JPH0949722A - 当接型測定器 - Google Patents

当接型測定器

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JPH0949722A
JPH0949722A JP19964295A JP19964295A JPH0949722A JP H0949722 A JPH0949722 A JP H0949722A JP 19964295 A JP19964295 A JP 19964295A JP 19964295 A JP19964295 A JP 19964295A JP H0949722 A JPH0949722 A JP H0949722A
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俊隆 下村
Satoshi Adachi
聡 安達
Toru Yaku
亨 夜久
Tetsuto Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反アッベ構造の測定器であっても、加工精度
や剛性を大幅に高くしなくても、精度の向上が図れる当
接型測定器を提供する。 【解決手段】 スライダ2の傾き角度θを検出する姿勢
検出手段26と、誤差補正回路22を設ける。姿勢検出
手段26は、一対のY軸測長センサ12y,13yと、こ
のセンサ12y,13y の変位量の差分からスライダ2の
傾き角度θを算出する傾き量算出回路25とから構成す
る。誤差補正回路22は、スライダ2の傾き角度θに基
づくジョー4の測定点Pにおける誤差δを求め、この誤
差δをX軸測長センサ11で検出されたスライダの移動
量xから補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体と、この本体
に摺動自在に設けられかつ被測定物に当接される測定子
を有するスライダと、このスライダの移動量を検出する
測長手段とを備えた当接型測定器に関する。詳しくは、
測長手段の測長軸線から外れた位置に測定子が位置す
る、いわゆる、反アッベ構造の当接型測定器に関する。
【0002】
【背景技術】本体に対して、測定子を有するスライダを
摺動自在に設けた当接型測定器のなかには、スライダの
移動量を検出する測長手段の測長軸線から外れた位置に
測定子を位置させた測定器、たとえば、ノギスが知られ
ている。ノギスは、本尺にスライダを摺動自在に設ける
とともに、本尺およびスライダのそれぞれに測定子であ
る外側測定ジョーおよび内側測定ジョーを直角(本尺の
長手方向に対して直角)に設けた構造であるから、つま
り、測定子である各ジョーが測長手段を構成する本尺上
にないため、使い勝手がよいという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たノギスのように、測定子が測長手段の測長軸線から外
れた位置にある、いわゆる、反アッベ構造の当接型測定
器では、スライダを摺動自在に案内する本体(ノギスで
は本尺)の摺動基準端面の真直度によってスライダが本
体(本尺)に対して傾き、または、測定子が被測定物に
当接したときの測定力によりスライダが本体(本尺)に
対して傾き、それぞれ測定誤差が発生するという問題が
あった。
【0004】このような問題を解消するために、マイク
ロメータのように、測定子を測長手段の測長軸線上に配
置すると、使い勝手が低下する。また、反アッベ構造の
まま、精度の向上を図ろうとすると、本体(ノギスでは
本尺)の摺動基準端面の真直度を出すために加工精度を
厳しく管理しなくてはならず、かつ、本体とスライダと
の間のガタを低減するため剛性を高めなければならな
い。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題を
解消し、反アッベ構造の測定器であっても、加工精度や
剛性を大幅に高くしなくても、精度の向上が図れる当接
型測定器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る当接型測定
器は、本体と、この本体に摺動自在に設けられかつ被測
定物に当接される測定子を有するスライダと、このスラ
イダの移動量を検出する測長手段とを備え、前記測長手
段の測長軸線から外れた位置に前記測定子が位置する当
接型測定器において、前記本体に対する前記スライダの
傾き量を検出する姿勢検出手段と、この姿勢検出手段で
検出されたスライダの傾き量に基づく前記測定子の測定
点における誤差を前記測長手段で検出されたスライダの
移動量から補正する誤差補正手段とを備えることを特徴
とする。
【0007】このような構成では、測定にあたって、ス
ライダを本体に沿って移動させ、測定子を被測定物に当
接させる。このとき、本体の摺動基準端面の真直度や測
定力によってスライダが本体に対して傾くと、その傾き
量が姿勢検出手段で検出される。すると、姿勢検出手段
で検出されたスライダの傾き量に基づく前記測定子の測
定点における誤差が測長手段で検出されたスライダの移
動量から補正されるため、反アッベ構造の当接型測定器
であっても、加工精度や剛性を大幅に高くしなくても、
精度の向上を図ることができる。
【0008】また、上記構造の当接型測定器において、
前記姿勢検出手段は、前記スライダに前記測長手段の測
長軸線方向または測長軸線に対して直交方向に所定距離
隔てて設けられかつその位置で前記測長軸線直交方向ま
たは測長軸線方向のスライダの変位をそれぞれ検出する
一対の変位検出手段と、この一対の変位検出手段からの
変位量および一対の変位検出手段間の距離から前記スラ
イダの傾き量を算出する傾き量算出手段とを含み構成さ
れていることを特徴とする。このような構成では、姿勢
検出手段が、一対の変位検出手段と、この一対の変位検
出手段からの測定データおよび一対の変位検出手段間の
距離からスライダの傾き量を算出する角度算出手段とを
含み構成されているから、安価に構成できる。この場
合、変位測定手段として静電容量式測長センサを用いれ
ば、低消費電流化できる。
【0009】また、上記構造の当接型測定器において、
前記測長手段の測長軸線から前記測定子の測定点までの
距離aと、前記一対の変位検出手段間の距離bとの比率
が、1:nまたはn:1(ただし、nは整数)に設定さ
れていることを特徴とする。このような構成では、一対
の変位検出手段の変位量の差分を1/nまたはn倍する
だけで補正量を求めることができる。
【0010】また、上記構造の当接型測定器において、
前記一対の変位検出手段間の距離が、前記測長手段の測
長軸線から前記測定子の測定点までの距離と等しく設定
されていることを特徴とする。このような構成では、一
対の変位検出手段の変位量の差分をそのまま補正量とし
て補正演算することができるから、補正演算をより簡単
化できる。
【0011】また、上記構造の当接型測定器において、
前記測長手段の測長軸線から前記測定子の測定点までの
距離aと前記一対の変位検出手段間の距離bとの比率
と、前記測長手段の分解能と前記変位検出手段の分解能
との比率とが同じに設定されていることを特徴とする。
このような構成でも、一対の変位検出手段の変位量の差
分をそのまま補正量として測長手段の変位量から補正演
算することができるから、補正演算をより簡単化でき
る。
【0012】また、上記構造の当接型測定器において、
前記測長手段の測長軸線から前記測定子の測定点までの
距離aと前記一対の変位検出手段間の距離bとの比率
が、1:m(ただし、m>1)に設定されていることを
特徴とする。このような構成では、一対の変位検出手段
の分解能を小さく(高く)せずに高精度な補正ができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をノギスに適用した
一実施形態を図を参照しながら詳細に説明する。図1は
本実施形態のノギスの概略構成を示している。同ノギス
101は、本体としての本尺1と、この本尺1に摺動自
在に設けられたスライダ2とを備えている。これら本尺
1およびスライダ2の一端側には、被測定物の測定部位
に当接される測定子としての外側測定ジョー3,4がそ
れぞれ直角(本尺1の長手方向に対して直角)に設けら
れている。つまり、各外側測定ジョー3,4が後述する
測長手段(X軸測長センサ11)の測長軸線SL上から
外れた位置に設けられている。
【0014】前記スライダ2には、そのスライダ2のX
軸方向の移動量を検出する測長手段としてのX軸測長セ
ンサ11が設けられているとともに、このX軸測長セン
サ11の測長軸線SL方向(X軸方向)に所定距離隔て
た位置にその測長軸線直交方向(Y軸方向)のスライダ
2の変位を検出する変位検出手段としての一対のY軸測
長センサ12y,13y がそれぞれ設けられている。な
お、これらの測長センサ11,12y,13y としては、
たとえば、本尺1に各軸(X,Y軸)方向に沿って一定
ピッチ間隔で設けられた複数の電極(スケール)と静電
容量結合する複数の電極を有し、スライダ2の移動に伴
って変化する静電容量からスライダ2の移動量を検出す
る静電容量式測長センサ、あるいは、他の公知のセンサ
を利用できる。ここで、図2に示すように、X軸測長セ
ンサ11の測長軸線SLから前記外側測定ジョー4の測
定点P(被測定物が当接されると予想される点)までの
距離をa、一対のY軸測長センサ12y,13y 間の距離
をbにそれぞれ設定してある。
【0015】前記X軸測長センサ11からの出力は、計
数回路21においてスライダ2の移動量に対応する数の
パルス数として計数されたのち、誤差補正手段としての
誤差補正回路22に与えられる。前記各Y軸測長センサ
12y,13y からの出力は、それぞれ計数回路23,2
4において、その各位置におけるスライダ2のY軸方向
の変位量に対応する数のパルス数として計数されたの
ち、傾き量算出手段としての傾き量算出回路25に与え
られる。傾き量算出回路25では、両Y軸測長センサ1
2y,13y からの変位量および両Y軸測長センサ12y,
13y 間の距離bからスライダ2の傾き角度θを算出
し、それを誤差補正回路22に与える。ここに、Y軸測
長センサ12y,13y 、計数回路23,24および傾き
量算出回路25から、スライダ2の傾き角度θ(傾き
量)を検出する姿勢検出手段26が構成されている。
【0016】前記誤差補正回路22は、前記傾き量算出
回路25で算出されたスライダ2の傾き角度θと、X軸
測長センサ11の測長軸線SLから前記ジョー4の測定
点Pまでの距離aとからジョー4の測定点Pにおける誤
差δを求め、この誤差δを前記X軸測長センサ11で検
出されたスライダ2の移動量xから補正し、その結果を
表示器27に表示させる。つまり、誤差δを δ=a・tanθ ………………………………(1) から求め、この誤差δをX軸測長センサ11で検出され
たスライダ2の移動量xから補正する。
【0017】従って、本実施形態によれば、スライダ2
の傾き角度θを検出する姿勢検出手段26と、この姿勢
検出手段26で検出されたスライダ2の傾き角度θに基
づくジョー4の測定点Pでの誤差δをX軸測長センサ1
1で検出されたスライダ2の移動量xから補正する誤差
補正回路22とを備えているから、スライダ2を本尺1
に沿って移動させ、ジョー4が被測定物に当接したと
き、本尺1の摺動基準端面の真直度や測定力によってス
ライダ2が本尺1に対して傾いても、その傾き角度θが
姿勢検出手段26で検出されたのち、その傾き角度に基
づくジョー4の測定点Pでの誤差δがX軸測長センサ1
1で検出されたスライダ2の移動量xから補正されるた
め、反アッベ構造の測定器であっても、加工精度や剛性
を大幅に高くしなくても、精度の向上が図れる。
【0018】また、姿勢検出手段26を、スライダ2に
X軸測長センサ11の測長軸線SL方向に所定距離隔て
て設けられた一対のY軸測長センサ12y,13y と、こ
の一対のY軸測長センサ12y,13y からの変位量およ
び一対のY軸測長センサ12y,13y 間の距離bからス
ライダ2の傾き角度θを算出する傾き量算出回路25と
を含み構成したから、安価に構成できる。この場合、Y
軸測長センサ12y,13y として静電容量式測長センサ
を用いれば、低消費電流化できる。
【0019】ここで、図3に示すように、各Y軸測長セ
ンサ12y,13y からの変位量をy 1,2 とすると、 tanθ=(y1 +y2 )/b…………………(2) であるから、上記(1)式は、 δ=a・(y1 +y2 )/b …………………(3) と表せる。また、両Y軸測長センサ12y,13y 間の距
離bを、X軸測長センサ11の測長軸線SLから外側測
定ジョー4の測定点Pまでの距離aと等しくなるように
設定すると、つまり、a=bとすると、 δ=y1 +y2 ………………………………(4) となるから、前記傾き量算出回路25では、両Y軸測長
センサ12y,13y からの変位量の差分(y1 +y2
を求めるだけでよく、さらに、誤差補正回路22ではX
軸測長センサ11で検出されたスライダ2の移動量xか
ら差分(y1 +y 2 )を補正(加算)するだけで済む利
点がある。
【0020】また、距離aと距離bとの比率を、1:n
またはn:1(ただし、nは整数)に設定しても、前記
差分(y1 +y2 )を1/n倍またはn倍すればよいか
ら、演算を簡単化できる。また、距離aと距離bとの比
率と、X軸測長センサ11の分解能とY軸測長センサ1
2y,13y の分解能との比率とを同じに設定しても、誤
差演算を簡単化できる。たとえば、a:b=1:1.5
のとき、Y軸測長センサ12y,13y の分解能(計数回
路23,24の1カウント当たり)1.5μmとなるよ
うに決めると、計数回路23,24の1カウントが計数
回路21の1カウントに相当するから、計数回路23,
24のカウント数の差分をそのままX軸測長センサ11
で検出されたスライダ2の移動量xから補正すればよ
い。従って、誤差演算を簡単化できる。この場合、距離
aと距離bとの比率を、1:m(ただし、m>1)とす
れば、Y軸測長センサ12y,13y の分解能を小さく
(高く)せずに高精度な補正ができる。
【0021】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるも
のでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更が可
能である。たとえば、Y軸測長センサ12y,13y の配
置位置は、上記実施形態で述べた配置位置に限らず、X
軸測長センサ11の測長軸線SL上でもよく、あるい
は、X軸測長センサ11の測長軸線SLを跨ぐようにY
軸測長センサ12y とY軸測長センサ13y とを配置し
てもよい。
【0022】また、前記Y軸測長センサ12y,13y に
代えて、図4に示すように、X軸測長センサ11の測長
軸線SLに対して直交方向(Y軸方向)に所定距離隔て
てかつ測長軸線SLを跨ぐ位置に、前記測長軸線SL方
向(X軸方向)のスライダ2の変位をそれぞれ検出する
X軸測長センサ12x,13x を配置し、この測長センサ
12x,13x からの変位量および一対のX軸測長センサ
12x,13x 間の距離bからスライダ2の傾き角度θ
(傾き量)を算出するようにしてもよい。この場合、X
軸測長センサ11の移動量を基準に各X軸測長センサ1
2x,13x の差を求め、それらの差の合計値と一対のX
軸測長センサ12x,13x 間の距離bとからスライダ2
の傾き角度θを算出する。この場合でも、距離aと距離
bとの比率を、1:nまたはn:1(ただし、nは整
数)、あるいは、1:1に設定することが好ましい。な
お、上記各実施形態において、SLセンサの数は3以上
であってもよい。
【0023】また、各測長センサ11,12y,13y,1
2x,13x としては、上記実施形態で例示した静電容量
式測長センサに限らず、光電式や電磁式の測長センサを
用いることができる。また、上記実施形態では、測長セ
ンサ12y,13y,12x,13x 、計数回路23,24お
よび傾き量算出回路25によって姿勢検出手段26を構
成したが、これに限らず、ロータリエンコーダなどの他
の姿勢検出手段を用いることができる。
【0024】また、上記実施形態では、ノギス101を
例に挙げて説明したが、本発明は、これに限らず、本体
に対してスライダが摺動自在に設けられた当接型測定器
一般に適用できる。たとえば、支柱(本体)に対して、
測定子を有するスライダが昇降するハイトゲージなどに
も適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の当接型測定器によれば、反アッ
ベ構造の測定器であっても、加工精度や剛性を大幅に高
くしなくても、精度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をノギスに適用した一実施形態の概略構
成を示す図である。
【図2】同上実施形態におけるスライダを示す正面図で
ある。
【図3】同上実施形態においてスライダが傾いた状態を
示す図である。
【図4】姿勢検出手段を構成する変位検出手段の他の実
施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 本尺(本体) 2 スライダ 4 外側測定ジョー(測定子) 11 X軸測長センサ(測長手段) 12y,13y Y軸測長センサ(変位検出手段) 12x,13x X軸測長センサ(変位検出手段) 22 誤差補正回路(誤差補正手段) 25 傾き量算出回路(傾き量算出手段) 26 姿勢検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 哲人 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体に摺動自在に設けられ
    かつ被測定物に当接される測定子を有するスライダと、
    このスライダの移動量を検出する測長手段とを備え、前
    記測長手段の測長軸線から外れた位置に前記測定子が位
    置する当接型測定器において、 前記本体に対する前記スライダの傾き量を検出する姿
    検出手段と、 この姿勢検出手段で検出されたスライダの傾き量に基づ
    く前記測定子の測定点における誤差を前記測長手段で検
    出されたスライダの移動量から補正する誤差補正手段と
    を備えることを特徴とする当接型測定器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の当接型測定器におい
    て、前記姿勢検出手段は、前記スライダに前記測長手段
    の測長軸線方向に所定距離隔てて設けられかつその位置
    で前記測長軸線直交方向のスライダの変位をそれぞれ検
    出する一対の変位検出手段と、この一対の変位検出手段
    からの変位量および一対の変位検出手段間の距離から前
    記スライダの傾き量を算出する傾き量算出手段とを含み
    構成されていることを特徴とする当接型測定器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の当接型測定器におい
    て、前記姿勢検出手段は、前記スライダに前記測長手段
    の測長軸線に対して直交方向に所定距離隔てて設けられ
    かつその位置で前記測長軸線方向のスライダの変位をそ
    れぞれ検出する一対の変位検出手段と、この一対の変位
    検出手段からの変位量および一対の変位検出手段間の距
    離から前記スライダの傾き量を算出する傾き量算出手段
    とを含み構成されていることを特徴とする当接型測定
    器。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の当接型
    測定器において、前記測長手段の測長軸線から前記測定
    子の測定点までの距離aと前記一対の変位検出手段間の
    距離bとの比率が、1:nまたはn:1(ただし、nは
    整数)に設定されていることを特徴とする当接型測定
    器。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3に記載の当接型
    測定器において、前記一対の変位検出手段間の距離b
    が、前記測長手段の測長軸線から前記測定子の測定点ま
    での距離aと等しく設定されていることを特徴とする当
    接型測定器。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3に記載の当接型
    測定器において、前記測長手段の測長軸線から前記測定
    子の測定点までの距離aと前記一対の変位検出手段間の
    距離bとの比率と、前記測長手段の分解能と前記変位検
    出手段の分解能との比率とが同じに設定されていること
    を特徴とする当接型測定器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の当接型測定器におい
    て、前記測長手段の測長軸線から前記測定子の測定点ま
    での距離aと前記一対の変位検出手段間の距離bとの比
    率が、1:m(ただし、m>1)に設定されていること
    を特徴とする当接型測定器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10321899B3 (de) * 2003-05-06 2004-11-11 Helios Messtechnik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Messen der Länge, der Dicke oder ähnlicher linearer Abmessungen eines Gegenstandes, insbesondere Schublehre
JP2008064498A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Mitsutoyo Corp 電磁誘導式エンコーダ
CN108917515A (zh) * 2018-07-05 2018-11-30 晋西工业集团有限责任公司 一种用于大量程通用卡尺示值误差的续接检定方法

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