JPH0949225A - 地中固結体築造工法 - Google Patents
地中固結体築造工法Info
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- JPH0949225A JPH0949225A JP20092495A JP20092495A JPH0949225A JP H0949225 A JPH0949225 A JP H0949225A JP 20092495 A JP20092495 A JP 20092495A JP 20092495 A JP20092495 A JP 20092495A JP H0949225 A JPH0949225 A JP H0949225A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】 三重管(2)の中心から断面非円形の固
結体の輪郭に至るまでの距離の大小に応じ、旋回する高
圧流体ジェット(J)のエネルギを大小に変化させて非
円形の地中固結体(C1)を築造する。
Description
(例えば高圧水ジェット)による地中固結体築造工法に
関し、特に断面形状が非円形の地中固結体を築造するの
に好適な高圧流体ジェットを用いた地中固結体築造工法
に関する。
圧流体ジェットによる地中連壁等の改良体を造成する地
中固結体築造工法では、それぞれの工法による差異はあ
るが、同一地盤ではジェットのエネルギ量を一定にして
施工するため、その仕上りは円形断面となり、例えば図
15に示すような長さEが例えば5800mm、幅Fが
例えば3200mmの矩形断面の改良体Aを、直径Dが
例えば2000mmの固結体Cで造成する場合は、隣り
合う固結体C同志のオーバラップが大きくなるので、図
示の例では12個の固結体Cが必要となる。
1.22となり、約20%の余分な施工が必要となり、
無駄が大きい。
時の余分な施工の無駄を削減することが可能な、高圧流
体ジェットを用いた地中固結体築造工法の提供を目的と
している。
工法は、地盤掘削用の高圧流体ジェットを噴射するモニ
タの旋回中心から築造されるべき断面非円形の固結体の
輪郭に至るまでの距離の大小に応じ、旋回するモニタか
ら噴射される高圧流体ジェットの噴射エネルギを変化さ
せて断面非円形の地中固結体を築造している。
掘削用の高圧流体ジェットを噴射するモニタの旋回中心
から築造されるべき断面非円形の固結体の輪郭に至るま
での距離の大小に応じ、高圧流体ジェットを噴射するモ
ニタの旋回速度を変化させて断面非円形の地中固結体を
築造している。
盤掘削用の高圧流体ジェットを噴射するモニタの旋回中
心から築造されるべき断面非円形の固結体の輪郭に至る
までの距離の大小に応じ、旋回するモニタから噴射され
る高圧流体ジェットの噴射エネルギを変化させると共
に、高圧流体ジェットを噴射するモニタの旋回速度を変
化させて、断面非円形の地中固結体を築造している。
面形状が非円形の地中固結体を築造する地中固結体築造
工法において、築造するべき断面非円形の固結体の輪郭
に対応する形状のガイドをガイド孔内に挿入し、高圧流
体ジェットを噴射するモニタを前記ガイドの周囲部に沿
って旋回させつつ移動して断面非円形の地中固結体を築
造している。
は、断面形状が非円形の地中固結体を築造する地中固結
体築造工法において、クロスジェット噴射手段により上
下方向に隔てて設けられた一対のノズルから半径方向外
方の所定距離の箇所で交差して掘削力がゼロとなる高圧
流体クロスジェットを噴射しつつ旋回させ、築造するべ
き断面非円形の固結体の中心から輪郭に至るまでの距離
に対応して、クロスジェットの交差点と旋回中心との半
径方向距離を変化させて断面非円形の地中固結体を築造
している。ここで、クロスジェットを噴射する一対のノ
ズルの内の一方のノズルにおける噴射角度を変化させる
ても良く、或いは、クロスジェットを噴射する一対のノ
ズルの双方のノズルにおける噴射角度を変化させても良
い。
による固結体築造工法においては、例えば正方形の固結
体を築造する場合、対角線上ではジェットのエネルギを
最大にし、辺の中点では最小に、中点から対角線との間
では、最小より最大に変形させることにより正方形の固
結体を築造する。
変化させれば、断面非円形の固結体の輪郭に至るまでの
半径方向距離が長い部分についてはモニタの旋回速度を
小さくする。そしてモニタ旋回速度が小さければ、ジェ
ットの到達距離すなわち地盤掘削距離は長くなる。一
方、固結体の輪郭に至るまでの半径方向距離が短い部分
については、モニタの旋回速度を早くして、ジェットの
到達距離すなわち地盤掘削距離を短くしてやる。
ジェット噴流の半径方向到達距離を自在に制御出来るの
で、断面形状が非円形の地中固結体の築造が好適に行わ
れるのである。
後、或いはそれと同時に、地盤改良材を注入して、改良
体(地中固結体)が築造される。
例を説明する。
ウト工法の施工設備の一例が示されている。
ジェットノズル3を備えた三重管2には、スイベル4を
介してスラリ計量機5、スラリポンプ6及びセメントサ
イロ8を備えたスラリプラント7が直列に接続され、ま
た、水タンク10を備えた超高圧水ポンプ9が接続さ
れ、また、空気流量計11を介してエアコンプレッサ1
2が接続されている。なお、図中の符号13は削孔用マ
シンで、このマシン13に設けられた削孔ロッド14に
は、スイベル15を介し削孔用ポンプ16が接続され、
その削孔用ポンプ16には、水タンク16が接続されて
いる。そして、削孔ロッド14でガイドホールHを削孔
し、そのガイドホールHに三重管2を挿入し、三重管2
を回転しながら引き上げ、ジェットノズル3からの高圧
流体ジェットJにより地盤を掘削・攪拌して地中固結体
Cを築造するようになっている。
及び図3を参照して発明の原理を説明する。
を築造する場合、4隅部の位置x1〜x4、中点の位置
y1〜y4を設定すると、高圧流体ジェットJの到達す
べき到達距離Lは、 L=f(p,q,t) ・・・・・・ (1) ここで、 f:係数 p:高圧流体ジェットの圧力 q:高圧流体ジェットの吐出量 t:噴射時間 で表わされる。
x4、y1〜y4を横軸にとると、図3に示すようにな
る。すなわち位置x1〜x4ではエネルギ(p×q)を
最大、位置y1〜y4で最小にし、それらの間では、エ
ネルギを順次変化させれば、正方形の固結体C1が築造
できる。なお、このエネルギの変化は曲線状に限られる
ものではなく、図4又は図5に示すように、3段又は2
段にステップ的に変化させることもできる。
圧水ポンプ9のモータの回転数を変化させることによ
り、吐出量を変えてエネルギを変化させている。すなわ
ち、吐出量を変えるとジェットノズル3の口径が一定な
ら、当然圧力pも低下し、エネルギは、圧力p×吐出量
qである。
いて、築造されたもので、後記するように改良体を形成
する相互の組合せに応じ、大径D1(例えば1400m
m、小径D2(例えば1000mm)の同心円に収まる
4つの突部を有する形状に形成されている。
体C1を縦ピッチP1(例えば2000mm)、横ピッ
チP2(例えば2000mm)で組合せた例が示されて
いる。
チP3(例えば1730mm)に縮めた例が示されてい
る。
チP5(例えば1600mm)、横ピッチP6(例えば
2400mm)で組合せた例が示されている。
チP7(例えば1920mm)、横ピッチP8(例えば
2000mm)で組合せた例が示されている。
11に示すように図15と同様な改良体Aが、6個の固
結体C1で造成が可能であり、個数を半減することがで
きる。
ェットJの旋回速度すなわち噴射時間を変化させること
により、固結体C1を築造している。すなわち、地点x
1〜x4では、速度を最小、地点y1〜y4では速度を
最大、それらの間では、速度を順次変化させている。
いて、圧力p及び吐出量qを一定にし、到達距離Lに応
じて噴射時間tを変化させるのである。なお、噴射時間
の変化は、施工マシン1の図示しない三重管駆動モータ
に供給される電力の周波数をインバータにより変えるこ
とによりモータの回転数を変化させて行う。
ェットJの吐出量及び旋回速度すなわち噴射時間を、第
1の発明及び第2の発明を併用することにより行い、固
結体を築造している。
る。
た形状のガイド20が設けられ、三重管2は図示しない
手段でガイド20に沿って旋回されるようになってい
る。この実施例では、略方形の地中固結体C2を築造す
ることができる。
ように、三重管2に設けたメインノズル3aとサブノズ
ル3bからの高圧流体ジェットJ1、J2の交差点Bの
位置を、サブノズル3bの噴射角度θを変化させること
により、交差点Bにより非円形形状の固結体を築造して
いる。
両ノズル3a、3bの噴射角θ1、θ2を変化させて交
差点Bの位置を変えることにより非円形形状の固結体を
築造するようにした例である。
ているので、非円形形状の固結体を容易に築造すること
が出来るので、改良体造成時の余分な施工の無駄を削減
することができる。
成図。
面。
面。
図。
中固結体を示す軸直断面図。
軸直断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 地盤掘削用の高圧流体ジェットを噴射す
るモニタの旋回中心から築造されるべき断面非円形の固
結体の輪郭に至るまでの距離の大小に応じ、旋回するモ
ニタから噴射される高圧流体ジェットの噴射エネルギを
変化させて断面非円形の地中固結体を築造することを特
徴とする地中固結体築造工法。 - 【請求項2】 地盤掘削用の高圧流体ジェットを噴射す
るモニタの旋回中心から築造されるべき断面非円形の固
結体の輪郭に至るまでの距離の大小に応じ、高圧流体ジ
ェットを噴射するモニタの旋回速度を変化させて断面非
円形の地中固結体を築造することを特徴とする地中固結
体築造工法。 - 【請求項3】 地盤掘削用の高圧流体ジェットを噴射す
るモニタの旋回中心から築造されるべき断面非円形の固
結体の輪郭に至るまでの距離の大小に応じ、旋回するモ
ニタから噴射される高圧流体ジェットの噴射エネルギを
変化させると共に、高圧流体ジェットを噴射するモニタ
の旋回速度を変化させて、断面非円形の地中固結体を築
造することを特徴とする地中固結体築造工法。 - 【請求項4】 断面形状が非円形の地中固結体を築造す
る地中固結体築造工法において、築造するべき断面非円
形の固結体の輪郭に対応する形状のガイドをガイド孔内
に挿入し、高圧流体ジェットを噴射するモニタを前記ガ
イドの周囲部に沿って旋回させつつ移動して断面非円形
の地中固結体を築造することを特徴とする地中固結体築
造工法。 - 【請求項5】 断面形状が非円形の地中固結体を築造す
る地中固結体築造工法において、クロスジェット噴射手
段により上下方向に隔てて設けられた一対のノズルから
半径方向外方の所定距離の箇所で交差して掘削力がゼロ
となる高圧流体クロスジェットを噴射しつつ旋回させ、
築造するべき断面非円形の固結体の中心から輪郭に至る
までの距離に対応して、クロスジェットの交差点と旋回
中心との半径方向距離を変化させて断面非円形の地中固
結体を築造することを特徴とする地中固結体築造工法。 - 【請求項6】 クロスジェットを噴射する一対のノズル
の内の一方のノズルにおける噴射角度を変化させる請求
項5の地中固結体築造工法。 - 【請求項7】 クロスジェットを噴射する一対のノズル
の双方のノズルにおける噴射角度を変化させる請求項5
の地中固結体築造工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20092495A JP3705503B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 地中固結体築造工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20092495A JP3705503B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 地中固結体築造工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949225A true JPH0949225A (ja) | 1997-02-18 |
JP3705503B2 JP3705503B2 (ja) | 2005-10-12 |
Family
ID=16432549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20092495A Expired - Fee Related JP3705503B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 地中固結体築造工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3705503B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862596A1 (en) | 2006-04-14 | 2007-12-05 | Trevi S.p.A. | A method and plant for consolidating soil by injecting liquid in the soil |
JP2010285788A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Flowtechno Corp | 地盤硬化層造成工法とその装置 |
JP2015110873A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 株式会社不動テトラ | 高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法 |
CN105002911A (zh) * | 2015-07-01 | 2015-10-28 | 张松 | 一种用于防渗墙施工的等厚高喷灌浆方法 |
JP2020041268A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | ケミカルグラウト株式会社 | 地盤改良工法 |
JP2020111975A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | ケミカルグラウト株式会社 | 地盤改良工法 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP20092495A patent/JP3705503B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862596A1 (en) | 2006-04-14 | 2007-12-05 | Trevi S.p.A. | A method and plant for consolidating soil by injecting liquid in the soil |
JP2010285788A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Flowtechno Corp | 地盤硬化層造成工法とその装置 |
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---|---|
JP3705503B2 (ja) | 2005-10-12 |
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