JP5915132B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
画像形成装置は、予め定めた時間以上に亘って画像情報の入力や操作が行われないなどの条件が成立した場合に、消費電力を抑制する所謂省電力状態へ移行するように制御されることが多い。このような省電力状態への移行制御を行う技術しては、例えば、特許文献1〜4に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、印刷部で派生する印刷障害情報を保持し、所定の印刷要害をスリープモードへ移行しない条件とする設定情報として保持する。そして、一定時間装置が停止していても、その状態情報と所定の条件を照合して条件が満たされた場合は、モード遷移管理手段が通常モードからスリープモードへの遷移を不許可とすることが提案されている。
特許文献2に記載の技術では、省電力状態からの起動要求に応じて、着脱可能なシート搬送装置を予め定めた順序に従って順番に起動することにより、最初の画像形成時間までの時間を短縮することが提案されている。
特許文献3に記載の技術では、停止時に、現状状態をメインメモリに一旦保存してCPUやHDDなどのほとんどのデバイスへの電源供給を停止させ、復帰時には保存したメモリ状態を書き戻すことにより、OSなどの再起動を行わずに、サスペンド前の状態にそのまま低消費電力でかつ高速に復帰するSTR(Suspend To Ram)において、装置の状態を表すレジスタ値が期待値であるか否かを判断して、期待値でなければ装置をリセットしてレジスタ値の設定処理を実行し、レジスタ値が期待値になるまで繰り返すことが提案されている。
特許文献4に記載の技術では、電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成ユニット、および電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像形成ユニットとの間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部の各々が機内LANに接続され、機内LANを介して得られる情報から自身の電源供給・停止状態を自ら判断して、電力供給ユニットからの電源供給・停止の制御を自ら実施することが提案されている。
特開平11−268380号公報 特開2005−14595号公報 特開2010−219639号公報 特開2010−56659号公報
本発明は、シリアル接続された制御対象を有する画像形成装置において、消費電力低減と立ち上げ時間短縮の両立を図った効率的なスリープ制御を行うことを目的とする。
請求項に記載の画像形成装置は、画像形成に関する制御を行う主制御手段と、前記主制御手段が動作停止中でも動作し、かつ前記主制御手段の複数の制御対象とシリアル接続されて各制御対象と通信可能とされた通信制御手段と、人を検知する検知手段の検知結果に基づいて、使用者の接近を検出する検出手段と、予め定めた省電力制御への移行条件が成立した場合に、前記主制御手段及び前記通信制御手段が省電力状態へ移行するように前記主制御手段及び前記通信制御手段を制御した後に、前記検出手段によって使用者の接近が検出された場合に、画像形成に関する指示が行われる前に、前記通信制御手段と前記制御対象とのシリアル接続が前記主制御手段より先行して復帰するように前記通信制御手段を制御する省電力制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記省電力制御手段は、予め定めた省電力制御への移行条件が成立した場合に、前記主制御手段及び前記通信制御手段が省電力状態へ移行するように前記主制御手段及び前記通信制御手段を制御した後に、前記検手段によって使用者の接近が検知された場合に、画像形成に関する指示が行われる前に、前記通信制御手段と予め定めた前記制御対象とのシリアル接続だけが先行して復帰するように前記通信制御手段を制御することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の発明において、前記通信制御手段は、前記主制御手段より先行して復帰した場合、前記制御対象との通信頻度が前記省電力制御へ移行する前よりも低くなるように前記制御対象との通信を制御することを特徴としている。
請求項に記載の画像形成プログラムは、コンピュータを、請求項1〜の何れか1項に記載の画像形成装置を構成する各手段として機能させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、人を検知した場合にシリアル接続を先行して復帰させる構成を有しない場合に比べて、シリアル接続された制御対象を有する画像形成装置において消費電力低減と立ち上げ時間短縮の両立を図った効率的なスリープ制御を行うことができる、という効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、全ての制御対象とのシリアル接続を先行して復帰する場合よりも、省電力化を図ることができる、という効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、シリアル接続を先行して復帰したときに省電力制御移行前と同じ通信頻度で制御対象と通信する場合よりも、省電力化を図ることができる、という効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べて、シリアル接続された制御対象を有する画像形成装置において消費電力低減と立ち上げ時間短縮の両立を図った効率的なスリープ制御を行うことができる、という効果がある。
本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置の一部の構成を示すブロック図である。 スレイブがシリアル接続された従来の画像形成装置の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置におけるメイン制御モジュールで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置におけるスリープ制御モジュールで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置における通信制御部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置におけるスレイブで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置におけるスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置における故障時のスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。 操作部等の操作をスリープ解除トリガとした場合の画像形成装置におけるスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置の一部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置におけるスリープ制御モジュールで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置における通信制御部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置における人感センサ制御部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置におけるスリープへの移行から復帰までの流れの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置の一部の構成を示すブロック図である。なお、図1の点線矢印は電力の供給を示す。
画像形成装置10は、図1に示すように、メイン制御モジュール12、スリープ制御モジュール14、通信制御部16、スレイブ18、及び電源制御部20を備えている。
メイン制御モジュール12は、画像形成装置10全体を制御する機能を有しており、通信制御部16から画像形成装置の各部の状態検出結果を取得して、画像形成に関する種々の制御を行う。
スリープ制御モジュール14は、予め定めた条件が成立した場合(例えば、予め定めた時間の間、画像形成動作を行う指示や、画像形成動作等が行われない場合)に、各部への電源供給を停止して消費電力の低減を抑制する、所謂省電力制御(以下、スリープ制御、あるいは単にスリープと称する場合がある)を行うようになっている。
電源制御部20は、スリープ制御モジュール14からの指示等に従って画像形成装置10の各部への電源供給を制御する。
なお、スリープ制御モジュール14は、メイン制御モジュール12内に組み込まれていてもよいし、電源制御部20に組み込まれていてもよい。
また、通信制御部16には、複数のスレイブ18がシリアル接続されており、各スレイブ18との通信のリンクを確立した上で、通信制御部16とスレイブ18の通信を行う。例えば、通信制御部16は、各スレイブ18から画像形成装置10の各部の状態検出結果を取得したり、スレイブ18に接続された機器22に対して動作指示を行う。また、通信制御部16は、電源制御部20からの電力を各スレイブ18に供給するようになっている。
各スレイブ18には、画像形成装置10の各部に設けられた機器(例えば、センサやアクチュエータ)22等が接続されており、メイン制御モジュール12等から通信制御部16を介して行われる指示に応じて各機器22を制御するようになっている。
各スレイブ18は、具体的には、図1に示すように、通信モジュール18A、電源モジュール18B、部品制御モジュール18C、及びスレイブ制御モジュール18Dを備えている。
通信モジュール18Aは、通信制御部16及び他のスレイブ18とのシリアル接続を制御し、通信制御部16との通信を行うと共に、他のスレイブ18との通信を行う。
電源モジュール18Bは、通信制御部16からの指示に従ってスレイブ18の電源のオンオフを制御する。
部品制御モジュール18Cは、スレイブ18に接続された機器を制御する。例えば、スレイブ18にセンサ(例えば、給紙動作検出センサ、用紙サイズ検出センサ、用紙有無検知センサ等)が接続されている場合には、通信制御部16からの指示等に従ってセンサによる画像形成装置の状態の監視を行い、監視結果を通信制御部16へ送信する。また、スレイブ18にアクチュエータ(用紙搬送モータ、用紙排出モータなどの各種アクチュエータ)が接続されている場合には、通信制御部16からの動作指示などを受けてスレイブ18に接続されたアクチュエータの駆動を制御する。
スレイブ制御モジュール18Dは、通信モジュール18A、電源モジュール18B、及び部員制御モジュールを統括的に制御する。
ところで、従来の画像形成装置においても、例えば、図2に示すように、画像形成装置の各部に設けられた機器22が接続されたスレイブ18がシリアルに複数接続された構成のものがあるが、このような画像形成装置では、メイン制御部24内にスレイブ18を制御するための制御モジュール26を備えている。このようにスレイブ18とシリアル接続されている場合には、制御モジュール26が各スレイブ18と通信を行ってリンクを確立する煩雑な作業が必要であるため、電源のオンオフを簡単に行うことができない。そのため、メイン制御部24自体もスリープ制御へ移行する条件が限られ、スリープ制御への頻度が低下してしまう。また、スリープ制御に移行したとしても、図2に示すスリープ領域28への電源が停止されるため、シリアル接続のリンクが遮断され、起動時にはメイン制御部24への通電を開始してから制御モジュール26とスレイブ18間でシリアル接続を行うためのリンクを確立する必要があり、通信が可能となるまで時間がかかってしまう。
そこで、本実施形態では、メイン制御モジュール12とは個別に電源のオンオフを可能で、かつメイン画像形成装置10の各部に設けられた機器22が接続されたスレイブ18との通信を行う通信制御部16を制御モジュール12とは独立して設けている。そして、スリープ制御モジュール14がスリープ制御へ移行する条件が成立した場合に、メイン制御モジュール12がスリープ制御へ移行するように制御すると共に、通信制御部18のスレイブ18との通信を継続するように制御するようになっている。
すなわち、スリープ制御へ移行すると、通信制御部16及び該通信制御部16にシリアル接続された各スレイブ18への電力を供給しながら、他の部分への電源オフが可能とされており、図1の点線で示す領域の電源をオンした状態で、一点鎖線の領域をスリープ制御へ移行させることが可能とされている。
続いて、上述のように構成された画像形成装置10の各部の動作について図3〜6のフローチャートを参照して説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10におけるメイン制御モジュール12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ100では、スリープ条件(スリープ制御への移行条件)が成立したか否か判定される。該判定は、例えば、画像形成装置10に対して操作や指示が予め定めた時間以上行われていないか否かを判定し、該判定が否定された場合には肯定されるまで待機してステップ102へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ102では、スリープ制御モジュール14に対してスリープ要求が行われてステップ104へ移行する。
ステップ104では、スリープ制御モジュール14からスリープ指示を受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ106へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ106では、通信制御部16及びスレイブ18以外で、通信制御部16からの信号受信部分以外の電源がオフされてステップ108へ移行する。
ステップ108では、スリープ解除要求があるか否か判定される。該判定は、スリープ制御モジュール14からスリープ解除の要求があるか判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ110へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ110では、通信制御部16及びスレイブ18以外の電源がオンされて一連の処理を終了する。
図4は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10におけるスリープ制御モジュール14で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ200では、メイン制御モジュール12からスリープ要求を受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ202へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ202では、通信制御部16にスリープ動作要求が送信されてステップ204へ移行する。
ステップ204では、メイン制御モジュール12にスリープ指示が行われると共に、信号(スリープ解除トリガ)受信部分以外が電源オフされてステップ206へ移行する。すなわち、これによってメイン制御モジュール12の処理における上述のステップ104の判定が肯定される。
ステップ206では、通信制御部16からスリープ解除トリガを受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ208へ移行する。
ステップ208では、電源オンしてメイン制御モジュール12にスリープ解除要求が行われて一連の処理を終了する。
図5は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10における通信制御部16で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ300では、スリープ動作要求を受信したか否か判定される。すなわち、スリープ制御モジュール14の処理におけるステップ202のスリープ動作要求の送信が行われたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ302へ移行する。
ステップ302では、スリープ動作要求が故障によるスリープ動作要求が否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ304へ移行し、肯定された場合にはステップ316へ移行する。
ステップ304では、予め定めたスレイブ18以外がスリープへ移行されてステップ306へ移行する。すなわち、通信制御部16からスリープへ移行させるスレイブ18に対してスリープ要求を送信することにより、スレイブ18をスリープへ移行させる。
ステップ306では、通常より低頻度で予め定めたスレイブ18に対してデータ送信要求が行われてステップ308へ移行する。
ステップ308では、スレイブ18よりデータ受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ310へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ310では、部品状態の変化が確認されてステップ312へ移行する。すなわち、スレイブ18で確認された画像形成装置10の部品の状態が変化したかどうかを確認する。
ステップ312では、スレイブ18から受信した部品状態がメモリに格納されてステップ314へ移行する。
ステップ314では、スリープ解除トリガがあるか否か判定される。該判定は、ステップ310の部品状態の変化の確認結果に基づいて、画像形成装置10の使用者(以下、単にユーザと称する)によって画像形成装置10が操作されて部品の状態が変化したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ306に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ328へ移行する。
一方、ステップ316では、故障対象のスレイブ18以外がスリープへ移行されてステップ318へ移行する。すなわち、通信制御部16から故障対象以外のスレイブ18に対してスリープ要求を送信することにより、スレイブ18をスリープへ移行させる。
ステップ318では、通常より低頻度で予め定めたスレイブ18に体してデータ送信要求が行われてステップ320へ移行する。
ステップ320では、スレイブ18よりデータ受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ310へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ322では、故障対象スレイブ18の部品状態の変化が確認されてステップ324へ移行する。すなわち、故障対象のスレイブ18で確認された画像形成装置10の部品の状態が変化したかどうかを確認する。
ステップ324では、スレイブ18から受信した部品状態がメモリに格納されてステップ326へ移行する。
ステップ326では、スリープ解除トリガがあるか否か判定される。該判定は、ステップ322の部品状態の変化の確認結果に基づいて、ユーザによって画像形成装置10が操作されて故障対象部品の交換等が行われて部品の状態が変化したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ318に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ328へ移行する。
そして、ステップ328では、スリープ解除トリガがスリープ制御モジュール14へ送信されて一連の処理を終了する。すなわち、これによってスリープ制御モジュール14のステップ206の判定が肯定される。なお、このとき、スリープへ移行したスレイブ18に対して起動要求を行う。
図6は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10におけるスレイブ18で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ400では、通信制御部16からデータの送信要求が行われたか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ402へ移行し、否定された場合にはステップ406へ移行する。
ステップ402では、スレイブ18に接続された部品状態が検索されてステップ404へ移行する。
ステップ404では、検索した部品状態が通信制御部16へ送信されて一連の処理を終了する。
一方、ステップ406では、通信制御部16よりスリープ要求があるか否か判定され、該判定が否定された場合には一連の処理を終了し、判定が肯定された場合にはステップ408へ移行する。
ステップ408では、スリープ状態へ移行されてステップ410へ移行する。すなわち、スリープからの復帰指示に対応する部分以外の電源をオフして、省電力化を図る。
ステップ410では、通信制御部16より起動要求があるか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ412へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ412では、通信制御部16から指示を受けてスリープから復帰されて一連の処理を終了する。
次に、上述のように各処理を実行することにより行われるスリープ制御への移行からスリープ制御からの復帰までの具体的な流れについて説明する。図7は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10におけるスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。
メイン制御モジュール12では、動作開始してから一定時間経過後に、スリープ制御モジュール14に対してスリープ要求を行う。スリープ制御モジュール14では、これを受理してスリープモード動作要求を通信制御部16へ送信してメイン制御モジュール12へスリープ指示を行うと共に、スリープ解除トリガ受信部分以外の電源をオフする。これによってメイン制御モジュール12では、通信制御部16及びスレイブ18以外の信号受信以外の部分の電源がオフされる。
通信制御部16では、スリープ制御モジュール14からのスリープモード動作要求を受理してスリープモードの動作を開始する。スリープモードの動作は、予め定めたスレイブ18以外のスレイブ18をスリープへ移行し、予め定めたスレイブ18に対しては、スリープモードではない通常よりも低頻度でデータ(部品状態)送信要求を行う。
また、スレイブ18では、通信制御部16よりデータ送信要求を受けると、部品状態を検索してデータを通信制御部16へ送信し、通信制御部16では、受信した部品状態変化を確認してメモリに格納する。このときユーザによるアクションが行われてセンサ状態が変化すると、スレイブ18によって検索された部品状態が変化する。部品状態が変化すると、通信制御部16では、スリープ解除トリガをスリープ制御モジュール14へ送信する。
スリープ制御モジュール14では、通信制御部16よりスリープ解除トリガを受信すると、スリープ制御モジュール14の電源をオンしてスリープ解除要求をメイン制御モジュール12へ行う。そして、メイン制御モジュール12では、スリープ解除要求を受理すると、通信制御部16及びスレイブ18以外の電源をオンすることによって、スリープから復帰する。
このように、本実施形態では、メイン制御モジュール12とは個別に電源のオンオフを可能で、かつメイン画像形成装置10の各部に設けられた機器22が接続されたスレイブ18との通信を行う通信制御部16を設けて、スリープ制御モジュール14がスリープ制御へ移行する条件が成立した場合に、メイン制御モジュール12がスリープ制御へ移行するように制御すると共に、通信制御部18のスレイブ18との通信を継続するように制御することで、スレイブとシリアル接続してもスリープ制御への移行と復帰とが効率的に実効されるので、消費電力低減と立ち上げ時間短縮の両立を図った効率的なスリープ制御が行われることとなる。
また、画像形成装置10に故障が発生した場合もスリープ制御へ移行することが可能で、例えば、図8に示すようにスリープ制御への移行及び復帰が行われる。図8は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置10における故障時のスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。
メイン制御モジュール12では、動作開始してから故障が発生すると一時停止し、スリープ制御モジュール14に対して停止(スリープ)要求を行う。スリープ制御モジュール14では、これを受理して停止モード動作要求を通信制御部16へ送信してメイン制御モジュール12へスリープ指示を行うと共に、スリープ解除トリガ受信部分以外の電源をオフする。これによってメイン制御モジュール12では、通信制御部16及びスレイブ18以外の信号受信以外の部分の電源がオフされる。
通信制御部16では、スリープ制御モジュール14からの停止モード動作要求を受理して停止モードの動作を開始する。停止モードの動作は、故障対象スレイブ18以外のスレイブ18をスリープへ移行し、故障対象のスレイブ18に対しては、停止モードではない通常よりも低頻度でデータ(部品状態)送信要求を行う。
また、スレイブ18では、通信制御部16よりデータ送信要求を受けると、部品状態を検索してデータを通信制御部16へ送信し、通信制御部16では、受信した部品状態変化を確認してメモリに格納する。このときユーザによって修理等のアクションが行われてセンサ状態が変化すると、スレイブ18によって検索された部品状態が変化する。部品状態が変化すると、通信制御部16では、スリープ解除トリガをスリープ制御モジュール14へ送信する。
スリープ制御モジュール14では、通信制御部16よりスリープ解除トリガを受信すると、スリープ制御モジュール14の電源をオンしてスリープ解除要求をメイン制御モジュール12へ行う。そして、メイン制御モジュール12では、スリープ解除要求を受理すると、通信制御部16及びスレイブ18以外の電源をオンすることによって、スリープから復帰する。
なお、本実施形態では、スレイブ18に接続された部品の状態が変化した場合をスリープ解除のトリガとしたが、これに限るものではなく、操作部等の操作をスリープ解除トリガとしてもよい。図9は、操作部等の操作をスリープ解除トリガとした場合の画像形成装置10におけるスリープ制御への移行から復帰までの流れの一例を示す図である。
メイン制御モジュール12では、動作開始してから一定時間経過後に、スリープ制御モジュール14に対してスリープ要求を行う。スリープ制御モジュール14では、これを受理してスリープモード動作要求を通信制御部16へ送信してメイン制御モジュール12へスリープ指示を行うと共に、スリープ解除トリガ受信部分以外の電源をオフする。これによってメイン制御モジュール12では、通信制御部16及びスレイブ18以外の信号受信以外の部分の電源がオフされる。
通信制御部16では、スリープ制御モジュール14からのスリープモード動作要求を受理してスリープモードの動作を開始する。スリープモードの動作は、予め定めたスレイブ18以外のスレイブ18をスリープへ移行し、予め定めたスレイブ18に対しては、スリープモードではない通常よりも低頻度でデータ(部品状態)送信要求を行う。
また、スレイブ18では、通信制御部16よりデータ送信要求を受けると、部品状態を検索してデータを通信制御部16へ送信し、通信制御部16では、受信した部品状態変化を確認してメモリに格納する。
ここで、スリープ制御モジュール14は、操作部等からスリープ解除トリガを受信すると、スリープ制御モジュール14の電源をオンしてスリープ解除要求をメイン制御モジュール12へ行う。そして、メイン制御モジュール12では、電源オンして復帰すると共に、部品状態送信要求を通信制御部16に対して行うことにより、通信制御部16から部品状態を受信する。
なお、第1実施形態では、図1の点線の領域を通電した状態で一転鎖線の領域をスリープへ移行する例を説明したが、この状態が更に予め定めた時間経過した場合に、一転鎖線の領域についてもスリープへ移行するようにしてもよい。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置の一部の構成を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同一部分について同一符号を付して説明する。
第1実施形態では、メイン制御モジュール12とは個別に電源のオンオフが可能な通信制御部16への通電を継続してスリープへ移行することにより、スレイブ18とのリンクを遮断せずにしないようにしてスリープからの復帰を早急に行うようにしたが、本実施形態では、通信制御部16についても電源をオフして更に省電力化を図ると共に、スリープ復帰を効率的に行うようにしたものである。
第2実施形態に係わる画像形成装置11では、第1実施形態に対して、人感センサ制御部30を更に備えた構成とされている。
すなわち、画像形成装置11は、図10に示すように、メイン制御モジュール12、スリープ制御モジュール14、通信制御部16、スレイブ18、及び電源制御部20に加えて、人感センサ32が接続された人感センサ制御部30を備えている。なお、メイン制御モジュール12、スリープ制御モジュール14、通信制御部16、スレイブ18、及び電源制御部20は、基本的には第1実施形態と同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
人感センサ制御部30は、画像形成装置11に対してアクションを行うユーザの存在を人感センサ32によって監視して、ユーザの接近を検出した場合に、スリープ制御モジュール14に対して通信制御部16の復帰要求を出力して、通信制御部16をメイン制御モジュール12よりも先行して復帰させるようになっている。すなわち、ユーザが画像形成装置11に対して操作を行う前に、通信制御部16とスレイブ18とのシリアル接続のリンクの確立等を先行して行うことにより、ユーザが画像形成装置11に対して指示を行う前に、通信制御部16とスレイブ18のシリアル接続のリンクが確立する。これによって、ユーザが画像形成装置11に対して指示する際には、第1実施形態のスリープ制御からの復帰と同様に行うことが可能となる。
なお、人感センサ32としては、赤外センサ、可視光センサ、超音波センサ、及び電波センサ等の各種センサを適用することが可能であるが、感度及びコストの点から赤外センサが好ましい。
次に、本実施形態に係わる画像形成装置11の各部の動作について図11〜13のフローチャートを参照して説明する。なお、メイン制御モジュール12及び各スレイブ18の処理は第1実施形態と同一であるため説明を省略する。
図11は、本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置11におけるスリープ制御モジュール14で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ500では、メイン制御モジュール12からスリープ要求を受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ502へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ502では、通信制御部16にスリープ動作要求が送信されてステップ504へ移行する。
ステップ504では、通信制御部16からスリープ解除トリガを受信したか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ520へ移行し、否定された場合にはステップ506へ移行する。
ステップ506では、人感センサ制御部30に対して動作開始指示が出力されてステップ508へ移行する。
ステップ508では、通信制御部16及びスレイブ18の停止命令が通信制御部16に対して出力されてステップ510へ移行する。
ステップ510では、人感センサ制御部30からの信号受信部分以外が停止されてステップ512へ移行する。
ステップ512では、人感センサ制御部30から起動信号を受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ514へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ514では、スリープ制御モジュールを起動(復帰)し、通信制御部16へ起動指示が出力されてステップ516へ移行する。
ステップ516では、通信制御部16からスリープ解除トリガを受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ518へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ518では、メイン制御モジュール12にスリープ解除要求が行われて一連の処理を終了する。
図12は、本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置11における通信制御部16で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ600では、スリープ動作要求を受信したか否か判定される。すなわち、スリープ制御モジュール14の処理におけるステップ502のスリープ動作要求の送信が行われたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ602へ移行する。
ステップ602では、スレイブ18に対して停止命令を出力することにより各スレイブ18が停止されてステップ604へ移行する。
ステップ604では、通信制御部16の信号受信部分以外が停止されてステップ606へ移行する。
ステップ606では、起動信号を受信したか否か判定される。すなわち、スリープ制御モジュール14の処理におけるステップ514の起動指示の出力が行われたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ608へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ608では、通信制御部16が起動されてステップ610へ移行する。すなわち、通信制御部16は起動することにより、予め定めたスレイブ18を起動して、シリアル接続のリンクが確立される。なお、このとき、本実施形態では、予め定めたスレイブ18のみを起動するものとするが、全てのスレイブ18を起動してシリアル接続のリンクを確立するようにしてもよい。
ステップ610では、通常より低頻度で予め定めたスレイブ18に対してデータ送信要求が行われてステップ612へ移行する。
ステップ612では、スレイブ18よりデータ受信したか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ614へ移行する。なお、待機中に他の指示が行われた場合には、指示された処理を行うようにしてもよい。
ステップ614では、部品状態の変化が確認されてステップ616へ移行する。すなわち、スレイブ18で確認された画像形成装置11の部品の状態が変化したかどうかを確認する。
ステップ616では、スレイブ18から受信した部品状態がメモリに格納されてステップ618へ移行する。
ステップ618では、スリープ解除トリガがあるか否か判定される。該判定は、ステップ614の部品状態の変化の確認結果に基づいて、ユーザによって画像形成装置11が操作されて部品の状態が変化したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ610に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ620へ移行する。
そして、ステップ620では、スリープ解除トリガがスリープ制御モジュール14へ送信されて一連の処理を終了する。すなわち、これによってスリープ制御モジュール14のステップ512の判定が肯定される。なお、このとき、予め定めたスレイブ18以外の起動されていないスレイブ18に対して起動要求を行う。
図13は、本発明の第1実施形態に係わる画像形成装置11における人感センサ制御部30で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ700では、動作開始指示があるか否か判定される。該判定は、上述のスリープ制御モジュール14の処理におけるステップ506によって動作開始指示が出力されたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ702へ移行する。
ステップ702では、人感センサ32による検索(人の検知)が行われる。すなわち、人感センサ32の検知結果が取得されて、画像形成装置11に人が近づいているか否かの監視を開始する。
ステップ704では、人を検知したか否か判定される。該判定は、人感センサ32のセンサ状態が変化したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ702へ戻って人感センサ32による監視を継続し、判定が肯定された場合にはステップ706へ移行する。
ステップ706では、スリープ制御モジュール14に対して起動信号が出力されて一連の処理を終了する。これによって、スリープ制御モジュール14の処理におけるステップ512の判定が肯定され、スリープ状態の復帰が開始される。
続いて、第2実施形態における上述の各処理により行われるスリープ制御への移行からスリープ制御からの復帰までの具体的な流れについて説明する。図14は、本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置11におけるスリープへの移行から復帰までの流れの一例を示す図である。
メイン制御モジュール12では、動作開始してから一定時間経過後に、スリープ制御モジュール14に対してスリープ要求を行ってから、通信制御部16及びスレイブ18以外の信号受信以外の部分の電源をオフする。
スリープ制御モジュール14では、メイン制御モジュールからのスリープ要求を受理してスリープモード動作要求を通信制御部16へ送信すると共に、人感センサ制御部30をオンする指示を行う(ディープスリープモード)。そして、通信制御部16に対して通信制御部16及びスレイブ18の停止命令を行って、人感センサ制御部30からの起動信号受信部分以外を停止する。
通信制御部16では、スリープ制御モジュール14からのスリープモード動作要求を受理するとスリープモード動作を開始して、スリープ制御モジュール14からの通信制御部16及びスレイブ18の停止命令に従って通信制御部16及びスレイブ18を停止する。
一方、人感センサ制御部30は、スリープ制御モジュール14からのオン指示に従って人感センサ制御部30をオンして人感センサ32による検索(センサスキャン)を行う。ここで、ユーザが画像形成装置11に近づくと、センサ状態が変化し、これを人感センサ制御部30が検知(人検知)する。また、人感センサ制御部30は、人を検知すると、通信制御部16を起動するための起動信号をスリープ制御モジュール14に対して送信する。
スリープ制御モジュール14は、人感センサ制御部30からの通信制御部16の起動信号を受けると、スリープ制御モジュール14の信号受信部分以外を起動して通信制御部16に対して起動を指示する。これによって通信制御部16が起動して、予め定めたスレイブ18も起動して予め定めたスレイブ18とのシリアル接続のリンクを確立する。その後は、第1実施形態と同様に、スレイブ18の部品状態の変化や、或いは操作部等の操作などをスリープ制御モジュール14が検知して、スリープ状態から復帰する処理を行う。
すなわち、本実施形態では、人感センサ制御部30を更に備えることにより、人感センサ制御部30からの信号を受信する部分以外を停止しても、ユーザが画像形成装置11に対して操作を行う前に、通信制御部16及びスレイブ18を先行して起動してスリープ制御からの復帰に備えるので、第1実施形態よりも省電力化が図れると共に、スリープからの復帰についても第1実施形態に劣ることなく効率的にスリープから復帰する。
なお、第1実施形態と第2実施形態は、それぞれ個別に説明したが、人感センサ制御部30を利用してスリープ制御を行うか否か等を画像形成装置の設定により、切り替えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態に係わる画像形成装置10、11に用いる伝送システムは無線で構築してもよいが、有線のシステムが好ましい。有線の伝送システムはモータ及びセンサを駆動することが可能で、スリープ制御移行時にはモータへの電力供給を遮断して、センサのみ動作可能な状態で動作させることが可能である。
また、上記の各実施形態におけるフローチャートで示す各処理は、ハードウエア構成で実現してもよいし、プログラムとしてソフトウエア構成で実現するようにしてもよい。
10、11 画像形成装置
12 メイン制御モジュール
14 スリープ制御モジュール
16 通信制御部
18 スレイブ
22 機器
30 人感センサ制御部
32 人感センサ

Claims (4)

  1. 画像形成に関する制御を行う主制御手段と、
    前記主制御手段が動作停止中でも動作し、かつ前記主制御手段の複数の制御対象とシリアル接続されて各制御対象と通信可能とされた通信制御手段と、
    人を検知する検知手段の検知結果に基づいて、使用者の接近を検出する検出手段と、
    予め定めた省電力制御への移行条件が成立した場合に、前記主制御手段及び前記通信制御手段が省電力状態へ移行するように前記主制御手段及び前記通信制御手段を制御した後に、前記検出手段によって使用者の接近が検出された場合に、画像形成に関する指示が行われる前に、前記通信制御手段と前記制御対象とのシリアル接続が前記主制御手段より先行して復帰するように前記通信制御手段を制御する省電力制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記省電力制御手段は、予め定めた省電力制御への移行条件が成立した場合に、前記主制御手段及び前記通信制御手段が省電力状態へ移行するように前記主制御手段及び前記通信制御手段を制御した後に、前記検出手段によって使用者の接近が検出された場合に、画像形成に関する指示が行われる前に、前記通信制御手段と予め定めた前記制御対象とのシリアル接続だけが先行して復帰するように前記通信制御手段を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通信制御手段は、前記主制御手段より先行して復帰した場合、前記制御対象との通信頻度が前記省電力制御へ移行する前よりも低くなるように前記制御対象との通信を制御する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. コンピュータを、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置を構成する各手段として機能させるための画像形成プログラム。
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