JPH09505348A - 洗剤組成物並びにそれらを製造する方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
水性水酸化ナトリウムによる脂肪酸の石けんへのその場での中和を伴う非塔式の混合・造粒方法により製造された、有機非石けん界面活性剤、ゼオライトビルダーおよび粉末構造付与剤としての脂肪酸石けんを含有する粒状の高嵩密度の非噴霧乾燥された洗剤組成物は、香料および/または蛍光剤が存在する場合、高アルカリ度域の存在に因る貯蔵中に局在的な粒子の黄変化を受け得る。所定の化学量論量未満の水酸化ナトリウムが脂肪酸の中和のために用いられるならば、粉末の構造付与を害することなく黄変化が低下される。驚くべきことに、漂白性粉末において、向上された漂白剤の安定性もまた観察される。生じる粉末は、低“塩基のナトリウム”含有率により定められ得る。
Description
【発明の詳細な説明】
洗剤組成物並びにそれらを製造する方法 技術分野
本発明は、有機非石けん界面活性剤、ゼオライトビルダーおよび脂肪酸石けん
を含有する高嵩密度の粒状洗剤組成物、並びにそれらを製造するための混合・造
粒(非噴霧乾燥)方法に関する。背景および先行技術
最近洗剤工業内には、高嵩密度を有する洗剤粉末の製造にかなりのかつ増大的
な関心があり、そしてこれらの洗剤粉末は伝統的な多孔質の噴霧乾燥粉末に取っ
て代わる傾向になりつつある。高嵩密度粉末は、噴霧乾燥粉末の後塔式稠密化に
よりあるいは乾式混合、アグロメレーション、造粒および同様な方法を含めて全
体的に非塔式の経路により造られ得る。本発明は、特に、全体的に非塔式の造粒
方法により製造される粉末に関する。
EP 544 492A(ユニリーバ)は、高嵩密度の洗剤組成物を開示する
。これらの組成物は、陰イオン性界面活性剤(ナトリウム第1級アルコールサル
フェート,NaPAS)および非イオン性界面活性剤、アルミノ珪酸ナトリウム
(ゼオラ
イト)ビルダー、炭酸ナトリウム並びに低レベル(一般に約2重量%)の脂肪酸
石けんを含有する基剤粉末を含む。該基剤粉末に、更なる非イオン性界面活性剤
、漂白性過酸塩、漂白剤前駆物質および漂白安定剤、酵素顆粒、泡制御剤顆粒お
よび香料のような成分が混ぜられる(後配合される)。
該基剤粉末は、高速の撹拌作用および切断作用を合わせ持つ高速の混合機/造
粒機(高速の混合機/稠密機)中での混合および造粒により製造され得る。
該基剤粉末中の脂肪酸石けんの機能は、粉末構造付与剤として働くことであり
、即ち、顆粒を一緒に保持してそして引き締まったさらさらした製品をもたらす
ことである。該脂肪酸石けんは、好ましくは遊離脂肪酸の形態にて混入されそし
て混合および造粒中のある段階において水酸化ナトリウムにより中和される。
上記の公知の方法においては、水酸化ナトリウムは常に、脂肪酸の完全中和を
遂行するのに必要とされる計算された化学量論量にて与えられてきた。しかしな
がら、該基剤粉末の処方物中にはアルカリ度の他の源例えばアルミノ珪酸ナトリ
ウムビルダー、炭酸ナトリウム(存在する場合)およびナトリウムカル
ボキシメチルセルロースが存在し、そして実際には最終製品は過度のアルカリ度
の局在域を含有する傾向になろう。このことは、蛍光剤または香料のようなアル
カリ感受性成分が存在する場合、該製品の局在的変色特に黄変化を起こし得る。
このことは該粉末内のいくつかの粒子の黄変化として現れ、しかして黄色粒子の
数並びにそれらの色の強度は時間とともに増大する。
それ故、本発明者は、水酸化ナトリウムの量が低減され得るかどうかを決定す
るための研究を行った。化学量論的必要量の半分への低減は不良な粉末特性を有
する製品をもたらす、ということが分かった。即ち、流動性が低下し、平均粒子
サイズが大きくなる一方“微粉”(180マイクロメートルより小さい粒子)の
百分率が増大した。洗濯物への送達、溶解および洗濯された物品上における残渣
もまた、悪影響された。明らかに、脂肪酸は、適切な粉末構造付与をもたらすの
に充分には石けんに転化されていなかった。
しかしながら、更なる実験により、粉末特性を害することなく黄変化問題が解
決され得る領域(window)があることが確証された。
驚くべきことに、脂肪酸が化学量論量未満の水酸化ナトリウ
ムで中和されている基剤粉末は、ペルオキシ漂白性成分と組み合わせられる場合
更なる有益性を示すことも分かった。即ち、或る漂白成分、顕著には過炭酸ナト
リウムおよび漂白剤前駆物質テトラアセチルエチレンジアミンの貯蔵安定性が、
実質的に向上された。本発明の画定
従って本発明は、その製品の観点では、噴霧乾燥法の生成物でなくかつ
(a)有機非石けん界面活性剤系、
(b)アルミノ珪酸ナトリウムを含んでなるビルダー系、
(c)ナトリウム脂肪酸石けん、
(d)随意的な炭酸ナトリウム、
(e)水および随意的な副成分
からなる実質的に均質な粒状基剤を含んでなる少なくとも600g/lの嵩密度
を有する粒状洗剤組成物であって、該粒状基剤が0.4重量%を越えないレベル
の“塩基のナトリウム”(以下で定義される通り)を有する上記洗剤組成物を提
供する。
本発明は、その方法の観点では、少なくとも600g/lの嵩密度を有する粒
状洗剤組成物の製造方法であって、
(i) 遊離酸の形態の1種またはそれ以上の陰イオン性界面活性剤を随意に含
む、1種以上の有機非石けん界面活性剤、
(ii) アルミノ珪酸ナトリウムを含む1種またはそれ以上の洗浄力ビルダー、
(iii)脂肪酸、
(iv) 随意に炭酸ナトリウム、
(v) 随意に水および副洗剤成分、
(vi) 該脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論量の0.90倍より多く
ない量に等しい量の水酸化ナトリウム
を混合しそして造粒し、それにより少なくとも600g/lの嵩密度を有する実
質的に均質な粒状洗剤基剤組成物を形成させるとともに、該脂肪酸の石けんへの
中和を遂行しかつ初期に遊離酸の形態にて存在する陰イオン性界面活性剤をナト
リウム塩の形態に転化し、
そして随意に更なる洗剤成分を混ぜて製品を形成させることからなる、上記方法
を提供する。本発明の詳細な記載
本発明は、非塔式方法中その場での中和によって生成される
脂肪酸石けんにより洗剤基剤粉末において良好な粉末構造付与を達成する一方、
香料または蛍光剤のような感受性成分の変色を起こし得る局在的高アルカリ度域
の発生を避ける問題に係る。
本発明により提供される解決策は、特定の処方物に対して、粉末構造付与を害
することなく局在的高アルカリ度が避けられるところの、脂肪酸の中和の程度の
領域を確定することである。本発明に従う粉末はまた、洗濯の際のより良好な送
達、分散および溶解の特性を有する。
先に指摘したように、本発明に従う基剤粉末はまた、驚くべきことに、後配合
される漂白成分と一緒にされて製品が形成される場合更なる有益性をもたらす、
ということが分かった。即ち、該漂白成分の貯蔵安定性が向上される。この第2
の有益性は、粉末特性にとっての最適値より下にある脂肪酸の中和の程度におい
ても作用する。粉末特性は、原則的に、処方または加工条件の適当な調整により
償われ得よう。しかしながら、上記の好ましい作用領域内では、処方または加工
条件を変える必要なくすべての有益性が得られる。
本発明の方法において、この作用領域は、用いられる水酸化ナトリウムの量に
関して、必要とされる化学量論量に対する割
合として定められ得る。低下される蛍光剤の黄変化および向上される漂白剤の安
定性にとって、それは化学量論量の0.90倍を越えるべきではない。これらの
有益性を達成しかつ処方または加工の調整の必要なしに最適な粉末特性を維持す
るために、水酸化ナトリウムの量は好ましくは化学量論量の0.60〜0.90
倍一層好ましくは0.65〜0.85倍になる。
生成物に関して、過度アルカリ度の量即ち“塩基のナトリウム”のレベルが本
発明に従う基剤粉末を画定する。本明細書において用いられる用語“塩基のナト
リウム”は、該基剤粉末の溶液から回収され得るところの、塩基性陰イオンであ
る水酸化物陰イオンおよび炭酸陰イオンと結合したナトリウムイオンの量を意味
する。
これは、“塩基の”陰イオンであるヒドロキシル陰イオンまたは炭酸陰イオン
以外の当該処方物中に存在する陰イオン種に対する対陽イオンとして考慮される
ナトリウムイオン以上に存在するナトリウムイオンを表す。
該粉末の溶液中の総溶存ナトリウムは、下記の実施例において一層詳細に記載
されるような原子吸光分光分析法により決定され得る。塩基性陰イオンの含有率
は滴定により容易に決定可
能であり、そして次いで“塩基のナトリウム”を表すナトリウムの当量が計算さ
れ得る。このことは、正確な処方詳細が知られていようがいまいとなされ得る。
既知の処方物の総ナトリウム含有率および陰イオン性物質の総含有率はまた、
存在する種々の原料の量から計算され得る。水酸化物陰イオンまたは炭酸陰イオ
ンと結合したままにある過剰量が、“塩基のナトリウム”である。
ゼオライトを含有する既知の処方物については、測定値と計算値との間の差が
観察され得、しかして測定値がわずかに高い。このことは、原料であるゼオライ
トと結合しかつ計算の際考慮されない残留可溶性ナトリウム(水酸化ナトリウム
として)に帰せられ得る。
向上された漂白剤の安定性および低下された蛍光剤の黄変化にとって、本発明
の洗剤組成物の実質的に均質な粒状基剤は0.4重量%を越えない“塩基のナト
リウム”の測定値レベルを有する。処方または加工の調整の必要なしに粉末特性
もまた維持されるようにするために、“塩基のナトリウム”レベルは好ましくは
0.25〜0.4重量%一層好ましくは0.3〜0.4重量%望ましくは0.3
1〜0.39重量%の範囲内に
ある。洗剤基剤粉末
本発明の組成物は、いわゆる洗剤基剤粉末即ち造粒法またはアグロメレーショ
ン法により製造されかつすべての粒子が実質的に一様である実質的に均質な粒状
物質を含みあるいは全体的にそれから成り得る。香料または非イオン性界面活性
剤のような液状成分は、この基剤の均質性を壊すことなくその後吹き付けられ得
る。
該基剤粉末は当業界において慣用であるように漂白性成分、酵素顆粒または泡
制御剤顆粒のような他の粒状物質と混ぜられ得、そして生じる生成物は明らかに
不均質である。しかしながら、本発明の特徴である“塩基のナトリウム”値は、
かかる成分を混ぜる前の基剤粉末について言及する。
本発明の基剤粉末を含有するいかなる最終的不均質製品も、それ自体本発明の
更なる対象である。
最終製品において、基剤粉末顆粒は、“塩基のナトリウム”レベルが測定され
得るようにするために、混ぜられた粒状物質から容易に分離され得る。
本発明に従う好ましい洗剤基剤粉末は、
(a)10〜50重量%の有機界面活性剤系、
(b)10〜70重量%のアルミノ珪酸ナトリウムを含む、5〜80重量%のビ
ルダー系、
(c)1〜10重量%好ましくは1〜5重量%の脂肪酸石けん、
(d)0〜20重量%の炭酸ナトリウム、
(e)100重量%にする、水および随意的な副成分からなる。
本発明の基剤粉末は、優秀な粉末特性(流動性、平均粒子サイズ、粒子サイズ
分布)並びにまた洗濯の際の良好な送達、分散および溶解の特性を示す。洗剤組成物
本発明に従う好ましい洗剤組成物は、適当には、
(i) 40〜95重量%の均質な粒状基剤、
(ii) 随意に5〜35重量%のペルオキシ漂白化合物、
(iii)随意に1〜8重量%の過酸前駆物質、
(iv) 随意に該均質な粒状基剤内にある、随意に0.1〜01重量%の蛍光剤
、
(v) 100重量%にする随意的な副成分
からなり得る。有機界面活性剤系
有機(非石けん)界面活性剤系を構成する界面活性剤は、入手できる多くの適
当な洗浄活性な化合物から選ばれ得る。これらは、文献例えば「“界面活性剤お
よび洗剤(Surface−Active Agents and Deter
gents)”,第I巻および第II巻,シュワルツ、ペリーおよびベルヒ」に
充分に記載されている。
陰イオン性界面活性剤は、当業者に周知である。それらの例は、アルキルベン
ゼンスルホネート特にC8〜C15のアルキル鎖長を有する線状アルキルベンゼン
スルホネート,第1級および第2級アルキルサルフェート特にC8〜C24第1級
アルキルサルフェート,アルキルエーテルサルフェート、オレフィンスルホネー
ト,アルキルキシレンスルホネート,ジアルキルスルホスクシネート,並びに脂
肪酸エステルスルホネートを含む。ナトリウム塩が一般に好ましい。
用いられ得る非イオン性界面活性剤は、第1級および第2級アルコールエトキ
シレート、特にアルコール1モル当たり平均1〜20モルのエチレンオキシドで
エトキシ化されたC8〜C20脂肪族アルコール、より特にアルコール1モル当た
り平均
1〜10モルのエチレンオキシドでエトキシ化されたC10〜C15第1級および第
2級脂肪族アルコールを含む。非エトキシ化非イオン性界面活性剤は、アルキル
ポリグリコシド、グリセロールモノエーテルおよびポリヒドロキシアミド(グル
カミド)を含む。
本発明は、界面活性剤系がエトキシ化非イオン性界面活性剤および/またはス
ルホネート型またはサルフェート型の陰イオン性界面活性剤を含む界面活性剤系
の組成物に特に適用できる。特に好ましいものは、エトキシ化非イオン性界面活
性剤のみ、もしくは第1級アルコールサルフェート(PAS)および/または線
状アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、もしくはPASおよび/またはL
ASと共にエトキシ化非イオン性界面活性剤を含有する組成物である。洗浄力ビルダー
本発明の組成物は、アルミノ珪酸ナトリウムビルダーを含有する。アルミノ珪
酸ナトリウムは、一般に基剤粉末の5〜70重量%(無水物基準)好ましくは2
5〜60重量%の量にて混入され得る。適当には、ヘビーデューティー洗剤組成
物中において、このアルミノ珪酸塩は最終製品の25〜48重量%を構
成する。
このアルカリ金属アルミノ珪酸塩は、結晶質または無定形もしくはそれらの混
合物のいずれでもよくそして一般式:
0.8〜1.5Na2O・Al2O3・0.8〜6SiO2を有する。
これらの物質はいくらかの結合水を含有し、また少なくとも50mgCaO/
gのカルシウムイオン交換能を有することが要求される。好ましいアルミノ珪酸
ナトリウムは、1.5〜3.5SiO2ユニット(上記の式において)を含有す
る。無定形物質および結晶質物質の両方共、文献に充分に記載されているように
、珪酸ナトリウムとアルミン酸ナトリウムの間の反応により容易に製造され得る
。
適当な結晶質アルミノ珪酸ナトリウムのイオン交換洗浄力ビルダーは、例えば
GB 1 429 143(プロクター・アンド・ギャンブル)に記載されてい
る。この型の好ましいアルミノ珪酸ナトリウムは、周知の商業的に入手できるゼ
オライトAおよびX並びにそれらの混合物である。
ゼオライトは、洗濯洗剤粉末において今日広く用いられている商業的に入手で
きるゼオライト4Aであり得る。しかしなが
ら、本発明の好ましい具体的態様によれば、本発明の組成物中に混入されるゼオ
ライトビルダーは、EP 384 070A(ユニリーバ)に記載されかつクレ
ームされているような最大アルミニウムゼオライトP(ゼオライトMAP)であ
る。ゼオライトMAPは、1.33を越えない好ましくは0.90〜1.33の
範囲内一層好ましくは0.90〜1.20の範囲内の珪素対アルミニウムの比率
を有するゼオライトP型のアルカリ金属アルミノ珪酸塩と定められる。
特に好ましいものは、1.07を越えない一層好ましくは約1.00の珪素対
アルミニウムの比率を有するゼオライトMAPである。ゼオライトMAPのカル
シウム結合能は、一般に無水物質1g当たり少なくとも150mgCaOである
。
他のビルダーもまた、必要または所望に応じて本発明の洗剤組成物中に含めら
れ得る。
特に好ましい補充的ビルダーは、適当には0.5〜15重量%特に1〜10重
量%の量にて用いられるポリカルボキシレートポリマー一層特にポリアクリレー
トおよびアクリル/マレイン酸コポリマー,並びに適当には3〜35重量%一層
好ましくは5〜30重量%の量にて用いられるモノマー状ポリカルボキ
シレート一層特にクエン酸およびその塩である。蛍光剤および香料
先に指摘したように、本発明の有益性は、最終製品がアルカリ感受性である物
質例えば蛍光剤、香料を含む場合特に明らかである。かかる製品においては、高
アルカリ度域に因る局在的黄変化は、基剤粉末の“塩基のナトリウム”レベルが
本発明に従って制御される場合除去されるかまたは大いに低下される。
洗剤粉末において用いるのに適したいかなる蛍光剤(蛍光増白剤)も、本発明
において用いられ得る。最も普通に用いられている蛍光剤は、ジアミノスチルベ
ン−スルホン酸誘導体、ジアリールピラゾリン誘導体およびビスフェニル−ジス
チリル誘導体のクラスに属するものである。
蛍光剤のジアミノスチルベン−スルホン酸誘導体タイプの例は、ジナトリウム
4,4′−ビス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−
6−イルアミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホネート、ジナトリウム4,4
′−ビス−(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ
スチルベン−2:2′−ジスルホネート、ジナトリウム4,4′−ビス−(2,
4−ジアニリノ−s−トリアジン−
6−イルアミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホネート、ジナトリウム4,4
′−ビス−(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミ
ノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホネー
ト、ジナトリウム4,4′−ビス−(4−フェニル−2,1,3−トリアゾール
−2−イル)スチルベン−2,2′−ジスルホネート、ジナトリウム4,4′−
ビス−(2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s
−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホネートおよび
ナトリウム2−(スチルビル−4″−ナフト−1′,2′:4,5)−1,2,
3−トリアゾール−2″−スルホネートを含む。
本発明において用いるのに適した他の蛍光剤は、1,3−ジアリールピラゾリ
ンおよび7−アルキルアミノクマリンを含む。
蛍光剤は、適当には0.01〜1重量%好ましくは0.02〜0.8重量%一
層好ましくは0.03〜0.5重量%の範囲内の量にて存在する。
蛍光剤は基剤粉末それ自体中に含められ得、あるいはそのままもしくは粒子状
キャリヤー物質上に担持された粒状形態にて後配合され得る。所望するなら、共
通のキャリヤー上に担持さ
れた蛍光剤および他の成分例えば消泡剤を含有する混合顆粒が、後配合され得る
。香料は、一般に、他の後配合成分の添加後に後配合される(吹き付けられる)
。漂白成分
本発明の有益性はまた、水溶液において過酸化水素を生じることの可能なペル
オキシ漂白化合物例えば無機過酸塩または有機ペルオキシ酸を最終製品が含む場
合特に明らかである。
適当なペルオキシ漂白化合物は、尿素過酸化物のような有機過酸化物並びにア
ルカリ金属の過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過珪酸塩および過硫酸塩のよ
うな無機過酸塩を含む。好ましい無機過酸塩は、過ホウ酸ナトリウム一水和物お
よび四水和物並びに過炭酸ナトリウムである。
本発明は、貯蔵中不安定であるといわれている過炭酸ナトリウムを含有する組
成物に特に適用できる。所望するなら、過炭酸ナトリウムは、水分による不安定
化に対する保護被膜を有し得る。メタホウ酸ナトリウムおよび珪酸ナトリウムか
らなる保護被膜を有する過炭酸ナトリウムは、GB 2 123 044B(花
王)に開示されている。
ペルオキシ漂白化合物は、適当には最終製品を基準として5
〜35重量%好ましくは10〜25重量%の量にて存在する。
ペルオキシ漂白化合物は、低洗濯温度における漂白作用を向上させるために漂
白活性化剤(漂白剤前駆物質)と共に用いられ得る。漂白剤前駆物質は、適当に
は1〜8重量%好ましくは2〜5重量%の量にて存在する。
好ましい漂白剤前駆物質は、ペルオキシカルボン酸前駆物質一層特に過酢酸前
駆物質およびペルオキシ安息香酸前駆物質並びにペルオキシ炭酸前駆物質である
。本発明において用いるのに適した特に好ましい漂白剤前駆物質は、N,N,N
′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)である。
US 4 751 015およびUS 4 818 426(リーバ・ブラザ
ーズ・カンパニー)並びにEP 402 971A(ユニリーバ)に開示されて
いる新規な第4級アンモニウムおよびホスホニウム漂白剤前駆物質もまた、大い
に有益である。特に好ましいものは、ペルオキシ炭酸前駆物質特にコリル−4−
スルホフェニルカーボネートである。
ペルオキシ安息香酸前駆物質特にN,N,N−トリメチルアンモニウムトルオ
イルオキシベンゼンスルホネート並びにEP 284 292AおよびEP 3
03 520A(花王)
に開示されている陽イオン性漂白剤前駆物質もまた有益である。
漂白安定化剤(重金属イオン封鎖剤)もまた存在し得る。適当な漂白安定化剤
は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)およびEDTMPであるデクエスト(
Dequest)(商標)のようなポリホスホネートを含む。
特に好ましい漂白系は、漂白活性化剤TAEDと一緒にペルオキシ漂白化合物
好ましくは過炭酸ナトリウムからなる。脂肪酸石けん
本発明の洗剤基剤粉末は、必須成分として、本発明に従う所定量の水酸化ナト
リウムでのその場での中和により製造された脂肪酸ナトリウム石けんを含有する
。該石けんは、適当には基剤粉末の1〜10重量%好ましくは1〜5重量%の量
にて存在する。例えばC8〜20飽和または不飽和脂肪酸の石けんが用いられ得、
しかして主にC12〜18である飽和脂肪酸の石けんが一般に好ましい。他の成分
本発明に従う組成物は洗浄力を増大するためにおよび加工を容易にするために
炭酸ナトリウムを含有し得るけれども、このことは必須ではない。炭酸ナトリウ
ムは、基剤粉末中に含まれ
得、後配合され得あるいはそれらの両方で有り得、そして一般に1〜60重量%
好ましくは2〜40重量%最も適当には2〜13重量%の範囲の量にて存在し得
る。
基剤粉末中に存在し得る他の成分は、珪酸ナトリウム,セルロース性ポリマー
のような再付着防止剤を含む。
一般に最終製品を与えるために混ぜられ(後配合され)得る随意的成分は、既
に挙げられたもののみならず、蛋白質分解酵素および脂肪分解酵素,染料,泡制
御剤顆粒,着色スペックル(着色斑),並びに布柔軟用化合物を含む。このリス
トは、余すところなく挙げられているものではない。方法
本発明の高嵩密度洗剤基剤粉末は、固体および液体の成分が一緒に混合されそ
して造粒される非塔式(非噴霧乾燥)方法により製造される。
有利には、この混合・造粒の方法は、撹拌作用および切断作用の両方を有する
高速の撹拌機/造粒機中で行われる。高速の混合機/稠密機としても知られてい
る該高速の混合機/造粒機は、フカエ(Fukae)(商標)FSのような回分
式機械またはロディッジ(Lodige)(商標)再循環機CB30の
ような連続式機械であり得る。
適当な方法は、例えばEP 544 492A、EP420 317Aおよび
EP 506 184A(ユニリーバ)に記載されている。
一般に、無機ビルダーおよび他の無機物質(例えば、ゼオライト、炭酸ナトリ
ウム)は、ビルダーおよび造粒剤またはアグロメレーション剤として働く界面活
性剤と共に造粒される。先に挙げたようないずれの随意的成分も、本方法におけ
るいずれの適当な段階においても混入され得る。
通常の洗剤粉末の製造実施に従って、漂白成分(漂白剤、漂白剤前駆物質、漂
白安定化剤)、蛋白質分解酵素および脂肪分解酵素、着色スペックル(着色斑)
、香料および泡制御剤顆粒が、最も適当には緻密な均質な粒状生成物−基剤粉末
−に該生成物が高速の混合機/造粒機を去った後混ぜられる(後配合される)。
これらの方法において、いずれの非石けん陰イオン性界面活性剤も、高速の撹
拌機/造粒機中に計量供給される時に既に中和されていてもよく即ち塩の形態に
あってもよく、あるいはその代わりに酸の形態で添加されそしてその場で中和さ
れてもよ
い。石けんを形成するための脂肪酸の中和は、陰イオン性界面活性剤の酸の中和
と同時にまたは全く別個に行われ得る。
EP 544 492A(ユニリーバ)に記載の方法においては、陰イオン性
界面活性剤(NaPAS)は、高速撹拌機中においてビルダー、炭酸ナトリウム
および他の物質と遭遇する時、中和された塩の形態にある。2つの異なる方法が
記載されている。第1の方法においては、陰イオン性界面活性剤および非イオン
性界面活性剤の均質な配合物が、非イオン性界面活性剤の存在下ループ型反応器
中でPAS酸を水酸化ナトリウム溶液で中和することにより製造される。脂肪酸
もまた存在し得、そしてまた該水酸化ナトリウムにより中和されよう。第2の方
法においては、ナトリウムPASペースト、脂肪酸、該脂肪酸を中和するのに充
分な水酸化ナトリウム溶液および非イオン性界面活性剤の均質な液状配合物が、
製造されそして高速混合機中に計量供給される。
両方の場合とも、液状の界面活性剤配合物は溶存ナトリウム脂肪酸石けんを含
有する。流動性界面活性剤配合物を用いる方法は、EP 265 203Aおよ
びEP 507 402A(ユニリーバ)に一層詳細に記載されている。
EP 420 317AおよびEP 506 184A(ユニリーバ)は別の
方法を開示しており、しかしてこの方法においては、液体である陰イオン性界面
活性剤の酸形態が連続式高速撹拌機中で炭酸ナトリウムのような固体の無機アル
カリ性物質と混合されそして反応される。生じた顆粒即ち“添加剤”が次いで、
非イオン性界面活性剤および固体成分が入れられている別の高速混合機中に計量
供給される。上記に挙げられている他の中和法におけるように、脂肪酸および水
酸化ナトリウムもまた混入されて最終製品中の脂肪酸石けんを与え得る。
本発明は、脂肪酸の量に対して水酸化ナトリウムの量を調整することにより、
これらの方法のいずれにも適用され得る。実施例
本発明は次の非制限的な実施例により更に例示され、しかしてこれらの例にお
いて、別段記載がなければ部および百分率は重量による。実施例1〜3,比較例AおよびB
高嵩密度の5種の洗剤粉末を、次の一般的処方に応じて製造した。基剤粉末は
連続式高速の混合機/造粒機を用いて製造され、そして示されているような他の
成分が後配合された。
水酸化ナトリウムは第1表に示されているように基剤粉末に含められ、しかし
てこれはまた各処方についての総可溶性ナトリウムおよび“塩基のナトリウム”
も示す。
各成分に帰せられ得るナトリウムイオンは、次の分子量データ(ナトリウムの
原子量=23)を用いて計算された。
総ナトリウムおよび“塩基のナトリウム”についての測定値は、次のように決
定された。総ナトリウム
10gの洗剤基剤粉末を500mlの脱イオン水中に50℃にて溶解し、この
溶液を10マイクロメートルフィルターを通じて濾過し、そして濾液の100m
lを20 000gにて30分間遠心分離してすべての懸濁物を除去した。次い
で、この上澄み溶液の溶存ナトリウムおよびカリウムの含有率を原子吸光分光分
析法により測定した。“塩基のナトリウム”
上記のように総ナトリウムを決定した後、その調製された溶
液を0.1モル塩酸でもって電位差滴定し、そしてその当量点を決定し、しかし
て“塩基のナトリウム”は当量点における塩基の陰イオン(水酸化物陰イオンお
よび炭酸陰イオン)の計算されたモルナトリウム当量であり、そして次いで便宜
のために重量パーセントに換算した。
測定値は計算値より一貫してわずかに高いことが分かる。このことは、主に処
方物中のゼオライトと結合された残留水酸化ナトリウムに帰せられ得る。粉末の黄変化
粉末の黄変化を、3つの段階にて即ち
(a)新鮮な粉末において初期に、
(b)37℃および70%相対湿度にて1週間の貯蔵後、および
(c)37℃および70%相対湿度にて2週間の貯蔵後、目視的に評価した。
粉末中における黄色粒子の発生頻度を、次のように1〜4のスケールにて評点
をつけた。
1 黄色粒子は見られない。
2 黄色粒子は少数見られる。
3 黄色粒子は見られる。
4 黄色粒子は多数見られる。
黄色粒子の色の強度を、次のように0〜3のスケールにて評点をつけた。
0 オフホワイト
1 淡黄色
2 黄色
3 鮮黄色
結果を下記の第2表に示す。
粒子の黄変化は低“塩基のナトリウム”を有する粉末において頻度および強度
の両方共大いに低下された、ことが分かる。漂白剤の安定性
密封ボトル(6gの粉末サンプルが50gボトル中に貯蔵された。)中37℃
にて10週間の貯蔵後に初期活性に対する百分率を測定することにより、漂白剤
の貯蔵安定性を評価した。それらの結果を第3表に示す。過炭酸ナトリウムにつ
いてはこれらは有効酸素値であり、一方TAEDについてはそれらは過酸化水素
との反応時に発生された過酢酸のレベルを表す。
粉末特性
粉末特性(流動性、粒子サイズ、粒子サイズ分布)もまた調べた。
本発明の目的にとって、粉末の流動性は、次の操作により測定されたml/s
での動的流量によって定められる。用いられる装置は、35mmの内径及び60
0mmの長さを有する円筒
状ガラス管から成る。該管は、その長手軸が垂直になるような位置にしっかりと
固定される。その低端は、15°の内角及び直径22.5mmの下部出口オリフ
ィスを有するポリビニルクロライド製の滑らかな円錐体により終端される。第1
ビームセンサーが該出口の上方150mmの所に設置され、そして第2ビームセ
ンサーが第1センサーの上方250mmの所に設置される。
粉末サンプルの動的流量を決定するために、該出口オリフィスは、例えば1枚
の厚紙で覆うことにより、一時的に閉鎖され、そして粉末レベルが上方センサー
よりも約10cm高くなるまで粉末が漏斗を通じて該円筒体の上部中に注がれる
。該漏斗と該管との間のスペーサーにより、充填が均一になることが確実にされ
る。次いで該出口が開放され、そして該粉末レベルが上方センサーから下方セン
サーに落ちるのにかかった時間t(秒)が電子的に測定される。該測定は通常2
回又は3回繰り返され、そして平均値が取られる。
Vが上方センサーと下方センサーとの間の該管の容量(ml)であるならば、
動的流量DFR(ml/s)は次の等式により与えられる。
かかる平均化及び計算は電子的に行われて、DFR値の直接的読出が得られる
。
嵩密度は“塩基のナトリウム”レベルによりほとんど影響されなかったが、し
かし動的流量は脂肪酸の(構造付与石けんへの)中和の程度が低減されるにつれ
て低下した、ことが分かる。実施例1および2の粉末の流量は依然良好であった
が、しかし実施例3の粉末の流量は許容できないレベルまで低下した。平均粒子
サイズおよび“微粉”含有率もまた、最適な値より大きい値に上昇した。それ故
、この特定の処方については、例3は、
蛍光剤の黄変化が低下しかつ漂白剤の安定性が向上したにもかかわらず最適でな
かった。洗濯水中への送達
洗濯水中への送達、分散および溶解の特性を、3つの異なる試験により測定し
た。試験1: 篭試験
粉末の送達特性を、実際の洗濯状況において通常遭遇するよりも悪い条件(低
温、最小かきまぜ)下で、自動洗濯機中で粉末の送達をシミュレーションするモ
デル系を用いて比較した。
この試験のために、600マイクロメートルの孔サイズのステンレス鋼メッシ
ュで作られた4cmの直径及び7cmの高さを有しかつテフロン製の上部クロー
ジャー及び前記のメッシュの底クロージャーを有する円筒状容器が用いられた。
該上部クロージャー中には把手として働くべき30cmの金属棒が挿入され、そ
してこの把手は開放容器中の20℃の1リットルの水の上方に設置されたかきま
ぜアームに取り付けられた。このかきまぜ装置により、45度に保持された該円
筒状容器は、半径10cmの円にて2秒間回転されそして2秒間静止された後回
転/静止の次のサイクルの開始がなされ得た。
50gの粉末サンプルを該円筒状容器中に導入し、そして次いでこの容器を閉
じた。この容器を該かきまぜアームに取り付け、そして次いでこのアームを該円
筒状容器の上部が該水の表面の直ぐ下に来るような位置まで下げた。10秒遅れ
の後、この装置を15回の回転/静止のサイクルにて作動させた。
該円筒状容器及び把手を水から取り出し、そして把手から容器を取り外した。
表面水を注意深く注ぎ出し、そして粉末残渣を予備計量された容器に移しそして
100℃にて24時間乾燥した。次いで、乾燥された残渣の重量を、初期粉末重
量(50g)に対する百分率として計算した。結果は、次の通りであった。
この試験において実施例1および2の粉末が最良の結果をもたらしたことが分
かる。非常に低い“塩基のナトリウム”レベルを有する実施例3の粉末は、高い
“塩基のナトリウム”レベルを有する粉末の結果に匹敵する結果をもたらした。試験2: 送達具試験
英国のリーバ社のパーシル(Persil)(商標)マイクロ・システム用粉
末が供給されるタイプの可撓性送達具即ちおおよそ4cmの直径及び直径おおよ
そ3cmの上部開口を有する可撓性プラスチック物質製球状容器から自動洗濯機
において粉末の送達をエミュレーションするモデルシステムを用いて、粉末の送
達特性も比較された。
この試験において、該送達具は、直立した姿勢(開口を最上に)にて、水の上
方に設置されたかきまぜアームに取り付けられた。この装置により該送達具は垂
直方向に30cmの距離上下に移動され得、しかしてこの動程の最も低い5cm
は水中にあった。上り又は下りの各径路は2秒の時間かかり、しかして該送達具
は最も低い位置にて4秒間水中5cmにて静止されそして最も高い位置にて10
0°回転されかつその結果傾いた向きにて再下降の前に2秒間静止された。20
℃の温度の5リットルの水が用いられた。
予備計量された粉末サンプルを該送達具中にその最も高い位置にて導入し、そ
して次いで当該装置を6サイクルにて作動させそして該送達具がやはりその最も
高い位置にある時止めた。
表面水を注意深く注ぎ出し、そして粉末残渣を予備計量された容器に移した。次
いで、この容器を100℃にて24時間乾燥し、そして乾燥された残渣の重量を
、初期粉末重量に対する百分率として計算した。
結果は次の通りであった。
この試験において、低“塩基のナトリウム”を有する粉末はすべて良好な結果
をもたらした。試験3: 黒の枕掛け試験
洗濯機試験はまた、不溶性残渣が洗濯された物品に付着される程度を決定する
ためにも用いられた。用いられた機械はシーメンス・シワマット(Siemen
s Siwamat)(商標)プラス3700前部負荷型自動洗濯機であり、そ
して試験方法は次の通りであった。
先の記載したような可撓性送達具中に、100g用量の粉末を入れた。注意し
て直立した状態に保った30cm×60cm
の寸法の黒の木綿製枕掛けの内側に該送達具を入れ、そして次いで該枕掛けをジ
ッパーにより閉じた。次いで、(直立した)送達具を含有する該枕掛けを、該洗
濯機のドラム中の3.5kgの乾燥木綿洗濯物の上部に置いた。
15°の仏国硬度及び20℃の入口温度の水を用いて、60℃の洗濯温度にて
“ヘビーデューティーサイクル”で該洗濯機を作動させた。洗濯サイクルの終了
時に枕掛けを取り出し、開きそして裏返し、そしてその内面上の粉末残渣のレベ
ルを1〜3の評点法を用いて目視評価により決定した。即ち、3の評点は粉末の
おおよそ75重量%の残渣に相当し、一方1の評点は残渣がないことを示す。各
枕掛けを判断しそして評点をつけるために、5人の評価者のパネルが用いられた
。各粉末について、洗濯プロセスは10回行われそして評点はこの10回の繰返
しについて平均された。
それらの結果は、次の通りであった。
やはり実施例1および2の粉末が最良の結果をもたらし、しかして“塩基のナ
トリウム”レベルが更に低減されるとき残渣は再び増加した。
実施例4および5,比較例D
次の例は、非イオン性界面活性剤のみを含有する粉末に関する。
“塩基のナトリウム”レベルおよび粉末特性も示されている第4表に示された
処方に応じて混合および造粒することにより、基剤粉末を製造した。
漂白剤の安定性試験のために、これらの粉末の6gのサンプルを各々、1.7
gの過炭酸ナトリウム(未被覆)および0.4gの粒状TAED(83重量%の
活性物)と混合した。
密封された50gボトル中37℃における10週間の貯蔵後の結果は、第5表
に示された通りであった。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年11月23日
【補正内容】
しかしながら、更なる実験により、粉末特性を害することなく黄変化問題が解
決され得る領域(window)があることが確証された。
驚くべきことに、脂肪酸が化学量論量未満の水酸化ナトリウムで中和されてい
る基剤粉末は、ペルオキシ漂白性成分と組み合わせられる場合更なる有益性を示
すことも分かった。即ち、或る漂白成分、顕著には過炭酸ナトリウムおよび漂白
剤前駆物質テトラアセチルエチレンジアミンの貯蔵安定性が、実質的に向上され
た。本発明の画定
従って本発明は、少なくとも600g/lの嵩密度を有する粒状洗剤組成物の
製造方法であって、
(i)遊離酸の形態の1種またはそれ以上の陰イオン性界面活性剤を随意に含む
、1種またはそれ以上の有機非石けん界面活性剤、
(ii) アルミノ珪酸ナトリウムを含む1種またはそれ以上の洗浄力ビルダー、
(iii)脂肪酸、
(iv) 随意に炭酸ナトリウム、
(v) 随意に水および副洗剤成分、
(vi) 該脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論量の0.90倍より多く
ない量に等しい量の水酸化ナトリウム
を混合しそして造粒し、それにより少なくとも600g/lの嵩密度を有する実
質的に均質な粒状洗剤基剤組成物を形成させるとともに、該脂肪酸の石けんへの
中和を遂行しかっ初期に遊離酸の形態にて存在する陰イオン性界面活性剤をナト
リウム塩の形態に転化し、
そして随意に更なる洗剤成分を混ぜて製品を形成させることからなる、上記方法
を提供する。
本発明は更に、前のパラグラフにおいて定められている方法により製造された
、少なくとも600g/lの嵩密度を有する粒状洗剤組成物を提供する。
本発明の方法において、この作用領域は、用いられる水酸化ナトリウムの量に
関して、必要とされる化学量論量に対する割合として定められ得る。低下される
蛍光剤の黄変化および向上される漂白剤の安定性にとって、それは化学量論量の
0.90倍を越えるべきではない。これらの有益性を達成しかつ処方または加工
の調整の必要なしに最適な粉末特性を維持するために、水酸化ナトリウムの量は
好ましくは化学量論量の0.0〜0.90倍一層好ましくは0.65〜0.85
倍になる。
生成物に関して、過度アルカリ度の量即ち“塩基のナトリウム”のレベルが本
発明に従う基剤粉末を画定する。本明細書において用いられる用語“塩基のナト
リウム”は、該基剤粉末の溶液から回収され得るところの、塩基性陰イオンであ
る水酸化物陰イオンおよび炭酸陰イオンと結合したナトリウムイオンの量を意味
する。
これは、“塩基の”陰イオンであるヒドロキシル陰イオンまたは炭酸陰イオン
以外の当該処方物中に存在する陰イオン種に対する対陽イオンとして考慮される
ナトリウムイオン以上に存在するナトリウムイオンを表す。
該粉末の溶液中の総溶存ナトリウムは、下記の実施例におい
て一層詳細に記載されるような原子吸光分光分析法により決定され得る。塩基性
陰イオンの含有率は滴定により容易に決定可能であり、そして次いで測定された
“塩基のナトリウム”を表すナトリウムの当量が計算され得る。このことは、正
確な処方詳細が知られていようがいまいとなされ得る。
既知の処方物の総ナトリウム含有率および陰イオン性物質の総含有率はまた、
存在する種々の原料の量から計算され得る。水酸化物陰イオンまたは炭酸陰イオ
ンと結合したままにある過剰量が、計算された“塩基のナトリウム”である。
ゼオライトを含有する既知の処方物については、測定値と計算値との間の差が
観察され得、しかして測定値がわずかに高い。このことは、原料であるゼオライ
トと結合しかつ計算の際考慮されない残留可溶性ナトリウム(水酸化ナトリウム
として)に帰せられ得る。
向上された漂白剤安定性および低下された蛍光剤の黄変化にとって、本発明の
洗剤組成物の実質的に均質な粒状基剤は好ましくは0.4重量%を越えない測定
された“塩基のナトリウム”レベルを有すべきである。処方または加工の調整の
必要なしに粉末特性もまた維持されるようにするために、“塩基のナトリ
ウム”レベルは一層好ましくは0.25〜0.4重量%最も好ましくは0.3〜
0.4重量%望ましくは0.31〜0.39重量%の範囲内にある。洗剤基剤粉末
本発明の組成物は、いわゆる洗剤基剤粉末即ち造粒法またはアグロメレーショ
ン法により製造されかつすべての粒子が実質的に一様である実質的に均質な粒状
物質を含みあるいは全体的にそれから成り得る。香料または非イオン性界面活性
剤のような液状成分は、この基剤の均質性を壊すことなくその後吹き付けられ得
る。
該基剤粉末は当業界において慣用であるように漂白性成分、酵素顆粒または泡
制御剤顆粒のような他の粒状物質と混ぜられ得、そして生じる生成物は明らかに
不均質である。しかしながら、本発明の特徴である“塩基のナトリウム”値は、
かかる成分を混ぜる前の基剤粉末について言及する。
本発明の基剤粉末を含有するいかなる最終的不均質製品も、それ自体本発明の
更なる対象である。
最終製品において、基剤粉末顆粒は、“塩基のナトリウム”レベルが測定され
得るようにするために、混ぜられた粒状物質
から容易に分離され得る。
本発明に従う好ましい洗剤基剤粉末は、
請求の範囲
1. 少なくとも600g/lの嵩密度を有する粒状洗剤組成物の製造方法であ
って、
(a)遊離酸の形態の1種またはそれ以上の陰イオン性界面活性剤を随意に含む
、1種またはそれ以上の有機非石けん界面活性剤、
(b)アルミノ珪酸ナトリウムを含む1種またはそれ以上の洗浄力ビルダー、
(c)脂肪酸、
(d)随意に炭酸ナトリウム、
(e)随意に水および副洗剤成分、
(f)該脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論量の0.90倍より多くな
い量に等しい量の水酸化ナトリウム
を混合しそして造粒し、それにより少なくとも600g/lの嵩密度を有する実
質的に均質な粒状洗剤基剤組成物を形成させるとともに、該脂肪酸の石けんへの
中和を遂行しかつ初期に遊離酸の形態にて存在する陰イオン性界面活性剤をナト
リウム塩
の形態に転化し、
そして随意に更なる洗剤成分を混ぜて製品を形成させることからなる、上記方法
。
2. 水酸化ナトリウム(f)が、脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論
量の0.60〜0.90倍に等しい量にて用いられることを特徴とする請求の範
囲第1項に記載の方法。
3. 混合および造粒が、撹拌作用および切断作用の両方を有する高速の混合機
/造粒機中で行われることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の
方法。
4. 請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法により製造された洗剤組成
物であって、粒状基剤が
(a)10〜50重量%の有機界面活性剤系、
(b)10〜70重量%のアルミノ珪酸ナトリウムを含む、5〜80重量%のビ
ルダー系、
(c)1〜10重量%の脂肪酸石けん、
(d)0〜20重量%の炭酸ナトリウム、
(e)100重量%にする、水および随意的な副成分
からなることを特徴とする上記洗剤組成物。
5. 有機界面活性剤系が、随意に第1級アルコールサルフェ
ートおよび/または線状アルキルベンゼンスルホネートと一緒に、エトキシ化ア
ルコール非イオン性界面活性剤を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載
の洗剤組成物。
6. ビルダー系が、1.33を越えない珪素対アルミニウムの比率を有するゼ
オライトP(ゼオライトMAP)を含むことを特徴とする請求の範囲第4項また
は第5項に記載の洗剤組成物。
7.(i) 40〜95重量%の均質な粒状基剤、
(ii) 随意に5〜35重量%のペルオキシ漂白化合物、
(iii)随意に1〜8重量%の過酸前駆物質、
(iv) 該均質な粒状基剤内にあってもよい、随意に0.01〜1重量%の
蛍光剤、
(v) 随意に香料、
(vi) 100重量%にする随意的な副成分
からなる、請求の範囲第4項から第6項のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
8. 粒状基剤が0.4重量%を越えない測定レベルの“塩基のナトリウム”を
有し、しかして“塩基のナトリウム”は、該粒状基剤の溶液から回収され得る水
酸化物イオンおよび炭酸イ
オンと結合したナトリウムイオンの量として定義されかつ滴定による水酸化物イ
オンおよび炭酸イオンの含有量の測定およびナトリウムの当量の計算により決定
されることを特徴とする請求の範囲第4項から第7項のいずれか一項に記載の洗
剤組成物。
9. 粒状基剤が0.25〜0.4重量%の範囲内の測定レベルの“塩基のナト
リウム”を有することを特徴とする請求の範囲第8項に記載の洗剤組成物。
10. 粒状基剤が0.3〜0.4重量%の範囲内の測定レベルの“塩基のナト
リウム”を有することを特徴とする請求の範囲第9項に記載の洗剤組成物。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE
,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,
LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N
L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 コルツツイ,マリレーナ
イタリア国、29100・ピアセンツア、ビ
ア・ブローニ・17
(72)発明者 フアーンワース,ポーリーン
イギリス国、マージーサイド・エル・49・
3・エイ・エル、ウイラル、グリースビ
イ、ソーネス・クローズ・1
(72)発明者 ホウフトン,マルク・フイリツプ
オランダ国、2651・ベー・ヘー・ベルケ
ル・アン・ローデンリエス、ベリオツプレ
イン・1
(72)発明者 ヨイクス,クリストフ
オランダ国、3063・デー・セー・ロツテル
ダム、オーストマースラーン・286
(72)発明者 ナイト,ピーター・コリー
イギリス国、チエシヤー・エル・64・6・
キユー・エス、サウス・ウイラル、ネスト
ン、ムーアサイド・アベニユー・71
(72)発明者 ナツデオ,レアンドレ
イタリア国、20145・ミラン、ビア・プル
タルコ・12
(72)発明者 サンダーソン,アリスター・リチヤード
イギリス国、チエシヤー・エル・66・2・
ジー・アール、サウス・ウイラル、グレー
ト・サツトン、カーデイフ・クローズ・26
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 噴霧乾燥法の生成物でなくかつ (a)有機非石けん界面活性剤系、 (b)アルミノ珪酸ナトリウムを含んでなるビルダー系、 (c)ナトリウム脂肪酸石けん、 (d)随意的な炭酸ナトリウム、 (d)水および随意的な副成分 からなる実質的に均質な粒状基剤を含んでなる少なくとも600g/lの嵩密度 を有する粒状洗剤組成物であって、該粒状基剤が0.4重量%を越えないレベル の“塩基のナトリウム”(明細書に定義された通り)により特徴づけられる上記 洗剤組成物。 2. 粒状基剤が0.25〜0.4重量%の範囲内のレベルの“塩基のナトリウ ム”を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の洗剤組成物。 3. 粒状基剤が0.3〜0.4重量%の範囲内のレベルの“塩基のナトリウム ”を有することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の洗剤組成物。 4. 粒状基剤が (a)10〜50重量%の有機界面活性剤系、 (b)10〜70重量%のアルミノ珪酸ナトリウムを含む、5〜80重量%のビ ルダー系、 (c)1〜10重量%の脂肪酸石けん、 (d)0〜20重量%の炭酸ナトリウム、 (e)100重量%にする、水および随意的な副成分 からなることを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の洗剤組成物 。 5. 有機界面活性剤系が、随意の第1級アルコールサルフェートおよび/また は線状アルキルベンゼンスルホネートと一緒に、エトキシ化アルコール非イオン 性界面活性剤を含むことを特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の 洗剤組成物。 6. ビルダー系が、1.33を越えない珪素対アルミニウムの比率を有するゼ オライトP(ゼオライトMAP)を含むことを特徴とする請求の範囲第1〜5項 のいずれかに記載の洗剤組成物。 7.(i)40〜95重量%の均質な粒状基剤、 (ii) 随意に5〜35重量%のペルオキシ漂白化合物、 (iii)随意に1〜8重量%の過酸前駆物質、 (iv) 該均質な粒状基剤内にあってもよい、随意に0.01〜1重量%の蛍光 剤、 (v) 随意に香料、 (vi) 100重量%にする随意的な副成分 からなる請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の洗剤組成物。 8. 少なくとも600g/lの嵩密度を有する粒状洗剤組成物の製造方法であ って、 (a)遊離酸の形態の1種またはそれ以上の陰イオン性界面活性剤を随意に含む 、1種またはそれ以上の有機非石けん界面活性剤の1種、 (b)アルミノ珪酸ナトリウムを含む1種またはそれ以上の洗浄力ビルダー、 (c)脂肪酸、 (d)随意に炭酸ナトリウム、 (e)随意に水および副洗剤成分、 (f)該脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論量の0.90倍より多くな い量に等しい量の水酸化ナトリウム を混合しそして造粒し、それにより少なくとも600g/lの嵩密度を有する実 質的に均質な粒状洗剤基剤組成物を形成させるとともに、該脂肪酸の石けんへの 中和を遂行しかつ初期に遊離酸の形態にて存在する陰イオン性界面活性剤をナト リウム塩の形態に転化し、 そして随意に更なる洗剤成分を混ぜて製品を形成させることからなる、上記方法 。 9. 水酸化ナトリウム(f)が、脂肪酸を中和するのに必要とされる化学量論 量の0.60〜0.90倍に等しい量にて用いられることを特徴とする請求の範 囲第8項に記載の方法。 10. 混合および造粒が、撹拌作用および切断作用の両方を有する高速の混合 機/造粒機中で行われることを特徴とする請求の範囲第8項または第9項に記載 の方法。
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