JP4049808B2 - 内部付形構成要素を備えた衛生ナプキン - Google Patents

内部付形構成要素を備えた衛生ナプキン Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、全体として、衛生ナプキンのような使い捨て吸収体物品に関し、更に詳細には、衛生ナプキンの一部を変位させて付形するための内部ばねを備えた衛生ナプキンに関する。
発明の背景
衛生ナプキン、パンティライナー、及び失禁者用パッドのような吸収体物品は、人体からの液体及び他の排出物を吸収して保持し、身体及び衣服がこのような排出物で汚れないように設計されている。一般的には、着用時に着用者の身体と接触した状態を維持し、形態が着用者の身体とできるだけぴったりと一致する衛生ナプキンのような吸収体物品を提供するのが望ましい。このような、形態が身体と一致できる性質は、月経が衛生ナプキンの周囲を移動し、着用者の身体及び/又は衣服を汚す可能性を小さくすることによって衛生ナプキンの有効性を高めるものと考えられている。
近年、装着性を改善した衛生ナプキン及び他の吸収体物品を提供する多くの努力がなされた。このような近年の努力は、1990年8月21日にオズボーンに付与された米国特許第4,950,264号、1991年4月16日にオズボーンに付与された米国特許第5,007,906号、1993年5月30日にブエルに付与された米国特許第5,197,959号、及び1990年10月29日に出願された「使用時に分離できる構成要素を持つ衛生ナプキン」という米国特許出願第07/605・583号に記載されている。
これらの文献に開示された衛生ナプキンは、当該技術に進歩をもたらしたけれども、身体との接触を改善するための新たな異なる方法に対する研究が続けられている。
衛生ナプキンは、動的な状態(着用が歩行している状態、着席している状態、等)で着用者の身体と接触した状態を維持し、着用者の身体と形態が一致するのが特に望ましい。例えば、衛生ナプキンを着用しているとき、衛生ナプキンには着用者の大腿の上部分によって横方向圧縮が加えられる。着用者の大腿によって加えられた力は、一般的には、衛生ナプキンを変形し、衛生ナプキンが提供するターゲットを小さくする傾向がある。
このような圧縮力の作用を制御しようとする一つの試みが、1986年6月25日に公開された英国特許出願第2,168,612A号に開示されている。この英国特許出願には、弾性挿入体がコア内に又はコアの面と隣接して位置決めされ、これによって、タオルの永久的な変形を阻止するようになった衛生タオルが開示されている。この英国特許出願は、挿入体が衛生タオルの横方向変形に抵抗するということが教示されているが、身体の形態と一致する性質を持つ衛生ナプキンは教示も開示もなされていない。
更に、着用者の身体と形態が一致し、この状態を維持する衛生ナプキンを提供することが望まれている。従って、所望の衛生ナプキンは、着用者の身体との接触を維持しなければならなず、それでも、着用者が種々の姿勢を快適にとることができ且つ種々の運動を行うことができるように繰り返し弾性変形できなければならない。
衛生ナプキンは、一般的には接着剤又は他の手段で着用者の下着に取り付けられる。着用者の下着が着用者の身体に対して動くと衛生ナプキンが所望の位置からずれてしまう。従って、着用者の身体と着用者の下着との間で独立して動くように適合する機構を備えた、身体と形態が一致する衛生ナプキンを提供することが望ましい。
従って、本発明の目的は、女性の尿生殖器領域の形状と形態を一致させることによって月経を捕捉する、衛生ナプキンのような吸収体物品を提供することである。
本発明の別の目的は、凸状形状の身体面を持つ衛生ナプキンを提供することである。
本発明の更に別の目的は、吸収体コア及び液体透過性のトップシートを着用者の下着に取り付けられた液体不透過性のバックシートに対して繰り返し弾性的に変位させるためのばねを持つ衛生ナプキンを提供することである。
本発明の他の目的は、非吸収体内部ばねが吸収体コアとバックシートとの間に配置された衛生ナプキンを提供することである。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の説明を添付図面と関連して読むことによって更に明らかになるであろう。
発明の概要
本発明は、衛生ナプキンのような吸収体物品である。本発明の衛生ナプキンは、身体面を持つ液体透過性のトップシート、トップシートに接合された液体不透過性のバックシート、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体コア、及び吸収体コアとバックシートとの間に配置された少なくとも一つの非吸収体ばねを有する。ばねは、トップシートの一部をバックシートに対してZ軸方向に弾性変形させ、トップシートの身体面の一部を衛生ナプキンの長手方向中心線に沿って凸状に形成する。
トップシートは、トップシート及び吸収体コアがバックシートに対して独立して移動するようにバックシートに接合できる。一実施例では、衛生ナプキンは、トップシートのバックシートからの分離を制御するため、トップシートをバックシートに接合する、少なくとも一つの長手方向に延びるプリーツを有する。
ばねは、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線と一致する第1位置で吸収体コアに接合され、長手方向中心線に関して対称に位置決めされた横方向に間隔を隔てられた位置でバックシートに接合されている。フィラメントばねは、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線に沿って見たときに逆V字形状に配置された第1及び第2の脚部を有する。一実施例では、フィラメントばねは、吸収体物品の長手方向中心線に関して対称に配置された複数の閉ループを有する。
フィラメントばねは、約2gのZ軸方向圧縮荷重での第1Z軸方向キャリパ(caliper)、及びこの第1Z軸方向キャリパよりも少なくとも15mm小さい、100gよりも小さいZ軸方向圧縮荷重での第2Z軸方向キャリパを有する衛生ナプキンを提供する。フィラメントばねは、これによって、形態を身体と一致させることができ、トップシートを着用者の身体と接触した状態に維持することによって着用者に快適性をもたらし、衛生ナプキンのZ軸方向での圧縮に対する抵抗が比較的小さい。ばねは、更に、100gの横方向圧縮荷重で少なくとも10mmよりも小さい横方向キャリパを持つ衛生ナプキンを提供する。これによって、フィラメントばねにより、トップシート及びコアを比較的低い横方向荷重レベルで横方向に圧縮でき、着用者の快適性を高め、トップシート及びコアの形態を着用者の身体の陰唇領域、肛門周囲領域、及び/又は臀裂領域で一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部を切り欠いて示す、本発明の衛生ナプキンの平面図である。
第2図は、本発明の衛生ナプキンを圧縮形体で示す、第1図の2−2線に沿った断面図である。
第3図は、衛生ナプキンを延長形体で示す、第2図の衛生ナプキンの断面図である。
第4図は、吸収体コアとバックシートとの中間に配置された二つの閉ループを持つフィラメントばねを示すため、トップシート、吸収体コア、及びバックシートの部分が切り欠いてある、本発明の衛生ナプキンの延長形体での部分斜視図である。
第5図は、はさみ状形体をなして重なった閉ループを持つフィラメントばねを示す、第4図と同様の部分斜視図である。
第6図は、複数のばねが長手方向軸線に沿って配置された本発明の比較的長い衛生ナプキンの平面図である。
第7図は、形体が異なるばねが長手方向軸線に沿って配置された本発明の比較的長い衛生ナプキンの平面図である。
第8図は、横方向圧縮荷重を加えた状態で衛生ナプキンの横方向キャリパを計測するための方法を示す、二つのプレート間に配置した本発明の衛生ナプキンの概略断面図である。
第9図は、互いに横方向に間隔を隔てられた二つの別々の脚部からなるフィラメントばねを持つ衛生ナプキンを延長形体で示す、衛生ナプキンの断面図である。
第10図は、第7図に示す衛生ナプキンの、ばね100Bについて計測した、Z軸方向力のZ軸方向脚部に対するグラフである。
発明の詳細な説明
第1図、第2図、及び第3図は、本発明の使い捨て吸収体物品の一実施例による衛生ナプキン20を示す。本明細書中で使用されているように、「吸収体物品」という用語は、身体の滲出物を吸収して包含するための物品に関する。更に詳細には、この用語には、衛生ナプキン、パンティライナー、及び失禁者用パッド(衣料の股領域で着用する物品)が含まれるが、これらの物品に限定されない。「使い捨て」という用語は、一回使用した後に廃棄され、洗濯又は他の方法で再生されたり再使用されるようになっていない物品に関する。
衛生ナプキン20は、身体面23を持つ液体透過性のトップシート22、衣料面25を持つ液体不透過性のバックシート24、トップシート22とバックシート24との間の吸収体コア26、及び吸収体コア26とバックシート24との間に配置されたばね100を有する。
衛生ナプキン20は、二つの長手方向縁部28及び二つの横端部30を有する。衛生ナプキンは、長手方向中心線29及び横方向中心線31を有する。本明細書中で使用されているように、「長手方向」という用語は、直立している着用者を左側身体半部及び右側身体半部に二分する垂直平面とほぼ整合した線、軸線、又は方向に関する。「横方向」という用語は、長手方向に対して垂直であり、衛生ナプキンが第1図及び第2図に示すようにほぼ平らな形体で支持されている場合にバックシート24の平面とほぼ平行な平面内にある線、軸線、又は方向に関する。衛生ナプキン20は、代表的には、長手方向が横方向よりも長い。
「Z軸」方向は、衛生ナプキンが第1図及び第2図に示すようにほぼ平らな形体で支持されている場合にバックシート24の平面に対して垂直(即ち、衛生ナプキンがほぼ平らな形体で支持されている場合に、長手方向軸線29及び横方向軸線31の両方に対して垂直)な線、軸線、又は方向に関する。Z軸方向は、第3図に示してある。
ばね100は、トップシート22の一部を長手方向中心線29に沿ってZ軸方向に弾性的に変位させ、好ましくは、吸収体コア26をバックシート24に対してZ軸方向に弾性的に変位させる。更に、ばね100は、好ましくは、トップシート22の身体面23の一部を、第3図に示すように、長手方向中心線29に沿って凸状に形成する。ばね100は、これによって、トップシート22を着用者の身体と接触した状態に維持し、トップシートを着用者の身体、特に陰唇領域、臀裂領域、及び肛門周囲領域と同じ形態になるように付形する。
ばね100は、バックシート24と吸収体コア26との間に配置されており、好ましくは、トップシート22及びコア26の両方を弾性的に変位させ且つ付形する。これによって、コア26の少なくとも一部がトップシート22に押し付けられ、液体透過性のトップシート22を通過する身体の滲出物を受け入れる。ばね100は、好ましくは、コア26とバックシート24との間を延び、好ましくは、コア26をバックシート24から持ち上げて空所空間130を形成する。空所空間130は、バックシート24から吸収体コア26までZ軸方向に延びている。空所空間130は、圧縮荷重200等によるトップシート22及びコア26のバックシート24に向かう移動に対して抵抗を提供する唯一の要素がばね100であるようにする上で望ましい。変形例では、バックシート24と吸収体コア26との間の空間は、吸収体のような材料で部分的に又は完全に満たされているのがよい。
トップシート22のバックシート24に対する「Z軸方向弾性変位」とは、第3図に示すZ軸方向キャリパがZ1の、比較的に荷重が加わっていない第1延長形体から、第2図に示すキャリパがZ2の第2の圧縮形体(第2図に示すZ軸方向圧縮荷重等による)まで、トップシート22をバックシート24に対してZ軸方向に変位させることができ、衛生ナプキンが乾燥しており且つ身体の滲出物が排出されていない場合には、圧縮荷重を取り除くと、衛生ナプキン20が、ばね100により、Z軸方向キャリパZ1の少なくとも約70%のZ軸方向キャリパを持つようにZ軸方向キャリパを取り戻すということを意味する。トップシート22のバックシート24に対する弾性変位は、Z1−Z2の差によって表すことができる。寸法Z2及びZ1の計測方法を以下に説明する。第4図及び第5図は、荷重が比較的に加えられていない延長位置で衛生ナプキンを示す。これらの図では、ばね100を示すため、トップシート22、コア26、及びバックシート24が切り欠いてある。
トップシート22及びバックシート24は、長手方向端部28と隣接して互いに接合されており且つ横端部30の一方又は両方に沿って互いに接合されている。本明細書中で使用されているように、「接合」という用語は、第1部材即ち第1構成要素を第2部材即ち第2構成要素に直接的に又は間接的に取り付けた即ち連結した状態に関する間接的に連結する場合には、第1部材即ち第1構成要素を中間部材即ち中間構成要素に取り付け即ち連結し、中間部材即ち中間構成要素を第2部材即ち第2構成要素取り付ける、即ち連結する。
衛生ナプキン20の構成要素を詳細に検討する。トップシート22は、身体の滲出物を受け入れるために着用者の身体に向かって配向されており且つ着用者の身体と接触した、衛生ナプキン20の構成要素である。トップシート22は、液体透過性であり、可撓性であり、且つ皮膚に対して刺激がないものでなければならない。本明細書中で使用されているように、可撓性という用語は、柔軟であり且つ着用者の形状と容易に一致する、即ち外力が存在する場合に容易に変形することによってこれに応答する材料に関する。好ましくは、トップシート22は音を立てず、着用を悟られることがない。トップシート22は清浄な外観を持たなければならず、コア26内に集められた排出物を隠すため、幾分不透明でなければならない。
トップシート22は、身体の滲出物がトップシート22を迅速に通過してコア26にいくように、良好な浸み通し性及び再湿潤性を持たなければならない。適当なトップシート22は、織布材料及び不織布材料、有孔成形熱可塑性フィルム、有孔プラスチックフィルム、ヒドロフォームド熱可塑性フィルムといったポリマー材料、多孔質フォーム、網状フォーム、網状熱可塑性フィルム、及び熱可塑性スクリムといった広範な材料でつくることができる。適当な織布及び不織布材料は、天然繊維(例えば木材繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、又はポリエチレン繊維)といったポリマー繊維、又は天然繊維及び合成繊維の組み合わせからつくることができる。
好ましいトップシート22は、有孔成形フィルムからつくられる。適当な成形フィルムは、1975年12月30日にトンプソンに付与された米国特許第3,929,135号、1982年4月13日にミュラン等に付与された米国特許第4,324,246号、1982年4月3日にラデル等に付与された米国特許第4,342,314号、1984年7月31日にアー等に付与された米国特許第4,463,045号、及び1991年4月9日にベイアードに付与された米国特許第5,006,394号に記載されている。これらの特許について触れたことにより、これらの特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。好ましいトップシート22は、1990年8月21日にオズボーンに付与された米国特許第4,950,264号に開示されているように、不織布ワイプ捕捉シートに接合された有孔成形フィルムからなる。同特許について触れたことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。
バックシート24は、ポリオレフィンフィルムのような任意の可撓性の液体不透過性材料であるのがよい。バックシート24は、着用者や着用者の衣服が衛生ナプキン20で集められた排出物で汚れないようにする。バックシート24は、厚さが0.01mm乃至0.05mmの低密度ポリエチレンフィルムであるのがよい。適当なポリエチレンフィルムは、エチル社のヴィスクイーン部がXP−39385型として販売しており、オハイオ州コネチカットのクロペー社がP18−1401の表示で販売している。
バックシート24は、トップシート22及び吸収体コア16よりも大きいのがよく、好ましくは、トップシート22及びコア26を取り囲んでいる。バックシート24は、各長手方向縁部28から外方に延びるフラップ44を有する。フラップ44は、1986年5月20日にヴァン・チルバーグに付与された米国特許第4,589,876号、及び1987年8月18日にヴァン・チルバーグに付与された米国特許第4,687,478号の教示に従って製作されたものであるのがよい。バックシート24及びフラップ44は、一体であり且つ同延であるのがよい。変形例では、フラップ44は、バックシート24に接合された別の構成要素であるのがよい。
バックシート24の衣料面25は、衛生ナプキン20を着用者の下着に固定するための取り付け手段38を有する。好ましい取り付け手段38には、機械式ファスナが含まれ、更に好ましくは、感圧接着剤38である。感圧接着剤38は、一つ又はそれ以上のストリップ又はパッチの形体で衣料面25に付けることができる。第1図及び第2図に示すように、感圧接着剤は、各フラップ44の先端近く及びトップシート22及び吸収体コア26の下にあるバックシート24の一部上に配置するのがよい。適当な接着剤38は、オハイオ州コロンバスのセンチュリー接着剤社がセンチュリー接着剤A305−IVとして供給する接着剤である。
吸収体コア26は、身体の滲出物、特に月経を受け入れて包含する。コア26は、可撓性であり且つ皮膚に対して刺激がないものでなければならず、矩形又は砂時計形状といった任意の形状であるのがよい。コア26は、バックシート24に向いた第1面40、及びトップシート22に向いた反対側の第2面42を有する。
コア26を形成できる適当な材料には、紙綿及びフィブレーテッド微粉砕パルプ(fibrated communition pulp)のようなエアーフェルトの組み合わせ、薄葉紙層、及び吸収体ゲル化剤が含まれるがこれらに限定されない。コアを形成できる他の適当な吸収体材料の例には、溶融吹付けポリマー、フォーム、化学的に補剛した改質した即ち架橋したセルロース繊維、及び合成繊維が含まれる。
例示のコア26は、薄葉紙及び吸収体ゲル化剤からなる積層体からなる。このようなコア26は、1990年8月21日にオズボーンに付与された米国特許第4,950,264号、及び1991年4月16日にオズボーン等に付与された米国特許第5,007,906号に開示されている。これらの特許は、コア26についての適当な構造を教示する目的で、開示されている内容を本明細書中に組み入れる。
コア26及びトップシート22は、好ましくは、互いに接合されて積層体を形成する。そのため、ばね100は、コア26及びトップシート22を一体で変位できる。コア26の第2面42は、任意の適当な手段でトップシート22に接合できる。接着剤で取り付けるのが好ましい。適当な接着剤は、ウィスコンシン州エルムグルーブのフィンドレー接着剤社から入手できるフィンドレー接着剤2031のようなホットメルト接着剤である。このようにトップシート22を吸収体コア26と一体化することによって、着用中、トップシート22とコア26との間を接触状態に維持し、トップシート22を通過する流体をコア26内に毛管作用で吸引する。
本発明による衛生ナプキン20は、バックシート24から分離されたコア26及びこれと関連したトップシート22を有する。トップシート22は、トップシート22及びコア26がバックシート24に対してZ軸方向に独立して移動するようにバックシート24に接合されている。トップシート22及びコア26をバックシート24に対して分離し、このようにZ軸方向に移動するための適当な衛生ナプキン構造は、1991年4月16日にオズボーン等に付与された米国特許第5,007,906号に開示されている。同特許について触れたことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。このように分離することは、バックシート24が取り付け手段38によって着用者の下着に固定された状態で、トップシート22及びコア26をばね100によって持ち上げ、着用者の身体と接触できるようにする上で望ましい。
衛生ナプキン20は、トップシート22及び関連したコア26のバックシート24からのZ軸方向分離距離を制御するための手段を有する。本明細書中で使用されているように、「長手方向に延びるプリーツ」という用語は、折り目線54に沿って一つ又はそれ以上のZ軸方向材料層を形成する、長手方向に延びる折り目線54を持つ衛生ナプキン20の構成要素である。好ましくは、衛生ナプキン20の各長手方向端部28に一つづつ二つの長手方向に延びるプリーツ52が設けられている。
長手方向に延びるプリーツ52は、トップシート22の延長部、バックシート24の延長部であるか或いは、一端がトップシート22に接合され且つ一端がバックシート24に接合された別体の材料部品であるのがよい。各プリーツを形成するトップシート22の部分は、トップシート22の一部の下に長手方向端部28の横方向内方に折畳まれ、結合線56に沿ってバックシート24に接合されている。結合線56は、好ましくは連続しており、トップシート22とバックシート24との間にシールを形成し、トップシート22とバックシート24との間に接着剤結合線を形成する。
プリーツ52は、ばね100と横方向に隣接した所定位置の結合線56から折り目線54まで計測した幅W(第2図参照)を有する。幅Wは、ばね100が提供するトップシート22のバックシート24に対する所望のZ軸方向変位量に適合するように選択できる。第1図に示すように、結合線56及び折り目線54はほぼ平行であり、衛生ナプキン20の長さに沿ったZ軸方向変位量を等しくする。変形例では、計測線56又は折り目線54を、第6図に示すように、衛生ナプキン20の長さに沿って末広がりにし又は先細にし、トップシート22及びコア26の衛生ナプキン20の長さに沿ったZ軸方向変位量を変化させることができる。
第1図、第2図、及び第3図に示すプリーツ52は、トップシート22の延長部であり、単一の折り目線54を有し、C字形状プリーツを形成する。変形例では、複数の折り目線54を持つアコーディオン形状のプリーツを使用できる。上掲の米国特許第5,007,906号は、長手方向に延びるプリーツ52についての適当なコアを説明する目的で、参考のため本願に組み込む。
トップシート22をバックシート24からZ軸方向に更に大きく離すことができるようにするため、トップシート22の横端部30の一方又は両方がバックシート24に取り付けられていないままであるのがよい。トップシート22の横端部30の一方又は両方がトップシート24に取り付けられていないままにすることによって、トップシート22及びコア26をバックシート24からZ軸方向に更に大きく離すことができる。更に、トップシート22の横端部30の一方、例えば後横端部30B(第6図参照)をバックシートに取り付けられていないままにすることにより、トップシート22及びコア26をバックシート24から長手方向に離すこともできる。このように長手方向に離すことによって、トップシート22及びコア26を、バックシート24(及びバックシートが取り付けられた着用者の下着)に関し、衛生ナプキン20の平面内で相対的に移動させることができる。トップシート22及びコア26が着用者の解剖学的形体とぴったりと一致したときにバックシート24が着用者の下着に取り付けられたままである場合には、バックシート24の曲率半径は、トップシート22及びコア26の曲率半径と異なっていなければならない。トップシート22及びコア26をバックシート24から長手方向に離し、トップシート22及びコア26をバックシート24に関してZ軸方向に離すことによって、曲率半径の差によって生じる剪断力を吸収する。更に、コア26を以下に説明するように長手方向にセグメント分けすることによって、コア26を衛生ナプキンの長さに沿ってバックシートからZ軸方向に種々の程度に離すことができる。変形例では、トップシート22の横端部30の一方、例えば後横端部30Bを、横方向に延びるプリーツ(図示せず)でバックシート24に接合し、Z軸方向に更に大きく離すことができるようにし、トップシート22及びコア26を衛生ナプキン20の平面内でバックシート24に関して長手方向に離すことができるようにすることによって、長手方向に離すことができる。
コア26とトップシート22とを組み合わせた積層体は、トップシート22の身体面23及びコア26の第2面42をばね100によって凸状形状にできるように、可撓性でなければならない。これによって、コア26及びトップシート22からなる積層体の形態を着用者の身体と一致させることができる。好ましい実施例では、コア26及びトップシート22は、長手方向及び横方向の両方向で計測した組み合わせテーバー曲げ剛性(combined Taber bending stiffness)を有する。組み合わせテーバー曲げ剛性は、約3.0g-cmであり、更に好ましくは、約2.0g-cmよりも小さい。幅が3.8cm(1.5インチ)で長さが3.8cm(1.5インチ)の寸法を持つ、トップシート22及びコア26からなる積層体の試料のテーバー曲げ剛性は、タッピ(TAPPI)の方法T489os-76に従って、ニューヨーク州タラワンダのテラダイン社のテーバーインスツルメントから入手できる剛性試験機150−B型を使用して計測できる。長手方向のテーバー曲げ剛性は、少なくとも5つの試料から得た少なくとも10個の読みを平均することによって算出される。同様に、横方向でのテーバー曲げ剛性は、少なくとも5つの試料から得た少なくとも10個の読みを使用して算出される。剛性試験は、0−10の試験範囲で行われる。範囲重量はゼロである。剛性試験機ローラーを上に取り付け、試験長さを1.0cm(0.39インチ)にする。各試料は、垂直方向クランプ幅を有し、これは、曲げ荷重を加えることによって中心線位置から15°逸らされている。長手方向剛性値については、長手方向で計測してクランプから1.0cm(0.39インチ)逸らされている。横方向剛性値については、横方向で計測する。各試料は、剛性試験機を使用して二つの反対方向に逸らし(例えば、最初に右方へ逸らし、次に左方に逸らす)、二つの読みを与える。読みの平均を較正器重量(10)で除し、テーバー曲げ剛性の値をg-cm単位で得る。
トップシート22及びコア26からなる積層体又はその一部にローリング(rolling)等で機械的に作用を及ぼし、即ち柔らかくし、可撓性を高める。機械的に作用を及ぼす、即ちローリングを施すための適当な方法は、1978年8月15日にシソンに付与された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日にサビーに付与された米国特許第4,834,741号、1992年9月1日にウェーバー等に付与された米国特許第5,143,679号、1992年10月20日にブエル等に付与された米国特許第5,156,793号、及び1992年12月1日にウェーバー等に付与された米国特許第5,167,897号に記載されている。これらの特許について触れたことにより、これらの特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。
一実施例では、トップシート22及びコア26からなる積層体は、長手方向軸線29に関して対称に配置された少なくとも一対の長手方向に延びるヒンジ線を有する。第6図を参照すると、トップシート22の身体面23は、一対の両凹ヒンジ線(biconcave hinge lines)64の横方向内側に配置された一対の両凸ヒンジ線(biconvex hinge lines)62(このヒンジ線は、第6図において、点線で示してある)を持つように示してある。ヒンジ線62及び64には、エンボス加工や圧縮で形成した線、筋押し線、刻み線、または予め折畳んだ線が含まれるが、これらの線に限定されない。このような長手方向に延びるヒンジ線62、64によって、衛生ナプキン20が第3図に示す延長位置にあるとき、トップシート22の身体面23を凸状に形成するのを容易にする。ヒンジ線62は、トップシート22及びコア26が陰唇、肛門周囲、又は臀裂の形態と一致するのを補助し、半径方向外側のヒンジ線64は、トップシート22及びコア26の形態を着用者の脚部の形状と一致させるのを助ける。
一実施例では、衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパを回復するばね100の性能は、ばね100の湿潤による影響を比較的受けない。ばね100の湿潤キャリパリダクション(wet caliper reduction)は、その乾燥キャリパリダクション(dry caliper reduction)よりも約20%しか大きくなく、湿潤キャリパリダクションは約8%しか大きくない。ばね100についての湿潤キャリパリダクション及び乾燥キャリパリダクションは、四つの試料について繰り返される以下の方法を使用して計測される。
ばね100は、厚さが約0.0254mm(0.1ミル)のポリエチレンフィルム製シートに接着剤で取り付けてある。ばね100及びポリエチレンフィルムを化学天秤又は他の適当な秤の水平な表面上に載せる。ポリエチレンフィルムの上方のばね100のZ軸方向キャリパを適当な変位計測システムを使用して計測する。適当な変位計測システムは、日本国のオノ−ソッキ社から入手できるオノ−ソッキDE3610デジタルゲージ及びオノ−ソッキGS−503リニアゲージセンサーである。ばね100のZ軸方向キャリパは、直径が2.413cm(0.95インチ)の円形の加荷重脚部でばね100に加えた種々のZ軸方向荷重レベルで計測される。加荷重脚部は、リニアゲージセンサーに連結されている。
ばね100及びポリエチレンフィルムを秤に載せ、秤をゼロ調整する。加荷重脚部がばね100と接触しただけで秤が略ゼロの読みを示した状態でばね100の初期乾燥Z軸方向キャリパを計測する。ばね100に作用するZ軸方向荷重を32.1gまで5個の等しい増分で増大させる。この結果、秤は32.1gを示す。次いで、荷重を取り除き、加荷重脚部がばね100と接触しただけで秤が略ゼロの読みを示した状態で、ばね100の荷重を加えていない状態での乾燥Z軸方向キャリパを記録する。各試料について、初期乾燥Z軸方向キャリパと荷重を加えていない状態での乾燥Z軸方向キャリパとの差を初期乾燥Z軸方向キャリパで除し、試料の乾燥キャリパの変化のパーセンテージを得る。乾燥キャリパリダクションは、ばねの四つの試料についての乾燥キャリパの変化のパーセンテージの平均値である。
各ばね(及びその関連した、ポリエチレンシート)を蒸留水に10秒に亘って浸漬し、次いで、垂直方向に10秒に亘ってドレンする。次いで、ばね100及びポリエチレンシートを化学天秤の水平な表面に載せ、秤をゼロ調整する。加荷重脚部がばね100と接触しただけで秤が略ゼロの読みを示した状態でばね100の初期湿潤Z軸方向キャリパを計測する。ばね100に作用するZ軸方向荷重を32.1gまで5個の等しい増分で増大させる。次いで、荷重を取り除き、加荷重脚部がばね100と接触しただけで秤が略ゼロの読みを示した状態で、ばね100の荷重を加えていない状態での湿潤Z軸方向キャリパを記録する。各試料について、初期湿潤Z軸方向キャリパと荷重を加えていない状態での湿潤Z軸方向キャリパとの差を初期湿潤Z軸方向キャリパで除し、試料の湿潤キャリパの変化のパーセンテージを得る。ばね100の湿潤キャリパリダクションは、ばねの四つの試料についての湿潤キャリパの変化のパーセンテージの平均値である。
一実施例では、ばね100は非吸収体(nonabsorbent)である。「非吸収体」ということは、ばね100の吸収力が100%よりも小さいということを意味する。吸収力は、乾燥試料が吸収した水の量の乾燥試料の重量に対する比である。非吸収体ばね100は、その剛性及びコアを上方に移動させる性能が、衛生ナプキン20に進入する身体の流体による影響を、吸収体であるばねよりも受け難いという利点を持つものと考えられている。ばねの吸収力の計測は、先ず最初にばね100の重量を計測してその乾燥重量を求め、次いで蒸留水中に10秒間に亘って完全に浸漬することによって行われる。10秒後、ばね100を水から取り出す。次いで、ばねを10秒間に亘って垂直にドレンする。次いで、ばねを二枚の濾紙の間に10秒間に亘って置くことによって、ばねの表面に付着した水を吸い取る。ばね100は、第1の濾紙を乾燥した水平な表面上に置き、第2の濾紙をばねの上に置いてばねを覆い、6.35mm(0.25インチ)厚の117.93g(0.26ポンド)のプレキスグラス製の重りを第2の濾紙に載せ、ばねに被せた第2の濾紙の部分を覆う。ばね100の吸い取りを行うのに適した濾紙は、表面が比較的滑らかで、目の大きさが約20μm乃至25μm以上であり、ヘルツバーグ濾過速度(Herzberg filteration speed)が約37秒の濾紙である。ここで、濾過速度は、予め濾過した100mlの水が10.0cm2の濾紙を10cm水柱の一定のヘッド圧力で通過するのに要する時間である。適当な濾紙は、イングランドのホワットマン社が製造しているホワットマン4濾紙であり、ペンシルバニア州ピッツバーグのフィッシャー・サイエンティフィック社から入手できる。ばね100を10秒間に亘って吸い取った後、ばね100の重量を直ちに計測し、湿潤試料重量を得る。乾燥重量を湿潤重量から減じ、乾燥試料が吸収した水のg数を出す。吸収された水のg数を乾燥試料の重量で除し、100を掛けることによって、吸収力の%を得る。
好ましい実施例では、ばね100は疎水性である。液体と表面との間の接触角が90°以上である場合、表面は疎水性である。接触角を決定する方法を示す目的で、米国化学学会の刊行物である「接触角、湿潤性、及び付着性」、ロバートF.グールド編、版権1964年、について触れたことにより、これに開示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。
好ましい実施例では、ばね100は、フィラメントばねからなる。「フィラメントばね」という用語は、ばね100が一つ又はそれ以上の細長いばね区分からなるということを意味し、各ばね区分の長さ寸法L(第5図参照)は、その最大断面寸法Dの少なくとも10倍、好ましくは少なくとも100倍である。各ばね区分は、直径Dが約0.254mm(0.010インチ)乃至約2.54mm(0.10インチ)、更に好ましくは、0.381mm(0.015インチ)乃至約0.762mm(0.03インチ)のナイロンモノフィラメントのような、ほぼ円形断面のプラスチック製モノフィラメント構造を有する。フィラメントの断面は、着用者に不快感をもたらすことがある尖った縁部をなくすため、ほぼ円形であるのが望ましいが、他の断面を使用してもよい。適当なプラスチックモノフィラメントは、アイオワ州スピリットレークのバークレー・アウトドア・テクノロジーグループが製造している25ポンド及び40ポンドのバークレートリレンXTとして商業的に入手できる。
第1図乃至第5図を参照すると、フィラメントばね100は、衛生ナプキン20が第3図、第4図、及び第5図に示す延長位置にあるとき、立体的ネットワークを構成できる。ばね100は、二つの脚部102及び104を有し、これらの脚部は、好ましくは、衛生ナプキンが延長位置にあるときに衛生ナプキン20の長手方向軸線に沿って見た場合に、好ましくは、平行でない。脚部102及び104は、吸収体コア26に第1位置111で衛生ナプキン20の長手方向中心線29に沿って接合できる。脚部102及び104は、横方向に間隔が隔てられた第2位置113及び第3位置115でバックシート24に夫々接合できる。脚部102及び104は、第1位置111で吸収体コア26に接合でき、第2位置113及び第3位置115でバックシート24に接合できる。この接合は、接着剤結合、機械的結合、超音波結合、及び熱結合を含むがこれらに限定されない任意の適当な方法で行うことができる。脚部102及び104をバックシート24及び吸収体コア26に接合するための適当な接着剤には、オハイオ州コビントンのアンカー・コンチネンタル社の3シグマ部から入手できる接着テープ、及びオハイオ州コロンバスのセンチュリー接着剤社によるセンチュリー接着剤A305−が含まれる。
一実施例では、二つの脚部102及び104は、フィラメントの連続部品から形成される。変形例では、脚部102及び104は、横方向に間隔が隔てられた別々の部品である。第9図は、横方向に間隔が隔てられた脚部102及び104を形成する二つの別々のフィラメント部品からなるばね100を示す。脚部102及び104は、横方向に間隔が隔てられた第1位置111A及び111Bでコア26に夫々接合されており、第2位置113及び第3位置115でバックシートに夫々接合されている。
第2位置113及び第3位置115は、好ましくは、衛生ナプキン20の長手方向中心線29に関して対称に位置決めされている。脚部102及び104は、これによって、衛生ナプキンが第3図、第4図、及び第5図に示す延長位置にあるとき、長手方向軸線29に沿って見て逆V字形状を形成できる。脚部102及び104が逆V字形状であるため、トップシート22及びコア26の部分をバックシート42から長手方向中心線29に沿って変位させ、トップシート22の身体面23を長手方向中心線29に沿って凸状形状にするテントのフレームのような構造が提供される。脚部102及び104は、衛生ナプキンが第3図、第4図、及び第5図に示す延長位置にあるとき、好ましくは、横方向中心線31と平行な線に関して約5°乃至約85°の包含角度A(第3図参照)を形成する。脚部102及び104は、好ましくは、Z軸方向軸線に関し、90°よりも小さく、更に好ましくは、60°よりも小さい包含角度B(第3図及び第9図参照)を形成する。ばね100のテントのフレーム状の構造は圧縮自在であり、そのため、第2図に示すようにZ軸方向圧縮荷重(例えば荷重200)が作用した状態では、脚部102及び104は、Z軸方向に対してほぼ垂直な平面内にあり、これによって、角度Aは約0°にまで小さくなる。
ばね100が逆V字形状であるため、着用者の脚部によって及ぼされた横方向内方に差し向けられた力に応答して、トップシート22及びコア26をバックシート24に対して更に大きくZ軸方向に変位させることができる。着用者の脚部によって及ぼされた横方向内方に差し向けられた力は、バックシート24に第2位置113及び第3位置115で接合された脚部102及び104の部分を互いに対して横方向内方に(長手方向中心線29に向かって)変位させることができる。脚部102及び104がこのように横方向内方に変位すると、ばね100の逆V字形状が横方向で狭幅になり、これによって、角度Bは約0°にまで小さくなる。ばね100をこのように横方向で狭幅にすることによって、コア26及びトップシート22にZ軸方向に及ぼされる力を大きくする。これによって、ばね100は、ばね100が横方向に圧縮されたとき、トップシート22及びコア26をバックシート24に対して更に大きくZ軸方向に変位させることができる。更に、脚部102及び104をこのように横方向内方への変位させることにより、比較的低い横方向荷重レベルでトップシート及びコア26を比較的薄い横方向キャリパを持つように圧縮し、トップシート及びコアの形態を着用者の身体の陰唇領域、肛門周囲領域、及び/又は臀裂領域と一致させることができる。
脚部102は、好ましくは、第1部分111と第2部分113との間を延びる第1円弧状セグメント103を有する。脚部104は、好ましくは、第1部分111と第3部分115との間を延びる第2円弧状セグメント105を有する。円弧状セグメント103及び105は、長手方向中心線29に関して対称に配置されており、そのため、ばね100は、回復力を長手方向中心線29に関して対称に提供する。円弧状セグメント103及び105は、脚部102及び104に可撓性を与え、第3図に示す延長位置から第2図に示す圧縮位置までのばね100の変形を容易にする。更に、円弧状セグメント103及び105は長手方向可撓性を提供し、これによって、トップシート22及びコア26はバックシート24に対して長手方向に相対的に移動できる。
円弧状セグメント103及び105は、好ましくは、少なくとも90°、更に好ましくは少なくとも180°の角度に亘って延びている。一つの好ましい実施例では、各脚部102は、直径方向に向き合った部分111及び113でコア26及びバックシート24に接合された一つ又はそれ以上の閉ループ106を有し、各脚部104は、直径方向に向き合った部分111及び115でコア26及びバックシート24に接合された一つ又はそれ以上の閉ループ108を有する。閉ループ106及び108は、好ましくは、全体に円形又は楕円形のリング形状である。
ばね100のZ軸方向剛性及びZ軸方向高さは、閉ループ106及び108の大きさを変えることによって、及び閉ループ106及び108がバックシート24に接合された位置113及び115の横方向間隔を変えることによって変化させることができる。ばね100のZ軸方向剛性は、一般的には、閉ループ106及び108の周囲の増大に従って減少する。閉ループ106及び108の所与の周囲について、ばね100のZ軸方向剛性及びZ軸方向高さは、位置113及び115の横方向間隔の増大に従って減少する。閉ループ106及び108の周囲は、好ましくは、少なくとも5.0cm(2.0インチ)であり、更に好ましくは、約7.6cm(3.0インチ)乃至約20.3cm(8.0インチ)である。閉ループ106及び108は、好ましくは、バックシート24を延ばして第3図に示すように全体に平らな形体にした状態で計測して横方向に約1.0cm乃至約5.0cmの所定距離だけ間隔を隔てられた第2部分113及び第3部分115に夫々連結されている。更に、ばね100のZ軸方向剛性は、他の方法、例えば寸法Dを変化させることによって、ばね100を形成する材料を変えることによって、及びばね脚部102及び104の形成に多数の閉ループ106及び108を使用することによっても変化させることができる。脚部102及び104は、第3図に示す延長位置から第2図に示す圧縮位置までのばね100の変形を容易にするため、第1図及び第5図に示すように、はさみ状形体をなすように重ねることができる。
脚部102及び104を持つばね100を備えた衛生ナプキン20は、Z軸方向キャリパが第3図のZ1から第2図のZ2まで減少するに従って、Z軸方向剛性が減少するという特徴を有する。Z軸方向剛性というのは、トップシート22をバックシート24に対して所定量だけZ軸方向に移動するのに必要なZ軸方向力の変化である。理論で括ろうとするものではないが、Z軸方向圧縮に対する脚部102及び104の抵抗は、角度A(第3図参照)の減少に従って減少すると考えられている。従って、衛生ナプキン20が第3図に示す延長位置から第2図に示す圧縮位置まで圧縮されるとき、着用者の快適性が維持される。勿論、ばね100がひとたび平らになると、衛生ナプキン20のZ軸方向剛性は、トップシート22のバックシート24に対する変位に従って増大する。
第6図を参照すると、前横端部30A及び後横端部30Bを持つ衛生ナプキン20は、長手方向軸線29に沿って位置決めされた複数のばね100、例えば、ばね100A、100B、及び100Cを有する。ばね100A、100B、及び100Cは第6図に破線で示してあり、夫々、衛生ナプキン20の前から後に配置されている。ばね100Aは、トップシート22の形態を着用者の陰唇間溝と一致させ、ばね100Bは、トップシート22の形態を着用者の肛門周囲溝一致させ、ばね100Cはトップシート22の形態を着用者の臀裂と一致させる。
第6図に示すように、コア26は、Z軸方向に独立して移動できる複数のコアセグメント26A、26B、及び26Cからなるようにセグメント分けできる。少なくとも一つのばね100を各コアセグメント26A、26B、及び26Cと関連させ、これらのコアセグメントをバックシート24に対して独立してZ軸方向に移動できるようにすることができる。隣接したコアセグメント、例えばコアセグメント26Aと26B、及び26Bと26Cを横方向に延びるヒンジ線27によって接合することができる。ヒンジ線27には、エンボス加工や圧縮で形成した線、筋押し線、刻み線、または予め折畳んだ線が含まれるが、これらの線に限定されない。この変形例では、隣接したコアセグメント26Aと26B、及び26Bと26Cを取り付けられていない状態にし、トップシート22によって互いに間接的に接合することができる。
フィラメントばね100を有する衛生ナプキン20は、2gのZ軸方向圧縮荷重での第1Z軸方向キャリパZ1、及び100gよりも小さいZ軸方向圧縮荷重での第2Z軸方向キャリパZ2を有する。第2Z軸方向キャリパは、第1Z軸方向キャリパZ1よりも少なくとも15mm小さい。更に好ましくは、第2Z軸方向キャリパは、50gよりも小さい圧縮荷重で、第1Z軸方向キャリパよりも少なくとも15mm小さい。更に好ましくは、第2Z軸方向キャリパは、25gよりも小さい圧縮荷重で、第1Z軸方向キャリパよりも少なくとも15mm小さい。
更に、フィラメントばね100を有する衛生ナプキン20は、2gのZ軸方向圧縮荷重での第1Z軸方向キャリパZ1、及び100gよりも小さいZ軸方向圧縮荷重で、第1Z軸方向キャリパZ1よりも少なくとも25mm小さい第2Z軸方向キャリパを有する。更に好ましくは、第2Z軸方向キャリパは、50gよりも小さい圧縮荷重で、第1Z軸方向キャリパよりも少なくとも25mm小さい。更に、フィラメントばね100は、90gのZ軸方向圧縮荷重で、10mmよりも小さく、好ましくは5mmよりも小さいZ軸方向キャリパを持つ衛生ナプキン20を提供する。これによって、フィラメントばねは、衛生ナプキンのZ軸方向での圧縮に対する抵抗が比較的小さい場合には、その形態と身体と一致させることができ、トップシートを着用者の身体と接触した状態に維持することによって着用者の快適性を高めることができる。
フィラメントばね100を有する衛生ナプキン20の横方向キャリパは、100gの横方向圧縮荷重で10mmよりも小さく、更に好ましくは、300gの横方向圧縮荷重で5mmよりも小さく、最も好ましくは、1000gの横方向圧縮荷重で3mmよりも小さい。フィラメントばねにより、トップシート及びコアの一部を比較的低い横方向荷重レベルで横方向に圧縮でき、これによって、トップシート及びコアの形態を着用者の身体と陰唇領域、肛門周囲領域、及び/又は臀裂領域で一致させると同時に着用者の快適性を維持する。
第7図は、前ばね100A、中央ばね100B、及び後ばね100Cの三つのフィラメントばねを持つ衛生ナプキン20を示す。第7図に示す形体のばねを持つ衛生ナプキン20を使用し、表1乃至表4のデータを提供する。フィラメントばね100A、100B、及び100Cの説明及び表1乃至表4のデータを得るための方法の説明を以下に提供する。
第7図を参照すると、ばね100Aは、長手方向長さが約23cmの吸収体コア26の前横端部262から長手方向に約75mmの所定距離131だけ間隔を隔てられている(第7図には、前及び横端部262及び264が示してある)。脚部102及び104は、25ポンドのバークレートリレンXTモノフィラメント製の二つのループ106及び108を夫々有する。ループ106及び108の各々の周囲は、約15.2cm(6.0インチ)である。脚部102及び104は、約30mmに等しい所定距離121だけ横方向に間隔を隔てられた第2位置113及び第3位置115でバックシート24に接合されている。脚部102及び104は、長手方向中心線29上に配置された第1位置111でコア26に接合されている。ばね100Bは、ばね100Aとほぼ同じ構造を持ち、約70mmに等しい所定距離151だけばね100Aの長手方向後方に間隔を隔てられている。
ばね100Cは、約55mmに等しい所定距離171だけばね100Bの長手方向後方に間隔を隔てられている。ばね100Cの脚部102は、25ポンドのバークレートリレンXTモノフィラメント製の単一のループ106を有する。ばね100Cの脚部104は、25ポンドのバークレートリレンXTモノフィラメント製の単一のループ108を有する。ループ106及び108の各々の周囲は、約12.7cm(5.0インチ)である。脚部102及び104は、約15mmに等しい所定距離161だけ横方向に間隔を隔てられた第2位置113及び第3位置115のところでバックシート24に接合されており、脚部102及び104は、長手方向中心線29上に位置決めされた第1位置111のところでコア26に接合されている。
表1、表2、及び表3に記載したZ軸方向キャリパZI及びZ2、及び対応するZ軸方向圧縮荷重は、以下の方法を使用してマサチューセッツ州カントンのインストロン・エンジニアリング社が製造しているインストロン4502型引っ張り試験機で計測される。試験されるべき衛生ナプキン20は、温度が21.67℃乃至23.89℃(71°F乃至75°F)で相対湿度が48%乃至52%の室内で試験前に約2時間に亘って状態調節されなければならない。
引っ張り試験機には、100gのロードセルが設けられている。衛生ナプキン20は、トップシート22が上方を向いており且つバックシート24の衣料面25が下方を向いた状態で、引っ張り試験機の静止ジョーに取り付けられた直径が15.42cm(6インチ)のプレートの水平な表面上で支持されている。引っ張り試験機の移動クロスヘッドには、直径が2.54cm(1インチ)の水平圧縮脚部が取り付けられており、衛生ナプキン20のトップシート22に向いている。圧縮脚部は、衛生ナプキン20の長手方向中心線29に沿って位置決めされている。表1(前)のデータは、圧縮脚部をばね100Aの上に位置決めした状態で計測したデータであり、表2(中央)のデータは、圧縮脚部をばね100Bの上に位置決めした状態で計測したデータであり、表3(後)のデータは、圧縮脚部をばね100Cの上に位置決めした状態で計測したデータである。
静止したプレートの表面と圧縮脚部との間の初期Z軸方向間隔は、荷重が加えられていない状態での衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパよりも大きく、少なくとも40mmである。次いで、圧縮脚部を静止したプレートに向かって25.4cm/min(毎分10インチ)の一定の速度(クロスヘッド速度)で前進させる。圧縮脚部と静止したプレートの表面との間の所与の間隔について、ロードセルが計測した力を、帯記録紙記憶装置で50.8cm/min(毎分20インチ)のチャート速度で記録する。所与の荷重での圧縮脚部と静止したプレートの表面との間の間隔は、その荷重での衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパに相当する。圧縮脚部と静止したプレートの表面との間の間隔が2gの荷重での間隔から少なくとも25mmに減少したとき、又は計測された荷重が100gよりも大きいとき、圧縮脚部の移動方向を逆転し、静止したプレートの表面から25.4cm/min(毎分10インチ)の速度で引っ込める。
表1、表2、及び表3のデータは、上文中に説明した方法を使用して五つの衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパを計測して得られたデータである。
Figure 0004049808
Figure 0004049808
Figure 0004049808
上掲の表1、表2、及び表3には、第7図に示すばね100A、100B、及び100Cを持つ五つの衛生ナプキン20についての計測A−Gの平均、標準偏差、最小値、及び最大値が示してある。計測Aは、圧縮脚部を静止したプレートの表面に向かって前進させたときのロードセルの読みが2gの場合での衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパである。2gの荷重でのキャリパは、本質的には、荷重が加えられていない衛生ナプキンのキャリパZ1である。計測Bは、圧縮脚部を静止したプレートの表面から引っ込めたときのロードセルの読みが2gの場合での衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパであり、Z軸方向荷重を取り除いたときにばね100A、100B、及び100Cが、衛生ナプキン20の元の、荷重が加えられていないキャリパを回復することを示す。
計測Cは、2gの荷重でのキャリパZ1よりも15mm小さい第2キャリパZ2に相当し、計測Dは、キャリパCでのZ軸方向圧縮力である。計測Eは、2gの荷重でのキャリパZ1よりも25mm小さい第2キャリパZ2に相当し、計測Fは、キャリパEで計測したZ軸方向圧縮力である。計測Gは、Z軸方向圧縮力が90gに等しい場合の衛生ナプキン20のZ軸方向キャリパである。表1では、キャリパEでの力は100gを越える。これは、ばね100Aがこのキャリパで実質的に平らになっているためである。
第10図は、引っ張り試験機で計測したZ軸方向力を、第7図に示す衛生ナプキン20の中央ばね100B上で計測したZ軸方向キャリパの関数として示すグラフである。第10図のグラフの参照番号501を附した部分は、圧縮脚部を静止したプレートの表面に向かって前進させたときの力−キャリパ関係を示す。第10図のグラフの参照番号503を附した部分は、圧縮脚部を静止したプレートの表面から引っ込めたときの力−キャリパ関係を示す。グラフの参照番号501を附した部分は、衛生ナプキンのZ軸方向キャリパが減少するとき、ばね100を持つ衛生ナプキンのZ軸方向剛性が先ず最初に減少し、次いで増大するということを示す。詳細には、グラフの参照番号501を附した部分は、力が、先ず最初に、キャリパが減少するときに局部的最大値にまで増大し、キャリパが更に減少するときに局部的最小値にまで減少し、次いで、ばね100Bが平らになるまで増大することを示す。
表4に示す衛生ナプキンの横方向キャリパ及び対応する横方向荷重の値は、第8図を参照し、ばね100A、100B、及び100Cを持つ第7図に示す衛生ナプキン20を参照して以下に説明する方法を使用して得られる。試験されるべき衛生ナプキン20は、温度が21.67℃乃至23.89℃(71°F乃至75°F)で相対湿度が48%乃至52%の室内で試験前に約2時間に亘って状態調節されなければならない。
オハイオ州ニューバリーのEME社から入手できるEME599A型試験機のような、定速引っ張り/圧縮試験機を使用して衛生ナプキン20を横方向に圧縮する。試験機は、感度が少なくとも5gで荷重範囲が少なくとも2000gのロードセルを使用しなければならない。ロードセルは、約100g以上の力の計測値について力の計測値の精度が2%内であるように較正されていなければならない。試験機の位置の計測値は、少なくとも0.05cm内の精度でなければならない。試験機及び試験中に得られたデータの制御に、80386マイクロプロセッサを持つIBM互換性のパソコンのようなマイクロコンピューターを使用できる。試験機及びマイクロコンピューターは、EME社からシステムとして購入できる。
直径40mmの第1面323を持つ第1円形プレート322が、試験機の移動するクロスヘッドに取り付けられている。直径40mmの第2面325を持つ第2円形プレート324が、静止したロードセル326に取り付けられている。プレート322及び324を、表面323及び325が水平であり且つ平行であるように移動クロスヘッド及びロードセルに取り付ける。
表面323及び325は、先ず最初に、少なくとも37.5mmの距離だけ間隔を隔てられている。衛生ナプキン20を長手方向軸線29に沿って部分的に折畳み、トップシートの身体面25が凸状形状になったV字形状を形成する。衛生ナプキン20を、トップシート22及び吸収体コア26の少なくとも一部を表面323と325との間に位置決めできるのに必要な最小量だけ折畳む。クロスヘッドの作動前に、トップシート22又はコア26に筋押しが起こらないようにしなければならない。バックシート24及びフラップ44は、好ましくは、表面323と325との間に位置決めされないように、吸収体コア26から引き離しておく。衛生ナプキン20が表面325上に載止しているとき、衛生ナプキン20の横端部30を保持し、ばね100A、100B、及び100Cが衛生ナプキンを拡げたり表面323と325との間に落ちないようにする。次いで、試験機を始動させ、表面323を表面325に向かって前進させる。
表面323が表面325に向かって前進するとき、横端部30に加えた支持を外すことができる。表面323を表面325に向かって0.158cm/sの一定の速度で前進させる。表面323が表面325に向かって前進するとき、トップシート22及びコア26は、ばね100のうちの一つの少なくとも一部がコアの二つの層とトップシートの二つの層との間に挟まれた状態でトップシート22及びコア26の各々の二つの層が表面323と325との間に第8図に示すように位置決めされるように、折畳まなれなければならない。力及び変位の値を毎秒少なくとも40個のデータ点の速度でサンプリングする。衛生ナプキンの横方向キャリパ(表面323と表面325との間の距離)を、50g、100g、300g、1000g、及び2000gの力レベルで記録する。横方向キャリパ及び対応する横方向力の計測を少なくとも三つの衛生ナプキンについて行う。三つの衛生ナプキンについての平均横方向キャリパの読みを、50g、100g、300g、1000g、及び2000gの横方向力レベルの各々で表4に記載する。
Figure 0004049808
本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によって定義される。

Claims (15)

  1. 長手方向中心線、及び第1及び第2の横端部を接合する長手方向端部を有する使い捨て吸収体物品であって、
    身体面を持つ液体透過性のトップシートと、
    衣料面を持つ、トップシートに接合された液体不透過性のバックシートと、
    トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体コアと、を備えた使い捨て吸収体物品であって、
    使い捨て吸収体物品は、さらに、荷重が加わっていない場合の第1Z軸方向寸法を有する第1延長形体から、第2Z軸方向寸法を有する第2圧縮形体まで、トップシートの一部のバックシートに対するZ軸方向弾性変位を提供するために、吸収体コアとバックシートとの間に配置されたばねを有し、ばねは非吸収性であり、第1Z軸方向寸法は第2Z軸方向寸法よりも大きく、
    使い捨て吸収体物品が乾燥しており且つ身体の滲出物が排出されていない場合に、圧縮荷重を取り除くと、ばねが、使い捨て吸収体物品を、第1Z軸方向寸法の少なくとも約70%のZ軸方向寸法を持つように回復させる、使い捨て吸収体物品。
  2. ばねは、トップシートの身体面の一部を吸収体物品の長手方向中心線に沿って凸状に形成することを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て吸収体物品。
  3. ばねは、トップシートの身体面の一部をバックシートの衣料面に対してZ軸方向に少なくとも15mm弾性的に変位させることを特徴とする、請求項2に記載の使い捨て吸収体物品。
  4. 吸収体コア及びトップシートは、ばねによって一体に変位されるように接合されており、トップシート及び吸収体コアがバックシートに対してZ軸方向に独立して移動するようにトップシートがバックシートに接合されていることを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て吸収体物品。
  5. トップシート及び吸収体コアのバックシートに対する移動を長手方向で分離するようにトップシートがバックシートに接合されていることを特徴とする、請求項4に記載の使い捨て吸収体物品。
  6. トップシートのバックシートからの分離を制御するために、トップシートをバックシートに接合する長手方向に延びる少なくとも一つのプリーツを更に有する、請求項4に記載の使い捨て吸収体物品。
  7. トップシート及び吸収体コアは、長手方向及び横方向の各々に、2g-cmよりも小さい、組み合わせテーバー曲げ剛性を有することを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て吸収体物品。
  8. 吸収体コアは、Z軸方向に独立して変位できる少なくとも二つのコアセグメントを形成するようにセグメント分けされており、吸収体物品は、二つのコアセグメントの各々と関連した少なくとも一つのばねを有することを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て吸収体物品。
  9. 長手方向中心線、及び第1及び第2の横端部を接合する長手方向端部を有する使い捨て吸収体物品であって、
    身体面を持つ液体透過性のトップシートと、
    衣料面を持つ、トップシートに接合された液体不透過性のバックシートと、
    トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体コアと、を備えた使い捨て吸収体物品であって、
    使い捨て吸収体物品は、さらに、荷重が加わっていない場合の第1Z軸方向寸法を有する第1延長形体から、第2Z軸方向寸法を有する第2圧縮形体まで、トップシートの一部のバックシートに対するZ軸方向弾性変位を提供するために、吸収体コアとバックシートとの間に配置されたばねを有し、第1Z軸方向寸法は第2Z軸方向寸法よりも大きく、
    使い捨て吸収体物品が乾燥しており且つ身体の滲出物が排出されていない場合に、圧縮荷重を取り除くと、ばねが、使い捨て吸収体物品を、第1Z軸方向寸法の少なくとも約70%のZ軸方向寸法を持つように回復させ、
    ばねは、トップシートの一部のバックシートに対するZ軸方向弾性変位を提供するため、及びトップシートの身体面の一部を吸収体物品の長手方向中心線に沿って凸状に形成するための、フィラメントばねである、使い捨て吸収体物品。
  10. フィラメントばねは平行でない第1及び第2の脚部を有し、各脚部は、使い捨て吸収体物品が延長位置にあるとき、Z軸方向と平行な線に関して90°よりも小さい包含角度を形成することを特徴とする、請求項に記載の使い捨て吸収体物品。
  11. 各脚部は、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線に沿った第1位置で吸収体コアに接合されていることを特徴とする、請求項10に記載の使い捨て吸収体物品。
  12. フィラメントばねの各脚部は、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線に関して対称に位置決めされて横方向に間隔を隔てられた第2位置及び第3位置でバックシートに接合されていることを特徴とする、請求項11に記載の使い捨て吸収体物品。
  13. フィラメントばねは、横方向に間隔を隔てられた第1及び第2の別々の脚部を有し、各脚部は、横方向に間隔を隔てられた別々の位置でコアに接合されており、これらの脚部は、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線に関して対称に位置決めされて横方向に間隔を隔てられた位置でバックシートに接合されていることを特徴とする、請求項10に記載の使い捨て吸収体物品。
  14. 各脚部は、円弧状のセグメントを有することを特徴とする、請求項10に記載の使い捨て吸収体物品。
  15. フィラメントばねは、
    使い捨て吸収体物品の長手方向中心線とほぼ整合した第1位置で吸収体コアに接合されており且つ長手方向中心線から横方向に間隔を隔てられた第2位置でバックシートに接合された第1閉ループ、及び
    使い捨て吸収体物品の長手方向中心線とほぼ整合した第1位置で吸収体コアに接合されており且つ長手方向中心線から横方向に間隔を隔てられた第3位置でバックシートに接合された第2閉ループを有し、
    第1及び第2の閉ループが、使い捨て吸収体物品の長手方向中心線に沿って見たときに逆V字形状を形成することを特徴とする、請求項に記載の使い捨て吸収体物品。
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