JP4209529B2 - ベルト締結機構および該機構を用いた安全ガード装置 - Google Patents

ベルト締結機構および該機構を用いた安全ガード装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばショッピングワゴンのシートなどに設けることが可能な安全ガード装置、及びこの安全ガード装置などに用いられ得るベルト締結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパー大型店などでは、たくさんの買い物を入れた買い物かごを楽に運べるように、ショッピングワゴン(またはショッピングカートなどとも言う)を用意している。このショッピングワゴンには、乳幼児が着座できるシートを備えたものがある。その一例を図15に示す。
【0003】
すなわち、このショッピングワゴン1は、台車部3が略V字の平面形状をなすフレーム5を有し、この略V字の下方の角部を前方部として配置され、フレーム5の下側には前後左右の4か所に自在キャスターからなる車輪7が設けられる。
【0004】
フレーム5の略V字の後端の左右部分からは、上方へそれぞれ支柱9が設けられる。この支柱9にシート11が取り付けられる。また、シート11の外周には外周フレーム13が設けられ、外周フレーム13の上方は、ハンドル15になっている。台車部3のフレーム5の後方部には、買い物かごを支持する支持部材17が溶接し固定されている。また、このフレーム5の前方部にも、大きなダンボール箱やトイレットペーパーの包みなどを載せることができる支持部19が設けられている。
【0005】
そして、シート11は、座具21と背もたれ部23とが一体となって外周フレーム13に固定され、さらに座部21の上方を囲むようにして、水平にリング状の手摺25が外周フレーム13に対し固定される。また、手摺25の内側には、安全ベルト27が設けられ、バックル29などの締結手段が取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のショッピングワゴン1に備えられたシート11の安全ベルト27は、一般に拘束力が弱いものであった。拘束力を強くしようとして安全ベルト27を強く閉めると、乳幼児が苦しい思いをする恐れがあった。また、安全ベルト27の長さを調整するためには、バックル29に固定されたベルトを一度緩め、更に締め直すなどの作業が必要であり、不便であった。
【0007】
また、従来のショッピングワゴン1に備えられたシートの安全ガード25は、固定されたリング状のものであり、前方に向かって大きく突出しており、ショッピングワゴン1を集積するネスティング作業の際に、前後の集積方向に安全ガード25の部分が重なり、ネスティング寸法が大きくなってしまうものであった。
【0008】
また、固定され開くなどの動作ができないので、乳幼児の乗せ下ろしの際に邪魔になりやすいものであった。
【0009】
この発明は以上の課題を解決するために成されたもので、拘束力が大きく、乳幼児などに苦しい思いをさせることがなく、しかも拘束力の調整が容易に行え、前後方向の寸法を小さくでき、乳幼児の乗せ下ろしの際に邪魔になりにくい安全ガード装置を提供することを目的とする。
【0010】
この発明は、更に、そのような安全ガード装置などに用いることができベルトの長さの調整を容易に行うことができるベルト締結機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載のベルト締結機構は、シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードを前方に開くことを可能又は不能とするために、各々の一端が前記シートに固定されると共に各々の他端が前記安全ガードの内部を通って外部に引き出された2本のベルトを前記安全ガードに対してロック又はアンロックするためのベルト締結機構であって、前記2本のベルトの各々は、その一端が前記シートに固定されると共に、その他端が相互に概略重ねられた状態で前記安全ガードの内部から外部に引き出され前記安全ガードの内部に設けられた略V字状のゲート部分であって、前記安全ガードに設けた挿通口を介して当該安全ガードの外部から内部に挿通された前記2本のベルトの前記他端が、当該V字状の狭い部分から広い部分へ引き出される略V字状のゲート部分と、前記安全ガードの前方に設けられたベルト口であって、前記ゲート部分から引き出された前記2本のベルトの前記他端が、前記安全ガードの前方外部へさらに引き出されるベルト口と、前記安全ガードの内部に設けられた摩擦棒材であって、前記2本のベルトの前記他端の相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、前記安全ガードに設けられた移動機構であって、前記2本のベルトとの摩擦により前記摩擦棒材が前記ゲート部の略V字のテーパー方向へ微小量移動するロック動作、又は当該テーパー方向に対する逆方向へ微小量移動するアンロック動作を可能とする移動機構とを備え、前記移動機構を介して前記ロック動作を行うことにより、前記安全ガードに対する前記ベルトの移動を不能として、前記安全ガードを前方に開くことを不能とし、前記移動機構を介して前記アンロック動作を行うことにより、前記安全ガードに対する前記ベルトの移動を可能として、前記安全ガードを前方に開くことを可能とし、前記ベルト口から引き出された前記2本のベルトの前記他端を前記安全ガードの前方外部へ引っ張ることによって、当該他端にテンションを与えた状態とすることにより、前記アンロック動作を行なうことを可能としたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載のベルト締結機構は、シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードを前方に開くことを可能又は不能とするために、各々の一端が前記シートに固定されると共に各々の他端が前記安全ガードの内部を通って外部に引き出された2本のベルトを前記安全ガードに対してロック又はアンロックするためのベルト締結機構であって、前記2本のベルトの各々は、その一端が前記シートに固定されると共に、その他端が相互に概略重ねられた状態で前記安全ガードの内部から外部に引き出され前記安全ガードの内部に設けられた略V字状のゲート部分であって、前記安全ガードに設けた挿通口を介して当該安全ガードの外部から内部に挿通された前記2本のベルトの前記他端が、当該V字状の狭い部分から広い部分へ引き出される略V字状のゲート部分と、前記安全ガードの前方に設けられたベルト口であって、前記ゲート部分から引き出された前記2本のベルトの前記他端が、前記安全ガードの前方外部へさらに引き出されるベルト口と、前記安全ガードの内部に設けられた摩擦棒材であって、前記2本のベルトの前記他端の相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、前記安全ガードに設けられた移動機構であって、前記2本のベルトとの摩擦により前記摩擦棒材が前記ゲート部の略V字のテーパー方向へ微小量移動するロック動作、又は当該テーパー方向に対する逆方向へ微小量移動するアンロック動作を可能とする移動機構と、相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、前記安全ガードに設けられたアンロック機構であって、前記摩擦棒材を前記逆方向に強制的に移動させるアンロック機構とを備え、前記アンロック機構を、前記安全ガードの前面に設けたベルトアンロックボタンであって、前記アンロック動作を行なうために前記テーパー方向へ押されるベルトアンロックボタンと、前記安全ガードの内部に設けられたベルトロックレバーであって、前記ベルトアンロックボタンが前記テーパー方向へ押された際に回動することによって前記摩擦棒材を前記逆方向へ移動させるベルトロックレバーとによって構成したことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載のベルト締結機構は、請求項2に記載のベルト締結機構において、前記アンロック機構の前記ベルトアンロックボタンを、前記安全ガードの前面に設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の安全ガード装置は、シートと、前記シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードと、2本のベルトであって、各々の一端が前記シートに固定されると共に、各々の他端が前記安全ガードの右または左から当該安全ガードの内部に挿通されて相互に概略重ねられた、2本のベルトと、前記2本ベルトの前記他端を締結するために前記安全ガードに設けられた請求項1又は2に記載のベルト締結機構とを備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の安全ガード装置は、請求項4に記載の安全ガード装置において、前記2本のベルトの各々の前記一端には弾性を有する芯材を設け、当該一端を外向きに配置したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図1乃至図14において説明する。
【0017】
図1乃至図4の全体図に示すように、この実施形態のショッピングワゴン31の台車部33を構成するフレーム35は、前方側の幅が後方側の幅よりも短く設定され、略V字状になっている。フレーム35の前後左右には4個の自在キャスターが設けられて車輪37とされる。
【0018】
このフレーム35の略V字の前後方向中央の左右両側部分からは、上方へ向かってそれぞれ支柱39が設けられる。この支柱39の途中にリクライニングシート41が取り付けられる。各支柱9の上端は、ハンドル43によって連結される。このハンドル43は、外側、すなわちショッピングワゴン31を使用する使用者側へ膨らんだ円弧形状をしている。ハンドル43の中央には表示プレート45が取り付けられ、使用者が表示プレート45に記載された注意書きなどを読むことができる。尚、小さなリング44は、傘立て用の保持リングである。
【0019】
(支持部材)
台車部33のフレーム35の後方部には、買い物かご46を支持する支持部材47が設けられる。この支持部材47の後端は、側面図(図2)に示すように、上方に向かって屈曲した接触部49を形成している。この接触部49は、後方から接近するショッピングワゴン31の台車部33のフレーム35の先端が接触した際に、支持部材47に上方への力が加わりやすくするためのものである。そして、フレーム35の先端は、この接触部49の屈曲角度と対応した傾斜角度を有する傾斜部51を有する。
【0020】
また、この支持部材47は、接触部49において接触した際に、力が加わり跳ね上げられて上方へ移動し、下方にフレーム35が潜り込んでネスティングが可能となるように、フレーム35に対し移動機構によって緩やかに保持されている。この移動機構は、支持部材47の前端を中心に回動して後端が上方へ移動する構成である。
【0021】
(リクライニングシート)
2本の支柱39は途中から後方へ屈曲する。この屈曲部分の若干下側に、シート支持材57が前方に向かって突設される。シート支持材57の先端の回動軸58に、リクライニングシート41が回動可能に設けられる。このリクライニングシート41は、座部59と背もたれ部61が一体に形成されている。
【0022】
座部59には、左右に手摺59aが一体的に設けられている。すなわち、従来のリング状の手摺25(図15参照)は廃止され、座部59の左右において前方に短く突出する丸みを帯びた手摺59aが設けられる。これにより乳幼児が手摺59aを握ることで姿勢を安定させ、乳幼児に対して安心感を与えることができる。
【0023】
このシート41には、起きた状態(図5に示すように水平方向に対し60度)、中間状態(同じく45度)、及び寝た状態(同じく32度)の3つの状態をそれぞれロックするロック機構R(図6参照)が設けられる。
【0024】
すなわち、シート41はリクライニングロッド63によってこれらの3つの状態で保持される。リクライニングロッド63は、下端が前記シート支持材57の後端に回動自在に取り付けられ、上端がシート41の長孔65に貫通している。この長孔65は、背もたれ部61の両側面に略上下方向に形成されている。リクライニングロッド63の上端は、長孔65に沿って移動可能となっている。
【0025】
この長孔65の後方には、リクライニングロック67が配置される。リクライニングロック67は2つの係合突起69、71を有し、起きた状態と中間状態とそれぞれロックする位置で、リクライニングロッド63が下方から係合する位置に設けられる。なお、寝た状態は、リクライニングロック67が長孔65の上端73に係合してロックされる。各状態におけるシート41の回動角度は、水平方向に対し60度、45度、32度である。
【0026】
このリクライニングロック67は、長孔65に向かって、前進後退可能であり、ロックばね75によって付勢され、係合突起69、71が長孔65に向かって突出するよう構成される。また、リクライニングロック67には3か所にリクライニング軸77が一体的に設けられ、長孔65が形成された溝部材79に同じく形成された3つのスライド溝81にそれそれスライド可能に嵌合し、これにより長孔65に対するリクライニングロック67の姿勢が前進後退を行うスライド動作において保持される。
【0027】
また、このリクライニングロック67を長孔65から強制的に後退させるレバー機構83が設けられる。すなわち、背もたれ部61の溝部材79に上下方向に形成されたレバー溝85に沿って上下方向にスライド可能に、レバー87が設けられる。レバー87の下側には、指を引っ掛けるためのくぼみ87aがあり、指を引っ掛けてレバー87を上方へスライド移動させることができる。このスライドは、レバー溝85に嵌合するレバー軸89を介して行われ、このレバー軸89には、さらにレバー連動板91が連結されている。
【0028】
レバー連動板91には、略直角三角形状を有する二つの窓93が形成され、各窓93に前記3つのリクライニング軸77のうち上2つのリクライニング軸77が係合している。そして、レバー連動板91の下端は、レバーばね95により下方に付勢されている。
【0029】
(リクライニング動作)
図6のロック状態から、使用者が指をレバー87に引っ掛けて上方(図中C方向)へ移動させると、同時にレバー連動板91もレバーばね95の付勢力に抗して上方へ移動する。この時、レバー連動板91の窓93の三角形の斜辺97に接触して、二つのリクライニング軸77は後方へ力を受け、これによりリクライニングロック67は後方(図中D方向)へ移動し、長孔65から強制的に後退される。これによってリクライニングロッド63のロックが解除された状態(図7)となり、リクライニングロッド63は長孔65に沿って自由に(図中A、B方向)移動可能となる。よってシート41は自由に回動できリクライニング動作がおこなえる。
【0030】
そして、所定の角度に回動させ、起きた状態、中間状態、または寝た状態のいずれかの状態でレバー87を放せば、再びレバー連動板91は図6中下方(図中C方向と逆方向)に移動し、リクライニングロック67は長孔へ65へ向かって突出し、係合突起69、71にリクライニングロッド63が係合して、あるいはリクライニングロック67が長孔65の上端73に係合してロックが行われる(図6)。
【0031】
次に、シートが寝た状態あるいは中間状態で(図8)、シート41に前方(図中E方向)への力が加わると、リクライニングロッド63に対しシート41、すなわち溝部材79は相対的に上方(図中C方向)へ移動しようとする。このためリクライニングロッド63は相対的に下方(図中B方向)へ移動しようとし、係合突起71または69の傾斜部99へ、上方から接触する。この接触により、係合突起71、69を有するリクライニングロック67は長孔65から後方(図中D方向)へ後退し(図9)、リクライニングロッド63は長孔65を下方(図中B方向)へ向かって自由に移動可能となり、シート41は前方(図中E方向)へ回動し中間状態、更には起きた状態へと自動的に移行する(図8)。このようにしてリクライニングロッド63、リクライニングロック67、傾斜部99、及びロックばね75などが、移行手段を構成する。
【0032】
この自動的な移行は、リクライニングロック67がレバー連動板91の窓93に接触せずに行われ、したがってレバー連動板91やレバー83の動きを伴わないので、軽い動作で行われる。よって、ネスティング作業(図10、図11)をより容易にする。
【0033】
(ネスティングを容易にするシートの形状)
また、ネスティング作業(図10、図11)の際に、後方のショッピングワゴン31のシート41の先端は、前方のショッピングワゴン31のシート41及びリクライニングロッド63に接触する。この接触が滑らかに行われるように、シート41の座部59の先端101は丸い形状となっている。また、背もたれ部61の背面103も円弧形状となっている(図5、図11)。このように円弧形状とすることで、接触の初期から終期にかけて接触角度をほぼ一定に保つことができ、したがってシートを起こす力を初期から終期にかけてほぼ一定のものとすることができ、移行をスムーズにおこなえる。これによりネスティング動作をより滑らかに行える。
【0034】
(重心)
また、図4の平面図に示すように、ショッピングワゴン31の重量、及びリクライニングシート41に載せる対象となる0才から2歳児までの乳幼児の重量を考慮した全体の重心Gの位置は、ほぼ特定できる。そして、ショッピングワゴン41を床の上で回転させる回転中心Cは、4輪の自在キャスターからなる車輪37の位置によって幾何学的に定まる。すなわち、各車輪37から等距離にある中央の部分に回転中心Cが来る。この重心Gと回転中心Cを一致させるように、リクライニングシートや4輪の位置を設定する。
【0035】
このように一致させることで、ショッピングワゴン31を回転させる際の操作が軽く行われる。
【0036】
(安全ガード装置)
シート41の座部59には、乳幼児を安全に保護するための安全ガード装置111(図1乃至図5、図10乃至図14)が備えられる。
【0037】
すなわち、このシート41に座った乳幼児の股部と腹部を支えるため略T字状を成す安全ガード113が設けられる。この安全ガード113は、全体として立体的に外へ膨らむ曲面を有し、そのような曲面を有する内周面が乳幼児の腹部などに柔らかにフィットする。安全ガード113は、この略T字の下端に設けられる回動軸115(図12)を中心に回動可能に取り付けられる。回動軸115は水平に設けられ、これにより安全ガード113は前後に回動する。また、回動軸115にはコイルばね117(図5)が取り付けられ、安全ガード113を前方へ回動し開く方向へ付勢し、乳幼児の載せ下ろしのスペースを確保しやすくするとともに、乳幼児に圧迫感を与えないようにしている。
【0038】
この安全ガードの開閉動作を行うために、ベルト119が用いられる。すなわち、2本のベルト119のそれぞれの一端が、シート41の左右に固定され、他端が安全ガード113の略T字の右または左の挿通口120から挿通される。挿通されたベルト119の他端は、安全ガード113の内部に設けられたベルト締結機構121(図12乃至図14)によって締結され、安全ガード113の前面に設けられたベルト口123から前方へ引き出される。
【0039】
すなわち、この締結機構121においては、締結すべきベルト119の両端が、スリット状のゲート部分125から引き出される。このゲート部分125は、両ベルト119が概略重ねられて引き出されるのに十分な大きさを有し、ベルト119の面に直交し、かつ該ベルト119の長手方向に平行な面による水平断面図(図12乃至図14)において、略V字状を有する。ベルト119は、このV字の狭い部分から挿入され広い部分へ引き出される。
【0040】
ゲート部分125の略V字状の間には、摩擦棒材としてローレット軸127が配置される。ローレット軸127は円柱形状を有し、外周面に多数条の溝が形成されやすり状となり摩擦が大きくしてある。このローレット軸127は、両ベルト119の間に位置し、このローレット軸127の軸方向は、ベルト119の面と平行で、ベルト119の長手方向と直交する方向に設けられている。そして、ローレット軸127は、ベルトロックレバー129の先端に取り付けられ、このベルトロックレバー129は回動軸131回りに回動可能となっており、ベルトロックばね133によりローレット軸127をゲート部分125へ押し付ける方向に、付勢されている。
【0041】
以上の構成により、ローレット軸127は、ベルト119との摩擦により、ベルトロックばね133の付勢力に抗して図中上下方向に微少量移動できる。すなわち、ベルトロックレバー129、ベルトロックばね133などによって、微小移動を可能とする移動機構が構成される。これにより、ゲート部分125の略V字のテーパー方向、すなわち狭くなる方向へ微小移動するロック動作、または逆方向へ微小移動するアンロック動作が可能となる。
【0042】
そして、ベルトロックレバー129の他端には、ベルトアンロックボタン135がピン136によりピン結合されている。ベルトアンロックボタン135は、ベルトロックレバー129の回動による円周方向に往復動可能に取り付けられる。これらベルトアンロックボタン135、ベルトロックレバー129などによって、ローレット軸127を強制的にアンロック動作させるアンロック機構が構成される。
【0043】
また、ベルト119には、シート41に固定された付近に、弾性を有する芯材137(図12)が設けられ、この弾性によりベルト119は広がる方向(図中D方向)に付勢される。この芯材137の材質には、例えばエチレンビニールアセテート(酢酸ビニール共重合体)などが使用可能であるが、ベルトを外向きに広げるのに十分な弾性を有し、ベルトを締結した際に乳幼児への接触が余り堅くならないものであれば材質を選ばない。
【0044】
(安全ガードの開閉動作)
通常の状態では、ベルトロックばね113によりローレット軸127はゲート部分125の略V字のテーパ方向へ押し付けられているので、各ベルト119はローレット軸127とゲート部分125との間に挟まれている。この状態で安全ガード113を前方(図12乃至図14において上方向)へ回動し開こうとすると、ベルト119は安全ガード113へ引き込まれる方向(同じくC方向)に移動し、さらには安全ガードから相対的に後方(同じくA方向)へ移動しようとする。この移動しようとするベルト119との摩擦によりローレット軸127は、ゲート部分125の略V字のテーパー方向、すなわち狭くなる方向(同じくC方向)へ引き込まれることになり、このローレット軸127とゲート部分125の間にベルト119は強く挟まれ、ロックされる。このため安全ガード113を開くことはできない。
【0045】
安全ガード113を開閉するためには、ベルトアンロックボタン135を押してベルトロックレバー129を図中時計回り方向に回動させることで、ローレット軸127をテーパー方向とは逆方向(同じくB方向)へ強制的に移動させる。これによりベルト119はローレット軸127とゲート部分125との間に挟まれなくなり、自由(同じくBC方向)に移動ができ、したがってロックが解除される。
【0046】
このロックが解除された状態で、安全ガード113を前方(同じく上方向)へ開き、あるいは後方(同じく下方向)へ閉じることができる。閉じる際にはベルト119をゲート部分125から引き出す方向(同じくB方向)へ引っ張るテンションを与えると、スムーズに閉じることができる。
【0047】
ベルトアンロックボタン135を用いないで安全ガード113を閉じることもできる。すなわち、安全ガード113に対しベルト119をゲート部分125のテーパー方向とは逆方向(同じくB方向)へ引っ張りテンションを与えた状態にする。ベルト119を引っ張る際には、ベルトの端部に設けられたベルトグリップ139を用いると容易に行える。ベルト119を引っ張るテンションを与えると、ローレット軸127はベルト119との摩擦によりテーパー方向とは逆方向へ微小量移動するアンロック動作を行うので、ロックが解除された状態になる。そこで、他方の手で安全ガード113を乳幼児へ押し付ける方向へ、すなわち後方(同じく下方向)へ移動させ、閉じることができる。ベルト119を放すと、ベルトロックばね133の付勢力により、ローレット軸127はテーパー方向へ微小量移動しロック動作を行うので、再びロック状態となる。
【0048】
(実施形態の効果)
以上の実施形態によれば、ベルト締結機構121はベルト119を引き出す方向(図12中のB方向)へ引っ張ってテンションを与えた状態にすると、安全ガード113を逆方向(図12中のC方向)へ押すことで、安全ガード113に対するベルト119の相対位置を容易に調整することができる。また、これは換言すれば、ベルト119の長さを容易に調節することができることとなる。
【0049】
また、ロックばね133の働きによりロック動作をより確実にでき、アンロック機構のベルトアンロックボタン135を押すことでアンロック動作をより確実にできる。
【0050】
そして、略T字状の安全ガード113の働きにより、シート41に座った乳幼児の股部と腹部を十分に支え、拘束力を強いものにでき、更に、従来の安全ベルト27(図15参照)に比べ、乳幼児への接触部分を大きく取れるので苦しい思いをさせることはない。
【0051】
また、安全ガード113は前後に回動するので、使用しない場合には後方へ回動して閉じておけば、前後方向の寸法を小さくでき、ひいてはネスティング寸法を小さくできる。
【0052】
また、安全ガード113はコイルばね17によって常に開く方向に付勢されるので、乳幼児などをシート41に乗せ下ろしする際に安全ガード113は開いた状態になり、邪魔になりにくい。
【0053】
また、ベルト119は芯材137の働きにより、全体として外向きに広がった状態(図12)を維持するので、乳幼児などをシート41へ乗せ下ろしする際にベルト119が閉じて邪魔になることを防止できる。
【0054】
また、以上の実施形態によれば、シート41を前後方向に回動して、シート41が起きた状態、中間状態、寝た状態の三つの状態を自由に選択し、ロック機構Rによってロックすることができる。
【0055】
また、ネスティング作業の際に、後方のショッピングワゴン31のシート41の先端101の部分が、前方のショッピングワゴン31のシート41の背面103に接触し、シート41を前方へ回動する力が加わると、シート41が寝た状態から起きた状態へ自動的に移行するので、人手によってシート41を起こす必要がなく、コンパクトなネスティングを容易に行える。
【0056】
また、ネスティング作業の際に後方のショッピングワゴン31の台車部33を構成するフレーム35の先端が、前方のショッピングワゴン31の買い物かごを支持する支持部材47の接触部49に接触し、この支持部材47を跳ね上げることができ、跳ね上げた支持部材47の下方に後方のフレーム35の先端が潜り込めるので、コンパクトなネスティングが可能となる。このために、寝た状態のシート41の後方に買い物かごのための十分なスペースを確保するように支持部材を低く、特に、フレーム35よりも低く設けることが可能である。
【0057】
また、ハンドル43が円弧形状をすることにより、ショッピングワゴン31を床の上で回転させる際に、ハンドル43に対し、回転の円周方向への力を入れやすく、回転が容易に行える。
【0058】
また、重心Gを回転中心Cと一致させることで、ショッピングワゴンをより軽く回転できる。
【0059】
(他の実施形態)
以上の実施形態においては、摩擦棒材はローレット軸127であったが、他の実施形態においては必ずしもローレット軸127には限らず、ベルト119と接触して十分な摩擦を発生させる断面形状を有するような他の棒材であっても構わない。
【0060】
また、以上の実施形態においては、ローレット軸127をロック動作あるいはアンロック動作することを可能とする移動機構は、ベルトロックレバー129及びベルトロックばね133によって構成されるものであったが、他の実施形態においては、ローレット軸127の両端(図13の紙面に直角な方向の両端)を緩やかに保持する保持部によって構成することが可能である。
【0061】
また、以上の実施形態においては、リクライニングシート41は、座部59と背もたれ部61が一体に形成されるとともに、前後に回動するリクライニング動作をするものであったが、他の実施形態としては、座部59に対して背もたれ部61のみが回動してリクライニング動作するものでも良い。
【0062】
また、以上の実施形態においては、台車部が有するフレームの「略V字」は、先端がつぶれた形であり、左右の辺部が直線的であったが、他の実施形態においては、先端が更に尖って完全なV字に近いものであっても良い。また、左右の辺部が曲線的であっても良い。要は、フレームの左右の辺部間の距離が前方にいくに従って小さくなることで、ネスティングが行える形状であればよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1から3に記載のベルト締結機構によれば、ベルトを引き出す方向へ引っ張ってテンションを与えた状態にすると、このベルトとの摩擦により摩擦棒材がゲート部の略V字のテーパー方向とは逆方向へ微小量移動し、ベルトは摩擦棒材とゲート部分との間に挟まれなくなるので、ゲート部分をベルトの引き出し方向とは逆方向へ押せば、ベルトの長さを調節できる。
【0064】
そして、ベルトを引っ張るのを止めた状態では、仮にベルトがゲート部分へ引き込まれようとしても、このベルトとの摩擦によって摩擦棒材がゲートの略V字のテーパー方向へ微小量移動するロック動作を行い、ベルトはロックされる。
【0065】
また、請求項2又は3に記載のベルト締結機構によれば、バネの働きによりロック動作をより確実にでき、アンロック機構によりアンロック動作をより確実にできる。
【0066】
請求項4又は5に記載の安全ガード装置によれば、ベルト締結機構からベルトの両端を概略重ねて引き出すことで、このベルト締結機構が設けられた安全ガードは、ベルトに対し後方へ押しやられ後方へ回動して閉じる。
【0067】
そして、略T字状の安全ガードの働きにより、シートに座った人の股部と腹部を十分に支え、拘束力を強いものにでき、更に、従来の安全ベルトに比べ、座った人への接触部分を大きく取れるので苦しい思いをさせることはない。
【0068】
また、安全ガードは前後に回動するので、使用しない場合には後方へ回動して閉じておけば、前後方向の寸法を小さくできる。
【0069】
請求項5に記載の安全ガード装置によれば、ベルトは芯材の働きにより全体として外向きに広がった状態を維持するので、乳幼児などをシートへ乗せ下ろしする際にベルトが邪魔になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るショッピングワゴンの全体斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図2のリクライニングシートの動作を示す要部拡大図である。
【図6】図5のロック機構を示す拡大図である。
【図7】図6の動作を示す図である。
【図8】図6の動作を示す図である。
【図9】図6の動作を示す図である。
【図10】ショッピングワゴンのネスティング作業を示すもので図2に対応する側面図である。
【図11】図5におけるネスティング作業に伴う動作を説明する図である。
【図12】図1のリクライニングシートに設けられた安全ガード装置を示す水平断面図である。
【図13】図12のベルト締結機構を示す拡大図である。
【図14】図13の動作を示す図である。
【図15】従来のショッピングワゴンを示す斜視図である。
【符号の説明】
59a……手摺
G ……重心
C ……回転中心
R ……ロック機構
111……安全ガード装置
113……安全ガード
115……回動軸
117……コイルばね
119……ベルト
120……挿通口
121……ベルト締結機構
123……ベルト口
125……ゲート部分
127……ローレット軸(摩擦棒材)
129……ベルトロックレバー
131……回動軸
133……ベルトロックばね
135……ベルトアンロックボタン
137……芯材

Claims (5)

  1. シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードを前方に開くことを可能又は不能とするために、各々の一端が前記シートに固定されると共に各々の他端が前記安全ガードの内部を通って外部に引き出された2本のベルトを前記安全ガードに対してロック又はアンロックするためのベルト締結機構であって、
    前記2本のベルトの各々は、その一端が前記シートに固定されると共に、その他端が相互に概略重ねられた状態で前記安全ガードの内部から外部に引き出され
    前記安全ガードの内部に設けられた略V字状のゲート部分であって、前記安全ガードに設けた挿通口を介して当該安全ガードの外部から内部に挿通された前記2本のベルトの前記他端が、当該V字状の狭い部分から広い部分へ引き出される略V字状のゲート部分と、
    前記安全ガードの前方に設けられたベルト口であって、前記ゲート部分から引き出された前記2本のベルトの前記他端が、前記安全ガードの前方外部へさらに引き出されるベルト口と、
    前記安全ガードの内部に設けられた摩擦棒材であって、前記2本のベルトの前記他端の相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、
    前記安全ガードに設けられた移動機構であって、前記2本のベルトとの摩擦により前記摩擦棒材が前記ゲート部の略V字のテーパー方向へ微小量移動するロック動作、又は当該テーパー方向に対する逆方向へ微小量移動するアンロック動作を可能とする移動機構とを備え、
    前記移動機構を介して前記ロック動作を行うことにより、前記安全ガードに対する前記ベルトの移動を不能として、前記安全ガードを前方に開くことを不能とし、
    前記移動機構を介して前記アンロック動作を行うことにより、前記安全ガードに対する前記ベルトの移動を可能として、前記安全ガードを前方に開くことを可能とし、
    前記ベルト口から引き出された前記2本のベルトの前記他端を前記安全ガードの前方外部へ引っ張ることによって、当該他端にテンションを与えた状態とすることにより、前記アンロック動作を行なうことを可能としたこと、
    を特徴とするベルト締結機構。
  2. シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードを前方に開くことを可能又は不能とするために、各々の一端が前記シートに固定されると共に各々の他端が前記安全ガードの内部を通って外部に引き出された2本のベルトを前記安全ガードに対してロック又はアンロックするためのベルト締結機構であって、
    前記2本のベルトの各々は、その一端が前記シートに固定されると共に、その他端が相互に概略重ねられた状態で前記安全ガードの内部から外部に引き出され
    前記安全ガードの内部に設けられた略V字状のゲート部分であって、前記安全ガードに設けた挿通口を介して当該安全ガードの外部から内部に挿通された前記2本のベルトの前記他端が、当該V字状の狭い部分から広い部分へ引き出される略V字状のゲート部分と、
    前記安全ガードの前方に設けられたベルト口であって、前記ゲート部分から引き出された前記2本のベルトの前記他端が、前記安全ガードの前方外部へさらに引き出されるベルト口と、
    前記安全ガードの内部に設けられた摩擦棒材であって、前記2本のベルトの前記他端の相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、
    前記安全ガードに設けられた移動機構であって、前記2本のベルトとの摩擦により前記摩擦棒材が前記ゲート部の略V字のテーパー方向へ微小量移動するロック動作、又は当該テーパー方向に対する逆方向へ微小量移動するアンロック動作を可能とする移動機構と、
    相互間に挟まれた状態で前記略V字状の間に位置する摩擦棒材と、
    前記安全ガードに設けられたアンロック機構であって、前記摩擦棒材を前記逆方向に強制的に移動させるアンロック機構とを備え、
    前記アンロック機構を、
    前記安全ガードの前面に設けたベルトアンロックボタンであって、前記アンロック動作を行なうために前記テーパー方向へ押されるベルトアンロックボタンと、
    前記安全ガードの内部に設けられたベルトロックレバーであって、前記ベルトアンロックボタンが前記テーパー方向へ押された際に回動することによって前記摩擦棒材を前記逆方向へ移動させるベルトロックレバーとによって構成したこと、
    を特徴とするベルト締結機構。
  3. 前記アンロック機構の前記ベルトアンロックボタンを、前記安全ガードの前面に設けたこと、
    を特徴とする請求項2に記載のベルト締結機構。
  4. シートと、
    前記シートに座った人を支えるために下端を中心に前後に回動する安全ガードと、
    2本のベルトであって、各々の一端が前記シートに固定されると共に、各々の他端が前記安全ガードの右または左から当該安全ガードの内部に挿通されて相互に概略重ねられた、2本のベルトと、
    前記2本のベルトの前記他端を締結するために前記安全ガードに設けられた請求項1又は2に記載のベルト締結機構と、
    を備えたことを特徴とする安全ガード装置。
  5. 前記2本のベルトの各々の前記一端には弾性を有する芯材を設け、当該一端を外向きに配置したこと、
    を特徴とする請求項4に記載の安全ガード装置。
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