”は 、乳を、95〜140℃で熱処理し、酸乳化温度までそれを冷却し、ラクトバク テリウム・アシドフィルム種の微生物を添加し、そして目的の製品を製造するた めに乳を酸乳化することを含む方法を用いて、製造されることが得策であり;E p−2群の少なくとも1種の既知菌株が、ラクトバクテリウム・アシドフィルム 種の微生物として、N.V.Ep317/402菌株とともに使用されるが、こ の場合、Ep−2菌株は、N.V.Ep317/402菌株の量に対して、1: 1〜4の比を示す量で使用され、酸乳化は、酸度60〜280°Tが達成される まで実施される。 本発明により、最終製品中のビタミンB1、B2、B3、B6、Bc,P P、およびEの存在による栄養価値のある、予防的および治療的性質、ならびに 、幼児に対して生理学的に適切なステロイド型の抗菌性物質をもっている製品を 得ることが可能になった。 本発明によれば、酸乳化される乳は、該ラクトバクテリウム・アシドフィルム 種の微生物に対して1:1の比を与える量で、用いられるラクトバチルス・サリ バリウス種の微生物を用いて、強化処理されるのが得策であり、それにより、得 られる製品の殺菌性を改良し、獣医薬において付加的に適用範囲を拡大させるこ とができる。 本発明を実施する最良の方法 本発明の実施態様は、酸度60〜280°Tをもつ酸乳製品を、さらに、4w t.%を超えない水分含量まで凍結乾燥し、それにより、その生化学的性質に影 響することなく昇温下での貯蔵に適する製品を得ることを可能にするにある。 本発明のさらなる目的と利点は、“アシドラクト−ナリネ(Acidolac t−Narineh)”(以後は、簡略のためAcidolactとして表され る)、この発酵乳製品を製造する方法、および本製品の製造とその製造方法の特 定の実施例についての次の詳細な説明から明らかにされるであろう。 本発明によれば、生物学的に活性な発酵乳製品Acidolactは、主とし て次の成分を含有して提供される: タンパク質 0.35〜34.0wt.% 脂肪 0.05〜36.0wt.% 炭水化物 1.5〜70.0wt.% 有機酸(乳酸として) 0.6〜56.0wt.% 水分 4.0〜94.6wt.% B群のビタミン類、ビタミンC,パントテン酸、ビオチン、ビタミンE(トコフ ェロール)、ニコチン酸、ビタミンPPが、0.95〜15.9mg/製品10 0g、ならびに、N.V.Ep317/402菌株とともに、少なくとも1種の Ep−2群菌株ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の共生微生物が、本製品 グラム当たり106〜109量。 前述の成分とは別に、液体製品は、最初の製品100g当たり次の量の無機質 を含有する:ナトリウム 50mg;カリウム 146mg;カルシウム 12 1mg;マグネシウム 14mg;リン 90mg;鉄 0.1mg。 本発明により得られるAcidolactは、乳、例えば、牛乳、ヤギ乳、バ ッファロー乳から得ることができ、乳は、第1に、熱処理にかけられるが、その 温度は、乳加工の気象条件、製造される製品の目的、消費者の年齢に依存する。 したがって、例えば、母乳代替品としての使用を目的とするAcidolact を製造する場合には、熱処理は、136〜140℃、5〜6秒間実施され、一方 、老年層の人々向けのAcidolactを製造する場合には、乳は、80〜9 5℃で5〜7分間熱処理にかけられる。サワーとして、または医薬目的に使用さ れる発酵乳製品を製造するには、原料乳を処理温度120〜121℃に19〜2 0分間さらす。 次に、熱処理、すなわち殺菌された乳は、植菌される乳酸培養物の生活性が、 可能な温度、すなわち28〜40℃まで冷却される。 本発明によれば、別々でも、どんな組み合わせにおいても、用いられるEp− 2群の既知ラクトバクテリウム・アシドフィルム菌株の共生は、 微生物の乳酸培養物として既知ラクトバクテリウム・アシドフィルム菌株N.V .Ep317/402とともに使用される。この場合、本発明によれば、Ep− 2群の菌株は、N.V.Ep317/402菌株の量に対して、1:1〜4の比 を与える量で使用される。 前述の比率が、守られない場合には、得られる製品は、やや水っぽい質と化学 組成における変化の特徴が見られ、製品の栄養的、治療的性質に影響を与える。 本発明の微生物の存在での発酵により、タンパク質に対する百分率とその絶対 量の両方で、必須アミノ酸の含量増加の方向になる高いアミノ酸組成をもつ製品 を得ることが可能になった。 既知微生物の本発明による共生は、ヒトおよび動物の胃腸管に容易に適応でき る。それはまた、乳の高いフェノール濃度、ならびに毒性の化学薬剤、化学療法 剤、および抗生物質にも適応でき、前述の微生物の共生は、それが、日和見病原 性および病原性微生物の有効な拮抗体であるために、グラム陽性およびグラム陰 性細菌、急性の胃腸病の病原菌によって起きる疾病の治療に貢献する。 予め選択された上記名の微生物の共生における乳の乳酸発酵により、得られた 製品は、胃腸管内の腐敗性、病原性微生物の増殖と発生を抑制することができ、 そこで、毒性の代謝物が破壊され、ビタミンB1、B2、B3、B6、Bc,PP、 およびE、ならびに、子供の身体に対して生理学的に適切な無害、無毒の広いス ペクトルをもつ抗生物質が、合成される。 発明者らの研究が示したように、微生物の本共生を含有する発酵乳製品Aci dolactは、α−およびγ−インターフェロンの誘引物質 であり、インターフェロン−NK系の活性を改善することができる。 本発明によれば、本発明の発酵乳製品は、該ラクトバクテリウム・アシドフィ ルム種の微生物に対して1:1の比を与える量で、得られる製品に殺菌性を付加 することができるラクトバチルス・サリバリウス種の既知の微生物で強化処理さ れるのが得策である。 この種の細菌は、グラム陽性、ホモ発酵性、非運動性、顆粒状および無顆粒状 、無胞子性細菌である。細胞は、単一か、短いか長い鎖状に配列し、それらは、 硝酸塩を還元せず、インドール、スカトールを生成しないし、ゼラチンを液化し ない。その細菌は、溶血活性をもたない。それらは、次の物質:ガラクトース、 ラクトース、マルトース、マニトール、スクロース、エスクリン、メリビオース 、ラフィノース、ラムノース、ソルビトールを発酵することができる。限界酸生 成は、230〜260°Tである。グルコースからは、ガスを発生せず、15℃ で生育しない。最適培養温度は、+39または+40℃である。 該条件下で作製されたAcidolactは、酸度60〜280°Tである。 急性および重篤な胃腸管疾病の場合の幼児を食事治療するのに好適な製品を製造 するためには、酸度60〜165°Tまで酸乳化を実施することが提案される。 イン・ビトロおよびイン・ビボでの医薬適用に好適な濃厚製品を製造するため には、酸度270〜280°Cまで酸乳化を実施することが提案される。 提案された方法を用いて製造されたAcidolactは、N.V.Ep31 7/402菌株、および多分、ラクトバチルス・サリバリウス種の微生物、15 88菌株とともに、少なくとも1種のEp−2群から の菌株ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の共生微生物を含む。これらの微 生物は、製品グラム当たり106〜109量で含有される。 上記条件下での発酵の結果として生産されたAcidolactは、その組成 に関しては、タンパク質 1.8〜4.0wt.%の量,脂肪 0.05〜6. 0wt.%,炭水化物 1.5〜6.4wt.%,有機酸(乳酸として) 0. 6〜3.2wt.%を含み;製品100gは、ビタミンA 痕跡〜0.05mg 、ビタミンB群 0.2180〜0.3150mg、すなわち、ビタミンB1( チアミン) 0.04〜0.14mg、ビタミンB2(リボフラビン) 0.1 5〜0.2mg、ビタミンB6(ピリドキシン) 0.025〜0.040mg 、ビタミンBc(葉酸) 0.003〜0.005mg;ビタミンC 0.05 〜1.0mgの量、パントテン酸 0.100〜0.2mg、ビオチン 0.0 02mg、ビタミンE(トコフェロール) 痕跡〜0.2mgの量、ニコチン酸 0.040〜0.047mg、ビタミンPP 0.09〜0.14mgの量、 水分 84.2〜91.9wt.%を含み、この場合、必須アミノ酸の含量は、 製品中の総アミノ酸の%で、次のとおりである: バリン 10.4〜10.77 イソロイシン 9.6〜9.7 ロイシン 13.6〜14.1 リジン 3.6〜5.0 メチオニン 2.7〜3.1 スレオニン 0.9〜1.1 トリプトファン 0.5〜0.7 フェニルアラニン 8.4〜8.5、 一方、非必須アミノ酸の含量は、製品中の総アミノ酸の%で、次のとおりであり 得る: アラニン 4.10〜4.15 アルギニン 6.1〜6.6 アスパラギン酸 2.4〜2.9 ヒスチジン 1.4〜2.8 シスチン 0.2 グルタミン酸 5.7〜6.2 プロリン 11.2〜11.8 セリン 2.7〜2.9 チロシン 11.0〜11.1 グリシン 1.4〜2.1 である。 本発明は、酸度60〜280°Tをもつ酸乳製品の、4wt.%を超えない水 分含量が達成されるまでの、さらなる凍結乾燥の可能性を提供し、それにより、 その生化学的性質に影響することなく昇温下での長期の貯蔵に適する製品を製造 することを可能にするが、この場合、提案された製品は、その主な成分に関して 、次の組成をもつ: タンパク質 24.0〜34.0wt.% 脂肪 0.6〜36.0wt.% 炭水化物 20.8〜50.0wt.% 有機酸(乳酸として) 4.4〜36.4wt.% 製品100g当りのビタミン 9.5〜15.9mg 水分 3.7〜4.0wt.%。 4wt.%以上の乾燥製品の水分含量では、最終製品の品質の維持に備えるこ とができない。 本発明によれば、有利には、乾燥前に、酸乳製品が、無菌条件下で液体とタン パク質画分とに分離され、その各々が、続いて別々に乾燥されて、医薬目的での 使用に適切な高い抗菌性濃厚液を得ることができる。 それゆえ、未熟児とあらゆる年齢の子供を食事治療するのに適切なAcido lactを製造するために、酸乳製品を無菌条件下で分離して、事実上、次の組 成をもつ発酵乳製品である液体画分を得ることが必要である: タンパク質 0.35〜0.8wt.% 脂肪 0.05〜0.20wt.% 炭水化物 1.5〜3.8wt.% 有機酸(乳酸として) 0.7〜3.15wt.% ビタミン 1.18〜1.54mg/100g 水分 3.7〜94.6wt.%。 液体画分の分離で残るタンパク質画分は、事実上、次の組成をもつ: タンパク質 5.5〜11.0wt.% 脂肪 0.1〜6.0wt.% 炭水化物 1.6〜2.0wt.% 有機酸(乳酸として) 1.0〜2.0wt.% ビタミン 1.2〜1.56mg/100g 水分 83.4〜86.6wt.%。 本発明は、婦人科学、小児科学における治療目的、および胃腸管の疾 病をもつ患者を治療するために、使用することを意図した製品の製造を可能にす る。この目的には、無菌条件下で分離された上記液体画分が、最大水分含量4w t.%まで凍結乾燥されて、次の組成をもつ粉末物質を得る: タンパク質 7.7〜12.9wt.% 脂肪 0.8〜3.3wt.% 炭水化物 26.7〜70.2wt.% 有機酸(乳酸として) 15.4〜56.0wt.% ビタミン 11.80〜15.4mg/100g 水分 4.0wt.%。 収得物、発酵乳製品Acidolactは、無毒であり、発がん性、変異原性 、またはアレルギー性作用を起こさず、生体にα−およびγ−インターフェロン 、およびインターフェロン−NK系の促進物質を増加させる誘引物質である。 得られた液体発酵乳製品Acidolactは、特有の発酵乳の香気と風味を もつ、適度に濃厚な、やや粘い物質である。 得られた製品の組成は、化学的および微生物学的分析によって証明される。 提案された発酵乳製品Acidolactは、急性および重篤な胃腸病(異常 細菌症、サルモネラ症、赤痢、通常の下痢)、ならびに溶血性黄疸、新生児の臍 炎の治療のための使用、外陰部膣炎、および他の化膿性炎症疾患治療の産婦人科 学的実施における使用;尿道炎、アレルギー、および血液−,肝臓−、および腎 臓病、また子供の萎縮および発育異常の治療のための使用を、可能にするような 性質を示す。 本製品Acidolactは、増量されたタンパク質を含み、それ故、タンパ ク質は、生体から放射性核種を、より急速に除去させるので、放射線照射を浴び た人々の食事への使用が推奨される。 本製品の治療的性質は、その中に乳酸培養の代謝物を蓄積しているということ による。ステロイド抗生物質の生成に加えて、子供の体に生理的に好適なビタミ ンB1、B2、B3、B6、Bc,PP、およびEが生産される。貯蔵の間に、さら に抗生物質の蓄積が起こり、これが、本製品の貯蔵安定性の向上を促進する。 発酵乳製品“Acidolact−Narineh”を製造するための本方法 の長年の実験的試験が、酸度、アミノ酸組成およびビタミン含量に関して、一定 の品質特性をもつ製造の安定性を、その製品に特徴づけることを示した。 本発酵乳は、動物において実験的に試験され、上記疾病の治療におけるその効 力を研究するために、臨床条件下で試行されてきた。 本明細書で提示された製品は、その局所的使用の条件下で、傷の治癒過程にお ける効果が試験された。 研究は、24頭のチンチラウサギで行われた。 サイズ約2x2.5cm(500mm2)の標準的皮膚筋膜の傷が、全被験ウ サギの背面に負わせられた;植皮が、筋肉層までの皮下脂肪と筋膜とともに切開 され、皮下筋肉とともに傷の唇縁(lip)が、コッヘル鉗子により押し潰され た。止血が起きてから、ウサギは、傷に注入されるスタフィロコッカス・アウレ ウスの多剤耐性病院内感染菌株1.5x109菌体を含む微生物懸濁液1mlに よって感染された。感染48時間後に、著しい化膿性炎症が、被験動物に現れた 。 全てのウサギは、各8頭のウサギを含む3群に小分けされた。群I(試験)に おいては、動物は、本発酵乳製品によって処置された。比較のために、群IIの ウサギは、リバノールにより処置された。群III(対照)は、未処置動物から なった。処置は、感染後3日目から開始した。上述の製品が、十分に湿らされ、 ゆるく置かれたタンポンと適用具の形で、局所的に傷に適用され、その上に、無 菌の包帯が適用された。対照群の動物は、同様な条件下に維持され、また傷の消 毒と無菌の包帯の適用によって、毎日、再包帯された。 傷の治癒処置の臨床経過は、排泄物の性質と量、病巣周辺の炎症反応の静止時 期、壊死時期、肉芽の発生、上皮形成、傷の治癒時期のような多くの基準に基づ き調節された。これと平行して、傷表面の面積が測定され、傷の周辺部や底部か ら採取された生検標本の細胞学的および形態学的研究、傷排出物(治療前後の) における変化の細菌学的研究が、実施された。切片の微生物の存在を検査するた めに、標本が、グラム−ワイガルト染色された。細菌学的研究は、障害部位から のブドウ球菌の伝染割合と期間に関して行われた。伝染について次の定量的特性 が、使用された:ペトリ皿上25コロニーまで、単増殖;70コロニーまで、弱 い増殖;200コロニーまで、盛んな増殖;200コロニー以上、完全な増殖。 化膿した傷からの材料が、焼いて冷やした標準ループにより直径3mm採取され 、食塩水1ml中で乳濁化され、次いで、平板寒天のあるペトリ皿上に0.05 mlプレートされた。プレートされた材料は、37℃で18〜20時間培養され た後、スタフィロコッカスのコロニーを計数した。 主な臨床的知見に関して、動物の3群全ての傷の治癒経過を比較する と(表1参照)、傷における壊死の進行、最初の肉芽および上皮形成の出現、炎 症反応の静止は、群IIおよびIIIのものよりも、はるかに早く群Iの被検ウ サギにおいて起き、該群Iにおける完全な傷の治癒が、比較的早く進行する(平 均して、対照群より2倍早い)ことが分かった。 対照、およびリバノールと本発酵乳製品により処置された2つの試験群のウサ ギにおける化膿した傷の排出物の細菌学的研究の結果解析では、後者の製品の高 い抗菌効果が示された。 処置5日目での傷治癒の進行についての組織学的および組織化学的研究は、対 照群の動物において、深い層での劇的な炎症変化の上に、傷の著しい細菌感染が あることを示した。 10目には、豊富な微生物叢による炎症変化が、傷表面と深い層に現れた。壊 死の病巣、皮下脂肪層の微細膿瘍、傷の周辺部の保護された表皮および皮下脂肪 部位を取り巻くうみの皮膚浸潤が存在した。 15日目には、これまでの期間と比較して、炎症過程の強さが比較的弱まり、 傷の表面の顆粒状−繊維層が薄くなるのが観察された。傷の縁からの新生上皮の 薄層が、肉芽組織の上をはった。壊死的変化を含む著しいうみの浸潤および化膿 性融解病巣(微細膿瘍)が、肉芽組織の表層、ならびに下部組織に現れた。主に リンパ食細胞的性質、単マクロファージ、食細胞、白血球をもつ円形−細胞浸潤 が、著しい毛管ネットワークの周囲に形成された。 本発酵乳の使用は、傷における修復過程を、非常に促進した;したがって、処 置5日には、顆粒状−繊維層の著しい薄層化が、多数の穿刺好中球白血球の減少 および傷の隣接組織における炎症過程の静止とともに現れた。壊死部位からの傷 口と繊維性膿の付着の相対的な清浄化が、膿の 塊における血清成分の増加とともに観察された。また、肉芽組織の可成の広がり も観察された。 10〜15日目には、傷の修復経過は、対照よりもはるかに強力に示された。 したがって、15日目では、多くの場合に、傷表面の上皮膜の完全な再生が、そ の全層の厚膜化と再生とともに観察された。肉芽組織の表層は、乳頭突出のある 微繊維状結合組織によって代表され、一方。深い層は、粗繊維性繊維組織によっ て示される。細動脈および細静脈への血管の分化が起きた。 3群全ての動物の瘢痕の研究では、群Iにおけるそれが、その全層の再生をも つ均質な上皮の裏張り、および深い層における、束が水平配列をもつ薄くて弱い コラーゲン繊維の秩序ある配置によって特徴づけられた。群IIの動物では、上 皮膜の欠如するある場所において、比較的粗い瘢痕組織が、そして繊維状結合組 織におけるコラーゲン繊維の比較的無秩序な配置が、優勢であった。群IIIの ウサギでは、瘢痕は、表面に皮膚要素を欠く粗い繊維状組織によって代表され、 より深い層での結合組織繊維は、無秩序な配置、硬変症の現象をもち、散在性の ブドウ球菌の粒状塊の形での慢性感染の単病巣が生じた。 したがって、前述の全ては、本共生の乳酸菌の代謝物が、被検ウサギにおける 実験条件下で導入された化膿性の傷モデルに対して、局所的に適用された場合に は、壊死組織と膿形成微生物叢を、より速やかに清浄化するのに貢献し、傷にお ける再生過程を刺激し、傷の治癒期間を短縮し、したがって、柔軟な弾力性瘢痕 により傷治癒を促進するという事実に立証を与えることになる。 得られたデータは、本発酵乳製品の臨床的試行の優位性と証明を示す。 本発酵乳製品は、1427人の病人と病原性微生物の健康的キャリヤーによっ て使用された。その適用に関連する併発症は、全くなく、このことは、乳酸菌の 助けによる人工的生活群の創造が、化膿性の病気を引き起こし得るそれらの毒性 変異株の危険には至らないという事実によって、間接的に示される。 膀胱および尿道の化膿性炎症疾病に罹った患者が、酸度165°Tをもつ本発 酵乳製品により治療された。 治療操作は、次のようであった:本発明による脂肪0.1wt.%以下を含む 発酵乳製品Acidolactが、膀胱の空間(PezzerまたはNelat onのカテーテルにより)ならびに直接尿道中に導入された。暴露時間60〜1 20分、製品温度37〜40℃。恥骨上の膀胱瘻管をもつ患者が、70〜100 ml量で10〜12日間;膀胱炎をもつ患者 100〜150ml、7〜10日 間;尿道炎をもつ患者 10〜15ml、8〜10日間、本製品を投与された。 全85人の患者が、該方法によって治療された。50人の患者からなる対照群は 、慣用的薬物法で治療された。本製品で治療された患者は、多くの明らかな利 点を示した:彼らの一般的状態の改善、痛みの感覚の消失、排尿障害の著しい軽 減、体温の平熱化、膿漏の停止、および傷の肉芽の改善。 これらの変化は、通常治療9日目に接近した。実験室の研究は、尿pHにおけ るアルカリ性から酸性へのシフトを示した(尿pHは、対照群の患者の62%に ついて8から7へと低下し、Acidolactを用いた場合には、pHは、8 7%の患者について8から5.4へと低下した/P<0.01/)。白血球尿症 は、顕著に低下した(対照群の患者の57%において2.4倍、そして試験群の 患者の23%において5.0倍/P<0.01/)。また,タンパク質尿症での 減少も、観察された/P<0.01/。細菌尿症は、慣用的に治療された場合に は、尿1ml中5〜10x106から500,000〜1,000,000菌細 胞へと、患者の53%において減少した。本製品による次の治療では、細菌尿症 は、患者の76%において5,000〜50,000に減少した/P<0.02 /。患者の15%において病原菌の増殖の証拠はなかった。 3カ月間の間に(月に1度)、連鎖−ブドウ球菌感染の被検キャリアーが、細 菌学的研究にかけられ、1年間の(3カ月毎に1度、鼻咽喉輪の細菌学的研究が 行われた)観察下に置かれた。 連鎖−ブドウ球菌感染のキャリアーは、2群に分けられ、その1群が、抗生物 質によるアサニテーション(assanitation)にかけられ、一方、他 のキャリアー群は、次の方法で、本発酵乳製品Acidolactによるアサニ テーションにかけられた:個人用ピペットによって、0.5mlを1日に3回5 日間、鼻孔内に投与。Acidolactの投与の後、2つの前鼻中隔をマッサ ージした。 2カ月の観察期間の後、本製品を投与された患者の0.8%が、感染キャリア ーで残ったが、一方、抗生物質を受けたものの中で、2.2%の患者が、感染キ ャリアーで残った。 本発酵乳製品Acidolactは、また、産科と婦人科における生活群を正 常にするために使用される。 治療は、186人の女性、165人の婦人科患者、64人の産婦に行われた; 157人の妊婦は、アンテパルタール治療で清潔にされた。 Acidolact10〜20mlの用量が、8〜15日間、diem当たり 投与された。子供の婦人科学においては、治療コースが、1カ月間繰り返された 。治療効率は、臨床試験法、肉眼観察、膣鏡法、検鏡および細菌学的研究の複合 によって、進行を追跡された。 膣からの172サンプルと子宮頚管からの84サンプルの全部が、細菌学的研 究にかけられた。膣内容物の細菌学的研究の方法において、婦人科患者の91. 7%が、病原性および日和見病原性の両微生物叢、ならびにカンジダ(Cand ida)菌を示した。大多数の患者において、微生物は、結合において伝染され た。 妊婦の膣炎の経過は、しばしば、無症候性に進行し、妊婦の3分の2は、膣微 生物叢の純度IVステージと2〜3種以上の微生物の組み合わせを示した。 被検患者の各3分の1(39.5%)が、日和見病原性微生物叢(病原性ブド ウ球菌、プロテウス(Proteus)、ある血清型のエシェリヒア・コリおよ びカンジダ菌)の組み合わせを示した。 長い(24時間以上)水分のない期間をもつ産婦の群では、細菌試験において 、子宮頚管の大量の伝染が、産婦28人中23人に見いだされ、 日和見病原性および病原性微生物叢が、82.1%の患者において単離されたが 、特に、St.アウレウス(47.6%)であった。婦人科患者と妊婦を治療し た結果について分析し、最初の治療コースの終末では、治療された全員に関して 例外なく、臨床兆候におけるかなりの改善、白血球数の実質的低下、真菌の完全 な消失が示された。婦人科患者の細菌試験は、こん棒状(桿菌型)細菌の主感染 による日和見病原性および病原性微生物叢の伝染において劇的な減少(83.4 %)を示した。塗抹標本の顕微鏡検査は、第4から第2ステージへの移行を示す 膣微生物叢純度の変化を表した。妊婦における伝染の低下は、75.8%にのぼ った。 妊婦と産婦に関する臨床細菌学的研究の得られた結果は、本発明の液体Aci dolact(無脂肪または含脂肪乳を基に製造された)の使用が、産科学およ び婦人科学的実行において優位性があることを結論させる。 液体型の酸度120°Tをもつ本発酵乳製品の使用は、子供の婦人科学におい て優れた臨床効果をもたらした。本製品を、個人用ピペットを用いて女子の膣中 に(15〜20日間)滴下すること、および成人女子の膣の後部口蓋の部分に、 10〜20ml量で,8〜15日間、それを導入することが、臨床兆候のかなり の改善、白血球数および伝染治療前の70.8%から治療期間後の34.2%へ の微生物叢の劇的減少、ならびに病原性微生物叢の消失および膣生活群の正常化 を示した。 理解を進めるために、本発明の特定の態様の次の実施例が、以下に与えられる 。 (実施例1) 無脂肪牛乳10kg全部を、120℃20分間殺菌し、酸乳化温度、40℃ま で冷却し、次いで、群Ep−2ラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/ 392,317/395,317/396菌株の同量80g、およびラクトバク テリウム・アシドフィルムのN.V.Ep317/402菌株160gからなる 共生微生物240gを添加する。共生微生物を、無脂肪乳と徹底的に混合し、4 7時間放置する。得られた発酵製品を、+8℃に冷却し、再び12時間放置する 。液体最終製品の酸度は、280°Tである。 その主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 91.8w t.%;乾物 8.2wt.%; 含有量:タンパク質 2.8wt.%;脂肪 0.1wt.%;炭水化物 1.5wt.%;有機酸および他の発酵産物 3 .1wt.%;灰分 0.7wt.%;この場合、製品100gは、次の元素を 含む:ナトリウム 52mg;カリウム 146mg;カルシウム 121mg ;マグネシウム 14mg;リン 90mg;鉄 0.1mg;ビタミン 1, 530mg。エネルギー値は、製品100g当たり29.2Kcalである。 (実施例2) 実施例1記載のものと同様の条件下で製造され、実施例1記載のものと同様の 組成をもつ発酵乳製品Acidolactを、初発温度−50℃、終末温度−2 6℃、残余圧力13.3x103Paで、24時間凍結乾燥する。最終製品は、 水分含量 3.7wt.%、乾物 96.3wt.%を有し、次の主成分からな る;タンパク質 32.8wt.%;脂肪 1.1wt.%;炭水化物 20. 8wt.%;有機酸 36.4wt.%;灰分 5.2wt.%;ビタミン 1 5.40mg/10 0g、等。製品100gの元素組成は、次のとおり:ナトリウム 501mg; カリウム 1352mg;カルシウム 1120mg;マグネシウム 51mg ;リン 630mg;鉄 1mg。エネルギー値は、100g当たり29.2K calである。製品は、3x109微生物/gを含有する。 得られた製品は、発熱炎症経過を治療するための外科学的実施に使用されるか 、インターフェロンNK系の活性増強のための機能食品として使用される。 (実施例3) 無脂肪牛乳10kg量を、120℃、19分間殺菌し、温度40℃まで冷却し 、次いで、群Ep−2ラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/392菌 株100g、およびラクトバクテリウム・アシドフィルムのN.V.Ep317 /402菌株100gからなる共生微生物200gを導入する。共生微生物を、 無脂肪乳と徹底的に混合し、37℃、5時間放置する。得られた発酵製品を、+ 6℃に冷却し、再び12時間放置する。液体最終製品の酸度は、76°Tである 。 その主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 91.5 wt.%;乾物 8.5wt.%; 含有量:タンパク質 3.0wt.%;脂 肪 0.05wt.%;炭水化物 4.1wt.%;有機酸 0.65wt.% ;灰分 0.7wt.%;製品100gの元素組成は、次のとおりである:ナト リウム 50mg;カリウム 146mg;カルシウム 121mg;マグネシ ウム 14mg;リン 90mg;鉄 0.1mg;ビタミン 1,950mg 。エネルギー値は、100g当たり31.2Kcalである。その製品は、サワ ーおよび食事療法用製品とし て使用される。 (実施例4) 発酵乳製品Acidolact1000kgを製造するために、次の重量での 画分組成:脂肪3.2%、タンパク質3.0%、炭水化物4.7%をもつ全乳5 22kgに、脂肪20重量%を含むクリーム63kg、および炭水化物60wt .%を含むデキストリン−マルトース45kgと砂糖15.2kgからなる炭水 化物42.2kg(乾物で)を用いて、均質に予め混合された精製オリーブ油6 .23kgに滴下する。このように得られた混合物を、136℃で殺菌し、36 ℃に冷却する。次に、実施例3のように作製されたAcidolact20kg を、冷却された混合物に添加し、該温度で5.5時間放置し、続いて、その酸乳 化混合物を+6℃まで急冷し、12時間放置する。甘い発酵風味と酸度67。T をもつ微妙に調和された均質製品が得られる。 主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 87.05wt .%、乾物 12.95wt.%、 含有量;タンパク質 1.8wt.%;脂 肪 3.5wt.%;炭水化物 6.4wt.%;有機酸 0.6wt.%; 製品100gの無機質:ナトリウム 21mg;カリウム 95mg;カルシウ ム 82mg;マグネシウム 7mg;リン 50mg;鉄 0.1mg;ビタ ミン 1.23mg。エネルギー値は、100g当たり66.5Kcalである 。製品1gは、有用な微生物4x108細胞を含有する。 このように得られた製品は、幼児の調合、人工給食において母乳代替物として 使用される。 (実施例5) 牛乳(脂肪 3.5wt.%およびタンパク質 3.0wt.%)1000k g量を、精製し、95℃で加熱殺菌し、15分間放置し、39℃まで冷却する。 次いで、ラクトバクテリウム・アシドフィルム(群Ep−2の317/392、 317/395、317/396菌株5.0kgとN.V.Ep317/402 菌株10.0kg)の微生物15.0kg、およびラクトバチルス・サリバリウ ス、No.1588菌株の微生物15.0kgからなる共生微生物30.0kg を導入する。共生微生物を、乳と徹底的に混合し、39℃、3.5時間放置する 。得られた発酵製品を、+7℃に冷却し、再び13時間放置する。最終Acid olactの酸度は、155°Tである。 その主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 88.1w t.%;乾物 11.9wt.%; 含有量:タンパク質 3.0wt.%;脂 肪 3.5wt.%;炭水化物 3.7wt.%;有機酸 1.0wt.%; 製品100g当たりの無機質:ナトリウム 50mg;カリウム 146mg; カルシウム 121mg;マグネシウム 14mg;リン 90mg;鉄 0. 1mg;ビタミン 1.59mg。エネルギー値は、100g当たり62.0K calである。微生物数は、グラム当たり5x109である。 得られた製品は、急性および重篤な胃腸管疾病において経口投与に使用されて もよい。 (実施例6) 無脂肪牛乳10kg量を、精製し、120℃、20分間殺菌し、36℃まで冷 却し、次いで、群Ep−2ラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/39 5菌株100g、およびラクトバクテリウム・アシド フィルムのN.V.Ep317/402菌株100gからなる共生微生物200 gを導入する。共生微生物を、乳と徹底的に混合し、5.5時間放置する。得ら れた発酵製品を、+6℃に冷却し、再び12時間放置する。液体発酵乳の酸度は 、90°Tである。それは、母乳代替品を製造するための発酵物として使用され る。 その主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 91.5w t.%;乾物 8.5wt.%; 含有量:タンパク質 3.0wt.%;脂肪 0.1wt.%;炭水化物 3.9wt.%;有機酸 0.7wt.%。 次の無機質が、製品100g中に含有される:ナトリウム 52mg;カリウ ム 152mg;カルシウム 126mg;マグネシウム 14mg;リン 9 5mg;鉄 0.1mg。ビタミン 1,097mgが製品100g当たり含有 される。エネルギー値は、100g当たり31Kcalである。製品1gは、5 x108微生物を含む。 (実施例7) 121℃、20分間殺菌され、38℃まで冷却された、脂肪含量 2wt.% およびタンパク質 3.0wt.%を含む乳10kgに、群Ep−2のラクトバ クテリウム・アシドフィルムの317/396菌株の微生物50gとラクトバク テリウム・アシドフィルムのN.V.Ep317/402菌株の微生物150g からなる共生微生物200gを添加する。共生微生物を、乳と徹底的に混合し、 4.5時間放置する。得られた発酵製品を、+8℃に冷却し、再び12時間放置 する。液体発酵乳の酸度は、90°Tである。得られた製品を、無菌条件下で液 体とタンパク質画分に分離する。 その液体画分の組成は、次のとおりである:水分 94.6wt.%;乾物 5.4wt.%; 含有量:タンパク質 0.35wt.%;脂肪 0.05w t.%;炭水化物 3.7wt.%;有機酸 0.8wt.%、灰分 0.5w t.%。 次の元素が、製品100g中に含有される:ナトリウム 41mg;カリウム 125mg;カルシウム 60mg;マグネシウム 6mg;リン 71mg ;鉄 0.1mg;ビタミン 1.180mg。エネルギー値は、100g当た り19.6Kcalである。製品の1gは、有用な微生物6x106を含有する 。液体画分は、未熟児の食事療法に使用される。 そのタンパク質画分の組成は、次のとおりである:水分 86.6wt.%; 乾物 13.4wt.%; 含有量:タンパク質 5.5wt.%;脂肪 4. 0wt.%;炭水化物 2.0wt.%;有機酸 1.0wt.%、灰分 0. 9wt.%。 次の元素が、製品100g中に含有される:ナトリウム 41mg;カリウム 125mg;カルシウム 146mg;マグネシウム 23mg;リン 10 0mg;鉄 0.1mg。エネルギー値は、100g当たり19.6Kcalで ある。ビタミン含量は、製品100g当たり1.32mg。製品の1gは、微生 物6x108を含有する。 タンパク質画分は、炭水化物の添加の有無にかかわらず、6カ月以上の幼児と あらゆる年齢層の患者の食物として使用される。 (実施例8) 実施例7に記載と同様の条件下で製造された発酵乳製品の液体画分を、初発温 度−50℃、最終温度−26℃、残余圧13.3x103Paで、 23時間凍結乾燥する。得られた乾燥製品は、その化学的、治療的性質を2年間 保持する。タンパク質画分からの最終製品は:水分 4.0wt.%;乾物 9 6wt.%を含み; 含有量:有機酸 12.6wt.%;脂肪 0.9wt. %;タンパク質 6.3wt.%;炭水化物 70.6wt.%;灰分 6.0 wt.%。製品100g中に、次の元素を含有する:ナトリウム 420mg; カリウム 1300mg;カルシウム 600mg;マグネシウム 48mg; リン 700mg;鉄 1.5mg。エネルギー値は、100g当たり359K calである。製品の1gは、微生物3x106を含有する。ビタミン含量は、 製品100g当たり11.8mgである。 得られた製品は、薬品、ならびに幼児および成人患者への給食のために使用さ れる。 (実施例9) 脂肪 3.5wt.%およびタンパク質 3.0wt.%を含む牛乳1000 kgの全部を、95℃で加熱殺菌し、20分間放置し、39℃まで冷却する。次 いで、ラクトバクテリウム・アシドフィルム(等量に採られた群Ep−2の菌株 317/392、317/395)の微生物4kgと菌株N.V.Ep317/ 402の微生物12kgからなる共生微生物20.0kgを、その乳に添加する 。共生微生物を、乳と徹底的に混合し、38℃で4.5時間放置する。得られた 発酵製品を、+8℃に冷却し、再び16時間放置する。最終製品の酸度は、11 0°Tである。 このように得られた製品は、年齢3カ月からの幼児、および胃腸管の疾病に罹 った全年齢層の患者への給食のために使用される。 その主成分に関して、最終製品の組成は、次のとおりである:水分88.1w t.%;乾物 11.9wt.%; 含有量:タンパク質3.0wt.%;脂肪 3.5wt.%;炭水化物 3.80wt.%;乳酸 0.90wt.%、灰 分 0.7wt.%。次の元素が、製品100g中に含有される:ナトリウム 50mg;カリウム 146mg;カルシウム 121mg;マグネシウム 1 4mg;リン 80mg;鉄 0.1mg;ビタミン 1.54mg。製品の1 gは、微生物6x108を含有する。エネルギー値は、100g当たり62.0 Kcalである。 (実施例10) 無脂肪牛乳10kg量を、120℃、19分間殺菌し、温度40℃まで冷却し 、次いで、そこに、等量で採られた群Ep−2ラクトバクテリウム・アシドフィ ルムの317/401菌株とラクトバクテリウム・アシドフィルムのN.V.E p317/402菌株の微生物の等量部200g、およびラクトバチルス・サリ バリウス、菌株1588の微生物200gからなる共生微生物400gを添加す る。その混合液を、発酵凝固物が形成されるまで放置させ、+6℃まで冷却し、 12時間放置する。最終製品の化学組成は:水分 91.75wt.%;乾物 8.25wt.%、含有量:タンパク質 2.8wt.%;脂肪 0.1wt. %;炭水化物 3.75wt.%;乳酸 0.9wt.%;灰分 0.7wt. %からなる。その製品100gは、次の元素を含有する:ナトリウム 50mg ;カリウム 141mg;カルシウム 120mg;マグネシウム 15mg; リン 80mg;鉄 0.1mg;ビタミン1.27mg。エネルギー値は、1 00g当たり30.3Kcalであ る。製品1gは、7x108微生物を含む。その製品は、サワーまたは機能性食 品として使用される。 (実施例11) 無脂肪乳80kg量を、精製し、120℃、20分間殺菌し、温度40℃まで 冷却し、次いで、そこに、等量で採られた群Ep−2ラクトバクテリウム・アシ ドフィルムの317/392菌株0.5kgと、ラクトバクテリウム・アシドフ ィルムのN.V.Ep317/402菌株0.5kgからなる発酵物2.0kg を、添加する。次いで、その発酵物を、乳と混合し、4.5時間放置させる。次 いで、その発酵乳を、+6℃まで急速に冷却し、20時間放置し、滅菌容器50 cm3中に充填する。液体発酵乳の酸度は、160°Tである。それは、経口投 与のための発酵物と医薬製剤として使用される。 主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 91.9wt. %;乾物 8.1wt.%、含有量:タンパク質 2.8wt.%;脂肪 0. 05wt.%;炭水化物 3.6wt.%;有機酸 1.0wt.%;灰分 0 .65wt.%。種々のビタミン1.33mgが、製品100g中に含まれる。 エネルギー値は、100g当たり29.6Kcalである。100g当たりの無 機質は、次のとおりである:ナトリウム 49mg;カリウム 142mg;カ ルシウム 125mg;マグネシウム 15mg;リン 85mg;鉄 0.1 mg;製品1gは、6.0x109の微生物細胞を含む。 (実施例12) 実施例11の方法と同様の方法で作製された製品を、初発温度−50℃、最終 温度−26℃、残余圧13.3x103Paで、24時間凍結 乾燥する。製品の主な組成は、次のとおりである:水分 4.0wt.%;乾物 96wt.%、含有量:タンパク質 25.9wt.%;脂肪 0.6wt. %;炭水化物 49.2wt.%;有機酸 13.5wt.%;灰分 6.8w t.%。製品100gは、次の元素を含有する:ナトリウム 501mg;カリ ウム 1410mg;カルシウム 1230mg;マグネシウム 143mg; リン 830mg;鉄 0.5mg;ビタミン 14.3mg。エネルギー値は 、100g当たり354Kcalである。製品の1gは、微生物細胞3x109 を含有する。得られた製品は、工業的に有用な製品の乾燥発酵物としてか、経口 投与用医薬製剤として使用される。 得られた製品は、3カ月間有効な発酵物として、また2年間有効な医薬製剤と して、その性質を保持する。 (実施例13) 牛乳(脂肪 3.5wt.%およびタンパク質 3.0wt.%)1000k g量を、濾過し、94℃で加熱殺菌し、15分間放置し、40℃まで冷却する。 次いで、それぞれ1:4の比で採られたラクトバクテリウム・アシドフィルム、 群Ep−2の317/396菌株とN.V.Ep317/402菌株の微生物1 5.0kg、およびラクトバチルス・サリバリウス、1588菌株の微生物15 .0kgからなる共生微生物30.0kgを添加する。共生微生物を、乳と徹底 的に混合し、40℃、4.0時間放置する。得られた発酵製品を、+7℃に冷却 し、再び14時間放置する。最終Acidolactの酸度は、165°Tであ る。 その主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 88.0w t.%;乾物 12.0wt.%; 含有量:タンパク質 3. 1wt.%;脂肪 3.5wt.%;炭水化物 3.7wt.%;有機酸(乳酸 として) 1.0wt.%;灰分 0.7wt.%。製品100gは、次の元素 を含む:ナトリウム 50mg;カリウム 146mg;カルシウム 121m g;マグネシウム 14mg;リン 90mg;鉄 0.1mg;ビタミン 1 .59mg。エネルギー値は、100g当たり62.3Kcalである。 得られた製品は、急性および重篤な胃腸管疾病において経口投与に使用されて もよい。 (実施例14) 実施例1に記載と同様の条件下で製造された発酵乳製品を、無菌条件下で液体 およびタンパク質画分に分離する。液体画分を、初発温度−50℃、最終温度− 26℃、残余圧13.3x103Paで、24時間凍結乾燥する。 液体画分の組成は、次のとおりである:水分 94.4wt.%;乾物 5. 6wt.%、含有量:タンパク質 0.35wt.%;脂肪 0.05wt.% ;炭水化物 1.5wt.%;有機酸、等 3.2wt.%、灰分 0.5wt .%。乾燥Acidolactは:水分 4wt.%;乾物 96wt.%を含 み;含有量:タンパク質 6wt.%;脂肪 0.9wt.%;炭水化物 27 .0wt.%;有機酸 56.0wt.%、灰分 6.1wt.%。製品100 gは、次の元素を含有する:ナトリウム 510mg;カリウム 1400mg ;カルシウム 1210mg;マグネシウム 130mg;リン 800mg; 鉄 1.0mg;ビタミン 15.3mg。エネルギー値は、100g当たり2 98Kcalである。 得られた製品は、食事療法および治療・予防食物、ならびに外科における医薬製 剤として使用されてもよい。 タンパク質画分は、食品添加物とともに食事療法用滋養食品に使用される。 (実施例15) 無脂肪牛乳10kg量を、120℃、15分間殺菌し、36℃まで冷却し、次 いで、そこに、等量で採られた群Ep−2ラクトバクテリウム・アシドフィルム の317/392、317/396菌株40.0gと、ラクトバクテリウム・ア シドフィルムのN.V.Ep317/402菌株の微生物160gからなる共生 微生物200gを、添加する。共生微生物を、無脂肪乳と十分に混合し、5.5 時間放置させる。得られた発酵製品を、+6℃まで冷却し、再び12時間放置す る。液体発酵乳の酸度は、85°Tである。 主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 91.9wt. %;乾物 8.1wt.%、含有量:タンパク質 2.8wt.%;脂肪 0. 1wt.%;炭水化物 3.7wt.%;有機酸 0.8wt.%;灰分 0. 7wt.%。製品100gは、次の元素を含有する:ナトリウム 51mg;カ リウム 144mg;カルシウム 118mg;マグネシウム 15mg;リン 90mg;鉄 0.1mg。ビタミンの1.083mgが、製品100g中に 含まれる。エネルギー値は、100g当たり30Kcalである。製品1gは、 5x108微生物を含む。 (実施例16) 脂肪含量 2.2wt.%およびタンパク質 3.0wt.%を含む 乳1000kg量を、136℃、5秒間殺菌し、38℃まで冷却し、次いで、群 Ep−2のラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/395菌株の微生物 5kgとラクトバクテリウム・アシドフィルムのN.V.Ep317/402菌 株の微生物10kgからなる共生微生物15kgを添加する。共生微生物を、乳 と徹底的に混合し、該温度で4時間放置する。得られた発酵製品を、+6℃に冷 却し、再び18時間放置する。酸度120°Tをもつその製品を、無菌条件下で 液体とタンパク質画分に分離する。 その液体画分の組成は、次のとおりである:水分 93.8wt.%;乾物 6.2wt.%; 含有量:タンパク質 0.8wt.%;脂肪 0.2wt. %;炭水化物 3.7wt.%;有機酸 1.0wt.%;灰分 0.5wt. %;ビタミン 製品100g当たり1.08mg。製品100gは、次の元素を 含有する:ナトリウム 41mg;カリウム 125mg;カルシウム 60m g;マグネシウム 6mg;リン 80mg;鉄 0.1mg。エネルギー値は 、23Kcal/100gである。製品の1gは、微生物6x106を含有する 。 そのタンパク質画分の組成は、次のとおりである:水分 83.4wt.%; 乾物 16.6wt.%、 含有量:タンパク質 6.6wt.%;脂肪 6. 0wt.%;炭水化物 2.1wt.%;有機酸 1.0wt.%、灰分 0. 9wt.%;ビタミン 1.43mg/100g。エネルギー値は、92Kca l/100gである。製品の1gは、微生物6x108を含有する。液体画分は 、未熟児の給食および治療に使用される。 炭水化物で濃厚化されたタンパク質画分は、6カ月以上の幼児とあら ゆる年齢層の患者の完全食として使用される。 (実施例17) 無脂肪牛乳10kg量を、120℃、20分間加熱処理し、39℃まで冷却し 、次いで、群Ep−2のラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/396 菌株80.0gとラクトバクテリウム.アシドフィルムのN.V.Ep317/ 402菌株の微生物240gからなる共生微生物320gを添加する。共生微生 物を、徹底的に混合し、46時間放置する。得られた発酵製品を、+8℃に冷却 し、再び18時間放置する。液体発酵乳の酸度は、270°Tである。 得られた製品を、液体とタンパク質画分に分離する。 その最終液体画分の組成は、次のとおりである:水分 94.4wt.%;乾 物 5.6wt.%; 含有量:タンパク質 0.45wt.%;脂肪 0.0 5wt.%;炭水化物 1.6wt.%;有機酸 3.0wt.%;灰分 0. 5wt.%;ビタミン 1.54mg/100g。製品100gは、次の元素を 含有する:ナトリウム 40mg;カリウム 120mg;カルシウム 58m g;マグネシウム 14mg;リン 75mg;鉄 0.1mg。エネルギー値 は、20Kcal/100gである。そのタンパク質画分の組成は:水分 84 .3wt.%;乾物 15.9wt.%、 含有量:タンパク質 11.0wt .%;脂肪 0.2wt.%;炭水化物 1.6wt.%;有機酸 2.0wt .%;灰分 0.9wt.%。 製品は、食事療法として食品添加物とともに使用される。 (実施例18) 実施例17におけるように製造された製品の液体画分を、初発温度− 50℃、最終温度−26℃、残余圧13.3x103Paで、23時間凍結乾燥 する。 得られた製品は、2年間、その化学的および治療的性質に影響を受けずに保持 される。 製品は、機能性ダイエタリー食として使用される。 製品の主な化学的組成は、次のとおりである:水分 4.0wt.%;乾物 96wt.%、含有量:タンパク質 7.8wt.%;脂肪 0.5wt.%; 炭水化物 32.2wt.%;有機酸 50.5wt.%;灰分 5.0wt. %。ビタミン 15.4mg/100g。製品100gは、次の元素を含有する :ナトリウム 510mg;カリウム 1210mg;カルシウム 915mg ;マグネシウム 133mg;リン 810mg;鉄 1.1mg。エネルギー 値は、100g当たり346.4Kcalである。 (実施例19) 実施例16におけるように製造された製品の液体画分を、初発温度−50℃、 最終温度−25℃、残余圧13.3x103Paで、24時間凍結乾燥する。 得られた製品は、2年間、その化学的および治療的性質に影響を受けずに保持 される。 製品は、あらゆる年齢層の子供に対して、機能性食事療法用食として使用され る。 製品の主な化学的組成は、次のとおりである: 水分 4.0wt.% 乾物 96.0wt.% 含有量: タンパク質 12.3wt.% 脂肪 3.3wt.% 炭水化物 58.8wt.% 有機酸 15.4wt.% 灰分 5.6wt.% ビタミン 10.86mg/100g。 製品100gは、次の元素を含有する:ナトリウム 390mg;カリウム 1275mg;カルシウム 610mg;マグネシウム 51mg;リン 80 2mg;鉄 1.1mg。エネルギー値は、100g当たり362Kcalであ る。製品1gは、微生物細胞3.0x109を含む。 製品は、未熟児の食事療法に使用される。 (実施例20) 実施例3において製造された製品を、初発温度−50℃、最終温度−26℃、 残余圧13.3x103Paで、24時間凍結乾燥する。 得られた製品は、その化学的および治療的性質を、3カ月間、影響を受けずに 保持する。 製品は、製品製造の乾燥発酵物として、またはその経口投与のために使用され る。 製品の主な化学的組成は、次のとおりである:水分 4.0wt.%;乾物 96wt.%、含有量:タンパク質 34.0wt.%;脂肪 0.6wt.% ;炭水化物 47.7wt.%;有機酸 7.2wt.%;無機質 6.8wt .%。 エネルギー値は、352.6Kcal/100gである。 種々のビタミンの含量は、9.5mg/100gである。 製品1gは、2x108微生物を含む。 (実施例21) 脂肪 6.0wt.%、タンパク質 4.0wt.%、炭水化物 5.0wt .%を含む牛乳1000kg量を、98℃、5分間低温殺菌し、36℃まで冷却 し、次いで、群Ep−2のラクトバクテリウム・アシドフィルムの317/39 2菌株の微生物4kgとラクトバクテリウム・アシドフィルムのN.V.Ep3 17/402菌株の微生物16kgからなる共生微生物20kgを添加する。共 生微生物を、乳と徹底的に混合し、36℃で5.5時間放置する。得られた発酵 製品を、+6℃に冷却し、再び12時間放置する。最終製品の酸度は、65°T である。 主成分に関する最終製品の組成は、次のとおりである:水分 84.2wt. %;乾物 15.8wt.%;含有量:タンパク質 4.0wt.%;脂肪 6 wt.%;炭水化物 4.1wt.%;有機酸、等 0.9wt.%;灰分 0 .8wt.%。 製品100gは、次の元素を含有する:ナトリウム 41mg;カリウム 1 20mg;カルシウム 130mg;マグネシウム 14mg;リン 80mg ;鉄 0.1mg。エネルギー値は、90.0Kcal/100gである。製品 の100gは、種々のビタミン2.54mgおよび微生物細胞4x108を含有 する。 製品は、誕生後6カ月までのどんな年齢層の患者の予防的、食事療法用の発酵 物として使用される。 (実施例22) 実施例21において製造された製品を、初発温度−50℃、最終温度−26℃ 、残余圧13.3x103Paで、23時間凍結乾燥する。 得られた製品は、その化学−生物学的および治療的性質を、2年間、影響を受 けずに保持する。 製品は、治療および予防用給食として使用される。 製品の主な化学的組成は、次のとおりである:水分 4.0wt.%;乾物 96.0wt.%、含有量:タンパク質 24.3wt.%;脂肪 36wt. %;炭水化物 24.4wt.%;有機酸、等 5.5wt.%;灰分 5.8 wt.%。 エネルギー値は、540Kcal/100gである。 種々のビタミン含量は、10.3mg/100gである。 無機質:ナトリウム 400mg;カリウム 1200mg;カルシウム 1 200mg;マグネシウム 120mg;リン 800mg;鉄 1.0mg。 製品1gは、2x108微生物を含む。 産業的応用 本発明は、次の点: −液体および乾燥母乳代替物“Acidolact−Narineh”の商業 生産; −あらゆる年齢のヒトのための治療および予防製品“Acidolact−N arineh”のバッチ生産; −発酵乳製品“Acidolact−Narineh”のための液体および乾 燥発酵物の商業生産; −未熟児のための治療および予防液体および乾燥製品“Acidolact− Narineh”のバッチ生産; −医薬()において、そして急性および重篤な胃腸管疾病をもつ患者を治療し ;生体の免疫系を改善するために、使用される液体および乾燥製品“Acido lact−Narineh”の商業生産; −獣医薬の実用 において、応用を見出だすことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コルニロフ,アレクサンドル・ヴイクトロ ヴイチ ロシア連邦共和国215810スモレンスク州ヤ ルツエボ,プロスペクト・メタルルゴブ, ドーム37,クヴアルテイーラ55 (72)発明者 アミリヤン,イリーナ・スレーノヴナ アルメニア共和国,エレヴアン375044,ウ ーリツア ガステーロ3,ドーム19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. タンパク質、脂肪、炭水化物、有機酸、ビタミン、水、およびラクトバ クテリウム・アシドフィルム種の乳酸発酵微生物を含む発酵乳製品“アシドラク ト−ナリネ(Acidolact−Narineh)であって、ラクトバクテリ ウム・アシドフィルム(Lactobacterium acidophilu )種の乳酸発酵微生物として、それぞれ、1:1〜4の比で群Ep−2の少な くとも1種の菌株とN.V.Ep317/402菌株の共生微生物を、製品1グ ラム当たり共生微生物106〜109の量で含み、かつ酸度60〜280°Tにお いて、前記成分を次の量: タンパク質 0.35〜34.0wt.% 脂肪 0.05〜36.0wt.% 炭水化物 1.5〜70.0wt.% 有機酸(乳酸として) 0.6〜56.0wt.% ビタミン 0.95〜15.9mg/100g 水分 3.7〜94.6wt.% で含むことを特徴とする発酵乳製品。 2. 発酵乳製品が、さらに、ラクトバチルス・サリバリウス(Lactob acillus salivarius )種の微生物を含むことを特徴とする、 請求の範囲1記載の発酵乳製品“アシドラクト−ナリネ”。 3. 発酵乳製品が、タンパク質、1.8〜4.0wt.%の量,脂肪 0. 05〜6.0wt.%,炭水化物 1.5〜6.4wt.%,有機酸(乳酸とし て) 0.6〜3.2wt.%、ビタミン 0.95 〜1.59mg/100gの量、水分 84.2〜91.90wt.%を含有す ることを特徴とする、請求の範囲1記載の発酵乳製品“アシドラクト−ナリネ” 。 4. 発酵乳製品が、タンパク質 0.35〜0.8wt.%の量,脂肪 0 .05〜0.20wt.%,炭水化物 1.5〜3.8wt.%,有機酸(乳酸 として) 0.7〜3.15wt.%、ビタミン 1.18〜1.54mg/1 00gの量、水分 93.20〜94.6wt.%を含有することを特徴とする 、請求の範囲1記載の発酵乳製品“アシドラクト−ナリネ”。 5. 発酵乳製品のタンパク質が、次の必須アミノ酸を、製品の総アミノ酸の %で: バリン 10.4〜10.77 イソロイシン 9.6〜9.7 ロイシン 13.6〜14.1 リジン 3.6〜5.0 メチオニン 2.7〜3.1 スレオニン 0.9〜1.1 トリプトファン 0.5〜0.7 フェニルアラニン 8.4〜8.5 含むことを特徴とする、請求の範囲3および4記載の発酵乳製品“アシドラクト −ナリネ”。 6. 発酵乳製品が、液体製品100g当たり次のビタミン類: ビタミンA 痕跡〜0.050mg パントテン酸 0.10〜0.190mg ビタミンC 0.5〜0.90mg ビオチン 0.002mg ビオチンE(トコフェロール) 痕跡〜0.2mg ニコチン酸 0.040〜0.047mg ビオチンPP(ナイアシン) 0.09〜0.14mg B群のビタミン 0.218〜0.315mg 含有量: ビタミンB1(チアミン) 0.04〜0.07mg ビタミンB2(リボフラビン) 0.15〜0.20mg ビタミンB6(ピリドキシン) 0.025〜0.04mg ビタミンBc(葉酸) 0.003〜0.005mg を含むことを特徴とする、請求の範囲3および4記載の発酵乳製品“アシドラク ト−ナリネ”。 7. 発酵乳製品が: タンパク質 24.0〜34.0wt.% 脂肪 0.6〜36.0wt.% 炭水化物 20.8〜50.5wt.% 有機酸(乳酸として) 4.4〜36.4wt.% 水分 3.7〜4.0wt.% 製品100g当りのビタミン 9.5〜15.9wt.% を含むことを特徴とする、請求の範囲3記載の発酵乳製品“アシドラクト−ナリ ネ”。 8. 発酵乳製品が: タンパク質 6.0〜12.9wt.% 脂肪 0.9〜3.3wt.% 炭水化物 26.7〜70.2wt.% 有機酸(乳酸として) 15.4〜56.0wt.% 製品100g当りのビタミン 11.8〜15.4wt.% 水分 4.0wt.% を含むことを特徴とする、請求の範囲4記載の発酵乳製品“アシドラクト−ナリ ネ”。 9. 乳を、95〜140℃で熱処理し;酸乳化温度までそれを冷却し; ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の微生物を添加し;そして 乳を酸乳化して、最終製品を製造する工程を を含み、ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の微生物として、Ep−2群の 少なくとも1種の既知菌株が、N.V.Ep317/402菌株とともに使用さ れ、かつEp−2菌株が、N.V.Ep317/402菌株の量に対して、1: 1〜4の比を与える量で使用され、そして酸乳化が、酸度60〜280°Tまで 実施されることを特徴とする、請求の範囲1記載の発酵乳製品“アシドラクト− ナリネ”を製造する方法。 10.さらに、酸乳中に、ラクトバクテリウム・アシドフィルム種の微生物の 量に対して1:1の比を与える量で、用いられるラクトバチルス・サリバリウス 種の微生物を導入する工程、 を含むことを特徴とする、請求の範囲9記載の方法。 11.さらに、酸乳製品を、無菌条件下で、液体とタンパク質画分に分離する 工程、 を含むことを特徴とする、請求の範囲9記載の方法。 12.さらに、酸乳製品を、4wt.%を超えない水分含量まで凍結乾燥する 工程、 を含むことを特徴とする、請求の範囲9および11記載の方法。
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