JPH0950861A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0950861A
JPH0950861A JP21969995A JP21969995A JPH0950861A JP H0950861 A JPH0950861 A JP H0950861A JP 21969995 A JP21969995 A JP 21969995A JP 21969995 A JP21969995 A JP 21969995A JP H0950861 A JPH0950861 A JP H0950861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い節度感が得られると同時に、ロック解除
操作を容易に行うことができるコネクタを提供する。 【解決手段】 雄型コネクタ30の上面には、ほぼ中央
に係止突部33が突設されている。雌型コネクタ10の
上面には、弾性支持脚18を介してロックアーム20が
設けられており、この先端側には下向きに突出する係合
部21が、上面には係止部22が形成されている。また
ロックアーム20の上方には、抵抗付与板24が2本の
支持部25を介して保護壁23と一体に形成されてい
る。両コネクタ10、30を嵌合する場合、ロックアー
ム20の係止部22が抵抗付与板24の先端に当接して
大きな抵抗が付与され、はっきりとした節度感が得られ
る。ロック解除時には、抵抗付与板24が先行して傾動
することにより、ロックアーム20の係止部22が抵抗
付与板24に当接せず、ロックアーム20には抵抗は付
与されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックアームによ
り互いにロック状態に保持されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、図7及び図8
に示すものがある。この雌型コネクタ1は、雌型端子2
を収容する角筒形の端子収容部3を備え、この端子収容
部3が相手方の雄型コネクタ4の雄型端子5を包囲する
ハウジング6内に挿入される。端子収容部3の上面に
は、支持脚部7により支持されたロックアーム8が、そ
の支持脚部7を中心に矢印方向に弾性的に傾動可能とな
っている。
【0003】一方、相手方コネクタ4のハウジング6上
面には係合突部9が突設されており、雌型コネクタ1の
端子収容部3を雄型コネクタ4のハウジング6内に挿入
することでロックアーム8の先端が係合突部9の当接面
9aに当接し(図7参照)、ここから更に強く挿入する
ことによりロックアーム8が係合突部9に乗り上げるよ
うに弾性的に傾動変形し(図8参照)、ついには係合突
部9を乗り越えてロックアーム8が弾性的に復帰変形す
るといういわゆる節度動作によってロックアーム8と係
合突部9の係合面9bとが互いに係合し、雌雄の両端子
2,5が互いに嵌合接続した状態で両コネクタ1,4が
ロックされるのである。このロックを解除するには、ロ
ックアーム8の後端を指で押し下げれば、支持脚部7を
支点にしてロックアーム8が傾動して係合突部9との係
合が外れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構造では、ロックアーム8が係合突部9を乗り越える際
に生ずる挿入抵抗を大きくして強い節度感を得ようとす
ると、今度は、ロックアーム8の係合を解除するための
係合解除操作が行い難くなり、強い節度感と係合解除操
作の容易性とを両立させることができないという問題が
あった。その理由は次のようである。ロックアーム8が
係合突部9を乗り越える際に生ずる挿入抵抗を大きく設
定するには、図7に示す支持脚部7とロックアーム8の
先端との間のアーム長Lを短くしてその部分の剛性を高
めることが必要になる。このことは、支持脚部7の位置
を図7よりも端子収容部3の先端側に設定し、支持脚部
7からロックアーム8の後端までのアーム長が長くする
ことを意味する。このため、ロックアーム8の後端部を
相当に深く押し下げなければ、ロックアーム8の先端と
係合突部9との係合を外すことができず、その操作のた
めに強い力が必要になってロック解除操作が困難になる
のである。
【0005】なお、節度感を強くすることが望ましい場
合としては、例えばいわゆる慣性ロックと称される設計
思想を採用する場合がある。これは、ロックアーム8が
係合突部9を乗り越える際に生ずる挿入抵抗を、雌雄両
端子2,5の嵌合に伴う嵌合抵抗よりも大きく設定する
ものである。仮に上述とは逆に、ロックアーム8が係合
突部9を乗り越える際に生ずる挿入抵抗を、両端子2,
5の嵌合抵抗よりも小さく設定すると、両端子2,5が
半嵌合状態にあることを気付かずに挿入操作が止められ
てしまうことが有り得るが、上述のような関係に設定す
ると、ロックアーム8が係合突部9を抵抗を受けながら
乗り越えて「カチッ」という節度動作に伴う音が聞こえ
るまでコネクタの挿入を行えば、ロックアーム8が係合
突部9を乗り越えた勢いで両端子2,5が完全な嵌合状
態に至ることが保証されるからである。これによれば、
機器の組立ラインにおけるコネクタの半嵌合の発生を未
然に防止できるという優れた効果が得られる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
ある。その目的は、強い節度感を得ることができなが
ら、しかも、ロック解除操作を容易に行うことができる
コネクタを提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
<請求項1の発明>請求項1の発明は、互いに対をなす
コネクタの一方に、支持部を支点としてロックアームを
弾性的な傾動可能に設けるとともに、他方にロックアー
ムが係合可能な係合突起を設け、両コネクタの嵌合時に
ロックアームの係合部を係合突起を乗り越えて係合させ
ることにより両コネクタをロック状態に保持するように
したものにおいて、ロックアームが係合突起を乗り越え
るときの傾動に対しては抵抗を付与し、且つ、ロックア
ームをその係合部が係合突起との係合を解除する方向に
傾動変位させるときには抵抗を付与しない抵抗付与部材
を設けたところに特徴を有する。上記構成によれば、両
コネクタを嵌合させると、ロックアームの係合部が係合
突起に当接してこれを乗り越えることによりロック状態
に達する。この時にはロックアームが係合突起に乗り上
げるように傾動するため、ロックアームに対して抵抗付
与部材から抵抗が付与され、その傾動には大きな抵抗が
作用して十分な節度感が得られる。一方、ロックアーム
をその係合部と係合突起との係合を解除する方向に傾動
変位させる場合には、抵抗付与部材からロックアームの
傾動に対して抵抗が付与されないから、ロックアームを
軽く操作することができ、ロック解除が容易となる。
【0008】従って、本発明によれば、強い節度感と係
合解除操作の容易性とを両立させることができるという
効果が得られる。
【0009】<請求項2の発明>請求項2の発明は、互
いに対をなすコネクタの一方に、支持部を支点としてロ
ックアームを弾性的な傾動変位可能に設けるとともに、
他方にロックアームが係合可能な係合突起を設け、両コ
ネクタの嵌合時にロックアームの係合部を係合突起を乗
り越えて係合させることにより両コネクタをロック状態
に保持するようにしたものにおいて、ロックアームの近
傍に、ロックアームが係合突起を乗り越える際の傾動に
よってロックアームに設けた係止部が当接してロックア
ームに対して抵抗を付与する抵抗付与部材を設け、その
抵抗付与部材にはロックアームを係合部が係合突起との
係合を解除する方向に傾動変位させるための押圧操作部
が設けられ、その押圧操作部を押圧することにより抵抗
付与部材がロックアームの係止部の変位軌跡から退避す
るように傾動変位可能に構成したところに特徴を有す
る。この構成によっても、両コネクタの嵌合時にロック
アームが係合突起に乗り上げるように傾動すると、ロッ
クアームの係止部がロックアームの近傍に位置する抵抗
付与部材に当接し、これにて抵抗が付与される。これに
より、ロックアームの傾動には抵抗付与部材によって大
きな抵抗が作用して十分な節度感が得られる。また、ロ
ック解除時に、抵抗付与部材の押圧操作部を押圧する
と、抵抗付与部材がロックアームの係止部の変位軌跡か
ら退避するように傾動変位するから、抵抗付与部材から
ロックアームの傾動に対して抵抗が付与されないから、
ロックアームを軽く操作することができ、ロック解除が
容易となる。従って、この発明においても、強い節度感
と係合解除操作の容易性とを両立させることができない
という効果が得られる。
【0010】<請求項3の発明>請求項3の発明は、上
記請求項2の発明において、ロックアームの左右両側方
にはこれを覆うように一対の保護壁を立設し、抵抗付与
部材をロックアームに沿う板状に形成するとともに、抵
抗付与部材を両保護壁との間に設けた支持部を介してロ
ックアームに並ぶように設けたところに特徴を有する。
【0011】上記構成では、ロックアームは一対の保護
壁により囲まれた状態になるから、ロックアームに他の
部品等が接触してロックが不用意に外れてしまうような
ことを未然に防止することができる。また、抵抗付与部
材がロックアームに並ぶように設けられているから、コ
ネクタが全体としてコンパクトになるという効果も得ら
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1、図2ないし図3を参照して説明する。本実施形
態の雌型コネクタ10は図1の右側に示してある。ここ
では、合成樹脂製のコネクタハウジング11が、内部に
雌端子金具12を収容する端子収容部13と、この端子
収容部13の前半部をほぼ全周から覆うフード部14と
を一体に備えて構成されている。端子収容部13は角筒
状をなし、フード部14も全体として僅かに角部を曲面
形状とした角筒状であり、そのフード部14と端子収容
部13の外周との間には相手側の雄型コネクタ30が進
入可能な環状の嵌合空間が形成されている。なお、雌端
子金具12は端子収容部13に設けたランス13aにて
抜け止めされるとともに、リテーナ13bにて二次係止
され、さらに、防水シール15を嵌着した絶縁電線16
に接続されている。なお、17は端子収容部13の外周
に嵌合したシールリングである。
【0013】一方、相手側コネクタである雄型コネクタ
30は、図1の左側に示すように、前方に突出する筒形
のコネクタハウジング31を有すると共に、このコネク
タハウジング31内に雄端子金具32を突出させた構成
である。かかる雄型コネクタ30は雌型コネクタ10の
フード部14に対してその内周に案内されつつ嵌入さ
れ、両コネクタ10,30が正規嵌合状態になると、雌
端子金具12と雄端子金具32とが電気的導通可能状態
に接続されると共に、次に述べるロック手段によって嵌
合状態にロックされる。
【0014】ロック手段は、次のような構成である。
【0015】雄型コネクタ30のコネクタハウジング3
1の上面には、ほぼ中央に被係合部に相当する係止突部
33が突設されている。これはコネクタハウジング31
の先方側(雌型コネクタ10側)に斜面部33aを有す
るとともに、その反対側はほぼ垂直に立ち上がる形状で
ある。
【0016】一方、雌型コネクタ10の端子収容室13
の上面には、支持部に相当する弾性支持脚18を介して
ロックアーム20が断面T字形をなすように一体に設け
られている。このロックアーム20の先端側には下向き
に突出する係合部21が形成され、後端側は弾性支持脚
18よりも右側に突出して設けられており、この後端側
を押圧することにより弾性支持脚18を支点として係合
部21が引き上げられるように傾動変形する。また、ロ
ックアーム20の上面には、上記係合部21から中央側
に寄った部分に後側を垂直面とした係止部22が突設さ
れている。
【0017】また、コネクタハウジング11のうち上記
ロックアーム20の後半部の左右両側方には、ロックア
ーム20を覆うように一対の保護壁23が立設され、こ
れが上方にいくほど僅かに間隔が広がる拡開傾斜状とな
っている。
【0018】そして、ロックアーム20の上方には、抵
抗付与部材に相当する抵抗付与板24が保護壁23との
間に設けた2本の支持部25を介して保護壁23と一体
に形成されている。この抵抗付与板24はロックアーム
20に僅かな空隙を隔てて並んでおり、後端部が滑らか
に隆起させて厚肉の押圧操作部24aが形成されてい
る。
【0019】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態の雌型コネクタ10を雄型コネクタ30
に嵌合すると、雄型コネクタ30のコネクタハウジング
31内に端子収容部13が進入し、まずロックアーム2
0の係合部21がコネクタハウジング31の係止突部3
3に突き当たり、その斜面部33aを昇るようにロック
アーム20が傾動する(図4参照)。この結果、ロック
アーム20の係止部22が抵抗付与板24の先端に当接
し、これを押し上げるような力を作用させる。ところ
が、ロックアーム20の傾動支点は抵抗付与板24のそ
れに対してずれた位置にあるから、抵抗付与板24を斜
め後方に押すことになり、大きな抵抗が発生する。この
結果、ロックアーム20が係止突部33に乗り越える時
に発生する嵌合抵抗は大きくなり、さらに雌型コネクタ
10を押し込むには大きな力が必要になる。この抵抗に
抗して雌型コネクタ10を押し込むと、ロックアーム2
0の係合部21が係止突部33をついには乗り越えるよ
うになり、乗り越えた瞬間にロックアーム20がその弾
性復元力により先端側を下向きに傾動変位させるように
変形する。このため、ロックアーム20の係合部21が
雄型コネクタ30のコネクタハウジング31上面に叩き
付けられるように衝突してカチッという音を発し、これ
にて嵌合操作にいわゆる節度感を生じさせる。そして、
上述のように係合部21が係止突部33を乗り越えるよ
うになると、図5に示すように両コネクタがロック位置
に至り、ロックアーム20の係合部21は係止突部33
と係合し、もって、両コネクタ10,30がロックされ
る。また、このようにして両コネクタ10,30がロッ
ク位置に至ると、雄端子金具32は雌端子金具12内に
完全に挿入されて正規の嵌合接続状態となる。
【0020】この後、両コネクタ10,30を離脱させ
る際には、抵抗付与板24の押圧操作部24aを手指に
て押圧操作する。すると、これが支持部25を中心にし
て時計回り方向に回動し、その右端部がロックアーム2
0の右端部を押し下げるため、図6に示すように、ロッ
クアーム20も弾性支持脚18を支点にして先端側を上
方に引き上げるように傾動変形する。この結果、係合部
21と係止突部33との係合が外れ、ロックが解除され
る。この時、抵抗付与板24はロックアーム20と共に
傾動するから、ロックアーム20の係止部22は抵抗付
与板24には当接せず、抵抗付与板24から抵抗が付与
されることはない。従って、両コネクタ嵌合時に比べれ
ば、ロックアーム20の傾動抵抗は大幅に小さく、軽い
操作感でロック解除を行うことができる。そこで、雌型
コネクタ10を雄型コネクタ30から引き抜くようにす
れば、両コネクタ10,30を嵌合解除することができ
る。
【0021】このように、本実施例によれば、両コネク
タ10,30を嵌合する際には、ロックアーム20の係
止部22が抵抗付与板24の先端に当接して抵抗付与板
24から大きな抵抗が付与され、はっきりとした節度感
が得られる。従って、両コネクタ10,30の嵌合に伴
う端子金具の嵌合接続によって大きな抵抗が生ずる多極
コネクタであっても、その嵌合抵抗に打ち勝つ節度感を
容易に得ることができ、いわゆる慣性ロックを実現して
確実なコネクタ嵌合操作を行うことができる。
【0022】しかも、上述のように確実な節度感が得ら
れながら、ロック解除時には、抵抗付与板24が先行し
て傾動することにより、ロックアーム20の係止部22
が抵抗付与板24に当接せず、ロックアーム20には抵
抗が付与されない。従って、ロック解除操作は軽快とな
り、確実な節度感とロック解除の容易性とを両立させ得
るという優れた効果が得られる。
【0023】さらに、特に本実施例では、ロックアーム
20の左右両側方に一対の保護壁23を設け、ここに抵
抗付与板24を設けるようにしたから、その保護壁23
によりロックアーム20が囲まれた状態になるから、ロ
ックアーム20や抵抗付与板24に他の部品等が接触し
てロックが不用意に外れてしまうようなことを未然に防
止することができる。また、抵抗付与板24がロックア
ーム20に並ぶように設けられているから、雌コネクタ
30を全体としてコンパクトに構成することもできる。
【0024】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施の形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲
に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【0025】(1)上記実施形態では、ロックアーム2
0はそのほぼ中央部に弾性支持脚18を設けて断面T字
形になるように形成したが、これに限らず、ロックアー
ムの一端側を支持した片持ち状に形成しても良く、要
は、支持部を支点として弾性的な傾動変位可能に設けて
あればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す雄型コネクタと雌型
コネクタの縦断面図
【図2】同じく雄型コネクタと雌型コネクタの平面図
【図3】同じく雄型コネクタと雌型コネクタの斜視図
【図4】同じく雄型コネクタと雌型コネクタの嵌合過程
の縦断面図
【図5】同じく雄型コネクタと雌型コネクタの嵌合完了
時の縦断面図
【図6】同じく雄型コネクタと雌型コネクタの離脱過程
の縦断面図
【図7】従来の雄型コネクタと雌型コネクタの嵌合過程
の縦断面図
【図8】従来の雄型コネクタと雌型コネクタの嵌合過程
の縦断面図
【符号の説明】
10…雌型コネクタ 18…弾性支持脚 20…ロックアーム 21…係合部 22…係止部 23…保護壁 24…抵抗付与板 24a…押圧操作部 25…支持部 30…雄型コネクタ 33…係合突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対をなすコネクタの一方に、支持
    部を支点としてロックアームを弾性的な傾動変位可能に
    設けるとともに、他方に前記ロックアームが係合可能な
    係合突起を設け、両コネクタの嵌合時に前記ロックアー
    ムの係合部を前記係合突起を乗り越えて係合させること
    により両コネクタをロック状態に保持するようにしたも
    のにおいて、前記ロックアームが前記係合突起を乗り越
    えるときの傾動に対しては抵抗を付与し、且つ、ロック
    アームをその係合部が前記係合突起との係合を解除する
    方向に傾動変位させるときには抵抗を付与しない抵抗付
    与部材を設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに対をなすコネクタの一方に、支持
    部を支点としてロックアームを弾性的な傾動変位可能に
    設けるとともに、他方に前記ロックアームが係合可能な
    係合突起を設け、両コネクタの嵌合時に前記ロックアー
    ムの係合部を前記係合突起を乗り越えて係合させること
    により両コネクタをロック状態に保持するようにしたも
    のにおいて、前記ロックアームの近傍に、ロックアーム
    が前記係合突起を乗り越える際の傾動によってロックア
    ームに設けた係止部が当接してロックアームに対して抵
    抗を付与する抵抗付与部材を設け、その抵抗付与部材に
    は前記ロックアームを係合部が前記係合突起との係合を
    解除する方向に傾動変位させるための押圧操作部が設け
    られ、その押圧操作部を押圧することにより前記抵抗付
    与部材が前記ロックアームの係止部の変位軌跡から退避
    するように傾動変位可能に構成したことを特徴とするコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ロックアームの左右両側方にはこれ
    を覆うように一対の保護壁が立設され、抵抗付与部材は
    前記ロックアームに沿う板状に形成されるとともに、前
    記両保護壁との間に設けた支持部を介して前記ロックア
    ームに並ぶように設けられていることを特徴とする請求
    項2記載のコネクタ。
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