JPH0949261A - 便器洗浄用フラッシュバルブ装置 - Google Patents

便器洗浄用フラッシュバルブ装置

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JPH0949261A
JPH0949261A JP21975995A JP21975995A JPH0949261A JP H0949261 A JPH0949261 A JP H0949261A JP 21975995 A JP21975995 A JP 21975995A JP 21975995 A JP21975995 A JP 21975995A JP H0949261 A JPH0949261 A JP H0949261A
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JP
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valve
water
main
water passage
flush
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JP21975995A
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Inventor
Atsushi Nakanishi
淳 中西
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Inax Corp
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Inax Corp
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】自動フラッシュバルブ装置を寒冷地のトイ
レに設置した場合において、冬季の間長期間トイレを使
用しない場合において水抜きを可能とし、凍結による機
器の損傷を防止する。 【解決手段】主通水路34を内部に形成する本体ボデー
26と、主通水路34を開閉する主弁36と、主弁36
の背部に形成され、主弁36に対して閉弁方向に水圧を
及ぼす圧力水室56と、圧力水室56内の水を抜くこと
によって主弁36を開弁動作させる水抜通路70及び電
磁弁72を備えた便器洗浄用フラッシュバルブ装置にお
いて、本体ボデー26における逆止弁76の隣接上流部
位に、主通水路34内の給水圧力の下で閉弁状態を保
ち、負圧作用時に開弁動作して空気を主通水路34内に
導入する吸気弁80をエルボ状の接続管78を介して取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器用のフラッシ
ュバルブ装置に関し、詳しくは寒冷地用のフラッシュバ
ルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小便器,大便器等の便器洗浄用のフラッ
シュバルブ装置として、水道水を通す主通水路を内部に
形成する通水路部材としての本体ボデーと、主通水路を
開閉する主弁と、主弁の背部に形成され、主弁に対して
開弁方向に水圧を及ぼす圧力水室と、圧力水室内の水を
抜くことによって主通水路における主弁よりも上流側の
給水圧力に基づいて主弁を開弁動作させるパイロット操
作手段とを備え、人体感知センサによる人体感知に基づ
いてパイロット操作手段におけるパイロット操作弁とし
ての電磁弁を開弁動作させて上記圧力水室内の水を抜
き、以て主弁を開かせて水道水を便器側に供給するよう
になした自動フラッシュバルブ装置が広く用いられてい
る。
【0003】ところで、寒冷地にあっては例えば町営の
集会用の会館等は冬季の間これを閉じてしまって、小便
器等便器が全く使用されないといったことがあり、この
ような場合にはフラッシュバルブ装置への給水を停止す
るのみならず、給水配管内及びフラッシュバルブ装置内
部の水を抜いておくことが凍結を防止し、凍結による機
器の損傷を防止する上で望ましいことである。
【0004】しかしながらフラッシュバルブ装置は上記
のように主通水路における給水圧力に基づいて主弁を開
弁動作させる構造となっている関係上、例えばトイレ全
体の元バルブを開いても主弁が閉じた状態となっている
ことから、給水配管内の水及び給水配管からフラッシュ
バルブ装置の主弁に至る水路内の水を抜くことができな
いといった問題がある。
【0005】而してフラッシュバルブ装置が凍結により
損傷した場合、とりわけ人体感知センサによる人体感知
に基づいて自動的に作動するフラッシュバルブ装置の場
合、全体がケーシング内部に収容された状態で壁の内部
に埋め込まれていることがあり、補修作業が著しく大変
となる。その解決手段としてヒータにより保温を行う方
法或いは水を常に流し続けるといったことが考えられ、
又は行われている。しかしながらこの場合ランニングコ
ストが著しく高いものとなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、(イ)水道水を通す主通水路を内部に形成す
る通水路部材と、(ロ)該主通水路を開閉する主弁と、
(ハ)該主弁の背部に形成され、該主弁に対して閉弁方
向に水圧を及ぼす圧力水室と、(ニ)該圧力水室内の水
を抜くことによって、該主弁を前記主通水路における該
主弁よりも上流側の給水圧力に基づいて開弁動作させる
パイロット操作手段とを備えた便器洗浄用フラッシュバ
ルブ装置において、前記主通水路における前記主弁より
も上流側において、該主通水路内の給水圧力の下で閉弁
状態を保ち、負圧作用時に開弁動作して空気を該主通水
路内に導入する吸気弁を前記通水路部材に設けたことを
特徴とする(請求項1)。
【0007】本願の別の発明は、請求項1において、前
記フラッシュバルブ装置が、前記主弁の上流側において
前記通水路部材に設けられた、前記主通水路を開閉する
逆止弁を備え、前記吸気弁が該逆止弁の上流隣接部位に
おいて該通水路部材に設けられていることを特徴とする
(請求項2)。
【0008】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記主通水路部材が、水道水の流入口及び流出
口となる接続口部を装置ケーシング外に突出させる状態
で該ケーシング内部に収容された一体構成の本体ボデー
から成っていることを特徴とする(請求項3)。
【0009】本願の更に別の発明は、請求項1,2,3
の何れかにおいて、前記パイロット操作手段が、前記圧
力水室と前記主通水路における前記主弁の下流側とに連
通するパイロット操作用の通水回路及び該通水回路を開
閉するパイロット操作弁とを備えていることを特徴とす
る(請求項4)。
【0010】本願の更に別の発明は、請求項4におい
て、前記フラッシュバルブ装置が人体感知センサを備
え、前記パイロット操作弁が該人体感知センサによる人
体感知に基づいて作動する電磁弁とされていることを特
徴とする(請求項5)。
【0011】本願の更に別の発明は、請求項1,2,
3,4,5の何れかにおいて、前記通水路部材にエルボ
状の接続管が接続され、該接続管の上端部に前記吸気弁
が上向きに取り付けられていることを特徴とする(請求
項6)。
【0012】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、主弁よりも上流側において通水路部材に吸気弁を設
けたもので、本発明によれば、主弁が閉じた状態になっ
ていても、元バルブを開くことによって吸気弁の空気導
入作用により給水配管内部の水及び給水配管からフラッ
シュバルブ装置への給水路(1次側通水路)内の水を抜
き出すことができる。
【0013】従って寒冷地において長期間便器ないしフ
ラッシュバルブ装置を使用しない場合においても、給水
配管内及び給水配管からフラッシュバルブ装置への給水
路内の水が凍結を起して機器が損傷する問題を回避でき
る。
【0014】尚、上記吸気弁を給水配管に直接設けると
いったことも考えられる。しかしながらこの場合、上記
給水路内の水を確実に抜くことができない場合がある。
しかるに本発明によれば、給水配管からフラッシュバル
ブ装置への給水路内の水をも抜くことができる利点が得
られる。
【0015】請求項2の発明は、上記吸気弁を逆止弁の
上流隣接部位に設けたもので、本発明によれば、給水配
管内の水はもとより、給水配管からフラッシュバルブ装
置において必ず備えられる逆止弁までの水路の水、即ち
主弁に可及的に近い位置までの水路の水を確実に抜くこ
とができる。
【0016】請求項3の発明は、上記発明を通水路部材
がケーシング内部に収容される一体構成の本体ボデーか
らなるフラッシュバルブ装置に適用したもので、本発明
によれば、フラッシュバルブ装置の工場生産段階で本体
ボデーに吸気弁を具備させておくことができ、現場での
施工段階で吸気弁を組み付けるといった手間を省くこと
ができる。
【0017】尚、上記パイロット操作手段は、圧力水室
と前記主通水路における主弁の下流側とに連通するパイ
ロット操作用の通水回路及びこれを開閉するパイロット
操作弁を含むように構成することができる(請求項
4)。この場合において上記パイロット操作弁を、人体
感知センサによる人体感知に基づいて作動する電磁弁と
なすことができる(請求項5)。
【0018】このような自動フラッシュバルブ装置にお
いては、前述したように装置全体がケーシングに包まれ
た状態で壁の内部に埋込設置される場合があり、凍結を
生じた場合においてその補修が特に困難である。換言す
ればこのような自動フラッシュバルブ装置に上記請求項
1ないし3の発明を適用した場合においてその効果が特
に大きい。
【0019】請求項6の発明は、上記通水路部材にエル
ボ状の接続管を接続した上、その接続管の上端部に吸気
弁を上向きに取り付けるようになしたもので、本発明に
よれば、簡単な構造で吸気弁を通水路部材に取り付ける
ことができ、且つ吸気弁を円滑に作動させることができ
る。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は公共の集会所等のトイ
レに連設された小便器である。12はこれら小便器10
に対して洗浄水を供給するための給水配管であって、こ
の給水配管12に対し、各小便器10に対応して設けら
れた自動フラッシュバルブ装置16のそれぞれが分岐管
14を介して接続されている。
【0021】これら自動フラッシュバルブ装置16のそ
れぞれからは、また、洗浄管18が延び出しており、そ
れら洗浄管18が小便器10における洗浄水供給口に接
続されている。尚、図において20は単水栓であり、2
2は元バルブである。
【0022】図3に示しているように、自動フラッシュ
バルブ装置16は壁面24の内部に埋込状態で設けられ
ている。図1はこの自動フラッシュバルブ装置16の内
部構造を具体的に示したものである。
【0023】図1において26は通水路部材としての一
体構成の本体ボデーであってケーシング28の内部に収
容され、水道水の流入口となる接続口部30及び水道水
の流出口となる接続口部32がそれぞれケーシング28
の外部に突出させられている。そして接続口部30に対
して上記分岐管14が接続され、また接続口部32に対
して洗浄管18がそれぞれ接続されている。
【0024】本体ボデー26の内部には主通水路34が
形成されており、その主通水路34上にピストン弁から
成る主弁36が配設されている。この主弁36は、隔壁
38に形成された開口40周りの弁座42に対してゴム
製の弁シート44を介して着座し、又は離間するように
なっており、以て開口40が開閉されるようになってい
る。即ち、主通水路34における上流側通路34aと下
流側通路34bとが連通され或いは遮断されるようにな
っている。
【0025】本体ボデー26には上端が開口形状の円筒
部46が設けられており、その円筒部46の上端開口部
に栓体48が袋ナット49によって接続されている。
【0026】主弁36は、この円筒部46の内面に対し
てUパッキン50を介して摺動可能に嵌合されており、
また栓体48に当接するピン52及び主弁36の内部に
収容されたスプリング54によって下向きに弾発されて
いる。即ち主弁36が閉弁方向に付勢されている。
【0027】主弁36の上部、即ち背部には圧力水室5
6が形成されている。この圧力水室56は、ピン52の
外周部に形成された微小な連通路58及び主弁36の外
周壁部に形成された通孔60を介して上流側通路34a
に連通させられており、これら通孔60及び連通路58
を通じて上流側通路34a内の水道水が圧力水室56内
に流入するようになっている。
【0028】上記栓体48の内部には孔62が形成され
ており、この孔62に対して水抜管64が雄ねじ管66
及び袋ナット68によって接続されている。水抜管64
は内部に水抜通路(パイロット通水回路)70を有して
おり、他端部(図示省略)が主弁36の下流側の部位に
おいて本体ボデー26、厳密には本体ボデー26内部の
下流側通路34bに接続されている。
【0029】そしてその水抜管64上にはパイロット操
作弁としての電磁弁72が設けられており、この電磁弁
72によって水抜通路70が開閉されるようになってい
る。本例においては、上記圧力水室56、連通路58、
主弁36に設けられた通孔60、電磁弁72によってパ
イロット操作手段が構成されている。
【0030】このパイロット操作手段は次のように作用
する。即ち、図2に示す人体感知センサ74が人体感知
すると、その人体感知に基づいて通常は水抜通路70を
閉じた状態にある電磁弁72が開弁動作し、これによっ
て圧力水室56内部の水が水抜通路70を通じて下流側
通路34bに抜き出される。
【0031】これとともに主弁36が主通水路34内の
給水圧に基づいて上方に持ち上げられて弁座42から離
間し、即ち開弁動作し、これにより上流側通路34aと
下流側通路34bとが連通状態となって、水道水が洗浄
管18を通じて小便器10に供給され、便器洗浄が行わ
れるのである。
【0032】一方電磁弁72が閉弁動作して水抜通路7
0が閉じられると、上流側通路34a内の水が主弁36
における通孔60及び連通路58を通じて圧力水室56
内に流入し、圧力水室56内の水圧を高める。これによ
り主弁36が閉弁動作して上流側通路34aと下流側通
路34bとを遮断する。ここにおいて小便器10への洗
浄水の供給が停止される。
【0033】本体ボデー26における主弁36の上流側
近傍部位には、上流側通路34aを開閉し、主弁36に
向う方向の流れのみ許容し、逆方向の流れを阻止する一
方向性の逆止弁76が設けられており、更にその逆止弁
76の隣接上流部位においてエルボ状の接続管78がね
じ接続されている。そしてこの接続管78の上端部に対
し、吸気弁80が取り付けられている。
【0034】図4にその吸気弁80の具体的構造が示し
てある。図に示しているようにこの吸気弁80は、ボデ
ー82の下端部に雄ねじ管部84を有しており、この雄
ねじ管部84が接続管78の上端部の雌ねじ管部86に
ねじ結合されている。
【0035】この吸気弁80は、ボデー82の側面に吸
気口88を有し、更にボデー82の内部に、吸気口88
からの吸気を導く吸気通路90を有している。その吸気
通路90上には第一及び第二のフロート弁体92,94
が設けられている。ここでフロート弁体92,94は次
のように作用する。即ち、上流側通路34aに給水圧が
供給されている状態(図4(A))ではフロート弁体9
2,94は何れも弁を閉じた状態にあり、従って上流側
通路34aは外気と遮断された状態にある。
【0036】一方、上流側通路34a内の給水圧がなく
なり、更に負圧になると、図4(B)に示しているよう
に一対のフロート弁体92,94が開弁し、これにより
外部の空気が吸気口88,吸気通路90を通じて開口9
6より上流側通路34aに導入される。これにより給水
配管12及びこれから逆止弁76に至るまでの水路内の
水が、つまり給水配管12内の水及び給水配管12から
フラッシュバルブ装置16への給水路を形成する分岐管
14内部の水、更にはフラッシュバルブ装置16におけ
る上流側通路34aのうち逆止弁76に至るまでの水が
自動的に抜き出される。
【0037】以上のように本例によれば、主弁36が閉
じた状態になっていても、元バルブ22を開くことによ
って吸気弁80の空気導入作用により給水配管12内部
の水及び給水配管12からフラッシュバルブ装置16の
逆止弁76に至る水路内の水を自動的に抜くことができ
る。
【0038】従って寒冷地において長期間小便器10な
いしフラッシュバルブ装置16を使用しない場合におい
ても、給水配管12内部及び給水配管12からフラッシ
ュバルブ装置16に至る水路内部の水が凍結を起して機
器を損傷するといった問題を確実に防止することができ
る。
【0039】また吸気弁80を逆止弁76の上流隣接部
位に設けているため、本例によれば給水配管12内の水
及び分岐管14内の水はもとより、フラッシュバルブ装
置16における上流側通路34aの逆止弁76に至るま
での水路の水を確実に抜くことができる。
【0040】尚、例えば図5に示しているように給水配
管12に対して直接吸気弁80を取り付けるといったこ
とも可能である。この場合、元バルブ22を開くことに
よって吸気弁80の吸気作用により給水配管12内の水
を抜くことが可能である。しかしながらこの場合、分岐
管14の内部を含む給水配管12から本体ボデー26に
おける逆止弁76に至る水路内の水が抜け切れずに残っ
てしまう問題がある。
【0041】しかるに本例に従って本体ボデー26に吸
気弁80を設けた場合、給水配管12から逆止弁76に
至る水路内の水を確実に抜き取ることが可能である。
尚、逆止弁76から主弁36までの部分には水が残るこ
ととなるが、この部分は極く僅かであり、別途の手段に
よって凍結防止することが比較的容易である。
【0042】本例によれば、フラッシュバルブ装置16
の工場生産段階で吸気弁80を具備させておくことがで
き、現場での施工段階で吸気弁80を配管等に組み付け
るといった手間を省くことができる。
【0043】本例では本体ボデー26にエルボ状の接続
管78を接続した上、その接続管78の上端部に吸気弁
80を上向きに取り付けており、簡単な構造で吸気弁8
0を取り付けることができるとともに吸気弁80を円滑
に作動させることができる。
【0044】以上本発明の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない
範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフラッシュバルブ装置
の要部断面図である。
【図2】図1のフラッシュバルブ装置を小便器とともに
連設状態で示す図である。
【図3】図1のフラッシュバルブ装置を小便器とともに
示す図である。
【図4】図1のフラッシュバルブ装置の吸気弁をその作
用状態とともに示す図である。
【図5】本発明の利点を説明するために用いた比較例図
である。
【符号の説明】
16 自動フラッシュバルブ装置 26 本体ボデー 28 ケーシング 30,32 接続口部 34 主通水路 34a 上流側通路 34b 下流側通路 36 主弁 56 圧力水室 72 電磁弁 74 人体感知センサ 76 逆止弁 78 接続管 80 吸気弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)水道水を通す主通水路を内部に形成
    する通水路部材と、(ロ)該主通水路を開閉する主弁
    と、(ハ)該主弁の背部に形成され、該主弁に対して閉
    弁方向に水圧を及ぼす圧力水室と、(ニ)該圧力水室内
    の水を抜くことによって、該主弁を前記主通水路におけ
    る該主弁よりも上流側の給水圧力に基づいて開弁動作さ
    せるパイロット操作手段とを備えた便器洗浄用フラッシ
    ュバルブ装置において前記主通水路における前記主弁よ
    りも上流側において、該主通水路内の給水圧力の下で閉
    弁状態を保ち、負圧作用時に開弁動作して空気を該主通
    水路内に導入する吸気弁を前記通水路部材に設けたこと
    を特徴とする便器洗浄用フラッシュバルブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フラッシュバル
    ブ装置が、前記主弁の上流側において前記通水路部材に
    設けられた、前記主通水路を開閉する逆止弁を備え、前
    記吸気弁が該逆止弁の上流隣接部位において該通水路部
    材に設けられていることを特徴とする便器洗浄用フラッ
    シュバルブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記主通水路
    部材が、水道水の流入口及び流出口となる接続口部を装
    置ケーシング外に突出させる状態で該ケーシング内部に
    収容された一体構成の本体ボデーから成っていることを
    特徴とする便器洗浄用フラッシュバルブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記パイロット操作手段が、前記圧力水室と前記主通水路
    における前記主弁の下流側とに連通するパイロット操作
    用の通水回路及び該通水回路を開閉するパイロット操作
    弁とを備えていることを特徴とする便器洗浄用フラッシ
    ュバルブ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記フラッシュバル
    ブ装置が人体感知センサを備え、前記パイロット操作弁
    が該人体感知センサによる人体感知に基づいて作動する
    電磁弁とされていることを特徴とする便器洗浄用フラッ
    シュバルブ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4,5の何れかにお
    いて、前記通水路部材にエルボ状の接続管が接続され、
    該接続管の上端部に前記吸気弁が上向きに取り付けられ
    ていることを特徴とする便器洗浄用フラッシュバルブ装
    置。
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