JP2006201262A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成動作中でも、モジュール毎に節電モードに移行することで、動作モードに応じた節電動作を可能とする画像形成システムを提供する。
【解決手段】 少なくとも2つ以上のモジュールから構成され画像形成装置において、あるモジュールが画像形成動作に必要ない場合は、第1の記憶手段に保持されているデータを第2の記憶手段に退避し、制御手段は節電モードに移行し、該モジュールが画像形成動作に必要な場合は、通信手段により節電モードから復帰し、退避させた前記データを第2の記憶手段から第1の記憶手段に復帰させ、制御手段を動作させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成システムに関し、特に画像形成装置のモジュール構成に係る画像形成システムに関する。
通常、電源供給を省電力或はオフにする節電(以下、「低電力」という。)モードを有する画像形成装置においては、スタンバイ状態が所定の時間継続した場合、低電力モードに移行する制御が既存技術として導入されているのが一般的である。この場合、低電力モードからの復帰時間を短縮する為に、メインCPUの制御用の電源(例えば、5Vや3.3V)は切らずに、それ以外の制御用ハードウエアやモータドライバへの電源供給の遮断や定着機等のヒータへの電源供給の遮断若しくは低減することで低電力を実現している。
また、高機能化するに従って、集中管理しているメインCPUの負荷が増大し、更なる処理能力が求められ中、メインCPUの負荷を軽減させる構成として、画像形成システムを構成するシステム本体から必要なデータをサブシステムに転送し、転送されたデータを用いてサブシステムを駆動するような、いくつかのサブシステムから構成される画像形成装置があるが、この構成において、低電力モード移行時には、システム本体から転送されてきたデータを不揮発性メモリに退避し、低電力モードから復帰する場合、不揮発性メモリに退避させていたデータを読み出すことで、システム本体からのデータ転送を省略することにより、復帰時間を短縮してユーザの使い勝手を向上し、より低電力モードを有効利用するような節電制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開1999−7343
しかしながら、上記で提案されているような従来の画像形成装置では、低電力モードに移行することによる節電効果と、低電力モードからの復帰時間を短縮する提案であり、装置動作中には低電力の効果はない。
また、特許文献1に提案されているような画像形成システムを構成した場合、メインCPUの負荷を軽減低減と低電力モードからの復帰時間は短縮されるものの、サブシステム毎に制御用のハードウエアを搭載しているので、画像形成システム全体としての動作中の消費電力は低減できないという問題があった。
そこで、本発明では、少なくとも2つ以上のモジュールから構成され、該モジュールは各々独立的に動作するシーケンスと、各モジュール間を通信する通信手段と、前記シーケンスがあらかじめモジュール毎に格納されたデータをもとに動作し、各々のモジュールが前記通信手段から与えられる共通の信号のもとに画像形成動作を行う画像形成手段とを有する画像形成装置において、前記各モジュールには、各モジュールのシーケンス動作を制御する制御手段と、シーケンス動作中のデータを一時的に保持する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に保持されている前記データを退避する第2の記憶手段を有し、該モジュールが画像形成動作に必要ない場合は、前記第1の記憶手段に保持されている前記データを前記第2の記憶手段に退避し、前記制御手段は節電モードに移行し、該モジュールが画像形成動作に必要な場合は、前記通信手段により節電モードから復帰し、前記退避させた前記データを第2の記憶手段から第1の記憶手段に復帰させ、前記制御手段を動作させる。
請求項1記載の発明によれば、あるモジュールが画像形成動作に必要ない場合は、第1の記憶手段に保持されているデータを第2の記憶手段に退避し、制御手段は節電モードに移行し、モジュールが画像形成動作に必要な場合は、前記通信手段により節電モードから復帰し、前記退避させた前記データを第2の記憶手段から第1の記憶手段に復帰させ、前記制御手段を動作させることが可能なので、画像形成動作中でも、モジュール毎に節電モードに移行できるので動作モードに応じた節電動作が可能である。また、制御手段のデータの退避、復帰動作を的確に高速に出来るので、ジョブ間で待ち時間を入れることなく画像形成動作の連続性を維持できる。
請求項2記載の発明によれば、前記節電モードは、制御手段の一部に電源を供給するスリープモード、或いは、制御手段のすべての電源をオフするオフモードのいずれか一方、或いは両方でも動作することが出来る。
請求項3記載の発明によれば、他モジュールの制御手段からの信号が前記モジュールの制御手段に接続され、該信号のトリガ信号に基づいて、該モジュールが節電モードから復帰することができるので、モジュール毎に節電モードに移行でき動作モードに応じた節電動作が可能である。
請求項4記載の発明によれば、他モジュールの制御手段からの信号をデコードした信号が前記モジュールの制御手段に接続され、該デコードされたトリガ信号に基づいて、該モジュールが節電モードから復帰することができるので、モジュール毎に節電モードに移行でき動作モードに応じた節電動作が可能である。
請求項5記載の発明によれば、各モジュール間を通信する前記通信手段の信号をデコードした信号が前記モジュールの制御手段に接続され、該デコードされたトリガ信号に基づいて、前記モジュールが節電モードから復帰することができるので、モジュール毎に節電モードに移行でき動作モードに応じた節電動作が可能である。さらに、各モジュール間の信号線も削減でき、多モジュールからの信号もいらないので各モジュールの制御が簡略化できる。
請求項6記載の発明によれば、各モジュール内に用紙を検知する検知手段を有し、該検知手段は前記モジュールの制御手段に接続され、該検知手段が用紙を検知した時のトリガ信号に基づいて、前記モジュールが節電モードから復帰することができるので、モジュール毎に節電モードに移行でき動作モードに応じた節電動作が可能である。さらに、各モジュール間の信号線も削減でき、多モジュールからの信号もいらないので各モジュールの制御が簡略化できる。
(実施例1)
図1は実施例1に係る画像形成装置のブロック図である。
1は原稿を読み取ってデータ化するリーダモジュールである。2は前記リーダモジュールでデータ化した原稿画像に対して適切な画像処理を施すコントローラモジュールである。コントローラモジュールでは不図示のインタフェース経由で例えばパソコンからの画像を受信したりする役割もある。
3はレーザ書き込みモジュールであり、感光体に対してレーザを利用して潜像画像を書き込むモジュールである。
4は作像プロセスモジュールで、感光体の帯電および書き込まれた潜像画像の現像、媒体への転写を行うモジュールである。
5は給紙カセットモジュールで、記録媒体を格納しており、1枚ずつピックアップして搬送路へ送り出すモジュールである。前記給紙カセットモジュールはさらに記録媒体の有無やサイズの検知手段をもち、またモジュール内の搬送路に記録媒体を検知するセンサ手段を持っており、ピックアップの成否およびタイミングの検知を行う。
6は搬送モジュールで、前記給紙カセットモジュールでピックアップされた記録媒体を前記作像プロセスモジュールまで搬送するモジュールである。前記搬送モジュールの搬送路には記録媒体を検知するセンサ手段を持っており、記録媒体搬送タイミングの検知を行う。
8は定着モジュールで、前記搬送モジュールで搬送された記録媒体に、前記作像プロセスモジュールで転写された画像を定着させるための定着手段を持っている。
9は排紙モジュールで、前記定着モジュールで画像を定着された記録媒体を機外へ排出するためのモジュールである。
7は両面モジュールで、記録媒体の裏面へ画像を転写させる際に使用するモジュールである。本実施例において両面モジュールは前記定着モジュールを通過した記録媒体の表裏を反転させ再び搬送モジュールに送り、作像プロセスモジュールで画像形成させるためのモジュールである。
10は共有データモジュールで、前記各モジュールで共有する情報を格納するモジュールである。
上記各モジュールは各々自律動作が可能でそれぞれ固有の役割を遂行する。そのための詳細な構成を次に述べる。
図2は本発明を実施した画像形成装置の断面図であり、モジュール分割の様子を示している。
中間転写部と画像形成部(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)を含む作像プロセスモジュール4、前記画像形成部の一角を担うレーザ書き込みモジュール3、給紙カセットモジュール5、搬送モジュール6、定着モジュール8、操作部(不図示)から構成される。
次に、個々のモジュールについて詳しく説明する。画像形成部は次に述べるような構成になっている。
像担持体としての感光ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動される。感光ドラム11a,11b,11c,11dの外周面に対向してその回転方向にローラ帯電器12a,12b,12c,12d、スキャナー13a,13b,13c,13d、現像装置14a,14b,14c,14dが配置されている。ローラ帯電器12a,12b,12c,12dにおいて感光ドラム11a,11b,11c,11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。
次いでスキャナー13a,13b,13c,13dにより、記録画像信号に応じて変調した、例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a,11b,11c,11dに露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a,14b,14c,14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体30に転写する。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
次に、給紙カセットモジュール5は、記録材Pを収納する部分22bと、記録材Pを搬送するためのローラ22a、23a、24a、記録材Pの通過を検知するためのセンサ64a、記録材Pの有無を検知するためのセンサ63a、記録材Pを搬送路に沿って搬送させるためのガイド(不図示)から構成される。
搬送モジュール6はローラ26、25とパスセンサ67,80,81から構成される。21aはカセットであり、記録材Pを収納する。22aはカセット21aから記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラである。ピックアップローラ22aでは、複数枚の記録材Pが送り出されることがあるが、BCローラ23aによって確実に一枚だけ分離される。BCローラ23aによって一枚だけ分離された記録材Pは、さらに引き抜きローラ24a、レジ前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。
中間転写部について詳細に説明する。30は中間転写ベルトであり、その材料として例えば、PET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]などが用いられる。
32は中間転写ベルト30に駆動を伝達する駆動ローラであり、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト30に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルトを挟んで二次転写領域を形成する従動ローラ34によって支持されている。
駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はステッピングモータ(不図示)によって回転駆動される。
各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト30が対向する位置の、中間転写ベルト30の裏には、トナー像を中間転写ベルト30に転写するための高圧が印加されている一次転写ローラ35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト30とのニップによって二次転写領域を形成する。二次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写ベルト30上、二次転写領域の下流には中間転写ベルト30の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
定着モジュール8の定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、上記ローラ対から排出されてきた記録材Pを搬送する内排紙ローラ44から成る。
一方、レジストローラまで搬送された記録材Pは、レジストローラよりも上流のローラの回転駆動を止めて一旦停止させ、画像形成部の画像形成タイミングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラの回転駆動が再開される。記録材Pは後述の二次転写領域へ送り出される。
二次転写領域において画像が転写され、定着ユニット40において画像が定着された記録材Pは、内排紙ローラ44を通過した後、記録材Pは、排紙モジュール8内にある反転ローラ72a、72b、72cの方向へ搬送され、フェイスダウン排紙トレイ80へ排出される。
なお、記録材Pの搬送路には、記録材Pの通過を検知するために複数のセンサが配置されており、給紙リトライセンサ64a、レジストセンサ67、内排紙センサ68、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71、等がある。
また、記録材Pを収納するカセット21aには、記録材Pの有無を検知するカセット紙ありなしセンサ63aが配置されている。
各モジュールにはローラや感光体を駆動する駆動源も含んでいる。また、本実施例のモジュール分割は一例であり、分割の方法および各モジュールの構成を確定するものではない。
次に図3を用いて、各モジュールの自律動作を説明する。図3は、具体例として、レーザ書き込みモジュール3,搬送モジュール6,排紙モジュール9のモジュールブロック図を表している。
各モジュール3,6,8はモジュール毎の固有の認識情報を持ちモジュールをそれぞれ認識可能であり、各モジュール内部の通信手段109,110,111の各シリアルI/O(Serial I/O)にて、各々共通ライン122に接続されていると同時に、各モジュール3,6,8の通信手段のスタート(Start)端子も前述シリアルI/O端子とは別に共通ライン120に接続されている。また、特に書き込みモジュール3へは画像データが入力され、画像の同期信号であるBD信号121が出力されている。
各モジュール3,6,8の内部構成は、モジュール毎固有の機能を実現するための機能ブロックである機能ブロック手段100,101,102の動作の開始・停止及び制御値等各種制御値が変更可能とするレジスタ手段103,104,105、前記機能ブロック手段機能ブロック手段100,101,102内のレジスタ手段103,104,105へのデータ値の設定及び前記機能ブロック手段1のレジスタ手段103,104,105へのデータ設定を行う順序及び設定タイミングを任意に設定することが可能とする機能ブロック手段100,101,102、機能ブロック手段100,101,102とデータの送受信を行う事が可能な通信手段109,110,111から構成されている。
更には通信手段109,110,111とレジスタ手段103,104,105の間で各種データのやりとりを行うように機能ブロック手段100,101,102に設定しておくと、例えば各モジュール3,6,8の動作状態等が前記通信手段109,110,111内部のシリアル通信機能を利用して他のモジュールに送出が可能であり、または他モジュールからの同様な動作状況についても取り込みが可能である。
さらに、搬送モジュール6の内部の動作は、機能ブロック設定手段101に記憶設定される各種制御タイミング及び各種制御タイミングに対応した機能ブロック手段101からの出力のオンオフや出力値制御等各種制御動作を行う。機能ブロック手段101では前述のようにモジュール毎固有の機能を実現するための機能ブロックであり、外部に制御対象物、例えば、モータ,ソレノイド,クラッチ,センサ等のアクチュエータが接続されることで、前記機能ブロック手段101の制御に従って制御対象物を搬送モジュール6内部で制御させることで、搬送モジュール6固有の機能を実現している。
更には通信手段110とレジスタ手段104の間で各種データのやりとりを行うように機能ブロック設定手段107に設定しておくと、例えば搬送モジュール6の動作状態等が前記通信手段110内部のシリアル通信機能を利用して他のモジュールに送出が可能であり、または他モジュールからの同様な動作状況についても取り込みが可能である。
また、他のモジュール3,9の動作も、前述した搬送モジュール6と同様な考え方に基づいて動作する。但し、前述で説明したように、機能ブロック手段100,102に接続されているアクチュエータの種類と数は、各モジュール3,9により固有であるのは言うまでもない。
さらに、通信手段109,110,111には他モジュールと共通に接続されるスタート(Start)端子であり、前述スタート端子に入力される信号120をトリガとしてモジュール毎の動作を開始する事が可能となっている。以上のような構成でそれぞれのモジュール固有な動作を行っている複数機能モジュールを各モジュールの通信手段内のスタート端子を各々共通に接続する事で、全てのモジュールが同じトリガ信号で動作開始が可能となり、各モジュール間の連携動作が可能となる。
図4は、図3の搬送モジュール6の内部構成を示したブロック図である。図2示した本発明の画像形成装置は、7種類のモジュールで構成されているが、そのモジュールの内部構成は図4で示す搬送モジュール6の構成とほとんど同じなので、搬送モジュール6の内部ブロック図を用いて、各モジュールの説明をする。
図4の点線で囲まれる部分が搬送モジュール6を示す部分である。搬送モジュール6内部は、CPUコア201を中心に、ROM202,RAM203,NVM(不揮発性メモリ)220,シリアルI/O204及び周辺I/O205等CPU周りのブロックに、各負荷を駆動する為に必要な各機能ブロックである機能ブロックA207,機能ブロックB209の各機能ブロックに各々、レジスタA206,レジスタB208が接続されている。機能ブロックの役割について、例えば、搬送モジュール6においては、機能ブロックAにモータ250、機能ブロックBにソレノイド251が接続されているので、機能ブロックA,BにはPWM機能を持たせている。前記レジスタ群及びCPU周りのブロックは内部バスで接続されている。CPUコア201はモジュール外部に割り込み端子INTがモジュール外部にスタート(Start)端子として接続されている。またシリアルI/O204も同様にモジュール外部への通信手段として外部端子として接続されている。
機能ブロックについて、搬送モジュール6では、PWM機能を持たせていたが、当然、他のモジュールでは、発振器(OSC)機能ブロックであったり、PWM機能ブロックであったりする。従って、モジュールの機能としてはこれに限ったことではなく、各モジュールの制御に必要な機能に設定されていることは言うまでもない。
図5は、本発明を画像形成装置の各モジュールを表したブロック図である。図6は、本発明の画像形成装置の動作を示したフローチャートである。
図5と図6を用いて、本発明の画像形成装置の説明をする。ここでは、簡略化のために、コントローラ2,レーザ書き込みモジュール3、搬送モジュール6、排紙モジュール9について取り上げるが、他のモジュールも本動作に同期して動作しているものとする。
図5において、画像形成装置のコントローラ2に接続される操作部(不図示)により、コントローラ2と各モジュール3,6,9に電源が投入されると、図5で示すROM202,302,602,902に格納される記憶手段に予め設定されたプログラムに従ってCPUコア201,301,601,901が動作開始する(S101)。CPUコア201,301,601,901は、コントローラ2と各モジュール3,6,9の起動動作を行い、起動時の初期化及び各種レジスタ値設定を行う(S102)。
コントローラ2は初期化が終了すると、スタンバイ状態に移行する。さらに、各モジュール3,6,9の初期化が終了すると、各モジュール3,6,9のRAM303,603,903にキャッシュしてあるデータを各々NVM320,620,920に書き込みを開始する。この操作により、CPUコア301,601,901の作業データがNVM320,620,920に保存される。NVM320,620,920へのデータ書き込みが終了すると、各モジュール3,6,9のCPUコア301,601,901は、スリープ状態に移行する(S103)。そして、CPUコア301,601,901は、割り込みINT端子の端子入力待ちのスリープ状態となる(S104)。
その後、ユーザが操作部(不図示)の複写操作開始ボタンが押すことで、リーダモジュール2が読み込み信号を生成して、コントローラ2が用紙毎の画像データへ展開する。プリンタ部への画像データへの入力は、コントローラ2から出力される画像信号(VIDEO信号)を、プリンタ部内レーザモジュール3へと伝達される。画像信号をプリンタ部に送信すると同時に、コントローラ2からプリンタ部の各モジュールにプリント開始信号120が送信され、各CPUコア301,601,901の割り込みINT端子に信号が入力される。この際、各モジュールは以下の動作となる。
スリープ状態でCPUコア301,601,901の割り込みINT端子に信号が入力されると(S104)、各モジュールのスリープ状態が解除され、CPUコア301,601,901が起動する。その後、CPUコア301,601,901は、NVM320,620,920に格納してあるデータを読み込み、各々のデータをRAM303,603,903に退避させる(S105)。この作業により、CPUコア301,601,901がスリープ状態になる前の状態を再現できた。
レーザモジュール3は、プリント開始信号120を受けてスリープ状態から動作状態にモードとなり、コントローラ2から出力される画像信号に対して、感光ドラム11上の画像に変換すべくレーザ光をポリゴンミラーにて、ドラム軸方向に走査すべくポリゴンモータ等の動作を開始する動作可能状態になるとモジュール内の通信手段から読み出し可能なレジスタに動作可能なフラグをたてる。
作像プロセスモジュール4は、プリント開始信号120を受けてスリープ状態から動作状態にモードとなり感光ドラム11の回転制御を開始して、画像形成のための起動時の各種プロセス前処理を開始する動作可能状態になるとモジュール内の通信手段から読み出し可能なレジスタに動作可能なフラグをたてる。
給紙カセットモジュール5は、プリント開始信号120を受けてスリープ状態から動作状態にモードとなり用紙を、搬送モジュール6に向けて給紙動作を開始する動作可能状態になるとモジュール内の通信手段から読み出し可能なレジスタに動作可能なフラグをたてる。
搬送モジュール6は、プリント開始信号120を受けてスリープ状態から動作状態にモードとなり搬送モータ250の駆動を開始して、レジストローラ部25へ向けて搬送を開始する動作可能状態になるとモジュール内の通信手段から読み出し可能なレジスタに動作可能なフラグをたてる。
定着モジュール8は、プリント開始信号120を受けてスリープ状態から動作状態にモードとなり、定着器の温度制御を画像形成時の目標温度に制御して、動作可能状態になるとモジュール内の通信手段から読み出し可能なレジスタに動作可能なフラグをたてる。
そして、コントローラ2は、通信ライン122を介して各モジュールの動作可能フラグを確認して、画像データ送出可能な状態であれば画像データを送信開始する(S106)。
画像データを送信されるとレーザモジュール3は、感光ドラム11上には静電潜像を形成すべく1ラインの同期信号としてBD(ビームデイテクタ)信号及び、用紙先端信号に相当するITOP信号等と同期を取りながら画像形成動作を開始する。また他のモジュールは、前記プリント開始信号120にて動作モードになると共に、レーザモジュールから出力されるITOP信号122にて用紙先端と同期をとりながら各モジュール毎のシーケンスを実行して画像形成を開始する(S107)。
その後、画像形成が終了し、各モジュールでの制御が終了すると(S108)、各モジュール3,6,9のRAM303,603,903にキャッシュしてあるデータを各々NVM320,620,920に書き込みを開始する。この操作により、CPUコア301,601,901の作業データがNVM320,620,920に保存される。NVM320,620,920へのデータ書き込みが終了すると、各モジュール3,6,9のCPUコア301,601,901は、スリープ状態に移行する。コントローラ2はスタンバイ状態に移行する。(S103)。
その後、各モジュールは、INT信号を待つ(S104)。
(実施例2)
図7は、本発明の画像形成装置の実施例2を表すブロック図である。
実施例1の発明では、各モジュールのスリープ状態からの復帰信号である割り込みINT信号として、コントローラ2からの同期信号を用いていたが、本第2の実施例では、コントローラ2からの信号をデコードして、CPUコアのINT端子に入力することで、モジュールのスリープ状態からの復帰することが可能である。この場合、デコード回路には常時電源が供給されており、信号をデコードした際に、デコード回路以外の回路への電源を立上げることでモジュールを動作させる。
コントローラ2からの送信される信号は、例えば、アドレスとデータから形成されており、このデータをデコードすることにより、画像形成動作の動作モードに応じて、各モジュールをスリープ状態にしたり、スタンバイ状態にすることが可能である。
動作モードとして、例えば、片面モードが選択された場合は、コントローラ2は、各モジュール2,3,4,5,6,8,9に対して、スリープ状態から復帰するようなデータを通信ライン120に送信する。つまり、両面モジュール7は、画像形成動作に必要ないので、復帰動作はさせない。
(実施例3)
図8は、本発明の画像形成装置の第3の実施例を表すブロック図である。
実施例1の発明では、各モジュールのスリープ状態からの復帰信号である割り込みINT信号として、コントローラ2からの同期信号を用いていたが、本第3の実施例では、各モジュールのセンサの信号をCPUコアのINT端子に入力することで、モジュールのスリープ状態からの復帰することが可能である。この場合、CPUコア回路には常時電源が供給されており、信号を入力した際に、CPUコア以外の回路への電源を立上げることでモジュールを動作させる。例えば、図8の搬送モジュール6には、紙パスセンサ80が接続されている。
図6のS104〜S107までの処理時間は、紙の搬送速度に対して充分に短いので、図2のパス構成で、S104〜S107までの処理時間を考慮にいれたパス長になっていれば、紙同期で各モジュールをスリープ状態から復帰することが出来る。シーケンスの処理終了の判定は、センサ80からの所定時間経過後でも良いし、本実施例では構成要件に入れてないが、モジュールを用紙が抜けたことを検知するセンサをCPUコアに入力して、それらの信号の出力によっても判定できる。
同様に、排紙モジュール9には、パスセンサ82が接続されており、搬送モジュール6と同様の制御が可能となっている。
以上、本発明の実施例を述べてきたが、本実施例では、スタート信号は外部から送信されて各モジュールに入力される。また前述スタート端子を画像形成装置のプリンタ部に適用した際には、画像のリーダ等の画像データ信号をスタート信号するとプリンタ内部のモジュール動作が容易に実現できる。
更には前述したように各モジュールの通信手段内部のシリアル通信機能を利用して他のモジュールに動作状態等の送信や、他モジュールからの動作状況についても取り込みが可能であり、その他モジュール間で共通に持つ情報が必要な場合もシリアル通信手段を介して取り込みが可能である。
本実施例では、各モジュールの通信手段のスタート端子は専用線としたが、これはシリアル通信手段でも実現可能である。シリアル通信で行う場合は同時性を考慮する場合は、前述モジュール毎の動作を開始する情報を持つレジスタのアドレスを同じとしておくことでも可能である。
本実施例では、各モジュール間の通信は前述のように各モジュールの動作状態とスタート端子での動作開始信号のみとなり、従来通信手段を介して行われていた各モジュール内部の動作タイミングの制御や制御値の送信等は行わず、前述各モジュール内で機能ブロック設定手段に設定される情報に基づいてモジュール内での自律動作が可能となっている。
本実施例では通信手段に関しても本実施例ではシリアル通信とスタート端子として専用端子を設けているが、例えばパラレル構成にて、各モジュールにて所定の共通端子をスタート端子として定義して動作させても同様な機能も得られる。
本実施例は、一例であって、各実施例を組み合わせた方法も容易に可能であることは言うまでも無い。
本発明を実施した画像形成装置のブロック図である。 本発明を実施した画像形成装置の断面図である。 レーザ書き込みモジュール3,搬送モジュール6,排紙モジュール9のモジュールを表したブロック図である。 図3の搬送モジュール6の内部構成を示したブロック図である。 本発明を画像形成装置の各モジュールを表したブロック図である。 本発明の画像形成装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の画像形成装置の第2の実施例を表すブロック図である。 本発明の画像形成装置の第3の実施例を表すブロック図である。
符号の説明
1 リーダモジュール
2 コントローラモジュール
3 レーザ書き込みモジュール
4 作像プロセスモジュール
5 給紙カセットモジュール
6 搬送モジュール
7 両面モジュール
8 定着モジュール
9 排紙モジュール
10 共有データモジュール
11 感光ドラム
12 ローラ帯電器
13 スキャナー
14 現像装置
30 中間転写体
22 搬送ローラ
63 センサ63
33 BCローラテンションローラ
35 一次転写ローラ
34 従動ローラ
36 二次転写ローラ
50 クリーニング装置
52 廃トナーボックス
40 定着ユニット
80 第1搬送モジュール入り口センサ
81 第2搬送モジュール入り口センサ
82 排紙モジュール入り口センサ

Claims (7)

  1. 少なくとも2つ以上のモジュールから構成され、該モジュールは各々独立的に動作するシーケンスと、各モジュール間を通信する通信手段と、前記シーケンスがあらかじめモジュール毎に格納されたデータをもとに動作し、各々のモジュールが前記通信手段から与えられる共通の信号のもとに画像形成動作を行う画像形成手段とを有する画像形成装置において、前記各モジュールには、各モジュールのシーケンス動作を制御する制御手段と、シーケンス動作中のデータを一時的に保持する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に保持されている前記データを退避する第2の記憶手段を有し、該モジュールが画像形成動作に必要ない場合は、前記第1の記憶手段に保持されている前記データを前記第2の記憶手段に退避し、前記制御手段は節電モードに移行し、該モジュールが画像形成動作に必要な場合は、前記通信手段により節電モードから復帰し、前記退避させた前記データを第2の記憶手段から第1の記憶手段に復帰させ、前記制御手段を動作させることを特徴とする画像形成装置及び画像形成システム。
  2. 前記節電モードは、制御手段の一部に電源を供給するスリープモードであることを特長とする請求項1記載の画像形成装置及び画像形成システム。
  3. 前記通信手段をデコードするデコード手段を有し、前記節電モードは、該デコード手段のみに電源を供給するスリープモードであることを特長とする請求項2記載の画像形成装置及び画像形成システム。
  4. 他モジュールの制御手段からの信号手段を有し、該信号手段が前記モジュールの制御手段に接続され、該信号手段に基づいて、該モジュールが節電モードから復帰することを特長とする請求項2記載の画像形成装置及び画像形成システム。
  5. 他モジュールの制御手段からの信号手段を有し、前記手段をデコードした信号が前記モジュールの制御手段に接続され、デコードされた信号に基づいて、該モジュールが節電モードから復帰することを特長とする請求項3記載の画像形成装置及び画像形成システム。
  6. 各モジュール間を通信する前記通信手段の信号をデコードした信号が前記モジュールの制御手段に接続され、該デコードされた信号に基づいて、前モジュールが節電モードから復帰することを特長とする請求項3記載の画像形成装置及び画像形成システム。
  7. 各モジュール内に用紙を検知する検知手段を有し、該検知手段は前記モジュールの制御手段に接続され、該検知手段が用紙を検知した時の信号に基づいて、前記モジュールが節電モードから復帰することを特長とする請求項2記載の画像形成装置及び画像形成システム。
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