JPH094981A - シンターケーキ支持スタンド及び焼結パレット - Google Patents

シンターケーキ支持スタンド及び焼結パレット

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JPH094981A
JPH094981A JP17160495A JP17160495A JPH094981A JP H094981 A JPH094981 A JP H094981A JP 17160495 A JP17160495 A JP 17160495A JP 17160495 A JP17160495 A JP 17160495A JP H094981 A JPH094981 A JP H094981A
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邦弘 今田
Tadahiro Inasumi
忠弘 稲角
Masami Fujimoto
政美 藤本
Kazuyuki Kono
一之 河野
Toshiro Aso
寿郎 麻生
Shoichi Kusada
昭一 草田
Susumu Matsuno
松野  進
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結鉱製造のため下方吸引式焼結機のパレッ
ト上に配置するシンターケーキ支持スタンド側面の通気
性と排鉱性を改善する。 【構成】 シンターケーキ支持スタンドAの高さ1は焼
結原料層の厚さの30〜70%で、3〜200cm2
断面積の開孔部3を少なくとも1箇所に有する。このシ
ンターケーキ支持スタンドAを、焼結パレット上の複数
のグレートバー列の焼結パレット進行方向の後列に、焼
結パレットの進行方向に平行かつ焼結パレット面に垂直
に1〜5枚設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉等で使用する焼結
鉱の製造方法であるシンターケーキ支持焼結方法に用い
るシンターケーキ支持スタンド及び焼結パレットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の焼結鉱製造工程を図9に示す。焼
結鉱製造の主原料の鉱石はヤードから鉱石ホッパー17
に、副原料の石灰石は石灰石ホッパー16に、燃料であ
るコークスはコークスホッパー15に運ばれる。鉱石、
石灰石、コークスはホッパー17、16、15から切り
出され、返鉱ホッパー14から切り出された返鉱と共に
ミキサー18で調湿、造粒され、焼結配合原料8とな
る。焼結配合原料8はサージホッパー9に搬送され、貯
蔵された後に、ドラムフィーダー10から切り出され、
シュート11を介して、焼結パレット7に装入され、焼
結原料層12を形成する。鉄鉱石を主原料とする焼結の
場合、焼結原料層の厚さは通常600mm程度である。
そして、この焼結原料層表層のコークスに点火炉13で
ガスの燃焼熱により点火して、下方に空気を吸引しなが
らコークスを燃焼させ、この燃焼熱で上層から下層にか
けて順次原料を焼結する。
【0003】このような従来方法によると、焼結原料層
下層は焼結が終了した焼結パレットの一体化した焼結塊
(以下、シンターケーキという)による重みを受け、圧
縮され、高密度化する。このため通気が悪くなり、又通
気の不均一化が生じ、コークスの燃焼速度が遅くなり、
又燃焼むらが起きる。その結果焼結速度が遅くなり、又
歩留、すなわち5mm以上の成品の収率が低下するため
生産性が低下する問題がある。
【0004】生産性の低下を解決する方法は種々ある
が、特開平2−293586号公報には、シンターケー
キの荷重解消、焼結層の通気改善による生産性向上技術
として、焼結パレット上に設けたスタンドによるシンタ
ーケーキ支持焼結方法が記載されている。このシンター
ケーキ支持焼結方法に使用する特開平4−168234
号公報記載の板状の支持スタンドを設置した焼結パレッ
トを図10に示す。
【0005】このシンターケーキ支持焼結方法では、焼
結が進行し、支持スタンドDの高さ位置までシンターケ
ーキが形成されると、シンターケーキは支持スタンドD
の上端部で支えられ、下層に荷重が掛からなくなる。こ
のため下層の焼結原料層に荷重が掛からず、焼結層の通
気が改善される。
【0006】しかし、このスタンドによるシンターケー
キ支持焼結方法は、支持スタンドDの表面からの抜熱や
支持スタンドDと焼結原料層境界の通気過剰などのた
め、支持スタンドD表面近傍の温度上昇が不均一で十分
に焼結されず歩留が低下し、生産性が低下する問題があ
り、特開平6−129775号公報には、図11に示す
ように、格子状スタンドEとそれらを設置した焼結パレ
ット7が記載されている。この格子状スタンドEは格子
状であるので、従来の板状のシンターケーキ支持スタン
ドと比較して表面積が狭くなっており、スタンド表面か
らの抜熱及びスタンドと充填層境界の通気過剰などを防
止し、これによってスタンド表面近傍の温度上昇が十分
に行える状態で焼結層の通気が阻害されることなく焼結
を行うことが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、格子状スタン
ドEを設置した焼結パレット7は、それぞれの格子状ス
タンドEの表面積が板状に比較して約45%と狭いため
内部の空間面積が広くなり過ぎ、格子状スタンドEを介
して焼結原料層が連なり、且つ焼結ガスの流通が増進さ
れ、焼結が進みすぎ、シンターケーキが格子状スタンド
Eを含めて一体化してしまい、焼結機の排鉱部でシンタ
ーケーキを排鉱する際に格子状スタンドEとシンターケ
ーキが分離せず、シンターケーキを保持した焼結パレッ
トがクラッシングガイドに突っかかり、焼結機が過負荷
停止し、焼結機の稼働率が低下する問題がある(以下、
焼結機の排鉱部におけるシンターケーキのスタンドを含
む焼結パレットからの分離し易さをシンターケーキの排
鉱性という)。
【0008】又、焼結操業においては、シンターケーキ
支持スタンドの近傍を最高温度1350〜1400℃の
焼結燃焼帯が15〜30mm/分の速度で上部から下部
に向かい降下するため、シンターケーキ支持スタンド自
体がその上面でシンターケーキの接触による熱伝達と、
その側面で対流と輻射による熱伝達を受け、シンターケ
ーキ支持スタンド自体は常温近くから最高1000℃以
上にさらされ、スタンド高さ方向の温度差も500〜7
00℃ある。一方、冷却される際にもスタンドの上部と
下部に温度差を生ずる。しかも50〜70分周期でそれ
が繰り返される。この低サイクルの過酷な熱衝撃のため
に熱歪が蓄積され、この熱歪による亀裂がシンターケー
キ支持スタンドに発生する。さらに亀裂が進行するとシ
ンターケーキ支持スタンドが部分欠損し、著しく短命と
なって取り替え頻度が増加し、焼結機の稼働率が低下す
ると共に設備費が著しく高価となる問題がある。
【0009】一方、焼結パレット1台当たりのスタンド
の配置についても、図11に示すようなスタンド配置で
はシンターケーキの支持バランス及びシンターケーキの
排鉱性に問題がある。又無端パレット列に於ける各々の
パレットのスタンドの配置についても、シンターケーキ
の支持バランス及びスタンド枚数の増加から来る設備費
の増加の問題がある。
【0010】また、既存グレートバーはパレット進行方
向の長さに対して1/2〜1/3の長さで2〜3列に分
割されており、且つ両端が顎状を成し、その顎部でパレ
ットフレームに取り付けられているスタンド構造上の制
約の問題がある。
【0011】そこで本発明は、焼結鉱のシンターケーキ
支持焼結方法においてパレット上の支持スタンド側面の
通気性を確保するとともに排鉱性を高めることができる
シンターケーキ支持スタンド及び低サイクルの過酷な熱
衝撃に対しても、この熱衝撃を極力緩和できる形状のシ
ンターケーキ支持スタンドと焼結パレットを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の〜の
通りである。
【0013】 下方吸引式焼結機の焼結パレット上に
配置するシンターケーキ支持スタンドにおいて、焼結原
料層の厚さの30〜70%の高さで、3〜200cm2
の断面積の開孔部を少なくとも1箇所に有する板からな
ることを特徴とするシンターケーキ支持スタンド。
【0014】 下方吸引式焼結機の焼結パレット上に
配置するシンターケーキ支持スタンドにおいて、高さが
焼結原料層の厚さの30〜70%で、パレット進行方向
断面の下辺に対する上辺長さが30〜80%である台形
状の板からなることを特徴とするシンターケーキ支持ス
タンド。
【0015】 シンターケーキ支持スタンドの側面の
少なくとも1箇所に上端を開放した縦方向のスリット状
開孔部を設けたことを特徴とする前記又はのシンタ
ーケーキ支持スタンド。
【0016】 シンターケーキ支持スタンドの開孔部
の断面形状がスリット状で、スリットの短い幅が20〜
50mmであることを特徴とする前記又はのシンタ
ーケーキ支持スタンド。
【0017】 シンターケーキ支持スタンドの開孔部
の側断面形状が円形又は正方形で、直径又は一辺の長さ
が20〜50mmであることを特徴とする前記のシン
ターケーキ支持スタンド。
【0018】 シンターケーキ支持スタンドの側面に
縦溝を両側面に対して千鳥に設けることによって横断面
を波形状にしたことを特徴とする前記のシンターケー
キ支持スタンド。
【0019】 焼結パレット上の複数のグレートバー
列の焼結パレット進行方向の後列に、焼結パレットの進
行方向に平行かつ焼結パレット面に垂直に前記〜の
いずれかのシンターケーキ支持スタンドを1〜5枚設置
したことを特徴とする焼結パレット。
【0020】
【作用】本発明のシンターケーキ支持スタンドは板であ
り、3〜200cm2 の断面積の開孔部を少なくとも1
箇所に有することによりシンターケーキ支持スタンドの
側面部の通気性を改善し、焼結鉱の生産性を向上させ、
かつ開孔部を介してシンターケーキ支持スタンドの両側
のシンターケーキが一体化した場合にも、排鉱時にシン
ターケーキの自重で開孔部内の焼結部分を壊し、容易に
排鉱することができる。開孔部の断面積が3cm2 未満
では、支持スタンド側面の通気性が改善せず、200c
2 超では、開孔部を介してシンターケーキ支持スタン
ドの両側のシンターケーキが一体化しやすく、開孔部内
での焼結部分の強度が強くなり排鉱できなくなる。
【0021】開孔部の断面形状をスリット状とし、スリ
ット幅を20mm以上50mm以下の範囲に縮小すれ
ば、従来の格子状スタンドではシンターケーキが一体化
して焼結パレットから排鉱出来なかったのに対し、スタ
ンドを介してシンターケーキが一体化せず、スタンドに
よってシンターケーキが保持されないのでシンターケー
キの排鉱性が改善されるばかりでなく、又スタンドの表
面積が広いので、構造的に変形の発生を軽減出来る。
【0022】開孔部の断面形状を円又は正方形にする場
合は、直径又は一辺の長さは20〜50mmが好まし
い。直径又は一辺の長さが20mm未満では、シンター
ケーキ支持スタンドの側面の通気性が改善しないので好
ましくなく、50mm超では、開孔部を介してシンター
ケーキ支持スタンドの両側のシンターケーキが一体化し
やすく、開孔部内での焼結部分の強度が強くなり、排鉱
できなくなるため好ましくない。
【0023】既存グレートバーからのスタンド高さは、
焼結層厚の70%の高さを最大に焼結条件との関係で最
小30%まで種々選択出来、スタンド高さが高い程シン
ターケーキの支持効果が大きい。スタンド長さは約49
5mmで、既存グレートバーの長さと同様とする。
【0024】開孔部の形状はスタンド両面間の焼結ガス
の流通性能とシンターケーキの排鉱性からスリット状で
も円形又は正方形でも良い。その幅又は直径(形状によ
るが、短い方の値をいう)が20mm未満では通気性が
悪くなり、50mmを超えると開孔部を介して焼結原料
層が連なり焼結時にシンターケーキが一体化し、シンタ
ーケーキの排鉱性が悪くなるので、20mm以上50m
m以下の範囲が好ましい。スタンドの抜熱の観点から、
開孔部の長さ及び数又は列数及び段数はスタンドの構造
上許容可能な範囲で長い程及び多い程、即ち表面積を減
少するのが良い。
【0025】開孔部の両端は応力集中を極力軽減し、ク
ラック発生を防止するため半円状とする。開孔部の配列
は、スリット状の場合、横長配置でも縦長配置でも良
く、整列配置でも千鳥配置でも良い。スタンド高さが高
い場合はスリット段数を増やし、低い場合はスリット段
数を減らさざるを得ない。
【0026】スタンド幅については、シンターケーキの
排鉱性の観点から上部を薄く、下部を厚く、即ち断面形
状は台形が良い。又スタンドの長手方向に於いても、シ
ンターケーキの排鉱性の面から前方方向を薄くすること
も出来る。更に、熱衝撃による開孔部周辺部への熱応力
の集中を軽減し、クラック発生を防止するために、開孔
部周辺部を縁盛りするのが良い。この熱応力の集中によ
るスタンド上面或いは側面から開孔部へのクラック発生
を防止するために、予めスタンド上面或いは側面と開孔
部との間に切り欠きを入れることもできる。
【0027】又、上辺長さが下辺長さの30〜80%の
台形状の板をシンターケーキ支持スタンドとすれば、シ
ンターケーキ支持スタンド上部の温度差による熱膨張差
を吸収し、蓄積される熱歪を軽減し、熱疲労による亀裂
の発生を軽減、遅延させることが出来る。上辺長さ30
%未満ではシンターケーキの支持面積が減少し過ぎ、8
0%超では熱膨張差の吸収が不充分となる。シンターケ
ーキ支持スタンドのスリット状の小開孔をなくすとシン
ターケーキ支持スタンド側面の通気性改善効果は低下す
るが、焼結原料層の厚さの50%未満の高さではその影
響度は小さく、シンターケーキ支持スタンドの寿命延長
を採る方がシンターケーキ支持スタンドの整備周期面か
らは良い。シンターケーキ支持スタンド高さが焼結原料
層厚の50%以上の場合は通気性阻害が著しいため、通
気性の面からはスリット状の小開孔を設けた方がよい
が、シンターケーキ支持スタンド上部の熱影響の吸収機
能を充分に配慮しなければならない。上辺長さが下辺長
さの30〜80%の台形状とする。30〜80%をスタ
ンド長手方向のパレット進行方向の後部にのみ採ること
も出来るが、熱膨張差の吸収効果は小さい。シンターケ
ーキ支持スタンドの上辺から下辺に縦方向のスリット状
開孔部を設けることによりシンターケーキ支持スタンド
上端を分割すると、熱膨張差の吸収の効果が大きい。し
かし、シンターケーキ支持スタンド高さの10%未満の
高さでは熱衝撃を受ける高さから見て小さすぎ、40%
超では開孔部の底部から亀裂が発生しやすく、寿命を律
速する恐れがあり、好ましくない。分割数は多いほど良
いが、開孔部の底部から亀裂が発生しやすいため寿命を
律速する恐れがあり、5箇所未満が好ましい。
【0028】このシンターケーキ支持スタンド上部の熱
影響の吸収機能を向上させる他の構造として、シンター
ケーキ支持スタンドの側面に縦溝を両側面に対して千鳥
に設けることによって、横断面を波形状にした構造があ
る。昇温時と冷却時にスタンドの上部と下部の温度差に
より拘束部分が応力を受け、上部端が最大応力となり、
下部方向に小さくなることから、上部ほど膨張及び収縮
しやすく、且つ下部に向かって自由度を持たせた波形
状、すなわちジャバラ状とし、例えば扇子の如く伸縮し
やすくして熱応力緩和機能を向上させる。縦溝の断面形
状は半円状、角状、V状とすることもできる。縦溝の長
さは上部からスタンド高さの5/6以内で、それ以上は
効果がない。縦溝の幅は上部肉厚の1/3以内で、それ
以上は伸縮効果がない。縦溝の深さは外形に沿った深さ
で、上部肉厚の1/6以内で、それ以上は構造上強度低
下を招く。
【0029】スタンドをパレットフレームへ挿入する取
付部の形状については、長手方向と高さ方向は既存のグ
レートバーと類似の形状を採用する。スタンドの材質に
よる熱伸びとパレットフレームの熱伸びの違いを長手方
向の長さで補正する程度である。取付部の幅はスタンド
の垂直安定性の問題から重要な因子で、スタンドが焼結
機の干渉部を通過する際に接触しないように、スタンド
高さとの関係で決まり、スタンド高さの1/2を越える
と経済的でなく、1/3未満はスタンドの垂直安定性に
欠けることから、スタンド高さの1/2から1/3の幅
が適当である。又、スタンドの取付部下部の幅も重要な
因子で、これは焼結パレットが排鉱部に進み、下方にま
わり、リターン側に回った際のスタンドを垂直に安定し
て保持できる幅で、取付部の幅に対して取付部下部の幅
は既存グレートバーの幅分だけ狭くでき、スタンドの自
重も軽くできる。
【0030】スタンド取付部の既存グレートバー面と同
レベルの水平面には既存グレートバー間にある焼結ガス
の下方吸引のための開孔部がない。そこで、焼結パレッ
トにスタンドを配置すれば、焼結ガスの下方吸引のため
の既存グレートバーの開孔率が減少し、焼結機能に対し
てマイナス傾向となる。そこでそれを改善したのが、特
開平5−43950号公報記載のスタンドの取付部の既
存グレートバー面に幅5mmのスリットを設けたもので
ある。このスリット個数、即ちスリット面積はスタンド
取付部の構造上許容出来れば大きい程良い。
【0031】焼結パレットの進行方向のスタンドの形状
を既存グレートバーと同様にパレット進行方向に複数に
分割し、パレットフレームへの組込みに於いて、既存の
グレートバーと同様に組込みやすくなっている。しか
し、個々のスタンドのパレットフレームへの取付幅がス
タンドの垂直安定性、すなわち倒れ防止から既存グレー
トバーの幅より遙に大きくなるため、従来のグレートバ
ーの組込み方法では対応できない。既存のグレートバー
は幅が約30mmと狭いため、パレットフレーム間でグ
レートバーを若干斜めにすればグレートバーの下顎も外
れ、簡単に取外し及び取付け出来た。しかし、シンター
ケーキ支持スタンドの場合、取付部の幅が既存グレート
バーより遙に広いため、斜めにしてパレットフレーム間
に挿入しても、挿入した状態で取付部がパレットフレー
ムと競り、スタンドをパレットフレームと直角の方向に
回転出来ない。そこで、パレットフレームの片側の端部
の既存切り欠き部を拡張し、そこからスタンドの取付部
をパレットフレームと直角に挿入し、その状態でスタン
ドを所定の位置まで平行移動、すなわち横滑らしして取
付ければよい。又、取り外しは前記の逆とする。尚、パ
レットフレームの片側の端部に切り欠き部を拡張した部
分については、既存のグレートバーに変えて広幅の既存
グレートバーと類似のエンドグレートバーを準備し、そ
の切り欠き部分を穴埋めし、既存のグレートバー押さえ
ピンでエンドグレートバーを押さえればよい。
【0032】無端状の焼結パレット列長手方向と個々の
パレットへのシンターケーキ支持スタンドの配列及び配
置についての考え方は、シンターケーキ支持不均一によ
る焼結速度の乱れを極力解消するために均一な支持バラ
ンスを維持しなければならないとの考え方に基づく。シ
ンターケーキ支持スタンドは無端焼結パレット列の個々
のパレット全てに配置してもよく、又設備費削減の目的
から1台目のパレットには配置し、2台目のパレットに
は配置せず、3台目のパレットには配置するように、パ
レット列に対して一つ飛ばしに配置しても良く、又1台
目のパレットには配置枚数を多く、2台目のパレットに
は配置枚数を少なく、3台目のパレットには配置枚数を
多くするようにパレット列に対して千鳥配置でも良い。
【0033】個々の焼結パレットの幅方向へのシンター
ケーキ支持スタンドの配置枚数は、パレット列へのスタ
ンドの配列方法により変わるが、従来の如く1枚配置又
は2枚配置、又は3枚配置から5枚配置でも良い。要す
るに、パレット配列に対して、シンターケーキをバラン
ス良く支持できる配列及び配置、即ちシンターケーキを
ほぼ等面積支持出来る配列及び配置であれば良い。パレ
ット幅に対するスタンドの枚数を多くすればスタンド1
枚当たりのシンターケーキ支持負荷は小さくなるが、ス
タンド独自の使用上の安定性及び製造上の形状律速、焼
結機の関連部分との干渉の増加から好ましくなく、一般
にパレット幅1mから2mに1枚程度を目安とする。
【0034】個々のパレットに対して既存グレートバー
の配列は2列又は3列になっており、焼結パレット進行
方向全長に配列していた従来のシンターケーキ支持スタ
ンドの配列と比較して最前列、すなわちストランド進行
方向の前側のスタンドを除去したため、シンターケーキ
の排鉱性が極めて向上する。その上、シンターケーキ支
持スタンドの配列は既存グレートバーの配列に習ってい
るので、従来のパレット進行方向全長に渡る一体ものと
比較して、スタンドの組み込みに於いて、既存グレート
バーの生まれの寸法や老朽による寸法誤差の影響を排除
している。
【0035】
【実施例】以下、図1〜図8、図12を参照しながら実
施例を具体的に説明する。なお、焼結工程は図9に示し
た従来方法と同じであり、層厚は600mmとした。
【0036】
【実施例1】実施例として、ロストル状で長穴スリット
を有するシンターケーキ支持スタンドAを図1に示す。
既存グレートバーからのスタンド高さ1は焼結原料層厚
の1/3の下層の焼結原料層の通気改善を目的とした2
00mmである。スタンド長さ2は約495mmで、既
存グレートバーの長さと同様である。開孔部3の形状
は、スタンド両面間の焼結ガスの流通性能とシンターケ
ーキの排鉱性から、その高さ、すなわち短い方の幅は3
0mmである。開孔部3の長さは、スタンドの抜熱の観
点からスタンドの構造上許容可能な範囲で長い程、即ち
表面積を減少する程良い。開孔部3の両端は応力集中を
極力軽減し、クラック発生を防止するため半円状とし、
長さは約140mmで、スリットの配置は2列×2段と
した。スタンドAの幅はシンターケーキの排鉱性から高
さ200mmの上部を薄く、下部を厚くしており、上部
25mm、下部30mmである。更に、熱衝撃による開
孔部3の周辺部への熱応力の集中を軽減し、クラック発
生を防止するため、図2に示すように、開孔部3の周辺
部を縁盛りした。縁盛り6の幅は片側4mmである。
【0037】スタンドAをパレットフレームへ挿入する
取付部4の長手方向と高さ方向は既存のグレートバーと
類似の形状を採用している。取付部4の幅はスタンド高
さ1との関係から1/2の100mmで、取付部下部5
の幅は70mmである。
【0038】このスタンドAの開孔部3の幅は30mm
であるので一体化したシンターケーキは排鉱時に分離し
やすく、しかもスタンドの断面が台形であるので排鉱時
にシンターケーキが外れ易く、従来の格子状スタンドに
比し排鉱性が極めて向上する。
【0039】支持スタンド付近の通気性の改善により、
従来の板状の支持スタンドの30〜40t/d/m2
対して31〜42t/d/m2 に向上し、焼結機の稼働
率が板状の支持スタンド並の90〜99%確保できたた
め、生産量が従来に対して3〜5%増大した。
【0040】
【実施例2】実施例として、ロストル状で長穴スリット
を有する他のシンターケーキ支持スタンドBを図3に示
す。図1に示した例では、取付部4の既存グレートバー
面と同レベルの水平面には既存グレートバー間にある焼
結ガスの下方吸引のためのスリットがないので、焼結パ
レットに配置すれば、焼結ガスの下方吸引のための既存
グレートバーの開孔率が減少し、焼結機能に対してマイ
ナス傾向となる。そこでそれを改善するのが図3に示す
シンターケーキ支持スタンドBである。これは図1に示
したものと全く同形状であるが、スタンドの取付部4の
既存グレートバー面に特開平5−43950号公報に記
載される幅5mmのスリットを設けた。
【0041】スタンドBのスリット幅も30mmである
ので一体化したシンターケーキは排鉱時に分離しやす
く、しかもスタンドBの断面が台形であるので排鉱時に
シンターケーキが外れ易く、従来の格子状スタンドに比
し排鉱性が極めて向上する。
【0042】支持スタンド側面の通気性改善により、従
来のスタンド基部にスリットを有するスタンドに対して
も同等の排鉱性を確保し、焼結鉱の生産量が1〜2%向
上した。
【0043】
【実施例3】実施例として、ロストル状で丸穴スリット
を有するシンターケーキ支持スタンドCを図4に示す。
図1に示したスタンドAの開孔率と同レベルとするため
に丸穴の直径は50mmとした。既存グレートバー面に
スリットを設けることも出来る。
【0044】スタンドCのスリット直径は50mmであ
るので、一体化したシンターケーキは排鉱時に分離しや
すく、しかもスタンドCの断面が台形であるので排鉱時
にシンターケーキが外れ易く、従来の格子状スタンドに
比し排鉱性が極めて向上する。
【0045】
【実施例4】実施例としてロストル状のシンターケーキ
支持スタンドA1 、A2 、A3 を設置した焼結パレット
7を図5に示す。パレット幅3mに対して、シンターケ
ーキ支持スタンドA1 とA3 は各々のサイドウォール1
9から各々約500mmの位置に配置し、シンターケー
キ支持スタンドA2 はパレット幅のほぼ中央に配置し、
パレット長手方向へは既存グレートバーの配列の後列に
のみ設置した。スタンド1枚当たりのシンターケーキを
支持する面積は焼結パレット面積の丁度1/3ずつとな
り、シンターケーキの支持バランスが均一化され、焼結
機能を安定化出来る。このシンターケーキ支持スタンド
1 、A2 、A3 は全パレットに設置した。
【0046】焼結パレット7による焼結はシンターケー
キ支持スタンドA1 〜A3 のスリットにより焼結原料層
への焼結ガスの流通を生じさせ、充填層の通気が保た
れ、且つパレットの進行方向に対して後列のみにスタン
ドを設置したため、スタンド部のスリット形状と共にシ
ンターケーキの排鉱性が極めて改善された。その結果、
従来の板状の支持スタンドの焼結鉱生産性30〜40t
/d/m2 に対して生産量が4〜6%向上し、成品歩留
(%)も約1%向上した。
【0047】
【実施例5】実施例として、台形状の板からなるシンタ
ーケーキ支持スタンドFを図6に示す。既存グレートバ
ーからのスタンド高さ1は焼結原料層厚の1/3の下層
の焼結原料層の通気改善を目的とした200mmであ
る。スタンド長さは約495mmで、既存のグレートバ
ーの長さと同様である。スタンド長さ2は約345mm
で、スタンド上辺の長さ方向両端を各々約75mmカッ
トして正台形状とし、スタンド上部の温度差による熱膨
張差を吸収し、蓄積される熱歪を軽減し、熱疲労による
亀裂の発生を軽減するとともに遅延させる。
【0048】スタンドFの幅はシンターケーキの排鉱性
から高さ200mmの上部を薄く、下部を厚くしてお
り、上部33mm、下部40mmである。スタンドFを
パレットフレームへ挿入する取付部4の長手方向と高さ
方向は既存のグレートバーと類似の形状を採用してい
る。取付部4の幅はスタンド高さ1の1/2の100m
mで、取付部下部5の幅は70mmである。
【0049】本シンターケーキ支持スタンドの生産性は
31〜42t/d/m2 に向上し、焼結機の稼働率の低
下を従来の支持スタンドの約3.5%に比し、約0.5
%に軽減できたため、生産量が従来に対して3%増大し
た。
【0050】
【実施例6】実施例として、上辺から下辺に向かう縦方
向のスリット状開孔部を有するシンターケーキ支持スタ
ンドGを図7に示す。開孔部の数は2で、高さは50m
mである。幅は機械仕上げの可能な幅の最小、例えば1
0mmが好ましい。スリット状開孔部を設けたため、ス
タンド上部の温度差による熱膨張差を吸収し、蓄積され
る熱歪を軽減し、熱疲労による亀裂の発生を軽減すると
ともに遅延させる。
【0051】焼結機の稼働率の低下を約0.5%に軽減
できたため、焼結鉱の生産量が約3%向上した。
【0052】
【実施例7】実施例として正台形状のシンターケーキ支
持スタンドF1 、F2 、F3 を設置した焼結パレット7
を図8に示す。パレット幅3mに対して、シンターケー
キ支持スタンドF1 とF3 は各々のサイドウォール19
から各々約500mmの位置に配置し、シンターケーキ
支持スタンドF2 はパレット幅のほぼ中央に配置し、パ
レット長手方向へは既存のグレートバーの配列の後列に
のみ設置した。スタンド1枚当たりのシンターケーキを
支持する面積は焼結パレット面積の丁度1/3ずつとな
り、シンターケーキの支持バランスが均一化され、焼結
機能を安定化出来る。このシンターケーキ支持スタンド
1 、F2 、F3 を全パレットに設置した。
【0053】シンターケーキ支持スタンドF1 〜F3
台形形状によりスタンド上部の温度差による熱膨張差を
吸収でき、熱歪の発生を軽減し、熱疲労による亀裂の発
生を軽減させるとともに遅延させたので、スタンド寿命
は従来のシンターケーキ支持スタンドの0.5ケ月に比
し6ケ月以上に改善された。その結果、従来の焼結鉱生
産量に対して約3%向上した。
【0054】
【実施例8】実施例として、台形状でスタンドの側面に
縦溝を両側面に対して千鳥に設けることによって横断面
を波形状としたシンターケーキ支持スタンドHを図12
に示す。シンターケーキ支持スタンドHの全体形状寸法
は図6のシンターケーキ支持スタンドFのそれらと同様
である。この縦溝形状は半円状で、縦溝の幅は約10m
m、縦溝の深さは約5mm、縦溝の長さはスタンド上部
から約160mmである。
【0055】この波形状のシンターケーキ支持スタンド
Hはスタンド上下の温度差による熱膨張・収縮差を自由
に吸収し、蓄積される熱歪みを軽減し、亀裂の発生を軽
減するとともに遅延させる。
【0056】シンターケーキ支持スタンドHにより焼結
機の稼働率の低下を約0.5%軽減出来たため、焼結鉱
の生産量が約3%向上した。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、シンターケーキ支持ス
タンドに開孔部を有することにより、下層の焼結原料層
の通気と歩留が改善され、生産性が向上するばかりでな
く、従来と比較してスタンド側面の通気性を改善すると
ともにシンターケーキの排鉱性が極めて改善され、焼結
機の過負荷停止が回避され、稼働率が極めて改善され、
又スタンドの表面積を多くしたので構造的に変形の発生
を軽減出来ると共に熱応力の集中によるクラック発生を
防止出来る。
【0058】又、シンターケーキ支持スタンドを台形状
の板とすることにより、下層の焼結原料層の通気と歩留
が改善され、生産性が向上するばかりでなく、従来と比
較してスタンド寿命が延長され、設備費が低減出来ると
共に、焼結機のスタンド入替休止が削減出来るため稼働
率が向上する。
【0059】焼結パレットの幅方向へのシンターケーキ
支持スタンドの配置枚数を従来の1枚又は2枚より多く
すればシンターケーキの支持バランスの不均一が解消さ
れ、下層の焼結原料層の通気と歩留が改善され、生産性
の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施例
を示す斜視図である。
【図4】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施例
を示す斜視図である。
【図5】シンターケーキ支持スタンドを設置した本発明
の焼結パレットの実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施例
を示す斜視図である。
【図7】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施例
を示す斜視図である。
【図8】シンターケーキ支持スタンドを設置した本発明
の焼結パレットの実施例を示す斜視図である。
【図9】従来の焼結鉱製造工程を示す図である。
【図10】従来の支持スタンドを設置した焼結パレット
の斜視図である。
【図11】従来の格子状スタンドを設置した焼結パレッ
トの斜視図である。
【図12】本発明のシンターケーキ支持スタンドの実施
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A シンターケーキ支持スタンド B シンターケーキ支持スタンド C シンターケーキ支持スタンド D 支持スタンド E 格子状スタンド F シンターケーキ支持スタンド G シンターケーキ支持スタンド H シンターケーキ支持スタンド A1 、A2 、A3 シンターケーキ支持スタンド F1 、F2 、F3 シンターケーキ支持スタンド 1 スタンド高さ 2 スタンド長さ 3 開孔部 4 取付部 5 取付部下部 6 縁盛り 7 焼結パレット 8 焼結配合原料 9 サージホッパー 10 ドラムフィーダー 11 シュート 12 焼結原料層 13 点火炉 14 返鉱ホッパー 15 コークスホッパー 16 石灰石ホッパー 17 鉱石ホッパー 18 ミキサー 19 サイドウォール
フロントページの続き (72)発明者 稲角 忠弘 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 藤本 政美 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 河野 一之 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 麻生 寿郎 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 草田 昭一 大阪市西区北堀江1−12−19 株式会社栗 本鐵工所内 (72)発明者 松野 進 大阪市西区北堀江1−12−19 株式会社栗 本鐵工所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方吸引式焼結機の焼結パレット上に配
    置するシンターケーキ支持スタンドにおいて、焼結原料
    層の厚さの30〜70%の高さで、3〜200cm2
    断面積の開孔部を少なくとも1箇所に有する板からなる
    ことを特徴とするシンターケーキ支持スタンド。
  2. 【請求項2】 下方吸引式焼結機の焼結パレット上に配
    置するシンターケーキ支持スタンドにおいて、高さが焼
    結原料層の厚さの30〜70%で、パレット進行方向断
    面の下辺に対する上辺長さが30〜80%である台形状
    の板からなることを特徴とするシンターケーキ支持スタ
    ンド。
  3. 【請求項3】 シンターケーキ支持スタンドの側面の少
    なくとも1箇所に上端を開放した縦方向のスリット状開
    孔部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のシ
    ンターケーキ支持スタンド。
  4. 【請求項4】 シンターケーキ支持スタンドの開孔部の
    断面形状がスリット状で、スリットの短い幅が20〜5
    0mmであることを特徴とする請求項1又は3記載のシ
    ンターケーキ支持スタンド。
  5. 【請求項5】 シンターケーキ支持スタンドの開孔部の
    側断面形状が円形又は正方形で、直径又は一辺の長さが
    20〜50mmであることを特徴とする請求項1記載の
    シンターケーキ支持スタンド。
  6. 【請求項6】 シンターケーキ支持スタンドの側面に縦
    溝を両側面に対して千鳥に設けることによって横断面を
    波形状にしたことを特徴とする請求項2記載のシンター
    ケーキ支持スタンド。
  7. 【請求項7】 焼結パレット上の複数のグレートバー列
    の焼結パレット進行方向の後列に、焼結パレットの進行
    方向に平行かつ焼結パレット面に垂直に請求項1〜6の
    いずれか記載のシンターケーキ支持スタンドを1〜5枚
    設置したことを特徴とする焼結パレット。
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