JP4187117B2 - 水抜きシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を防ぐ水抜きシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、外気温がマイナスの気温になる所、特に寒冷地では、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を避けるために、不凍栓が立上り管毎に設けられ、外気温がマイナスの気温になったときに手動で不凍栓を操作して家屋内の台所、洗面所、トイレ、風呂場等の水栓金具から立上り管の根元付近までに溜っている水を不凍栓により抜いている。ここに、不凍栓は、水抜栓とも言う。
【0003】
しかし、手動で不凍栓を操作することは面倒であるので、スイッチの投入により駆動部で不凍栓を開閉操作する電動方式が用いられるようになってきた。また、水道本管と家屋との間の水道管配管部分には水道メータが設けられており、この近傍にメータ止水栓を設けて外気温がマイナスの気温になったときにメータ止水栓を操作してメータ止水栓の二次側全体の水抜きを行うことにより、水道管内の水の凍結を防止しているものもある。メータ止水栓は、手動で操作するものや、スイッチの投入により駆動部で操作するものがある。
【0004】
実開昭64ー53580号公報及び実公昭59ー2212号公報には、水抜き機能を有する不凍栓の例が記載されている。特開平7ー298680号公報には、スイッチの投入により水抜栓を制御する水抜栓駆動用モータの制御回路が記載されている。特開昭61ー262275号公報には、水温センサの凍結予想温度検知により不凍栓を水抜状態に切換える不凍栓の遠隔自動制御装置において、前記水温センサと一体に組み込んだ水検知センサと、前記水温センサの凍結予想温度検知により不凍栓を水抜したときから一定時間後、前記水検知センサが水検知をしたときに異常警報を発生する制御手段を備えたことを特徴とする不凍栓の遠隔自動制御装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記不凍栓やメータ止水栓で水抜きを行う場合には、手動で操作したり、スイッチの投入により駆動部で操作したりするので、人手が必要で自動的に操作することができず、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができなかった。また、別荘等で時々しか使用しない家屋に設けられている不凍栓やメータ止水栓は、家屋の長期住人不在時には水抜き機能を十分に働かせられずに水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂事故が発生していた。
【0006】
また、上記不凍栓の遠隔自動制御装置では、不凍栓を自動的に制御しているが、各不凍栓を個別に制御しているので、複数の不凍栓のいずれかが故障して該不凍栓に対応する水道管及び水栓金具が水の凍結により破損すると、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等につながるおそれがある。
本発明は、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができる水抜きシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、水道メータの一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓と、この元水抜止水栓の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具が取り付けられた複数の分配管に個別に設けられた複数の水抜栓と、前記複数の分配管の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段と、前記複数の水栓金具の近傍でそれぞれ明るさを検知する複数の明るさ検知手段と、前記複数の分配管の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段と、前記元水抜止水栓及び前記複数の水抜栓をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、前記複数の気温検知手段、前記複数の明るさ検知手段及び前記複数の不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて、所定の気温以下で且つ前記水栓金具の近傍が所定の明るさ以下で前記水栓金具が所定時間よりも長い期間使用されない時に、前記複数の駆動部を制御して、該所定時間よりも長い期間使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせると共に、前記不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて前記水栓金具の全てが前記所定時間よりも長い期間使用されない時には、前記元水抜止水栓に水抜きを行わせる制御手段とを備えたものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、水道メータの一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓と、この元水抜止水栓の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具が取り付けられた複数の分配管に個別に設けられた複数の水抜栓と、前記複数の分配管の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段と、前記複数の分配管の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段と、前記元水抜止水栓及び前記複数の水抜栓をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、前記複数の気温検知手段及び前記複数の不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて、所定の気温以下で前記水栓金具が所定時間よりも長い期間使用されない時に、前記複数の駆動部を制御して、該所定時間よりも長い期間使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせると共に、前記不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて前記水栓金具の全てが前記所定時間よりも長い期間使用されない時には、前記元水抜止水栓に水抜きを行わせる制御手段とを備えたものである。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の水抜きシステムにおいて、前記駆動部を電磁弁としたものである。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1、2または3記載の水抜きシステムにおいて、前記長期を数10時間の長時間、前記所定時間を数時間の短時間としたものである。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項1、2、3または4記載の水抜きシステムにおいて、前記共通管部分に設けられ水流停止時間を検知する水流停止時間検知手段を備え、前記制御手段は前記水流停止時間検知手段からの検知信号に基づいて、前記共通管部分の水流停止が前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせる時間以上となった場合に前記元水抜止水栓に水抜きを行わせるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の第1実施形態を示し、図3はこの第1実施形態の各センサの検知動作、コントローラの判断動作、各水栓の状態検知と駆動の関係を示す。なお、図3において、丸印は第1実施形態の各センサと水栓の駆動部とを示し、各丸印の間の線はセンサからの検知信号により水栓の駆動部が動作することを示す。この第1実施形態は、水栓金具、不凍栓(水抜栓)及びメータ用止水栓の3つの水栓を総合的に制御することにより、水抜き処理を確実に行うものである。水道本管1からサドル分水栓2により分岐された水道管3は水道メータ4が取り付けられ、この水道メータ4の一次側に元水抜止水栓としてのメータ用止水栓5が設けられる。このメータ用止水栓5は、水道メータ4を交換する時に水道管3内の水を止めておくもので、通常の水抜機能がないものとは異なり、止水機能と水抜機能を有する。
【0014】
メータ用止水栓5の止水機能と水抜機能は、図示しないが、水栓5aと水抜栓5bからなる。駆動部としての電磁弁6は、制御手段としてのコントローラ7により制御されて開閉し、水栓5aと水抜栓5bを開閉させる。電磁弁6とメータ用止水栓5とは連動関係にあるが、電磁弁6をメータ用止水栓5に含ませるようにしてもよい。メータ用止水栓5は、手動で水抜機能を止めることが可能であり、水道メータ4の交換時に余計な水の流出を防ぐことができる。
【0015】
水道管3は水道メータ4の二次側で複数に分岐されて複数の分配管81,82,83・・・となり、これらの分配管81,82,83・・・は家屋9内の台所、風呂場、トイレ等の水栓金具101,102,103・・・に接続される。各分配管81,82,83・・・における立上り部81a,82a,83a・・・の根元付近にはそれぞれ不凍栓111,112,113・・・が設けられ、この不凍栓111,112,113・・・はそれぞれ止水機能と水抜機能を有する。
【0016】
不凍栓111,112,113・・・の止水機能と水抜機能は、図示しないが、水栓111a,112a,113a・・・と水抜栓111b,112b,113b・・・からなる。駆動部としての電磁弁121,122,123・・・は、コントローラ7により制御されて開閉し、水栓111a,112a,113a・・・と水抜栓111b,112b,113b・・・を開閉させる。
【0017】
電磁弁121,122,123・・・と不凍栓111,112,113・・・とは連動関係にあるが、電磁弁121,122,123・・・は不凍栓111,112,113・・・に含ませるようにしてもよい。各立上り部81a,82a,83a・・・の水栓金具101,102,103・・・付近にはそれぞれ吸気弁151,152,153・・・が設けられる。この吸気弁151,152,153・・・は、それぞれ水抜栓5b,111b,112b,113b・・・が閉じて立上り部81a,82a,83a・・・の水圧が高い時には閉じ、水抜栓5b,111b,112b,113b・・・が開いて立上り部81a,82a,83a・・・の水圧が低い時には開いて外部から立上り部81a,82a,83a・・・内へ空気を送り込む。
【0018】
各分配管81,82,83・・・の近傍の屋外、例えば家屋9の外側の立上り管81a,82a,83a・・・には気温検知手段としての外気温センサS1,S2,S3・・・が個別に取り付けられ、これらの外気温センサS1,S2,S3・・・は立上り管81a,82a,83a・・・の所で外気温を検知する。また、家屋9の内部における水栓金具101,102,103・・・の近傍には、明るさ(光)を検知する明るさ検知手段としての照度センサS11,S12,S13・・・と、分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ水栓金具101,102,103・・・の不使用時間(最後に使用してからの経過時間)を検知する不使用時間検知手段としての不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・が設置される。
【0019】
不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・は、例えば立上り管81a,82a,83a・・・内の水の流量を検知する流量計と、この流量計の出力信号により立上り管81a,82a,83a・・・内の水が流れている(使用されている)時にリセットされて立上り管81a,82a,83a・・・内の水流が停止している時間を検知するタイマとからなる。
【0020】
不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・はそれぞれ水栓金具101,102,103・・・を最後に使用してからの経過時間が比較的短期(数時間の短時間)、例えば2時間未満か2時間以上かを検知し、また、水栓金具101,102,103・・・を最後に使用してからの経過時間が例えば長期(数10時間の長時間)、例えば48時間未満か48時間以上かを検知する。
【0021】
コントローラ7は家屋9内の適当な位置に設置され、コントローラ7、各センサ及び各電磁弁と結線してあり、各電磁弁の電源としてリチウム電池等の電池が用いられる。コントローラ7は、外気温センサS1,S2,S3・・・からの検知信号、照度センサS11,S12,S13・・・からの検知信号、不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・からの検知信号が入力されて電磁弁6、121,122,123・・・を図4に示すように制御する。
【0022】
すなわち、コントローラ7は、まず、電磁弁6、121,122,123・・・を全て開いて全ての水栓5a、111a,112a,113a・・・を開き、全ての水抜栓5b、111b,112b,113b・・・を閉じる。従って、全ての水栓金具101,102,103・・・で水を普通に使用することができる。
【0023】
コントローラ7は、ステップST1で不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・からの検知信号より水栓金具101,102,103・・・を各々最後に使用してからの経過時間T1が全て設定時間Z0(48時間)より大きくなったか否かを判断し、水栓金具101,102,103・・・を各々最後に使用してからの経過時間T1が全て設定時間Z0(48時間)より大きくなった時にはステップST2で電磁弁6を閉じて水栓5aを閉じ、水抜栓5bを開く。したがって、水道管3における不凍栓5の二次側及び分配管81,82,83・・・の内部の水が水抜栓5bより抜かれ、水道管3における不凍栓5の二次側及び分配管81,82,83・・・、水栓金具101,102,103・・・の凍結及び破裂が防止される。
【0024】
水栓金具101,102,103・・・を各々最後に使用してからの経過時間T1が全て設定時間Z0(48時間)より大きくなった時には家屋9が長期にわたって住人不在となるので、コントローラ7は、ステップST2で各センサや各電磁弁の電源を遮断して処理を中止する。これは、特に家屋9が別荘のように長期にわたって住人不在となった場合に有効である。
【0025】
また、コントローラ7は、ステップST3で外気温センサS1からの検知信号より分配管81の近傍の外気温TE1が設定気温Y0(0℃以下、例えば−5℃)であるか否かを判断すると共に、照度センサS11からの検知信号より水栓金具101の近傍の明かるさ(照度)OP1が設定照度X0以下になったか否かを判断し、分配管81の近傍の外気温TE1が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具101の近傍の明かるさ(照度)OP1が設定照度X0以下になった時には水栓金具101による給水操作がなされないものとみなしてステップST4で電磁弁121を閉じて水栓111aを閉じ、水抜栓111bを開く。したがって、分配管81の内部の水が水抜栓111bより抜かれ、分配管81、水栓金具101の凍結及び破損が防止される。
【0026】
コントローラ7は、ステップST5で外気温センサS2からの検知信号より分配管82の近傍の外気温TE2が設定気温Y0以下であるか否かを判断すると共に、照度センサS12からの検知信号より水栓金具102の近傍の明かるさ(照度)OP2が設定照度X0以下になったか否かを判断し、分配管82の近傍の外気温TE2が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具102の近傍の明かるさ(照度)OP2が設定照度X0以下になった時には水栓金具102による給水操作がなされないものとみなしてステップST6で電磁弁122を閉じて水栓112aを閉じ、水抜栓112bを開く。したがって、分配管82の内部の水が水抜栓112bより抜かれ、分配管82、水栓金具102の凍結及び破損が防止される。
【0027】
コントローラ7は、ステップST7で外気温センサS3からの検知信号より分配管83の近傍の外気温TE3が設定気温Y0以下であるか否かを判断すると共に、照度センサS13からの検知信号より水栓金具103の近傍の明かるさ(照度)OP3が設定照度X0以下になったか否かを判断し、分配管83の近傍の外気温TE3が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具103の近傍の明かるさ(照度)OP3が設定照度X0以下になった時には水栓金具103による給水操作がなされないものとみなしてステップST8で電磁弁123を閉じて水栓113aを閉じ、水抜栓113bを開く。したがって、分配管83の内部の水が水抜栓113bより抜かれ、分配管83、水栓金具103の凍結及び破損が防止される。
以下同様にコントローラ7は、各電磁弁、水栓、水抜栓の制御を水栓金具毎に個々に行う。
【0028】
コントローラ7は、ステップST9で外気温センサS1からの検知信号より分配管81の近傍の外気温TE1が設定気温Y0以下であるか否かを判断すると共に、不使用時間検知センサS21からの検知信号より水栓金具101を最後に使用してからの経過時間T21が設定時間U(2時間)より大きくなったか否かを判断し、分配管81の近傍の外気温TE1が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具101を最後に使用してからの経過時間T21が設定時間U(2時間)より大きくなった時には水栓金具101による給水操作がなされないものとみなしてステップST10で電磁弁121を閉じて水栓111aを閉じ、水抜栓111bを開く。したがって、分配管81の内部の水が水抜栓111bより抜かれ、分配管81、水栓金具101の凍結及び破損が防止される。
【0029】
コントローラ7は、ステップST11で外気温センサS2からの検知信号より分配管82の近傍の外気温TE2が設定気温Y0以下であるか否かを判断すると共に、不使用時間検知センサS22からの検知信号より水栓金具102を最後に使用してからの経過時間T22が設定時間U(2時間)より大きくなったか否かを判断し、分配管82の近傍の外気温TE2が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具102を最後に使用してからの経過時間T22が設定時間U(2時間)より大きくなった時には水栓金具102による給水操作がなされないものとみなしてステップST12で電磁弁122を閉じて水栓112aを閉じ、水抜栓112bを開く。したがって、分配管82の内部の水が水抜栓112bより抜かれ、分配管82、水栓金具102の凍結及び破損が防止される。
【0030】
コントローラ7は、ステップST13で外気温センサS3からの検知信号より分配管83の近傍の外気温TE3が設定気温Y0以下であるか否かを判断すると共に、不使用時間検知センサS23からの検知信号より水栓金具103を最後に使用してからの経過時間T23が設定時間U(2時間)より大きくなったか否かを判断し、分配管83の近傍の外気温TE3が設定気温Y0以下になると同時に水栓金具103を最後に使用してからの経過時間T23が設定時間U(2時間)より大きくなった時には水栓金具102による給水操作がなされないものとみなしてステップST14で電磁弁123を閉じて水栓113aを閉じ、水抜栓113bを開く。したがって、分配管83の内部の水が水抜栓113bより抜かれ、分配管83、水栓金具103の凍結及び破損が防止される。
【0031】
コントローラ7は、上記ステップST1,ST3,ST5,ST7・・・ST9,ST11,ST13・・・の条件が成立しなくなった場合には、ステップST15において全ての電磁弁6、121,122,123・・・を開いて全ての水栓5a、111a,112a,113a・・・を開き、全ての水抜栓5b、111b,112b,113b・・・を閉じて全ての水栓金具101,102,103・・・による給水を可能とする。
【0032】
本発明の第2実施形態は、上記第1実施形態において、不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・を屋外に配置したものである。本発明の第3実施形態は、上記第1実施形態において、水道管3における水道メータ4の二次側部分に元水抜止水栓としての不凍栓と、この不凍栓を駆動する駆動部としての電磁弁とを設け、この電磁弁をコントローラ7で電磁弁6と同様に制御するようにしたものである。
【0033】
上記第1実施形態乃至第3実施形態で、カテップST3とST9、ST5とST11、ST7とST13の満足によりセンサS10、S12、S14としたのが、請求項1に係る発明の一実施形態であり、水道メータ4の一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓としてのメータ用止水栓5と、この元水抜止水栓5の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具101,102,103・・・が取り付けられた複数の分配管81,82,83・・・に個別に設けられた複数の水抜栓111,112,113・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段としての外気温センサS1,S2,S3・・・と、前記複数の水栓金具101,102,103・・・の近傍でそれぞれ明るさを検知する複数の明るさ検知手段としての照度センサS11,S12,S13・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具101,102,103・・・の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段としての不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・と、前記元水抜止水栓5及び前記複数の水抜栓111,112,113・・・をそれぞれ駆動する複数の駆動部としての電磁弁6,121,122,123・・・と、前記複数の気温検知手段S1,S2,S3・・・、前記複数の明るさ検知手段S11,S12,S13・・・及び前記複数の不使用時間検知手段S21,S22,S23・・・からの検知信号に基づいて前記複数の駆動部6,121,122,123・・・を制御して前記家屋9の長期住人不在時に前記元水抜止水栓5に水抜きを行わせると共に、所定の気温以下で且つ前記水栓金具の近傍が所定の明るさ以下で前記水栓金具が所定時間以上使用されない時に該所定時間以上使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせる制御手段としてのコントローラ7とを備えたので、日常は個々の水抜栓を無駄無く制御することができ、水栓金具の長期不使用時には元水抜止水栓で水抜きを行って個々の水栓に故障が出てもカバーできる。
【0034】
従って、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができ、複数の水抜栓のいずれかが故障しても、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等を防ぐことができる。また、元水抜止水栓を止めた際にセンサ等の電源を遮断することにより、省電力化を図ることができる。
【0035】
本発明の第4実施形態は、上記第1実施形態において、コントローラ7がステップST9からステップST15直前までの処理を行わないようにしたものである。
【0036】
この第4実施形態は、水道メータ4の一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓としてのメータ用止水栓5と、この元水抜止水栓5の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具101,102,103・・・が取り付けられた複数の分配管81,82,83・・・に個別に設けられた複数の水抜栓111,112,113・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段としての外気温センサS1,S2,S3・・・と、前記複数の水栓金具101,102,103・・・の近傍でそれぞれ明るさを検知する複数の明るさ検知手段としての照度センサS11,S12,S13・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具101,102,103・・・の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段としての不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・と、前記元水抜止水栓5及び前記複数の水抜栓111,112,113・・・をそれぞれ駆動する複数の駆動部としての電磁弁6,121,122,123・・・と、前記複数の気温検知手段S1,S2,S3・・・、前記複数の明るさ検知手段S11,S12,S13・・・及び前記複数の不使用時間検知手段S21,S22,S23・・・からの検知信号に基づいて前記複数の駆動部6,121,122,123・・・を制御して前記家屋9の長期住人不在時に前記元水抜止水栓5に水抜きを行わせると共に、所定の気温以下で前記水栓金具の近傍が所定の明るさ以下の時に該近傍が所定の明るさ以下の前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせる制御手段としてのコントローラ7とを備えたので、日常は個々の水抜線を無駄無く制御することができ、水栓金具の長期不使用時には元水抜止水栓で水抜きを行って個々の水栓に故障が出てもカバーできる。
【0037】
従って、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができ、複数の水抜栓のいずれかが故障しても、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等を防ぐことができる。また、元水抜止水栓を止めた際にセンサ等の電源を遮断することにより、省電力化を図ることができる。
【0038】
本発明の第5実施形態は、上記第1実施形態において、コントローラ7がステップST3からステップST9直前までの処理を行わないようにしたものである。
【0039】
この第5実施形態は、請求項2に係る発明の一実施形態であり、水道メータ4の一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓としてのメータ用止水栓5と、この元水抜止水栓5の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具101,102,103・・・が取り付けられた複数の分配管81,82,83・・・に個別に設けられた複数の水抜栓111,112,113・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段としての外気温センサS1,S2,S3・・・と、前記複数の分配管81,82,83・・・の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具101,102,103・・・の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段としての不使用時間検知センサS21,S22,S23・・・と、前記元水抜止水栓5及び前記複数の水抜栓111,112,113・・・をそれぞれ駆動する複数の駆動部としての電磁弁6,121,122,123・・・と、前記複数の気温検知手段S1,S2,S3・・・及び前記複数の不使用時間検知手段S21,S22,S23・・・、S31,S32,S33・・・からの検知信号に基づいて前記複数の駆動部6,121,122,123・・・を制御して前記家屋9の長期住人不在時に前記元水抜止水栓5に水抜きを行わせると共に、所定の気温以下で前記水栓金具が所定時間以上使用されない時に該所定時間以上使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせる制御手段としてのコントローラ7とを備えたので、日常は個々の水抜線を無駄無く制御することができ、水栓金具の長期不使用時には元水抜止水栓で水抜きを行って個々の水栓に故障が出てもカバーできる。
【0040】
従って、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができ、複数の水抜栓のいずれかが故障しても、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等を防ぐことができる。また、元水抜止水栓を止めた際にセンサ等の電源を遮断することにより、省電力化を図ることができる。
【0041】
上記第1実施形態乃至第5実施形態は、請求項3に係る発明の一実施形態であり、請求項1または2記載の水抜きシステムにおいて、前記駆動部6,121,122,123・・・を電磁弁としたので、駆動部を電池で駆動することができ、AC電源が不要で信号線のみ配線すればよい。
【0042】
上記第1実施形態乃至第5実施形態は、請求項4に係る発明の一実施形態であり、請求項1、2または3記載の水抜きシステムにおいて、前記長期を数10時間の長時間、前記所定時間を数時間の短時間としたので、請求項1、2または3記載の水抜きシステムと同様な効果が得られる。
【0043】
本発明の他の各実施形態では、上記各実施形態において、それぞれ図5に示すように流量計13及びタイマ14からなる水流停止時間検知手段としての水流停止時間検知センサが設けられる。流量計13は水道管3における水道メータ4の二次側に設けられて水道管3内の水の流量を検知し、タイマ14は流量計13の出力信号により水道管3内の水が流れている(使用されている)時にリセットされて水道管3内の水流が停止している時間を検知する。コントローラ7はタイマ14からの検知信号により水道管3内の水流停止時間がZ0以上となった時にはステップST2と同様に電磁弁6を閉じて水栓5aを閉じ、水抜栓5bを開く。
【0044】
従って、水道管3における水抜栓5の二次側及び分配管81,82,83・・・の内部の水が水抜栓5bより抜かれ、水道管3における水抜栓5の二次側及び分配管81,82,83・・・、水栓金具101,102,103・・・の凍結及び破損防止の制御を二重に行うことができる。なお、流量計13を用いると、水道管3内の水の過流量が長時間、例えば30分続いたことを検出することもできる。
【0045】
これらの実施形態は、請求項5に係る発明の一実施形態であり、請求項1、2、3または4記載の水抜きシステムにおいて、前記共通管部分に設けられ水流停止時間を検知する水流停止時間検知手段としての流量計13及びタイマ14を備え、前記制御手段としてのコントローラ7は前記水流停止時間検知手段からの検知信号に基づいて、前記共通管部分の水流停止が所定時間以上となった場合に前記元水抜止水栓に水抜きを行わせるので、水道管における水抜栓の二次側及び分配管、水栓金具の凍結及び破損防止の制御を二重に行うことができる。
【0046】
本発明の別の各実施形態は、上記各実施形態において、コントローラ7がステップST2で電磁弁6を閉じるだけでなく電磁弁121,122,123・・・を閉じて水栓5a,111a,112a,113a・・・を閉じ、水抜栓5b,111b,112b,113b・・・を開く。また、本発明の他の各実施形態は、上記各実施形態において、コントローラ7がステップST2で電磁弁6を閉じることなく電磁弁121,122,123・・・を閉じて水栓111a,112a,113a・・・を閉じ、水抜栓111b,112b,113b・・・を開く。尚、請求項2に係る発明の場合、請求項1に係る発明よりも所定の気温を−10℃のように低くし、また、所定の時間を30分のように短くするものも有効である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る発明によれば、上記構成により、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができ、複数の水抜栓のいずれかが故障しても、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等を防ぐことができる。
【0049】
請求項2に係る発明によれば、上記構成により、水の凍結による水栓金具及び水道管の破裂を確実に防止することができ、複数の水抜栓のいずれかが故障しても、全ての水栓金具及び水道管の水の凍結による破裂や水びたし等を防ぐことができる。
また、日常は個々の水抜栓を無駄無く制御することができ、水栓金具の長期不使用時は元水抜止水栓で水抜きを行って個々の水栓に故障が出てもカバーできる。
【0050】
請求項3に係る発明によれば、上記構成により、駆動部を電池で駆動することができ、AC電源が不要で信号線のみ配線すればよい。
【0051】
請求項4に係る発明によれば、上記構成により、請求項1、2または3記載の水抜きシステムと同様な効果が得られる。
【0052】
請求項5に係る発明によれば、上記構成により、水道管における水抜栓の二次側及び分配管、水栓金具の凍結及び破損防止の制御を二重に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す概略図である。
【図2】同第1実施形態の概略を示す斜視図である。
【図3】同第1実施形態の各センサの検知動作、コントローラの判断動作、各水栓の状態検知と駆動の関係を示す図である。
【図4】同第1実施形態におけるコントローラの処理フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態の一部を示す概略図である。
【符号の説明】
5 元水抜止水栓
6,121,122,123 電磁弁
7 コントローラ7
13 流量計
14 タイマ
81,82,83 水道管
101,102,103 水栓金具
111,112,113 水抜栓
S1,S2,S3 外気温センサ
S11,S12,S13 照度センサ
S21,S22,S23 不使用時間検知センサ
Claims (5)
- 水道メータの一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓と、
この元水抜止水栓の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具が取り付けられた複数の分配管に個別に設けられた複数の水抜栓と、
前記複数の分配管の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段と、
前記複数の水栓金具の近傍でそれぞれ明るさを検知する複数の明るさ検知手段と、
前記複数の分配管の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段と、
前記元水抜止水栓及び前記複数の水抜栓をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、
前記複数の気温検知手段、前記複数の明るさ検知手段及び前記複数の不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて、所定の気温以下で且つ前記水栓金具の近傍が所定の明るさ以下で前記水栓金具が所定時間よりも長い期間使用されない時に、前記複数の駆動部を制御して、該所定時間よりも長い期間使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせると共に、前記不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて前記水栓金具の全てが前記所定時間よりも長い期間使用されない時には、前記元水抜止水栓に水抜きを行わせる制御手段と
を備えたことを特徴とする水抜きシステム。 - 水道メータの一次側若しくは二次側の共通管部分に設けられた元水抜止水栓と、
この元水抜止水栓の二次側水道管から分岐して家屋内の分岐先にそれぞれ水栓金具が取り付けられた複数の分配管に個別に設けられた複数の水抜栓と、
前記複数の分配管の近傍でそれぞれ気温を検知する複数の気温検知手段と、
前記複数の分配管の近傍でそれぞれ前記複数の水栓金具の不使用時間を検知する複数の不使用時間検知手段と、
前記元水抜止水栓及び前記複数の水抜栓をそれぞれ駆動する複数の駆動部と、
前記複数の気温検知手段及び前記複数の不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて、所定の気温以下で前記水栓金具が所定時間よりも長い期間使用されない時に、前記複数の駆動部を制御して、該所定時間よりも長い期間使用されない前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせると共に、前記不使用時間検知手段からの検知信号に基づいて前記水栓金具の全てが前記所定時間よりも長い期間使用されない時には、前記元水抜止水栓に水抜きを行わせる制御手段と
を備えたことを特徴とする水抜きシステム。 - 請求項1または2記載の水抜きシステムにおいて、前記駆動部を電磁弁としたことを特徴とする水抜きシステム。
- 請求項1、2または3記載の水抜きシステムにおいて、前記長期を数10時間の長時間、前記所定時間を数時間の短時間としたことを特徴とする水抜きシステム。
- 請求項1、2、3または4記載の水抜きシステムにおいて、
前記共通管部分に設けられ水流停止時間を検知する水流停止時間検知手段を備え、
前記制御手段は前記水流停止時間検知手段からの検知信号に基づいて、前記共通管部分の水流停止が前記水栓金具に対応する前記水抜栓に水抜きを行わせる時間以上となった場合に前記元水抜止水栓に水抜きを行わせる
ことを特徴とする水抜きシステム。
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JP02317598A JP4187117B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 水抜きシステム |
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JP02317598A JP4187117B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 水抜きシステム |
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JPH11222884A JPH11222884A (ja) | 1999-08-17 |
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Family Applications (1)
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1998
- 1998-02-04 JP JP02317598A patent/JP4187117B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH11222884A (ja) | 1999-08-17 |
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