JPH0948933A - ソフト系ファーネスカーボンブラックおよびこれを含むゴム組成物 - Google Patents
ソフト系ファーネスカーボンブラックおよびこれを含むゴム組成物Info
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Abstract
のサーマルブラック配合ゴム組成物と同等の低いゴム硬
度と弾性率を維持しながら、抗張力および耐疲労特性が
効果的に向上しているゴム組成物を得ることのできるソ
フト系ファーネスカーボンブラックおよびこれを含むゴ
ム組成物の提供。 【構成】 よう素吸着量(IA)が20〜30mg/
g、ジブチルフタレート吸油量(DBPA)が25〜3
5ml/100gという基本特性を有し、かつ窒素吸着
比表面積(N2SA)とIAの比、N2SA/IAが0.
85〜1.10であり、遠心沈降法におけるカーボンブ
ラック凝集体の△Dst/Dstが0.96〜1.02
であることを特徴とするソフト系ファーネスカーボンブ
ラック〔ここで、Dstは遠心沈降分析により得られた
カーボンブラック凝集体のストークス径のモード値(n
m)、△Dstは前記Dst頻度の1/2に相当する2
点のストークス径の差を示すものとする。〕およびこれ
を含むゴム組成物。
Description
ストマーに配合した場合に低硬度、低弾性率を維持しつ
つ、高度の抗張力および耐疲労性を付与することのでき
るソフト系ファーネスカーボンブラックおよびこのカー
ボンブラックをゴム成分に配合したゴム組成物に関す
る。
ックを配合した場合、配合カーボンブラックの特性によ
りゴム組成物に種々の性能を付与することができるの
で、その用途により各種のカーボンブラックが選択使用
されており、特にウエットスーツ、チューブ、エアバッ
クのような低い硬度を持つゴム配合物においては、従来
ではソフト系カーボンブラックでもより粒子径の大きい
グレードである熱分解ブラック、すなわちサーマルブラ
ックが好んで用いられている。このサーマルブラックと
しては微粒熱分解サーマル(Fine Therma
l,FT)および中粒熱分解サーマル(Medium
Thermal,MT)がある。しかしながら、近年の
最終製品の高寿命化や高耐久性という要求が大きくな
り、ゴム組成物の抗張力および耐疲労特性の向上が望ま
れている。
マルブラックに中補強性ファーネスブラック(Semi
Reinforcing Furnace,SRF,
サーマルブラックよりも粒子径が小さく、ゴムへの補強
性が高いファーネスブラック)をブレンドしてゴムに配
合したり、SRF級ファーネスブラックのみを配合する
方法が行われている。
弾性率の上昇を抑えることができず、例えばウェットス
ーツなどでは接触感、肌触り感の低下として弊害が生じ
る。したがって、低い硬度及び弾性率を維持しながらゴ
ム組成物の抗張力および耐疲労特性を向上させることは
困難であった。
ボンブラックをゴムに配合したとき従来のサーマルブラ
ック配合ゴム組成物と同等の低いゴム硬度と弾性率を維
持しながら、抗張力および耐疲労特性が効果的に向上し
ているゴム組成物を得ることのできるソフト系ファーネ
スカーボンブラックおよびこれを含むゴム組成物を提供
する点にある。
FT級に代表されるサーマルブラックを配合したゴム組
成物と同等の硬度および弾性率を維持しつつ、ファーネ
ス法によるSRF級カーボンブラック配合時と同等の補
強性、すなわち優れた抗張力および耐疲労特性を同時に
満足させることのできるカーボンブラックについて鋭意
研究を進めた結果、よう素吸着量(IA)が20〜30
mg/g、ジブチルフタレート吸油量(DBPA)が2
5〜35ml/100gという基本特性を有し、かつ窒
素吸着比表面積(N2SA)とIAの比、N2SA/IA
が0.85〜1.05であり、遠心沈降分析法によるカ
ーボンブラック凝集体のストークス相当径のモード値
(Dst)に対する半値幅(Dstの1/2の頻度を有
する大小2点のストークス径の差、△Dst)の比、△
Dst/Dstが0.96〜1.02であるという特定
の要件を満たすカーボンブラックがゴムにブレンドした
ときそのゴム組成物がMT級およびFT級に代表される
熱分解サーマルブラックと同等の硬度および弾性率を維
持しながら、抗張力および耐疲労性が効果的に向上させ
ることができることを見い出して本発明に到達したもの
である。
としては天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジ
エンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エチレ
ン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、ブチルゴム、ハロ
ゲン化ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
などを挙げることができるが、特にクロロプレンゴム、
ハロゲン化ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴムなどの極性基を有するゴムに対して配合した場合に
本発明の効果を顕著に発現することができる。
0〜30mg/g、DBPAが25〜35ml/100
gの特定範囲にあるという2つの基本特性は、サーマル
ブラック配合時での組成物の硬度および弾性率と同等と
するために必須の要件であるが、IAが20mg/gを
下回った場合には引張り強さなどの補強性が低下し、ま
た30mg/gを上回った場合では硬度が上昇するとと
もに分散性が低下するので、IAの範囲は20〜30m
g/gとする。より好ましい範囲は、22〜30mg/
gである。
回った場合にはゴムへの分散性が低下し、35ml/1
00gを上回った場合は硬度が上がりすぎるために、D
BPAの範囲は25〜35ml/100gとする。より
好ましくは26〜33ml/100gである。
本特性に加えて、N2SA/IAが0.85〜1.10
の範囲にあり、かつ△Dst/Dstが0.96〜1.
02であることを特徴としている。これらの特性は抗張
力、耐疲労特性および圧縮永久歪み特性を改良する効果
を有している。
て、0.85を下回った場合では耐疲労特性(ここでは
引張り強さ)が低下し、逆に1.10を上回ると硬度が
上昇するとともにゴムへの分散性が低下するのでN2S
A/IAの範囲は0.85〜1.10であることが必要
であり、より好ましくは0.88〜1.06である。
よるストークス径のモード径(Dst)に対する半値幅
(△Dst)、△Dst/Dstの値も本発明では重要
な特性であり、この比が0.96を下回った場合は弾性
率が高くなるとともに分散性が低下し、また1.02を
上回った場合では耐疲労特性と圧縮永久歪み特性が低下
するので、△Dst/Dstの範囲は、0.96〜1.
02であることが必要である。
らに詳しく説明する。本発明にかかるカーボンブラック
は、図1および図2に示した特許第1059132号
(出願人:旭カーボン)に記載した製造炉と同様構成の
オイルファーネス炉1の炉頭部中心軸方向から炉内に原
料油噴霧装置4を挿入し、製造炉1の接線方向に上下一
対に設けられた第1空気孔グループA,第2空気孔グル
ープB(グループAとは旋回方向が逆)ならびに第3空
気孔グループC,およびグループAに補助原料導入装置
を設置し、軸方向空気量、各空気孔グループからの導入
空気量、補助原料導入量ならびに原料油の導入量・温度
・圧力等を適宜調整することにより、物理化学特性の異
なるファーネスカーボンブラックを製造した。
量と総導入空気量との比率を調整することにより行い、
総空気量の割合が増加するとIAは上昇する。DBPA
は原料油導入位置、グループBからの導入空気量および
原料油へのアルカリ金属の添加量により調整する。原料
油導入位置の下流側への移動、アルカリ金属の添加量減
少およびグループBからの導入空気量増加によりDBP
Aは上昇する。
流と接線方向流(A,BおよびCグループの総和)の比
率により調整する。同じ、総空気量で軸方向流の割合を
増加させることによりN2SA/IAを上昇させること
ができる。
は原料油の噴霧状態、すなわち原料油の予熱温度と噴霧
圧力の調整および導入する補助原料量の増減により制御
することができる。予熱温度と噴霧圧力の増大および導
入補助原料量の増加により△Dst/Dstの値は小さ
くなる。
使用し、補助原料としては、C重油を使用した。カーボ
ンブラックの製造条件およびその物理化学特性は表2〜
5に示した通りである。
明にかかるソフト系カーボンブラックであり、No.7
〜13は本発明のいずれかの特性で外れた比較例であ
る。Run No.6はN2SA/IA比で大きい側
に、No.7は△Dst/Dstで小さい側に外れた比
較例である。またRun No.8はN2SA/IAで
小さい側に、No.9は△Dst/Dstで大きい側に
外れた例である。RunNo.10および11はよう素
吸着量において本発明の範囲を外れた例であり、Run
No.12および13はDBPA特性で本発明の範囲
を外れたものである。また、Run No.14〜16
のカーボンブラックは、本発明で比較対照とするソフト
系カーボンブラック〔No.14は商品名旭♯15、N
o.15は商品名旭♯35でいずれも旭カーボン(株)
製、No.16は商品名サーマックスMT、キャンカー
ブ社製〕である。
のようにして測定される。 (1)よう素吸着量(IA) JIS K6221(1982)6.1.1項記載の方
法により測定し、単位重量当たりのよう素の吸着量mg
/gで表示される。 (2)DBP吸油量(DBPA) JIS K6221(1982)6.1.2項A法記載
の方法により測定し、100g当たりのDBP吸油量m
l/100gで表示される。 (3)窒素吸着比表面積(N2SA) ASTM D3037−84 B法に記載の方法で測定
し、単位重量当たりの比表面積m2/gで表示される。 (4)遠心沈降分析によるDstモード径および△Ds
tの測定 使用機器…Disk Centrifuse Photosedimentmeter〔Joyc
e Loebl社製、4型機(Mark IV)〕 測定法…30V/V%メタノール水溶液50mlを三角
フラスコに入れ、0.1mlの界面活性剤ノニオライト
PN−10(共栄社油脂化学工業製)を加える。0.0
3〜0.04重量%のカーボンブラックを加え、超音波
処理(400W、38KHz、5分)を施して完全に分
散させる。25V/V%グリセリン水溶液(スピン液)
20mlを注加した回転ディスクの回転数を4000r
pmとし、上記分散液0.02〜0.03mlを注加す
る。分散液の注加と同時に記録計を作動させ、回転ディ
スクの外周近傍の一定点を沈降により通過するカーボン
ブラックのアグリゲートの量を光学的に測定し、その量
を時間に対する連続曲線として記録する。沈降時間を下
記のストークスの一般式によりストークス径に換算し、
アグリゲートのストークス相当径とその頻度の対応曲線
を得る。
の光学測定点を通過するカーボンブラックアグリゲート
のストークス相当径であり、定数Kは測定温度24℃、
カーボンブラックの真比重1.86g/cm3として9
37.5を使用した。Dstモード径の定義…前記の操
作で得られたアグリゲートのストークス相当径の測定曲
線において、最多頻度値(ピーク値であり、実際には光
学的測定なので最大吸光度に当たる)を与えるストーク
ス相当径をDstモード径とする。△Dstの定義…ア
グリゲートのストークス相当径の測定曲線において、前
記Dstモード径を与える最多頻度値の1/2の頻度を
有する大小2つのストークス相当径の差を△Dstす
る。
割合でクロロプレンゴムに配合し、各種ゴム特性を測定
して結果を表7〜10に示した。
合割合でスチレン−ブタジエンゴムに配合し、各種ゴム
特性を測定してその結果を表12〜15に示した。
の方法により測定した。(2)加硫ゴムの特性 JIS K6301(加硫ゴム物理試験方法)に記載の
方法により測定した。なお、圧縮永久歪み特性について
は、クロロプレンゴムでは100℃、22時間加熱処
理、スチレン−ブタジエンゴムでは、70℃、22時間
加熱後の試料について測定した。 (3)耐疲労特性の評価 表6および15に示した配合割合で未加硫ゴム組成物を
調製し、JIS K6301のデマッチャ式試験機を使
用してダンベル片(JIS3号)を用いて定伸張(10
0%伸張)下で繰返し応力を与え、破断するまでの繰り
返し回数で耐疲労特性を評価した。 (4)分散度の評価 ASTM D2663−89に記載された方法に準じて
測定した。
施例および比較例のカーボンブラックをクロロプレンゴ
ムおよびスチレン−ブタジエンゴムに配合したときのゴ
ム特性を表示した表7〜10および表12〜15の結果
から、本発明カーボンブラックの効果について説明す
る。
No.11およびDBPAが上限を越えたRun N
o.13では、いずれも硬さが上昇し、このため他のサ
ンプルと比較して配合ゴムの加工性が低下する。 ・引っ張り強さ・・・△Dst/Dstが、本発明の上
限を越えたRun No.9およびIAが下限を下回っ
たRun No.10ではこの特性が大きく低下してい
る。また、N2SA/IAの特性が本発明の範囲の下限
を下回ったRun No.8では、他のコロイダル特性
がほぼ等しいRun No.1と比較してこの特性で低
下が見られる。 ・圧縮永久歪み・・・N2SA/IAが本発明範囲の上
限を越えたRunNo.6および△Dst/Dstで上
限を越えたRun No.9では、圧縮永久歪みの数値
が大きくなっており、性能特性の低下が見られる。 ・耐疲労特性・・・△Dst/Dstが本発明範囲の上
限を越えたRunNo.9およびIAが下限を下回った
Run No.10では、耐疲労特性が大きく低下して
いる。 ・分散度・・・N2SA/IAが本発明範囲の上限を越
えたRun No.6、△Dst/Dstで上限を越え
たRun No.7、IAが上限を越えたRun N
o.11およびDBPAが下限を下回ったRun N
o.12では、いずれも分散度において低下が認められ
る。
成物の場合とほぼ同じ傾向が認められるが、クロロプレ
ンゴム配合ゴム組成物と比較して実施例と比較例におけ
る数値の差は小さく、特に圧縮永久歪み特性および耐疲
労特性ではこの傾向が強い。したがって、配合するゴム
種としてはゴム分子内に極性基を持ついわゆる極性ゴ
ム、たとえばクロロプレンゴムにおいて本発明カーボン
ブラックの効果の発現が顕著である。
ために生産の立地条件が限定されているサーマルブラッ
クの欠点を解消するとともに、配合ゴム組成物の高寿命
化、高耐久性を付与し、かつ硬度と弾性率を維持しなが
らゴム組成物の抗張力および耐疲労特性を向上させるこ
とのできる新規なカーボンブラックを提供するものであ
り、特に低い硬度を有するゴム組成物において有用であ
る。
を使用することにより、ゴムのようなエラストマーが低
硬度、低弾性率であるにもかかわらず、高い抗張力と耐
疲労性を持つようになった。
な製造炉の1例を示す縦断正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 よう素吸着量(IA)が20〜30mg
/g、ジブチルフタレート吸油量(DBPA)が25〜
35ml/100gという基本特性を有し、かつ窒素吸
着比表面積(N2SA)とIAの比、N2SA/IAが
0.85〜1.10であり、遠心沈降法におけるカーボ
ンブラック凝集体の△Dst/Dstが0.96〜1.
02であることを特徴とするソフト系ファーネスカーボ
ンブラック。〔ここで、Dstは遠心沈降分析により得
られたカーボンブラック凝集体のストークス径のモード
値(nm)、△Dstは前記Dst頻度の1/2に相当
する2点のストークス径の差を示すものとする。〕 - 【請求項2】 IAが22〜30mg/g、DBPAが
26〜33ml/100g、N2SA/IAが0.88
〜1.06である請求項1記載のソフト系ファーネスカ
ーボンブラック。 - 【請求項3】 天然ゴムおよび/または合成ゴム成分1
00重量部に対して、請求項1または2記載のソフト系
ファーネスカーボンブラックを2〜100重量部配合し
たことを特徴とするゴム組成物。 - 【請求項4】 前記ゴム成分が、極性基を含有したゴム
成分である請求項3記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22262995A JP3510715B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | ソフト系ファーネスカーボンブラックおよびこれを含むゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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---|---|
JPH0948933A true JPH0948933A (ja) | 1997-02-18 |
JP3510715B2 JP3510715B2 (ja) | 2004-03-29 |
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ID=16785453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22262995A Expired - Lifetime JP3510715B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | ソフト系ファーネスカーボンブラックおよびこれを含むゴム組成物 |
Country Status (1)
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020042232A (ko) * | 2000-11-30 | 2002-06-05 | 신형인 | 인너라이너 고무조성물 |
KR20030042881A (ko) * | 2001-11-26 | 2003-06-02 | 한국타이어 주식회사 | 튜브리스형 트럭, 버스용 래디알 공기압 타이어의인너라이너 고무 조성물 |
KR20030093525A (ko) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | 금호타이어 주식회사 | 인너라이너 고무조성물 |
JP2011098995A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Asahi Carbon Kk | 防振ゴム配合用ソフト系ファーネスカーボンブラック及びこれを配合した防振ゴム組成物 |
JP2011126953A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Asahi Carbon Kk | ソフト系ファーネスカーボンブラック及びこれを配合したゴム組成物 |
JP2015155552A (ja) * | 2007-04-24 | 2015-08-27 | キャボット コーポレイションCabot Corporation | 低構造カーボンブラックおよびその作製方法 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP22262995A patent/JP3510715B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR20030093525A (ko) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | 금호타이어 주식회사 | 인너라이너 고무조성물 |
JP2015155552A (ja) * | 2007-04-24 | 2015-08-27 | キャボット コーポレイションCabot Corporation | 低構造カーボンブラックおよびその作製方法 |
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