JP4071009B2 - 防水型電気コネクタ組立体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッダ及びプラグ等の互いに嵌合可能な接続半体が嵌合完了することを保証するコネクタ位置保証装置(CPA)を有する防水型電気コネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに嵌合可能な雄型・雌型コネクタ半体を有するコネクタ装置が提案されている。このような雄型・雌型コネクタ半体の一方は、相手コネクタ半体のバーの背後にロックする弾性延長ロックを有する。コネクタ半体同士が嵌合すると、CPA及び補助装置は通路に沿って挿入される。CPAは、弾性を有し解除可能なロックタブを有し、コネクタを係合状態に保持する。CPA装置は、雄型及び雌型コネクタの嵌合完了状態を保証する。
【0003】
米国特許第5,643,003号には、プラグハウジング及びヘッダを有するコネクタ組立体が開示されている。プラグハウジングは、CPAを摺動可能に受容するための溝を有するハウジングラッチを有する。CPAは、プラグハウジングの嵌合側の面から挿入され、初期位置から、ヘッダがプラグハウジングと嵌合完了する場合のみ最終位置に移動可能である。CPAは可撓性ビーム及びエンボスを有する。可撓性ビームは、CPAが最終位置に移動すると、ヘッダのラッチ突起の下に撓む。CPAが最終位置に位置すると、作業者は、プラグハウジングがヘッダに嵌合完了したことを容易に観察することができる。さらに、ヘッダのラッチに加えられる撓み力は、リセプタクルハウジングに対してヘッダを撓ませる。また、この撓み力は、CPAが初期位置に位置する際に、プラグハウジングに対してCPAを変位させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、‘003特許のコネクタ組立体は、防水部材を要し又はシュラウドを使用する電気コネクタには容易に採用することができない。例えば、’003特許のヘッダのラッチは、防水に使用される領域を通過して延び、十分な防水を阻害する。
【0005】
従って、本発明の少なくとも一つの好適実施形態は、従来のコネクタの上述及び他の不利を克服することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の少なくとも一つの好適実施形態は、少なくとも1個のCPA支持レール及びCPAラッチ指を有するコネクタ位置保証装置(CPA)を具備する防水型電気コネクタ組立体を提供する。プラグハウジングは、その一端に嵌合部(mating interface)を有する本体部を有する。嵌合部は複数のプラグコンタクトを保持する。プラグハウジングは、本体部の少なくとも一部の周囲に延びるシュラウドをさらに有する。シュラウドは、所定の間隙だけ本体部から離間する。ヘッダは、プラグコンタクトと電気的に係合するようになっている複数のヘッダコンタクトを保持する基部を有する。ヘッダは、嵌合部を受容するようになっているプラグ受容部を画定する壁を有する。壁は、プラグハウジングのシュラウド及び本体部の間の間隙内に受容される。防水部材がプラグハウジング及びヘッダの一方に取り付けられ、プラグハウジング及びヘッダが互いに嵌合完了する際にプラグハウジング及びヘッダの間に密閉を形成する。電気コネクタ組立体は、プラグハウジング及びヘッダの少なくとも一方に取り付けられたCPA保持組立体をさらに有する。CPAは、CPA保持組立体に摺動可能に取り付けられ、後退位置及びロック位置の間を移動可能である。CPAは、後退位置でヘッダ及びプラグハウジングの嵌合及び嵌合解除を可能にし、ロック位置でヘッダ及びプラグハウジングの嵌合及び嵌合解除を阻止する。
【0007】
少なくとも代わりの一実施形態によれば、CPAは、溝を有する少なくとも1本の支持レールをさらに有し、CPAラッチ組立体は、溝内に摺動可能に受容される少なくとも1本のレールを有し、後退位置及びロック位置の間にCPAを案内する。
【0008】
少なくとも代わりの一実施形態によれば、シュラウドは、プラグハウジングの周辺を取り囲んで防水部材の周囲間隙を画定する。間隙は、ヘッダの上壁、底壁及び側壁を受容して本体部及びヘッダの間に密閉を形成する。ヘッダは、CPAと係合する一壁上にCPAリセットエンボスを有し、プラグハウジング及びヘッダが互いに嵌合完了する前にCPAがロック位置に位置すると、CPAを後退位置にセットし直す。
【0009】
少なくとも代わりの一実施形態によれば、プラグハウジングは、本体部の嵌合部を画定する上壁、底壁及び側壁を有し、他方ヘッダは、開口を確定する上壁、底壁及び側壁を有する。プラグハウジング及びヘッダの壁は、ヘッダ及びプラグハウジングが嵌合完了すると、防水部材と共に密閉接触を形成する。
【0010】
任意であるが、CPA保持組立体をシュラウドに取り付けてもよい。さらにオプションとして、可撓性ラッチビームをプラグハウジングにラッチビームに沿った中間点に取り付けてもよい。ヘッダは、プラグハウジング及びヘッダが嵌合完了する際にラッチビームの一端に係合するラッチ嵌合要素を有してもよい。
【0011】
任意であるが、防水部材はプラグハウジングの本体部の周辺に取り付けられ、ヘッダの壁は防水部材と協働して嵌合完了時に本体部と共に防水インタフェースを形成してもよい。任意であるが、CPA保持組立体はヘッダレール及びラッチレールを有してもよい。ヘッダレールはヘッダの壁に取り付けられ、ラッチレールはシュラウドに取り付けられる。ヘッダレール及びラッチレールは、プラグハウジング及びヘッダが嵌合完了する際に整列して、CPAが後退位置からロック位置に移動することができる。
【0012】
本発明の少なくとも代わりの一実施形態によれば、電気コネクタは、CPA案内通路及びCPA保持レバーを有するCPAを具備する。第1コネクタハウジング及び第2コネクタハウジングは、第1及び第2コネクタが互いに嵌合完了する際に結合されるコンタクトをそれぞれ有する第1コネクタインタフェース及び第2コネクタインタフェースを具備する。ラッチ組立体は、CPA案内通路と摺動可能に結合するようになっている第1ラッチ案内通路を有することにより、CPAが後退位置からロック位置に移動することができる。ラッチ組立体はラッチ係合面をさらに有する。ラッチ嵌合要素は、第1及び第2コネクタハウジングの一方に配置され、第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時にラッチ組立体のラッチ係合面としっかりと係合してもよい。ラッチ嵌合要素は、CPA案内通路と摺動可能に結合するようになっている第2ラッチ案内通路を有し、CPAを後退位置に保持してもよい。防水部材は、第1及び第2コネクタハウジングの一方に配置され、第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時にそれらの間に密閉を形成する。
【0013】
少なくとも代わりの一実施形態によれば、シュラウドは第1コネクタハウジングに取り付けられ、第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時に第2コネクタハウジングを取り囲むように配置される。任意であるが、第1及び第2ラッチ案内通路はレールを有し、CPA案内通路はレールを受容する溝を有してもよい。任意であるが、第1及び第2コネクタハウジングは、嵌合完了時に防水部材により互いに密閉される第1及び第2コネクタインタフェースを画定する上壁、底壁及び側壁をそれぞれ有してもよい。任意であるが、ラッチ組立体は、第1コネクタハウジングを取り囲むシュラウド上に形成されてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
前述の本発明の概要は、以下の本発明の好適実施形態の詳細な説明と同様に、添付図面を参照して読むとより理解される。本発明の例示目的のため、現在のところ好適な実施形態が図に示されている。しかし、本発明は、添付図面に示された正確な構造及び手段に限定されないことを理解すべきである。
【0015】
図1は、第1及び第2ハウジングを具備する防水型電気コネクタハウジング組立体10の斜視図である。図1に図示された実施形態において、2個のハウジングはプラグハウジング12及びヘッダ18である。プラグハウジング12は前端14及び後端16を有する。後端16は電線(図示せず)を受容する。ヘッダ18は前端20及び後端22を有する。プラグハウジング12の前端14は、ヘッダ18の前端20と嵌合する。ヘッダ18の後端22は、行列状に配列された電線を受容する。電線は、下方へ90°に曲げられて別の要素(図示せず)に接続されてもよい。
【0016】
図2及び図3は、それぞれプラグハウジング12を前から見た斜視図、及び後から見た斜視図である。図4は、プラグハウジング12の平面図である。図5はプラグハウジング12の背面図であり、図6はプラグハウジング12の正面図である。プラグハウジング12は、内側本体部31を取り囲むシュラウド32を有する。本体部31は、行列状に配列された複数の開口29を有する嵌合部30を有する。各開口29は、後端16から挿入される電線(図示せず)に一端が接続されるプラグコンタクト39を保持する。図1の実施形態において、内側本体部31は、開口29に少なくとも1列のコンタクト39を各々保持する上部35及び下部37に分割される。内側本体部31は、上壁24、底壁26及び側壁28を有する。内側本体部31の外周面は、シュラウド32の内面から所定距離(間隙)41だけ離隔している。内側本体部31の上壁24、底壁26及び側壁28の外周面は、ゴム製防水部材34によって囲まれる。防水部材34はヘッダ18の内面と摩擦係合し、内側本体部31の周辺面及びヘッダ18の内部の間に密閉を形成する。
【0017】
シュラウド32は、その内面に沿って前端14から延びる1個以上の溝33を有してもよい。溝33は、ヘッダ18の外壁に配置された対応するリブ59を受容する。溝33及びリブ59は、嵌合前にプラグハウジング12及びヘッダ18の間に適正な方向性を保証するよう協働する。
【0018】
ラッチ組立体43は、プラグハウジング12及びヘッダ18が互いに嵌合する際にそれらを固定する。ラッチ組立体43は可撓性のラッチビーム36を有する。ラッチビーム36は、シュラウド32から上方に延びる垂直ポストを通ってラッチビーム36の中央近傍の点でシュラウド32に取り付けられる。可撓性のラッチビーム36は、通常、略水平位置に付勢されるが、「シーソー」式でいずれかの方向に加えられた力の下で撓んでもよい。ラッチビーム36は、加えられた力が除かれるとほぼ原位置に復帰するように弾性材料で構成される。ラッチ係合面38は、可撓性ラッチビーム36の前部の下面に配置され、図17に最もよく示されるように傾斜面48、平坦部49及びラッチ部50を有する。また、可撓性ラッチビーム36は、その側面に沿って延びるラッチレール40を具備する。ラッチレール40は、CPA82のレール面88と摺動可能に接触する形状である。本実施形態は2個のラッチ係合面38及び2本のラッチレール40を有する。また、好適には指停止部42を可撓性ラッチビーム36上に有する。指停止部42は、可撓性ラッチビーム36の中央近傍に配置される。可撓性ラッチビーム36は、図17に最もよく示されるようにラッチレール40近傍且つ内側に配置された停止部41をさらに具備してもよい。本実施形態では、溝44及び耳部46からなる指停止部42を特徴とする。溝44は、2個の耳部46が溝44の両側で互いに対向した状態で、可撓性ラッチビーム36の中央を延びる。
【0019】
図7及び図8はヘッダ18の斜視図である。ヘッダ18は、プラグハウジング12の嵌合部30を受容する形状の開口58を有する。図示のヘッダは2個の開口58を特徴とする。ヘッダ18は基部プレート51を有し、基部プレート51の一側面に1対の中空の受容部53が形成されている。各受容部53は、上壁52、底壁54及び側壁56を有する。上壁52、底壁54及び側壁56は開口58を画定する。好適にはヘッダ18は、上壁52、底壁54及び側壁56の一つの外側に沿って配置された1個以上のリブ59を有してもよい。リブ59は、プラグハウジング12の溝33により受容されるよう配置された形状をなし、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合に到る際にプラグハウジング12及びヘッダ18の適正な整列を保証する。図示の実施形態において、対向する側壁56上の2個のリブ59は、嵌合のためにシュラウド32に配置された2本の溝33と協働する。また、溝33及びリブ59の位置は、同様な寸法のコネクタ組立体毎に変えて、プラグハウジングが不適合のヘッダに接続することを防止することができる。
【0020】
図9はヘッダ18の平面図であり、図10は正面図であり、図11はヘッダ18の断面図である。ヘッダ18は、1以上の壁52,54,56上に配置されたラッチ嵌合要素60を有する。本実施形態のラッチ嵌合要素60は、傾斜面62、平坦面64及び垂直部66を有する。傾斜面62は、ヘッダ18の前端20から後端22まで傾斜する。平坦面64は略水平であり、垂直部66は略垂直であって後端22近傍に配置される。ラッチ嵌合要素60は、本実施形態の可撓性ラッチビーム36のラッチ係合面38と協働して、適正に嵌合される際に、プラグハウジング12及びヘッダ18を固定する。プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合するよう付勢されると、続く工程に進む。
【0021】
プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合に到ると、内側本体部31は、壁52,54,56が本体部31及びシュラウド32の間に嵌った状態で、開口58内に受容される。溝33及びリブ59は協働して適正な整合を保証する。プラグハウジング12及びヘッダ18がさらに嵌合するよう付勢されると、ラッチ係合面38はラッチ嵌合要素60と接触状態になる。より詳細には、ラッチ係合面38の傾斜部48がラッチ嵌合要素60の傾斜面62と接触状態になる。さらに付勢されると、傾斜部48及び傾斜面62は互いに沿って摺動し始める。この動作により、可撓性ラッチビーム36の前部37が元の略水平位置から上方へ結合する。傾斜部48及び傾斜面62が互いに沿ってさらに摺動すると、可撓性ラッチビーム36はさらに撓む。プラグハウジング12及びヘッダ18がさらに嵌合するよう付勢されると、可撓性ラッチビーム36の平坦部49は、ラッチ嵌合要素60の平坦面64に沿って摺動し始める。
【0022】
やがて、可撓性ラッチビーム36の平坦部49の後端は、ラッチ嵌合要素60の平坦部64から外れる。この時点では、可撓性ラッチビーム36を撓ませる垂直方向の力は最早ない。この結果、可撓性ラッチビーム36は、元の略水平位置にスナップで戻る。可撓性ラッチビーム36が再び略水平に戻ると、ラッチビーム36のラッチ部50及びラッチ嵌合要素60の垂直部66は、積極的な機械的停止を提供するよう協働し、嵌合後のプラグハウジング12及びヘッダ18の分離を防止する。このようにして固定されたプラグハウジング12及びヘッダ18は、(プラグハウジングの後端16付近の可撓性ラッチビーム36を作業者の親指が押圧する等により)可撓性ラッチビーム36が偶発的又は同時に手動で撓むこと及びプラグハウジング12及びヘッダ18を分離するよう付勢することによってのみ、分離することができる。
【0023】
また、ヘッダ18は、ヘッダ18の上面に沿った長さ方向にヘッダ18の中央からずれて延びるヘッダレール68を有する。ヘッダレール68は、CPA82のレール面88と摺動接触する形状である。ヘッダ18の前端20から見て、ヘッダレール68は、倒立「L」状に見える。ヘッダレール68は内面70及び停止部72を有する。
【0024】
また、ヘッダ18は、その前端20の上面の中央近傍に配置されたヘッダこぶ(header bump)74を有する。本実施形態のヘッダこぶ74は、傾斜前部76、平坦部78及び傾斜後部80を有する。ヘッダこぶ74は、CPA82の指96と協働してCPAの所定位置の維持を補助し、また、指96を指停止部42から自由にするように指96を撓めるよう作用する。
【0025】
図12及び図13は、コネクタ位置保証装置(CPA)82の斜視図である。CPA82は、上部83と共に前部84及び後部86を有する。図14はCPA82の正面図であり、図15はCPA82の断面図である。CPA82の上部83は、その各側面に沿って突出するレール部81を有する。レール部81は、互いに面してレール部81の長さ方向に沿って延びるよう整列する内側に凹んだレール面88を有する。レール部81は、前部84及び後部86近傍に開放した前端及び後端を有する。例示のみとして、レール部81及びレール面88はC形に形成してもよい。レール面88は、ラッチレール40及びヘッダレール68と摺動接触する形状である。底脚90はC形を有し、前部84近傍に内面92及び面94を有する。好適には、CPA82は、上部83に取り付けられると共に上部83から下方に突出する停止部95をも有する。停止部95は、可撓性ラッチビーム36の停止部41と係合する形状であり、CPA82が一旦初期の仮係止(prestage)位置に挿入されるとCPA82がプラグハウジング12の後端16から摺動して外れることを防止する。
【0026】
CPA82は、レール部88間に配置されると共に上部83の底面から下方に突出する指96をさらに有する。指96は、上部83の底面に取り付けられた基部98と、前部84に向かって延びる片持ち梁100とを有する。指96は通常、略水平位置に付勢される。エンボス102は、片持ち梁100の端部付近且つその下側に配置される。エンボス102は、平坦部104、傾斜前部106及び傾斜後部108を有する。平坦部104は片持ち梁100と略同じ幅であるが、傾斜前部106及び傾斜後部108は片持ち梁100よりも狭い。傾斜前部106及び傾斜後部108は共に、片持ち梁100の基部から平坦部104の縁まで傾斜する。指96は、指停止部42と協働し、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合していないときにCPA82を後退位置110に維持する。プラグハウジング12及びヘッダ18が一旦係合しCPA82がロック位置112に進むと、指96はヘッダこぶ74と協働してCPA82をロック位置112に維持させる。
【0027】
図16及び図18は、CPA82の後退位置110での防水型電気コネクタ組立体10の断面図である。図17及び図19は、CPA82のロック位置112での防止型電気コネクタ組立体10の断面図である。上述したように、一旦嵌合したプラグハウジング12及びヘッダ18は、可撓性ラッチビーム36を手動で撓ませてプラグハウジング12及びヘッダ18を離すように付勢することによってのみ分離できる。ロック位置112のCPA82は可撓性ラッチビーム36の撓みを抑制するので、嵌合したプラグハウジング12及びヘッダ18が分離するのを防止する。CPA82が後退位置110に位置すると、可撓性ラッチビーム36は、ラッチ係合面38がラッチ嵌合要素60の垂直部66と係合解除するまで、垂直方向に撓むことができる。その後、プラグハウジング12及びヘッダ18を分離できる。
【0028】
CPA82がロック位置112(図17及び図19参照)に位置すると、レール面88はヘッダレール68と摺動可能に係合する。可撓性ラッチビーム36の前部37により上方へ結合しようとしても、CPA82の上部83と適合し上部83により防止される。こうして、可撓性ラッチビーム36が撓んでプラグハウジング12及びヘッダ18が分離できるようにするためには、CPA82が上方に移動自在である必要がある。しかし、ヘッダレール68の内面72がCPA82のレール面88の底脚90の内面92を強制することによっていかなる意図的な移動も防止されるので、CPA82はロック位置112では上方に移動できない。CPA82がプラグハウジング12の前端14から後端16に相対的に移動して後退位置110に到ると、内面70はCPA82の上方への移動を最早強制しない。こうして、CPA82が後退位置110に位置した状態では可撓性ラッチビーム36は撓み、プラグハウジング12及びヘッダ18は互いから分離することができる。
【0029】
適正な嵌合のために、プラグハウジング12及びヘッダ18が互いに向かって付勢されると、CPA82は好適には後退位置110に維持される。本実施形態において、可撓性ラッチビーム36は指停止部42を有し、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合しない場合にCPA82を後退位置に維持させる。指停止部42は、耳部46を有する溝44を具備する。耳部46は間隙47を画定する。さらに、指96は、平坦部104を有するエンボス102を具備する。指96の通常の略水平位置では、エンボス102の平坦部104は、少なくとも部分的に溝44及び耳部46と同じ高さに位置する。平坦部104の幅は間隙47の幅を超える。その結果、平坦部104及び耳部46間に干渉が生ずることにより、CPA82の前方への移動を阻止し、CPA82を後退位置110に維持する。CPA82が前方のロック位置112に移動するためには、指96が、平坦部104が最早耳部46と同じ高さに位置しないように撓む必要がある。
【0030】
CPA82が後退位置110でスタートする場合、プラグハウジング12及びヘッダ18は上述したように嵌合できる。嵌合後、可撓性ラッチビーム36は再び略水平になる。また、ヘッダレール68及びラッチレール40は、CPA82が同時にレール68,40と摺動係合できるように整列する。図18に示されるように、ヘッダこぶ74及び指96のエンボス102は、指96が撓まないときにヘッダこぶ74及びエンボス102の干渉114があるように構成される。しかし、CPA82は、水平位置からのみヘッダこぶ104に接近するのではなかった。むしろ、CPA82は可撓性ラッチビーム36の前部37上に位置した。その結果、ラッチ係合面38が上述したようにラッチ嵌合要素60を横切ると、CPA82は前部37と結合した。エンボス102は、可撓性ラッチビーム36が所定位置にスナップ係合して水平位置に戻るまで、ヘッダこぶ74から離れたままである。CPA82がラッチレール40上に配置された状態で可撓性ラッチビーム36が所定位置にスナップし始めると、エンボス102はヘッダこぶ74上に「着地」する。可撓性ラッチアーム36が略水平位置に完全に戻ると、指96は、エンボスとの干渉114により可撓性ラッチビーム36に関して上方に撓む。
【0031】
指96がこのように撓むと、平坦部104は耳部46と異なる高さに位置し、CPA82は後退位置110からロック位置112に進むことができる。ラッチレール40及びヘッダレール68が整列しているので、CPA82のレール面88は、CPAがロック位置112に向かって進むにつれて、ラッチレール40と摺動係合を維持しながらヘッダレール68と摺動係合することができる。こうして、レールが整列して平坦部104が耳部46から離れ、CPA82がロック位置112に移動することができる。CPA82が進むと、やがてエンボス102はヘッダこぶ74から離れる。図19に示されるように、次に指96は略水平位置に戻り、エンボス102はヘッダこぶ74と協働し、CPA82をロック位置112に維持する。好適には、ヘッダレール68の停止部72はレール面88の面94と協働し、CPA82が前方に行き過ぎないようにする。
【0032】
CPA82は、プラグハウジング12の後端16に向かってCPA82を付勢する(作業者の親指等によって与えられる)外力によりロック位置112から移動することができる。CPA82が後端16に向かって移動すると、エンボス102がヘッダこぶ74の傾斜部80に接触する。この接触により、指96の前部が上方に撓む。CPA82が後退位置に戻る際、指96は撓んだままであり、エンボス102はヘッダこぶ74上に休止している。プラグハウジング12及びヘッダ18が分離すると、指は略水平位置に戻り、平坦部104は耳部46により再びロック位置112に移動するのを抑制され、プラグハウジング12及びヘッダ18は嵌合しない。
【0033】
プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合していないときに、不運にも意図しない外力が指96を撓め、CPA82をロック位置112に移動させ得る。この結果、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合するよう付勢される際に不適当な嵌合が生じ、プラグハウジング12及びヘッダ18が意図しない分離の危険に曝される。さらに、作業者が、後退位置110にCPA82を戻すのに時間を費やすよう強制され得る。これらの問題は、プラグハウジング12及びヘッダ18を嵌合するよう付勢する際に、CPAを後退位置に自動的に戻す防水型電気コネクタ組立体により回避することができる。
【0034】
より十分に上述したように、可撓性ラッチアーム36の前部37は、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合するよう付勢されると、上方に撓む。CPA82は、ロック位置112に位置すると、可撓性ラッチビーム36の前部37に向かって位置する。前の時点から、ラッチレール40及びヘッダレール68は、可撓性ラッチアーム(ビーム)36が略水平状態になると整列する。しかし、これらレールは、前部37が上方に位置した状態で可撓性ラッチアーム36が撓むと整列しない。
【0035】
本実施形態において、CPA82がロック位置112に位置する際にレール面88の面94がヘッダレール68と接触し、プラグハウジング12及びヘッダ18が互いに向かって付勢されると可撓性ラッチビーム36が撓むように、レール面88、ラッチ係合面38及び傾斜面62は形成される。この干渉は、プラグハウジング12及びヘッダ18が互いに向かってさらに付勢されると、プラグハウジング12の後端16に向かってCPA82を戻すよう付勢する。CPA82がこうして後方に付勢されると、エンボス102は、指96が上方に付勢される結果となる抵抗にあう。CPA82は次に、後退位置110に自由に戻り、プラグハウジング12及びヘッダ18が嵌合方向にさらに付勢されると後退位置110へ強制される。こうしてプラグハウジング12及びヘッダ18の嵌合の間、CPA82が後退位置110に自動的に戻されることにより、作業者の時間を節約すると共に適正な嵌合を保証する。嵌合が一旦完了すると、CPA82はロック位置112に進むことができ、プラグハウジング12及びヘッダが嵌合状態のままでいることを保証する。
【0036】
本発明の特定の要素、実施形態及び用途を説明してきたが、当業者であれば特に前述の開示に鑑みて変更が可能であるので、本発明は前述の要素等に限定されないことはもちろんである。従って、本発明の真髄及び範囲内でこれらの変更をカバーする添付の特許請求の範囲で考慮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適一実施形態に従って形成された防水型電気コネクタハウジング組立体の斜視図である。
【図2】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたプラグハウジングを前から見た斜視図である。
【図3】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたプラグハウジングを後から見た斜視図である。
【図4】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたプラグハウジングの平面図である。
【図5】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたプラグハウジングの背面図である。
【図6】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたプラグハウジングの正面図である。
【図7】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたヘッダの正面図である。
【図8】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたヘッダの斜視図である。
【図9】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたヘッダの平面図である。
【図10】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたヘッダの正面図である。
【図11】 本発明の好適一実施形態に従って形成された図9の11−11線に沿ったヘッダの断面図である。
【図12】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたコネクタ位置保証装置(CPA)を前から見た斜視図である。
【図13】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたCPAを後から見た斜視図である。
【図14】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたCPAの正面図である。
【図15】 本発明の好適一実施形態に従って形成されたCPAを図12の15−15線に沿った断面図である。
【図16】 本発明の好適一実施形態に従って形成された、CPAの後退位置での防水型電気コネクタ組立体の断面図である。
【図17】 本発明の好適一実施形態に従って形成された、CPAのロック位置での防水型電気コネクタ組立体の断面図である。
【図18】 本発明の好適一実施形態に従って形成された、CPAの後退位置での防水型電気コネクタ組立体の断面図である。
【図19】 本発明の好適一実施形態に従って形成された、CPAのロック位置での防水型電気コネクタ組立体の断面図である。
【符号の説明】
10 防水型電気コネクタ組立体
12 プラグハウジング
18 ヘッダ
30 嵌合部
31 本体部
32 シュラウド
34 防水部材
36 可撓性ラッチビーム
41 間隙
51 基部(基部プレート)
52,54,56 壁
53 受容部
60 ラッチ嵌合要素
81 レール
82 コネクタ位置保証装置(CPA)
96 指
102 エンボス
110 後退位置
112 ロック位置
Claims (15)
- 少なくとも1個のコネクタ位置保証装置支持レール及びコネクタ位置保証装置ラッチ指を有するコネクタ位置保証装置と、
一端に嵌合部を有する本体部を有するプラグハウジングであって、前記嵌合部は複数のプラグコンタクトを保持し、前記プラグハウジングは、前記本体部の少なくとも一部の周囲に延びるシュラウドをさらに有し、該シュラウドは、所定の間隙だけ前記本体部から離間するプラグハウジングと、
前記プラグコンタクトと電気的に係合するように形成された複数のヘッダコンタクトを保持する基部を有するヘッダであって、前記嵌合部を受容するように形成されたプラグ受容部を画定する壁を有し、該壁は、前記シュラウド及び前記本体部の間の間隙内に受容されるヘッダと、
前記プラグハウジング及び前記ヘッダの一方に取り付けられ、前記プラグハウジング及び前記ヘッダが互いに嵌合完了する際に前記プラグハウジング及び前記ヘッダの間に密閉を形成する防水部材と、
前記プラグハウジング及び前記ヘッダの少なくとも一方に取り付けられたコネクタ位置保証装置保持組立体とを具備し、
前記コネクタ位置保証装置は、前記コネクタ位置保証装置保持組立体に摺動可能に取り付けられ、後退位置及びロック位置の間を移動可能であり、
前記コネクタ位置保証装置は、前記後退位置で前記ヘッダ及び前記プラグハウジングの嵌合及び嵌合解除を可能にし、前記ロック位置で前記ヘッダ及び前記プラグハウジングの嵌合及び嵌合解除を阻止することを特徴とする防水型電気コネクタ組立体。 - 前記コネクタ位置保証装置は、溝を有する少なくとも1本の支持レールをさらに有し、
コネクタ位置保証装置保持組立体は、前記溝内に摺動可能に受容される少なくとも1本のレールを有し、前記後退位置及び前記ロック位置の間に前記コネクタ位置保証装置を案内することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記シュラウドは、前記プラグハウジングの周辺を取り囲んで前記防水部材の周囲間隙を画定し、
前記間隙は、前記ヘッダの上壁、底壁及び側壁を受容して前記本体部及び前記ヘッダの間に密閉を形成することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記ヘッダは、一壁上にコネクタ位置保証装置リセットエンボスを有し、
該コネクタ位置保証装置リセットエンボスは、前記コネクタ位置保証装置と係合すると共に、前記プラグハウジング及び前記ヘッダが互いに嵌合完了する前に前記コネクタ位置保証装置が前記ロック位置に位置すると、前記コネクタ位置保証装置を前記後退位置にセットし直すことを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記プラグハウジングは、前記本体部の前記嵌合部を画定する上壁、底壁及び側壁を有し、
前記ヘッダは、開口を確定する上壁、底壁及び側壁を有し、
前記プラグハウジング及び前記ヘッダの前記壁は、前記ヘッダ及び前記プラグハウジングが嵌合完了すると、前記防水部材と共に密閉接触を形成することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記コネクタ位置保証装置保持組立体を前記シュラウドに取り付けたことを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。
- 可撓性のラッチビームを、前記プラグハウジングに前記ラッチビームに沿った中間点で取り付け、
前記ヘッダは、前記プラグハウジング及び前記ヘッダが嵌合完了する際に前記ラッチビームの一端に係合するラッチ嵌合要素を有することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記防水部材は前記プラグハウジングの前記本体部の周辺に取り付けられ、
前記ヘッダの前記壁は、前記本体部と共に防水インタフェースを形成することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - 前記コネクタ位置保証装置保持組立体はヘッダレール及びラッチレールを有し、
前記ヘッダレールは前記ヘッダの壁に取り付けられ、
前記ラッチレールは前記シュラウドに取り付けられ、
前記ヘッダレール及び前記ラッチレールは、前記プラグハウジング及び前記ヘッダが嵌合完了する際に整列して、前記コネクタ位置保証装置の前記後退位置から前記ロック位置への移動を許容することを特徴とする請求項1記載の防水型電気コネクタ組立体。 - コネクタ位置保証装置案内通路及びコネクタ位置保証装置保持レバーを有するコネクタ位置保証装置と、
少なくとも1個のコンタクトを有する第1コネクタインタフェースを具備する第1コネクタハウジングと、
前記第1コネクタインタフェース及び第2コネクタインタフェースが互いに嵌合完了する際に結合される少なくとも1個のコンタクトを有する前記第2コネクタインタフェースを具備する第2コネクタハウジングと、
前記コネクタ位置保証装置案内通路と摺動可能に結合する第1ラッチ案内通路を有し、前記コネクタ位置保証装置の後退位置からロック位置への移動を許容するラッチ組立体であって、ラッチ係合面を有するラッチ組立体と、
前記第1及び第2コネクタハウジングの一方に配置され、前記第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時に前記ラッチ組立体の前記ラッチ係合面としっかりと係合し、前記コネクタ位置保証装置案内通路と摺動可能に結合するように形成される第2ラッチ案内通路を有し、前記コネクタ位置保証装置を前記後退位置に保持するラッチ嵌合要素と、
前記第1及び第2コネクタハウジングの一方に配置され、前記第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時にそれらの間に密閉を形成する防水部材とを具備することを特徴とする電気コネクタ組立体。 - 前記第1コネクタハウジングに取り付けられ、前記第1及び第2コネクタハウジングの嵌合完了時に前記第2コネクタハウジングを取り囲むように配置されるシュラウドをさらに具備することを特徴とする請求項10記載の電気コネクタ組立体。
- 前記第1及び第2ラッチ案内通路はレールを有し、前記コネクタ位置保証装置案内通路は前記レールを受容する溝を有することを特徴とする請求項10記載の電気コネクタ組立体。
- 嵌合完了時に前記防水部材により互いに密閉される前記第1及び第2コネクタインタフェースを画定する上壁、底壁及び側壁をそれぞれ有することを特徴とする請求項10記載の電気コネクタ組立体。
- 前記ラッチ組立体は、前記第1コネクタハウジングを取り囲むシュラウド上に形成されることを特徴とする請求項10記載の電気コネクタ組立体。
- コネクタ位置保証装置と、
嵌合部を画定する第1ハウジングと、
該第1ハウジングの前記嵌合部を受容する開口を画定する第2ハウジングと、
前記第1及び第2ハウジングの一方に配置され、ラッチ係合面と、前記コネクタ位置保証装置のレール面と摺動接触するためのラッチレールとを有するラッチと、
前記第1及び第2ハウジングの嵌合完了時に前記ラッチとしっかりと係合するように、前記ラッチが配置されていない前記第1及び第2コネクタハウジングの一方に配置されたラッチ嵌合要素と、
防水部材と、
シュラウドとを具備し、
前記一方のハウジングが、前記コネクタ位置保証装置の前記レール面と摺動接触するハウジングレールと、ハウジングこぶとを有し、
前記コネクタ位置保証装置は、前記レール面及び指を有すると共に、後退位置及びロック位置に位置することができ、
前記第1及び第2ハウジングが前記コネクタ位置保証装置と前記ロック位置で嵌合しようとする際に、前記コネクタ位置保証装置が前記後退位置に戻るのを強制されるように構成されることを特徴とする防水型電気コネクタ組立体。
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