JPH0949245A - 車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造 - Google Patents

車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造

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JPH0949245A
JPH0949245A JP21831895A JP21831895A JPH0949245A JP H0949245 A JPH0949245 A JP H0949245A JP 21831895 A JP21831895 A JP 21831895A JP 21831895 A JP21831895 A JP 21831895A JP H0949245 A JPH0949245 A JP H0949245A
Authority
JP
Japan
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arm
cab
bucket
boom
width
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21831895A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yamamoto
兼一 山本
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication of JPH0949245A publication Critical patent/JPH0949245A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅寸法の異なるバケットを交換した後の状態
でも、上部旋回体を下部走行体の車幅内で旋回させるこ
とができるようにする。 【解決手段】 ブーム2のうち、アーム取付部10を、本
体枢支部11から偏心させた車幅内旋回可能な建設機械の
アーム3取付機構において、アーム3を、前記ブーム2
のアーム取付部10に対して、偏心自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上部旋回体が下
部走行体の車幅内で旋回できる建設機械のアーム取付構
造の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の旋回式建設機械では、
上部旋回体のフロントを構成するブーム、アーム、バケ
ットは同一軸上に配置されているのが一般的であるが、
このような構造の場合、ブームを起立させアームを目一
杯抱え込むと、バケット等の作業具端部がキャブ、キャ
ノピ等に干渉してしまうということがあり、上部旋回体
を下部走行体の車幅内で旋回させることができなかっ
た。
【0003】そこで近時、図2に示すように、ブーム2
のうち、アーム取付部10を本体枢支部11から偏心させ、
すなわち前者の中心線Pを、後者の中心線Oから偏心さ
せ、偏心したアーム取付部10にそれと同一軸上となるア
ーム3及びバケット4等の作業具を連結する構造の建設
機械が提案されている。これによれば、アーム3及びバ
ケット4等の作業具をキャブ5外方に偏心させた場合、
バケット4等の作業具端部がキャブ5に干渉しない構造
にすることもでき、このためブーム2を起立させアーム
3を目一杯抱え込むこともできることになって、上部旋
回体1を下部走行体6の車幅内で旋回させることができ
るものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、旋回式建設
機械においては、フロントの作業具が交換自在となって
おり、バケット4等についても掘削作業の状況によって
寸法の異なるものを種々選択することが行われている。
【0005】しかし、図2に示す構造では、連結される
バケット4等の作業具をより幅の広いものに交換する
と、ブーム2を起立させアーム3を目一杯抱え込んだ
際、バケット4等の作業具端部がキャブ5に干渉してし
まい、上部旋回体1を下部走行体6の車幅内で旋回させ
るという当初の目的が達成できない場合が生じていた。
【0006】本発明は従来技術の以上のような問題に鑑
み創案されたもので、幅寸法の異なるバケットを交換し
た後の状態でも、上部旋回体を下部走行体の車幅内で旋
回させることのできるアーム取付構造を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、ブ
ームのうち、アーム取付部を、本体枢支部から偏心させ
た車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付機構におい
て、アームを、前記ブームのアーム取付部に対して、偏
心自在としたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、ブームの本体枢支部とは、上部旋
回体本体に枢軸ピンを介して枢支される根元部をいう。
【0009】したがって、より幅の大きいバケット等に
交換した際は、増加する幅量を考慮して、アームを、ブ
ームのアーム取付部に対して、キャブ反対側に偏心させ
れば、ブームを起立させアームを目一杯抱え込んでも、
バケット等の作業具端部をキャブに干渉させないように
できるものとなる。すなわち、より幅のある作業具に交
換しても、上部旋回体を下部走行体の車幅内で旋回させ
る構成とすることができる。
【0010】また逆に、より幅の小さいバケット等の作
業具に交換した際は、アームをブームのアーム取付部に
対してキャブ側に偏心させても、作業具がキャブに干渉
しない範囲が生じ得る。作業具端部がキャブに近けれ
ば、一般には作業状態がよく見えることになるから、そ
のような場合はアームをブームのアーム取付部のキャブ
側に偏心させればよい。もちろん、そのような場合で
も、作業性を考慮しなければ、アームをブームのアーム
取付部と同一軸心上に配置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は油圧ショベルに適用された
場合の油圧ショベル全体を示した平面図であり、図示の
例を具体的形態として説明する。図中、1は上部旋回体
本体、2はブーム、3はアーム、4はバケット、5はキ
ャブ、6は下部走行体を各示す。
【0012】ブーム2は、根元部である本体枢支部11を
上部旋回体本体1に枢軸ピン7により枢支される一方、
先端側であるアーム取付部10において後述するアーム3
を枢軸ピン8により枢支している。そしてブーム2は、
図示のように、本体枢支部11から先端に向かうに従って
中間部がキャブ5反対側に屈曲し、アーム取付部10の中
心線Pが本体枢支部11の中心線Oからキャブ5反対側に
偏心している。
【0013】アーム3は、根元部である本体枢支部30を
ブーム2のアーム取付部10において枢支される一方、先
端側であるバケット取付部31においてバケット4を枢支
している。またアーム3は、その幅が、本体枢支部30か
らバケット取付部31まで等しくなっているが、前記アー
ム取付部10のアーム取付許容幅wより狭いものを用いて
いる。したがって、アーム3はアーム取付部10のアーム
取付許容幅w内でその幅方向に移動自在となっており、
図示のようにアーム3をアーム取付部10に対してキャブ
5反対側に偏心させることを可能ならしめている。もち
ろん、アーム3を、キャブ5側に偏心させることも、ま
たアーム取付部10と同一軸上に配置させることも可能で
ある。
【0014】アーム3をアーム取付部10に枢軸ピン8で
枢支する際は、アーム取付許容幅wのうちアーム3以外
の部分にスペーサ等を介挿させれば、アーム3の幅方向
に対する固定が行われる。
【0015】なお、以上の形態は油圧ショベルを前提と
する構成であるが、本発明が適用される対象は油圧ショ
ベルに限定されるものでなく、フロント作業部を備えた
上部旋回体が下部走行体に対して旋回するような建設機
械であれば、当然に適用可能である。
【0016】
【実施例】以上のような実施の形態において、図1の例
は、アーム3を、その中心線Qがブーム2のアーム取付
部10の中心線Pに対してキャブ5反対側に偏心させて、
枢軸ピン8により枢支している。アーム取付許容幅wの
うちアーム3以外の部分には、スペーサを枢軸ピン8に
介挿し、アーム3の幅方向に対する固定をしている。
【0017】バケット4はアーム3と同一軸上に配置さ
れるので、バケット4もキャブ5反対側に偏心し、この
ためキャブ5端部からバケット4端部までの距離が長く
なり、上部旋回体1を下部走行体2の車幅内で旋回させ
るために、ブーム2を起立させアーム3を目一杯抱え込
む場合において、バケット端部4がキャブ5に干渉しな
い範囲が拡大するものとなる。換言すれば、上部旋回体
1が下部走行体2の車幅内で旋回できる範囲において、
バケット4をより幅の大きいものに交換する場合、その
交換できるバケット4の選択の余地が拡がるものとなっ
ている。
【0018】また図示していないが、例えば、バケット
4を少なくとも図示のものより幅の狭いものに交換する
場合は、アーム3を、その中心線Qがブーム2のアーム
取付部10の中心線Pに対してキャブ5側に偏心させて、
枢軸ピン8により枢支してもよい。このようなバケット
であれば、上部旋回体1を下部走行体2の車幅内で旋回
させるために、ブーム2を起立させアーム3を目一杯抱
え込む場合でも、バケット端部はキャブ5に干渉しない
のは図よりも明らかである。バケット端部がキャブ5に
近ければ、一般には作業状態がよく見えることになるか
ら、このような例では、操作性が向上するものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアー
ム取付構造によれば、より幅のあるバケットに交換した
場合でも、増加する幅量を考慮して、ブームのアーム取
付部に対して、アームをキャブ反対側に偏心させれば、
ブームを起立させアームを目一杯抱え込んでも、バケッ
ト端部をキャブに干渉させないようにでき、このため、
より幅のあるバケットに交換しても、上部旋回体を下部
走行体の車幅内で旋回させる構成とすることができる。
【0020】また逆に、より幅の小さいバケットに交換
した場合は、アームがキャブに干渉しない範囲で、ブー
ムのアーム取付部に対して、アームをキャブ側に偏心さ
せれば、バケット端部がキャブからよく見える位置に合
わせることができ、作業性が向上することになる。
【0021】すなわち、本発明では、幅の異なるバケッ
トに交換しても上部旋回体を下部走行体の車幅内で旋回
できる構造にすることができるとともに、その作業性も
向上し得るという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が油圧ショベルに適用された一例であ
り、その油圧ショベル全体の平面図である。
【図2】従来の車幅内旋回可能な建設機械を示し、(a)
は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体本体 2 ブーム 3 アーム 4 バケット 5 キャブ 6 下部走行体 10 アーム取付部 11 本体枢支部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームのうち、アーム取付部を、本体枢
    支部から偏心させた車幅内旋回可能な建設機械のアーム
    取付機構において、アームを、前記ブームのアーム取付
    部に対して、偏心自在としたことを特徴とする車幅内旋
    回可能な建設機械のアーム取付構造。
  2. 【請求項2】 ブームのうち、アーム取付部を、本体枢
    支部から偏心させた車幅内旋回可能な建設機械のアーム
    取付機構において、アームを、前記ブームのアーム取付
    部に対して、キャブ反対側に偏心させたことを特徴とす
    る車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造。
JP21831895A 1995-08-04 1995-08-04 車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造 Withdrawn JPH0949245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21831895A JPH0949245A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造

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JP21831895A JPH0949245A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造

Publications (1)

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JPH0949245A true JPH0949245A (ja) 1997-02-18

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ID=16717978

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JP21831895A Withdrawn JPH0949245A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車幅内旋回可能な建設機械のアーム取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371579A (ja) * 2001-06-19 2002-12-26 Komatsu Ltd オフセットブーム式建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002371579A (ja) * 2001-06-19 2002-12-26 Komatsu Ltd オフセットブーム式建設機械

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Effective date: 20021105