JPH09505809A - ヒドロキシカルバゾール化合物類による平滑筋移動および増殖の阻害 - Google Patents

ヒドロキシカルバゾール化合物類による平滑筋移動および増殖の阻害

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JPH09505809A JP7515231A JP51523195A JPH09505809A JP H09505809 A JPH09505809 A JP H09505809A JP 7515231 A JP7515231 A JP 7515231A JP 51523195 A JP51523195 A JP 51523195A JP H09505809 A JPH09505809 A JP H09505809A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、平滑筋細胞の移動および増殖を阻害するための、式(I)で示されるヒドロキシカルバゾール化合物類、好ましくは、1−(カルバゾール−4−イルオキシ−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エチル]アミノ]−2−プロパノール)(カルベジオール)のヒドロキシル化代謝産物の新規医薬的使用を提供するものである。特に、本発明は、経皮経管冠動脈形成術(PTCA)後再狭窄の予防、高血圧症に関連する血管肥大の進行の抑制、およびアテローム性動脈硬化症の発症の予防のための式(I)で示されるヒドロキシカルバゾール化合物の新規使用を提供するものである。式(I)において、R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである;ただし、R1−R9のうち少なくとも1つのOHである。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒドロキシカルバゾール化合物類による平滑筋移動および増殖の阻害 発明の分野 本発明は、平滑筋細胞の移動および増殖を阻害するための、式(I)で示され るヒドロキシカルバゾール化合物類、特に、1−(カルバゾール−4−イルオキ シ−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エチル]アミノ]−2−プロパノール )(カルベジオール)のヒドロキシル化代謝産物の新規医薬的使用に関する。特 に、本発明は、経皮経管冠動脈形成術(PTCA)後再狭窄の予防、高血圧症に 関連する血管肥大の進行の抑制、およびアテローム性動脈硬化症の発症の予防の ための式Iで示されるヒドロキシカルバゾール化合物の新規使用を提供するもの である。 [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである;ただし、R1−R9のうち少 なくとも1つは、OHである]。 発明の背景 異常な血管平滑筋移動および増殖は、アテローム性動脈硬化症、高血圧症およ びほとんどの血管内処置などの心臓血管障害に関連する。異常な血管平滑筋移動 および増殖は、経皮経管冠動脈形成中(PTCA)の一般的な合併症である。P TCA後の血管平滑筋増殖により生じる慢性の再狭窄の発生率は、3−6カ月以 内に40−45%という高さであることが報告された。カプロン,エル(Capron , L.)、ヒューデス,ディ(Huedes,D.,)、チャジャラ,エイ(Chajara,A.) およびブルネバル,ピー(Bruneval,P.)(1991)ジャーナル・オブ・カー ルディオ・バスキュラー・ファーマコロジー(J.Cardiovasc.Pharmacol.)、 18、207−211;ボウラッサ,エム(Bourassa,M.)(1992)ジャー ナル・オブ・アメリカン・カリッジ・オブ・カールディオロジー(J.Am.Coll .Cardiol.)、19、1410−1411。アンギオテンシンIIおよびノルエピ ネフリンを含む数種類の神経液因子、ならびに血小板由来成長因子(PDGF) および基本的な線維芽細胞成長因子(FGF)を含む数種類の成長因子は、イン ・ビボで血管再狭窄の発生に関係していた。ボウラッサ,エムら、前記文献;パ ウエル,ジェイ・エス(Powell,J.S.)、クロゼル,ジェイ・ピー(Clozel,J .P.)、ミュラー,アール・ケイ・エム(Muller,R.K.M.)、クーン,エイチ (Kuhn,H.)、ヘフティ,エフ(Hefti,F.)、ホサン,エム(Hosang,M.)お よびボームガートナー,エイチ・アール(Baumgartner,H.R.)(1989)サ イエンス(Science)、245、186−198;クロゼル,ジェイ・ピー(Cl ozel,J.P.)、ヘス,ピー(Hess,P.)、マイケル,シー(Michael,C.)、シ ーティンガー,ケイ(Schietinger,K.)およびボームガートナー,エイチ・アー ル(Baumgartner,H.R.)(1991)ハイパーテンション(Hypertension) 、18(Suppl.II)、1155−1159;フィンガール,ジェイ(Fingerle, J.)、サンダーズ,ケイ・エイチ(Sanders,K.H.)およびフォテブ,ゼット( Fotev.Z.)(1991)ベイシック・リサーチ・イン・カールディオロジー( Basic Res.Cardiol.)、86、75−81;フォーニィープレスコット,エム (Forney−Prescott,M.)、ウエブ,アール・エル(Webb,R.L.)およびラ イディ,エム・エイ(Reidy,M.A.)(1991)アメリカン・ジャーナル・オ ブ・パッソロソジー(Am.J.Pathol.)、139、1291−1296;カウ フマン,アール・エフ(Kauffman,R.F.)、ビーン,ジェイ・エス(Bean,J. S.)、ジマーマン,ケイ・エム(Zimmerman,K.M.)、ブラウン,アール・エフ (Brown,R.F.)およびステインバーグ,エム・アイ(Steinberg,M.I.)( 1991)ライフ・サイエンシズ(Life Sci.)、49、223−228;アズ マ,エイチ・ ワイ(Azuma,H.Y.)およびハマサキ,エイチ(Hamasaki,H.)(1992) ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Br.J.Pharmacol.) 、106、665−671;ファーンズ,ジー・エイ・エイ(Ferns,G.A.A. )、レインズ,イー・ダブリュ(Raines,E.W.)、スプルーゲル,ケイ・エイチ (Sprugel,K.H.)、モタニ,エイ・エス(Motani,A.S.)、レイディ,エム ・エイ(Reidy,M.A.)およびロス,アール(Ross,R.)(1991)サイエ ンス(Science)、253、1129−1132;およびリンドナー,ブイ(Li ndner,V.)およびレイディ,エム・エイ(Reidy,M.A.)(1991)プロシ ーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ(ユー・エ ス・エイ)(Proc.Natl.Acad.Sci.(USA))、88、3739−374 3。 PTCAに関連する血管再閉塞の高い発生率により、再狭窄のイン・ビボ動物 モデルが研究され、再狭窄予防用薬剤が探究される。アンギオテンシンIIレセプ ター拮抗薬、アンギオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬、α−アドレナリン受 容体拮抗薬および成長因子抗体は、一般的に、かかる動物モデルにおける血管再 狭窄の大きくない(10−50%)減少を生じただけであった。パウエル,ジェ イ・エスら、前記文献;フィンガール,ジェイら、前記文献;フォーニィープレ スコット,エムら、前記文献;およびカウフマン,アール・エフら、前記文献。A CE阻害薬による臨床研究(再狭窄の動物モデルにおける中位の程度の保護効果 を示しただけであった)は、血管造影法により定義された再狭窄の予防において 有意な効果を示さなかった。ポップマ,ジェイ・ジェイ(Popma,J.J.)、カリ フ,アール・エム(Califf,R.M.)およびトポル,イー・ジェイ(Topol,E.J .)(1991)サーキュレーション(Circulation)、84、426−143 6。特異的な作用機序を有する薬物よって影響される血管再狭窄に対するこの制 限されたかまたは有意ではない保護は、血管再狭窄の根底にある病態生理学の複 雑な性質をおそらく反映している。非常に多くの化学走性およびミトゲン因子は 、血管壁損傷に対するこの反応に関係すると思われており、これらの因子のうち 1つの因子だけでも作用を妨害することが有益であることを証明すると思われる 。 したがって、アテローム性動脈硬化症および高血圧症関連血管肥大などの心臓 血管障害に関連するか、または、PTCA後合併症により生じ、慢性再狭窄の原 因となる平滑筋細胞の異常な移動および増殖を軽減または阻害する治療的抗有糸 分裂剤は、非常に望ましい。 発明の概要 第1の態様において、本発明は、平滑筋細胞成長の阻害のための抗有糸分裂剤 としての式(I)で示されるヒドロキシカルバゾール化合物類、好ましくは、1 −(カルバゾール−4−イルオキシ−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エ チル]アミノ]−2−プロパノール)(以下、カルベジオールと記す)のヒドロキ シル化代謝産物の新規医薬的使用を提供するものである。 [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである;ただし、R1−R9のうち少 なくとも1つは、−OHである]。 第2の態様において、本発明は、実質的に式(I)で示される化合物またはそ の医薬的に許容される塩からなる群から選択される化合物の有効量を、処置を必 要とする哺乳動物、好ましくは、ヒトに投与することからなる、哺乳動物におけ るPTCA後の再狭窄の阻害、高血圧症に関連する血管肥大の進行の抑制、およ びアテローム性動脈硬化症の発症の予防のための治療方法を提供するものでもあ る。 発明の詳細な説明 米国特許第4,503,067号(以下、「'067特許」と記す)には、式II : [式中、 R1は、水素、炭素原子6個までの低級アルカノイル、またはベンゾイルおよ びナフトイルから選択されるアロイルであり; R2は、水素、炭素原子6個までの低級アルキル、またはベンジル、フェニル エチルおよびフェニルプロピルから選択されるアリールアルキルであり; R3は、水素、または炭素原子6個までの低級アルキルであり; R4は、水素、または炭素原子6個までの低級アルキルであるか、または、X が酸素である場合、R4は、R5と一緒になって−CH2−O−を表し; Xは、二価の結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arは、フェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルから選 択され、 R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素原 子6個までの低級アルキル、−CONH2基、炭素原子6個までの低級アルコキ シ、ベンジルオキシ、炭素原子6個までの低級アルキルチオ、炭素原子6個まで の低級アルキルスルフィニルおよび炭素原子6個までの低級アルキルスルホニル から選択されるか;または R5およびR6は、一緒になってメチレンジオキシを表す] で示されるカルバゾリル−(4)−オキシプロパノールアミン化合物類およびそ の医薬的に許容される塩が開示されている。 この特許には、さらに、式III: で示される構造式を有するカルベジオール(1−(カルバゾール−4−イルオキ シ−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エチル]アミノ]−2−プロパノール )としてよく知られている式IIで示される化合物が開示されている。カルベジオ ールが例示されている'067特許の化合物は、軽度〜中位の程度の高血圧症の 治療において有用であり、かつ、アンギナおよび鬱血性心不全(CHF)におけ る有用性を有する新規の多作用薬である。カルベジオールは、競合的β−アドル ナリン受容体拮抗薬および血管拡張薬の両方であることが知られており、高濃度 でカルシウムチャネル拮抗薬でもある。カルベジオールの血管拡張薬作用は、主 にα1−アドレナリン受容体遮断により生じるが、一方、該薬物のβ−アドレナ リン受容体遮断活性は、高血圧症の治療で用いると反射的頻脈を予防する。カル ベジオールのこれらの多くの作用は、動物、特に、ヒトにおける薬物の抗高血圧 効力ならびに、アンギナおよびCHFの治療における有用性の要因である。ウィ レッティ,アール・エヌ(Willette,R.N.)、サウエルメルチ,シー・エフ(S auermelch,C.F.)およびラッフォロ,アール・アール,ジュニア(Ruffolo,R. R.Jr.)(1990)ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー( Eur.J.Pharmacol.)、176、237−240;ニコルズ,エイ・ジェイ(N iochols,A.J.)、ゲライ,エム(Gellai,M.)およびラッフォロ,アール・ア ール,ジュニア(Ruffolo,R.R.Jr.)(1991)Fundam.Clin.Pharmacol .、5、25−38;ラッフォロ,アール・アール,ジュニア(Ruffolo,R.R.J r.)、ゲライ,エム(Gellai,M.)、ヒーブル,ジェイ・ピー(Hieble,J.P. )、ウィレッティ,アール・エヌ(Willette,R.N.)およびニコルズ,エイ・ジ ェイ(Niochols,A.J.)(1990)ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・クリ ニカ ル・ファーマコロジー(Eur.J.Clin.Pharmacol.)、38、S82−S88 ;ラッフォロ,アール・アール,ジュニア(Ruffolo,R.R.Jr.)、ボイル,ディ ・エイ(Boyle,D.A.)、ベヌーティ,アール・ピー(Venuti,R.P.)および ルーカス,エム・エイ(Lukas,M.A.)(1991)ドラッグズ・オブ・トゥデ イ(Drugs of Today)、27、465−492;およびユー,ティ・エル(Yu e,T.−L.)、チェング,エイチ(Cheng,H.)、ライスコ,ピー・ジー(Lysk o,P.G.)、マッケンナ,ピー・ジェイ(McKenna,P.J.)、フューアステイ ン,アール(Feursten,R.)、グ,ジェイ(Gu,J.)、リスコ,ケイ・エイ(Ly sko,K.A.)、デイビス,エル・エル(Davis,L.L.)およびフューアステイン ,ジー(Feurstein,G.)(1992)ジャーナル・オブ・ファーマコロジー・ アンド・イクスペリメンタル・セラピューティクス(J.Pharmacol.Exp.Ther .)、263、92−98を参照のこと。 カルベジオールの抗高血圧作用は、主に、他の抗高血圧薬に共通に関連する心 拍数の随伴性反射変化を生じずに全末梢血管抵抗を減少させることによって媒介 される。ウィレッティ,アール・エヌら、前記文献;ニコルズ,エイ・ジェイら、 前記文献;ラッフォロ,アール・アール,ジュニア(Ruffolo,R.R.Jr.)、ゲ ライ,エム(Gellai,M.)、ヒーブル,ジェイ・ピー(Hieble,J.P.)、ウィ レッティ,アール・エヌ(Willette,R.N.)およびニコルズ,エイ・ジェイ(N iochols,A.J.)(1990)ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ ファーマコロジー(Eur.J.Clin.Pharmacol.)、38、S82−S88。カ ルベジオールは、また、おそらく酸素遊離ラジカルで開始される脂質過酸化を弱 める際のその抗酸化作用の結果として、急性心筋梗塞のラット、イヌおよびブタ モデルにおける梗塞形成サイズを著しく減少させる[前記ラッフォロ,アール・ アール,ジュニアらのドラッグズ・オブ・トゥデイ]。ユー,ティ・エルら、前 記文献。 カルバゾリル−(4)−オキシプロパノールアミン化合物類、特に、カルベジ オールは、継続中の特許出願第08/026892号において、平滑筋移動およ び増殖を阻害することも開示された。 最近、式(I)で示されるヒドロキシカルバゾール化合物類(好ましくは、R1 、 R2、R3、R5、R6またはR8は、独立して、OHである)が、イン・ビトロで 培養されたラット大動脈血管平滑筋細胞のミトゲン刺激性増殖を遮断することも できる。これらの化合物は、PDGFによって測定された移動および3H−チミ ジンによって測定された増殖の両方の有効な阻害薬である。かかる化合物は、多 くのミトゲン刺激薬の増殖作用を阻害するので、かかる化合物、好ましくは、R1 、R2、R3、R5、R6またはR8が独立してOHであるこれらの化合物の、平滑 筋細胞の移動および増殖を阻害するための使用、したがって、かかる増殖の治療 学的に望ましくない後遺症を予防するための使用は、特異的な成長因子拮抗薬よ りも明らかに優れている。 さらに、式(I)で示される化合物、好ましくは、R1、R2、R3、R5、R6 またはR8が独立してOHであるこれらの化合物が血管における血管平滑筋移動 および増殖に対して優れた保護効果を示すことが見いだされた。さらに詳しくは 、式(I)で示される化合物は、バルーン血管形成術によって誘発された急性損 傷を負った動脈における血管平滑筋細胞増殖、移動、および新内膜(neointimal )増殖の有効な阻害を生じる。 さらに、本発明は、実質的に、式(I)で示される化合物、好ましくは、R1 、R2、R3、R5、R6またはR8が独立してOHであるこれらの化合物からなる 群から選択される化合物、またはその医薬的に供与される塩の使用を提供するも のであり、この使用は、哺乳動物、好ましくは、ヒトにおける平滑筋細胞の増殖 および移動の阻害のため、特に、PTCAに耐えて生存している患者の血管にお ける血管形成術誘発性新内膜増殖による再狭窄を阻害するため;アテローム性動 脈硬化症の発症の阻害のため;または、高血圧症に関連する血管肥大の進行を抑 制するためである。 本発明は、また、哺乳動物、好ましくはヒトにおける平滑筋細胞の増殖および 移動の阻害のための処置方法、特に、PTCAに耐えて生存している患者の血管 における血管形成術誘発性新内膜増殖による再狭窄の予防のため;アテローム性 動脈硬化症の発症の阻害のため;または、高血圧症に関連する血管肥大の進行の 阻害のための処置方法を提供するものでもあり、この方法は、式(I)で示され る 化合物、好ましくは、R1、R2、R3、R5、R6またはR8が独立してOHである これらの化合物、またはその医薬的に許容される塩からなる医薬組成物の有効量 を、かかる処置を必要とする患者に内部投与することからなる。 以下の実施例においてさらに説明するように、式(I)で示される化合物は、 イン・ビトロで血管平滑筋細胞移動を有意に阻害し、種々のミトゲンによって媒 介されるヒト血管平滑筋有糸分裂誘発を阻害する。 内側の平滑筋細胞の内膜中への化学走性移動は、バルーム血管形成術後の新内 膜形成の病因における重要な第1工程である。PDGFは、平滑筋細胞移動およ び増殖を促進させるためのキー物質であると思われる。ファーンズ,ジー・エイ ・エイ、前記文献;ロス,アール(Ross,R.)(1986)ニュー・イングラン ド・ジャーナル・オブ・メディスン(N.Engl.J.Med.)314488−50 0。本発明によると、式(I)で示される化合物は、0.2〜1.7μMのIC50 値で、PDGFによって誘発された平滑筋細胞移動を阻害する。操作の機械的 説明または理論によって制限されることなく、これらの化合物の、イン・ビボで の筋内膜形成阻害能は、一部分は、中膜から内膜への血管平滑筋の物理的移動の 直接的な阻害に関し、一部分は、マクロファージおよび単球の損傷部位への漸増 を阻害するこれらの化合物の抗酸化活性をも介する。 式(I)で示される化合物の抗増殖および抗移動作用に導く正確な分子的事象 は、さらなる解明を待っているが、本発明によるカルベジオールのヒドロキシル 代謝産物の新規医療使用およびカルベジオールのヒドロキシル化代謝産物を用い る処置方法は、新内膜形成および血管形成術後の狭窄の動物モデルにおける著し い保護を提供する。 式(I)で示される化合物は、実施例1において例示するように調製するのが 好都合である。 式(I)で示される化合物の医薬組成物は、医療的に許容される方法で、好ま しくは、非経口的に、本発明に従って患者に投与される。非経口投与について、 医薬組成物は、アンプルなどの好適な容器中に貯蔵される無菌注射用液の形態、 または、水性もしくは非水性液体懸濁液の形態である。医薬的担体、希釈剤また は 賦形剤の性質および組成は、もちろん、所定の投与経路、例えば、静脈内または 筋肉内注射のいずれかに依存する。 本発明の使用のための式(I)で示される化合物の医薬組成物は、非経口投与 用溶液または凍結乾燥粉末剤として形成される。使用前に好適な希釈剤または他 の医薬的に許容される担体の添加によって、粉末剤は、再構成される。液体製剤 は、一般に、緩衝化された等張性水溶液である。好適な希釈剤の例は、通常等張 性生理食塩水、標準的な水中5%デキストロースまたは緩衝化された酢酸ナトリ ウムもしくはアンモニウム溶液である。かかる製剤は、非経口投与に特に好適で あるが、経口投与のために用いられても、通気用の投与量計量器付吸入器または ネブライザー中に含有されてもよい。エタノール、ポリビニル−ピロリドン、ゼ ラチン、ヒドロキシセルロース、アラビアガム、ポリエチレングリコール、マン ニトール、塩化ナトリウムまたはクエン酸ナトリウムなどの賦形剤を添加するの が好ましい。 別法としては、これらの化合物は、経口投与のためにエマルジョンまたはシロ ップの形態で被包、錠剤化または調製されてもよい。医薬的に許容される固体ま たは液体担体は、当該組成物を増強または安定化するために、または、当該組成 物の調製を容易にするために添加されてもよい。液体担体としては、シロップ、 落花生油、オリーブ油、グリセリン、生理食塩水、エタノールおよび水が挙げら れる。固体担体としては、デンプン、ラクトース、硫酸カルシウム二水和物、白 土、ステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸、タルク、ペクチン、アラ ビアガム、寒天またはゼラチンが挙げられる。該担体としては、さらに、単独ま たはワックスと一緒のモノステアリン酸グリセリルまたはジステアリン酸グリセ リルなどの持続放出性物質も挙げられる。固体担体の量は変化するが、好ましく は、投与担体当たり約20mg〜約1gである。医薬調製物は、錠剤形態のための 粉砕、混合、顆粒化、および所望により圧縮;または、ゼラチン硬カプセル形態 のための粉砕、混合および充填を含む慣用の製薬技術に従って調製される。液体 担体を用いる場合、調製物は、シロップ剤、エリキシル剤、乳剤または水性もし くは非水性懸濁液剤の形態である。かかる液体製剤は、直接経口投与されるか、 または、 ゼラチン軟カプセル中に充填される。 本発明による疾患の治療のためのヒトにおける投与量は、1日当たり式Iで示 される化合物約100mgを超えるべきではない。PTCA後の再閉塞の予防のた めに、好ましい投与範囲は、血管形成術の6カ月前、その間、およびその後6カ 月間、単回投与または1日3回までの多投与で、1日当たり式Iで示される化合 物約12.5mg〜約100mgの投与である;最も好ましくは、投与量は、1日3 回、1日当たり約25mgである。本発明の組成物で用いる化合物の実際の好まし い投与量は、製剤化された特定の組成物、投与モード、特定の投与部位、処置さ れる宿主、および処置される特定の疾患によって変化するであろう。 本発明に従って式Iで示される化合物を用いる場合、許容されない毒物学的影 響は、全く予想されない。 以下の実施例において、全ての温度は、摂氏(℃)である。特記しない限り、 出発物質の全ては、商業的供給源から得られた。さらに説明しなくとも、当業者 は、前記説明を用いて、その最も完全な程度に本発明を利用することができると 思われる。これらの実施例は、本発明を説明するものであり、その範囲を限定す るものではない。以下、発明者らに保有されるものについては請求の範囲に言及 される。 実施例 実施例1 以下のとおり、R3が−OHであり、R1−R2およびR4−R9が全てHである 式(I)で示される化合物を合成し、式(I)で示される化合物への合成経路を 例示する。 3−ベンジル−4−ヒドロキシカルバゾール 25℃で4−ヒドロキシカルバゾール(500mg、2.73mmol)のCHCl3 20ml中懸濁液に過酸化ベンゾイル(881mg、2.73mmol)を一度に添加し た。該混合物を2時間撹拌し、次いで、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム で乾燥させ、濃縮した。該残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ、塩 化メチレン)に付して、3−ベンジルオキシ−4−ビトロキシカルバゾール15 mgを得た。MS(DCI/NH3):304.2(M+H)+。 該生成物を得るための次工程は、よく知られている:エピクロロヒドリン、次 いで、2−メトキシフェニルエチルアミンとの反応、最後に、ベンゾイルエステ ルの鹸化。 実施例2 血管平滑筋の移動 血管平滑筋細胞移動の評価方法は、ヒダカ,ワイ(Hidaka,Y.)、ヨネモト, エム(Yonemoto,M.)およびカメイ,ティ(Kamei,T.)(1992)アセロウ スクラロウシス(Atheroscler.)、95、87−94に従前に開示されている 。すなわち、ラット動脈血管平滑筋細胞(パッセージ3)を、0.2%(w/v )ウシ血清アルブミン[シグマ(Sigma)]を補足した無血清DMEM中に懸濁 させた(1×106細胞/ml)。移動アッセイは、ポリカーボネート8μm孔径膜 を有するTranswell[コスター(Costar)、マサチューセッツ州ケンブリッジ ]細胞培養チャンバーを用いる変形ボイデン(Boyden)チャンバー中で行った 。PDGFをDMEMに溶解させ、R1、R2、R3、R5、R6またはR8が独立し てOHである式(I)で示される化合物の存在下または不在下、下部コンパート メントに置いた。次いで、血管平滑筋細胞(5×105)を上部コンパートメン トに負荷し、5%CO2を含有する増湿雰囲気下、37℃で24時間、インキュ ベートした。上面の非移動細胞ゆっくりと削り取り、PBSで3回洗浄した。フ ィルターをメタノール中で固定し、ギムザ(Giemsa)で染色した。フィルター の下面に移動した100xハイパワーフィールド(HPF)当たりの血管平滑筋 細胞の数を顕微鏡的に測定した。フィルター当たり4つのHPFを計数した。二 重または三重に実験を行った。 PDGFは、1mMの濃度で得られた最大効果を有するラット血管平滑筋細胞 の移動の濃度依存性増加を生じた。独立してR1、R2、R3、R5、R6またはR8 がOHである式(I)で示される化合物をPDGFと一緒に下部チャンバーに置 くと、移動反応は、濃度依存性方法で有意に阻害された。R1、R2、R3、R5、 R6またはR8が独立してOHである式(I)で示される化合物についてのIC50 値 は、以下のとおりであった。 OH基の位置 IC50[μM] R1 0.99 R2 0.41 R3 0.20 R5 0.18 R6 1.72 R8 0.36 前記説明は、本発明の調製および使用方法を充分に記載している。しかしなが ら、本発明は、前記の特定の具体例に限定されることはなく、請求の範囲の範囲 内での全ての変形を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN, MW,NO,NZ,PT,RO,RU,SD,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 オールスタイン,エリオット・エイチ アメリカ合衆国ペンシルベニア州19343、 グレンムーア、イートン・レーン15番 (72)発明者 フュアースタイン,ジオラ・ズィー アメリカ合衆国ペンシルベニア州19096、 ウィンウッド、バリトアー・ロード405番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.哺乳動物における平滑筋細胞の増殖および移動の阻害薬の製造における式 (I): [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである; ただし、R1−R9のうち少なくとも1つは、OHである] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩の使用。 2.哺乳動物がヒトである請求項1記載の使用。 3.式(I)で示される化合物において、R1がOHであり、R2−R9がHで ある請求項1記載の使用。 4.式(I)で示される化合物において、R2がOHであり、R1、およびR3 −R9がHである請求項1記載の使用。 5.式(I)で示される化合物において、R3がOHであり、R1、R2、およ びR4−R9がHである請求項1記載の使用。 6.式(I)で示される化合物において、R5がOHであり、R1−R4および R6−R9がHである請求項1記載の使用。 7.式(I)で示される化合物において、R6がOHであり、R1−R5および R7−R9がHである請求項1記載の使用。 8.式(I)で示される化合物において、R8がOHであり、R1−R7および R9がHである請求項1記載の使用。 9.経皮経管冠動脈血管形成術(PTCA)後の血管における血管形成誘発性 新内膜増殖による再狭窄を阻害するための、PTCAに耐えて生存しているヒト 患者の治療薬の製造における式(I): [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである; ただし、R1−R9のうち少なくとも1つは、OHである] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩の使用。 10.医薬組成物が非経口投与に適している請求項9記載の使用。 11.式(I)で示される化合物において、R1がOHであり、R2−R9がH である請求項9記載の使用。 12.式(I)で示される化合物において、R2がOHであり、R1、およびR3 −R9がHである請求項9記載の使用。 13.式(I)で示される化合物において、R3がOHであり、R1、R2、お よびR4−R9がHである請求項9記載の使用。 14.式(I)で示される化合物において、R5がOHであり、R1−R4およ びR6−R9がHである請求項9記載の使用。 15.式(I)で示される化合物において、R6がOHであり、R1−R5およ びR7−R9がHである請求項9記載の使用。 16.式(I)で示される化合物において、R8がOHであり、R1−R7およ びR9がHである請求項9記載の使用。 17.ヒト患者におけるアテローム性動脈硬化症の発症の阻害薬の製造におけ る式(I): [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである; ただし、R1−R9のうち少なくとも1つは、OHである] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩の使用。 18.医薬組成物が非経口投与に適している請求項17記載の使用。 19.式(I)で示される化合物において、R1がOHであり、R2−R9がH である請求項17記載の使用。 20.式(I)で示される化合物において、R2がOHであり、R1、およびR3 −R9がHである請求項17記載の使用。 21.式(I)で示される化合物において、R3がOHであり、R1、R2、お よびR4−R9がHである請求項17記載の使用。 22.式(I)で示される化合物において、R5がOHであり、R1−R4およ びR6−R9がHである請求項17記載の使用。 23.式(I)で示される化合物において、R6がOHであり、R1−R5およ びR7−R9がHである請求項17記載の使用。 24.式(I)で示される化合物において、R8がOHであり、R1−R7およ びR9がHである請求項17記載の使用。 25.高血圧症に関連する血管肥大進行の抑制薬の製造における式(I): [式中、 R1−R9は、独立して、−Hまたは−OHである; ただし、R1−R9のうち少なくとも1つは、OHである] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩の使用。 26.医薬組成物が非経口投与に適している請求項25記載の使用。 27.式(I)で示される化合物において、R1がOHであり、R2−R9がH である請求項25記載の使用。 28.式(I)で示される化合物において、R2がOHであり、R1、およびR3 −R9がHである請求項25記載の使用。 29.式(I)で示される化合物において、R3がOHであり、R1、R2、お よびR4−R9がHである請求項25記載の使用。 30.式(I)で示される化合物において、R5がOHであり、R1−R4およ びR6−R9がHである請求項25記載の使用。 31.式(I)で示される化合物において、R6がOHであり、R1−R5およ びR7−R9がHである請求項25記載の使用。 32.式(I)で示される化合物において、R8がOHであり、R1−R7およ びR9がHである請求項25記載の使用。
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