JPH0948596A - 高所作業架台付きクレーン装置 - Google Patents

高所作業架台付きクレーン装置

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JPH0948596A
JPH0948596A JP20248495A JP20248495A JPH0948596A JP H0948596 A JPH0948596 A JP H0948596A JP 20248495 A JP20248495 A JP 20248495A JP 20248495 A JP20248495 A JP 20248495A JP H0948596 A JPH0948596 A JP H0948596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンのブーム先端部に高所作業架台を連
結した高所作業架台付きクレーン装置において、高所作
業架台の姿勢の平衡維持の自動制御を可能とすること
で、クレーンの起伏動作に伴う高所作業架台の姿勢の平
衡維持が容易かつ確実に行えて、安全性が高められるよ
うにする。そして、高所作業架台の姿勢変化および旋回
動作の遠隔操作も可能とする。さらに、安全性をより一
層高める。 【解決手段】 クレーン12のブーム16先端部に連結
した高所作業架台20を、ほぼ水平姿勢に調整動作可能
とする平衡装置19と、旋回動作可能とする旋回装置3
0と、を備えた高所作業架台付きクレーン装置6であっ
て、自動・手動切換スイッチ65の操作により、平衡装
置19の駆動による高所作業架台20のほぼ水平姿勢の
自動調整動作を行う自動平衡制御装置を備える。さら
に、高所作業架台20の姿勢調整動作と旋回動作をとも
に可能とする遠隔操作装置38を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層建造物の施工
等に際しての高所作業に適する高所作業架台付きクレー
ン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層建造物の施工等の高所作業に際し
て、トラックに積んで作業現場に運搬してきた作業架台
を、クレーンで吊上げて、別のクレーン車両のクレーン
のブーム先端部に連結し、そのクレーン車両のオペレー
ターの操作によりクレーンを所定高さまで伸長させると
共に、作業架台に乗り込んだ作業員の操作により作業架
台の姿勢をほぼ水平状態に維持させるようにして、高所
作業を行うようにしていた。また、クレーン車両の伸長
されたクレーン上端部に備えられた作業床上より、作業
床に予め積込まれた機材を用いて建造物の高所施工を行
なう高所作業工法として、特公平6−54059号公報
に開示される技術が公知となっている。
【0003】即ち、この特公平6−54059号公報に
開示の技術は、運搬車両に設置された架台上に前記作業
床を形成する作業コンテナが設置されると共に作業コン
テナ上に設けられた機材積込部に予め、機材が積込まれ
た状態で、作業現場に搬送し、作業現場で、クレーンの
先端部に連結された連結アームを架台の間隙より作業コ
ンテナ下面側に挿入した後、連結アームの先端部を作業
コンテナ下面側に連結し、その後、作業コンテナを水平
姿勢を保った状態でクレーンを上方に伸長させ、作業コ
ンテナ上で機材積込部の機材を用いて建造物の高所施工
を行なうようにした高所作業工法である。この高所作業
工法によれば、現場における作業時間の能率化が図れる
と共に、現場における騒音が有効に防止できるといった
効果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の高所作業用の作業架台(作業コンテナ)付
きクレーン車両においては、その作業架台に乗り込んだ
作業員の操作で、作業架台(作業コンテナ)の姿勢をほ
ぼ水平状態に維持させたり、作業架台(作業コンテナ)
を旋回させることは可能であるが、特に、クレーンの起
伏動作に応じて、作業架台(作業コンテナ)の姿勢の平
衡維持の自動制御機能を持ったものは従来存在しなかっ
た。また、作業架台(作業コンテナ)の姿勢変化および
旋回動作の遠隔操作機能を持ったものも従来存在しなか
った。
【0005】そこで、本発明の目的は、クレーンのブー
ム先端部に連結した高所作業架台の姿勢の平衡維持の自
動制御を可能とすることで、クレーンの起伏動作に伴う
高所作業架台の姿勢の平衡維持が容易かつ確実に行え
て、安全性が高められるようにした高所作業架台付きク
レーン装置を提供することにある。さらに、本発明は、
このような高所作業架台の姿勢平衡維持の自動制御機能
を持たせた高所作業架台付きクレーン装置において、高
所作業架台の姿勢変化および旋回動作の遠隔操作も可能
とすることを目的としている。そして、本発明は、以上
のような高所作業架台の姿勢平衡維持の自動制御機能と
姿勢変化および旋回動作の遠隔操作機能を持たせるよう
にした高所作業架台付きクレーン装置において、さら
に、安全性をより一層高めるようにすることも目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、クレーンのブーム先端部に高所
作業架台、例えば、縞鋼板を貼った作業床の周囲に手摺
とその1箇所に開閉口を設けてなる高所作業架台を連結
して備えると共に、この高所作業架台をほぼ水平姿勢に
調整動作可能とする電動ジャッキ等の平衡装置と、前記
高所作業架台を旋回動作可能とする電動モータ等の旋回
装置と、を備えた高所作業架台付きクレーン装置であっ
て、例えば、自動・手動切換スイッチの操作等により、
前記平衡装置の駆動による前記高所作業架台のほぼ水平
姿勢への自動調整動作を行う自動平衡制御装置を備えた
構成を特徴としている。
【0007】このように、クレーンのブーム先端部に連
結した高所作業架台を、旋回動作可能とする旋回装置
と、ほぼ水平姿勢に調整動作可能とする平衡装置と、そ
の駆動によるほぼ水平姿勢の自動調整動作を行う自動平
衡制御装置と、を備えた高所作業架台付きクレーン装置
なので、高所作業架台の姿勢をほぼ水平状態に維持させ
たり、高所作業架台を旋回動作させることは勿論のこ
と、特に、自動平衡制御装置によって、クレーンの起伏
動作に応じて、平衡装置を適正に駆動させることによ
り、高所作業架台をほぼ水平姿勢に自動調整動作でき
る。つまり、クレーンの起伏動作に伴う高所作業架台の
姿勢の平衡維持が容易かつ確実に行えることから、安全
性を高められる。
【0008】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の高所作業架台付きクレーン装置において、例え
ば、高所作業架台に備える機側操作盤での機側・遠隔切
換スイッチの操作等により、前記平衡装置の駆動による
前記高所作業架台のほぼ水平姿勢の調整動作と前記旋回
装置の駆動による前記高所作業架台の旋回動作とをとも
に遠隔操作により可能とする遠隔操作装置(例えば、ク
レーン本体側の遠隔操作盤)をさらに備えた構成を特徴
としている。
【0009】このように、請求項1記載の自動平衡制御
装置に加えて、高所作業架台のほぼ水平姿勢の調整動作
と旋回動作とをともに可能とする遠隔操作装置を備えた
高所作業架台付きクレーン装置なので、クレーンのブー
ム先端部に連結して備えられた高所作業架台を、遠隔操
作装置によって、姿勢調整動作させたり、旋回動作させ
たりして、遠隔操作が行える。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の高所作業架台付きクレーン装置におい
て、前記高所作業架台には、上方および周囲からの接触
を検出するための上部接触検出枠、例えば、手摺から接
触検出スイッチを介して設置した接触検出棒による枠材
を備えた構成を特徴としている。
【0011】このように、請求項1記載の自動平衡制御
装置または/および請求項2記載の遠隔操作装置に加え
て、高所作業架台に上部接触検出枠を備えた高所作業架
台付きクレーン装置なので、上部接触検出枠により建造
物への接触を検出して、高所作業架台のそれ以上の危険
な動きを停止させることが可能となる。また、上部接触
検出枠の存在によって、高所作業架台に乗り込んだ作業
員に対する上方および周囲からの保護も図れる。従っ
て、安全性をより一層高められる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の高所作業架台付きクレーン装置において、前記高所
作業架台の姿勢および旋回の限界状態と前記上部接触検
出枠の接触状態の検出により、その限界状態および接触
検出状態を報知して警告するための報知装置、例えば、
警報ブザーおよび警報ライトを備えた構成を特徴として
いる。
【0013】このように、請求項3記載の上部接触検出
枠に加えて、高所作業架台の姿勢および旋回の限界状態
と上部接触検出枠の接触検出状態を警告する報知装置を
備えた高所作業架台付きクレーン装置なので、その報知
装置によって、高所作業架台の姿勢および旋回が限界状
態にあることや上部接触検出枠が接触検出状態にあるこ
とを、高所作業架台に乗り込んだ作業員やクレーン本体
のオペレータ等に報知して警告を与えられる。また、報
知装置による報知動作と同時に、高所作業架台のそれ以
上の動きを停止させることも可能となる。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載の高所作業架台付きクレーン装置において、前記高
所作業架台の荷重の許容限界値を検出する荷重限界値検
出手段、例えば、ロードセルと、前記高所作業架台の荷
重により前記平衡装置(電動ジャッキ等)に作用する偏
心荷重の許容限界値を検出する偏心荷重限界値検出手
段、例えば、リミットスイッチと、を備え、前記荷重限
界値検出手段(ロードセル等)による荷重限界値の検出
と、前記偏心荷重限界値検出手段(リミットスイッチ
等)による偏心荷重限界値の検出とに応じて、前記報知
装置(警報ブザーおよび警報ライト等)による報知が行
われると共に、前記クレーンの動作と前記平衡装置(電
動ジャッキ等)および前記旋回装置(電動モータ等)の
各動作とを強制的に停止させる非常停止手段、例えば、
非常停止ボタンを備えた構成を特徴としている。
【0015】このように、請求項4記載の報知装置に加
えて、高所作業架台の荷重限界値検出手段と、平衡装置
の偏心荷重限界値検出手段と、クレーンと平衡装置およ
び旋回装置の非常停止手段とを備えた高所作業架台付き
クレーン装置なので、高所作業架台が荷重限界状態にあ
ることや平衡装置が偏心荷重限界状態にあることが、高
所作業架台に乗り込んだ作業員やクレーン本体のオペレ
ータ等に対して、報知装置により報知して警告を与えら
れる。また、報知装置による報知動作と同時に、高所作
業架台の動きを停止させることも可能となる。そして、
危険回避等のために、非常停止手段を高所作業架台に乗
り込んだ作業員やクレーン本体のオペレータ等が操作す
ることによって、クレーンの動作、平衡装置および旋回
装置の各動作を強制的に停止させられる。
【0016】なお、請求項6記載の発明は、請求項1、
2、3、4または5記載の高所作業架台付きクレーン装
置において、前記クレーンは、床面を走行するクレーン
車両(トラッククレーンまたはクローラクレーン)、建
造物の壁面に沿って昇降可能なクライミングクレーン、
または建造物の壁面に沿って横行可能なクライミングク
レーンの何れかに備えられている構成を特徴としてい
る。
【0017】このように、請求項1記載の自動平衡制御
装置、請求項2記載の遠隔操作装置、請求項3記載の上
部接触検出枠、請求項4記載の報知装置または/および
請求項5記載の荷重限界値検出手段および偏心荷重限界
値検出手段と非常停止手段を備えたクレーンは、床面を
走行するクレーン車両、建造物の壁面に沿って昇降可能
なクライミングクレーン、または建造物の壁面に沿って
横行可能なクライミングクレーンの何れかによる高所作
業架台付きクレーン装置なので、クレーン車両の場合
は、床面を走行して縦横無尽に移動でき、クライミング
クレーンの場合には、建造物の壁面に沿って昇降動作し
て上下に移動したり、また、建造物の壁面に沿って横行
動作して左右に移動できる。従って、用途に応じてクレ
ーンを使い分けられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る高所作業架
台付きクレーン装置の実施の各形態例を図1から図13
に基づいて説明する。
【0019】<第1の実施の形態例>先ず、図1は本発
明を適用した一例としての高所作業架台付きクレーン装
置の第1の実施の形態例を示すもので、その高所作業架
台付きクレーン装置による高所作業例を示した概略側面
図であり、図2はその高所作業架台付きクレーン装置の
拡大側面図である。これらの図1および図2において、
1はドーム屋根鉄骨、2,3,4は作業足場鉄塔、5は
乗降足場設備、6は高所作業架台付きクレーン装置、7
はクレーン車両、8は走行車輪、9はアウトリガー、1
0は車台、11は運転席、12はクレーン、13,1
4,15,16はブーム、17は連結アーム、18は連
結台、19はレベル調整装置(平衡装置:電動ジャッ
キ)、20は高所作業架台、23は手摺、26は上部接
触検出枠、30は旋回装置、34は機側操作盤、35は
操作用電線ケーブル、36はケーブルリール、37はケ
ーブルガイドローラ、38は遠隔操作盤、40は警報ラ
イトである。なお、Aは低所乗降位置、Bは高所乗降位
置、Cは吊り足場組立・解体位置、Dは駄目工事位置で
ある。
【0020】実施の形態例では、ドーム屋根鉄骨1の高
所作業において、高所作業架台付きクレーン装置6を使
用しているが、この高所作業架台付きクレーン装置6
は、他の建造物における高所作業に適用しても勿論良
い。高所作業架台付きクレーン装置6は、クレーン車両
7のクレーン12の伸縮ブーム13,14,15,16
の先端部に連結アーム17および連結台18を介して高
所作業架台20を連結して、この高所作業架台20のレ
ベル調整装置である平衡装置としての電動ジャッキ19
と旋回装置30を備えると共に、高所作業架台20の上
方に上部接触検出枠26を備えてなる構成のものであ
る。次に、各部の構成について詳細に説明する。
【0021】即ち、クレーン車両7は、前後左右の走行
車輪8,8,…および前後左右4隅部のアウトリガー
9,9,…を備えた車台10上に運転席11とクレーン
12を搭載したもので、この運転席11とクレーン12
は、図示しない旋回装置の駆動により車台10上を一体
的に旋回動作可能となっており、また、クレーン12
は、図示しない油圧ジャッキ(ブームシリンダ)により
起伏動作可能となっている。なお、その油圧ジャッキに
よるクレーン12の起伏角度範囲は、油圧ジャッキを限
界まで縮めてクレーン12を水平状態とする0゜から、
油圧ジャッキを限界まで伸ばしてクレーン12を大きく
起こした状態とする75゜までとなっている。
【0022】クレーン12は、図示例では、4段のブー
ム13,14,15,16から構成される伸縮可能なも
ので、その4段のブーム13,14,15,16を前部
伸ばした最大長が45m程度で、このクレーン12の先
端部に連結して備えた高所作業架台20は、クレーン1
2を最大に起こした状態の75゜の角度で高さ40mに
達するものとなっている。高所作業架台20は、クレー
ン12の最終段のブーム16に固定した連結アーム17
の先端部に連結ピン18a(図3参照)を介して枢着連
結した連結台18上に、後述する旋回装置30を介して
載置されている。この高所作業架台20をクレーン車両
7のクレーン12に連結する際は、従来の如くトラック
に積んで作業現場に運搬してきた高所作業架台20を、
別のクレーンで吊上げて、クレーン車両7のクレーン1
2最先端の連結アーム17に備えた連結台18上に後述
するように旋回可能に組み込む。また、連結アーム17
と連結台18との間には、高所作業架台20に対するレ
ベル調整装置である平衡装置としての電動ジャッキ19
が架設されている。この電動ジャッキ19の伸縮動作に
よって、連結アーム17に対して連結台18が連結ピン
18aを支点として揺動動作し、後述するように高所作
業架台20の作業床面の水平調整が行われる。
【0023】そして、高所作業架台20は、図3から図
5に示すように、鋼材を縦横に組んだ平面視ほぼ長方形
状をなす床フレーム21上の全面に、落下および滑り防
止のために縞鋼板22を貼って作業床を形成し、その作
業床の全周には、鋼材を縦横に組んだ手摺23を巡らし
て備えている。この手摺23は、作業床に対して一方の
短辺部側に乗降用の開閉口24を有しており、この開口
部24に片ヒンジにより開閉扉25を取り付けてある。
ここで、高所作業架台20の作業床面は、5.2m×
2.2m程度であり、その最大積載荷重は、1.4t〜
2.0t程度となっている。また、手摺23の高さは、
作業床面から1.1m程度となっている。さらに、手摺
23は、外側との接触により作業員が手を挟まないよ
う、図4に示したように、外枠の内側に内枠を設けた構
成となっている。
【0024】さらに、手摺23には、上部接触検出枠2
6が取り付けられている。この上部接触検出枠26は、
図6および図7に示すように、作業床の両長辺部に沿っ
て伸びる一対の接触検出棒27,27と、作業床の両短
辺部に沿って伸びる一対の接触検出棒28,28と、こ
れら4本の接触検出棒27,27,28,28を接続部
で互いに結合して手摺23上に取り付ける4本の縦方向
の接触検出棒29,29,29,29とからなる。な
お、この4本の縦方向の接触検出棒29,29,29,
29の手摺23上部との接続部には、後述する接触検出
リミットスイッチ42,42,42,42(図8から図
10参照)がそれぞれ介設されている。ここで、以上の
上部接触検出枠26は、手摺23からの高さが、85c
m程度となっており、従って、作業床面からの高さが、
1.95m程度となっている。
【0025】次に、前記旋回装置30について説明す
る。この旋回装置30は、図3から図5に示すように、
連結台31に搭載した電動モータ31と、この電動モー
タ31の駆動により減速機31aを介して回転する駆動
ピニオン32と、高所作業架台20の床フレーム21の
中央下に固定された被動ギヤ33とからなる。高所作業
架台20は、被動ギヤ33を中心を通る図示しない垂直
軸を介して連結台31に回転自在に連結されている。こ
の旋回装置30によれば、電動モータ31の駆動により
減速機31aを介して回転する駆動ピニオン32が、高
所作業架台20の床フレーム21の中央下に固定された
被動ギヤ33が噛み合っているため、被動ギヤ33と一
体に回転して高所作業架台20が旋回動作を行う。以上
の旋回装置30による高所作業架台20の旋回動作は、
図4に仮想線で示したように、左右各90゜の角度で計
180゜の角度範囲となっている。
【0026】そして、高所作業架台20には、図2から
図5に示したように、機側操作盤34が設けられ、即
ち、手摺23の長辺側に沿った部分の内側に機側操作盤
34が取り付けられている。この機側操作盤34に接続
される操作用電線ケーブル35は、図2および図3に示
したように、連結アーム17に取り付けたケーブルリー
ル36に巻き込み/繰り出し可能に巻き付けられてい
る。また、操作用電線ケーブル35は、図2に示したよ
うに、4段の各ブーム13,14,15,16に各々取
り付けたケーブルガイドローラ37,37,37,37
を経て、運転席11側に導かれている。
【0027】さらに、操作用電線ケーブル35は、運転
席11側から外部に導かれて遠隔操作盤38が接続され
ている。また、操作用電線ケーブル35には、図3に示
すように、警報ブザー39および警報ライト40が接続
されていて、警報ブザー39は運転席11内に、警報ラ
イト40は運転席11前方に(図1および図2参照)、
それぞれ備えられている。これら警報ブザー39および
警報ライト40により報知装置41が構成されている。
なお、警報ブザー39は、警報音を連続的あるいは間欠
的に出すものであり、また、警報ライト40は、点灯あ
るいは点滅するものであり、好ましくは回転しながら点
滅するものである。
【0028】次に、前記接触検出リミットスイッチ42
について説明する。この接触検出リミットスイッチ42
は、図8から図10に示すように、手摺23の上部に固
定したブラケット43の下部に固定されていて、このブ
ラケット43から突設した支持片44が、接触検出リミ
ットスイッチ42の上方に位置している。この支持片4
4の上に、前記縦方向の接触検出棒29の下端部に固定
した取付片45を載せて、接触検出棒29の下端部を支
持片44に貫通して下方に突出させている。この接触検
出棒29の下端部が、接触検出リミットスイッチ42に
接触状態となっている。
【0029】そして、取付片45および支持片44の両
側部において、ボルト46を貫通して下方に突出させ、
その下部に螺合するナット47と支持片44との間に、
座金48,48を介して圧縮コイルバネ49を介設し
て、ロックナット50を締め付けている。従って、前記
上部接触検出枠26に上方あるいは側方から外力が作用
して、縦方向の接触検出棒29が、図8および図9に仮
想線で示したように、圧縮コイルバネ49の弾発付勢力
に抗して横に傾いて、支持板44上に取付板45が浮き
上がると共に、接触検出棒29の下端部が接触検出リミ
ットスイッチ42から離れると、接触検出リミットスイ
ッチ42による接触検出が行われる。
【0030】また、前記連結台18と前記高所作業架台
20との間には、図6に示したように、高所作業架台2
0の荷重限界値検出手段としてのロードセル51が介設
されている。即ち、このロードセル51は、高所作業架
台20の被動ギヤ33を中心を通る前述した図示しない
垂直軸の近傍部分に設置されていて、その高所作業架台
20の最大積載荷重(1.4t〜2.0t程度)に達す
ると、積載荷重が許容限界値に達したことを検出するも
のである。
【0031】以上において、図11の制御ブロックに示
したように、旋回装置30による高所作業架台20の右
旋回限度(右90゜)を検出する右旋回限リミットスイ
ッチ52と左旋回限度(左90゜)を検出する左旋回限
リミットスイッチ53が設けられている。そして、高所
作業架台20の作業床面の前傾斜限度(−5゜)を検出
する前傾限リミットスイッチ54と後傾斜限度(5゜)
を検出する後傾限リミットスイッチ55が設けられてい
る。また、前記平衡装置の電動ジャッキ19には、前記
油圧ジャッキ(ブームシリンダ)による前記クレーン1
2の起伏範囲を制限して、油圧ジャッキの伸び限度(7
5゜)を検出する伸び限リミットスイッチ56と油圧ジ
ャッキの縮み限度(0゜)を検出する縮み限リミットス
イッチ57が設けられている。
【0032】さらに、高所作業架台20からの偏心荷重
の作用による電動ジャッキ19の過負荷(4.4t程度
以上)を回避するためのリミットスイッチ、即ち、電動
ジャッキ19のジャッキ引張力(4.4t程度以上)を
検出する引張力リミットスイッチ58と電動ジャッキ1
9のジャッキ押し力(4.4t程度以上)を検出する押
し力リミットスイッチ59が、電動ジャッキ19に内蔵
されている。これら引張力リミットスイッチ58および
押し力リミットスイッチ59により平衡装置(電動ジャ
ッキ19)の偏心荷重限界値検出手段が構成されてい
る。また、高所作業架台20の作業床面の傾斜角度(5
゜,2゜,0,゜−2゜,−5゜)を検出してその傾斜
角度を表示する傾斜計60も設けられている。この傾斜
計60は、機側操作盤34に内蔵されて、その傾斜角度
を表示する傾斜表示部が機側操作盤34に設けられてい
る。なお、電動ジャッキ19は、ブレーキ付きの電動モ
ータを駆動源としており、また、旋回装置30の電動モ
ータ31も、ブレーキ付きのものである。
【0033】そして、図11の制御ブロックに示したよ
うに、機側操作盤34には、電源ON状態により点灯す
る電源パイロットランプ61、電源をON操作するため
の電源ONボタン62、全ての運転動作を緊急停止させ
るための非常停止ボタン63、自動制御状態で点灯する
自動制御中表示ランプ64、自動制御と手動操作に切り
換えるための自動・手動切換スイッチ65、電動ジャッ
キ19を伸長動作させることによる前傾ボタン66、電
動ジャッキ19を縮小動作させることによる後傾ボタン
67、操作可能状態で点灯する操作可能中表示ランプ6
8、機側操作と遠隔操作に切り換えるための機側・遠隔
切換スイッチ69、電動モータ31の駆動により右旋回
動作させる右旋回ボタン70、電動モータ31の駆動に
より左旋回動作させる左旋回ボタン71、電源をOFF
操作するための電源OFFボタン72が設けられてい
る。また、遠隔操作盤38には、電源パイロットランプ
81、電源ONボタン82、非常停止ボタン83、遠隔
操作可能状態で点灯する遠隔操作可表示ランプ84、自
動・手動切換スイッチ85、前傾ボタン86、後傾ボタ
ン87、左旋回ボタン88、右旋回ボタン89および電
源OFFボタン90が設けられている。さらに、遠隔操
作盤38側において、電源およびアースが接続されてい
る。なお、操作用電線ケーブル35に関して、機側操作
盤34からケーブルリール36へのケーブル長は5m程
度で、ケーブルリール36から遠隔操作盤38へのケー
ブル長は55m程度であり、また、遠隔操作盤38から
警報ブザー39、警報ライト40、電源およびアースへ
の各ケーブル長は何れも10m程度となっている。
【0034】次に、以上の構成による高所作業架台付き
クレーン装置6における高所作業架台20の制御装置に
ついて説明する。図示しないが、高所作業架台20の制
御装置は、自動平衡制御装置を含むもので、主に以下に
説明するような各種制御を行う。 (1)高所作業架台20が最大積載荷重(1.4t〜
2.0t程度)に達したことをロードセル51が検出す
ると、警報および運転停止の指令を出力して、警報ブザ
ー39および警報ライト40を動作させて警報すると共
に、平衡装置(電動ジャッキ)19および旋回装置30
(電動モータ31)の駆動を自動停止させる。
【0035】(2)右旋回ボタン70,88または左旋
回ボタン71,89の手動操作による旋回装置30の駆
動により高所作業架台20を左右に旋回動作させる。そ
して、高所作業架台20の右旋回限度(右90゜)また
は左旋回限度(左90゜)を右旋回限リミットスイッチ
52または左旋回限リミットスイッチ53が検出する
と、運転停止の指令を出力して、平衡装置(電動ジャッ
キ)19および旋回装置30(電動モータ31)の駆動
を自動停止させる。
【0036】(3)自動・手動切換スイッチ65,85
を[手動]に選択操作して、クレーン12の起伏に合わ
せて、前傾ボタン66,86または後傾ボタン67,8
7の手動操作による平衡装置19の駆動により、即ち、
電動モータ19の伸縮で高所作業架台20の作業床面
を、前傾斜限度の−5゜から後傾斜限度の5゜の範囲内
で水平に調整動作させられる。そして、高所作業架台2
0の作業床面の前傾斜限度(−5゜)または後傾斜限度
(5゜)を、傾斜計60と前傾限リミットスイッチ54
または後傾限リミットスイッチ55が検出すると、警報
および運転停止の指令を出力して、警報ブザー39およ
び警報ライト40を動作させて警報すると共に、平衡装
置(電動ジャッキ)19および旋回装置30(電動モー
タ31)の駆動を自動停止させる。
【0037】(4)油圧ジャッキ(ブームシリンダ)に
よるクレーン12の起伏角度が75゜(油圧ジャッキの
伸び限度)または0゜(油圧ジャッキの縮み限度)に達
したことを伸び限リミットスイッチ56または縮み限リ
ミットスイッチ57が検出すると、運転停止の指令を出
力して、クレーン12の油圧ジャッキ(ブームシリン
ダ)の駆動を自動停止させる。
【0038】(5)高所作業架台20からの偏心荷重の
作用による電動ジャッキ19の過負荷となるジャッキ引
張力(4.4t程度以上)またはジャッキ押し力(4.
4t程度以上)を電動ジャッキ19に内蔵の引張力リミ
ットスイッチ58または押し力リミットスイッチ59が
検出すると、運転停止の指令を出力して、電動ジャッキ
19の駆動を自動停止させる。
【0039】(6)自動・手動切換スイッチ65,85
を[自動]に選択操作すると、機側操作盤34の自動制
御中表示ランプ64が点灯すると共に、自動平衡制御装
置によって、傾斜計60の信号で、高所作業架台20の
作業床面の傾斜補正を、前傾斜角度(−2゜)から後傾
斜角度(2゜)の範囲で自動的に行い、作業床面の水平
状態を保つ。即ち、前後±2゜で調整を開始し、0゜で
停止する。
【0040】(7)機側操作盤34において、機側・遠
隔切換スイッチ69を[機側]または[遠隔]に選択操
作すると、電源が切れて停止する。即ち、[機側]から
[遠隔]に操作位置を選択した場合は、機側操作盤34
の電源が切れて電源パイロットランプ61が消え、遠隔
操作盤38の遠隔操作可ランプ84が点灯する。従っ
て、遠隔操作盤38において、電源ONボタン82を入
れ直すことで運転が始められる。また、[遠隔]から
[機側]に操作位置を選択した場合は、遠隔操作盤38
の電源が切れて電源パイロットランプ81が消え、機側
操作盤34の操作可能中表示ランプ68が点灯する。従
って、機側操作盤34において、電源ONボタン62を
入れ直すことで運転が再開できる。
【0041】(8)高所作業架台20に装備した上部接
触検出枠26に障害物が当たり、何れかの接触検出リミ
ットスイッチ42がこれを検出すると、警報および運転
停止の指令を出力して、警報ブザー39および警報ライ
ト40を動作させて警報すると共に、全ての動作を停止
させ、即ち、平衡装置(電動ジャッキ)19および旋回
装置30(電動モータ31)の駆動とクレーン12の油
圧ジャッキ(ブームシリンダ)の駆動を自動停止させ
る。
【0042】(9)非常停止ボタン63,83を押す
と、警報および運転停止の指令を出力して、警報ブザー
39および警報ライト40を動作させて警報すると共
に、全ての動作を停止させ、即ち、前記(8)の場合と
同様に、平衡装置(電動ジャッキ)19および旋回装置
30(電動モータ31)の駆動とクレーン12の油圧ジ
ャッキ(ブームシリンダ)の駆動を自動停止させる。
【0043】以上の構成による高所作業架台付きクレー
ン装置6を用いて、ドーム屋根鉄骨1の高所作業例を示
したものが図1であり、図示例のように、低所乗降位置
Aにおいて、乗降足場設備5の頂部に、アウトリガー
9,9,…により垂直に固定状態のクレーン車両7のク
レーン12を縮めて水平にした状態で高所作業架台20
を接続させた状態にして、作業員の乗降を行う。また、
例えば、高所乗降位置Bで示すように、クレーン12を
旋回させて伸ばすことにより高所作業架台20をドーム
屋根鉄骨1の近傍に位置させて、所定の高所作業を行っ
たり、図示のように、作業足場鉄塔3の頂部に高所作業
架台20を接続させた状態にして、作業員の乗降を行
う。
【0044】そして、吊り足場組立・解体位置Cで示す
ように、クレーン車両7を他の位置に移動したり、ある
いは、他の高所作業架台付きクレーン装置6を使用し
て、アウトリガー9,9,…により垂直に固定状態のク
レーン車両7のクレーン12を伸ばすことにより高所作
業架台20をドーム屋根鉄骨1の近傍に位置させて、吊
り足場の組立作業または解体作業を行う。この場合、図
示例のように、上部接触検出枠26を外して作業を行う
ことも可能である。さらに、駄目工事位置Dで示すよう
に、クレーン車両7を他の位置に移動したり、あるい
は、さらに他の高所作業架台付きクレーン装置6を使用
して、アウトリガー9,9,…により垂直に固定状態の
クレーン車両7のクレーン12を伸ばすことにより高所
作業架台20をドーム屋根鉄骨1の近傍に位置させて、
所定の駄目工事作業を行う。この場合も、図示例のよう
に、上部接触検出枠26を外して作業を行うことも可能
である。
【0045】<第2の実施の形態例>図12は本発明を
適用した一例としての高所作業架台付きクレーン装置の
第2の実施の形態例を示すもので、その高所作業架台付
きクレーン装置による高所作業例を示した概略側面図で
あり、図中、前記第1の実施の形態例と同様に、19は
平衡装置(電動ジャッキ)、20は高所作業架台、23
は手摺、26は上部接触検出枠、30は旋回装置であ
り、101は鉄骨建造物、102はクライミング用ガイ
ドレール、103はクライミングクレーン、104は本
体フレーム、105は昇降用ローラ、106はクレーン
旋回装置、107はクレーンアーム、108はクレーン
起伏装置(油圧ジャッキ)、109は高所作業架台付き
クレーン装置である。
【0046】図示のように、鉄骨建造物101の鉄骨柱
の側面には、左右一対をなす縦方向のクライミング用ガ
イドレール102,102が取り付けられており、この
クライミング用ガイドレール102,102に沿ってク
ライミングクレーン103が垂直に上下移動する。クラ
イミングクレーン103は、本体フレーム104の縦方
向に沿って、前記クライミング用ガイドレール102,
102に係合して転動する多数の昇降用ローラ105,
105,…を備えると共に、本体フレーム104に図示
しないクライミング装置を搭載している。即ち、図示し
ないが、クライミングスライダ、操作用のロックピンレ
バーおよびクライミングレバー、固定用の上部ロックピ
ンシリンダおよび下部ロックピンシリンダ、上部ロック
ピンおよび下部ロックピン、さらに、昇降用のクライミ
ングシリンダ等を本体フレーム104に搭載している。
【0047】このクライミング装置において、本体フレ
ーム104に対しクライミングスライダが上下方向にス
ライド自在に組み込まれていて、このクライミングスラ
イダと本体フレーム104とを図示しない縦方向のクラ
イミングシリンダでつないで昇降装置を構成している。
また、本体フレーム104に図示しない上部ロックピン
シリンダを備えるとともに、クライミングスライダに図
示しない下部ロックピンシリンダを備えて固定装置を構
成している。
【0048】以上のクライミングクレーン103のクラ
イミング手順としては、先ず、ロックピンレバーの操作
によりクライミングスライダ側の下部ロックピンシリン
ダを動作させて、その下部ロックピンをクライミング用
ガイドレール102側面の図示しないピン係合部に挿入
する。続いて、クライミングレバーの操作によりクライ
ミングシリンダを少し伸ばす。この時、本体フレーム1
04側の上部ロックピンシリンダが動作して、その上部
ロックピンがクライミング用ガイドレール102側面の
図示しないピン係合部(前記ピン係合部とは異なるピン
係合部)から自動的に抜ける。
【0049】次に、クライミングレバーをさらに操作す
ると、本体フレーム104とクライミングスライダとを
つなぐクライミングシリンダが伸びて、クライミングス
ライダに対し本体フレーム104が上昇し、即ち、クラ
イミングクレーン103が上昇する。そして、クライミ
ングシリンダが所定の位置まで伸びて停止した時点で、
ロックピンレバーの操作により本体フレーム104側の
上部ロックピンシリンダを動作させて、その上部ロック
ピンをクライミング用ガイドレール102側面の図示し
ないピン係合部に挿入する。続いて、クライミングレバ
ーを操作すると、クライミングスライダ側の下部ロック
ピンシリンダが動作して、その下部ロックピンがクライ
ミング用ガイドレール102側面の図示しないピン係合
部から自動的に抜ける。
【0050】さらに、クライミングレバーの操作により
クライミングシリンダを所定の長さまで縮める。以上の
操作を繰り返すことによって、クライミングクレーン1
03を所定の高さまで上昇させる。こうして、クライミ
ングクレーン103が所定の高さに達したら、ロックピ
ンレバーの操作によりクライミングスライダ側の下部ロ
ックピンシリンダを動作させて、その下部ロックピンを
クライミング用ガイドレール102側面の図示しないピ
ン係合部に挿入する。この時、既に、本体フレーム10
4側の上部ロックピンシリンダの動作によりその上部ロ
ックピンがクライミング用ガイドレール102側面のピ
ン係合部に挿入した状態になっているので、本体フレー
ム104のクライミング用ガイドレール102を介して
の鉄骨建造物101に対する確実な固定状態が得られ
る。なお、クライミングクレーン103を前記クライミ
ング装置により下げる場合には、以上の操作と逆の操作
を行う。
【0051】以上のように上下移動を行うクライミング
クレーン103は、本体フレーム104にクレーン旋回
装置106を搭載して、このクレーン旋回装置106に
クレーンアーム107を備えると共に、このクレーンア
ーム107と本体フレーム104との間に、クレーン起
伏装置としての油圧ジャッキ108を架設している。そ
して、クレーンアーム107の先端部に、前記第1の実
施の形態例と同様にして、前記高所作業架台20を中央
部で回転自在に組み付けて連結すると共に、その高所作
業架台20とクレーンアーム107との間に、前記平衡
装置としての電動ジャッキ19を架設する。高所作業架
台20は、前記手摺23および前記上部接触検出枠26
を備えると共に、クレーンアーム107との間に前記旋
回装置30を介設してなる。
【0052】こうして、クライミングクレーン103を
利用した高所作業架台付きクレーン装置109が構成さ
れる。このようなクライミングクレーン103を利用し
た高所作業架台付きクレーン装置109によれば、前記
第1の実施の形態例と同様に、高所作業が行えることは
勿論のこと、鉄骨建造物101の壁面に沿って上下方向
に移動して、大空間部での各種作業を行うことができ
る。
【0053】<第3の実施の形態例>図13は本発明を
適用した一例としての高所作業架台付きクレーン装置の
第3の実施の形態例を示すもので、その高所作業架台付
きクレーン装置による高所作業例を示した概略側面図で
あり、図中、前記第1の実施の形態例と同様に、19は
平衡装置(電動ジャッキ)、20は高所作業架台、23
は手摺、26は上部接触検出枠、30は旋回装置であ
り、111は鉄骨建造物、112は壁面横行用ガイドレ
ール、113は壁面横行用クライミングクレーン、11
4は本体フレーム、115は壁面横行用走行台車、11
6はクレーン旋回装置、117はクレーンアーム、11
8はクレーン起伏装置(油圧ジャッキ)、119は高所
作業架台付きクレーン装置である。
【0054】図示のように、鉄骨建造物111の鉄骨梁
の側面には、上下一対をなす横方向の壁面横行用ガイド
レール112,112が取り付けられており、この壁面
横行用ガイドレール112,112に沿って壁面横行用
クライミングクレーン113が水平に左右移動する。壁
面横行用クライミングクレーン113は、本体フレーム
114を壁面横行用走行台車115上に搭載して、この
壁面横行用走行台車115の横方向に沿って、前記壁面
横行用ガイドレール112,112に係合して転動する
図示しない多数の横行用ローラを備えると共に、本体フ
レーム114に図示しない横行装置を搭載している。即
ち、図示しないが、横行スライダ、操作用のロックピン
レバーおよび横行レバー、固定用の前部ロックピンシリ
ンダおよび後部ロックピンシリンダ、前部ロックピンお
よび後部ロックピン、さらに、横行用シリンダ等を本体
フレーム114に搭載している。
【0055】この横行装置において、壁面横行用走行台
車115に対し図示しない横行スライダが横方向にスラ
イド自在に組み込まれていて、この横行スライダと壁面
横行用走行台車115とを図示しない横方向の横行用シ
リンダでつないで移動装置を構成している。また、壁面
横行用走行台車115に図示しない前部ロックピンシリ
ンダを備えるとともに、横行スライダに図示しない後部
ロックピンシリンダを備えて固定装置を構成している。
従って、この壁面横行用走行台車115も、前記第2の
実施の形態例における前記クライミングクレーン103
の前述したクライミング動作とほぼ同様にして、壁面横
行用ガイドレール112に沿って移動できるとともに、
壁面横行用ガイドレール112を介しての鉄骨建造物1
11に対する確実な固定状態が得られる。なお、以上の
ような壁面横行用クライミングクレーン113について
の基本的技術思想は、既に本出願が提案した特願平7−
6596号に開示されている。
【0056】以上のように左右移動を行う壁面横行用ク
ライミングクレーン113は、本体フレーム115にク
レーン旋回装置116を搭載して、このクレーン旋回装
置116にクレーンアーム117を備えると共に、この
クレーンアーム117と本体フレーム114との間に、
クレーン起伏装置としての油圧ジャッキ118を架設し
ている。そして、クレーンアーム117の先端部に、前
記第1の実施の形態例と同様にして、前記高所作業架台
20を中央部で回転自在に組み付けて連結すると共に、
その高所作業架台20とクレーンアーム117との間
に、前記平衡装置としての電動ジャッキ19を架設す
る。高所作業架台20は、前記手摺23および前記上部
接触検出枠26を備えると共に、クレーンアーム117
との間に前記旋回装置30を介設してなる。
【0057】こうして、壁面横行用クライミングクレー
ン113を利用した高所作業架台付きクレーン装置11
9が構成される。このような壁面横行用クライミングク
レーン113を利用した高所作業架台付きクレーン装置
119によれば、前記第1の実施の形態例と同様に、高
所作業が行えることは勿論のこと、鉄骨建造物111の
壁面に沿って左右方向に移動して、大空間部での各種作
業を行うことができる。
【0058】なお、以上の実施の各形態例においては、
電動ジャッキによる平衡装置と電動モータによる旋回装
置としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
油圧ジャッキによる平衡装置や油圧シリンダによる旋回
装置であってもよい。また、上部接触検出枠の形状等も
任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適
宜に変更可能であることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る高所作業架台付きクレーン装置によれば、クレーンの
ブーム先端部に連結した高所作業架台の旋回装置と平衡
装置とその自動平衡制御装置を備えたため、特に、自動
平衡制御装置により、クレーンの起伏動作に応じて、平
衡装置を適正に駆動させることによって、高所作業架台
をほぼ水平姿勢に自動調整することができる。つまり、
クレーンの起伏動作に伴う高所作業架台の姿勢を容易か
つ確実に平衡維持できるため、安全性を高めることがで
きる。
【0060】そして、請求項2記載の発明に係る高所作
業架台付きクレーン装置によれば、特に、高所作業架台
のほぼ水平姿勢の調整動作と旋回動作とをともに可能と
する遠隔操作装置を備えたため、クレーンのブーム先端
部に連結した高所作業架台を、遠隔操作装置により、姿
勢調整動作させたり、旋回動作させたりして、遠隔操作
することができる。
【0061】さらに、請求項3記載の発明に係る高所作
業架台付きクレーン装置によれば、特に、高所作業架台
に上部接触検出枠を備えたため、上部接触検出枠により
建造物への接触を検出して、高所作業架台のそれ以上の
危険な動きを停止させることができるようになる。ま
た、上部接触検出枠の存在によって、高所作業架台に乗
り込んだ作業員に対して上方および周囲から保護するこ
ともできる。従って、安全性をより一層高めることがで
きる。
【0062】また、請求項4記載の発明に係る高所作業
架台付きクレーン装置によれば、特に、高所作業架台の
姿勢および旋回の限界状態と上部接触検出枠の接触検出
状態を警告する報知装置を備えたため、その報知装置に
よって、高所作業架台の姿勢および旋回が限界状態にあ
ることや上部接触検出枠が接触検出状態にあることを、
高所作業架台に乗り込んだ作業員やクレーン本体のオペ
レータ等に報知して警告を与えることができる。また、
報知装置による報知動作と同時に、高所作業架台のそれ
以上の動きを停止させることもできるようになる。
【0063】さらに、請求項5記載の発明に係る高所作
業架台付きクレーン装置によれば、高所作業架台の荷重
限界値検出手段と、平衡装置の偏心荷重限界値検出手段
と、クレーンと平衡装置および旋回装置の非常停止手段
とを備えたため、高所作業架台が荷重限界状態にあるこ
とや平衡装置が偏心荷重限界状態にあることを、高所作
業架台に乗り込んだ作業員やクレーン本体のオペレータ
等に対して、報知装置により報知して警告を与えること
ができる。また、報知装置による報知動作と同時に、高
所作業架台の動きを停止させることもできるようにな
る。そして、非常停止手段を高所作業架台に乗り込んだ
作業員やクレーン本体のオペレータ等が操作することに
よって、クレーンの動作、平衡装置および旋回装置の各
動作を強制的に停止させることができ、危険回避等のた
めに有効なものとなる。
【0064】なお、請求項6記載の発明に係る高所作業
架台付きクレーン装置によれば、特に、クレーン車両、
昇降可能なクライミングクレーン、または横行可能なク
ライミングクレーンの何れかに備えられるクレーンであ
るため、クレーン車両の場合は、床面を走行して縦横無
尽に移動することができ、クライミングクレーンの場合
には、建造物の壁面に沿って昇降動作して上下に移動し
たり、また、建造物の壁面に沿って横行動作して左右に
移動することができる。従って、用途に応じてクレーン
を使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての高所作業架台付
きクレーン装置の第1の実施の形態例を示すもので、そ
の高所作業架台付きクレーン装置による高所作業例を示
した概略側面図である。
【図2】図1の第1の実施の形態例に係る高所作業架台
付きクレーン装置の拡大側面図である。
【図3】図2の高所作業架台付きクレーン装置の作業架
台とその旋回装置およびレベル調整装置(平衡装置)部
分を示す拡大側面図である。
【図4】図3の作業架台を上方から見た状態を示す平面
図である。
【図5】図3の作業架台を開閉口側から見た状態を示す
正面図である。
【図6】図2の高所作業架台付きクレーン装置の作業架
台に装備する上部接触検出枠を示す拡大側面図である。
【図7】図6の上部接触検出枠を上方から見た状態を示
す平面図である。
【図8】図6の上部接触検出枠から接触検出スイッチ部
分の構成を示す拡大正面図である。
【図9】図8の上部接触検出枠から接触検出スイッチ部
分を側方から見た側面図である。
【図10】図8の接触検出スイッチ部分を下方から見た
底面図である。
【図11】図2の高所作業架台付きクレーン装置の作業
架台の機側操作盤および遠隔操作盤と旋回装置とレベル
調整装置(平衡装置)および各種検出スイッチ等の制御
を示すブロック構成図である。
【図12】本発明を適用した一例としての高所作業架台
付きクレーン装置の第2の実施の形態例を示すもので、
その高所作業架台付きクレーン装置による高所作業例を
示した概略側面図である。
【図13】本発明を適用した一例としての高所作業架台
付きクレーン装置の第3の実施の形態例を示すもので、
その高所作業架台付きクレーン装置による高所作業例を
示した概略側面図である。
【符号の説明】
6 高所作業架台付きクレーン装置 7 クレーン車両 11 運転席 12 クレーン 13,14,15,16 ブーム 17 連結アーム 18 連結台 19 レベル調整装置(平衡装置:電動ジャッキ) 20 高所作業架台 23 手摺 26 上部接触検出枠 30 旋回装置 31 電動モータ 32 駆動ピニオン 33 被動ギヤ 34 機側操作盤 35 操作用電線ケーブル 36 ケーブルリール 37 ケーブルガイドローラ 38 遠隔操作盤 39 警報ブザー 40 警報ライト 41 報知装置 42 接触検出リミットスイッチ 51 荷重限界値検出手段(ロードセル) 52 右旋回限リミットスイッチ 53 左旋回限リミットスイッチ 54 前傾限リミットスイッチ 55 後傾限リミットスイッチ 56 油圧ジャッキ(ブームシリンダ)の伸び限リミッ
トスイッチ 57 油圧ジャッキ(ブームシリンダ)の縮み限リミッ
トスイッチ 58 電動ジャッキ(平衡装置)の引張力リミットスイ
ッチ 59 電動ジャッキ(平衡装置)の押し力リミットスイ
ッチ 60 傾斜計 61 電源パイロットランプ 62 電源ONボタン 63 非常停止手段(非常停止ボタン) 64 自動制御中表示ランプ 65 自動・手動切換スイッチ 66 前傾ボタン 67 後傾ボタン 68 操作可能中表示ランプ 69 機側・遠隔切換スイッチ 70 右旋回ボタン 71 左旋回ボタン 72 電源OFFボタン 81 電源パイロットランプ 82 電源ONボタン 83 非常停止手段(非常停止ボタン) 84 遠隔操作可表示ランプ 85 自動・手動切換スイッチ 86 前傾ボタン 87 後傾ボタン 88 左旋回ボタン 89 右旋回ボタン 90 電源OFFボタン 102 クライミング用ガイドレール 103 クライミングクレーン 109 高所作業架台付きクレーン装置 112 壁面横行用ガイドレール 113 壁面横行用クライミングクレーン 115 壁面横行用走行台車 119 高所作業架台付きクレーン装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 1/22 E04G 1/22 1/24 1/24 21/14 21/14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンのブーム先端部に高所作業架台
    を連結して備えると共に、この高所作業架台をほぼ水平
    姿勢に調整動作可能とする平衡装置と、前記高所作業架
    台を旋回動作可能とする旋回装置と、を備えた高所作業
    架台付きクレーン装置であって、 前記平衡装置の駆動による前記高所作業架台のほぼ水平
    姿勢の自動調整動作を行う自動平衡制御装置を備えたこ
    とを特徴とする高所作業架台付きクレーン装置。
  2. 【請求項2】 前記平衡装置の駆動による前記高所作業
    架台のほぼ水平姿勢の調整動作と前記旋回装置の駆動に
    よる前記高所作業架台の旋回動作とをともに遠隔操作に
    より可能とする遠隔操作装置を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の高所作業架台付きクレーン装置。
  3. 【請求項3】 前記高所作業架台には、上方および周囲
    からの接触を検出するための上部接触検出枠を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の高所作業架台付
    きクレーン装置。
  4. 【請求項4】 前記高所作業架台の姿勢および旋回の限
    界状態と前記上部接触検出枠の接触状態の検出により、
    その限界状態および接触検出状態を報知して警告するた
    めの報知装置を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    高所作業架台付きクレーン装置。
  5. 【請求項5】 前記高所作業架台の荷重の許容限界値を
    検出する荷重限界値検出手段と、前記高所作業架台の荷
    重により前記平衡装置に作用する偏心荷重の許容限界値
    を検出する偏心荷重限界値検出手段と、を備え、 前記荷重限界値検出手段による荷重限界値の検出と、前
    記偏心荷重限界値検出手段による偏心荷重限界値の検出
    とに応じて、前記報知装置による報知が行われると共
    に、 前記クレーンの動作と前記平衡装置および前記旋回装置
    の各動作とを強制的に停止させる非常停止手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の高所作業架台付きクレ
    ーン装置。
  6. 【請求項6】 前記クレーンは、床面を走行するクレー
    ン車両、建造物の壁面に沿って昇降可能なクライミング
    クレーン、または建造物の壁面に沿って横行可能なクラ
    イミングクレーンの何れかに備えられていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5記載の高所作業架
    台付きクレーン装置。
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