JPH09506806A - プリーツ付きリフティング部材を有する衛生ナプキン - Google Patents

プリーツ付きリフティング部材を有する衛生ナプキン

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JPH09506806A JP7517537A JP51753795A JPH09506806A JP H09506806 A JPH09506806 A JP H09506806A JP 7517537 A JP7517537 A JP 7517537A JP 51753795 A JP51753795 A JP 51753795A JP H09506806 A JPH09506806 A JP H09506806A
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Abstract

(57)【要約】 衛生ナプキンが、複数のプリーツをもったリフティング部材を有している。プリーツは、弾性要素を差別的に伸長させ、その長さに沿って間隔を隔てた箇所で弾性要素を接合することによって、形成される。プリーツは、バックシートに対してトップシートの一部を弾性変形させるためのZ方向高さを有している。

Description

【発明の詳細な説明】 プリーツ付きリフティング部材を有する衛生ナプキン 発明の分野 本発明は一般に、衛生ナプキンのような使い捨て吸収物品に関し、より詳細に は、衛生ナプキンの一部を持ち上げ成形するための複数のプリーツを備えたリフ ティング部材を有する衛生ナプキンに関する。 発明の背景 衛生ナプキン、パンティライナ、失禁用パッドのような吸収物品は、身体から の液体や他の排出物を吸収し保持し、このような排出物によって身体や衣服が汚 れないように設計されている。一般に、装着時に装着者の身体との接触を維持し 、装着者の身体に出来るだけ密着するように順応する、衛生ナプキンのような吸 収物品を提供することが望まれている。このような身体順応能力は、経血が衛生 ナプキンの周囲を移動し装着者の身体および/又は衣服を汚す可能性を減少させ ることによって、衛生ナプキンの有効性を増大させるものと思われる。 良好なフィット特性を備えた衛生ナプキンおよび他の吸収物品を提供する、多 くの最近の試みがある。このような最近の試みは、1990年8月21日にオズ ボーンに付与された米国特許第4,950,264号、1993年3月30日に ブールに付与された同第5,197,959号、1990年10月29日にビッ シャー等によって出願された米国特許出願第07/605,583号(使用時に 分離できる部材を有する衛生ナプキン)および1992年5月14日にビッシャ ー等の名で公開されたPCT国際公開WO92/O7535号に記載されている 。 これらの参考文献に開示されている衛生ナプキンは従来技術においては進歩を 示しているが、改良された身体接触に関する新規かつ異なる探究が継続されてい る。 衛生ナプキンは,動的荷重(例えば、装着者が歩行したり着座したりするとき )を受けるとき装着者の身体との接触を維持し身体に順応することが特に望まし い。例えば、衛生ナプキンを装着したとき、衛生ナプキンは、装着者の大腿の上 部分によって側方圧縮を受ける。装着者の大腿によって加えられる力は一般に、 衛生ナプキンの形状を変形させ、衛生ナプキンが提供する目標寸法を減少させる 傾向がある。 これらの圧縮力の効果を制御する或る試みが、1986年6月25日に公開さ れた英国特許出願第2,168,612Aに開示されている。英国特許出願は、 タオルの恒久的な変形を妨げるようになった、吸収コア内または吸収コアの面に 隣接して位置決めされた弾性インサートを備えた衛生タオルを開示している。英 国特許出願は、インサートが衛生タオルの側方変形に抵抗することを教示してい るが、身体順応性質を有する衛生ナプキンを教示し或いは開示していない。 装着者の快適さを維持しつつ、装着者の身体に順応する衛生ナプキンを提供す ることも望まれている。従って、望まれる衛生ナプキンは、装着者の身体との接 触を維持し、装着者が心地よく異なる位置を占め異なる活動をすることができる ように繰り返し弾性変形できるものである。 更に、衛生ナプキンは一般に、接着剤又は他の手段によって、装着者の下着に 固定されている。装着者の下着が装着者の身体に対して動くと、衛生ナプキンは 所望位置からずれることになる。従って、装着者の身体と装着者の下着との間の 独立した運動に適合する機構を備えた、身体に順応する衛生ナプキンを提供する ことが望ましい。 従って、本発明の目的は、女性の尿生殖器領域の形状に順応することによって 経血を遮る、衛生ナプキンのような吸収物品を提供することである。 本発明の別の目的は、凸状に成形された身体面を有する衛生ナプキンを提供す ることである。 本発明の更に別の目的は、吸収コアと液体不透過性のバックシートとの間に配 置され、吸収コアと液体透過性のトップシートをバックシートに対して繰り返し 弾性変形させるための、プリーツ付きリフティング部材を有する衛生ナプキンを 提供することである。 本発明のこれらの及び他の目的は、添付図面を参照して以下の説明を読むこと によって、容易に明らかになるであろう。 発明の概要 本発明は、衛生ナプキンのような吸収物品である。本発明の衛生ナプキンは、 身体面を有する液体透過性のトップシートと、トップシートに接合された液体不 透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収 コアと、長さに沿って複数のプリーツを有する長さ方向に伸びたリフティング部 材とを備えている。プリーツは、バックシートに対してトップシートの一部のZ 方向変形を提供するためのZ方向高さを有している。プリーツ付きリフティング 部材は、バックシートに対してトップシートの一部のZ方向弾性変形を提供し、 衛生ナプキンの長さ方向中心線に沿ってトップシートの身体面の一部を凸状に成 形している。 プリーツ付きリフティング部材は、非吸収性であり、第1の要素および弾性の 第2の要素を有している。プリーツは、弾性の第2の要素を第1の要素に対して 差別的に伸長させ、第1および第2の要素をその長さに沿って間隔を隔てた箇所 で接合することによって、形成される。弾性の第2の要素が収縮すると、第1の 要素にギャザ付けされ、第1の要素の長さに沿ってプリーツを形成する。プリー ツは、装着者が着座したとき等に、Z方向圧縮力によって圧縮され、装着者に快 適感を提供する。Z方向圧縮力が除去されるとき、弾性の第2の要素の収縮は、 プリーツのZ方向高さを戻すのを助け、これにより、トップシートと装着者の身 体との接触を維持するのを助ける。 或る実施例では、リフティング部材は、吸収コアとバックシートとの間に配置 され、使い捨て吸収物品の長さ方向中心線に沿って延びている。リフティング部 材は、第1の要素と、第1の要素と吸収コアとの間に配置された、弾性の第2の 要素とを有している。弾性の第2の要素は、第1の要素の長さに沿って間隔を隔 てた箇所で、第1の要素に接合されている。弾性の第2の要素は、第1の要素に ギャザ付けするように収縮し、第1の要素の長さに沿って複数のプリーツを形成 する。リフティング部材は更に、第1の要素の長さに沿って間隔を隔てた箇所で 第1の要素に接合された弾性の第3の要素を有している。弾性の第3の要素は、 第1の要素とバックシートとの間に配置することができる。第1の要素のプリー ツは、第2の要素と第3の要素の間に延び、第2の要素および第3の要素によっ て安定化され、プリーツが側方に崩壊するのを阻止する。 プリーツのZ方向高さは、衛生ナプキンの長さ方向軸線に沿って変動する。或 る実施例では、プリーツのZ方向高さは、リフティング部材の中央部分に沿って 最大であり、この中央部分は、衛生ナプキンの側方中心線と略整合している。Z 方向高さは、中央部分の前方および後方で減少している。第2の実施例では、プ リーツのZ方向高さは、衛生ナプキンの側方中心線の後方で最大Z方向高さを有 し、衛生ナプキンの側方中心線の前方で最小Z方向高さを有するように、テーパ している。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の衛生ナプキンの部分切り取り平面図である。 第2図は、圧縮形体における本発明の衛生ナプキンを示した、第1図の線2− 2に沿った断面図である。 第3図は、延伸形体における本発明の衛生ナプキンを示した、第2図と同様な 断面図である。 第4図は、第1図の線4−4に沿った断面図であって、延伸形体における本発 明の衛生ナプキン、および略均一なZ方向高さのプリーツを有するリフティング 部材を示したものであり、プリーツは、衛生ナプキンの側方中心線に沿って延び ている。 第5図は、リフティング部材の中央部分に沿って最大Z方向高さを有するプリ ーツをもつリフティング部材を示した第4図と同様な断面図であって、中央部分 は、衛生ナプキンの側方中心線と略整合している。 第6図は、衛生ナプキンの側方中心線の後方での最大値から衛生ナプキンの側 方中心線の前方での最小値までテーパしたZ方向高さを有するプリーツをもつリ フティング部材を示した第4図と同様な断面図である。 第7図は、2つ以上の要素を差別的に伸長させ、差別的に伸長された要素をそ れらの長さに沿って断続的に接合することによる、本発明のリフティング部材を 形成するための方法の概略図である。 第8図は、Z方向高さをもつプリーツを有するリフティング部材と、側方高さ をもつプリーツを有する側方変形部材とを備えた衛生ナプキンの平面図である。 発明の詳細な説明 第1図〜第4図は、本発明の使い捨て吸収物品の1つの実施例による衛生ナプ キン20を示している。ここで使用される語“吸収物品”は、身体排出物を吸収 し収容する物品を意味している。より詳細には、語“吸収物品”は、限定するわ けではないが、衛生ナプキン、パンティライナ、失禁用パッド(下着の股部領域 に装着される物品)を含むことを意図している。語“使い捨て”は、一度使用し た後は洗濯したり再使用したりしないで廃棄することを意図した物品を意味して いる。 衛生ナプキン20は、2つの長さ方向端部28と、2つの側方端部30とを有 している。側方端部30は、前方側方端部30Aおよび後方側方端部30Bを備 えている。衛生ナプキンは又、長さ方向中心線29と、側方中心線31とを有し ている。ここで使用される語“長さ方向”は、直立した装着者を右半身と左半身 とに分割する垂直面と略整合した線、軸線または方向を意味している。語“側方 ”は、長さ方向と略直交し、衛生ナプキン20の面内に位置する線、軸線または 方向を意味している。衛生ナプキン20は典型的には、側方方向よりも長さ方向 が長い。 “Z”方向は、衛生ナプキンの面と直交する(即ち、衛生ナプキンが略平らな 形体で支持されているとき、長さ方向軸線29と側方軸線31の両方と平行な) 線、軸線または方向を意味している。Z方向は、第3図に示されている。 衛生ナプキン20は、身体面23を有する液体透過性のトップシート22と、 下着面25を有する液体不透過性のバックシート24と、トップシート22とバ ックシート24との間の吸収コア26と、トップシート22とバックシート24 との間に配置されたリフティング部材100とを備えている。 リフティング部材100は、複数のプリーツ115を備えている。プリーツ1 15は、長さ方向中心線29に沿ったトップシート22の一部、そして好適には バックシート24に対して吸収コア26の一部に、Z方向の弾性変位を提供する 。プリーツ115は好適には、第3図に示されるように、長さ方向中心線29に 沿ってトップシート22の身体面23の一部を凸状に形作る。これにより、リフ ティング部材100は、トップシート22と装着者の身体との接触を維持し、装 着者の身体(特に、陰唇部、会陰部および/又は臀裂)に適合するようにトップ シート22を形作る。 リフティング部材100は、バックシート24と吸収コア26との間に配置さ れ、好適には、弾性的に変形し、トップシート22と吸収コア26の両方を形作 る。これにより、吸収コア26の少なくとも一部が付勢されてトップシート22 と接触し、液体透過性のトップシート22を通る身体排出物を受け入れる。リフ ティング部材100は、吸収コア26とバックシート24との間に延び、好適に は、吸収コア26をバックシート24から持ち上げて空隙136を形成する。空 隙136は、バックシート24から吸収コア26までZ方向に延びている。空隙 136は、リフティング部材100が、圧縮荷重200等によるバックシート1 4の方へのトップシート22および吸収コア26の変位に抵抗する唯一の要素と なるのを確保しようとする。或いは、エアフェルトのような吸収材料を、バック シート24と吸収コア26との間の空隙に部分的に又は完全に充填してもよい。 リフティング部材100は、長さ方向に延びた第1のプリーツ付き要素110 を備えており、要素110には、その長さに沿って複数のプリーツ115が設け られている。プリーツ115は各々、衛生ナプキン20が第3図に示されるよう な伸長位置にあるとき、Z方向の高さを有している。プリーツ115は、バック シート24に対してトップシート22および吸収コア26に、Z方向の弾性変形 を提供する。リフティング部材100は好適には、第1の要素110と吸収コア 26との間に配置された、長さ方向に延びた第2の要素120を有している。リ フティング部材100は又、第1の要素110とバックシート24との間に配置 された、長さ方向に延びた第3の要素130を有している。第2の要素120と 第3の要素130は、それぞれの長さに沿って間隔を隔てた別の箇所で第1の要 素110に接合されている。プリーツ115は、第2の要素120と第3の要素 130との間に延びている。第2の要素120と第3の要素130は、隣接する プリーツ115の間を跨ぎ、衛生ナプキン20が第3図に示されるような伸長位 置にあるとき、(例えば、座屈等による)プリーツ115の側方崩壊を阻止する のを助けるように、プリーツ115を安定させる。 第2の要素120は好適には、弾性の第2要素120から成る。弾性の第2要 素120が弾性収縮すると、第1の要素110が側方軸線31と略平行な折れ線 のまわりに集められ、第1の要素110の長さに沿ってプリーツ115を形成す る。また、第2の要素120は好適には、プリーツ115のZ方向高さを維持し 、かつ、第2図に示されるような圧縮荷重200等のZ方向の力によってプリー ツ115が圧縮されるときにプリーツ115のZ方向高さを復元するための力を 提供するように、弾性である。プリーツ115は、装着者が着座をしたとき等に 荷重200によって圧縮され、装着者に快適感を提供する。圧縮荷重200が取 り除かれる(例えば、装着者が起立する)と、弾性の第2要素120が収縮して プリーツ115のZ方向の高さが戻り、これによりトップシート22と装着者の 身体との接触を維持する。 第3の要素130は、弾性の第3要素130から成る。或る実施例では、第2 の要素120と第3の要素130の両方が弾性要素であり、第2要素120と第 3要素130の一方又は両方が弾性収縮すると、第1の弾性要素11が集められ てプリーツ115を形成する。更に別の実施例では、第1の要素110も弾性要 素である。 バックシート24に対するトップシート22の“Z方向の弾性変形”とは、ト ップシート22が、第3図に示されるZ方向厚さZ1を有する第1の伸長形体か ら、(Z方向の圧縮荷重200等によって)第2図に示される厚さZ2を有する 第2の圧縮形体に、Z方向にバックシート24に対して変形され、かつ、リフテ ィング部材100が、衛生ナプキンが乾燥し身体排出物が装荷されていないとき に、圧縮荷重の解放時にZ方向厚さZ1の少なくとも約70%のZ方向厚さを有 するように、衛生ナプキン20を復元させることを意味している。バックシート 24に対するトップシート22の弾性変形は、Z1−Z2で表される。 語“弾性要素”は、自由長さを有し、かつ、少なくとも35%の伸び百分率( 1.35×自由長さ以上か或いは等しい伸び長さ)を有するように引張力によっ て歪を与えられており、引張力の解放時に10秒以内で自由長さの5%以内まで 収縮する構成要素を意味している。 トップシート22とバックシート24は、長さ方向端部28に隣接して、側方 端部30の一方又は両方に沿って、互いに接合されている。ここで使用される語 “接合”は、第1の部材又は構成要素が第2の部材又は構成要素に直接取付けら れ或いは連結されている状態と、第1の部材又は構成要素が間接的に、即ち、第 2の部材又は構成要素に取付けられ或いは連結されている中間部材又は構成要素 に取付けられ或いは連結されている状態とを意味している。 衛生ナプキン20の構成要素をより詳細に考察すると、トップシート22は、 装着者の身体に向かって配向され装着者に身体に接触し、身体排出物を収容する ための、衛生ナプキン20の構成要素である。トップシート22は、可撓性で柔 らかな感触であり、装着者の皮膚を刺激せず、液体透過性である。ここで使用さ れる語“可撓性”は、柔軟であり、外力により容易に変形することによって身体 形状に容易に順応する材料を意味している。好適には、トップシート22は、装 着者の裁量に委ねるほど派手ではない。トップシート22は外観が清浄でなけれ ばならず、吸収コア26内に収集される身体排出物を隠すため不透明である。 トップシート22は、身体排出物がトップシート22を迅速に浸透して吸収コ ア26に至るように、良好な滲み通りおよび再湿潤特性を示すべきである。適当 なトップシート22は、織布および不織布材料のような広範な材料、孔開き成形 熱可塑性フィルム、孔開きプラスチックフィルム、およびハイドロフォーム熱可 塑性フィルムのようなポリマー材料、多孔質フォーム、網状フォーム、網状熱可 塑性フィルム、および熱可塑性スクリムで形成される。適当な織布および不織布 材料は、天然繊維(例えば、木または綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステ ル、ポリプロピレン又はポリエチレン繊維のようなポリマー繊維)、或いは天然 繊維と合成繊維の組合せで構成される。 トップシート22には、トップシート22に堆積された液体を吸収コア26に 通す複数の孔が設けられている。トップシート22は、約50〜60%の開放領 域を有し、厚さが約0.01〜約0.05mmの孔開き成形ポリオレフィンフィ ルムから成るものでもよい。所望ならば、吸収コア26への流体浸透性を高める ため、トップシート22に界面活性剤をスプレーしてもよい。適当な界面活性剤 は、米国コネチカット州グリーンウィッチのグリコ・ケミカル社によって、ペゴ スパース200MLとして販売されている。 適当なトップシート22は、1975年12月30日にトンプソンに付与され た米国特許第3,929,135号、1982年4月13日にミューランに付与 された同第4,324,246号、1982年8月3日にラデル等に付与された 同第4,342,314号、1984年7月31日にアール等に付与された同第 4,463,045号、1991年4月9日にベアードに付与された同第5,0 06,394号に従って形成するのがよく、特に好適な液体透過性のトップシー トを開示するために、これらの特許を参考文献としてここに含める。本発明にと って適当なトップシート22は、上述の特許のうち1つ以上に記載され、米国オ ハイオ州シンシナチのP&G社によって“ドライ・ウィーブ”として販売されて いる成形フィルムである。米国インディアナ州テール・オートのエチル社のビィ スクィーン部門によって販売されている孔開き成形フィルムモデルX−3265 、モデルP1552で形成された弾性伸長可能なトップシート22を使用しても よい。 バックシート24は、ポリオレフィン・フィルムのような可撓性の液体不透過 性材料である。バックシート24は、衛生ナプキン20によって収集された身体 排出物が装着者や装着者の衣服を汚さないようにする。バックシート24は、厚 さが約0.01〜0.05mmの低密度のポリエチレンフィルムでもよい。バッ クシート24を形成する適当なポリエチレンフィルムには、エチル社のビィスク ィーン部門によって販売されているモデルXP−39385、米国オハイオ州シ ンシナチのクロペイ社によって販売されているP18−1401がある。 バックシート24は、トップシート22および吸収コア26の表面積と等しい か或いは大きい表面積を有しており、好適にはトップシート22および吸収コア 26の周囲を取り囲んでいる。バックシート24は、各長さ方向縁部28から外 方に延びたフラップ44を備えている。フラップ44は、1986年5月20日 にファン・ティルバーグに付与された米国特許第4,589,876号および1 987年8月18日にファン・ティルバーグに付与された同第4,687,47 8号の教示に従って形成するのがよく、これらの特許を参考文献としてここに含 める。バックシート24とフラップ44は、一体で同延であるのがよい。或いは 、フラップ44は、バックシート24に接合された別個の構成要素でもよい。 バックシート24の下着面25は、衛生ナプキン20を装着者の下着に固定す るための取付け手段38を備えている。好適な取付け手段38には、機械ファス ナ、或いはより好適には感圧接着剤38が含まれる。感圧接着剤38は、下着面 25に1つ以上のストリップ又はパッチをなして付けられる。第1図および第2 図に示されるように、感圧接着剤は、各フラップ44の遠位端に近接して、並び にトップシート22および吸収コア26の下に位置するバックシート24の部分 に配置される。適当な接着剤38は、米国オハイオ州コロンバスのセンチュリー アドヒーシィブ社によって製造されているセンチュリーアドヒーシィブA−30 5−IVである。 吸収コア26は、身体排出物(特に、経血)を受け入れ収容する。吸収コア2 6は、皮膚を刺激してはならず、種々の形状(例えば、矩形、楕円形、ドッグボ ーン形、非対称形等)、寸法、厚さで製造してよい。吸収コア26は、バックシ ート24の方へ向いた第1の面40と、トップシート22の方へ向いた第2の面 42とを有している。 吸収コア26を形成する適当な材料には、限定するわけではないが、セルロー ス詰綿、繊維状微粉砕パルプのようなエアフェルト、溶融吹き込みしたポリマー 、 化学的に剛化し改質し或いは架橋したセルロース繊維、吸収フォーム、ティッシ ュペーパーの層、吸収ゲル化材料が含まれる。吸収コア26は、ティッシュペー パーと吸収ゲル化材料のラミネートから成るものでもよい。適当な吸収コア26 は、1991年4月16日にオズボーン等に付与された米国特許第5,007, 906号に開示されているような2層のティッシュペーパーから成り、吸収コア 26の適当な構造を教示するために、この特許を参考文献としてここに含める。 本発明の吸収コアとして使用される他の典型的な吸収構造体が、1990年8月 21日にオズボーンに付与された米国特許第4,950,264号、1986年 9月9日にワイズマン等に付与された同第4,610,678号、1989年5 月30日にアルマニー等に付与された同第4,834,735号、1986年1 0月22日にデュンケル等の名前で公開された欧州特許出願第0198683号 に記載されており、これらの特許および特許出願を参考文献としてここに含める 。 或る実施例では、吸収コア26とトップシート22はラミネートを形成するよ うに互いに接合されており、吸収コア26とトップシート22をリフティング部 材100によって1ユニットとして変形させることができる。吸収コア26の第 2の面42は、接着剤等の適当な手段によって、トップシート22に接合されて いる。トップシート22と吸収コア26とのこのような統合は、装着時にトップ シート22と吸収コア26との接触を維持し、トップシート22を通って吸収コ ア26に至る流体の毛管吸引を提供する。 本発明による衛生ナプキン20は、トップシート22を吸収コア26に接合し バックシート24に対してトップシート22および吸収コア26の独立したZ方 向移動を提供するように、バックシート24から分断された吸収コア26および 関連したトップシート22を有している。バックシート24に対するトップシー ト22および吸収コア26のこのようなZ方向の分断した運動を提供するための 適当な衛生ナプキンの構造が、1991年4月16日にオズボーン等に付与され た米国特許第5,007,906号に開示されており、この特許を参考文献とし てここに含める。このような分断は、バックシート24を取付け手段38によっ て装着者の下着に固定したままの状態で、トップシート22および吸収コア26 をリフティング部材100によって弾性変形させて装着者の身体と接触させるの に望ましい。 衛生ナプキン20は、バックシート24からの、トップシート22および関連 した吸収コア26のZ方向の分離量を制御するための手段を有している。このよ うな制御を行うための1つの適当な手段が、トップシート22をバックシート2 4に接合する連結部を形成する1つ以上の長さ方向に延びた折り目52である。 ここで使用される“長さ方向に延びた折り目”は、折り線54に沿って材料の1 つ以上のZ方向の層を提供するように、長さ方向に延びた折り線54を有する衛 生ナプキン20の構成要素である。好適には、2つの長さ方向に延びた折り目5 2が、衛生ナプキン20の各長さ方向端部28のところに提供される。 長さ方向に延びた折り目52は、トップシート22の延長部でもバックシート 24の延長部でもよく、或いは一端がトップシート22に接合され他端がバック シート24に接合された別個の片でもよい。折り目52は、折り線54に沿って トップシート22の一部を折り、接合線56に沿ってトップシート22の折った 部分の自由縁部をバックシート24に接合することによって、形成される。接合 線56は、ヒートシール線でもよく或いは接着剤接合線でもよい。接合線56は 好適には、トップシート22とバックシート24との間のシールを形成するよう に連続しており、トップシート22とバックシート24との接着剤接合線から成 るものでもよい。 接合線56と折り線54は、衛生ナプキン20の長さに沿って等しいZ方向変 形量に適合するように、第1図に示されるように略平行である。或いは、接合線 56又は折り線54は、トップシート22と吸収コア26の衛生ナプキン20の 長さに沿ったZ方向の異なる変形量に適合するように、衛生ナプキン20の長さ に沿って発散したり収束したりしてもよい。 第1図〜第3図に示した折り目52は、トップシート22の延長部であり、C 形の折り目を形成する単一の折り線54を備えている。或いは、複数の折り線5 4を有するアコーディオン形の折り目を使用してもよい。長さ方向に延びた折り 目52を説明する目的のため、上述の米国特許第5,007,906号を参考文 献としてここに含める。 トップシート22は、バックシート24からのトップシート22および吸収コ ア26のZ方向の分断に更に適合させるために、後部側方端部30Bのような一 方の側方端部30のところでバックシート24に取付けられていない状態である のがよい。さらに、一方の側方端部のところでトップシート22をバックシート 24に取付けていないことにより、長さ方向におけるバックシート24からのト ップシート22および吸収コア26の分断にも適合する。このような長さ方向の 分断は、衛生ナプキン20の平面においてバックシート24(そして、バックシ ート24を取付けた装着者の下着)に対するトップシート22および吸収コア2 6の相対移動を可能にする。或いは、トップシート22を、一方の側方端部のと ころで、側方に延びた折り目(図示せず)によってバックシート24に接合し、 衛生ナプキン20の平面においてバックシート24に対するトップシート22お よび吸収コア26の長さの分断を提供してもよい。 或る実施例では、衛生ナプキン20のZ方向の厚さを復元させるリフティング 部材100の能力は、リフティング部材100の湿潤によって比較的影響を受け ない。リフティング部材100の湿潤時の厚さの減少は、乾燥時の厚さの減少の 20%以下であり、湿潤時の厚さの減少は約80%以下である。リフティング部 材100の湿潤時の厚さの減少と乾燥時の厚さの減少は、4つのリフティング部 材100のサンプルについて以下の手順を繰り返すことによって測定される。 リフティング部材100を、厚さが約1.0ミルのポリエチレンフィルムのシ ートに接着剤に取付ける。リフティング部材100とポリエチレンフィルムを、 分析秤又は他の適当な秤の上に支持する。適当な変形測定装置を使用して、ポリ エチレンフィルムの上方のリフティング部材100のZ方向の厚さを測定する。 適当な変形測定装置は、オノ・ソッキ社のオノ・ソッキDG3610デジタルゲ ージとオノ・ソッキGS503リニアゲージセンサである。直径0.95インチ の円形荷重付加脚部によってリフティング部材100に付加される種々のZ方向 の荷重箇所で、リフティング部材100のZ方向の厚さを測定する。荷重付加脚 部は、リニアゲージセンサに接続されている。 リフティング部材100とポリエチレンフィルムを秤の上に置き、秤の目盛り のゼロ調整を行う。秤の目盛りが約ゼロとなるように荷重付加脚部をリフティン グ部材100に僅かに接触させて、リフティング部材100の最初の乾燥時Z方 向厚さを測定する。リフティング部材100に加えられるZ方向荷重を、約5グ ラムずつ32.1グラムまで増加させると、秤の目盛りは32.1グラムを示し ている。次いで、荷重を除去し、秤の目盛りが約ゼロとなるように荷重付加脚部 をリフティング部材100に僅かに接触させた状態で、リフティング部材100 の除荷された乾燥時Z方向厚さを記録する。各サンプルについて、最初の乾燥時 Z方向厚さと除荷された乾燥時Z方向厚さとの差を、最初の乾燥時Z方向厚さで 除して、サンプルの乾燥時厚さの変化百分率を得る。乾燥時の厚さの減少は、4 つのリフティング部材のサンプルについての乾燥時厚さの変化百分率の平均であ る。 各リフティング部材100(および関連したポリエチレンフィルムシート)を 、10秒間、希釈水に完全に浸漬し、次いで10秒間、垂直方向に排水させる。 次いで、リフティング部材100とポリエチレンフィルムシートを、分析秤の水 平 面に支持し、秤の目盛りのゼロ調整を行う。秤の目盛りが約ゼロとなるように荷 重付加脚部をリフティング部材100に僅かに接触させて、リフティング部材1 00の最初の湿潤時Z方向厚さを測定する。リフティング部材100に加えられ るZ方向荷重を、約5グラムずつ32.1グラムまで増加させる。次いで、荷重 を除去し、秤の目盛りが約ゼロとなるように荷重付加脚部をリフティング部材1 00に僅かに接触させた状態で、リフティング部材100の除荷された湿潤時Z 方向厚さを記録する。各サンプルについて、最初の湿潤時Z方向厚さと除荷され た湿潤時Z方向厚さとの差を、最初の湿潤時Z方向厚さで除して、サンプルの湿 潤時厚さの変化百分率を得る。リフティング部材100の湿潤時の厚さの減少は 、4つのリフティング部材のサンプルについての湿潤時厚さの変化百分率の平均 である。 或る実施例では、リフティング部材100は、非吸収性である。“非吸収性” とは、リフティング部材100が100%以下の吸収度を有していることを意味 している。吸収度は、乾燥したサンプルによって吸収される水の重量の、乾燥し たサンプルの重量に対する比率である。非吸収性のリフティング部材100は、 吸収性のリフティング部材と比較して、その剛性および/又は吸収コアを上方に 変形させる能力が衛生ナプキン20に収容される体液によって比較的影響を受け ないという利点を有している。リフティング部材の吸収度は、リフティング部材 を計量して乾燥重量を得、次いでリフティング部材100を希釈水中に10秒間 完全に浸漬させることによって、測定される。10秒後、リフティング部材を水 から取り出す。次いで、リフティング部材を、10秒間、垂直方向に排水させる 。次いで、リフティング部材を2枚の濾紙の間に10秒間挟んで吸水させること によって、リフティング部材の表面に付着した水を除去する。乾燥した水平面上 に1枚の濾紙を置き、この濾紙の上にリフティング部材を置き、リフティング部 材の上に覆うように別の濾紙を置き、プレキシガラス片(厚さ0.25インチ、 重 量0.25ポンド)を上記別の濾紙の上に覆うように置くことによって、リフテ ィング部材100を吸水する。リフティング部材100を吸水するための適当な 濾紙は、表面が比較的平滑であって、粒子保持寸法が約20〜25μm以上あり 、ヘルツバーグ濾過速度が約37秒のものである。ここで濾過速度は、10cm の一定の水頭圧の下で100mlの濾過水が10.0平方cmの濾紙片を通過す る時間である。適当な濾紙は、英国のワットマン社によって製造され、米国ペン シルベニア州フィッシャー・サイエンティフィック社から販売されているワット マン4濾紙である。リフティング部材100を10秒間吸水した後、リフティン グ部材100を直ぐに計量して、サンプルの湿潤重量を得る。湿潤重量から乾燥 重量を引いて、乾燥サンプルによって吸収される水の重量(グラム)を得る。吸 収度百分率は、吸収された水の重量(グラム)をサンプルの乾燥重量で除して1 00を乗ずることによって得られる。 好適な実施例では、リフティング部材100(特に、プリーツ115)は、疎 水性である。液体と表面との接触角が90°以上である場合には、表面は疎水性 である。接触角を測定する方法を示すため、米国化学会の刊行物『接触角、湿潤 および付着』(ロバート・F・グールド編、1964年)を参考文献としてここ に含める。 好適な実施例では、リフティング部材100は、衛生ナプキン20の長さ方向 中心線29に沿って延びており、側方幅T(第1図)よりも大きい長さ方向長さ L(第4図)を有している。側方幅Tは好適には、吸収コア26の側方幅よりも 小さく、或る実施例では好適には、吸収コア26の側方幅の約1/4以下である 。衛生ナプキン20の長さ方向中心線29に沿って身体面23を身体の陰唇部、 会陰部および/又は臀裂と密着させるために、幅狭の側方幅Tが望ましい。或る 実施例では、側方幅Tは、好適には約10.0mm以下、より好適には約6.0 mm以下である。長さ方向長さLは、約150〜約250mmである。変形実施 例では、側方幅Tは、10.0mm以上である。 プリーツ115の列は、リフティング部材100の長さLに沿って延びている 。各プリーツ115は、Z方向高さ(第4図においてH1)を有している。これ により、リフティング部材100は、バックシート24に対して長さ方向中心線 29に沿ってトップシート22と吸収コア26の一部のZ方向の変形を提供する 。リフティング部材100は又、第3図に示されるように、トップシート22の 身体面23を凸状に形作り、長さ方向に延びた出張りを、衛生ナプキン20の長 さ方向中心線29に沿って形成する。 図示した実施例では、リフティング部材100は、第1の要素110と、弾性 の第2の要素120と、弾性の第3の要素130とを備えている。第1の要素1 10のプリーツ115は、弾性の第2の要素120と弾性の第3の要素130と の間に延びている。第2の要素120と第3の要素130は、隣接するプリーツ 115の間を跨ぎ、衛生ナプキン20が第3図に示されるような伸長位置にある とき、(例えば、座屈等による)プリーツ115の側方崩壊を阻止するのを助け 、かつ、第2図に示されるようなZ方向力(例えば、身体力)によってプリーツ 115を圧縮させる。 第2の要素120は、吸収コア26の表面40に接合され、第3の要素130 は、バックシート24に接合されている。変形実施例では、第2の要素と第3の 要素の一方又は両方を省略して、第1の要素110を吸収コア26および/又は バックシート24に直接接合してもよい。 第1の要素110は、限定するわけではないが、織布および不織布シート材料 、プラスチックフィルム、天然又は合成ゴムストランドを含む、多くの適当な材 料で形成される。第1の要素110を形成する或る適当な材料は、英国ノースハ ンバーサイドのスミス&ネフュー・プラスチック社からP100ポリプロピレン メッシュスクリムとして入手できるポリプロピレンメッシュスクリム材料(坪量 約 100グラム/平方m)である。このようなメッシュスクリムのシートは、シー トの機械方向に延びたcm当たり約40の比較的厚くて堅い一次ストランドと、 シートの横断機械方向に一次ストランドと直交して延びたcm当たり約61の比 較的薄くて堅くない二次ストランドとを有している。第1の要素110は、一次 ストランドと平行に切断されたP100メッシュの6.0cm幅のストリップを 含み、一次ストランドは、第1の要素110の長さに沿って、衛生ナプキン20 の長さ方向軸線29と略平行に延びている。第1の要素110を形成する別の適 当な材料は、米国ミネソタ州ミネアポリスのコンウェッド社からON7100ポ リプロピレンメッシュとして入手できるポリプロピレンのメッシュスクリム(坪 量約50/平方m)である。 弾性の第2および第3の要素120、130は、天然又は合成ゴムストランド 、弾性織布又は不織布材料、弾性フィルムを含む、多くの種類の弾性材料で形成 することができる。第2および第3の要素120、130を形成する或る適当な 材料は、米国ロードアイランド州ミドルタウンのフルフレックス社によってウル トラフレックス・モデル6EX29として販売されている弾性テープである。第 2および第3の要素120、130は各々、約4.0〜6.0mmの幅と、約2 .0mmの厚さを有する、このような弾性テープから成る。或いは、第2および 第3の要素120、130は各々、米国イリノイ州バッファロー・グローブのエ クソン・ケミカル社から入手できる6.0mm幅のEXX−500弾性シート材 料から成るものでもよい。 第1の要素110のプリーツ115は、第2の要素120と第3の要素130 の一方又は両方を第1の要素110に対して弾性収縮させることによって、形成 される。例えば、第1の要素110は、第2の要素120および第3の要素13 0の自由長さよりも長い(非伸長)自由長さを有している。第2の要素120お よび第3の要素130は、それらの自由長さおよび第1の要素110に 対して伸長される。伸長された状態で、第2の要素120および第3の要素13 0は、第1の要素110の長さに沿って間隔を隔てた箇所で第1の要素110に 取付けられる。第2の要素120および第3の要素130を伸長させる力が解放 されると、第2および第3の弾性要素120、130は、第1の要素110に対 して収縮され、これにより第1の要素110の間隔を隔てた取付け箇所を一緒に 引っ張ってプリーツ115を形成する。 伸び百分率は、自由ゲージ長さから伸長長さを引いて自由ゲージ長さで除すこ とによって、決定される。上述のウルトラフレックスで形成された第2および第 3の要素120、130については、プリーツ115を備えた適当なリフティン グ部材100は、第2および第3の要素120、130に約35〜約400%伸 び百分率を与えることによって作られる。第2および/又は第3の要素120、 130は、弾性要素の伸長時に測定して約25.4〜約127mmの距離間隔を 隔てた箇所で、第2および第3の要素120、130の収縮によって第1の要素 110にギャザ付けする前に第1の要素110に取付けられる。 第4図に示した実施例では、プリーツ115のZ方向高さH1は、リフティン グ部材100の長さLに沿って略均一である。一例として、高さH1は、約20 〜約40mmであり、隣接するプリーツ115間の間隔L1は、約25〜約50 mmである。上述のP100メッシュスクリム材料で形成された第1の要素およ び上述のウルトラフレックス弾性テープで形成された第2および第3の要素12 0、130を有するリフティング部材100について、プリーツ115のこのよ うな均一な構成は、第2および第3の要素120、130の伸び百分率が約50 〜約400%であり、第2および第3の要素120、130が、これらの要素の 伸長時に測定して約25.4〜約127mmの距離間隔を隔てた箇所で、第2お よび第3の要素120、130の収縮によって第1の要素110にギャザ付けす る前に第1の要素110に取付けられた場合に得られる。 プリーツ115のZ方向高さは、リフティング部材100の長さ方向長さLに 沿って変動する。特に、プリーツ115のZ方向高さは、リフティング部材10 0が長さ方向軸線29に沿って延びているとき等に、衛生ナプキン20の長さ方 向軸線29に沿って変動する。このようなZ方向高さの変動は、トップシート2 2および吸収コア26を局部的に持ち上げて、陰唇部、会陰部および/又は臀裂 領域を身体に良好に密着させる。プリーツ115のこのようなZ方向高さの変動 は、弾性要素に接合する前に、第1の要素110の長さに沿った位置の関数とし て第2および/又は第3の要素120、130の伸び百分率を変動させることに よって得られる。 第5図に示した実施例では、プリーツ115のZ方向高さは、リフティング部 材100の長さ方向長さLの中央部分に沿って最大値H2を有しており、この中 央部分は、衛生ナプキンの側方中心線31を長さ方向に横断して延びている。Z 方向高さは、長さ方向長さLの前方および後方端部分において、より小さな値H 3を有している。一例として、H2は、隣接するプリーツ115間の間隔L2が 約25〜約50mmの場合に約20〜約40mmであり、隣接するプリーツ11 5間の間隔L3が約10〜約25mmの場合に約10〜約20mmである。この ようなプリーツ115のZ方向高さの変動は、P100スクリムメッシュで形成 された第1の要素110および上述のウルトラフレックス弾性テープで形成され た第2および第3の要素120、130について、次のような伸びと間隔につい て得られる。中央部分では、第2および第3の要素120、130は、約200 %の伸びまで延伸され、第1の要素110の長さに沿って約100mm間隔を隔 てた箇所で第1の要素110に取付けられる。前方部分および後方部分では、第 2および第3の要素120、130は、約200%の伸びまで延伸され、第1の 要素110の長さに沿って約50mm間隔を隔てた箇所で第1の要素110に取 付けられる。 第6図に示した別の実施例では、プリーツ115のZ方向高さは、衛生ナプキ ン20の側方中心線31の後方で最大Z方向高さH4を有し、側方中心線31の 前方で最小Z方向高さH5を有している。H4は約30〜約40mmであり、H 5は約10〜約20mmである。隣接するプリーツ間115間の間隔は、側方中 心線31の後方の間隔L4(約25〜約50mm)から側方中心線31の前方の 間隔L5(約10〜25mm)まで変動する。このようなプリーツ115のZ方 向高さの変動は、P100スクリムメッシュで形成された第1の要素110およ び上述のウルトラフレックス弾性テープで形成された第2および第3の要素12 0、130について、次のような伸びと間隔について得られる。前方部分では、 第2および第3の要素120、130は、約200%の伸びまで延伸され、第1 の要素110の長さに沿って約50mm間隔を隔てた箇所で第1の要素110に 取付けられる。中央部分では、第2および第3の要素120、130は、約30 0%の伸びまで延伸され、第1の要素110の長さに沿って約50mm間隔を隔 てた箇所で第1の要素110に取付けられる。後方部分では、第2および第3の 要素120、130は、約200%の伸びまで延伸され、第1の要素110の長 さに沿って約100mm間隔を隔てた箇所で第1の要素110に取付けられる。 リフティング部材100は好適には、Z方向高さが少なくとも約10mm(好 適には、少なくとも約15mm)のプリーツ115を有している。リフティング 部材100は好適には、装着者の下着と装着者の身体との相対運動に適合する際 にトップシート22が装着者の身体に順応するように、少なくとも10mm(よ り好適には、少なくとも15mm)のZ方向弾性変形Z1−Z2を提供する。リ フティング部材100は、単位変形当たり比較的小さな力で、このようなZ方向 の弾性変形を提供し、トップシート22が装着者の身体に順応する。 第2図および第3図を参照すると、リフティング部材100は、2グラムの圧 縮荷重の下で第1のZ方向厚さ、および50グラム以下(好適には30グラム以 下)の圧縮荷重の下で第1のZ方向厚さよりも少なくとも10mm小さな第2の Z方向厚さを有する、衛生ナプキン20を提供する。リフティング部材100は 又、100グラム以下(好適には50グラム以下)の圧縮荷重の下で第1のZ方 向厚さよりも少なくとも15mm小さな第2のZ方向厚さを有する、衛生ナプキ ン20を提供する。リフティング部材100を有する衛生ナプキン20は、(装 着者が着座したとき等に)装着者を不快にさせることなしに衛生ナプキン20を 圧縮して比較的薄くて平らな形状を取ることができるように、90グラムの圧縮 荷重の下で10mm以下のZ方向厚さを有している。 Z方向厚さZ1、Z2および対応するZ方向圧縮荷重は、米国マサチューセッ ツ州キャントンのインストロン・エンジニアリング社によって製造されているイ ンストロン・モデル4502を用いて、以下の手順を使用して測定される。試験 すべき衛生ナプキン20は、試験前に、室(温度71〜75°F、相対湿度48 〜52%)内で約2時間、状態調節すべきである。 引っ張り試験機は、100グラムのロードセルを備えている。衛生ナプキン2 0は、トップシート22を上向きにし、引っ張り試験機の固定ジョーに取付けら れた6インチ径のプレートの水平面にバックシート24の下着面を下向きにして 載せて支持される。1.0インチ径の水平圧縮脚部を、衛生ナプキン20のトッ プシート22に面するように、引っ張り試験機の可動クロスヘッドに取付ける。 圧縮脚部を、リフティング部材100の長さに沿った途中あたりで、衛生ナプキ ン20の長さ方向中心線29の上に位置決めする。固定プレート面と圧縮脚部と の間の最初のZ方向の間隔は、衛生ナプキン20の非載荷状態のZ方向厚さより も大きく、少なくとも30mm以上である。次いで、圧縮脚部を、25インチ/ 分の一定速度(クロスヘッド速度)で固定プレート面の方へ前進させる。圧縮脚 部と固定プレート面との間の所定の間隔についてロードセルによって測定される 力を、250インチ/分のチャート速度でストリップチャートリコーダに記録す る。所定荷重についての圧縮脚部と固定プレート面との間の間隔は、当該荷重に おける衛生ナプキン20のZ方向厚さに相当する。圧縮脚部と固定プレート面と の間の間隔が3mm減少すると、圧縮脚部の移動方向は逆転して、25インチ/ 分の速度で固定プレート面から引っ込む。 第1表のデータは、本発明によるリフティング部材100を各々有する、3つ の衛生ナプキン20のZ方向厚さを、上述の手順を使用して得たものである。 第1表は、リフティング部材100を有する3つの衛生ナプキン20について 測定値A〜Gの平均、標準偏差、最大、最小を示している。測定Aは、圧縮脚部 を固定プレート面に向かって前進させたときのロードセルの読みが2グラムでの 衛生ナプキン20のZ方向厚さである。2グラム載荷時の厚さは実質的に、非載 荷状態の衛生ナプキンの厚さZ1である。測定Bは、圧縮脚部を固定プレート面 から引っ込めたときのロードセルの読みが2グラムでのZ方向厚さであり、Z方 向荷重の除荷時にリフティング部材100が衛生ナプキン20の最初の非載荷状 態の厚さに実質的に戻ることを示している。 測定Cは、2グラムの荷重での厚さZ1よりも10mm小さい第2の厚さZ2 に対応しており、測定Dは、厚さCでのZ方向圧縮力である。測定Eは、2グラ ムの荷重での厚さZ1よりも15mm小さい第2の厚さZ2に対応しており、測 定Fは、厚さEでのZ方向圧縮力である。測定Gは、Z方向圧縮力が90グラム に等しいときの衛生ナプキン20のZ方向厚さである。 第5図に示されるように、吸収コア26は、Z方向に独立して変形可能である 複数のコアセグメント26A、26B、26Cを有するように、長さ方向軸線2 9に沿って分割されている。26Aと26B、26Bと26Cのような隣接する コアセグメントは、側方に延びたヒンジライン27によって接合されている。ヒ ンジライン27には、限定するわけではないが、型押し又は圧縮線、折り目、縦 すじ或いは折り線が含まれる。或いは、隣接するコアセグメントを非取付け状態 にし、トップシート22によって互いに間接的に接合してもよい。 第7図は、プリーツ付きリフティング部材100を形成し、衛生ナプキン20 を衛生ナプキン20の別の構成要素に接合するための装置を示している。第7図 では、3つの連続的に供給される材料片が、部材1110、1120、1130 で示されている。一例として、部材1110は、第1の要素110に対応し、部 材1120は、弾性の第2の要素120に対応し、部材1130は、弾性の第3 の要素130に対応している。部材1120と1130は、部材1100に沿っ て間隔を隔てた箇所で、接着剤等で部材1110に結合されている。以下に部材 1110、1120、1130の接着結合について言及するが、他の結合法を使 用することができることを理解すべきである。例えば、部材は、熱接着或いは超 音波接着をしてもよい。或いは、部材は、1990年4月24日にボール等に付 与された米国特許第4,919,738号の教示によるレリーフパターン・シリ ンダとアンビル・シリンダとの間の圧力付勢ニップで機械的に結合してもよい。 上述の特許を参考文献としてここに含める。 部材1120は、第1の回転速度で回転する第1の圧縮ロール対1001、1 003間に形成された第1のニップを通して第1のウェブ速度で搬送される。部 材1120がロール1001、1003によって形成されたニップを出た後に、 接着剤アプリケータ1200が、間隔を隔てた箇所で部材1120の側部に接着 剤を塗布する。適当な接着剤は、米国ウィスコンシン州エルムグローブのフィン ドレー・アドヒーシィブ社のフィンドレー・アドヒーシィブH2031である。 次いで、部材1120は、部材1110とともに、第2の圧縮ロール対100 5、1007によって形成された第2のニップに差し向けられる。部材1120 は、第2の圧縮ロール対1005、1007によって圧縮されて部材1110と 係合し、部材1120と部材1110を間隔を隔てた箇所で接着接合する。ニッ プロール1005、1007は、接着剤の付着を防止するため、冷却される。 ロール1005、1007の表面速度は、第1のニップを通して部材1120 を搬送する第1のウェブ速度よりも速い第2のウェブ速度で、第2のニップを通 して部材1120、1110を搬送する。このウェブ速度の差により、部材11 20は延伸し、これにより、部材1120を部材1110に断続的に接合する前 に、部材1120を部材1110に対して差別的に伸長させる。例えば、圧縮ロ ールが同じ直径を有している場合には、第2の圧縮ロール対1005、1007 は、ロール1001、1003の第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回 転される。 断続的に接合された部材1110、1120が第2のニップを出て、略蛇行経 路をなして第1および第2のリバースロール1011、1013に搬送される。 すると、接着剤アプリケータ1200が、部材1120に接合されていない部材 1110の側の間隔を隔てた箇所に接着剤を塗布する。ロール1011、101 3の回りのウェブ速度は、部材1120の引っ張り伸びを維持するため、第2の ウェブ速度と等しく維持される。 次いで、断続的に接合された部材1110、1120は部材1130とともに ロール1015に差し向けられ、部材1130を圧縮して、接着剤が断続的に塗 布されている部材1110の側部と係合させる。これにより、部材1130は、 間隔を隔てた箇所で部材1110に接合される。ロール1015の回りのウェブ 速度は、部材1120の引っ張り伸びを維持するため、第2のウェブ速度と等し く維持される。 部材1110に接合される前に、部材1130は、第3の回転速度で回転する 第3の圧縮ロール対1017、1019によって形成されたニップを通って第3 のウェブ速度で差し向けられる。第3のウェブ速度は、ロール1015の回りを 部材1110、1120、1130が搬送される第2のウェブ速度よりも遅い。 このウェブ速度の差により、部材1130が延伸され、部材1130は、部材1 110に対して差別的に伸長される。第3のウェブ速度が第1のウェブ速度と等 しい場合には、部材1130の伸び百分率は、部材1120の伸び百分率と略等 しくなる。或いは、第3のウェブ速度が第1のウェブ速度よりも遅い(或いは、 速い)場合には、部材1130の伸び百分率は、部材1120の伸び百分率より も大きく(或いは、小さく)なる。部材1120と1130のこのような伸び百 分率の差は、衛生ナプキン20の長さに沿って曲率を増大させる。例えば、部材 1130が弾性要素120に相当し、吸収コア26に接合しようとする場合には 、部材1130は、隆起した前方および後方端部30A、30Bを有するように 衛生ナプキン20を弓形に曲げるため、部材1120よりも約1〜5%大きく伸 長 される。 一体化された部材1110、1120、1130は、部材1150とともに、 第4の圧縮ロール対1021、1023によって形成された第4のニップを通し て第4のウェブ速度で差し向けられる。部材1150は、バックシート24を形 成するためのウェブ材料を含み、或いはトップシート22と吸収コア26のラミ ネートを形成するためのウェブ材料を含む。第4のニップでの部材1150と部 材1130との係合前に、接着剤アプリケータ1200が、部材1150の側に 接着剤を塗布する。部材1110、1120、1130、1150の組立体は、 完成した衛生ナプキン20を形成するため、後の工程において他の衛生ナプキン 20の部材と結合される。 延伸された部材1120および/又は1130の引っ張りは、部材1110、 1120、1130を第4のニップで部材1150と結合した前または後に、ウ ェブ速度を減少させる等して弛緩される。延伸された部材の引っ張りが弛緩され ると、延伸された部材は、部材1110に対して弾性的に収縮し、これにより部 材1110にギャザ付けしてプリーツ1115を形成する。 リフティング部材の長さに沿って変動するZ方向高さを有するプリーツ115 を備えたリフティング部材100は、1以上のウェブ速度を変えることによって 形成される。すると、部材1110に対する部材1120の伸びは、断続的に接 合された部材の長さに沿って変動する。部材1120の引っ張りが弛緩されると 、部材1110に対する部材1120の弾性収縮は、断続的に接合された部材の 長さに沿って変動し、これにより異なるZ方向高さを有するプリーツ115を形 成する。 第8図は、Z方向プリーツをもつプリーツ付きリフティング部材100と、側 方中心線31と略平行な方向における衛生ナプキン20の長さ方向端部28の弾 性変形を提供するための2つの側方変形部材300とを有する衛生ナプキン20 を示している。側方変形部材300は、側方中心線31と略平行に測定して側方 プリーツ高さH6をもつ側方に向いたプリーツ315を有している。側方変形部 材300は、装着者の大腿間での衛生ナプキン20の側方圧縮に適合する。装着 者の大腿によって及ぼされる側方圧縮荷重が弛緩されるとき、側方間隔部材は、 長さ方向端部28間の側方間隔を戻すのを助け、これにより身体排出物を収容す るための衛生ナプキン20の有効側方幅を維持する。 側方変形部材300は、リフティング部材100を部材を形成するのと同じよ うに形成される。側方変形部材300は各々、第1のプリーツ付き要素310と 、弾性の第2および第3の要素320、330とを有している。第2および第3 の要素320、330の一方又は両方は、長さ方向および側方軸線29、31と 略平行な折り線に沿って第1の要素310にギャザ付けし、長さ方向中心線29 から側方かつ外方に伸びたプリーツ315を形成する。側方変形部材300は、 好適にはトップシート22とバックシート24との間に配置され、より好適には 吸収コア26とバックシート24との間に配置される。 本発明の特定の実施例について説明してきたが、本発明の範囲は、添付の請求 の範囲によって定められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO,NZ, PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA,U Z,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 長さ方向中心線と第1および第2の側方端部を接合する長さ方向端部と を有する使い捨て吸収物品であって、 液体透過性のトップシートと、 液体不透過性のバックシートと、 トップシートとバックシートとの間に配置された吸収コアと、 トップシートとバックシートとの間に配置された、長さ方向に延びたリフティ ング部材とを備え、該リフティング部材が、リフティング部材の長さに沿って複 数のプリーツを有し、該プリーツが、バックシートに対してトップシートの一部 をZ方向に変形させるためのZ方向高さを有していることを特徴とする使い捨て 吸収物品。 2. 前記リフティング部材が、前記吸収物品の長さ方向中心線に沿って延び ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 3. 前記プリーツのZ方向高さが、前記吸収物品の長さ方向軸線に沿って変 動することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の使い捨て吸収物品。 4. 前記リフティング部材が、前記吸収物品の長さ方向中心線に沿って前記 トップシートの身体面の一部を凸状に成形していることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の使い捨て吸収物品。 5. 前記リフティング部材が、前記吸収コアと前記バックシートとの間に配 置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 6 .前記リフティング部材が、プリーツ付きの第1の要素と、第1の要素の 長さに沿って間隔を隔てた箇所で第1の要素に接合された第2の要素とを備え、 前記第2の要素が前記第1の要素に対して弾性的に収縮することにより、前記第 1の要素にギャザ付けされ、前記第1の要素にプリーツを形成することを特徴と する請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 7. 前記第2の要素が弾性要素から成ることを特徴とする請求の範囲第6項 に記載の使い捨て吸収物品。 8. 変動するZ方向高さを有するプリーツを形成するため、前記第2の要素 の長さに沿った前記第2の要素の差別的な弾性収縮が、前記第1の要素にギャザ 付けすることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の使い捨て吸収物品。 9. 前記第2の要素が、前記第1の要素と前記吸収コアとの間に配置されて いることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の使い捨て吸収物品。 10. 前記第2の要素が前記吸収コアに接合されていることを特徴とする請 求の範囲第9項に記載の使い捨て吸収物品。 11. 弾性の第3の要素を更に備え、前記第1の要素が、前記第1の要素の 長さに沿って間隔を隔てた箇所で前記第3の要素に接合され、前記第1の要素の プリーツが、前記第2の要素と第3の要素との間に延びていることを特徴とする 請求の範囲第7項に記載の使い捨て吸収物品。 12. 前記第2の要素および第3の要素の一方が、前記吸収コアに接合され 、前記第2の要素および第3の要素の他方が、前記バックシートに接合されてい ることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の使い捨て吸収物品。 13. 前記リフティング部材が非吸収性であることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の使い捨て吸収物品。 14. 前記プリーツのZ方向高さが前記リフティング部材の長さに沿って変 動することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 15. 前記プリーツのZ方向高さが、前記リフティング部材の中央部分に沿 った第1の値と、前記リフティング部材の前方および後方の端部分での第2の小 さな値とを有していることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の使い捨て吸 収物品。 16. 前記プリーツのZ方向高さが、前記使い捨て吸収物品の側方中心線の 後方で最大値を有するようにテーパしていることを特徴とする請求の範囲第14 項に記載の使い捨て吸収物品。 17. 長さ方向中心線と第1および第2の側方端部を接合する長さ方向端部 とを有する使い捨て吸収物品であって、 液体透過性のトップシートと、 液体不透過性のバックシートと、 トップシートとバックシートとの間に配置された吸収コアと、 トップシートとバックシートとの間に配置された、長さ方向に延びた第1の要 素と、 第1の要素の長さに沿って間隔を隔てた箇所で第1の要素に接合された、弾性 の第2の要素とを備え、 前記第1の要素の長さに沿って複数のプリーツを形成するため、前記弾性の第 2の要素が前記第1の要素に弾性的にギャザ付けし、前記プリーツが、前記バッ クシートに対して前記トップシートの一部を弾性変形させるためのZ方向高さを 有していることを特徴とする使い捨て吸収物品。 18. 長さ方向中心線と第1および第2の側方端部を接合する長さ方向端部 とを有する使い捨て吸収物品であって、 液体透過性のトップシートと、 液体不透過性のバックシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収コアと、 前記吸収コアと前記バックシートとの間に配置され、前記使い捨て吸収物品の 長さ方向中心線に沿って延びたリフティング部材とを備え、 該リフティング部材が、第1の要素と、前記第1の要素の長さに沿って間隔を 隔てた箇所で前記第1の要素に接合された弾性の第2の要素とを有し、 前記第1の要素の長さに沿って複数のプリーツを形成するため、前記弾性の第 2の要素が前記第1の要素に弾性的にギャザ付けし、前記プリーツが、前記バッ クシートに対して前記トップシートの一部を弾性変形させるためのZ方向高さを 有していることを特徴とする使い捨て吸収物品。 19. 前記弾性の第2の要素が、前記第1の要素と前記吸収コアとの間に配 置されていることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の使い捨て吸収物品。 20. 弾性の第3の要素を更に備え、前記第1の要素が、前記第1の要素の 長さに沿って間隔を隔てた箇所で前記第3の要素に接合され、前記第1の要素の プリーツが、前記第2の要素と前記第3の要素との間に延びていることを特徴と する請求の範囲第18項に記載の使い捨て吸収物品。 21. 長さ方向中心線と第1および第2の側方端部を接合する長さ方向端部 とを有する使い捨て吸収物品であって、 液体透過性のトップシートと、 液体不透過性のバックシートと、 トップシートとバックシートとの間に配置された吸収コアと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された、長さ方向に延びた リフティング部材とを備え、 該リフティング部材が、前記リフティング部材の長さに沿って複数のプリーツ を有し、該プリーツが、前記バックシートに対して前記トップシートの一部をZ 方向に変形させるための少なくとも10mmのZ方向高さを有していることを特 徴とする使い捨て吸収物品。 22. 2グラムのZ方向圧縮荷重の下での第1のZ方向厚さと、50グラム 以下の圧縮荷重の下での第2のZ方向厚さとを有し、前記第2のZ方向厚さが、 前記第1のZ方向厚さよりも少なくとも10mm小さいことを特徴とする請求の 範囲第21項に記載の使い捨て吸収物品。 23. 30グラム以下の圧縮荷重の下での第2のZ方向厚さを有し、前記第 2のZ方向厚さが、前記第1のZ方向厚さよりも少なくとも10mm小さいこと を特徴とする請求の範囲第22項に記載の使い捨て吸収物品。 24. 2グラムのZ方向圧縮荷重の下での第1のZ方向厚さと、100グラ ム以下の圧縮荷重の下での第2のZ方向厚さとを有し、前記第2のZ方向厚さが 、前記第1のZ方向厚さよりも少なくとも15mm小さいことを特徴とする請求 の範囲第21項に記載の使い捨て吸収物品。 25. 50グラム以下の圧縮荷重の下での第2のZ方向厚さを有し、前記第 2のZ方向厚さが、前記第1のZ方向厚さよりも少なくとも15mm小さいこと を特徴とする請求の範囲第24項に記載の使い捨て吸収物品。 26. 側方に延びたプリーツを有する少なくとも1つのプリーツ付き要素を 備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 27. 前記リフティング部材が、約8%以下の湿潤時の厚さ減少を有してい ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。 28. 前記リフティング部材が、前記リフティング部材の乾燥時の厚さ減少 よりも約20%以下の大きい湿潤時の厚さ減少を有していることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。
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