JPH09505361A - 機械式タフティング・ヘッド - Google Patents

機械式タフティング・ヘッド

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JPH09505361A
JPH09505361A JP7514693A JP51469394A JPH09505361A JP H09505361 A JPH09505361 A JP H09505361A JP 7514693 A JP7514693 A JP 7514693A JP 51469394 A JP51469394 A JP 51469394A JP H09505361 A JPH09505361 A JP H09505361A
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JP7514693A
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オーバーグ、ピーター・レオナード
ポングラス、ロバート・ゲイバー
ウィルソン、ウィリアム・ブライアン
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ウィルコム タフティング ピー・ティー・ワイ リミテッド
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C15/00Making pile fabrics or articles having similar surface features by inserting loops into a base material
    • D05C15/04Tufting
    • D05C15/08Tufting machines
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    • D05C15/06Hand tufting needles ; Hand-held tufting apparatus

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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、機械式タフティング・ヘッド(1)に関するものである。とりわけ、本発明は、手持ち式タフティング・ガンに用いるのに適した、または、個別部分敷きじゅうたんまたはカーペットの生産における利用の自動化に適したタフティング・ヘッドに関するものである。タフティング・ヘッドは、糸経路の軸まわりを回転するように取り付けられ、それに沿って往復動することが可能な中空シャフト(7)の下方端に接続されたタフティング針取り付け具(6)から構成される。該ヘッドには、中空シャフト(7)まわりに取り付けられて、糸経路の軸に対して回転し、中空シャフト(7)に沿って往復動することが可能になっているブレード・キャリッジ(14)も含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 機械式タフティング・ヘッド 技術分野 本発明は、機械式タフティング・ヘッドに関するものであり、とりわけ、手持 ち式タフティング・ガンに用いるのに適した、または、個別部分敷きじゅうたん またはカーペットの生産における利用の自動化に適したタフティング・ヘッドに 関するものである。 背景技術 同時係属の国際出願番号PCT/AU92/00401(WO93/0321 5)には、タフティングの方法及びシステムに閏する記載がある。それには、ま た、図17〜18に関連して機械式タフティング・ヘッドの記載もある。 該機械式タフティング・ヘッドの場合、糸は、糸管に沿って往復動針に送られ る。往復動フォーク状ロッドまたはブレードが、ウールの飾りふさ(タフト)を 押しやって、中空の針を通過させる。プレードは、ヘッドの回転部分における第 1のレールに沿って上下に往復動するキャリッジに取り付けられている。中空の 管が、糸管の軸と同軸をなし、その外側において、キャリッジから上方に延びて いる。前記管は、その上方端が、ヘッドの非回転部分における第2のレールに沿 って上下に駆動されるスライドに接続されている。該管の上方端は、同転部分の 回転を可能にするため、スライドに回転可能に取り付けられている。 針は、ハウジングの回転部分における第1のレールに沿ってスライド可能なキ ャリッジにも取り付けられている。針キャリッジは、それから上方に延び、やは り、糸管と同軸をなし、ブレード・キャリッジに関連した管及び糸管の両方の外 側に位置する(第2の)中空の管も備えている。第2の中空の管の上方端は、そ の往復運動の際、第2のレールに沿って上下に駆動され、ガイドされるもう1つ のスライドにも回転可能に接続されている。 この構成の利点は、往復運動をもたらすモータをタフティング・ヘッドの非回 転部分に直接接続することができるので、モータに対する電気接続部がヘッドの 回転によってもつれる可能性がなくなる。 しかし、実際には、このタフティング・ヘッドは、そのメカニズムの複雑さの ため、バランスをとるのが困難であることが分かっている。結果として、動作速 度が増すにつれて、ヘッドの振動が漸増し、このため最高動作速度が制限される ことになる。そのメカニズムは、大きくて重く、さらに、ヘッド、及び、タフテ ィングを施すべき裏当ての両方のために重い取り付け装置を必要とする。重くか さばることによって生じるもう1つの問題は、ヘッドを移動させるために必要な モータのサイズである。さらに、大きくて重いヘッドは、回転速度が遅く、一般 に、動作時間の30〜40%がタフティングではなく、ヘッドの回転に費やすこ とになる。 発明の開示 本発明によれば、糸経路の軸まわりで回転するように取り付けられた中空のシ ャフトの下方端に接続され、それに沿って往復動可能なタフティング計取り付け 具と、 中空のシャフトまわりに取り付けられて、糸経路の軸に対して回転し、中空の シャフトに沿って往復動が可能になっているブレード・キャリッジから構成され る、 機械式タフティング・ヘッドが得られる。 この構成では、中空の針シャフトを用いて、ブレード・キャリッジが支持され ており、結果として、従来知られているメカニズムに比べてコンパクトなタフテ ィング・ヘッドの製造が可能になる。このヘッドは、長さが従来のヘッドの半分 しかなく、はるかに軽く小さくすることができるので、より迅速な動作が可能に なり、振動が減少する。 該構成のもう1つの利点は、駆動モータ及び連結メカニズムが静止した状態に 保たれている間に、針及びブレードを連続同転させることができるということで ある。結果として、常に、最短経路に沿った2つの方向間で針を回転させること が可能になる。 ヘッドの回転可能な部分は、針に隣接したヘッドの下方端に位置する、歯付き プーリのような歯車手段を利用して回転させることができる。極めて速い同転を 可能にするため、針取り付け具にプーリをキー止めすることが可能である。プー リは、ブレード・キャリッジにもキー止めすることが可能である。実施例の1つ では、針駆動カラーが、中空シャフトの上方端に回転可能に接続される。また、 ブレード・キャリッジが、中空シャフトに沿って上下に並進可能なブレード・ス ライドに回転可能に接続される。ブレード・スライド及び針駆動カラーは、両方 とも、その往復動を可能にするが、その回転を阻止するトラックにキー止めされ る。 この構成の利点は、針駆動カラーを単一ポイントでハウジングに取り付けるこ とができ、針取り付け具またはブレード・キャリッジ及ぴその関連メカニズムの ために他の取り付け具を必要としないということにある。同じ回転シャフトまわ りを異なる位相で駆動される偏心機構、クランク、及び、コネクティング・ロッ ドのシステムによって、ブレード・スライドと針駆動カラーの両方を駆動するこ とが可能である。 本発明を利用すると、生産性を倍増することが可能になる。 このコンパクトなタフティング・ヘッドのもう1つの利点は、タフティング機 械にヘッドを旋回可能に固定することができるということである。これにより、 タフティング・システムからヘッドを完全に除去しなくても、ヘッドをそのタフ ティング位置から旋回させることによって、針及びブレードを交換することが可 能になる。これによって、針またはブレードの交換時に、ヘッドに位置合わせエ ラーが導入される恐れが克服される。 ヘッドには、カット・パイル糸ブレーキを組み込むことが可能である。糸ブレ ーキは、ブレードがその行程の最下位に近づくと、可動ブレーキ部材を駆動して 、糸に係合させるため、ブレード・キャリッジと共に昇降する可調整カム表面か ら構成することが可能である。実施例の1つでは、ブレーキ本体は、ブレード駆 動カラーをプーリにキー止めする働きが可能である。 ループ・パイルの製造時において、ある一連のタフトの終端から別の一連のタ フトの始端にヘッドを移動させるべき場合には、糸を切ることが必要になる。こ れを実施するには、可動ブレーキ部材を作動させるため、ハウジングの固定部分 に関連したピストンによって、ハウジングの回転部分に関連したピンを下方に駆 動することが可能である。このブレーキ機構を作動させる前に、ヘッドを回転さ せて、ピンとピストンのアライメントをとることが必要になる。こうして、ヘッ ドがその新しい位置に移動する前に、ブレードが糸を切るようにするため、ヘッ ドが完全な円を描くように駆動することが可能になる。 カット・パイルの製造時に、ブレードがあまりに鋭い場合には、ブレードによ って糸が所定位置につくように駆動される際に、糸の早まった切断が生じる可能 性がある。逆に、ブレードが十分に鋭くなければ、その糸が切断される前に、先 行タフトを引き寄せ、不均一なパイルを生じさせる可能性がある。ブレードの鋭 さが十分であるだけでなく、一定に保たれることも保証するため、ダイヤモンド 、または、それほどには望ましくはないが、セラミックまたはタングステン・カ ーバイドといった硬い材料による挿入物を、ブレードのフォークの付け根に挿入 することが可能である。これには、さらに、硬いカッティング・エッジが得られ ると同時に、ブレードにたわみ非脆性シャフトを用いることが可能になる。もう 1つの、すなわち、代替技法では、超音波振動をブレードに加えて、カッティン グ・ポイントにおける鋭さの変化によって被る影響を少なくする。超音波振動は 、ブレードの端部に超音波発生器のホーンを直接取り付けることによって導入す ることができるし、あるいは、切断が必要とされる瞬間に、ホーンだけがブレー ドに接触するように構成することも可能である。 糸がブレードの端部においてフォークに捕らえられることを保証するため、糸 がブレードに捕らえられる瞬間におけるブレードに対する横荷重は大きくなけれ ばならない。さらに、ブレードが、上昇行程において裏張りからタフトを引き戻 さないように、ブレードの移動の残りの部分については、横荷重は小さいか、ま たは、ゼロでなければならない。既知の装置の場合、糸に対する横荷重を得るた め、ブレードが曲げられる。好都合なことには、旋回ブロックにバネ式ブレード を取り付け、調整ネジを用いて、ブレードの角度を制御し、横荷重が得られるよ うにする提案がなされている。ブレードが引き戻される際、針からブレードを持 ち上げるためのカム機構を設けることが可能である。 もう1つの技法では、針の下方端にトレンチを形成することによって、ブレー ドが糸に係合して針の側部に押しつけ、さらに、下降すると、トレンチに入り、 荷重が解放されるようにする。 針にトレンチが形成されているか否かにかかわらず、針に沿ってグループを形 成し、ブレードがグループ内で糸を補らえるように構成することが可能である。 糸グループの利用には、いくつかの利点がある。第1に、それによって、糸がブ レードによって順方向に送られる際に、糸を収容するために利用し得るスペース の容積が増すことになる。糸が針に入ると、グループに集められる。ブレードが 順方向に送る際、ブレードの「V」字状部分は、糸のゆるんだストランドを掃き 寄せて、針の中央にあるグループに向かって集めるのに役立つ。糸が針を出る際 、単一のグループをなすように捕捉されているので、そのストランドの全てが、 ブレードによる切断に供される。また、ブレードの戻り行程時にも、糸の大部分 がグループ内に位置し、プレードがそのグループの上を通過するので、糸が裏張 りから引き戻される傾向が軽減される。 図面の簡単な説明 次に、添付の図面を参照して、例示だけのために本発明の説明を行うことにす る。 図1は、本発明を具現化したタフティング・ヘッドの基本構成を示す略図であ る。 図2は、タフティング・サイクルを示す略図である。 図3aには、その動作位置にある、自動タフティング・システムに取り付けら れたタフティング・ヘッドが示され、図3bには、その保守位置にあるクフティ ング・ヘッドが示されている。 図4は、その動作サイクルの第1の位置にある、本発明を具現化したもう1つ のタフティング・ヘッドの立面図である。 図5は、その第1の位置にある、図4のタフティング・ヘッドの部分切り欠き 横断面図である。 図6aは、その動作サイクルの第2の位置にある、図4のタフティング・ヘッ ドの部分切り欠き横断面図である。 図7aは、ブレードの詳細な立面図であり、図7bは、図7aの横断面図であ る。 図8には、タフティング・サイクル全般にわたる針のトレンチの利用が示され ている。 図9aは、糸捕捉グループの利用を示す針の横断面図であり、図9bは、縦断 面図である。 対応する構成要素を表すため、図面全体にわたって同じ参照番号が用いられて いる。 発明を実施するための最良の形態 次に図1を参照すると、タフティング・ヘッド1は、その底端から針2が延び ているハウジングと、糸駆動ブレード3から構成される。固定糸管4がハウジン グを下方に延び、糸5を針2の中空の内部に送り込む。 針2は、針を上下に駆動する第1の往復動システムに接続されている。該シス テムは、針が取り付けられている針取り付け具6から構成され、針取り付け具6 から上方に、中空シャフト7が延びている。シャフト7は、糸管4の外側を上方 に延びて、針駆動カラー8に達している。シャフト7は、駆動カラー8に対して 糸管4の軸まわりを回転することが可能である。使用時、駆動カラー8、従って 、針2は、矢印9で示すように上下に駆動される。針駆動カラー8は、メカニズ ムの下方部分全体を支持する支持点10にも取り付けられている。 ブレード3は、第2の往復動システムに関連している。ブレード3は、全体が 11で表示のブレード駆動カラーに取り付けられている。ブレード駆動カラーは 使用時、矢印13で示すようにブレード3と共に上下に駆動されるブレード・ス ライダ12から構成される。ブレード駆動カラー11には、ブレード・スライダ 12に対して糸管4の軸まわりを回転可能なブレード・キャリッジ14も含まれ ている。 ブレード・スライダ12は、針駆動カラー8と同様、回転しないように、トラ ック15にキー止めされている。針2及びブレード3を含むメカニズムの残りの 部分は、矢印17で示すように、歯付きプーリ16によって共に回転することが 可能である。プーリ16は、第1の往復動システムの針2及び中空シャフト7を 回転させるため、針取り付け具6にかみ合う。プーリ16は、また、針2に付与 される回転と同調して、第2の往復動システムのブレード3及びブレード・キャ リッジ14を回転させるため、縦方向に延びる部材18によって、ブレード駆動 カラー11のブレード・キャリッジ14にキー止めされている。 次に、図2に関連して、カット・パイルを作り出すタフティング・ヘッドの動 作サイクルについて説明を行うことにする。 図2aの場合、ブレード3がその行程の最上位にあり、今にも糸5をつかもう としているところである。糸のゆるんだ端部19は、既に裏張り20に挿入され 、第1のタフトを形成している。図示省略の針が、既に、裏張り20にもう1つ の穴を開けている。ブレード3が下方に進むにつれて、糸に係合し、係合部分を 下方に押しやって、図2bに示すループ21を形成する。 図2cの場合、ブレード3は、裏張り20のもう1つの穴に糸を通して、ほぼ タフトの深さいっぱいまで押し込んでおり、かっト・パイル糸ブレーキは、略示 のように、オフになっている。 ブレード3は、図2dに示すように、タフト23が完全に所定の位置につくま で下降を続け、その時点で、糸ブレーキ22が駆動され、可動ブレーキ部材24 が固定ブレード部材25に係合する。この時点の後、ブレード3がさらに降下す ると、図2eに示すように糸が切断され、次に、ブレーキが解放される。次に、 裏張り20に次の穴を開けるため、針が下降すると、ブレード3は、図2aに示 す位置に向かってその上昇行程を開始する。 ループ・パイルを作製することになる場合、ブレード3に必要なのは、糸を所 定位置に押しやることだけであり、糸を切ることではない。結果として、ブレー ド3の下降行程は、パイルの高さによって決まり、カット・パイル・ブレーキ機 構なしで済ますこともできるし、あるいは、動かないようにすることも可能であ る。タフティング・ヘッドは、図3aに示すように裏張り20にタフティングを 施すため、可動キャリッジ26に取り付けられる。しかし、針またはブレードの 交換のため、タフティング・ヘッド1をピボット・ポイント27まわりにおいて 図3bに示す位置まで回転させれば、ブレード及び針に簡単にアクセスすること が可能になる。保守が済むと、タフティング・ヘッド1をその動作位置まで戻し 、所定位置を固定することが可能である。 次に、図4、5、及び、6を参照すると、代替タフティング・ヘッド1′が、 その底端から針2、ブレード3、及び、脚部29が突き出したハウジング28か ら構成される。固定糸管4が、ハウジングの下方に延び、針2の中空の内部に糸 5を供給する。 針2は、針を上下に駆動する第1の往復動システムに接続されている。詳述す ると、該システムは、針を取り付けるクロス・ピース30から構成される。糸管 4の外側を上に延びて針駆動カラー8に達する中空シャフト7と一体化された、 ヨーク32によって相互接続された2つのロッド31が、クロス・ピース30か ら上に延びている。シャフト7は、駆動カラー8に対して糸管4の紬まわりを回 転することが可能である。駆動カラー8は、コネクティング・ロッド33に取り 付けられており、このロッドは、さらに、電気モータ駆動シャフト34の偏心機 構によって駆動される。針駆動カラー8は、メカニズムの下方部分全体を支持す る支持点10にも取り付けられている。 ブレード3は、同じモータ駆動シャフト34によって、ただし、異なる位相で 駆動される第2の往復動システムに関連している。ブレード3は、全体が11で 表示のブレード駆動カラーに相互接続されたピボット付きブロックまたはブレー ド・キャリッジ14に接続されている。ブレード駆動カラーは、第2のコネクテ ィング・ロッド37によってクランク36に接続されたブレード・スライダ12 から構成される。クランク36は、電気モータ駆動シャフト34まわりを回転す る。 ブレード駆動カラー11には、ブレード・スライダ12のまわりに取り付けら れ、ブレード・スライド12に対して糸管4の軸まわりを回転することが可能な 旋回ハウジング35が含まれている。ブレード・キャリッジ14は、旋回ハウジ ング35に直接接続されており、ブレード3は、従って、回転することが可能で ある。 ブレード・スライダ12は、針駆動カラー8と同様、回転しないようにトラッ ク15にキー止めされる。針2、ブレード3、及び、脚部29を含むメカニズム の残りの部分は、歯付きプーリ38によって共に回転することが可能である。プ ーリ38は、第1の往復動システムにおける全てを針2から中空シャフト7へ回 転させるため、往復動ロッド31を支持する軸受けにかみ合う。プーリ38は、 針2に付与される回転と同調して、第2の往復動システムにおける全てをブレー ド3から旋回ハウジング35に回転させるため、ブレード駆動カラー11の旋回 ハウジング35にもキー止めされている。 プーリ38は、縦方向に延びるブレーキ・カム18によって旋回ハウジング3 5にキー止めされている。プレーキ・カム18は、第2の往復動システムと共に 昇降し、カム表面39が可動ブレーキ部材24と連動する。可動ブレーキ部材2 4は、バネの働きでピボット・ポイント40まわりを旋回し、固定ブレーキ部材 25から離れる。ブレーキ・カム18が下方に駆動されると、カム表面39によ って、ブレーキ部材24及び25が互いに押しつけられ、その間に糸が押し込め られるので、糸がそれ以上糸管に沿って引き出されずに済む。 第2の選択時ブレーキ機構は、ピン41を利用して、可動ブレーキ部材24を 固定ブレーキ部材25に押しつける。該ピンは、ヘッドの可動部分が正しい方向 に何転すると、空気圧シリンダ43に駆動されるピストンによって駆動される。 ブレード3の角度が、旋回ハウジング35に逆らう、ロック・ナット46によ って固定された調整ネジ45を利用して、ピボット・ポイント44のまわりを旋 回するブレード・キャリッジ14によって制御されるのは明らかでる。ブレード 圧、すなわち、横荷重は、バネ(図示省略)によって加えられる。バネによって 加えられる力は、調整ネジ45によって調節される。一方向トリップ機構を備え たカム(図示省略)が、ピボット付きブロックに取り付けられている。ブレード の順方向移動の際、カムはトリップされて、動作不能になり、ブレードは、バネ に押し下げられ、針に押しつけられることによって作用することになる。ブレー ドを引き戻す際には、カムがカム・トラックによって作動し、バネの圧力に打ち 勝って、針に接触したブレードを解放し、それを持ち上げるので、ブレードの圧 力が取り除かれるか、あるいは、軽減される。電気機械式手段を用いることによ って、ソレノイドが作動して、針に接触したブレードを持ち上げ、ブロックがピ ボット付きブロックのピボット・ポイントまわりを旋回するようにすることも可 能である。 図7a及び7bには、ブレード3がさらに詳細に示されており、とりわけ、ブ レード端部におけるV字形のフォーク47が示されている。このフォークには、 その下降行程において糸5に係合し、糸管4に引っ張り込む鋭い表面48が備わ っている。V字上のポイントにおいて、ダイヤモンドのような硬質材料の挿入物 に糸を押しつけると、該挿入物によって糸を切断することができる。これは、糸 ブレーキの一方またはもう一方がオンになり、そのブレーキが下方に駆動される と生じる。超音波振動をブレーキに導入して、切断を助けることも可能である。 次に、図8を参照すると、針2の背面におけるトレンチ50の効果が示されて いる。ブレード3がその下降行程を開始すると(図8a)、その先端が針2の内 壁51に押しつけられ、糸5がV字形フォーク47に捕らえられる。糸が捕らえ られ、ブレードがその下降行程を続行すると、それ以上の横荷重は不要になり、 実際、糸に損傷を与える可能性がある。横荷重を解放するため、針の先端がトレ ンチ50に入る(図8b)。糸がループをなすと、次のタフト作りのために裏張 りに通される。図8cにおいて、ブレード3は、糸を裏張り20に通し、パイル の切断を済ませている。図8dにおいて、ブレードがその上昇行程で引き戻され る際、ブレードが上昇し、針2が降下して、ブレードが次に糸5を捕らえる時点 に達するまで、横荷重はかからない。 トレンチが用いられるか否かにかかわらず、通常、ブレードが糸を捕らえて、 送るブレード・トラック53の下方において、針2に糸捕捉グループ52を設け ることが可能である。図9a及び9bにおいて、このグループ52は、ブレード 3と共に示される。使用時、糸は針のこのグループを通ることになる。 ループ・パイルを作製する場合、便利なことには、図5及び6に示すスロット 付きリンク53の上にカット・パイル・ブレーキ・カム18を持ち上げることに よって、カット・パイル・ブレーキを動けなくすることが可能である。ある長さ のループ・パイルの端部において、タフティングを続行せずに、中止し、再びタ フティングを開始する前に、別の場所にヘッドを移動させるつもりの場合には、 ピン41とピストン42のアライメントをとって、ループ・パイル糸ブレーキを 作動させる。次に、糸を切断するため、シリンダ43からピストン42を押し出 し、ブレーキに係合して、そのサイクルが一巡する間中ブレードを駆動する。 特定の実施例に関連して、本発明の説明を行ってきたが、当然明らかなように 、他のさまざまな形態で実施することが可能である。例えば、単純な受動フォー ク付きブレードを利用する代わりに、サイクルの所望の時点において、糸の能動 的切断を行うため、ブレードの端部にはさみ機構を組み込むことも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ポングラス、ロバート・ゲイバー オーストラリア国、ニュー サウス ウェ イルズ 2025、ウールラーラ、オーシャン ストリート、122 (72)発明者 ウィルソン、ウィリアム・ブライアン オーストラリア国、ニュー サウス ウェ イルズ 2085、デイヴィドソン、フィンチ プレイス、5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.糸経路の軸まわりを回転するように取り付けられ、それに沿って往復動可 能な中空シャフトの下方端に接続されたタフティング針取り付け具と、 中空シャフトのまわりに取り付けられて、糸経路の軸に対して回転し、中空シ ャフトに沿って往復動できるようになっているブレード・キャリッジから構成さ れた機械式タフティング・ヘッド。 2.計取り付け具及びブレード・キャリッジが、ヘッドの下方部分に位置する 歯車手段を用いて回転することを特徴とする請求項1に記載の機械式タフティン グ・ヘッド。 3.針駆動カラーが、中空シャフトの上方端に回転可能に接続されており、ま た、ブレード・スライドも、ブレード・キャリッジに回転可能に接続されている ことと、 ブレード・スライド及び針駆動カラーは両方とも、それらの往復動を可能にす る一方、回転を阻止するトラックにキー止めされていることを特徴とする請求項 1または2に記載の機械式タフティング・ヘッド。 4.ブレード・スライド及び針駆動カラーが、両方とも、同じ回転シャフトま わりを異なる位相で駆動される偏心機械、クランク、及び、コネクティング・ロ ッドからなるシステムによって駆動されることを特徴とする請求項3に記載の機 械式タフティング・ヘッド。 5.各サイクル毎に、ブレーキ部材を駆動して、所定のポイントで糸に係合さ せるようにブレード・キャリッジと同期して昇降する可調整カム表面からなるカ ット・パイル糸ブレーキがブレード・キャリッジに組み込まれていることを特徴 とする請求項1ないし4のいずれかに記載の機械式タフティング・ヘッド。 6.ブレーキの本体が、ブレード・キャリッジを歯車手段にキー止めする働き をすることを特徴とする請求項2に基づく請求項5に記載の機械式タフティング ・ヘッド。 7.ブレーキ部材を作動させるため、ハウジングの固定部分に関連したピスト ンによって選択的に駆動される、ハウジングの回転部分に関連したピンからなる 選択的糸ブレーキが、ヘッドに組み込まれていることを特徴とする請求項1ない し6のいずれかに記載の機械式タフティング・ヘッド。 8.ブレード・キャリッジを旋回させ、調整することによって、ブレードの角 度、従って、糸に対する横荷重を制御することが可能であることを特徴とする請 求項1ないし7のいずれかに記載の機械式タフティング・ヘッド。 9.ブレードを引き戻す際、針からブレードを持ち上げるために、カム機構が 設けられていることを特徴とする請求項8に記載の機械式タフティング・ヘッド 。 10.針取り付け具に取り付けられる針を組み込むことと、針の下方端にトレ ンチが形成されており、この結果、ブレード・キャリッジに取り付けられて、荷 重をかけられると、針の側部に糸を押し当てるブレートが、下降すると、このト レンチに入り、荷重が解放されることになるということを特徴とする請求項1な いし9のいずれかに記載の機械式タフティング・ヘッド。 11.針取り付け具に取り付けられる針を組み込むことと、針に沿ってグルー プが形成されており、この結果、ブレード・キャリッジに取り付けられて、荷重 をかけられると、針の側部に糸を押し当てるブレードが、グループ内に糸を捕ら えることになるということを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の 機械式タフティング・ヘッド。 12.フォーク状のブレードが糸を押しやって、所定位置につけることと、ブ レードのフォークの付け根に硬質材料の挿入物が配置されることを特徴とする請 求項1ないし11のいずれかに記載の機械式タフティング・ヘッド。 13.ほぼ添付の図面に関連して本書に解説の通りの機械式タフティング・ヘ ッド。
JP7514693A 1993-11-23 1994-11-23 機械式タフティング・ヘッド Pending JPH09505361A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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AUPM258393 1993-11-23
AU2583 1993-11-23
PCT/AU1994/000718 WO1995014804A1 (en) 1993-11-23 1994-11-23 A mechanical tufting head

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