JPH09502946A - 補助椅子用自動ロッキング装置 - Google Patents

補助椅子用自動ロッキング装置

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JPH09502946A
JPH09502946A JP51025494A JP51025494A JPH09502946A JP H09502946 A JPH09502946 A JP H09502946A JP 51025494 A JP51025494 A JP 51025494A JP 51025494 A JP51025494 A JP 51025494A JP H09502946 A JPH09502946 A JP H09502946A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ステーションワゴン内で起きあがった位置にある、後方を向いた補助椅子を安定させるために用いられ得る自動ロッキング装置が開示されている。ロッキング装置は、通常位置と解放位置との間を長手方向軸回りに回転可能であるように配置された細長い係合部材を含む。係合部材は、受け取り構造内の1対の顎部上の歯と協働するように設けられたノッチを有する。ノッチおよび歯は、係合部材が通常位置にあるとき、係合部材が受け取り構造に挿入可能であり、ノッチと歯との相互作用により引き抜きが防止されるような形状を有している。係合部材を受け取り構造から除去したいとき、係合部材は解放位置まで回転し、そこにおいて係合部材の平滑な表面が受け取り構造の顎部を移動させることにより歯をノッチから解放し、それにより係合部材が引き抜かれる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称:補助椅子用自動ロッキング装置 技術分野 本発明は、ステーションワゴンの従来の後部座席後方の荷物置き場に適合する タイプの補助的な後ろ向きの椅子の背もたれに適した、自動ロッキング装置に関 する。 発明の背景 上記のタイプの補助椅子は、ステーションワゴンにおいて、従来の座席が満席 であり更に子供または小柄な大人を運搬したい場合に用いられる。安全のために 、補助椅子を広げている間中、椅子の背もたれが確実に適所にロックされている ことが特に重要である。米国の安全規則によると、椅子を起こしたときにロッキ ングが自動的になされなければならない。使用後補助椅子を片づけるとき、ロッ キング装置が片手で解放されることが好適である。 荷物置き場の床下に保管され、起こされたときに一続きのレバーにより自立す る補助椅子が知られている。このような椅子は、レバー間の通常回動自在な継手 の一つを不動にするロッキングピンにより適切な位置にロックされる。このよう なタイプの補助椅子の問題は、一続きのレバーが椅子に座っている人の重量を支 えるだけでなく、衝突時に発生する力にも対応可能でなければならないことであ る。更に、一続きのレバーはシートベルトの自由な動きを妨害し得ることである 。 本発明は、起こされた位置で従来の後部座席に近接する、補助椅子の背もたれ と共に用いられることが適している、ロッキング装置に関する。しかし、本発明 によるロッキング装置はこのような使用には限られない。このような補助椅子が 用いられる場合、従来の後部座席の背もたれが補助椅子の背もたれを支持するた め、ロッキング装置は、後端部が衝突した場合に発生する力に耐えることさえで きればよい。 発明の要旨 従って、本発明の目的は、補助椅子の背もたれに適し、且つ上記の安全面およ び便利さの要求を満たす自動ロッキング装置を提供することにある。 この目的は、本発明により達成される。本発明は、後方を向いた補助椅子の背 もたれに適した自動ロッキング装置であって、該背もたれは、該背もたれが乗り 物の荷物置き場の床と実質的に同一平面上にある保管位置と、該背もたれの上部 領域が該乗り物の従来からある後部座席に近接する起こされた位置との間を回動 自在に移動可能であり、 該補助椅子の該背もたれ内に設けられた主ハウジングと、 該主ハウジング内に実質的に収容される退避位置と、該ハウジングから該従来 からある後部座席方向に突出する伸張位置との間を移動するために、該主ハウジ ング内に回動自在に設けられるようにスピンドルに取り付けられた係合部材と、 該退避位置と該伸張位置との間の該係合部材の該移動を実行するアクチュエー ション手段とを含み、 該アクチュエーション手段は、該荷物置き場の床に対する該補助椅子の該背も たれの角度に対応して、該係合部材の該移動を実行する、自動ロッキング装置を 提供する。 本発明はまた、軸回りに回転するために第1の部材に挿入された係合部材と、 第2の部材上に保持された受け取り構造とを含むロッキング装置であって、 該係合部材は、 該軸に沿って延び、且つ、ノッチを有する互いに対向する表面と、該ノッチを 有する互いに対向する表面間の平滑な側部とを有する細長いロッドであって、該 表面は少なくとも1つのノッチを有する、ロッドを含み、 該受け取り構造は、 該係合部材が通常位置にあるときに、該係合部材上の該ノッチと係合する、互 いに間隔を隔てた1対の弾性顎部を含み、 該係合部材が該通常位置から解放位置に回転するときに、該係合部材の該平滑 な側部が、該受け取り構造の該顎部を移動させ、それにより、該係合部材の該ノ ッチを有する互いに対向する表面上の該ノッチから該顎部を解放する、ロッキン グ装置を提供する。 本発明は更に、第1の位置と第2の位置との間の固定部材に対して回動自在に 移動可能な第1の部材用のロッキング装置であって、 該第1の部材上に設けられた主ハウジングと、 該主ハウジング内に実質的に収容される退避位置と、該ハウジングから第2の 部材方向に突出する伸張位置との間を移動するために、該主ハウジング内に回動 自在に設けられるようにスピンドルに取り付けられた係合部材と、 該退避位置と該伸張位置との間の該係合部材の該移動を実行するアクチュエー ション手段とを含み、 該アクチュエーション手段は、該固定部材に対する該第1の部材の角度に対応 して、該係合部材の該移動を実行する、自動ロッキング装置を提供する。 本発明の利用性の更なる範囲は、以下の詳細な説明により明らかになる。しか し、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の好適な実施態様を示してはいる が、例としてのみ与えられる。なぜなら、この詳細な説明から、当業者には、本 発明の精神および範囲内の様々な改変および変更が明らかになるからである。 図面の簡単な説明 本発明は、実施例に基づいてのみ、および添付の図面を参照して、以下に述べ る詳細な説明により、より完全に理解できる。 図1は、ステーションワゴン内の後部座席配置の模式的部分断面図であり、従 来の後部座席の背もたれは起きあがったロック位置にあり、補助椅子は保管位置 と部分的に起きあがった位置との両方で示され、上記座席配置は本発明によるロ ッキング装置を採用している。 図2は、図1に対応する図であるが、補助椅子は完全に起きあがった位置にあ る。 図3は、図1および図2に対応する図であるが、従来の後部座席と補助椅子と が前方に倒れた位置にある。 図4は、図1の補助椅子の保管位置に対応する、非使用位置にあるロッキング 装置の模式的斜視図である。 図5は、図2の位置に対応する、使用位置にあるロッキング装置の模式的斜視 図である。 図6は、図3の位置に対応する、退避位置にあるロッキング装置の模式的斜視 図である。 図7は、本発明によるロッキング装置を構成する部材の一部の模式的斜視図で ある。 図8は、本発明によるロッキング装置と協働する受け取り構造の模式的斜視図 である。 図9は、本発明のロッキング装置に設けられた係合部材が、図8の受け取り構 造と係合している状態を示す上面図である。 図10は、補助椅子の背もたれ内の本来の位置にあるロッキング装置の模式的 側面図である。 好適な実施態様の詳細な説明 以下、本発明のロッキング装置を、補助椅子と関連させて述べる。しかし、本 発明の補助椅子への応用は、当業者にとって応用できることが明らかな多くの応 用分野のうちの1つにすぎないことを理解すべきである。 図中、参照符号10は概して、ステーションワゴンタイプの乗り物の荷物置き 場の床16に、回動点14において回動自在に取り付けられた背もたれ12を有 する補助椅子を示す。図1において、補助椅子10は、背もたれ12の上向きの 表面18が従来の後部座席22の背もたれ20の後方において荷物置き場の床1 6と実質的に同一平面上にある保管位置と、部分的に起こされた位置との両方で 示されている。 概して参照符号30で示すように、補助椅子の背もたれ12は、本発明による ロッキング装置を収容している。図1に示すように、補助椅子の保管位置におい て、ロッキング装置30のいずれの部分も背もたれ12の上向きの表面18より 上には突出していない。 図2において、補助椅子10の背もたれ12は、背もたれ12の上部領域が従 来の後部座席22の背もたれ20に近接する、起こされた位置で示されている。 この起こされた位置において、ロッキング装置30の一部を構成する係合部材3 2は、補助椅子の背もたれ12から突出して、従来の後部座席22の背もたれ2 0内に取り付けられた受け取り構造34に突き出している。以下により詳細に述 べるように、補助椅子の背もたれ12に対する係合部材32の移動は、荷物置き 場の床16に対する背もたれ12の角度に依存する。 従来のステーションワゴンにおいて通常そうであるように、従来の後部座席の 背もたれ20は、前方に倒すことにより荷物置き場の荷物運搬面積を増加するこ とができる。安全のために、従来の後部座席が前方に倒されているときに補助椅 子を用いることは好ましくない。本発明の更なる実施態様によると、万が一従来 の後部座席が前方に倒されているときに補助椅子10の背もたれ12が誤って起 こされても、ロッキング装置の損傷を防止する手段が設けられている。これを図 3に示す。図3において、従来の後部座席22の背もたれ20は前方に倒されて 実質的に荷物置き場の床16と同一平面上にある。ロッキング装置30の係合部 材32が従来の後部座席の背もたれ20に接触してダメージを与える可能性をな くすために、補助椅子の背もたれ12が正常な起きあがり位置(図2参照)を過 ぎると係合部材32を退避させる手段が設けられている。 本発明によるロッキング装置の係合部材32が、図1〜図3に示すような伸張 位置と退避位置との間をどのように移動するかを、特に図4〜図7を参照して以 下に述べる。 図4において、本発明によるロッキング装置30は、補助椅子10の保管位置 (図1参照)に対応する状態で示されている。この状態において、係合部材32 は主ハウジング36内で退避位置にある。係合部材32は、主ハウジング36内 に回動自在に装着されたスピンドル38に取り付けられている。係合部材、スピ ンドル、および主ハウジングは、プラスチック材料から適切に形成される。例え ば、係合部材はPA6(ポリアミド)+45%グラスファイバから形成され、他 方、スピンドルおよび主ハウジングは、POM(ポリオキシメチレン)から形成 される。スピンドル38を移動させることにより係合部材32をも移動させるた めに、概して参照符号40で示すアクチュエーション手段が設けられている。ア クチュエーション手段40は、概して参照符号42で示すばね構造を有する。ば ね構造は、フレキシブルな動作ストラップ44を介してスピンドル38と協働す る。ばね構造は、好適にはフレキシブルなストラップという形態をとるコマンド 部材46の影響を受ける。図2に最も良く示すように、上記コマンド部材46の 一端47は、荷物置き場の床16に剛直に取り付けられている。 特に図7を参照すると、ばね構造42は、ばねハウジング52内に並べて配置 された比較的弱い圧縮ばね48と比較的強い圧縮ばね50とを有する。コマンド 部材46は、ばねハウジング52に連結されて、荷物置き場の床16に対する補 助椅子の背もたれ12の角度に対応して、主ハウジング36内でばねハウジング を摺動移動させる。フレキシブルな動作ストラップ44は、第1のバックル構造 54に取り付けられた第1の自由端を供給する。第1のバックル構造54は、ば ねハウジング42内の比較的弱いばね48に連結されている。フレキシブルな動 作ストラップ44は同様に、第2のバックル構造56に取り付けられた第2の自 由端をも供給する。第2のバックル構造56は、ばねハウジング42内の比較的 強いばね50に連結されている。動作ストラップ44は、係合部材32のスピン ドル38回りに巻かれ、第1の自由端と第2の自由端との間のベルトの中央部に おいてスタッド57またはその等価物のような何らかの適切な手段を用いてスピ ンドルに安定的に取り付けられている。 このように、図1に示す補助椅子の保管位置において、ロッキング装置30は 、図4に示す位置にある。すなわち、コマンドストラップ46は実質的に伸張せ ず、このことは、ばねハウジング52内のばね48および50が完全に伸張して いることを意味する。補助椅子の背もたれ12が回動点14回りを回動して図2 に示すように起き上がった位置になると、コマンドストラップは、主ハウジング 36の、コマンドストラップの固定端47からの距離が増加することにより伸張 し、それにより、図5に示すようにばねハウジング52を下方に引く。比較的弱 いばね48は、比較的強いばね50よりも容易に収縮するため、ばねハウジング 52の下方への移動により、比較的弱いばね48は、ばねハウジングの移動に対 応する量だけ収縮する。一方、比較的強いばね50は、実質的に圧縮されないま まであり、そのためそのバックル56を介して動作ストラップ44の第2の自由 端を下方に引く。動作ストラップ44はスピンドル38に締結されているため、 スピ ンドル38は回転し、それにより係合部材32がその退避位置(図1および図4 参照)から伸張位置(図2および図5参照)まで移動する。 本発明の好適な実施態様によると、万が一従来の後部座席が前方に倒されてい るときに補助椅子10の背もたれ12が誤って起こされても、係合部材32を退 避させる手段が設けられている。そのため、図3、6および7に示すように、補 助椅子の背もたれ12が前方に完全に倒されたとき、コマンドストラップ46の 伸張が増す。この増加する伸張により、ばねハウジング52内の比較的弱いばね 48が完全に収縮する。伸張がさらに増加するにつれて、比較的強いばね50に 収縮力が加わり、それにより動作ストラップ44の第2の自由端がスピンドル3 8に近づく。このことは、スピンドルが回転し、それにより係合部材32を主ハ ウジング36内へ戻すことを意味している。そのため、補助椅子の背もたれ12 が従来の後部座席の前方に倒された背もたれ20に接触するとき、係合部材32 は既に主ハウジング内に退避しており、従ってダメージを与える可能性のある力 には曝されない。 補助椅子の背もたれ12が図3に示す位置から図1に示す保管位置に戻ると、 コマンドストラップ46の伸張が減少し、ばねハウジング52は、伸張する収縮 ばね48および50の影響により主ハウジング36内の初期位置方向に戻る。ば ねの平衡効果により、動作ストラップ44は、ばねハウジングの初期位置方向へ 戻る移動の影響を受けず、従って係合部材32は退避位置に残る。 係合部材32と、従来の後部座席22の背もたれ20内に取り付けられた受け 取り構造34との協働を、図8および図9を参照して説明する。 受け取り構造34は、好適にはPOMから形成され、係合部材32が通過する オリフィス60を定める周囲フレーム58を有する。フレーム58は、空間を隔 てた一対の弾性顎部62を支持し、各顎部は内方向に向いた歯64を供給する。 図5、7および9から明らかなように、係合部材32は、ノッチを有する互い に対向する面66を有する細長い平坦なロッドの形態であり得る。各面には、少 なくとも1つのノッチ68が設けられている。係合部材は更に、ノッチを有する 互いに対向する面66間に平滑な側部70を有する。 図9を参照すると、係合部材32のノッチ68は、係合部材を受け取り構造に 挿入するときに、受け取り構造の顎部62が、ラチェット様式で弾性的に互いに 離れるような形状を有する。図2に示すような補助椅子10が起き上がった位置 に対応する、係合部材32が挿入された位置において、顎部62の各歯64は、 係合部材上の各ノッチ68に近接する。ノッチは好都合にもアンダーカット72 を備え、歯はそれに従って、各顎部の歯が隣接するノッチ間の全空間を実質的に 占有し得るような形状を有する。アンダーカット72により、係合部材の挿入方 向とは反対の係合部材を取り外す方向において、係合部材に大きな力が付与され ても、弾性顎部が強制的に互いに離されることはないということを保証する。こ のように、係合部材は受け取り構造34に確実にロックされる。 例えば補助椅子10を保管位置に戻すことが望まれるときに、係合部材32を 受け取り構造34から解放するために、顎部62の歯64を係合部材のノッチ6 8から解放する手段が設けられている。これらの手段は、例えば図5に示すよう に、係合部材が、通常位置と解放位置との間を移動する際にスピンドルを横切る 軸に沿って回転するようにスピンドル38に挿入されていることを含む。係合部 材32の回転は、主ハウジング36に挿入された解放レバー74が図5の矢印A 方向に動作し、係合部材上の、半径方向に突出したスピゴット76に作用するこ とによって達成される。解放レバー74、従って、および係合部材は、戻りばね 78により通常位置方向へ付勢される。 解放レバー74を作用させることにより、係合部材が矢印B方向に回転して平 滑な側部70を顎部のハウジング64に接触させ、それにより、受け取り構造3 4の弾性顎部62を互いに引き離す。このようにして、歯64は係合部材のノッ チ68との係合から解放される。この解放位置において、係合部材は受け取り構 造から退避することができる。いったん退避すると、解放レバー74および係合 部材32は、戻りばね78の影響により通常位置に戻る。 最後に図10を参照すると、ロッキング装置が補助椅子の背もたれに取り付け られた状態で示されている。適切にはロッキング装置は、頭部拘束部80用の現 行の支持機構を介して背もたれに安定的に取り付けられる。このように、係合部 材用解放レバー74は、動作させるために容易にアクセス可能であるが、同時に 頭部拘束部から遮蔽されているために衝突の際に使用者を負傷から守る。図10 から明らかなように、ロッキング装置は、スロット84を供給する外部カバー8 2を備えており、係合部材32がロッキング装置の主ハウジングに入ったり主ハ ウジングから出たりすることができるようになっている。 以上本発明を説明してきたが、多くの改変が可能であることが明らかである。 このような改変は本発明の範囲から逸脱するものではなく、当業者に明らかな変 更は全て以下の請求の範囲に含まれるものとする。例えば、ロッキング装置およ び受け取り構造は、座席以外のものを安定させるために共に用いることもできる 。更に、係合部材は図に示すような平坦な細長いロッドという形態である必要は なく、円状または角状であってもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.後方を向いた補助椅子の背もたれに適した自動ロッキング装置であって、該 背もたれは、該背もたれが乗り物の荷物置き場の床と実質的に同一平面上にある 保管位置と、該背もたれの上部領域が該乗り物の従来からある後部座席に近接す る起こされた位置との間を回動自在に移動可能であり、 該補助椅子の該背もたれ内に設けられた主ハウジングと、 該主ハウジング内に実質的に収容される退避位置と、該ハウジングから該従来 からある後部座席方向に突出する伸張位置との間を移動するために、該主ハウジ ング内に回動自在に設けられるようにスピンドルに取り付けられた係合部材と、 該退避位置と該伸張位置との間の該係合部材の該移動を実行するアクチュエー ション手段とを含み、 該アクチュエーション手段は、該荷物置き場の床に対する該補助椅子の該背も たれの角度に対応して、該係合部材の該移動を実行する、自動ロッキング装置。 2.前記アクチュエーション手段は、フレキシブルな動作ストラップを介して前 記スピンドルと協働するばね構造を含む、請求項1に記載のロッキング装置。 3.前記ばね構造は、コマンド部材により影響を受け、該コマンド部材の一端は 前記荷物置き場の床に取り付けられている、請求項2に記載のロッキング装置。 4.前記コマンド部材は、フレキシブルなストラップの形態にある、請求項3に 記載のロッキング装置。 5.前記ばね構造は、ばねハウジング内に並べて配置された比較的弱いばねと比 較的強いばねとを含み、前記コマンド部材は該ばねハウジングに連結されること により、前記荷物置き場の床に対する前記補助椅子の前記背もたれの角度に対応 して前記主ハウジング内で該ばねハウジングの摺動移動を実行し、前記フレキシ ブルな動作ストラップは、第1の自由端と第2の自由端とその間の中間部とを供 給し、該第1の自由端は該比較的弱いばねと協働し、該第2の自由端は該比較的 強いばねと協働し、該動作ストラップは該中間部が前記係合部材の前記スピンド ル回りに巻かれて該スピンドルに安定的に取り付けられている、請求項4に記載 のロッキング装置。 6.前記係合部材は、ノッチを有する互いに対向する表面を有する細長いロッド の形態にあり、該表面は各々少なくとも1つのノッチを有する、請求項1に記載 のロッキング装置。 7.前記係合部材は、前記スピンドルを横切る軸に沿って通常位置と解放位置と の間を回転するために、前記スピンドルに挿入されている、請求項6に記載のロ ッキング装置。 8.通常位置と解放位置との間の前記回転は、前記主ハウジングに回動自在に取 り付けられた解放レバーにより実行される、請求項7に記載のロッキング装置。 9.前記係合部材は、前記補助椅子が前記起き上がった位置にあるときに、受け 取り構造と協働し、該受け取り構造は、前記従来からある後方座席に設けられて いる、請求項1または8に記載のロッキング装置。 10.前記受け取り構造は、前記係合部材が前記通常位置にあるときに、該係合 部材の前記ノッチと係合する、互いに間隔を隔てた1対の弾性顎部を含む、請求 項9に記載のロッキング装置。 11.前記係合部材は、前記互いに対向する主表面間に平滑な側部を備えた、請 求項8に記載のロッキング装置。 12.前記係合部材の前記解放位置への前記回転により、該係合部材の前記平滑 な側部が前記受け取り構造の前記顎部を移動させ、それにより該顎部を該係合部 材の前記ノッチを有する互いに対向する表面上の前記ノッチから解放する、請求 項10および11に記載のロッキング装置。 13.軸回りに回転するために第1の部材に挿入された係合部材と、第2の部材 上に保持された受け取り構造とを含むロッキング装置であって、 該係合部材は、 該軸に沿って延び、且つ、ノッチを有する互いに対向する表面と、該ノッチを 有する互いに対向する表面間の平滑な側部とを有する細長いロッドであって、該 表面は各々少なくとも1つのノッチを有する、ロッドを含み、 該受け取り構造は、 該係合部材が通常位置にあるときに、該係合部材上の該ノッチと係合する、互 いに間隔を隔てた1対の弾性顎部を含み、 該係合部材が該通常位置から解放位置に回転するときに、該係合部材の該平滑 な側部が、該受け取り構造の該顎部を移動させ、それにより、該係合部材の該ノ ッチを有する互いに対向する表面上の該ノッチから該顎部を解放する、ロッキン グ装置。 14.第1の位置と第2の位置との間の固定部材に対して回動自在に移動可能な 第1の部材用のロッキング装置であって、 該第1の部材上に設けられた主ハウジングと、 該主ハウジング内に実質的に収容される退避位置と、該ハウジングから第2の 部材方向に突出する伸張位置との間を移動するために、該主ハウジング内に回動 自在に設けられるようにスピンドルに取り付けられた係合部材と、 該退避位置と該伸張位置との間の該係合部材の該移動を実行するアクチュエー ション手段とを含み、 該アクチュエーション手段は、該固定部材に対する該第1の部材の角度に対応 して、該係合部材の該移動を実行する、ロッキング装置。 15.前記第1の部材は補助椅子の背もたれであり、前記固定部材は乗り物の荷 物置き場の床であり、前記第2の部材は従来からある乗り物の後部座席の背もた れである、請求項14に記載のロッキング装置。
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