JPH0950222A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0950222A
JPH0950222A JP7200948A JP20094895A JPH0950222A JP H0950222 A JPH0950222 A JP H0950222A JP 7200948 A JP7200948 A JP 7200948A JP 20094895 A JP20094895 A JP 20094895A JP H0950222 A JPH0950222 A JP H0950222A
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Masanori Kawakami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏の画像大きさの誤差が小さく、安定した
画像を得ることができる両面画像転写型の電子写真装置
を得る。 【解決手段】 用紙Pの両面に画像を転写し熱定着する
電子写真装置において、用紙の第1面への転写時の用紙
搬送速度に対し、用紙の第2面への転写時の用紙搬送速
度を用紙の縮小率に見合った分だけ遅くした。用紙Pの
第1面に転写すべき画像の書き込み速度に対し、用紙の
第2面に転写すべき画像の書き込み速度を用紙の縮小率
に見合った分だけ速くしてもよい。用紙の第1面に転写
すべき画像の書き込み時の画素周波数に対し、用紙の第
2面に転写すべき画像の書き込み時の画素周波数を用紙
の縮小率に見合った分だけ変化させ1ドット当たりの書
き込み時間を短くしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙に転写された
画像を熱定着する熱定着装置を備え、かつ、用紙の両面
に画像を転写し熱定着する機能を有する電子写真装置に
関するもので、複写機、レーザープリンターなどに適用
可能なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源、環境保護などの観点か
ら、用紙を有効に利用する目的で用紙の表裏両面に画像
を形成する機能を備えた電子写真装置が普及しつつあ
る。また、画像品質に対する要求も厳しさを増し、特
に、原稿の再現性、入力データに対する忠実なアウトプ
ットの要求から、等倍性の要求も厳しくなっている。そ
こで、従来は、電子写真装置自体の機械的精度、すなわ
ち用紙搬送速度、感光体への書き込み速度等の精度を上
げることで対処してきた。
【0003】しかし、電子写真装置自体の機械的精度を
上げても、画像品質に対する厳しい要求に応えることが
できないことがわかってきた。すなわち、用紙自体の寸
法が吸湿状態により変化し、特に、熱定着装置を一度通
過することにより急激に用紙の水分が放出され用紙自体
が縮むため、再度同一の用紙に印刷した場合、感光体上
には同一の大きさで画像が形成されていても、この画像
を転写により用紙に印刷すると、印刷対象となる用紙自
体の大きさが変化し、この用紙の大きさの変化に伴って
先に印刷されていた画像の大きさも同様に変化するた
め、先に印刷されていた画像の大きさと後に印刷された
画像の大きさとが異なってしまうという不具合が発生す
る。
【0004】実験による結果では、図2に示すように、
同一用紙Pに印刷された第1面(表面)画像Iaに対す
る第2面(裏面)画像Ibの変化率は、用紙漉き目方向
が搬送方向に対し横目の場合、搬送方向では+0.4%
から+0.8%伸び、搬送方向に対し直角をなす側では
+0.1%から+0.3%伸びる。また、用紙漉き目方
向が搬送方向に対し縦目の場合、搬送方向では+0.2
%から+0.5%伸び、搬送方向に対し直角をなす側で
は+0.3%から+0.6%伸びる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような不具合を
解消するために、特開平3−126054号公報に記載
されているように、光ビームを感光体上に走査しながら
画像を書き込むのに用いられるfθレンズユニットの深
度を調節することによって、2度定着による画像上の倍
率誤差を補正するようにしたレーザプリンタが提案され
ている。また、特開平3−36560号公報に記載され
ているように、初回の定着動作時には規格仕様の書き込
み信号群を供給し、2度目の定着動作時にはそのときの
用紙の伸び率分だけ時間的に補正した書き込み信号群を
供給するようにしたレーザープリンタ装置が提案されて
いる。
【0006】本発明の目的は、用紙の両面に画像を転写
し熱定着する電子写真装置において、用紙の第1面に転
写される画像と用紙の第2面に転写される像との倍率誤
差補正を、上記のような従来の技術と異なった技術思想
で実現すると共に、表裏の画像大きさの誤差が小さく、
安定した画像を得ることができる電子写真装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】本発明はまた、用紙の漉き目方向によって
最適な補正を行うことができ、これによって表裏の画像
大きさの誤差がより小さく安定した画像を得ることがで
きる電子写真装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
用紙に転写された画像を熱定着する熱定着装置を備えか
つ用紙の両面に画像を転写し熱定着する機能を有する電
子写真装置において、用紙の第1面への転写時の用紙搬
送速度に対し、用紙の第2面への転写時の用紙搬送速度
が、そのときの用紙の縮小率に見合った分だけ遅いこと
を特徴とする。用紙の第1面へ画像を転写した後熱定着
されることにより用紙が縮小し、これに伴って第1面の
画像も縮小するので、第2面へ画像を転写するときの用
紙搬送速度を遅くし、用紙に対して画像が縮小された形
で転写する。第2面へ画像を転写するときの用紙搬送速
度を、用紙の上記縮小率に見合った分だけ遅くすれば、
第1面の画像の大きさと第2面の画像の大きさを同じに
することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、用紙の第1面に転
写し定着すべき画像の書き込み速度に対し、用紙の第2
面に転写し定着すべき画像の書き込み速度が、そのとき
の用紙の縮小率に見合った分だけ速いことを特徴とす
る。画像の書き込み速度が速ければ、その分画像の大き
さが小さくなる。そこで、第2面に転写し定着すべき画
像の書き込み速度を用紙の縮小率に見合った分だけ速く
して、書き込まれる画像の大きさが用紙に対して縮小さ
れた形にし、この縮小された画像を用紙の第2面にで転
写する。これによって、第1面の画像と第2面の画像と
を同じ大きさにすることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、用紙の第1面に転
写し定着すべき画像の書き込み時の画素周波数に対し、
用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書き込み時の画
素周波数をそのときの用紙の縮小率に見合った分だけ変
化させ1ドット当たりの書き込み時間を短くすることを
特徴とする。画像の書き込み時の画素周波数を変化させ
1ドット当たりの書き込み時間を短くすることによっ
て、その分画像の大きさが小さくなる。従って、第2面
に転写し定着すべき画像の書き込み時の画素周波数をそ
のときの用紙の縮小率に見合った分だけ変化させ1ドッ
ト当たりの書き込み時間を短くして、書き込まれる画像
の大きさが用紙に対して縮小された形にし、この縮小さ
れた画像を用紙の第2面にで転写する。これによって、
第1面の画像と第2面の画像とを同じ大きさにすること
ができる。
【0011】請求項4記載の発明は、用紙の搬送方向に
対する用紙の漉き目方向入力手段を備え、この漉き目方
向入力手段から入力される漉き目方向によって、用紙の
第2面への転写時の用紙搬送速度、用紙の第2面に転写
し定着すべき画像の書き込み速度又は用紙の第2面に転
写し定着すべき画像の書き込み時の画素周波数を自動的
に切り換えることを特徴とする。第2面への転写時の用
紙搬送速度、用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書
き込み速度、又は第2面に転写し定着すべき画像の書き
込み時の画素周波数を切り換えることにより、用紙の第
2面の画像の大きさを変えることができる。そこで、用
紙の漉き目方向による縮小率に応じて第2面の画像の大
きさを変えれば、第1面の画像の大きさと第2面の画像
の大きさとを同じにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明にかかる電子写真装置の実施例について説明する。図
1は、本発明にかかる電子写真装置を用いたレーザープ
リンタ100を示す。図1において、レーザープリンタ
100は、レジストローラ対10、感光体30、光書き
込みユニット40、現像ユニット50、熱定着装置1
2、両面ユニット20等を有している。レーザープリン
タ100の下方には図示されない給紙手段が配置され、
この給紙手段より上方に向かって印刷用紙Pが給紙され
る。印刷用紙Pの給紙通路上にはレジストローラ対10
が配置されている。レジストローラ対10は、給紙手段
から搬送されてくる印刷用紙Pの先端縁をレジストロー
ラ対10の接触部に当接させて用紙の先端縁を正しく規
制した後回転駆動され、印刷用紙Pをスキュー等の搬送
不良を起こすことなく転写部11に搬送する。
【0013】上記感光体30、光書き込みユニット4
0、現像ユニット50、熱定着装置12、両面ユニット
20等は、帯電、露光、現像、転写、定着等の電子写真
プロセスを実行するもので、この電子写真プロセス自体
は周知のものであるから詳細な説明は省略する。熱定着
装置12の用紙搬送方向後方には搬送切換爪13が配置
されている。搬送切換爪13は排紙部14と両面ユニッ
ト20への搬送路との分岐部にあり、両面印刷を行わな
い場合は搬送切換爪13を下側に移動させて両面ユニッ
ト20への搬送路を閉鎖する一方、排紙部14側を開放
し、両面印刷を行う場合は搬送切換爪13を上側に移動
させて両面ユニット20への搬送路を開放する一方、排
紙部14側を閉鎖する。両面ユニット20は図示されな
い給紙ユニットからの給紙路近くに反転ローラ21を有
している。
【0014】いま、図示されない給紙手段から図1に示
す矢印方向に給紙された印刷用紙Pはレジストローラ対
10に挟持されながら搬送され、感光体30に形成され
た画像が転写部11において印刷用紙の第1面(表面)
に転写される。転写された画像は熱定着装置12におい
て加熱され定着される。用紙の片面にのみ印刷する場合
は搬送切換爪13が図1において下側に切り換え制御さ
れ、排紙部14を通じてプリンタ100の上面に排紙さ
れる。これに対して用紙の両面に印刷する場合は、搬送
切換爪13が図1において上側に切り換え制御され、排
紙部14側が閉鎖され両面ユニット20への搬送路が開
放されるため、画像が加熱定着された上記印刷用紙は矢
印Aで示すようにプリンタ100の下部の両面ユニット
20に搬送される。
【0015】両面ユニット20に搬送された印刷用紙は
反転ローラ21を経由して折り返され、表裏反転した状
態で一時的に反転ユニット20内に留まる。次に反転ロ
ーラ21が逆向きに回転制御されることにより、印刷用
紙は再び給紙通路を通じてプリンタ100内に給紙さ
れ、レジストローラ対10を経て転写部11により印刷
用紙に転写される。このときの印刷用紙は上記両面ユニ
ット20で表裏反転させられているため、転写部11で
は印刷用紙Pの第2面(裏面)に画像が転写されること
になる。こうして転写された印刷用紙Pは熱定着装置1
2を通ることにより加熱定着され、搬送切換爪13の切
換制御により排紙部14側が開放され、印刷用紙Pが矢
印Bで示すように排紙部14を通じてプリンタ100の
上面に排紙される。
【0016】さて、印刷用紙Pの第1面への転写印刷時
は、レジストローラ対10の回転速度(周速)を感光体
30の速度とほぼ一致させて、光書き込みユニット40
による感光体30の露光、現像ユニット50により感光
体30上にトナー現像された画像の印刷用紙Pへの転写
を行う。これによって印刷用紙Pには感光体30上に形
成されている画像が、この画像と同一の大きさで転写さ
れる。ところが、前に説明したように、転写された後熱
定着装置12を一度通過することにより印刷用紙Pが収
縮し、このまま印刷用紙Pの第2面に転写印刷すると、
第1面の画像よりも第2面の画像が大きくなってしま
う。そこで、第2面の転写印刷時は、レジストローラ対
10の回転速度を感光体30の速度より遅くして転写印
刷する。こうすれば、感光体30上の画像は印刷用紙P
に対し上記速度差分だけ搬送方向に短くなって転写され
る。
【0017】そこで、第2面の転写印刷時、印刷用紙P
の第1面の画像に対する第2面の画像の伸び分である+
0.4%から+0.8%に見合った分、換言すれば印刷
用紙Pの縮小率に見合った分だけレジストローラ対10
の回転速度を遅くし、その分だけ第2面への転写時の用
紙搬送速度を遅くする。こうすることにより、印刷用紙
P上に転写され熱定着された画像は、印刷用紙Pの搬送
方向において表裏の大きさの誤差の少ない画像となる。
【0018】以上説明した例では印刷用紙Pの第1面へ
の転写時と第2面への転写時とで印刷用紙搬送速度を変
えることにより、印刷用紙Pの表裏画像の大きさの誤差
を少なくするようにしたものであるが、逆に、レジスト
ローラ対10の回転速度を一定にしておき、感光体30
への光書き込み速度を変えるようにしてもよい。すなわ
ち、印刷用紙Pの第1面に転写し定着すべき画像の書き
込み速度に対し、第2面に転写し定着すべき画像の書き
込み速度をそのときの印刷用紙Pの縮小率に見合った分
だけ速くする。これによって、感光体30上の画像が縮
小し、印刷用紙Pの第2面に転写され定着される画像も
縮小することになり、印刷用紙Pの搬送方向において表
裏画像の大きさの誤差を少なくすることができる。
【0019】印刷用紙Pの第2面への書き込み速度を速
くする手段としては、光書き込み速度そのものを速くし
てもよいし、感光体30の印刷用紙Pの第2面に転写し
定着すべき画像の書き込み時の感光体30の回転速度を
遅くすることにより、相対的に書き込み速度を速くして
もよい。このとき、感光体30とレジストローラ対10
との回転速度差も加味されるので、感光体30の回転速
度は、前記速度差+0.4%から+0.8%の倍の速度
差が必要となる。
【0020】印刷用紙Pの収縮は、搬送方向に対し直角
をなす方向にも生じるため、この方向の画像の大きさも
補正すべきである。この搬送方向に対し直角をなす方向
の画像大きさ補正は、印刷用紙Pの第1面に転写し定着
すべき画像の書き込み時の画素周波数に対し、印刷用紙
Pの第2面に転写し定着すべき画像の書き込み時の画素
周波数をそのときの印刷用紙Pの縮小率に見合った分だ
け変化させ1ドット当たりの書き込み時間を短くするこ
とによって行うことができる。図3はこの関係を示すも
ので、(a)は印刷用紙の第1面への光書き込みの場
合、(b)は第2面への光書き込みの場合であって、そ
れぞれ画素周波数と感光体上のドットの様子を示す。図
3(a)に示すように、印刷用紙の第1面への光書き込
み画素周期t1に対し、図3(b)に示すように第2面
への光書き込み画素周期t2が小さくなっている。
【0021】このように、印刷用紙Pの第1面に転写す
べき画像の光書き込み周波数と第2面に転写すべき光書
き込み周波数を変化させてそれぞれ感光体上に画像を形
成し、それぞれの画像を印刷用紙Pの第1面と第2面に
転写し熱定着すれば、印刷用紙Pの搬送方向に対し直角
をなす方向での第2面上の画像は、第1面上の画像に対
しt1/t2だけ縮小されて転写され定着される。換言
すれば、感光体上ドットの一定個数の長さを、第1面に
転写すべき画像の場合をl1、第2面に転写すべき画像
の場合をl2としたとき、第2面上の画像は、第1面上
の画像に対しl1/l2だけ縮小されて転写され定着さ
れることになる。そこで、t1に対するt2の比率を、
前述の第1面と第2面の画像伸び分である+0.1%か
ら+0.3%だけ小さくして感光体30上に画像を書き
込むことにより感光体30上の画像を縮小させ、これを
印刷用紙Pの第2面に転写し熱定着する。こうすること
により、印刷用紙Pの第1面に画像が転写され熱定着さ
れて印刷用紙Pが縮小し、第1面の画像が縮小しても、
上記のように第2面に転写すべき画像が印刷用紙Pの縮
小率に見合った分だけ縮小されるため、表裏の画像の大
きさの誤差を少なくすることができる。この例では、光
書き込みユニット40(図1参照)による主走査方向、
すなわち印刷用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の画
像の大きさ補正に有効である。
【0022】使用する印刷用紙の種類によっては、縮小
率の大きいもの、小さいもの、ほとんど縮小しないもの
など様々であり、また、用紙の漉き目方向が横目である
ものと縦目であるもの、その他がある。そこで、図4に
示すように、ユーザーが使用する用紙の特性に合わせて
選択することができるスイッチ等による選択手段を設
け、この選択手段の選択に応じて表裏の画像の大きさ補
正を自動的に選択するようにすればよい。図4の例で
は、用紙の漉き目方向が横目であるか縦目であるかを選
択し、横目の場合は縦方向補正を自動的に行い、縦目の
場合は横方向補正を自動的に行う。この場合の画像大き
さ補正手段は、これまで説明した各種補正手段、すなわ
ち、用紙の第2面への転写時の用紙搬送速度、用紙の第
2面に転写し定着すべき画像の書き込み速度、又は用紙
の第2面に転写し定着すべき画像の書き込み時の画素周
波数を切り換えて補正する手段を用いるものとする。ま
た、例えば印刷用紙としてオーバーヘッドプロジェクタ
ー用フイルムのように吸湿が少なく熱転写による縮小が
ほとんどないものについては、その他を選択して補正な
しとする。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、用紙の両
面に画像を転写し熱定着する機能を有する電子写真装置
において、用紙の第1面への転写時の用紙搬送速度に対
し、用紙の第2面への転写時の用紙搬送速度を、そのと
きの用紙の縮小率に見合った分だけ遅くしたため、印刷
用紙上に転写され熱定着された画像は、表裏の大きさの
誤差の少ない画像となり、また、大きさの安定した画像
を得ることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、用紙の両面
に画像を転写し熱定着する機能を有する電子写真装置に
おいて、用紙の第1面に転写し定着すべき画像の書き込
み速度に対し、用紙の第2面に転写し定着すべき画像の
書き込み速度を用紙の縮小率に見合った分だけ速くした
ため、用紙の第2面に転写し定着すべく書き込まれた画
像が縮小され、この縮小された画像が用紙の第2面に転
写され定着されることになり、印刷用紙上に転写され熱
定着された画像は、表裏の大きさの誤差の少ない画像と
なり、大きさの安定した画像を得ることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、用紙の両面
に画像を転写し熱定着する機能を有する電子写真装置に
おいて、用紙の第1面に転写し定着すべき画像の書き込
み時の画素周波数に対し、用紙の第2面に転写し定着す
べき画像の書き込み時の画素周波数を用紙の縮小率に見
合った分だけ変化させ1ドット当たりの書き込み時間を
短くしたため、用紙の第2面に転写し定着すべく書き込
まれた画像が縮小され、この縮小された画像が用紙の第
2面に転写され定着されることになり、印刷用紙上に転
写され熱定着された画像は、表裏の大きさの誤差の少な
い画像となり、大きさの安定した画像を得ることができ
る。
【0026】請求項4記載の発明によれば、用紙の両面
に画像を転写し熱定着する機能を有する電子写真装置に
おいて、用紙の搬送方向に対する用紙の漉き目方向入力
手段を設け、この漉き目方向入力手段から入力される漉
き目方向によって、用紙の第2面への転写時の用紙搬送
速度、用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書き込み
速度又は用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書き込
み時の画素周波数を自動的に切り換えるようにしたた
め、ユーザーが使用しようとする用紙の種類、特性、用
紙の仕様、用紙の方向、漉き目方向等によって最適な補
正を行うことができ、ユーザーの使用範囲を拡大するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子写真装置の実施例を示す側
面断面図である。
【図2】印刷用紙の表面と裏面に画像を転写し熱定着し
た場合の画像の大きさの変化の様子を示す正面図であ
る。
【図3】本発明に適用可能な画像大きさ補正手段の例を
示すタイミングチャートである。
【図4】本発明に適用可能な画像大きさ補正手段の別の
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 用紙 11 転写ユニット 12 熱定着装置 20 両面ユニット 30 感光体 40 光書き込みユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に転写された画像を熱定着する熱定
    着装置を備え、かつ、用紙の両面に画像を転写し熱定着
    する機能を有する電子写真装置において、用紙の第1面
    への転写時の用紙搬送速度に対し、用紙の第2面への転
    写時の用紙搬送速度が、そのときの用紙の縮小率に見合
    った分だけ遅いことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 用紙に転写された画像を熱定着する熱定
    着装置を備え、かつ、用紙の両面に画像を転写し熱定着
    する機能を有する電子写真装置において、用紙の第1面
    に転写し定着すべき画像の書き込み速度に対し、用紙の
    第2面に転写し定着すべき画像の書き込み速度が、その
    ときの用紙の縮小率に見合った分だけ速いことを特徴と
    する電子写真装置。
  3. 【請求項3】 用紙に転写された画像を熱定着する熱定
    着装置を備え、かつ、用紙の両面に画像を転写し熱定着
    する機能を有する電子写真装置において、用紙の第1面
    に転写し定着すべき画像の書き込み時の画素周波数に対
    し、用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書き込み時
    の画素周波数をそのときの用紙の縮小率に見合った分だ
    け変化させ1ドット当たりの書き込み時間を短くするこ
    とを特徴とする電子写真装置。
  4. 【請求項4】 用紙の搬送方向に対する用紙の漉き目方
    向入力手段を備え、この漉き目方向入力手段から入力さ
    れる漉き目方向によって、用紙の第2面への転写時の用
    紙搬送速度、用紙の第2面に転写し定着すべき画像の書
    き込み速度又は用紙の第2面に転写し定着すべき画像の
    書き込み時の画素周波数を自動的に切り換えることを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の電子写真装置。
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