JPH09504284A - フィトスフィンゴシンを基体としたセラミドiアナログ - Google Patents

フィトスフィンゴシンを基体としたセラミドiアナログ

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JPH09504284A JP7512426A JP51242695A JPH09504284A JP H09504284 A JPH09504284 A JP H09504284A JP 7512426 A JP7512426 A JP 7512426A JP 51242695 A JP51242695 A JP 51242695A JP H09504284 A JPH09504284 A JP H09504284A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、フィトスフィンゴシンを基体としたセラミドIアナログ、これらの新規化合物の調製法、更にはこれらの化合物を含有する化粧及び医薬組成物及びそれらの使用法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 フィトスフィンゴシンを基体としたセラミドIアナログ 本発明は、化粧用及び医薬用配合物において使用するための、天然のセラミド Iに関連した複数の新規化合物に関する。発明の背景 セラミドは、皮膚の上層である角質層の主要な脂質成分である。角質層は、重 要な障壁機能:一般に外因性化合物を、外側に保持し、かつ水分の喪失を制限す る機能を有する。 皮膚用化粧品にセラミドを添加することは、前述の皮膚の障壁機能を向上し、 水分の喪失を回復し、かつ“しわ防止”効果を発揮することがわかっている。更 にセラミドは、医薬製剤、例えばアトピー性湿疹の治療用に使用されることもわ かっている(Kerscherらの論文、Eur.J.Dermatol.、1:39-43(1991))。 特に、欧州特許第0 097 059号(Unilever/Conopco)に開示されたセラミドIは 、市販されている化粧製剤中に一般的に認められる。セラミドIの構造は、Wert zらによって研究され(J.Invest.Dermatol.、84(8):410-412(1985)、更にWertz 及びDowningの論文、J.Lipid Res.、24:759-765(1983);Wertzらの論文、Biochi m.Biophys.Acta、753:350-355(1983);前述のKerscherらの論文、41頁(1991)も 参照)、かつ下記に記載した構造である: いくつかの参考文献は、セラミドIが、公知の他のセラミド類と比して独特な 機能を有していると主張している。特徴的なアシル−セラミド構造を有するセラ ミドIが、“分子リベット”の一種として作用し、これによって角質層の細胞外 脂質二層を互いに結合し、その結果皮膚に独特な障壁機能(浸透性−調節)及び その水分−保持特性を維持することは明らかである(Meltonらの論文、Biocim.B iophys.Acta.、921(2):191-197(1987);Wertz及びDowningの論文、Lipids、23 (5): 415-418(1988);Brooks及びIdsenの論文、Int.J.Cosmet.Sci.、13:103-113( 1991);Wertzらの論文、Biochem.Biophys.Acta.、753:350-355(1983);及びKers cherらの前述の論文(1991)を参照。)。 しかし、天然のセラミドIのような、スフィンゴシンを基体としたセラミド類 は、皮膚において、セラミダーゼの作用によって遊離スフィンゴシンに分解され ることもわかっている。遊離スフィンゴシンは、プロテインキナーゼCの活性を 阻害し、かつこれにより細胞分裂に影響を及ぼすこともある。遊離スフィンゴシ ンの作用が、細胞が皮膚表面から剥離する速度の均衡を取るために、表皮細胞の 増殖を調節する重要な因子と成りうることが提唱されている(Downing,D.T.の論 文、J.Lipid Res.、33:301-313(1992))。 しかしながら前述のように、天然のセラミドIは、セラミドを含有する化粧製 剤中に一般的に認められる。従って、セラミドI含有化粧品を皮膚へ塗布するこ とは、角質層に内在するセラミダーゼの連続作用によって、過剰な遊離スフィン ゴシンの蓄積を招くことがある。その結果、表皮細胞の調製の適正な均衡に異常 を来すことがある。 一方、皮膚におけるフィトスフィンゴシンの存在は、その存在を示そうとする 努力にもかかわらず、明らかになっていない(Wertz及びDowningの論文、J.Inve st.Dermatol.、94(2):159-161(1990);Wertz及びDowningの論文、Biochim.Bioph ys.Acta、1002(2) :213-217(1989))。これは、スフィンゴシンを基体としたセ ラミドを分解するセラミダーゼが、フィトスフィンゴシンを基体としたセラミド に対しては作用しないことを示しうる。 化粧品中に天然のセラミドIを使用する別の欠点は、このセラミドは、化粧製 剤における適用に必要な量の点で費用効果を得ることが困難なことである。天然 原料からの単離は、困難かつ費用のかかることであり、純粋なセラミドIをごく 少量もたらす。この問題の解決法は、その構成物質であるスフィンゴシン及びア シルオキシアルカン酸からのセラミドIの化学合成である。しかし、スフィンゴ シン構成物質は、大量の合成反応において必要な量を容易に得ることができない ので、これはかなり現実的な選択ではない。 従って、角質層の細胞外脂質二層の“分子リベット”としてのその有効性を保 持する天然のセラミドIのアナログを開発し、その結果、表皮中の過剰なスフィ ンゴシンによって生じる、表皮細胞の調製の均衡異常を伴うことなく、皮膚の障 壁及び水分保持の機能を維持しかつ増強することが望まれるであろう。更に、費 用効果的な方法で、このような天然のセラミドIのアナログ類を得ることが最も 望まれるであろう。発明の要約 本発明は、セラミドIのスフィンゴシン骨格をフィトスフィンゴシン骨格で置 換した、セラミドIのフィトスフィンゴシンを基本としたアナログを提供する。 更に本発明は、新規なフィトスフィンゴシン含有セラミドIアナログの調製法 を提供する。同じく、アシルオキシ−アルカン酸及びω−ヒドロキシアルカン酸 の調製法も明らかにした。 本発明の化合物は、医薬品において使用される。更に本発明の化合物は、化粧 品においても使用される。 本発明は、皮膚の障壁及び水分保持の機能を回復しかつ増強するような、局所 塗布用の化粧用及び医薬用製剤を提供する。 本発明の化合物は、このような化粧用及び医薬用配合物の製剤の0.001〜25% の範囲で、本発明の組成物中に存在してもよい。好ましくは、本発明の化合物は 、0.005〜5%の範囲、より好ましくは0.02〜2%、最も好ましくは約0.5%で存 在する。発明の詳細な説明 本発明は、天然の化合物のスフィンゴシン骨格が、フィトスフィンゴシン骨格 で置換された、セラミドIの新規アナログ類を明らかにする。 本発明の新規化合物は、下記一般式を有する: (式中、Aは、任意に1又は2個の二重結合を含みうるC10以上の直鎖アルキル基 であり、Bは、水素原子、もしくは任意に1又は2個の二重結合を含みうるC5-25 の直鎖アシル基であり、Xは、10〜25の整数である。)。 本発明の好ましい化合物においては、Aは、任意に1又は2個の二重結合を含 みうるC15-35の直鎖アルキル基であり、更に好ましくは任意に1又は2個の二重 結合を含みうるC22-31の直鎖アルキル基であり、並びにBは、任意に1又は2個 の二重結合を含みうるC12-20の直鎖アシル基であり、更に好ましくはBは、ステ アロイル、オレオイル又はリネオイルである。このような化合物の例は、N-(27- ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(27-リネオ イルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(27-オレオイルオキ シ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(23-ステアロイルオキシ-トリ コサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(23-リネオイルオキシ-トリコサノイル) -フィトスフィンゴシン、N-(23-オレオイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフ ィンゴシンである。最も好ましい化合物は、Aは先に定義したものであり、かつB はリネオイルである。 フィトスフィゴシン部分のXの値は、好ましくは13であるが、Wertzらの論文( 前述の論文の411頁(1985))に明らかにされているように、4位のOHから伸びて いる飽和アルキル鎖の末端は、合計の長さが11〜26個の炭素(すなわちXは10〜2 5)で形成されているようなアナログ類を含むことを意図していることを理解し なければならない。 このフィトスフィンゴシンを基体にしたセラミドIアナログ類は、Smeets及び Weberの選択的アシル化法(WO 93/20038)、又はMori及びNishioのアナログ法(Lie bings Ann.Chem.、253-257(1991))のような、当業者に公知のさまざまな化学合 成法によって調製してもよい。この合成法の選択は、本発明にとっては重要では ない。 本発明の化合物は、フィトスフィンゴシンと下記一般式を有する直鎖アシルオ キシ−アルカン酸のアミド化反応によって調製してもよい: (式中、A及びBは、先に定義したものである。)。 アシルオキシ−アルカン酸又はω−ヒドロキシアルカン酸のいずれかとフィト スフィンゴシンの結合は、酵素的にもしくは化学的にのいずれかで行うことがで きる。 当業者は、アシルオキシ−アルカン酸又はω−ヒドロキシアルカン酸のいずれ かとフィトスフィンゴシンの化学結合に、多くの方法が利用できる。これらは、 例えばEEDQ(N-エトキシカルボニル-2-エトキシ-1,2-ジヒドロキノリン)、及び /又はHOBT(ヒドロキシベンゾトリアゾール)、又はN-ヒドロキシスクシンイミ ド、又はカルボジイミドのような結合形成試薬を使用する方法、もしくは例えば 混合酸無水物又は酸ハロゲン化物のような活性化した酸を使用する方法のいずれ かで、前述の酸を結合することができる複数の方法を含む。 この結合反応において混合酸無水物を使用する好ましい化学的合成法は、前述 のSmeets及びWeberによって公表された選択的アシル化法である。この結合反応 は二工程法で実行され、第一工程は、飽和した直鎖アシルオキシ−アルカン酸( 式3)又はそれらの塩と、有機溶媒中のスルホニルクロリドとの、有機塩基の存 在下における反応によって混合酸無水物を形成する工程を含み、これに続く第二 工程は、第一工程で形成された混合酸無水物を、フィトスフィンゴシンと反応す る。両工程とも、任意に単反応槽(“1ポット工程”)で行なってもよい。 フィトスフィンゴシンは、テトラ−アセチルフィトスフィンゴシン(TAPS)の脱 アセチル化によって効果的に得ることができる。この脱アセチル化反応は、例え ば水酸化カリウムによる塩基で触媒された加水分解のような化学的反応、もしく は酵素的反応であってよい。TAPSのアルカリ性加水分解の後、得られるフィトス フィンゴシンを、当業者に公知の方法のいずれかに従って精製することができる 。 TAPSは、微生物発酵によって、特にハンセヌラHansenula)の発酵によって 、更に特定するとハンセヌラ・シフェリHansenula ciferrii)の発酵によって 、大量に効果的に得ることができる。 式3のアシルオキシ−アルカン酸は、当業者にとって標準的な方法、例えばMo ri及びNishioによって明らかにされたアナログ法(前述)、又はHeslinga及びPa bonによって明らかにされたアナログ法(Recl.Trav.Chim.Pays-Bas、103:348- 351(1984))で調製してもよい。本発明にとって、合成方法の選択は重要ではな いことを再度記す。 好ましくは、式3の化合物は、ω−ヒドロキシアルカン酸(C10以上)を、出 発物質の酸部分が当業者に公知である保護基によって保護されていることが好ま しい、選択されたC5-25(任意に不飽和)の直鎖脂肪酸と反応することによって 調製することができる。適している保護基は、Green,T.の論文、有機合成にお ける保護基 (John Wiley & Sons社;ニューヨーク(1981))に記載されている。 例えば、シリル、アリル、t-ブチル、ベンジルを使用することができる。試薬類 及び/又は溶媒類、更には反応条件は、保護基を妨害しないようなもので、更に 保護基の除去が出発物質又は合成されるべき化合物を分解しないものを選択しな ければならないことに留意すべきである。 ω−ヒドロキシアルカン酸は、カルナウバろうから得ることができ(前述のWe rtzらの論文(1985))、もしくは当業者の知識の範囲の公知の方法、例えばSchil l,G.の論文(Chem.Ber.、99:2689-2698(1966))に記載されたアナログ法によ って化学的に合成してもよい。 本発明は、さまざまな大きさの環状ケトンから調製されたエナミン類と、保護 された異なる鎖長の酸塩化物の結合、それに続く開環及び還元による、異なる鎖 長のさまざまなω−ヒドロキシ酸を得る新規かつ簡便な方法を明らかにする。こ の方法においては、ω−ヒドロキシアルカン酸は、所望の鎖長のいずれかを有す るものを提供することができる。 別の実施例においては、ω−ヒドロキシアルカン酸は、環状ラクトンの加水分 解によって得ることができる。 本発明の新規セラミドIアナログは、天然のセラミドIよりもいくつかの利点 がある。該セラミドIアナログは、角質層に内在するセラミダーゼによる分解を 受けにくくなることができ、かつ重要な事にこれらはより費用効果的方法で得る ことができる。更に本発明のセラミドIアナログは、天然のセラミドIのスフィ ンゴシン部分に存在する二重結合を有さないので、これらはより酸化安定性が高 い。従って、本発明のセラミドIアナログは、皮膚への局所的使用のための化粧 品及び医薬品に有益に適用することができる。 一旦得られた本発明の化合物は、化粧用及び医薬用の使用に適した水中油型又 は油中水型の組成物に配合してもよい。 本発明の化粧又は医薬組成物の活性成分として利用できる本発明の化合物に加 え、希釈剤、分散剤、溶媒、緩和剤を含む他の化粧用又は医薬用の賦形剤を使用 してもよい。同じく香料も任意に使用することができる。このような担体は、当 業者にとって周知であり、例えば参照として本出願に引用されている欧州特許第 0 097 059号のような文献に詳細に記載されている。 本発明の化合物は、本発明の組成物中に、このような化粧用及び医薬用配合物 の0.001〜25%の範囲で存在してもよい。好ましくは本発明の化合物は、0.005〜 5%の範囲で、更に好ましくは0.02〜2%で、最も好ましくは約0.5%で存在す る。 本発明の組成物は、本願明細書中に記載されたフィトスフィンゴシンを基体と したセラミドIアナログ類の一種以上を任意に含むことができる。 本発明の化粧及び医薬組成物は、哺乳類の皮膚に局所的に塗布することができ 、かつとりわけ皮膚の水分の回復、及びアトピー性湿疹の治療において有用であ る。 下記の実施態様を、本発明の製造及び使用の方法を詳細に説明するために提供 するが、これは本発明者がその発明とみなすものの範囲を限定することを意図す るものではない。実施例1 N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 A.15-ヒドロキシ-ペンタデカン酸の合成 エタノール(1500ml)を溶媒とするシクロペンタデカノリド溶液(300.5g;1.25mo l)に、水(400ml)を溶媒とする水酸化ナトリウム溶液(65g;1.625mol)を、40 ℃で添加した。窒素下で90分間還流後、この反応混合物を70℃まで冷却し、か つ水(3リットル)及び塩酸(36%;150ml)の撹袢している混合物中に注いだ。 ろ過後、この沈殿物を収集し、順にエタノール及び水の混合物(600ml;v/v 1:2 )並びに水(1リットル2回)で洗浄し、かつ真空乾燥して、表題化合物318.2g を得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/DMSO-d6 v/v=1:1);ppm値;δ DMSO 2 .5) δ:1.1-1.6(m,24H);2.14(t,2H);3.40(t,2H)B.15-アセトキシ-ペンタデカノイルクロリドの合成 15-ヒドロキシペンタデカン酸(387mmol)及び塩化アセチル(250ml)の混合 物を、室温で撹袢した。塩酸の放出が静まってから、まず15-ヒドロキシペンタ デカン酸100g(387mmol)を添加し、かつその後この酸を更に118g(457mmol)、 塩化アセチル50mlと共に添加した。この反応混合物を加熱し、かつ反応温度が13 0℃になるまで蒸留を開始した。この反応混合物を35℃まで冷却し、かつ塩化チ オニル(300ml)を添加した。穏やかに150分間還流した後、過剰な塩化チオニル を蒸留除去し、残渣を減圧蒸留した。203〜218 ℃/1-5mmHgで得られたフラクシ ョンは、表題化合物であることを示し、かつこれを次の反応に使用した。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値;δ CDCl3 7.27ppm δ:1.2(broad s,20H);1.6(m,4H);1.98(s,3H);2.83(t,2H);3.99(t,2H )C.1-モルホリノ-シクロドデセンの合成 シクロドデカノン(500g;2.74mol)、トルエン(1000ml)、モルホリン(332g ;3.82mol)及びp-トルエンスルホン酸一水和物(7.5g)の混合物を、水75mlを分 離したジーンスターク装置を用い、96時間、撹袢しながら還流した。この反応混 合物を、真空中で濃縮した後、最初は水を用いず、その後水と共に凝縮器を用い て蒸留した。176〜198℃、0.5mmHgで、表題化合物(386.2g)が得られた。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値;δ テトラメチルシラン:0p pm δ:1.1-1.5(m,16H);2.09(q,2H);2.22(t,2H);2.75(m,4H);3.71(m,4H) ;4.36(t,1H)D.27-ヒドロキシ-ヘプタコサン酸の合成 15-アセトキシ-ペンタデカノイルクロリド(151g;0.47mol)を、1-モルホリノ -シクロドデセン(133g;0.53mol)及びクロロホルム(500ml、アルコール含有せ ず)の撹袢した混合物に、窒素下で、35分間かけて添加した。温度は、46℃に上 昇した。2時間撹袢した後、水82ml及び塩酸(36%)125mlの混合物を添加し、 かつこの混合物を62℃で4時間還流した。このフラスコを室温に冷却した後、相 を分離し、かつ有機相を1N塩酸250mlで洗浄した。水相は、クロロホルム100mlで 抽出した。これらのクロロホルム相を一緒にし、濃縮し、粗(15-アセトキシ-ペ ンタデカノイル)-シクロドデカノン240gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値;δ CHCl3 7.27ppm δ:1.0-1.8(m,42H);2.01(s,3H);2.4(m,4H);3.58(t,1H);4.02(t,2H) 次に粗(15-アセトキシ-ペンタデカノイル)-シクロドデカノン(190g;約0.37m ol)、ジエチレングリコール(400ml)、無水エタノール(200ml)及び水酸化ナ トリウム(80g)の混合物を、窒素下で、98℃、1時間、撹袢しながら加熱し、 かつ温度が122℃に上昇するまで蒸留した。ジエチレングリコール200mlを添加し た後、ヒドラジン水和物(120ml)を加え、123℃で2時間加熱を継続した。その 後この混合物を、温度を約220℃まで上昇しながら、液体180mlを収集するまで蒸 留した。この混合物を225℃で2時間加熱した後、約180℃まで冷却し、水2000ml 及び塩酸(36%)200mlの混合物中へ注入し、かつ温かい状態(50℃)でろ過し た。水(250mlで2回)で洗浄した後、湿ったろ過ケーキをトルエン1リットル と共に加熱した。これらの相を分離し、トルエン相を、大気圧下で濃縮し(200m lは蒸留除去した。)、かつ室温まで冷却した。ろ過、トルエン(100ml)及びヘ キサン(150ml)による洗浄、並びに乾燥によって、表題化合物の結晶(120g) を得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/DMSO-d6 v/v 1:1);ppm値;δ DMSO 2.5 ppm δ:1.1-1.5(m,48H);2.13(t,2H);3.41(t,2H)E.ベンジル27-ヒドロキシヘプタコサノエートの合成 ジメチルホルムアミド(500ml)、アセトン(500ml)、臭化ベンジル(50ml) 及び乾燥炭酸カリウム(50g)の混合物を溶媒とする27-ヒドロキシヘプタコサン 酸(100g;234mmol)の懸濁液を、約76℃で3時間、撹袢しながら還流した。臭化 ベンジル10mlを添加した後、1時間還流を続け、更に臭化ベンジル10mlを添加し た。更に還流を1時間継続し、その後該混合物を、50℃に冷却し、かつ水2リッ トルの中へ、激しく撹袢しながら注入した。その沈殿をろ過し、水で洗浄した( 1000ml;500ml;500mlの3回)。湿ったろ過ケーキをトルエン1リットルと共に加 熱した。その相を、あらかじめ温めた分液ロートで分離した。水相は、温ト ルエン100mlで抽出した。これらのトルエン相を一緒にし、大気圧下で濃縮し(2 00mlは蒸留除去した。)、緩徐に21℃まで冷却した。ろ過、トルエン(200ml) による洗浄、並びに真空乾燥によって、表題化合物の結晶(76.6g)を得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/CD3OD);ppm値;δ CD3OD 3.35ppm δ:1.2-1.7(m,48H);2.36(t,2H);3.57(t,2H);5.12(s,2H);7.3(m,5H)F.ベンジル27-ステアロイルオキシヘプタコサノエートの合成 塩化ステアロイル(75ml)を、ベンジル27-ヒドロキシヘプタコサノエート(1 00g;193mmol)及びピリジン(775ml)の混合物に添加した。150分間撹袢した後 、更に塩化ステアロイル10mlを添加し、撹袢を23時間継続した。水75mlを注意深 く添加した後、24時間撹袢し、かつ生成した沈殿をろ過し、順にピリジン−水( v/v:90/10)、水(250mlで5回)及びメタノール(400ml)で洗浄した。真空乾 燥し、表題化合物124.3gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値;δ CHCl3 7.27ppm δ:0.89(t,3H);1.2-1.7(m,78H);2.29(t,2H);2.36(t,2H);4.06(t,2H) ;5.12(s,2H);7.3(m,5H)G.27-ステアロイルオキシヘプタコサン酸の合成 塩化メチレン(350ml;アルコールを含まず)を溶媒とするベンジル27-ステア ロイルオキシヘプタコサノエート(132g;168mmol)の溶液に、活性炭に担持され たパラジウム(10g;10%)を、30℃で添加した。この混合物を、窒素で掃流した 後、撹袢しながら水素を2時間反応させ、その後この反応混合物を、再度窒素で 掃流した。この反応混合物を真空中で濃縮した後、クロロホルム(500ml;アル コールを含まず)を添加し、かつパラジウム触媒をろ過して取り除いた。ろ液を 再度洗浄し、かつ真空中で濃縮した。残渣を、温トルエン600mlで再結晶し、表 題化合物104.6gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/ピリジン-d5;v/v:1/1);ppm値;δ C HCl3 8.11ppm δ:0.87(t,3H);1.0-1.7(m,78H);2.30(t,2H);2.32(t,2H);4.07(t,2H)H.N-(27-ステアロイルオキシヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 A.混合酸無水物によって 塩化メチレン(2リットル;アルコールを含まず)を溶媒とする27-ステアロ イルオキシヘプタコサン酸(53.45g; 約77.1mmol)及びトリエチルアミン(100m l)の還流溶液に、p-トルエンスルホン酸(13.55g;71.1mmol)を窒素下で添加し た。1時間還流した後、フィトスフィンゴシン(18.6g;純度94%;55mmol)を 添加し、145分間還流を継続した。この反応混合物を30℃に冷却後、沈殿をろ過 し、塩化メチレン(1リットル)で洗浄した。この固形物を熱いエタノールを含 まないクロロホルムに溶解し、温かいうちにろ過した。このろ液を冷却した。生 成した沈殿をろ過し、クロロホルム(250ml)及びアセトン(200mlで2回)で洗 浄し、真空乾燥し、表題化合物41gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/ピリジン-d5;v/v:1/1);ppm値;163℃ (328°K);δ CHCl3 7.81ppm δ:0.93(t,6H);1.0-2.0(m,11OH);2.27(t,2H);2.35(t,2H);3.8-4.4(m, 6H);4.58(m,1H);5.53,5.66及び6.16(3×broad s,3×1H) B.カルボジイミドの使用 27-ステアロイルオキシヘプタコサン酸(8.88g;12.8mmol)、テトラヒドロフ ラン(120ml)、乾燥1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(4g;34.1mmol)、フィト スフィンゴシン(3.91g;12.33mmol)及びN,N'-ジイソプロピルカルボジイミド( 2.55ml;16.3mmol)の混合物を、窒素下で、40℃で2時間、更に50℃で4時間撹 袢した。ろ過後、熱いクロロホルムで再結晶し、表題化合物8.84gを得た。実施例2 N-(27-リノレオイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 A.27-リノレオイルオキシヘプタコサン酸の調製 塩化オキサリル(42ml;481mmol)及びヘキサン(120ml)の撹袢している混合 物に、窒素下で、リノール酸(100g;純度95%;356mmol)を、0.5時間かけて滴 下した。添加後に、この混合物を、1.5時間還流し、その後減圧(60℃;0.5mmHg )下で蒸発させて、油状の塩化リノレオイル107gを得た。 27-ヒドロキシヘプタコサン酸(35g;82mmol)、クロロホルム(500ml)、ピリ ジン(75ml)及びトリメチルクロロシラン(9ml;71mmol)の混合物を加熱し、窒 素下で還流し、液体を得た。0.5時間還流した後、塩化リノレオイル(107g)を 添加し、この混合物を2時間還流した。 冷却水(100ml)を添加後、10分間還流を継続した。有機相を分離し、1N塩酸 で2回(350ml及び200ml)洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過しかつ蒸発さ せて、油状物質を得た。これを温ヘプタン(250ml)で再結晶し、固形物を得た 。温ヘプタン(250ml)で更に2回再結晶し、表題化合物25.34gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値 δ:0.89(t,3H);1.2-1.6(m,64H);2.05(m,2×2H);2.29及び2.34(2×t,2× 2H);2.77(t,2H);4.0(t,2H);5.35(m,4H)B.N-(27-リノレオイルオキシヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの調製 A.混合酸無水物によって クロロホルム(70ml)及びトリエチルアミン(4ml;28.8mmol)を溶媒とする27 -リノレオイルオキシヘプタコサン酸(5g;7.2mmol)の溶液を、クロロホルム(1 00ml)を溶媒とするp-トルエンスルホニルクロリド(1.25g;6.6mmol)の撹袢溶 液に、温度を50℃に保ちながら、窒素下で15分間かけて滴下した。50℃で50分間 撹袢した後、フィトスフィンゴシン(2g;6.3mmol)を添加し、50℃で2時間撹 袢を継続した。 この混合物を冷却後、1N塩酸50ml、水50ml及びブラインで各々洗浄した。有機 相は、硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、かつ蒸発させた。この残渣を、温2-プ ロパノール(100ml)で、窒素下で再結晶し、表題化合物の不純物4.13gを得た。 シリカゲル(フラッシュ 30-60μm)60g上で、クロロホルム/メタノール(v /v=9/1)で精製し、続いて熱イソプロパノール100mlで結晶化し、表題化合物2.8 2gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値 δ:0.87(t,6H);1.0-2.0(m,94H);2.21及び2.27(2×t,4H);2.76(t,2H);3 .58(m,2H);3.72及び3.90(ABq;2H);4.04(t,2H);4.13(m,1H);5.35 (m,4H) B.カルボジイミドの使用 27-リノレオイルオキシヘプタコサン酸(5g;7.2mmol)、クロロホルム(90ml )、乾燥1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(3.2g;27.3mmol)、フィトスフィン ゴシン(3.07g;9.7mmol)及びN,N'-ジイソプロピルカルボジイミド(2.2ml;14.1 mmol)の混合物を、窒素下で、45℃で90分間撹袢し、その後室温で一晩放置した 。有機相を1N塩酸50ml及びブラインで洗浄後、ろ過し、濃縮した。熱イソプロパ ノール(150ml)を添加後、この混合物をまだ熱い状態でろ過した。冷却後、生 成した沈殿をろ過し、イソプロパノール(30ml)、アセトン(10ml)で洗浄し、 かつ乾燥して、表題化合物3.7gを得た。実施例3 N-(27-オレオイルオキシヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 A.27-オレオイルオキシヘプタコサン酸の調製 27-ヒドロキシヘプタコサン酸(10g;23mmol)、クロロホルム(250ml)、ピリ ジン(25ml,309mmol)及び塩化トリメチルシリル(3.1ml;24.4mmol)の混合物を 、64℃で30分以上撹袢した。その後塩化オレオイル(30ml)を添加し、この反応 混合物を2時間還流し、水(100ml)を慎重に添加し、更に15分間還流を続けた 。 有機相を分離し、1N塩酸溶液で洗浄し、かつ濃縮した。n-ヘキサンを添加後、 生成した沈殿をろ過し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル(300g);溶離液 はクロロホルム/メタノール:9/1)で精製した。適したフラクション(3-11) を濃縮し、温ヘプタン(120ml)で処理し、冷却、ろ過、熱ヘプタンで再結晶後 に、表題化合物8.67gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値 δ:0.88(t,3H);1.0-1.6(m,70H);2.00(m,2×2H);2.29及び2.34(2×t,2× 2H);4.06(t,2H);5.34(m,2H)B.N-(27-オレオイルオキシヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの調製 A.混合酸無水物によって クロロホルム(30ml)及びトリエチルアミン(1.6ml;11.5mmol)を溶媒とする 27-オレオイルオキシヘプタコサン酸(2g;2.89mmol)の溶液を、クロロホルム( 40ml)を溶媒とするp-トルエンスルホニルクロリド(0.5g;2.6mmol)の撹袢溶液 に、温度を50℃に保ちながら、窒素下で30分間で添加した。50℃で1時間撹袢し た後、フィトスフィンゴシン(0.8g;2.52mmol)を添加し、50℃で2時間撹袢を 継続した。この反応混合物を冷却後、0.5N塩酸50ml、水50ml及びブラインで各々 洗浄した。有機相は、真空で蒸発させ、残渣を、温2-プロパノール(50ml)で 、窒素下で再結晶し、表題化合物の不純物2.03gを得た。シリカゲル(フラッシ ュ30-60 μm)40g上で、クロロホルム/メタノール=9/1で精製し、続いて熱イソ プロパノール40mlで結晶化し、表題化合物0.74gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3);ppm値 δ:0.87(t,6H);1.0-2.0(m,100H);2.22及び2.27(2×t,4H);3.58(m,2H); 3.73及び3.90(dABq,2H);4.04(t,2H);4.13(m,1H);5.33(m,2H);6.32(d,1 H) B.カルボジイミドの使用 27-オレオイルオキシヘプタコサン酸(2g;2.9mmol)、クロロホルム(76ml) 、乾燥1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.28g;10.9mmol)、フィトスフィンゴ シン(1.23g;3.9mmol)及びN,N'-ジイソプロピルカルボジイミド(0.88ml;5.64mm ol)の混合物を、窒素下で、室温で24時間撹袢した。有機相に1N塩酸溶液50mlを 添加後、撹袢、ろ過し、ブラインで洗浄し、濃縮した。熱イソプロパノール(50 ml)で再結晶することによって、表題化合物2.07gを得た。実施例4 N-(27-ヒドロキシヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 27-ヒドロキシ-ヘプタコサン酸(2.13g,5mmol)、乾燥テトラヒドロフラン(5 0ml)、乾燥1-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾール(1.6g,13.5mmol)及びフィトス フィンゴシン(1.5g,4.7mmol)の撹袢している懸濁液に、ジイソプロピルカルボ ジイミド(1ml,6.4mmol)を、窒素の存在下、40℃で添加した。この混合物を一 晩撹袢した後、室温まで冷却し、沈殿をろ過し、テトラヒドロフラン20mlで洗浄 した。 このろ過ケーキを、クロロホルム300ml及びメタノール17mlの熱い混合物に溶 解し、室温まで冷却した。その沈殿をろ過し、クロロホルムで、並びにアセトン で洗浄し、35℃で真空乾燥し、表題化合物2.66gを得た。 PMR-スペクトル(Bruker;360MHz;CDCl3/ピリジン-d5、1/1;163℃(328°K);ppm値) ; δ:0.96(t,6H);1.0-2.1(m,74H);2.32(t,2H);3.79(t,2H);3.9-4.3(m,4 H);4.65(m,1H);7.50(d,1H) 実施例5 N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシンの合成 A.23-OH-トリコサン酸ベンジルエステル 23-OH-トリコサン酸約117mmol、ジメチルホルムアミド250ml、臭化ベンジル25 ml(210mmol)、アセトン250ml及び無水炭酸カリウム25gの懸濁液を、機械的に撹 袢し、かつN2の下で還流した(約76℃)。 3.5時間還流した後、この懸濁液を40℃に冷却し、かつ撹袢している水1000ml の中に注入した。その沈殿をろ過し、水で洗浄した。 このろ過ケーキを、蒸気浴上でトルエン500ml中に、ろ過ケーキがほとんど溶 解するまで暖めた。その後この混合物を、蒸気であらかじめ暖めた1リットルの 分液ロートに注入した。 この有機相を分離し、粗いろ紙を用いてろ過した。水相は、順に該ろ紙の洗浄 に用いた更なる温トルエン100mlで抽出した。 これらのトルエンフラクションは一緒にし、暖め、大気圧下で約100mlの液体 を蒸留除去した。 この残渣を徐々に室温まで冷却し、沈殿を生成した。この沈殿をろ過し、トル エンで洗浄かつ乾燥し、表題化合物を得た。B.23-ステアロイルオキシ-トリコサン酸ベンジルエステル 23-OH-トリコサン酸ベンジルエステル約28.2mmol及びピリジン100mlの撹袢し ている混合物に、ステアリン酸塩化物13mlを添加した。この溶液の温度を、室温 から33℃まで上昇した。 24時間撹袢した後、水100mlを添加し、かつこの溶液を更に1時間撹袢した。 その沈殿をろ過し、水で、並びに約200mlのメタノールで洗浄した。 真空下で乾燥し、粗生成物を得、その後酢酸エチル175mlで再結晶して、表題 化合物を得た。C.23-ステアロイルオキシ-トリコサン酸 先の工程で得られた23-ステアロイルオキシ-トリコサン酸ベンジルエステルを 、アルコールを含まない塩化メチレン350mlに溶解し、少し温めた。10%Pd/C触 媒3gを添加し、その溶液をN2でフラッシュした。その後この溶液を、H2下で3 時間撹袢した。 N2でフラッシュした後、エタノールを含まないクロロホルム150mlを添加し、 かつこの混合物を温め、有機物質を溶解した。 ろ過によって、該Pd/C触媒を除去し、クロロホルムで洗浄した。 これらのクロロホルムフラクションを一緒にし、蒸発乾固し、表題化合物を得 た。D.N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシン 23-ステアロイルオキシ-トリコサン酸約1.44mmol、塩化メチレン50ml及びトリ エチルアミン2mlの溶液を還流(41℃)した。p-トルエンスルホニルクロリド250 mg(1.31mmol)を、前記還流液に添加した。 0.5時間還流した後、フィトスフィンゴシン300mg(約0.9mmol)を添加し、こ の溶液を更に45分間還流した。 30℃まで冷却した後、沈殿をろ過し、かつ順次塩化メチレン、アセトン及び水 で洗浄し、乾燥し、固体物質を得た。この固体を、熱いエタノールを含まないク ロロホルム15mlで溶解し、温かい間にろ過した。このろ液(約20ml)を冷却した 。このろ液から、表題化合物を結晶化した。実施例6 N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンを含有す るクリーム基材 フラクションAの成分を混合し、約80〜85℃に温めた。蒸留水(フラクションB )を約80〜85℃に温め、混合した状態でフラクションAに添加し、必要である ならばホモジナイズした。撹袢しながら、この混合物を室温に戻した。実施例7 N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシンを含有する クリーム基材 この組成物は、N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィ ンゴシンの代わりに、N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフ ィンゴシンを使用した以外は、実施例3に記載されたものと同じ方法で調製した 。実施例8 N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシンを含有す る万能クリーム フラクションAの成分を混合し、約80〜85℃に温めた。蒸留水(フラクションB )を約80〜85℃に温め、混合した状態でフラクションAに添加し、必要であるな らばホモジナイズした。撹袢しながら、この混合物を室温に戻した。実施例9 N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシンを含有する 万能クリーム この組成物は、N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィ ンゴシンの代わりに、N-(23-ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフ ィンゴシンを使用した以外は、実施例5に記載されたものと同じ方法で調製した 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07C 235/28 9547−4H C07C 235/28 (31)優先権主張番号 94202550.3 (32)優先日 1994年9月6日 (33)優先権主張国 オランダ (NL) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP,KR,U S (72)発明者 コッヘル ヘイン シモン オランダ エヌエル‐2064イックスエル スパールンダム ヴェルモーテンストラー ト 32 (72)発明者 ヴェルヴェーイ ヤン オランダ エヌエル‐2313エーエス レイ デン ペー イェー ブロックストラート 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記式を有する化合物: (式中、Aは、任意に1又は2個の二重結合を含みうるC10以上の直鎖アルキル 基であり、Bは、水素原子、もしくは任意に1又は2個の二重結合を含みうるC5- 25 の直鎖アシル基であり、並びにXは、10〜25の整数であり、好ましくは13であ る。)。 2.Aが、任意に1又は2個の二重結合を含みうるC15-35の直鎖アルキル基であ り、更に好ましくは任意に1又は2個の二重結合を含みうるC22-31の基であるこ とを特徴とする、請求の範囲第1項記載の化合物。 3.Bが、任意に1又は2個の二重結合を含みうるC12-20の直鎖アシル基であり 、好ましくはBはステアロイル、オレオイル又はリネオイルであり、かつ最も好 ましくはBはリネオイルであることを特徴とする、請求の範囲第1又は2項記載 の化合物。 4.前記化合物が、N-(27-ステアロイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフ ィンゴシン、N-(27-リネオイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシ ン、N-(27-オレオイルオキシ-ヘプタコサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(23 -ステアロイルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシン、N-(23-リネオイ ルオキシ-トリコサノイル)-フィトスフィンゴシン及びN-(23-オレオイルオキシ- トリコサノイル)-フィトスフィンゴシンから選択されることを更に特徴とする、 請求の範囲第1項記載の化合物。 5.一般式B-O-A-COOHであるアシルオキシ−アルカン酸又はω−ヒドロキシ−ア ルカン酸が、CH3-(CH2)X-(CHOH)2-CH(CH2OH)-NH2部分(式中B、A及びXは請求の 範囲第1項で定義されたものである。)もしくはその活性化された酸の いずれかと化学結合していることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の化合物 の調製法。 6.カルボキシル基が結合の際に保護されている、式HO-A-COOHであるω−ヒド ロキシ−アルカン酸が、式B-OHであるアルカン酸と結合することを特徴とする、 一般式B-O-A-COOHであるアシルオキシ−アルカン酸(式中Aは請求の範囲第1項 において定義されたものであり、かつBは任意に1又は2個の二重結合を含みう るC5-25の直鎖アシル基である。)の調製法。 7.保護された酸塩化物を、環状ケトンから調製されたエナミンと結合し、次い で、開環及び還元することを特徴とする、式HO-A-COOHであるω−ヒドロキシ− アルカン酸(式中Aは請求の範囲第1項において定義されたものである。)の調 製法。 8.請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載された化合物を少なくとも1種 、化粧品として許容できる賦形剤中に、0.001〜25%、好ましくは0.005〜5%の 範囲、更に好ましくは0.02〜2%、並びに最も好ましくは約0.5%含有すること を特徴とする、局所塗布用化粧組成物。 9.請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載された化合物を少なくとも1種 、医薬として許容できる賦形剤中に、0.001〜25%、好ましくは0.005〜5%の範 囲、更に好ましくは0.02〜2%、並びに最も好ましくは約0.5%含有することを 特徴とする、局所塗布用医薬組成物。 10.請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載された化合物の化粧品としての 使用。 11.哺乳類の皮膚の水分を回復するための、請求の範囲第10項記載の使用。 12.請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載された化合物の医薬としての使 用。 13.哺乳類のアトピー性湿疹の治療のための、請求の範囲第12項記載の使用。
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