JPH0950211A - 記録装置並びにオプション装置並びに画像処理システム - Google Patents

記録装置並びにオプション装置並びに画像処理システム

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JPH0950211A
JPH0950211A JP7204156A JP20415695A JPH0950211A JP H0950211 A JPH0950211 A JP H0950211A JP 7204156 A JP7204156 A JP 7204156A JP 20415695 A JP20415695 A JP 20415695A JP H0950211 A JPH0950211 A JP H0950211A
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recording device
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drive system
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Shoji Maruyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置がスリープ状態に遷移したら、オプ
ション装置も付随してスリープ状態に遷移させて、スリ
ープ状態時におけるシステムとしてのトータル電力を大
幅に節減することである。 【解決手段】 記録装置501から所定の通信ラインを
介して出力される制御信号の変化状態をモニタして前記
記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ
状態に遷移したかどうかを認識する認識手段の認識結果
に基づいて電源回路102のリレー103を制御してオ
プション装置の所定の駆動系に供給する電源の供給また
は投入を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置に対して所定
の拡張処理を行うオプション装置を接続してシステムア
ップ可能な記録装置並びにオプション装置並びに画像処
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種の画像処理システムの概
略構成を説明する断面図であり、記録装置501,両面
ユニット502,給紙ユニット503等から構成されて
いる。なお、両面ユニット502,給紙ユニット503
は記録装置501に対してオプション装置として接続さ
れ、各オプション装置は記録装置501と通信可能に構
成されている。以下、構成および動作について説明す
る。
【0003】なお、記録装置501は、図示しない例え
ばホストコンピュータに接続され、ホストからの指示に
基づき記録紙に所望の画像を記録するものである。記録
指示を与えられた記録装置501は、給紙ユニット50
3に対し、給紙コマンドを発行する。給紙ユニット50
3内のCPUは、記録紙504が積載されていることを
確認し給紙ユニット内にある図示しないモータを駆動
し、給紙ローラ506、搬送ローラE507を駆動し、
記録紙を記録装置501へと給紙、搬送させる。
【0004】ここで、両面ユニット502内の搬送ロー
ラC509は給紙ユニット503の紙搬送パスである紙
パスA508に接続されているため記録装置は両面ユニ
ット502に対しても搬送ローラC509を駆動させる
コマンドを出す必要がある。記録装置501内へ給紙さ
れた記録紙は搬送ローラD511によって紙パスB51
0を通り、レジストセンサ512へ達する。記録装置5
01の制御プログラムはここで一旦搬送を停止させ、所
望の画像を形成すべく動作準備、たとえば画像パターン
生成時間ウエイトする。そして、準備完了後、記録紙を
搬送させ、画像記録ユニット513によって、電子写真
プロセスによって感光ドラムに潜像を形成し、トナーを
記録紙上に付着させる。トナーを付着させた記録紙はさ
らに搬送され、定着ユニット514によって、熱圧力に
より融着され画像記録が終了する。
【0005】この時、記録装置501がホストの指示に
より両面記録を指示された場合は、記録装置501は両
面ユニット502に対し、反転コマンドを送出する。反
転コマンドを受けた両面ユニット502は反転ローラ5
18、反転フラップ516を駆動し、記録紙を両面ユニ
ット502内へ搬送させる。
【0006】一方、紙パスD517に搬送された記録紙
の後端が反転センサ519を通過したのを検出した後、
両面ユニット制御プログラムは、反転ローラ518を逆
回転させ、搬送ローラA520、搬送ローラB522を
駆動し、両面給紙センサ523まで搬送し反転動作を終
了する。そして、両面給紙センサ523まで記録紙が到
達すると一旦、搬送を停止し、記録装置501から給紙
指示を待つ。記録装置から給紙指示を受けると前述した
シーケンスと同様に、画像形成スピードで搬送した記録
紙に対し片方の面に対し画像記録動作を実施し、両面記
録を行なう。両面記録された記録紙は、紙パスC515
を通り排紙される。
【0007】以上、両面記録に関して述べたが、片面の
みの場合は、反転フラップ516を操作せず紙パスC5
15より排紙される。
【0008】このように記録装置501は、給紙ユニッ
ト503および両面ユニット502に対し制御コマンド
を発行し、コントロールしながら所望の画像を記録させ
ている。なお、505は紙有無センサ、521は紙パス
Eである。
【0009】次に、図5,図6を参照して図4に示した
両面ユニット502の制御構成および制御手順について
説明する。
【0010】図5は、図4に示した両面ユニット502
の制御構成を説明するブロック図である。
【0011】図5において、602はCPUで、図示し
ないROMに記憶された後述する制御手順に従って両面
ユニット601の駆動を制御する。
【0012】603は制御バスで、記録装置501とバ
ス接続可能に構成されている。605は両面給紙センサ
で、図4に示した両面給紙センサ523に対応し、両面
ユニット502の再給紙位置での紙有無を検知する。6
06は反転センサで、図4に示した反転センサ519に
対応し、片面への画像記録が終了した用紙の後端を検知
する。なお、607は開閉カバー検知センサである。
【0013】611はドライバで、モータ614(モー
タA)を駆動する。612はドライバで、モータB61
5(モータB)を駆動する。613はドライバで、モー
タC616(モータC)を駆動する。617はドライバ
で、反転フラッパ516を駆動する。619はAC入力
部で、電源回路620に対して商用電源を供給する。電
源回路620は+5Vおよび+24VをACより生成
し、+5V電源は各センサに供給され、+24V電源は
各モータドライバ611〜613およびソレノイドドラ
イバ617に供給される。なお、CPU電源である+5
Vは記録装置より供給される。なお、618はソレノイ
ドである。
【0014】図6は、図4に示した両面ユニット502
の給送制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(19)は各ステップを示す。
【0015】先ず、ステップ(1)でモータA〜Cの出
力をゼロ設定する停止シーケンスを行ない、ステップ
(2)にて記録装置とオプション装置間の動作認識を行
なうべくウオッチドック処理を行なう。
【0016】なお、ウオッチドック処理は記録装置50
1から定期的に送付されるウオッチドック入力信号に対
し、それに同期したウオッチドック出力信号を記録装置
501に対し返送するものである。これによって、記録
装置501はオプション装置(この場合には両面ユニッ
ト502)が正常動作つまりコマンド入力可能状態にあ
ることを認識できる。そして、ステップ(3)にて記録
装置501からのコマンドを入力する。
【0017】一方、ステップ(4)で記録紙の反転指示
有無を判定し、反転指示がなされていると判定した場
合、つまり両面記録動作指示があった場合は、ステップ
(5)にてモータA614をCW回転させる。つまり、
図4に示した反転ローラ518はCW回転する。
【0018】次いで、ステップ(6)でソレノイドをO
Nすることによって、反転フラッパ516がコントロー
ルされ両面ユニット502内へ記録紙が搬送される。ス
テップ(7),ステップ(8)にて反転センサ519が
記録紙後端を検出すると、ステップ(9)でソレノイド
をOFFつまり反転フラッパ516を紙パスC515側
へ向ける。そして、ステップ(10)で、モータA61
4のCCW回転により反転ローラ518がCCW回転、
ステップ(11)で、モータB615のCCW回転によ
り搬送ローラA520および搬送ローラB522がCC
W回転する。
【0019】次いで、ステップ(12)で、両面給紙セ
ンサ523に記録紙が到達することを確認後、ステップ
(13),ステップ(14)でモータA614,B61
5を停止、つまり搬送を停止し、ステップ(2)に戻
り、記録装置からの給紙指示を待つ。
【0020】一方、ステップ(4)で反転指示でない場
合には、ステップ(15)で給紙コマンドを認識する
と、ステップ(16)でモータB615を、ステップ
(17)でモータC616をCCW回転する。つまり、
搬送ローラC509、搬送ローラB522がCCW回転
され記録紙は記録装置内へ搬送される。
【0021】一方、ステップ(15)で給紙指示でない
と判断された場合には、ステップ(18)にて搬送指示
を受けると、ステップ(19)にてモータC616をC
CW回転させる。つまり搬送ローラC509のみがCC
W駆動される。
【0022】一方、ステップ(19)で搬送指示でもな
いと判定された場合には、ステップ(1)に戻る。
【0023】なお、給紙指示及び搬送指示は給紙ユニッ
ト503からの給紙、搬送シーケンス時に適用されるコ
マンドで指示される。
【0024】次に、図7,図8等を参照して給紙ユニッ
ト503の制御構成及び制御手順について説明する。
【0025】図7は、図4に示した給紙ユニット503
の制御構成を説明するブロック図である。
【0026】図7において、702はCPUで、図示し
ないROMに記憶された制御プログラムに基づいて後述
する手順に従って記録紙504の給送を記録紙装置50
1からの指示に応じて制御する。703はモータドライ
バで、モータ704を駆動する。なお、701は給紙ユ
ニットである。
【0027】705はソレノイドドライバで、給紙ロー
ラ506を駆動するためのソレノイド706を駆動す
る。707は紙サイズ検知センサで、給紙ユニット50
3にセットされる記録紙の紙サイズを検知する。708
は紙有無センサで、図4に示した紙有無センサ505に
対応し、記録紙504の有無を検知する。710は制御
バスで、記録装置501とバス接続されている。
【0028】709はAC入力部で、電源回路711に
商用電源を供給し、+5Vおよび+24Vを生成し、+
5Vは各センサに供給され、+24Vはモータドライバ
703およびソレノイドドライバ705へ供給される。
なお、CPU電源+5Vは記録装置501より供給され
る。
【0029】図8は、図4に示した給紙ユニット503
の給送制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(10)は各ステップを示す。
【0030】ステップ(1)でモータを停止すべく制御
を行ない、ステップ(2)にて両面ユニットと同様のウ
オッチドック処理を行なう。
【0031】次に、ステップ(3)で記録装置からコマ
ンドを受け、ステップ(4)にてそれが給紙指示と判断
された場合は、ステップ(5)で紙有無センサ情報を読
み、紙無しと判定された場合は、ステップ(8)で紙無
しステータスを記録装置501へ送信する。該紙無しス
テータスを記録装置501が受信すると、図示しない操
作部の表示手段に対し紙無し情報を表示する。
【0032】一方、ステップ(5)で、紙有りと判断さ
れた場合は、ステップ(6)でモータ704をCCW回
転すべく制御を行なう。つまり、図7に示したモータ7
04がCCW回転することによって、図4に示した搬送
ローラE507はCCW回転する。
【0033】次に、ステップ(7)にて、ソレノイド7
06を駆動すると、図示しないクラッチによって、図4
に示した給紙ローラ506が一回転する。すると積載さ
れた記録紙の最上位のものが給紙され、予め回転してい
る搬送ローラE507によって記録装置501へと搬送
される。
【0034】一方、ステップ(4)で給紙指示でないと
判断された場合には、ステップ(9)にて、コマンドが
搬送指示コマンドかどうかを判断し(9)、NOならば
ステップ(1)に戻り、YESの場合には、ステップ
(10)でモータ704のみをCCW回転して、ステッ
プ(2)に戻る。つまり、搬送ローラE507のみをC
CW回転させる。なお、ステップ(9)の搬送指示は、
給紙された記録紙が記録装置内のレジストセンサ512
で一旦停止された後の再搬送用コマンドである。
【0035】以上、説明したように記録装置501はホ
ストコンピュータからの指示に基づき所望の画像を記録
紙に記録すべく動作を行なう。このとき両面記録または
片面記録制御に基づき両面ユニットおよび給紙ユニット
に対し制御コマンドを発行し駆動するものでる。
【0036】次に、図4に示した記録装置501と各オ
プション装置との間のウオッチドック信号について図9
に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0037】図9は、図4に示した記録装置501と両
面ユニット502,給紙ユニット503との間のウオッ
チドック信号状態を示すタイミングチャートである。
【0038】図において、1001は記録装置からオプ
ションに対して送付されるウオッチドック入力信号であ
り、1002はオプションから記録装置に対して送付さ
れるウオッチドック出力信号でありいずれも記録装置と
の制御バスに割り当てられる。
【0039】この図に示すように、記録装置501はオ
プション装置に対して定期的にウオッチドック入力信号
を送出する。
【0040】これを受けて、オプション装置にウオッチ
ドック入力信号1001が入力されると、各CPU60
2,702は、その信号に同期してウオッチドック出力
信号1002を作成し、記録装置501へ送出する。
【0041】この制御処理によって、記録装置501は
オプションが正常状態つまりコマンド入力可能状態にあ
ることを認識できる。また、オプション装置は記録装置
501が正常状態、つまりコマンド送信可能状態にある
ことを認識できる。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録装置は、上
記のように構成されているので、所定時間経過してもホ
ストからのアクセスがない場合は、通常、記録装置50
1はスリープモードとなり、定着器の温調制御等を停止
させ消費電力を低減する制御が一般的に実施されてい
る。
【0043】しかしながら、従来のように比較的消費電
力の少ないオプション装置に対してはスリープモードに
よる消費電力制御は実行されていなかった。
【0044】しかし、記録装置501とは独立した駆動
源を有するオプション装置が複数接続するシステム構成
においては、オプション装置を含めたシステムとしての
トータル消費電力が大きくなり、オプション装置に対し
てもスリーモード制御を実施する必要がある。
【0045】また、スリープモードを実現するためには
記録装置からオプションに対してのスリープモード認識
信号が必要となり、信号線の追加等コストアップすると
いった課題があった。
【0046】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、記録装置がスリープ状態に遷移したことをオ
プション装置が認識してオプション装置の不要な駆動系
への電力供給状態を制御することにより、記録装置がス
リープ状態に遷移したら、オプション装置も付随してス
リープ状態に遷移させて、スリープ状態時におけるシス
テムとしてのトータル電力を大幅に節減できる記録装置
並びにオプション装置並びに画像処理システムを提供す
ることである。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、データ処理要求状態を監視して記録装置本体の所定
の駆動系電源を遮断または投入する電源制御手段を備え
る記録装置において、前記電源制御手段が前記記録装置
本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移
した場合に、所定の拡張処理を行うオプション装置に対
して所定の通信ラインに出力される制御信号とは異なる
状態信号を出力して前記オプション装置にスリープ状態
中を通知する通知手段を設けたものである。
【0048】本発明に係る第2の発明は、前記状態信号
は、オプション装置に対して所定の通信ラインに出力さ
れる制御信号のパルス幅を変調した信号であるものであ
る。
【0049】本発明に係る第3の発明は、データ処理要
求状態を監視して記録装置本体の所定の駆動系電源を遮
断または投入する電源制御手段を備える記録装置と通信
して前記記録装置に対して所定の拡張処理を行うオプシ
ョン装置において、前記記録装置から所定の通信ライン
を介して出力される制御信号の変化状態をモニタして前
記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリー
プ状態に遷移したかどうかを認識する認識手段と、前記
認識手段の認識結果に基づいて前記オプション装置の所
定の駆動系に供給する電源の供給または投入を制御する
オプション電源制御手段とを設けたものである。
【0050】本発明に係る第4の発明は、前記認識手段
は、制御信号の周波数変化状態をモニタして前記記録装
置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に
遷移したかどうかを認識するものである。
【0051】本発明に係る第5の発明は、前記認識手段
は、制御信号のパルス幅変化状態をモニタして前記記録
装置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態
に遷移したかどうかを認識するものである。
【0052】本発明に係る第6の発明は、前記制御信号
は、前記記録装置と前記オプション装置とのシリアルデ
ータ通信時におけるデータ転送クロック信号であるもの
である。
【0053】本発明に係る第7の発明は、前記制御信号
は、前記記録装置と前記オプション装置との動作確認信
号であるものである。
【0054】本発明に係る第8の発明は、記録装置に対
して所定の拡張処理を行うオプション装置を接続してシ
ステムアップ可能な画像処理システムにおいて、データ
処理要求状態を監視して記録装置本体の所定の駆動系電
源を遮断または投入する電源制御手段と、前記電源制御
手段が前記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断して
スリープ状態に遷移した場合に、所定の拡張処理を行う
オプション装置に対して所定の通信ラインに出力される
制御信号とは異なる状態信号を出力して前記オプション
装置にスリープ状態中を通知する通知手段を前記記録装
置に設け、前記記録装置から所定の通信ラインを介して
出力される制御信号の変化状態をモニタして前記記録装
置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に
遷移したかどうかを認識する認識手段と、前記認識手段
の認識結果に基づいて前記オプション装置の所定の駆動
系に供給する電源または投入を制御するオプション電源
制御手段とを前記オプション装置に設けたものである。
【0055】
【作用】第1の発明においては、前記電源制御手段が前
記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ
状態に遷移した場合に、通知手段が所定の拡張処理を行
うオプション装置に対して所定の通信ラインに出力され
る制御信号とは異なる状態信号を出力して前記オプショ
ン装置にスリープ状態中を通知して、オプション装置に
記録装置がスリープ状態に遷移したことを確実に認知さ
せることを可能とする。
【0056】第2の発明においては、前記状態信号は、
オプション装置に対して所定の通信ラインに出力される
制御信号のパルス幅を変調して、同一の通信ラインを利
用してオプション装置に記録装置がスリープ状態に遷移
したことを確実に認知させることを可能とする。
【0057】第3の発明においては、記録装置から所定
の通信ラインを介して出力される制御信号の変化状態を
モニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮
断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識する認識
手段の認識結果に基づいてオプション電源制御手段が前
記オプション装置の所定の駆動系に供給する電源の供給
または投入を制御して、記録装置本体がスリープ状態に
遷移した場合に、オプション装置も連動して不要な電力
供給を制限し、オプション装置もスリープ状態に遷移す
ることを可能とする。
【0058】第4の発明においては、前記認識手段は、
前記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される
制御信号の周波数変化状態をモニタして前記記録装置が
本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移
したかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状態
に遷移したかどうかを容易に識別可能とする。
【0059】第5の発明においては、前記認識手段は、
前記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される
制御信号のパルス幅変化状態をモニタして前記記録装置
が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷
移したかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状
態に遷移したかどうかを容易に識別可能とする。
【0060】第6の発明においては、前記認識手段は、
前記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される
前記記録装置と前記オプション装置とのシリアルデータ
通信時におけるデータ転送クロック信号の周波数変化状
態をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源
を遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識し
て、記録装置本体がスリープ状態に遷移したかどうかを
容易に識別可能とする。
【0061】第7の発明においては、前記認識手段は、
前記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される
前記記録装置と前記オプション装置との動作確認信号の
パルス幅変化状態をモニタして前記記録装置が本体の所
定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移したかど
うかを認識して、記録装置本体がスリープ状態に遷移し
たかどうかを容易に識別可能とする。
【0062】第8の発明においては、前記電源制御手段
が前記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断してスリ
ープ状態に遷移した場合に、通知手段が所定の拡張処理
を行うオプション装置に対して所定の通信ラインに出力
される制御信号とは異なる状態信号を出力して前記オプ
ション装置にスリープ状態中を通知し、記録装置から所
定の通信ラインを介して出力される制御信号の変化状態
をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を
遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識する認
識手段の認識結果に基づいてオプション電源制御手段が
前記オプション装置の所定の駆動系に供給する電源の供
給または投入を制御して、記録装置本体がスリープ状態
に遷移した場合に、オプション装置も連動して不要な電
力供給を制限し、オプション装置もスリープ状態に遷移
することを可能とする。
【0063】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の一実施例を示す画像処理
システムの制御構成を説明するブロック図である。
【0064】なお、本実施例における画像処理システム
は、記録装置501および該記録装置に対して所定の拡
張処理を行うオプション装置、例えば給紙ユニット,両
面ユニット等から構成されているものとする。
【0065】図において、100はオプション装置で、
例えば図5に示した両面ユニット601に対応する。1
01は電源遮断信号で、CPU118から出力される。
102は電源回路で、リレー103,二次側電源生成回
路104を備えており、二次側電源生成回路104は、
+5V、+24Vを生成する。記録装置501は制御バ
ス105を用いてオプション装置に対し動作コマンドを
発行する。
【0066】また、制御バス105にはウオッチドック
信号が備えられており、記録装置501およびオプショ
ン装置100とが互いに正常動作確認を行なう。
【0067】一方、106〜108は駆動モータで、モ
ータドライバ回路109〜111により駆動される。な
お、モータドライバ回路109〜111には、電源回路
102によって生成された+24Vが供給される。ま
た、113はソレノイドで、ドライバ回路114により
駆動される。ドライバ回路114は、上記同様に電源回
路102によって生成された+24Vが供給されてい
る。
【0068】115〜117はセンサであり、電源回路
102によって生成された+5Vが供給される。118
はオプション制御CPUであり、図示しないROMに記
憶された制御プログラムに従って両面ユニットによる記
録紙の搬送を制御する。119はAC入力部で、記録装
置501とは独立した電源が供給される。
【0069】この様に構成されたオプション装置100
において、記録装置501がスリープモード状態となる
と、記録装置501は記録装置501から送信されるウ
オッチドック入力信号を通常の動作確認に使用する周波
数F1とは異なる周波数F2に変化させる。
【0070】一方、オプション装置100のCPU11
8はウオッチドック入力信号の周波数をモニタし、周波
数F1のときは電源遮断信号101をアクティブにし、
周波数F2のときは電源遮断信号101をネガティブと
するように制御する。
【0071】これによって、記録装置501が正常動作
状態では電源遮断信号101がアクティブとなり、リレ
ー103がONされ電源回路102の+5V、+24V
が立ち上がる。
【0072】また、記録装置501がスリープ状態では
電源遮断信号101がネガティブとなり、リレー103
がOFFされ電源回路102の+5V、+24Vが遮断
される。
【0073】以下、本実施例と第1〜第3,第5,第
7,第8の発明の各手段との対応及びその作用について
図1を参照して説明する。
【0074】第1の発明は、データ処理要求状態を監視
して記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断または投入
する電源制御手段501Aを備える記録装置において、
前記電源制御手段501Aが前記記録装置本体の所定の
駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移した場合(図
示しないデータ源からのデータが所定時間転送されない
ことを認知した場合等)に、所定の拡張処理を行うオプ
ション装置(本実施例では従来例で示した両面ユニット
601)に対して所定の通信ライン(制御バス105)
に出力される制御信号とは異なる状態信号を出力して前
記オプション装置にスリープ状態中を通知する通知手段
501Bを設け、前記電源制御手段501Aが前記記録
装置本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に
遷移した場合に、通知手段501Bが所定の拡張処理を
行うオプション装置に対して所定の通信ラインに出力さ
れる制御信号とは異なる状態信号を出力して前記オプシ
ョン装置にスリープ状態中を通知して、オプション装置
に記録装置がスリープ状態に遷移したことを確実に認知
させることを可能とする。
【0075】第2の発明は、前記状態信号は、オプショ
ン装置(両面ユニット601)に対して所定の通信ライ
ンに出力される制御信号のパルス幅を変調(図2参照)
して、同一の通信ラインを利用してオプション装置に記
録装置がスリープ状態に遷移したことを確実に認知させ
ることを可能とする。
【0076】第3の発明は、データ処理要求状態を監視
して記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断または投入
する電源制御手段501Aを備える記録装置501と通
信して前記記録装置に対して所定の拡張処理を行うオプ
ション装置(本実施例では両面ユニット601)におい
て、前記記録装置から所定の通信ライン(制御バス10
5)を介して出力される制御信号の変化状態をモニタし
て前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断してス
リープ状態に遷移したかどうかを認識する認識手段(オ
プション制御CPU118)と、前記認識手段の認識結
果に基づいて前記オプション装置の所定の駆動系に供給
する電源の供給または投入を制御するオプション電源制
御手段(電源回路102をオプション制御CPU118
が制御する)とを設け、記録装置から所定の通信ライン
を介して出力される制御信号の変化状態をモニタして前
記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断してスリー
プ状態に遷移したかどうかを認識する認識手段の認識結
果に基づいて電源回路102のリレー103を制御して
前記オプション装置の所定の駆動系に供給する電源の供
給または投入を制御して、記録装置本体がスリープ状態
に遷移した場合に、オプション装置も連動して不要な電
力供給を制限し、オプション装置もスリープ状態に遷移
することを可能とする。
【0077】第5の発明においては、前記認識手段(オ
プション制御CPU118)は、前記記録装置から所定
の通信ライン(制御バス105)を介して出力される制
御信号のパルス幅変化状態をモニタして前記記録装置が
本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移
したかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状態
に遷移したかどうかを容易に識別可能とする。
【0078】第7の発明においては、前記認識手段(オ
プション制御CPU118)は、前記記録装置から所定
の通信ラインを介して出力される前記記録装置と前記オ
プション装置との動作確認信号(ウオッチドック入力信
号)のパルス幅変化状態をモニタして前記記録装置が本
体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移し
たかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状態に
遷移したかどうかを容易に識別可能とする。
【0079】第8の発明は、記録装置501に対して所
定の拡張処理を行うオプション装置(従来例で示した両
面ユニット601,給紙ユニット701等)を接続して
システムアップ可能な画像処理システムにおいて、デー
タ処理要求状態を監視して記録装置本体の所定の駆動系
電源を遮断または投入する電源制御手段501Aと、前
記電源制御手段が前記記録装置本体の所定の駆動系電源
を遮断してスリープ状態に遷移した場合に、所定の拡張
処理を行うオプション装置に対して所定の通信ラインに
出力される制御信号とは異なる状態信号を出力して前記
オプション装置にスリープ状態中を通知する通知手段5
01Bを前記記録装置に設け、前記記録装置から所定の
通信ラインを介して出力される制御信号の変化状態をモ
ニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断
してスリープ状態に遷移したかどうかを認識する認識手
段(オプション制御CPU118)と、前記認識手段の
認識結果に基づいて前記オプション装置の所定の駆動系
(駆動モータ106〜108,ソレノイド113)に供
給する電源または投入を制御するオプション電源制御手
段(電源回路102をオプション制御CPU118が制
御する)とを前記オプション装置に設け、前記電源制御
手段が前記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断して
スリープ状態に遷移した場合に、通知手段501Bが所
定の拡張処理を行うオプション装置に対して所定の通信
ラインに出力される制御信号とは異なる状態信号を出力
して前記オプション装置にスリープ状態中を通知し、記
録装置から所定の通信ラインを介して出力される制御信
号の変化状態をモニタして前記記録装置が本体の所定の
駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移したかどうか
を認識するオプション制御CPU118の認識結果に基
づいて前記オプション装置の所定の駆動系に供給する電
源の供給または投入を制御して、記録装置本体がスリー
プ状態に遷移した場合に、オプション装置も連動して不
要な電力供給を制限し、オプション装置もスリープ状態
に遷移することを可能とする。
【0080】図2は、図1に示した記録装置501とオ
プション装置100とのウオッチドック信号を示すタイ
ミングチャートである。
【0081】図において、201は記録装置501が正
常状態にあるときに記録装置からオプションに対し出力
されるウオッチドック入力信号、202は前記ウオッチ
ドック入力信号201の応答信号でありオプション装置
100から記録装置501に対し送信するウオッチドッ
ク出力信号、203は記録装置501がスリープ状態に
あるときに記録装置501からオプション装置100に
対し出力されるウオッチドック入力信号である。
【0082】この図に示すように、記録装置501が正
常状態とスリープ状態とによってウオッチドック信号周
波数を変化させ制御する。
【0083】以上説明したように、本実施例は記録装置
501とオプション装置100との間で互いの動作状態
を認識するために用いる信号であり、記録装置501か
ら出力されるウオッチドック入力信号の周波数を周波数
F1から周波数F2に変化させることによって、オプシ
ョン装置100は記録装置501がスリ−プ状態にある
ことを認識し、スリープ状態にある場合はオプション装
置100の電源の遮断を行なって駆動系供給電源を遮断
させるものである。
【0084】〔第2実施例〕上記実施例では、オプショ
ン装置100が記録装置501のスリープモードを認識
した場合に電源を遮断する場合について説明したが、不
要な駆動系を停止するように構成してもよい。以下、そ
の実施例について説明する。
【0085】図3は本発明の第2実施例を示す画像処理
システムのオプション装置の制御構成を説明するブロッ
ク図である。
【0086】図において、100はオプション装置、1
18はオプション制御CPUで、図示しないROMに記
憶された制御プログラムに基づいてオプション装置の駆
動を制御する。105は制御バスで、記録装置501と
バス接続される。
【0087】106は駆動モータで、ドライバ回路10
9で駆動される。113Aはファンモータで、ドライバ
回路114Aにより駆動される。116Aはセンサであ
るフォトインタラプタ、9は記録装置501から供給さ
れる+24V電源、10は+5V生成用レギュレータ、
11はCPU駆動用+5V電源である。
【0088】このように構成されたオプション装置10
0において、オプション制御CPU118が記録装置5
01がスリープ状態に遷移(+5V電源がオフに遷移)
したと判断した場合、オプション制御CPU118はフ
ァンドライバ回路114Aを制御しファン停止を行な
い、センサであるフォトインタラプタ116Aの発光ダ
イオードLEDの駆動電流を遮断させる。このように本
実施例はスリープモード時に不要な駆動系を停止させ、
駆動電源を有しないオプションにおいて有効である。
【0089】〔第3実施例〕第1,第2実施例では、ス
リープモード認識をウオッチドック信号の周波数を変調
して通常動作時の周波数とスリープモード時の周波数と
を判別する場合について説明したが、本実施例は記録装
置とオプション装置間でシリアル通信を用いて構成され
る系において、シリアル通信の通信周波数を変調し、通
常動作時の転送周波数とスリープモード時の転送周波数
を区別させるように構成してもよい。特に、スリープモ
ード時は転送周波数を遅らせることで通常使用時の転送
ディレイについても問題はなくなる。
【0090】このように本実施例は、記録装置501と
図示しないオプション装置間でシリアル通信構成をとる
系において、特に転送周波数が可変制御可能な系におい
て有効に適用可能となる。
【0091】以下、本実施例と第4,第6の発明の各手
段との対応及びその作用について図1を参照して説明す
る。
【0092】第4の発明は、前記認識手段(オプション
制御CPU118)は、前記記録装置から所定の通信ラ
イン(制御バス105)を介して出力される制御信号の
周波数変化状態をモニタして前記記録装置が本体の所定
の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移したかどう
かを認識して、記録装置本体がスリープ状態に遷移した
かどうかを容易に識別可能とする。
【0093】第6の発明は、前記認識手段(オプション
制御CPU118)は、前記記録装置から所定の通信ラ
イン(制御バス105)を介して出力される前記記録装
置と前記オプション装置とのシリアルデータ通信時にお
けるデータ転送クロック信号の周波数変化状態をモニタ
して前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断して
スリープ状態に遷移したかどうかを認識して、記録装置
本体がスリープ状態に遷移したかどうかを容易に識別可
能とする。
【0094】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0095】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、前記電源制御手段が前記記録装置本体
の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移した
場合に、通知手段が所定の拡張処理を行うオプション装
置に対して所定の通信ラインに出力される制御信号とは
異なる状態信号を出力して前記オプション装置にスリー
プ状態中を通知して、オプション装置に記録装置がスリ
ープ状態に遷移したことを確実に認知させることができ
る。
【0097】第2の発明によれば、前記状態信号は、オ
プション装置に対して所定の通信ラインに出力される制
御信号のパルス幅を変調して、同一の通信ラインを利用
してオプション装置に記録装置がスリープ状態に遷移し
たことを確実に認知させることができる。
【0098】第3の発明によれば、記録装置から所定の
通信ラインを介して出力される制御信号の変化状態をモ
ニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮断
してスリープ状態に遷移したかどうかを認識する認識手
段の認識結果に基づいてオプション電源制御手段が前記
オプション装置の所定の駆動系に供給する電源の供給ま
たは投入を制御して、記録装置本体がスリープ状態に遷
移した場合に、オプション装置も連動して不要な電力供
給を制限し、オプション装置もスリープ状態に遷移する
ことができる。
【0099】第4の発明によれば、前記認識手段は、前
記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される制
御信号の周波数変化状態をモニタして前記記録装置が本
体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移し
たかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状態に
遷移したかどうかを容易に識別することができる。
【0100】第5の発明によれば、前記認識手段は、前
記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される制
御信号のパルス幅変化状態をモニタして前記記録装置が
本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移
したかどうかを認識して、記録装置本体がスリープ状態
に遷移したかどうかを容易に識別することができる。
【0101】第6の発明によれば、前記認識手段は、前
記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される前
記記録装置と前記オプション装置とのシリアルデータ通
信時におけるデータ転送クロック信号の周波数変化状態
をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を
遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識して、
記録装置本体がスリープ状態に遷移したかどうかを容易
に識別することができる。
【0102】第7の発明によれば、前記認識手段は、前
記記録装置から所定の通信ラインを介して出力される前
記記録装置と前記オプション装置との動作確認信号のパ
ルス幅変化状態をモニタして前記記録装置が本体の所定
の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移したかどう
かを認識して、記録装置本体がスリープ状態に遷移した
かどうかを容易に識別することができる。
【0103】第8の発明によれば、前記電源制御手段が
前記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断してスリー
プ状態に遷移した場合に、通知手段が所定の拡張処理を
行うオプション装置に対して所定の通信ラインに出力さ
れる制御信号とは異なる状態信号を出力して前記オプシ
ョン装置にスリープ状態中を通知し、記録装置から所定
の通信ラインを介して出力される制御信号の変化状態を
モニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電源を遮
断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識する認識
手段の認識結果に基づいてオプション電源制御手段が前
記オプション装置の所定の駆動系に供給する電源の供給
または投入を制御して、記録装置本体がスリープ状態に
遷移した場合に、オプション装置も連動して不要な電力
供給を制限し、オプション装置もスリープ状態に遷移す
ることができる。
【0104】従って、記録装置とオプション装置との通
信構成を変更することなく、記録装置がスリープ状態に
遷移したら、オプション装置も付随してスリープ状態に
遷移させて、スリープ状態時におけるシステムとしての
トータル電力を大幅に節減することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像処理システムの制
御構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した記録装置とオプション装置とのウ
オッチドック信号を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す画像処理システムの
制御構成を説明するブロック図である。
【図4】この種の画像処理システムの概略構成を説明す
る断面図である。
【図5】図4に示した両面ユニットの制御構成を説明す
るブロック図である。
【図6】図4に示した両面ユニットの給送制御手順の一
例を示すフローチャートである。
【図7】図4に示した給紙ユニットの制御構成を説明す
るブロック図である。
【図8】図4に示した給紙ユニットの給送制御手順の一
例を示すフローチャートである。
【図9】図4に示した記録装置と両面ユニッ,給紙ユニ
ットとの間のウオッチドック信号状態を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
100 オプション装置 118 オプション制御CPU 101 電源遮断信号 102 電源回路 103 リレー 501 記録装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理要求状態を監視して記録装置
    本体の所定の駆動系電源を遮断または投入する電源制御
    手段を備える記録装置において、前記電源制御手段が前
    記記録装置本体の所定の駆動系電源を遮断してスリープ
    状態に遷移した場合に、所定の拡張処理を行うオプショ
    ン装置に対して所定の通信ラインに出力される制御信号
    とは異なる状態信号を出力して前記オプション装置にス
    リープ状態中を通知する通知手段を設けたことを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 前記状態信号は、オプション装置に対し
    て所定の通信ラインに出力される制御信号のパルス幅を
    変調した信号であることを特徴とする請求項1記載の記
    録装置。
  3. 【請求項3】 データ処理要求状態を監視して記録装置
    本体の所定の駆動系電源を遮断または投入する電源制御
    手段を備える記録装置と通信して前記記録装置に対して
    所定の拡張処理を行うオプション装置において、前記記
    録装置から所定の通信ラインを介して出力される制御信
    号の変化状態をモニタして前記記録装置が本体の所定の
    駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移したかどうか
    を認識する認識手段と、前記認識手段の認識結果に基づ
    いて前記オプション装置の所定の駆動系に供給する電源
    の供給または投入を制御するオプション電源制御手段と
    を具備したことを特徴とするオプション装置。
  4. 【請求項4】 前記認識手段は、制御信号の周波数変化
    状態をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電
    源を遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識す
    ることを特徴とする請求項3記載のオプション装置。
  5. 【請求項5】 前記認識手段は、制御信号のパルス幅変
    化状態をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系
    電源を遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識
    することを特徴とする請求項3記載のオプション装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号は、前記記録装置と前記オ
    プション装置とのシリアルデータ通信時におけるデータ
    転送クロック信号であることを特徴とする請求項3記載
    のオプション装置。
  7. 【請求項7】 前記制御信号は、前記記録装置と前記オ
    プション装置との動作確認信号であることを特徴とする
    請求項3記載のオプション装置。
  8. 【請求項8】 記録装置に対して所定の拡張処理を行う
    オプション装置を接続してシステムアップ可能な画像処
    理システムにおいて、データ処理要求状態を監視して記
    録装置本体の所定の駆動系電源を遮断または投入する電
    源制御手段と、前記電源制御手段が前記記録装置本体の
    所定の駆動系電源を遮断してスリープ状態に遷移した場
    合に、所定の拡張処理を行うオプション装置に対して所
    定の通信ラインに出力される制御信号とは異なる状態信
    号を出力して前記オプション装置にスリープ状態中を通
    知する通知手段を前記記録装置に設け、前記記録装置か
    ら所定の通信ラインを介して出力される制御信号の変化
    状態をモニタして前記記録装置が本体の所定の駆動系電
    源を遮断してスリープ状態に遷移したかどうかを認識す
    る認識手段と、前記認識手段の認識結果に基づいて前記
    オプション装置の所定の駆動系に供給する電源または投
    入を制御するオプション電源制御手段とを前記オプショ
    ン装置に設けたことを特徴とする画像処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014203501A1 (ja) * 2013-06-17 2014-12-24 株式会社デンソー 電子制御装置

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