JP3470883B2 - 不凍給水設備および自動排水機構付き屋内止水栓 - Google Patents

不凍給水設備および自動排水機構付き屋内止水栓

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義憲 吉原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作が簡単で且つ水
道管内の水が凍結するおそれがない不凍給水設備および
自動排水機構付き屋内止水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地においては、不使用時に水道管内
の水を排出することができる水抜栓が使用されている。
水抜栓は、使用に際して、給水状態から水抜き状態に操
作することによって水道管内の水を排出し、これにより
水道管内の水の凍結を防止しようとするものである。し
かし、水抜栓には、長時間の外出等により水抜き状態に
する操作が遅れると、水道管内の水が凍結してしまうと
いう課題があった。このような課題を解消すべく、本出
願人は、自動水抜きシステムを開発している(特許第1
660463号)。このシステムは、2次配管内の水の
温度が温度センサの設定温度以下になったとき、2次配
管内の水を自動的に排出し、タイマーに設定された時間
が経過し、タイマーから作動終了信号が出力されると、
2次配管に自動的に給水するように構成されているの
で、操作の遅れにより水道管内の水を凍結させる事態を
回避することができるとともに、給水時に給水スイッチ
を操作する等の煩雑な作業を不要にすることができる。
【0003】一方、ヘッダー(分岐継手)方式を利用し
た配管設備が知られている。図6を参照してヘッダー方
式を利用した配管設備100について説明すると、この
配管設備は一般的に、水道本管(図示せず)に連結され
た1次配管102と、1次配管102に連結された水抜
栓104と、水抜栓104に連結され、天井裏に至る冷
水用2次配管106と、天井裏に配置され、冷水用2次
配管106に連結された冷水用ヘッダー108と、冷水
用2次配管106に連結された給湯機110と、給湯機
110に連結され、天井裏に至る温水用2次配管112
と、天井裏に配置され、温水用2次配管112に連結さ
れた温水用ヘッダー114とを備えている。
【0004】そして、冷水用ヘッダー108および温水
用ヘッダー114から、給水配管116および給湯配管
118を介して、屋内に設置されている洗面化粧台12
0や流し台122などの混合栓120a、122aに、
冷水および温水が供給されるようになっている。なお、
図6に示されるように、水抜き時に排水を容易にするた
め、冷水用2次配管106と温水用2次配管112に
は、吸気弁124、126がそれぞれ取付けられてい
る。また、給湯機110の底部、並びに給水配管116
および給湯配管118のトラップ下端には、水抜き時
に、給湯機110、給水配管116および給湯配管11
8内の残水を排出するため、蛇口128がそれぞれ取付
けられている。
【0005】図6に示される配管設備においては、水道
管内の水が凍結するおそれがある場合に、洗面化粧台1
20および流し台122の混合栓120a、122aを
開栓状態にし、かつ、水抜栓104を給水状態から水抜
き状態に操作しただけでは、給湯機110、給水配管1
16、および給湯配管118内のハッチングで示した部
分の水を排出させることはできず、これらの部分の水を
排出させるためには、蛇口128を開栓状態にしなけれ
ばならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水抜き
操作の度に、屋内の全ての蛇口を開栓状態にするのは、
非常に厄介な作業である。また、水抜き作業が終了する
と、全ての蛇口を閉栓状態にしなければならず、仮にこ
の作業を失念したままで水抜栓を水抜き状態から給水状
態に操作すると、漏水事故を引き起こしてしまう。さら
に、図6に示される配管設備に上述の自動水抜きシステ
ムを組み込んだとしても、ハッチングで示した部分の水
が残るという不都合がある。
【0007】したがって、本発明は、操作が簡単で且つ
水道管内の水が凍結するおそれがない不凍給水設備およ
び自動排水機構付き屋内止水栓を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の水
道本管に連結された1次配管と、1次配管に連結された
水抜栓と、水抜栓に連結され、天井裏に至る冷水用2次
配管と、天井裏に配置され、冷水用2次配管に連結され
た冷水用ヘッダーと、冷水用2次配管に連結された給湯
機と、給湯機に連結され、天井裏に至る温水用2次配管
と、天井裏に配置され、温水用2次配管に連結された温
水用ヘッダーと、冷水用2次配管および温水用2次配管
にそれぞれ取付けられた吸気弁と、冷水用2次配管内の
水の温度を検出し、この温度が設定温度以下のとき信号
を出力する温度センサと、水抜栓のピストンを上下動さ
せる駆動部と、駆動部の駆動を制御するコントローラ
と、混合栓が設けられた1又は複数の給水装置と、冷水
用ヘッダーおよび温水用ヘッダーから混合栓までそれぞ
れ延びた給水配管および給湯配管とを備え、冷水用2次
配管内の水の温度が温度センサの設定温度以下になった
とき、冷水用2次配管内の水を自動的に排出し、所定時
間が経過すると、冷水用2次配管に自動的に給水される
ように構成されている不凍給水設備は、給水配管、およ
び給湯配管の最下部にそれぞれ取付けられた自動排水機
構付き屋内止水栓を更に備え、屋内止水栓が、本体と、
本体内に冷水又は温水が流入する流入口と、本体内から
冷水又は温水が流出する流出口と、流入口よりも低い位
置に配置され、本体と連通する排水管と、排水管内に収
容され、バネが装着された排水弁とを有し、排水弁が、
冷水用ヘッダーが配置されている高さと給水配管の最下
部の高さの差或いは温水用ヘッダーが配置されている高
さと給湯配管の最下部の高さの差に相当する水頭の力よ
りも大きな力が排水弁に作用すると、バネ力に抗して排
水弁が排水管の弁座に押しつけられ、排水管と屋内止水
栓の外部との連通を遮断し、前記水頭の力よりも大きな
力が排水弁に作用しないと、バネ力により排水弁が弁座
から離れ、排水管と外部とを連通させるように構成され
ていることを特徴とするものである。
【0009】本願請求項2に記載の自動排水機構付き屋
内止水栓は、本体と、本体内に冷水又は温水が流入する
流入口と、本体内から冷水又は温水が流出する流出口
と、流入口よりも低い位置に配置され、本体と連通する
排水管と、排水管内に収容され、バネが装着された排水
弁とを有し、排水弁が、所定の水頭の力よりも大きな力
が排水弁に作用すると、バネ力に抗して排水弁が排水管
の弁座に押しつけられ、排水管と屋内止水栓の外部との
連通を遮断し、前記水頭の力よりも大きな力が排水弁に
作用しないと、バネ力により排水弁が弁座から離れ、排
水管と外部とを連通させるように構成されていることを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1において全体
として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の
形態に係る不凍給水設備は一般的に、水道本管(図示せ
ず)に連結された1次配管12と、1次配管12に連結
された水抜栓14と、水抜栓14に連結され、天井裏に
至る冷水用2次配管16と、天井裏に配置され、冷水用
2次配管16に連結された冷水用ヘッダー18と、冷水
用2次配管16に連結された給湯機20と、給湯機20
に連結され、天井裏に至る温水用2次配管22と、天井
裏に配置され、温水用2次配管22に連結された温水用
ヘッダー24とを備えている。なお、水抜栓14は、通
常の型式のものであり、排水弁14aを備えている。ま
た、冷水用2次配管16および温水用2次配管22に
は、水抜き時に排水を容易にするため、吸気弁26、2
8がそれぞれ取付けられている。
【0011】なお、本明細書において「温水」とは、給
湯機20によって温められた湯のことを意味し、「冷
水」とは、給湯機20によって温められない水のことを
意味している。
【0012】また、不凍給水設備10は、冷水用2次配
管16内の水の温度を検出し、この温度が設定温度以下
のとき信号を出力する温度センサ30と、水抜栓14の
ピストン(図示せず)を上下動させる駆動部32とを備
えている。駆動部32は、モータ、およびモータの回転
を減速する減速機構を含んでいる。
【0013】さらに、不凍給水設備10は、駆動部32
の駆動を制御するコントローラ34を備えている。コン
トローラ34は、水抜栓14を給水状態(すなわち、1
次配管12と冷水用2次配管16とが連通する状態)に
切り換える給水スイッチ36と、水抜栓14を水抜き状
態に切り換える水抜きスイッチ38とを有している。
【0014】コントローラ34の内部構造は、特許第1
660463号(特公平3−23694号公報)のコン
トローラ7′と実質的に同一であるが、簡単に説明する
と、コントローラ34は、水抜栓14の水抜き時間に相
当する時間作動する第1のタイマーと、温度センサ30
から信号が出力されたとき第1のタイマーの作動時間だ
け水抜栓14を水抜き状態に切り換え、かつ、当該作動
時間が終了したとき水抜栓14を給水状態に切り換える
制御回路と、水抜栓14を給水状態に切り換えて冷水用
2次配管16内の水の温度が前記設定温度に達するまで
前記切り換えを保持する第2のタイマーとを有している
(第1のタイマー、制御回路、および第2のタイマーは
図示せず)。
【0015】以上の構成により、冷水用2次配管16内
の水の温度が所定温度以下になると、温度センサ30が
信号を出力する。この信号により第1のタイマーが作動
を開始し、水抜栓14を水抜き状態に切り換え、冷水用
2次配管16内の水を排出する。第1のタイマーに設定
された時間が経過すると、水抜栓14は、水抜き状態か
ら給水状態に切り換えられ、1次配管12の水が、冷水
用2次配管16に供給される。次いで、一定の時間が経
過して、冷水用2次配管16内の水が所定温度以下にな
ると、再び上記動作が繰り返される。
【0016】不凍給水設備10が設置される屋内には、
種々の給水装置が設けられている。図1には、給水装置
として、洗面化粧台40、および流し台42が図示され
ているが、給水装置は、これらのものに限定されるわけ
ではなく、浴槽やトイレ等の他の装置も含まれる。洗面
化粧台40には混合栓44が設けられ、流し台42には
混合栓46が設けられている。そして、混合栓44に
は、冷水用ヘッダー18から延びた給水配管48と、温
水用ヘッダー24から延びた給湯配管50がそれぞれ連
結されている。また、混合栓46には、冷水用ヘッダー
18から延びた給水配管52と、温水用ヘッダー24か
ら延びた給湯配管54がそれぞれ連結されている。
【0017】図1に示されるように、給水配管48、5
2、給湯配管50、54、および給湯機20の最下部に
は、本発明の特徴をなす自動排水機構付き屋内止水栓6
0が、それぞれ取付けられている。
【0018】自動排水機構付き屋内止水栓60は、図
2、図3、および図5に示されるように、本体62と、
本体62内に冷水又は温水が流入する流入口64と、本
体62から冷水又は温水が流出する流出口66とを有し
ている。
【0019】本体62内には、一端に操作用ハンドル
(図示せず)が取付けられたスピンドル68が収容され
ている。スピンドル68に設けられた雄ねじ部68a
が、本体62に設けられた雌ねじ部62aにねじ込まれ
ており、これにより、ハンドル(従って、スピンドル6
8)を回転させることによって、スピンドル68を本体
62内で(図2、図3、および図5では左右方向に)移
動させることができる。スピンドル68の他端には、パ
ッキン70が装着されており、スピンドル68を(図
2、図3、および図5において左方向に)移動させる
と、パッキン70が流入口64の縮径部の弁座64aに
密着し、これにより流入口64と本体62との連通が遮
断されるようになっている(図3参照)。一方、スピン
ドル68を反対方向(即ち、右方向)に移動させると、
矢印で示されるように、冷水又は温水は、流入口64か
ら流出口66に流れる(図2参照)。
【0020】自動排水機構付き屋内止水栓60は更に、
流入口64よりも低い位置に配置された排水管72と、
排水管72内に収容された排水弁74とを有している。
排水弁74の先端には、パッキン76が装着されてい
る。また、排水弁74の先端から延びた縮径部74aと
排水管72の先端の当接部72aとの間には、バネ定数
kのバネ78が装着されている。ここで、バネ定数k
は、排水弁74に水頭hの力よりも大きな力f1が作用
すると、パッキン76が排水管72の弁座72bに密着
して排水経路が遮断されるが、排水弁74に水頭hの力
よりも大きな力f1が作用しないと、バネ78のバネ力
により排水弁74が上昇しパッキン76が弁座72bか
ら離れるように、選定されている(図5参照)。図5に
示される状態では、矢印で示されるように、冷水又は温
水は、流出口66から、流入口64および排水管72に
流れる。
【0021】水頭hは、冷水用ヘッダー18が配置され
ている高さと給水配管48、52の最下部の高さとの
差、或いは、温水用ヘッダー24が配置されている高さ
と給湯配管50、54の最下部の高さとの差である。
【0022】なお、給湯機20に取付けられた自動排水
機構付き屋内止水栓60の流出口66は、閉鎖されてい
る。
【0023】以上のように構成された本発明の不凍給水
設備10の作動について説明する。水抜栓14が給水状
態であって、冷水用2次配管16内の水が所定温度以上
である場合には、冷水用ヘッダー18および温水用ヘッ
ダー24に冷水および温水が供給され続ける。すると、
自動排水機構付き屋内止水栓60の排水弁74には、水
頭hの力よりも大きな力f1が作用するため、パッキン
76が排水管72の弁座72bに密着して排水経路(即
ち、排水管72と屋内止水栓60の外部との連通)が遮
断され、従って、冷水と温水は、図2に示されるよう
に、洗面化粧台40および流し台42に供給され続け
る。
【0024】一方、冷水用2次配管16内の水の温度が
所定温度以下に低下すると、温度センサ30が信号を出
力する。この信号により第1のタイマーが作動を開始
し、水抜栓14が水抜き状態に切り換えられる。冷水用
2次配管16には、吸気弁26が取付けられているの
で、配管16内に空気が入り、冷水用2次配管16内の
水が水抜栓14の排水弁14aから排出される。する
と、自動排水機構付き屋内止水栓60の排水弁74に
は、水頭hの力よりも大きな力f1が作用しなくなるた
め、図5に示されるように、バネ78のバネ力により排
水弁74が上昇しパッキン76が弁座72bから離れ、
これにより給水配管48、52内の水が排水管72から
全て外部に排出される。また、温水用2次配管22内に
も吸気弁28から空気が入り、配管22内の水が、自動
排水機構付き屋内止水栓60の流出口66から排出され
る。すると、排水弁74には、水頭hの力よりも大きな
力f1が作用しなくなるため、バネ78のバネ力により
排水弁74が上昇しパッキン76が弁座72bから離
れ、これにより給湯配管50、54および給湯機20内
の水が排水管72から全て外部に排出される。したがっ
て、凍結が回避される。
【0025】水抜栓14が水抜き状態であって、冷水用
2次配管16内の水が所定温度以上になった場合には、
水抜栓14が水抜き状態から給水状態に切り換えられ、
1次配管12の水が、冷水用2次配管16、および給湯
機20を介して温水用2次配管22に供給される。する
と、自動排水機構付き屋内止水栓60の排水弁74に
は、水頭hの力よりも大きな力f1が作用するため、パ
ッキン76が排水管72の弁座72bに密着して排水経
路(即ち、排水管72と屋内止水栓60の外部との連
通)が遮断され、従って、冷水と温水は、洗面化粧台4
0および流し台42に供給され続ける。これにより、使
用者は、混合栓44、46を操作すれば、水と湯を所望
のように使用することができる。
【0026】本発明は、以上の発明の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範
囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0027】たとえば、前記実施の形態では、自動排水
機構付き屋内止水栓60は、不凍給水設備10に関連し
て説明されているが、通常のトラップの下端に使用する
こともできる。
【0028】また、前記実施の形態では、給水装置(洗
面化粧台40、流し台42)が1階にのみ設置されてい
るが、給水装置を2階以上に設置してもよい。この場合
には、冷水用ヘッダーおよび温水用ヘッダーは、当該階
の天井裏に設置される。
【0029】また、前記実施の形態では、自動排水機構
付き屋内止水栓60の排水管72が下方に直線状に延び
たものとして図示されているが、排水管72は、エルボ
形状のものでもよい。
【0030】さらに、前記実施の形態では、給湯機20
の最下部に自動排水機構付き屋内止水栓60が取付けら
れているが、屋内止水栓60の代わりに、通常の水抜弁
を取付けてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の不凍給水設備および自動排水機
構付き屋内止水栓によれば、従来のように蛇口の開閉作
業をすることなしに、水抜き時に、配管内の水を完全に
排出することが可能になり、また、水抜き作業の不手際
により、漏水事故を引き起こすこともなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る不凍給水設
備を示した概略図である。
【図2】開栓状態にあり且つ排水管と外部との連通が遮
断されている自動排水機構付き屋内止水栓を示した断面
図である。
【図3】閉栓状態にある自動排水機構付き屋内止水栓を
示した断面図である。
【図4】図3の線4−4における横断面図である。
【図5】開栓状態にあり且つ排水管と外部とが連通して
いる自動排水機構付き屋内止水栓を示した断面図であ
る。
【図6】従来のヘッダー方式配管設備を示した概略図で
ある。
【符号の説明】
10 不凍給水設備 12 1次配管 14 水抜栓 16 冷水用2次配管 18 冷水用ヘッダー 20 給湯機 22 温水用2次配管 24 温水用ヘッダー 26、28 吸気弁 30 温度センサ 32 駆動部 34 コントローラ 40 化粧洗面台 42 流し台 44、46 混合栓 48、52 給水配管 50、54 給湯配管 60 自動排水機構付き屋内止水栓 62 本体 64 流入口 66 流出口 72 排水管 74 排水弁 78 バネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道本管に連結された1次配管と、1次
    配管に連結された水抜栓と、水抜栓に連結され、天井裏
    に至る冷水用2次配管と、天井裏に配置され、冷水用2
    次配管に連結された冷水用ヘッダーと、冷水用2次配管
    に連結された給湯機と、給湯機に連結され、天井裏に至
    る温水用2次配管と、天井裏に配置され、温水用2次配
    管に連結された温水用ヘッダーと、冷水用2次配管およ
    び温水用2次配管にそれぞれ取付けられた吸気弁と、冷
    水用2次配管内の水の温度を検出し、この温度が設定温
    度以下のとき信号を出力する温度センサと、水抜栓のピ
    ストンを上下動させる駆動部と、駆動部の駆動を制御す
    るコントローラと、混合栓が設けられた1又は複数の給
    水装置と、冷水用ヘッダーおよび温水用ヘッダーから混
    合栓までそれぞれ延びた給水配管および給湯配管とを備
    え、冷水用2次配管内の水の温度が温度センサの設定温
    度以下になったとき、冷水用2次配管内の水を自動的に
    排出し、所定時間が経過すると、冷水用2次配管に自動
    的に給水されるように構成されている不凍給水設備にお
    いて、 給水配管、および給湯配管の最下部にそれぞれ取付けら
    れた自動排水機構付き屋内止水栓を更に備え、屋内止水
    栓が、本体と、本体内に冷水又は温水が流入する流入口
    と、本体内から冷水又は温水が流出する流出口と、流入
    口よりも低い位置に配置され、本体と連通する排水管
    と、排水管内に収容され、バネが装着された排水弁とを
    有し、排水弁が、冷水用ヘッダーが配置されている高さ
    と給水配管の最下部の高さの差或いは温水用ヘッダーが
    配置されている高さと給湯配管の最下部の高さの差に相
    当する水頭の力よりも大きな力が排水弁に作用すると、
    バネ力に抗して排水弁が排水管の弁座に押しつけられ、
    排水管と屋内止水栓の外部との連通を遮断し、前記水頭
    の力よりも大きな力が排水弁に作用しないと、バネ力に
    より排水弁が弁座から離れ、排水管と外部とを連通させ
    るように構成されていることを特徴とする不凍給水設
    備。
  2. 【請求項2】 トラップの最下部に取付けられる自動排
    水機構付き屋内止水栓であって、 本体と、本体内に冷水又は温水が流入する流入口と、本
    体内から冷水又は温水が流出する流出口と、流入口より
    も低い位置に配置され、本体と連通する排水管と、排水
    管内に収容され、バネが装着された排水弁とを有し、排
    水弁が、所定の水頭の力よりも大きな力が排水弁に作用
    すると、バネ力に抗して排水弁が排水管の弁座に押しつ
    けられ、排水管と屋内止水栓の外部との連通を遮断し、
    前記水頭の力よりも大きな力が排水弁に作用しないと、
    バネ力により排水弁が弁座から離れ、排水管と外部とを
    連通させるように構成されていることを特徴とする屋内
    止水栓。
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