JPH0525108A - 分岐脂肪酸類及びその製造法 - Google Patents
分岐脂肪酸類及びその製造法Info
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- JPH0525108A JPH0525108A JP28507491A JP28507491A JPH0525108A JP H0525108 A JPH0525108 A JP H0525108A JP 28507491 A JP28507491 A JP 28507491A JP 28507491 A JP28507491 A JP 28507491A JP H0525108 A JPH0525108 A JP H0525108A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 次の反応式に表わされる分岐脂肪酸類及びそ
の製造法。 【化1】 【効果】 末端メチル基に対して3−位置に分岐を持つ
脂肪酸類が、入手が容易な原料から高選択的かつ高収率
で得られる。
の製造法。 【化1】 【効果】 末端メチル基に対して3−位置に分岐を持つ
脂肪酸類が、入手が容易な原料から高選択的かつ高収率
で得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料等の配合成分
として有用な新規分岐脂肪酸類及びこの新規な製造法に
関する。
として有用な新規分岐脂肪酸類及びこの新規な製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】分岐鎖をもつ脂肪酸は、僅かながら天然
に存在することが知られている。例えば羊毛脂中あるい
はある種のバクテリアの細胞膜構成成分中には末端メチ
ル基に対して2−位置にメチル分岐をもつイソ酸、3−
位置にメチル分岐をもつアンテイソ酸が含まれている。
また近年、炭素数21個のアンテイソ酸は人頭髪中にも
含まれていることが見出されている〔LIPIDS,V
ol.23,No.9,878〜881(198
8)〕。アンテイソ酸は毛髪等の生体において特有の機
能を有していると考えられる化合物であるが、天然から
大量かつ高純度で得ることは困難であった。
に存在することが知られている。例えば羊毛脂中あるい
はある種のバクテリアの細胞膜構成成分中には末端メチ
ル基に対して2−位置にメチル分岐をもつイソ酸、3−
位置にメチル分岐をもつアンテイソ酸が含まれている。
また近年、炭素数21個のアンテイソ酸は人頭髪中にも
含まれていることが見出されている〔LIPIDS,V
ol.23,No.9,878〜881(198
8)〕。アンテイソ酸は毛髪等の生体において特有の機
能を有していると考えられる化合物であるが、天然から
大量かつ高純度で得ることは困難であった。
【0003】このようなアンテイソ酸の化学合成法とし
ては、a.ジカルボン酸のモノエステルと有機カドミウ
ム化合物とを反応させ、得られたケト酸を還元する方法
〔Biochemistry,Vol.24,No.1
0,2431〜2439(1985)〕及びb.ジオー
ルから得られるホスホニウム塩とアルデヒドとを反応さ
せ、次いで還元する方法〔J.Org.Chem.,V
ol.51,No.14,2751〜2756(198
6)〕が知られている。
ては、a.ジカルボン酸のモノエステルと有機カドミウ
ム化合物とを反応させ、得られたケト酸を還元する方法
〔Biochemistry,Vol.24,No.1
0,2431〜2439(1985)〕及びb.ジオー
ルから得られるホスホニウム塩とアルデヒドとを反応さ
せ、次いで還元する方法〔J.Org.Chem.,V
ol.51,No.14,2751〜2756(198
6)〕が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者a
の方法は、ジカルボン酸の2つのカルボキシル基の一方
だけを選択的にエステル化する工程を含んでおり、その
収率は極めて悪いものであった。また、後者bの方法
は、ジオールのうちの一つのヒドロキシ基だけを選択的
に臭素化する工程を含んでおり、やはり収率の低いもの
であった。従って、末端メチル基に対して3−位置に分
岐をもつ脂肪酸類を高収率で製造するための方法の開発
が望まれていた。
の方法は、ジカルボン酸の2つのカルボキシル基の一方
だけを選択的にエステル化する工程を含んでおり、その
収率は極めて悪いものであった。また、後者bの方法
は、ジオールのうちの一つのヒドロキシ基だけを選択的
に臭素化する工程を含んでおり、やはり収率の低いもの
であった。従って、末端メチル基に対して3−位置に分
岐をもつ脂肪酸類を高収率で製造するための方法の開発
が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは上記課題を解決すべく種々検討した結果、α
位とω位の酸化状態が異なっており、かつ市販品として
各種鎖長のものが容易に入手できるラクトンから容易に
得られるω−ホルミル脂肪酸類を原料として用いてウィ
ティヒ反応を行うことにより、末端メチル基に対して3
−位置に分岐をもつ脂肪酸類が高選択的かつ高収率で製
造できることを見い出し、更にこの製造法により、新規
物質も同時に見い出し、本発明を完成した。本発明は次
の反応式で示される。
発明者らは上記課題を解決すべく種々検討した結果、α
位とω位の酸化状態が異なっており、かつ市販品として
各種鎖長のものが容易に入手できるラクトンから容易に
得られるω−ホルミル脂肪酸類を原料として用いてウィ
ティヒ反応を行うことにより、末端メチル基に対して3
−位置に分岐をもつ脂肪酸類が高選択的かつ高収率で製
造できることを見い出し、更にこの製造法により、新規
物質も同時に見い出し、本発明を完成した。本発明は次
の反応式で示される。
【0006】
【化13】
【0007】〔式中、R1 はメチル基又はエチル基を示
し、R2 は飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R3 は
炭素数1〜6のアルキル又はアルケニル基を示し、R4
及びR 5 はそれぞれヒドロキシ基が置換していてもよい
炭素数1〜6のアルキルもしくはアルケニル基又は水素
原子を示し、R6 、R7及びR8 の少なくとも一つは基
し、R2 は飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R3 は
炭素数1〜6のアルキル又はアルケニル基を示し、R4
及びR 5 はそれぞれヒドロキシ基が置換していてもよい
炭素数1〜6のアルキルもしくはアルケニル基又は水素
原子を示し、R6 、R7及びR8 の少なくとも一つは基
【0008】
【化14】
【0009】(ここで、R1 及びnは前記と同じ意味を
示す)を示し、残りの基は炭素数1〜22のアルキル
基、炭素数1〜22のアルケニル基、炭素数1〜22の
アシル基又は水素原子を示し、Mはアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム及び有機アンモニウムから
選ばれる陽イオンを示し、nは4〜16の整数を示す〕
示す)を示し、残りの基は炭素数1〜22のアルキル
基、炭素数1〜22のアルケニル基、炭素数1〜22の
アシル基又は水素原子を示し、Mはアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム及び有機アンモニウムから
選ばれる陽イオンを示し、nは4〜16の整数を示す〕
【0010】すなわち、本発明は2−分岐ブタノール
(10)より得られるホスホニウム塩(1)とラクトン
類(12)より得られるアルデヒド(2)とをウィティ
ヒ反応により反応させ、得られる分岐不飽和脂肪酸類
(3)を還元し、次いで所望により得られる分岐脂肪酸
類(4)をアミド化、グリセライド化、加水分解又は当
該加水分解により得られた脂肪酸を中和することを特徴
とする分岐脂肪酸類(4、6、7、8及び9)の製造法
である。また得られた分岐脂肪酸類(6)及び(9)は
本発明の新規化合物である。
(10)より得られるホスホニウム塩(1)とラクトン
類(12)より得られるアルデヒド(2)とをウィティ
ヒ反応により反応させ、得られる分岐不飽和脂肪酸類
(3)を還元し、次いで所望により得られる分岐脂肪酸
類(4)をアミド化、グリセライド化、加水分解又は当
該加水分解により得られた脂肪酸を中和することを特徴
とする分岐脂肪酸類(4、6、7、8及び9)の製造法
である。また得られた分岐脂肪酸類(6)及び(9)は
本発明の新規化合物である。
【0011】本発明は次の如くして実施される。まず、
2−分岐ブタノール(10)を、例えば臭化水素酸−濃
硫酸、CBr4-PPh 3 、PBr3等を用いて臭素化すれば2−分
岐ブロモブタン(11)が得られる。原料となる2−分
岐ブタノール(10)としては、2−メチルブタノー
ル、2−エチルブタノールが挙げられる。2−分岐ブロ
モブタン(11)とホスフィン化合物(PR2 3)との反応
は、2−分岐ブロモブタン(11)とホスフィン化合物
を、例えばベンゼン、キシレン等の比較的高沸点の非極
性溶媒中で、1〜100時間加熱還流することにより行
われる。このとき用いられるホスフィン化合物としては
トリフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン等が挙
げられる。
2−分岐ブタノール(10)を、例えば臭化水素酸−濃
硫酸、CBr4-PPh 3 、PBr3等を用いて臭素化すれば2−分
岐ブロモブタン(11)が得られる。原料となる2−分
岐ブタノール(10)としては、2−メチルブタノー
ル、2−エチルブタノールが挙げられる。2−分岐ブロ
モブタン(11)とホスフィン化合物(PR2 3)との反応
は、2−分岐ブロモブタン(11)とホスフィン化合物
を、例えばベンゼン、キシレン等の比較的高沸点の非極
性溶媒中で、1〜100時間加熱還流することにより行
われる。このとき用いられるホスフィン化合物としては
トリフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン等が挙
げられる。
【0012】一方、ラクトン類(12)の開環反応は、
塩基触媒の存在下、アルコールと加熱することにより行
われる。ラクトン類(12)としてはγ−ブチロラクト
ン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、12−
ドデカノリド、13−トリデカノリド、14−テトラデ
カノリド、15−ペンタデカノリド、16−ヘキサデカ
ノリド等が挙げられる。
塩基触媒の存在下、アルコールと加熱することにより行
われる。ラクトン類(12)としてはγ−ブチロラクト
ン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、12−
ドデカノリド、13−トリデカノリド、14−テトラデ
カノリド、15−ペンタデカノリド、16−ヘキサデカ
ノリド等が挙げられる。
【0013】得られたω−ヒドロキシ脂肪酸(13)の
酸化は、塩化メチレン等の溶媒中、クロロクロム酸ピリ
ジニウム等の酸化剤を加え、通常室温で0.5〜5時間
攪拌することにより行われる。このようにして得られた
ホスホニウム塩(1)とアルデヒド(2)との反応は、
通常のウィティヒ反応の条件で行われる。すなわち、例
えばホスホニウム塩(1)を窒素気流中、充分に乾燥し
たテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル
等のエーテル系溶媒に溶解あるいは懸濁させ、これに1
〜2当量のアルキルリチウム、アラルキルリチウム又は
アリールリチウム、例えばフェニルリチウム、ブチルリ
チウム等を加え、通常室温で10〜60分攪拌する。次
いでこの溶液に予め前記と同じエーテル系溶媒に溶解し
たアルデヒド(2)等モルを窒素気流下に加え、通常室
温で0.5〜5時間攪拌することにより行われる。
酸化は、塩化メチレン等の溶媒中、クロロクロム酸ピリ
ジニウム等の酸化剤を加え、通常室温で0.5〜5時間
攪拌することにより行われる。このようにして得られた
ホスホニウム塩(1)とアルデヒド(2)との反応は、
通常のウィティヒ反応の条件で行われる。すなわち、例
えばホスホニウム塩(1)を窒素気流中、充分に乾燥し
たテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル
等のエーテル系溶媒に溶解あるいは懸濁させ、これに1
〜2当量のアルキルリチウム、アラルキルリチウム又は
アリールリチウム、例えばフェニルリチウム、ブチルリ
チウム等を加え、通常室温で10〜60分攪拌する。次
いでこの溶液に予め前記と同じエーテル系溶媒に溶解し
たアルデヒド(2)等モルを窒素気流下に加え、通常室
温で0.5〜5時間攪拌することにより行われる。
【0014】分岐不飽和脂肪酸類(3)の還元は、通常
の接触還元、例えばパラジウムブラック、白金ブラッ
ク、ラネーニッケル、パラジウムカーボン、白金カーボ
ン、酸化白金等の貴金属触媒、好ましくは酸化白金を触
媒として用い、ジオキサン、酢酸、エタノール等の溶媒
中で、常温〜100℃、水素圧1〜100気圧で1〜1
0時間行われる。
の接触還元、例えばパラジウムブラック、白金ブラッ
ク、ラネーニッケル、パラジウムカーボン、白金カーボ
ン、酸化白金等の貴金属触媒、好ましくは酸化白金を触
媒として用い、ジオキサン、酢酸、エタノール等の溶媒
中で、常温〜100℃、水素圧1〜100気圧で1〜1
0時間行われる。
【0015】また、分岐脂肪酸類(4)のアミド化反応
は、常法例えば分岐脂肪酸類(4)とアミン類(5)を
無触媒又はアルカリ触媒の存在下で50〜200℃に加
熱することにより行われる。また、分岐脂肪酸類(4)
とグリセリン類(グリセリン、グリセリン脂肪酸エステ
ル、グリセリンアルキルエーテル等)との反応は、常
法、例えばグリセリン類に遊離の水酸基が存在していれ
ば、酸触媒によるエステル化反応、エステル化されてい
る場合はアルカリ触媒によるエステル交換反応により行
われる。また、分岐脂肪酸(8)はエステル体(4)を
塩基触媒、例えば水酸化ナトリウムの存在下加熱して脂
肪酸塩としたのちに酸で中和することで得られる。また
分岐脂肪酸塩(9)は分岐脂肪酸(8)をアルカリ金
属、アルカリ土類金属の水酸化物あるいはアンモニア、
ジメチルアミン等のアミン類により中和することで得ら
れる。
は、常法例えば分岐脂肪酸類(4)とアミン類(5)を
無触媒又はアルカリ触媒の存在下で50〜200℃に加
熱することにより行われる。また、分岐脂肪酸類(4)
とグリセリン類(グリセリン、グリセリン脂肪酸エステ
ル、グリセリンアルキルエーテル等)との反応は、常
法、例えばグリセリン類に遊離の水酸基が存在していれ
ば、酸触媒によるエステル化反応、エステル化されてい
る場合はアルカリ触媒によるエステル交換反応により行
われる。また、分岐脂肪酸(8)はエステル体(4)を
塩基触媒、例えば水酸化ナトリウムの存在下加熱して脂
肪酸塩としたのちに酸で中和することで得られる。また
分岐脂肪酸塩(9)は分岐脂肪酸(8)をアルカリ金
属、アルカリ土類金属の水酸化物あるいはアンモニア、
ジメチルアミン等のアミン類により中和することで得ら
れる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪化粧料等の配合成
分として有用な末端メチル基に対して3−位置に分岐を
持つ脂肪酸類が、入手が容易な原料から高選択的かつ高
収率で製造することができる。
分として有用な末端メチル基に対して3−位置に分岐を
持つ脂肪酸類が、入手が容易な原料から高選択的かつ高
収率で製造することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが本発
明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 18−メチルイコサン酸の合成 (1) 2−メチルブロモブタンの合成 2−メチルブタノール65gに濃硫酸52g及び48%
臭化水素酸161gを加え、72時間穏やかに還流させ
る。得られた反応溶液を水蒸気蒸留する。留出した2−
メチルブロモブタンは2層になるので水層を分離し、油
層を冷濃硫酸7.8gで洗浄する。次に10%炭酸ナト
リウム溶液10g、次いで水10gで洗浄する。塩化カ
ルシウムで一昼夜乾燥した後蒸留すると2−メチルブロ
モブタンが80.8g得られる(収率72%)。 物性値1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:0.91(3H,t,J=7.4Hz), 1.01
(2H,d,J=6.6Hz), 1.17-1.88(3H,m),3.37ppm(2H,m)
明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 18−メチルイコサン酸の合成 (1) 2−メチルブロモブタンの合成 2−メチルブタノール65gに濃硫酸52g及び48%
臭化水素酸161gを加え、72時間穏やかに還流させ
る。得られた反応溶液を水蒸気蒸留する。留出した2−
メチルブロモブタンは2層になるので水層を分離し、油
層を冷濃硫酸7.8gで洗浄する。次に10%炭酸ナト
リウム溶液10g、次いで水10gで洗浄する。塩化カ
ルシウムで一昼夜乾燥した後蒸留すると2−メチルブロ
モブタンが80.8g得られる(収率72%)。 物性値1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:0.91(3H,t,J=7.4Hz), 1.01
(2H,d,J=6.6Hz), 1.17-1.88(3H,m),3.37ppm(2H,m)
【0018】(2) 2−メチルブチルトリフェニルホ
スホニウムブロマイドの合成 2−メチルブロモブタン30.9g及びトリフェニルホ
スフィン53.7gをベンゼン50mlに溶解し88時間
還流する。析出した結晶を濾過し、ベンゼンで洗浄、乾
燥すると2−メチルブチルトリフェニルホスホニウムブ
ロマイドが15.7g得られる(収率42%) 。この化
合物はこれ以上精製せずに次の工程に供せられる。
スホニウムブロマイドの合成 2−メチルブロモブタン30.9g及びトリフェニルホ
スフィン53.7gをベンゼン50mlに溶解し88時間
還流する。析出した結晶を濾過し、ベンゼンで洗浄、乾
燥すると2−メチルブチルトリフェニルホスホニウムブ
ロマイドが15.7g得られる(収率42%) 。この化
合物はこれ以上精製せずに次の工程に供せられる。
【0019】(3) 16−ヒドロキシヘキサデカン酸
メチルの合成 16−ヘキサデカノリド76.3g及び28%ナトリウ
ムメトキシド溶液0.29gをメタノール250gに溶
解し、60℃で60時間加熱攪拌する。反応液を冷却す
ると結晶が析出する。結晶を濾過洗浄し乾燥すると、1
6−ヒドロキシヘキサデカン酸メチルが77.5g得ら
れる(収率90.2%)。 物性値 m.p. 54.2℃ IR(KBr)ν 3370cm-1(OH), 1744cm-1(C=O)1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:1.26(22H,bs), 1.64(4H,m),
2.30(2H,t,J=7.5Hz),3.64(2H,t,J=6.6Hz), 3.66ppm(3
H,s)
メチルの合成 16−ヘキサデカノリド76.3g及び28%ナトリウ
ムメトキシド溶液0.29gをメタノール250gに溶
解し、60℃で60時間加熱攪拌する。反応液を冷却す
ると結晶が析出する。結晶を濾過洗浄し乾燥すると、1
6−ヒドロキシヘキサデカン酸メチルが77.5g得ら
れる(収率90.2%)。 物性値 m.p. 54.2℃ IR(KBr)ν 3370cm-1(OH), 1744cm-1(C=O)1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:1.26(22H,bs), 1.64(4H,m),
2.30(2H,t,J=7.5Hz),3.64(2H,t,J=6.6Hz), 3.66ppm(3
H,s)
【0020】(4) 15−ホルミルペンタデカン酸メ
チルの合成 クロロクロム酸ピリジニウム65.6gを塩化メチレン
400mlに溶解させる。これに予め塩化メチレン40ml
に溶解した16−ヒドロキシヘキサデカン酸メチル55
gを加える。室温で2時間攪拌後、無水ジエチルエーテ
ル400mlを加える。上澄みを除き、不溶物を無水ジエ
チルエーテル100mlで3回洗浄する。上澄み液と洗液
を合わせて40gのシリカゲルカラムに通し、溶離液を
減圧濃縮する。得られた粗結晶をフラッシュカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム:ヘキサン=4:1)に
より精製すると15−ホルミルペンタデカン酸メチルが
43.6g得られる(収率80%)。 物性値 m.p. 41.5℃ IR(KBr)ν 1737cm-1(C=O)1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:1.26(20H,bs), 1.62(2H,m),
2.30(2H,t,J=7.5Hz),3.66(3H,s), 9.76ppm(1H,d,J=2.0
Hz)
チルの合成 クロロクロム酸ピリジニウム65.6gを塩化メチレン
400mlに溶解させる。これに予め塩化メチレン40ml
に溶解した16−ヒドロキシヘキサデカン酸メチル55
gを加える。室温で2時間攪拌後、無水ジエチルエーテ
ル400mlを加える。上澄みを除き、不溶物を無水ジエ
チルエーテル100mlで3回洗浄する。上澄み液と洗液
を合わせて40gのシリカゲルカラムに通し、溶離液を
減圧濃縮する。得られた粗結晶をフラッシュカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム:ヘキサン=4:1)に
より精製すると15−ホルミルペンタデカン酸メチルが
43.6g得られる(収率80%)。 物性値 m.p. 41.5℃ IR(KBr)ν 1737cm-1(C=O)1 H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:1.26(20H,bs), 1.62(2H,m),
2.30(2H,t,J=7.5Hz),3.66(3H,s), 9.76ppm(1H,d,J=2.0
Hz)
【0021】(5) 18−メチル16−イコセン酸メ
チルの合成 すでに合成した2−メチルブチルトリフェニルホスホニ
ウムブロマイド13gを細かく粉砕し無水テトラヒドロ
フラン130mlに分散させる。窒素気流下、1.5Mブ
チルリチウム−ヘキサン溶液を23.7ml添加し30分
間攪拌した後、これに予め無水テトラヒドロフラン13
0mlに溶解した15−ホルミルペンタデカン酸メチル
8.4gを徐々に添加し3時間攪拌する。次いで溶媒を
留去し、ジエチルエーテルで可溶部を抽出する。洗液を
集め、溶媒を留去して得られた粗生成物をフラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム:ヘキサン=
1:1)を行うと18−メチル16−イコセン酸メチル
が5.3g得られる(収率51%)。この化合物はこれ
以上精製せずに、次の工程に供せられる。
チルの合成 すでに合成した2−メチルブチルトリフェニルホスホニ
ウムブロマイド13gを細かく粉砕し無水テトラヒドロ
フラン130mlに分散させる。窒素気流下、1.5Mブ
チルリチウム−ヘキサン溶液を23.7ml添加し30分
間攪拌した後、これに予め無水テトラヒドロフラン13
0mlに溶解した15−ホルミルペンタデカン酸メチル
8.4gを徐々に添加し3時間攪拌する。次いで溶媒を
留去し、ジエチルエーテルで可溶部を抽出する。洗液を
集め、溶媒を留去して得られた粗生成物をフラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム:ヘキサン=
1:1)を行うと18−メチル16−イコセン酸メチル
が5.3g得られる(収率51%)。この化合物はこれ
以上精製せずに、次の工程に供せられる。
【0022】(6) 18−メチルイコサン酸の合成
18−メチル16−イコセン酸メチル5.3g、酸化白
金0.3g、酢酸30mlをオートクレーブに仕込み、水
素圧100気圧、100℃で5時間還元を行う。反応終
了後触媒を濾過し、溶媒を留去すると18−メチルイコ
サン酸メチルが3g得られる。これをフラッシュカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム)で精製する。次い
でこの18−メチルイコサン酸メチルを5%水酸化ナト
リウム−エタノール溶液150mlに溶かし、室温下8時
間攪拌する。次いで2N硫酸95mlを加えると固体が析
出する。これを濾過し、水で洗浄すると、目的とする1
8−メチルイコサン酸が3.1g得られる(18−メチ
ル16−イコセン酸メチルからの収率59%)。
金0.3g、酢酸30mlをオートクレーブに仕込み、水
素圧100気圧、100℃で5時間還元を行う。反応終
了後触媒を濾過し、溶媒を留去すると18−メチルイコ
サン酸メチルが3g得られる。これをフラッシュカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム)で精製する。次い
でこの18−メチルイコサン酸メチルを5%水酸化ナト
リウム−エタノール溶液150mlに溶かし、室温下8時
間攪拌する。次いで2N硫酸95mlを加えると固体が析
出する。これを濾過し、水で洗浄すると、目的とする1
8−メチルイコサン酸が3.1g得られる(18−メチ
ル16−イコセン酸メチルからの収率59%)。
【0023】物性値
m.p. 53℃
MS 340(M+)(メチルエステルとして)
IR(KBr)ν1704cm-1(C=O)1
H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:0.85(6H,t,J=6.25Hz), 1.26
(31H,bs), 1.63(2H,m),2.34(2H,t,J=7.2Hz), 10.1ppm(1
H,bs)13 C-NMR(200MHz,CDCl3) δ:11.43, 19.24, 24.73, 27.
18, 29.13,29.31, 29.55, 29.67, 29.79, 30.11,34.19,
34.45, 36.70, 180.7ppm
(31H,bs), 1.63(2H,m),2.34(2H,t,J=7.2Hz), 10.1ppm(1
H,bs)13 C-NMR(200MHz,CDCl3) δ:11.43, 19.24, 24.73, 27.
18, 29.13,29.31, 29.55, 29.67, 29.79, 30.11,34.19,
34.45, 36.70, 180.7ppm
【0024】実施例2 N−(2−ヒドロキシエチル)
−18−メチルイコサン酸アミドの合成 ナトリウムメトキシド30mgを2−アミノエタノール1
0mlに溶解させる。これに、18−メチルイコサン酸メ
チル2gを加える。80℃で1時間攪拌後、反応液を減
圧濃縮する。得られた粗結晶をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル)により精製すると、N−
(2−ヒドロキシエチル)−18−メチルイコサン酸ア
ミドが1.8g得られる(収率83%)。
−18−メチルイコサン酸アミドの合成 ナトリウムメトキシド30mgを2−アミノエタノール1
0mlに溶解させる。これに、18−メチルイコサン酸メ
チル2gを加える。80℃で1時間攪拌後、反応液を減
圧濃縮する。得られた粗結晶をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル)により精製すると、N−
(2−ヒドロキシエチル)−18−メチルイコサン酸ア
ミドが1.8g得られる(収率83%)。
【0025】m.p. 126 ℃
IR(KBr) ν 1644cm-1 1
H-NMR(200MHz,CDCl3) δ:0.85(3H,t,J=5.9Hz), 0.84
(3H,d,J=6.5Hz), 1.25(31H,bs),1.63(2H,m), 2.21(2H,
t,J=7.6Hz), 2.65(1H,bs),3.43(2H,dt,J=4.5Hz,J=5.5H
z), 3.73(2H,t,J=4.8Hz),5.92(1H,bs)
(3H,d,J=6.5Hz), 1.25(31H,bs),1.63(2H,m), 2.21(2H,
t,J=7.6Hz), 2.65(1H,bs),3.43(2H,dt,J=4.5Hz,J=5.5H
z), 3.73(2H,t,J=4.8Hz),5.92(1H,bs)
【0026】実施例3 18−メチルイコサン酸ナトリ
ウムの合成 水酸化ナトリウム610mgを90%エタノール50mlに
溶解させる。これに、18−メチルイコサン酸5gを加
える。加熱還流2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮する
と、18−メチルイコサン酸ナトリウムが4.9g得ら
れる(収率92%)。 m.p. 250℃(分解) IR(KBr) ν 1554cm-1
ウムの合成 水酸化ナトリウム610mgを90%エタノール50mlに
溶解させる。これに、18−メチルイコサン酸5gを加
える。加熱還流2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮する
と、18−メチルイコサン酸ナトリウムが4.9g得ら
れる(収率92%)。 m.p. 250℃(分解) IR(KBr) ν 1554cm-1
【0027】実施例4
表1に示す組成のシャンプー組成物を調製し、その性能
評価試験を行った。その結果を表1に示す。 評価法: (1)今迄にコールドパーマを3回行ったことのある日
本人女性の毛髪約20g(約15〜20cm)を束ね、こ
の毛髪に約40℃の温水を含ませた後、シャンプー組成
物1gをまんべんなく塗布して1分間泡立て、毛髪を流
水ですすぎ、乾燥後の毛髪の柔軟性、油性感、しっとり
感及び平滑性について下記の基準で評価を行った。
評価試験を行った。その結果を表1に示す。 評価法: (1)今迄にコールドパーマを3回行ったことのある日
本人女性の毛髪約20g(約15〜20cm)を束ね、こ
の毛髪に約40℃の温水を含ませた後、シャンプー組成
物1gをまんべんなく塗布して1分間泡立て、毛髪を流
水ですすぎ、乾燥後の毛髪の柔軟性、油性感、しっとり
感及び平滑性について下記の基準で評価を行った。
【0028】柔軟性
◎:非常に柔らかい。
○:柔らかい。
△:硬いとも、柔らかいともいえない。
×:硬い。
油性感
◎:非常に少ない。
○:少ない。
△:どちらともいえない。
×:多い。
艶
◎:非常にある。
○:ある。
△:どちらともいえない。
×:ない。
平滑性
◎:非常にある。
○:ある。
△:どちらともいえない。
×:ない。
(2)(1)と同様な処理を行った毛束で、一定回数ブ
ラッシングした後の枝毛発生度をブラッシング前と比較
して下記の基準で評価した。 ◎:枝毛の増加が認められない。 ○:枝毛の増加がほとんど認められない。 △:枝毛の増加がやや認められる。 ×:枝毛の増加が多い。
ラッシングした後の枝毛発生度をブラッシング前と比較
して下記の基準で評価した。 ◎:枝毛の増加が認められない。 ○:枝毛の増加がほとんど認められない。 △:枝毛の増加がやや認められる。 ×:枝毛の増加が多い。
【0029】
【表1】
【0030】実施例5
表2に示す組成のヘアトリートメント組成物を調製し、
その性能評価試験を行った。その結果を表2に示す。 評価法:今迄にコールドパーマを3回行ったことのある
日本人女性の毛髪約20g(約15〜20cm)を束ね、
通常のシャンプーで洗浄後この毛髪にヘアトリートメン
ト組成物2gを均一に塗布し、次いで30秒間流水です
すぎ流した後、タオルドライを行った。更に、ドライヤ
ー乾燥を行い、乾燥時の評価を行った。尚、評価基準は
実施例4と同様である。
その性能評価試験を行った。その結果を表2に示す。 評価法:今迄にコールドパーマを3回行ったことのある
日本人女性の毛髪約20g(約15〜20cm)を束ね、
通常のシャンプーで洗浄後この毛髪にヘアトリートメン
ト組成物2gを均一に塗布し、次いで30秒間流水です
すぎ流した後、タオルドライを行った。更に、ドライヤ
ー乾燥を行い、乾燥時の評価を行った。尚、評価基準は
実施例4と同様である。
【0031】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
C07C 69/30 8018−4H
231/02
Claims (7)
- 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 はメチル基又はエチル基を示し、R2 は飽
和又は不飽和の炭化水素基を示す〕で表わされるホスホ
ニウム塩にアルキルリチウム、アラルキルリチウム又は
アリールリチウムの存在下、次の一般式(2) OHC(CH2)n-2COOR3 (2) 〔式中、R3 は炭素数1〜6のアルキル又はアルケニル
基を示し、nは4〜16の整数を示す〕で表わされるア
ルデヒドと反応させ、次いで得られる一般式(3) 【化2】 〔式中、R1 、R3 及びnは前記と同じ意味を示す〕で
表わされる分岐不飽和脂肪酸類を還元することを特徴と
する、次の一般式(4) 【化3】 〔式中、R1 、R3 及びnは前記と同じ意味を示す〕で
表わされる分岐脂肪酸類の製造法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法により得られた一般
式(4) 【化4】 〔式中、R1 、R3 及びnは前記と同じ意味を示す〕で
表わされる分岐脂肪酸類に次の一般式(5) 【化5】 〔式中、R4 及びR5 はそれぞれヒドロキシ基が置換し
ていてもよい炭素数1〜6のアルキルもしくはアルケニ
ル基又は水素原子を示す〕で表わされるアミン類を反応
させることを特徴とする、一般式(6) 【化6】 〔式中、R1 、R4 、R5 及びnは前記と同じ意味を示
す〕で表わされる分岐脂肪酸アミドの製造法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法により得られた一般
式(4) 【化7】 〔式中、R1 、R3 及びnは前記と同じ意味を示す〕で
表わされる分岐脂肪酸類にグリセリン類を反応させるこ
とを特徴とする、一般式(7) 【化8】 で表わされるグリセライド類の製造法。 - 【請求項4】 請求項1記載の方法により得られた一般
式(4)で表わされる分岐脂肪酸類を加水分解すること
を特徴とする、一般式(8) 【化9】 〔式中、R1 及びnは前記と同じ意味を示す〕で表わさ
れる分岐脂肪酸の製造法。 - 【請求項5】 請求項4記載の方法により得られた一般
式(8)で表わされる分岐脂肪酸を塩基により中和せし
めることを特徴とする一般式(9) 【化10】 〔式中、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウム及び有機アンモニウムから選ばれる陽イオンを示
し、R1 及びnは前記と同じ意味を示す〕で表わされる
分岐脂肪酸塩類の製造法。 - 【請求項6】 次の一般式(6) 【化11】 〔式中、R1 はメチル基又はエチル基を示し、R4 及び
R5 はそれぞれヒドロキシ基が置換していてもよい炭素
数1〜6のアルキルもしくはアルケニル基又は水素原子
を示し、nは4〜16の整数を示す〕で表わされる分岐
脂肪酸アミド。 - 【請求項7】 次の一般式(9) 【化12】 〔式中、R1 はメチル基又はエチル基を示し、Mはアル
カリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム及び有機ア
ンモニウムから選ばれる陽イオンを示し、nは4〜16
の整数を示す〕で表わされる分岐脂肪酸塩類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28507491A JPH0525108A (ja) | 1990-11-02 | 1991-10-30 | 分岐脂肪酸類及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-298038 | 1990-11-02 | ||
JP29803890 | 1990-11-02 | ||
JP28507491A JPH0525108A (ja) | 1990-11-02 | 1991-10-30 | 分岐脂肪酸類及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525108A true JPH0525108A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=26555732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28507491A Pending JPH0525108A (ja) | 1990-11-02 | 1991-10-30 | 分岐脂肪酸類及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525108A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09143133A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Kao Corp | 高純度アルカノールアミドの製造法 |
US7256162B2 (en) | 2003-09-26 | 2007-08-14 | Arizona Chemical Company | Fatty acid esters and uses thereof |
US8283482B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-10-09 | Kao Corporation | Method for producing cross-coupling compound |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP28507491A patent/JPH0525108A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09143133A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Kao Corp | 高純度アルカノールアミドの製造法 |
US7256162B2 (en) | 2003-09-26 | 2007-08-14 | Arizona Chemical Company | Fatty acid esters and uses thereof |
US8283482B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-10-09 | Kao Corporation | Method for producing cross-coupling compound |
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