JPH0948566A - エレベータ用非常通報装置 - Google Patents
エレベータ用非常通報装置Info
- Publication number
- JPH0948566A JPH0948566A JP20236695A JP20236695A JPH0948566A JP H0948566 A JPH0948566 A JP H0948566A JP 20236695 A JP20236695 A JP 20236695A JP 20236695 A JP20236695 A JP 20236695A JP H0948566 A JPH0948566 A JP H0948566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- protection plate
- locking piece
- car
- interphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平常時、非常通報装置（インターホン）がい
たずらや過失によってこわされるのを防止するエレベー
タ用非常通報装置の提供。 【構成】 非常通報装置におけるインターホン６の前面
にスライド自在な保護プレート８を設け、非常通報用の
押釦５を押したとき、保護プレート８が下方にスライド
して遮蔽を解き、インターホン６を通して通話できるよ
うにする。
たずらや過失によってこわされるのを防止するエレベー
タ用非常通報装置の提供。 【構成】 非常通報装置におけるインターホン６の前面
にスライド自在な保護プレート８を設け、非常通報用の
押釦５を押したとき、保護プレート８が下方にスライド
して遮蔽を解き、インターホン６を通して通話できるよ
うにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ用非常通報
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
実開平４−４００７９号公報に記載されているように、
マイク、スピーカを有するインターホン及び押釦を備え
た非常通報装置を乗かご内に設置し、押釦が所定時間以
上押し続けられた時、自動的にダイヤリングされ、イン
ターホンを通して監視所の監視員と乗かご内の乗客との
間で通話できるようにしたものが知られている。
実開平４−４００７９号公報に記載されているように、
マイク、スピーカを有するインターホン及び押釦を備え
た非常通報装置を乗かご内に設置し、押釦が所定時間以
上押し続けられた時、自動的にダイヤリングされ、イン
ターホンを通して監視所の監視員と乗かご内の乗客との
間で通話できるようにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来装
置においては、マイクまたはスピーカの表面には、格子
あるいは孔明き等が設けられ、その内側にマイク、スピ
ーカが設置されており、且つ、格子あるいは孔明き板
は、プラスチック製となっていることが多く、いたずら
によってこわされることがある。とくに先端が鋭く細長
いもので突くと内部のマイクまたはスピーカが破損し、
非常時たとえば、乗かごが階床間に停止し乗かご内に乗
客が閉じ込められた場合、監視所に対しての非常通報が
不能となる事態が発生する。
置においては、マイクまたはスピーカの表面には、格子
あるいは孔明き等が設けられ、その内側にマイク、スピ
ーカが設置されており、且つ、格子あるいは孔明き板
は、プラスチック製となっていることが多く、いたずら
によってこわされることがある。とくに先端が鋭く細長
いもので突くと内部のマイクまたはスピーカが破損し、
非常時たとえば、乗かごが階床間に停止し乗かご内に乗
客が閉じ込められた場合、監視所に対しての非常通報が
不能となる事態が発生する。
【０００４】本発明の目的は、いたずらや過失によって
非常通報装置が使用不能になるのを防止することができ
るエレベータ用非常通報装置を提供することにある。
非常通報装置が使用不能になるのを防止することができ
るエレベータ用非常通報装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、エレベー
タの乗かご内に設置され、押釦、マイク及びスピーカ等
を有し、乗かご内と監視所との間で通信回線を介して通
信を行えるようにしたエレベータ用非常通報装置におい
て、前記押釦は表面に露出したままとし、マイク、スピ
ーカの表面側に通常時は閉じている保護プレートをスラ
イド自在に設けるとともに、前記押釦が押された時、前
記保護プレートを開放するように押釦と保護プレートと
が連動していることにより達成される。
タの乗かご内に設置され、押釦、マイク及びスピーカ等
を有し、乗かご内と監視所との間で通信回線を介して通
信を行えるようにしたエレベータ用非常通報装置におい
て、前記押釦は表面に露出したままとし、マイク、スピ
ーカの表面側に通常時は閉じている保護プレートをスラ
イド自在に設けるとともに、前記押釦が押された時、前
記保護プレートを開放するように押釦と保護プレートと
が連動していることにより達成される。
【０００６】
【作用】上記の構成であるから、通常時は、保護プレー
トが閉じているため、先端が鋭い細長いもので突き刺し
ても表面に傷が付く程度で破損には至らず、内部の非常
通報装置のマイクやスピーカが破損して動作不能になる
のを防止することができる。また、閉じ込め時等の非常
時においては、押釦が押されたことに連動して保護プレ
ートがスライドして開くので、声がマイクに到達し、あ
るいはスピーカからの声が乗かご内に到達して乗かご内
と監視所との間で通話を支障なく、すなわち保護プレー
トにより遮音されることなく行うことができる。
トが閉じているため、先端が鋭い細長いもので突き刺し
ても表面に傷が付く程度で破損には至らず、内部の非常
通報装置のマイクやスピーカが破損して動作不能になる
のを防止することができる。また、閉じ込め時等の非常
時においては、押釦が押されたことに連動して保護プレ
ートがスライドして開くので、声がマイクに到達し、あ
るいはスピーカからの声が乗かご内に到達して乗かご内
と監視所との間で通話を支障なく、すなわち保護プレー
トにより遮音されることなく行うことができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１〜図３により説
明する。
明する。
【０００８】図１は、乗かご１内の図であり、乗かご１
は天井、側板３、床板、ドア２、運転盤４、押釦５、マ
イク、スピーカを有するインターホン６、行先階を登録
する階床釦７、乗かご１の位置を示すインジケータ等か
ら構成されている。押釦５とインターホン６により非常
通報装置が構成され、押釦５を所定時間以上継続して押
すと、自動ダイヤル装置（図示せず）が起動して監視所
を呼出し、インターホン６により乗かご１内と監視所と
の間で通話ができる状態となる。
は天井、側板３、床板、ドア２、運転盤４、押釦５、マ
イク、スピーカを有するインターホン６、行先階を登録
する階床釦７、乗かご１の位置を示すインジケータ等か
ら構成されている。押釦５とインターホン６により非常
通報装置が構成され、押釦５を所定時間以上継続して押
すと、自動ダイヤル装置（図示せず）が起動して監視所
を呼出し、インターホン６により乗かご１内と監視所と
の間で通話ができる状態となる。
【０００９】図２は、図１の非常通話装置部分の拡大図
を示しており、インターホン６の正面側には、ステンレ
ス、アルミニウム等の金属製の保護プレート８がガイド
１０により上下方向にスライド自在に取付けられる。保
護プレート８の裏面には係止片１２が取付けられてい
る。
を示しており、インターホン６の正面側には、ステンレ
ス、アルミニウム等の金属製の保護プレート８がガイド
１０により上下方向にスライド自在に取付けられる。保
護プレート８の裏面には係止片１２が取付けられてい
る。
【００１０】押釦５は電気的な接点（図示せず）を有す
るとともに、前記係止片１２と係合するフック１１が固
定され、押釦５を押すことによってフック１１も前後方
向に移動し、係止片１２との係合が解けるようになって
いる。
るとともに、前記係止片１２と係合するフック１１が固
定され、押釦５を押すことによってフック１１も前後方
向に移動し、係止片１２との係合が解けるようになって
いる。
【００１１】上記のような構成であるから、平常時は、
図１〜図３のように保護プレート８が閉じたすなわちイ
ンターホン６の正面に位置しており、鋭いもので突き刺
そうとしても保護プレート８に傷が付く程度ですみ、イ
ンターホン６を損傷させ、万一のときに非常通報装置が
使用できないということは防止される。
図１〜図３のように保護プレート８が閉じたすなわちイ
ンターホン６の正面に位置しており、鋭いもので突き刺
そうとしても保護プレート８に傷が付く程度ですみ、イ
ンターホン６を損傷させ、万一のときに非常通報装置が
使用できないということは防止される。
【００１２】異常が起こり乗かご１が階床間に停止し、
乗客が乗かご１内に閉じ込められた場合、押釦５を押す
と電気的接点（図示せず）が閉じて自動ダイヤリング装
置（図示せず）が起動され監視所の呼出しを行う一方、
押釦５が押されることによってフック１１と係止片１２
との係合が解かれ、保護プレート８が自重（またはスプ
リングの力）で下方にスライドしインターホン６が露出
し、通話がインターホン６を通して行える状態となる。
乗客が乗かご１内に閉じ込められた場合、押釦５を押す
と電気的接点（図示せず）が閉じて自動ダイヤリング装
置（図示せず）が起動され監視所の呼出しを行う一方、
押釦５が押されることによってフック１１と係止片１２
との係合が解かれ、保護プレート８が自重（またはスプ
リングの力）で下方にスライドしインターホン６が露出
し、通話がインターホン６を通して行える状態となる。
【００１３】このように平常時は閉じ、非常時開く保護
プレート８を設けたので、平常時いたずらや過失によっ
てインターホン６をこわされるのを防止するとともに、
非常時は使用可能とすることができる。
プレート８を設けたので、平常時いたずらや過失によっ
てインターホン６をこわされるのを防止するとともに、
非常時は使用可能とすることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、いたずら
や過失によって非常通報装置が使用不能になるのを防止
することができる。
や過失によって非常通報装置が使用不能になるのを防止
することができる。
【図１】本発明の一実施例の正面図である。
【図２】本発明の一実施例における要部拡大図である。
【図３】図２の縦断面図である。
１ 乗かご ２ ドア ３ 側板 ４ 運転盤 ５ 押釦 ６ インターホン ７ 階床釦 ８ インターホン保護プレート ９ 保護プレートの抜け防止板 １０ 保護プレートガイド １１ フック １２ 係止片
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータの乗かご内に設置され、押
釦、マイク及びスピーカ等を有し、乗かご内と監視所と
の間で通信回線を介して通信を行えるようにしたエレベ
ータ用非常通報装置において、前記押釦は表面に露出し
たままとし、マイク、スピーカの表面側に通常時は閉じ
ている保護プレートをスライド自在に設けるとともに、
前記押釦が押された時、前記保護プレートを開放するよ
うに押釦と保護プレートとが連動していることを特徴と
するエレベータ用非常通報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236695A JPH0948566A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | エレベータ用非常通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236695A JPH0948566A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | エレベータ用非常通報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948566A true JPH0948566A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16456318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20236695A Pending JPH0948566A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | エレベータ用非常通報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008150199A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Hitachi Ltd | エレベータ用かご内操作盤 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20236695A patent/JPH0948566A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008150199A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Hitachi Ltd | エレベータ用かご内操作盤 |
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