JPH0948503A - 排出装置付きコンテナ輸送車 - Google Patents

排出装置付きコンテナ輸送車

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JPH0948503A
JPH0948503A JP20295795A JP20295795A JPH0948503A JP H0948503 A JPH0948503 A JP H0948503A JP 20295795 A JP20295795 A JP 20295795A JP 20295795 A JP20295795 A JP 20295795A JP H0948503 A JPH0948503 A JP H0948503A
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晧司 竹村
Bunji Okubo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵芥の収集容器としてコンテナを用い、塵芥
収集車による収集作業と、コンテナ輸送車による処理施
設への運送を分業化した場合において、塵芥収集車から
のコンテナ輸送車への直接積み替え、及び塵芥処理施設
における複数台のコンテナ輸送車の塵芥同時排出を可能
にする。 【解決手段】 コンテナ輸送車3に、コンテナ9を縦積
み(排出用の扉を後方に向けてコンテナを車輌の前後方
向に並べる。)する荷台8と、荷台上のコンテナの前後
動機構13と、コンテナを両側から着脱自在に保持し
て、他のコンテナを跨いで前方に移動させる持ち上げ式
の搬送機構17と、最後尾のコンテナを、扉が開く状態
で後方に傾け、塵芥を排出させる排出装置23と、これ
らの排出動作とコンテナへのローテーション運動を制御
する制御部40とを具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のコンテナ
を同時に輸送するコンテナ輸送車に関し、特に積み降ろ
し作業と、コンテナ内容物の排出作業を効率良く行える
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】塵芥収集の効率化を図るため、塵芥収集
にコンテナを用いる方法が知られている。
【0003】これは、例えば図13に示すように、コン
テナ1を塵芥の収容室として着脱自在に搭載した塵芥収
集車2で収集を行い、このコンテナ1に積み込まれた塵
芥が一杯になると、塵芥収集車2を車輌基地に戻し、空
のコンテナに積み替えさせて収集作業を継続させ、一
方、塵芥で一杯になったコンテナ1は、例えば図14に
示すような複数のコンテナを積むことができる大型のコ
ンテナ輸送車3(特公昭59−41411)に積み替え
て、塵芥の処理施設に運ぶものである。
【0004】ここで、コンテナ1は、図15に示すよう
に一側に塵芥排出用の扉4を開閉自在に設けたもので、
塵芥収集車2における塵芥の積み込みは、この蓋4を開
けた状態、又はこの蓋4の一部に設けた投入蓋を開けた
状態で行われる。このコンテナ1に塵芥を投入する塵芥
の押し込み装置5は、塵芥収集車2の後方に設けるのが
通例のため、塵芥収集車2におけるコンテナ1の搭載
は、この扉4を、車輌の後方に向けて行われる。
【0005】また、コンテナ輸送車3におけるコンテナ
1の搭載は、塵芥をコンテナ輸送車3から直接、塵芥処
理施設の貯留ピットの投入口に排出できるようにするた
め、扉4を車輌の側方に向けた状態で行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、コン
テナ輸送車3におけるコンテナ1の積み込み方向は、塵
芥収集車2と異なるため、図16に示すようにフォーク
リフトを用いたコンテナの積み替え作業は、一旦、塵芥
収集車2からコンテナ1を降ろし、フォーク6の差し込
み方向を90°変え、再度持ち上げ直して行なう必要が
あり、作業効率低下の原因となっていた。
【0007】また、塵芥処理施設におけるコンテナ輸送
車3からの塵芥の排出作業は、図17に示すように、コ
ンテナ輸送車3を、塵芥の投入口に横付けして行なうこ
とになる。このため、投入口Aを大きく塞ぎ、他のコン
テナ輸送車3a,3b,…を、排出作業が終了するまで
待機させなければならず、この面でも作業効率が低下す
る。
【0008】さらに、一台のコンテナ輸送車3の複数の
コンテナ1から一斉に排出作業をするとなると、塵芥処
理施設における投入口Aも、これに適合する長さを持つ
ものでなければならず、施設によっては、排出作業が困
難になる場合も生じる。
【0009】そこで、この発明は、コンテナを縦積み
(複数のコンテナを、扉を後方に向け車輌の前後方向に
並べて積載)できるコンテナ輸送車を提供することによ
り、塵芥収集車からのコンテナ輸送車への積み替え、及
び塵芥処理施設における複数のコンテナ輸送車の同時排
出作業を可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明が提供する排出装置付きコンテナ輸送車は、
一側に、ヒンジによって吊下げるように排出用の扉を設
けたコンテナを、上記扉を後方に向け、車輌の前後方向
に複数個並べて積載する荷台と、上記コンテナを、荷台
上で前後方向に移動させる前後動機構と、上記荷台の左
右両側に、前後動可能に設けられ、かつ上記荷台の前後
端のコンテナを両側から着脱自在に保持して昇降可能な
持ち上げ式の搬送機構と、上記荷台の後端のコンテナ
を、後方に傾けると共に、上記扉を自重によって開放
し、コンテナの内容物を排出する排出装置とを具備した
ことを特徴とする。
【0011】(2) 上記(1) の排出装置付きコンテナ輸送
車は、持ち上げ式の搬送機構に、内容物を排出したコン
テナを、他のコンテナの上方に持ち上げ保持させる持ち
上げ制御と、この持ち上げ状態で、上記前後動機構に、
他のコンテナを後方に移動させる後方移動制御と、持ち
上げ式の搬送機構に、この後方移動によって荷台前方に
生じた空間に、前記排出済みのコンテナを積載させる積
載制御とからなる一連のローテーション運動を自動制御
する制御部とを具備させることができる。
【0012】(3) 上記コンテナの前後動機構は、コンテ
ナをスライド可能に載置するローラベアリングと、荷台
の前後方向に張設されコンテナ底部に係合する係止爪を
備えた無端チェーンと、前記無端チェーンの回動装置と
から構成することができる。
【0013】(4) 上記コンテナの持ち上げ式の搬送機構
は、荷台の両側に前後方向に掛け渡された左右一対のチ
ェーン機構と、このチェーン機構に下部を支持されて上
下方向に伸縮する左右一対のパンタグラフ機構と、この
パンタグラフ機構の上部に取り付けられ、コンテナを両
側から着脱自在に保持するコンテナ保持部とから構成す
ることができる。
【0014】(5) 上記コンテナ内容物の排出装置は、コ
ンテナの底部を着脱自在に保持し、荷台後端に設けた支
点部を中心として回動自在なコンテナ傾斜部材と、この
傾斜部材に回動運動をさせて後方に傾斜させるシリンダ
機構とから構成することができる。
【0015】(6) 上記コンテナには、その扉に内容物が
漏れないように閉状態でロックする機構が設けられる。
このロック機構の解除を、上記コンテナ傾斜部材による
コンテナ保持動作と連動して行なうロック解除機構を設
けることができる。
【0016】このロック解除機構は、具体的には、例え
ば、コンテナ傾斜部材に設けられ、そのコンテナ保持運
動を、コンテナのロック・解除レバーに伝達する連結部
材から構成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を示す図1
〜図3において、7は前後方向に長い荷台8を備えた排
出装置付きコンテナ輸送車である。
【0018】9はコンテナで、荷台8の上に車輌の前後
方向に並べて搭載されている。このコンテナ9は、図4
に示すように、天面の後部一側に、排出用の扉10をヒ
ンジ11により吊下げるように取り付け、底面四隅に脚
部12を形成したもので、扉10が後方に向くように整
列させた状態で搭載される。
【0019】コンテナ9を前後方向に移動させる前後動
機構13は、荷台上に前後方向に設けられる。これは、
例えば、図5に示すように、コンテナの脚部12を案内
・支持するガイド14と、コンテナ9を前後方向に移動
させる移送装置15から構成される。図示例は、ガイド
14として、コンテナ9をスライド可能に載置するロー
ラベアリング14aを用い、移送装置15をコンテナ底
部に係合する係止爪15aを備えたチェーン15bと、
図示しないチェーンの回動装置から構成している。この
係止爪15aは、脚部12を案内するテーパ面16を係
止面の上方に形成したもので、コンテナ輸送車の走行時
に、コンテナの脚部を係止した状態で、図示しないロッ
ク装置によって固定される。
【0020】17は持ち上げ式の搬送機構で、上記荷台
8の両側に前後動可能に設けられ、コンテナ9を両側か
ら着脱自在に保持することにより、他のコンテナ9を跨
いで別の位置に移動させる。この搬送機構17は、例え
ば、図6に示すように、荷台8の両側に前後方向に掛け
渡された左右一対のチェーン機構18と、このチェーン
機構18に下部を支持されて上下方向に伸縮する左右一
対のパンタグラフ機構19と、このパンタグラフ機構1
9の上部に取り付けられ、側方からコンテナを保持する
コンテナ保持部20とから構成される。
【0021】このパンタグラフ機構19は、交差させた
2本のアーム19a,19bを、交差部分に設けた支点
ピン19cを中心にして、シリンダ19dで回動させる
ことによって、上下方向の伸縮動作をさせるもので、2
本のアーム19a,19bの下端部は、チェーン機構1
8に固定されて前後方向に移動する基体19eに結合・
支持され、2本のアーム19a,19bの上端部には保
持体19fが結合されている。この2本のアーム19
a,19bと基体19e及び保持体19fとの結合は、
2本のアーム19a,19bの一端を、基部19eと保
持体19fに、夫々、ピン21,22により回動可能に
結合し、2本のアーム19a,19bの他端に植設した
ピン23,24を、基部19eと保持体19fに水平方
向に設けられた長孔25,26に、夫々スライド可能に
嵌め合わせたものである。
【0022】この基体19eは、前記左右一対のチェー
ン機構18によって左右同期して前後動し、図示しない
位置決め機構によって、所定のコンテナ持ち上げ位置及
び積載位置で停止する。
【0023】上記コンテナ保持部20は、上記保持体1
9fに固設されて、コンテナ9の下部を側方から抱持す
るように支持するもので、例えば、図7に示すように保
持体19fのベース板27に取り付けられた回転する一
対のアーム28,29で、コンテナの脚部12を抱持す
る構造とすることができる。図示例の一対のアーム2
8,29は、常時は図示しないスプリングで保持体19
fの長手方向に沿うように延びているが(鎖線)、上記
シリンダ機構19eがパンタグラフ機構19を伸長させ
るのに先立って、図示しないシリンダ機構によって回転
し、先端部の爪30,31が噛み合うようにして脚部1
2を抱持し、コンテナ9を支える。この抱持状態は、パ
ンタグラフ機構19が縮小するとき、同シリンダ機構の
駆動を停止することによるスプリングの復帰動作で解除
される。
【0024】32は最後尾のコンテナ9の内容物を排出
する排出装置で、荷台8の後端内部に埋め込まれるよう
に装備されている。排出装置32は、詳しくは図8に示
すように、荷台8に設けた支点部33を中心として回動
するコンテナ傾斜部材34と、この傾斜部材34に設け
られ上昇時にコンテナ9の脚部12を係止する係止部3
5と、保持状態のコンテナの底部をロックするコンテナ
ロック機構36と、この傾斜部材34に回動運動をさせ
て後方に傾斜させるシリンダ機構37とから構成され
る。
【0025】上記係止部35は、例えば上昇時にコンテ
ナ9の脚部12を嵌め込ませる係止爪又は係止凹部によ
って構成され、上記コンテナロック機構36は、図示し
ないシリンダ機構によってコンテナの一部(例えば脚部
12)に設けたロック用突起を挟むチャック装置等によ
って構成される。
【0026】この排出装置32のコンテナロック機構3
6は、図9に示すようなコンテナの扉10のロック機構
38のロック・解除を行なうロックレバー39と連結
し、コンテナがロックされると扉10が開放状態とな
り、コンテナのロックを解除すると扉10がロックされ
るようにすることができる。具体的な連結手段として、
例えば、コンテナロック機構36のロック時の動作方向
をレバー39から延びたロッド39aの開動作方向と一
致させ、ロック機構36が動作すると、その作動部がロ
ッド39aに係合して同ロッドを引くような構造等が可
能である。また、扉10の再ロックを行なう際に、蓋1
0を密閉状態で確実にロックするため、傾斜部材34か
ら延びて扉を引き付けるフック状の閉扉装置(図示せ
ず)を設けることができる。
【0027】上記排出装置32は、前後動機構13によ
るコンテナ9の荷台上での前後方向の移動を妨げない配
置とする必要がある。このため、前記コンテナ傾斜部材
34は、常時は荷台8の内部に隠れている構造とする。
この目的のため、その支点部33を、シリンダ機構37
の伸長動作に先立って、別のシリンダで突出させ、この
状態でロックする機構を設けることも可能である。
【0028】次に、図10に示す制御部40について説
明する。
【0029】同図において、41はコントローラ、42
は指令スイッチ、43は前後動機構13、持ち上げ式の
搬送機構17及び排出装置32に設けられる各アクチュ
ーエータ、44は各機構及び装置の動作状態を監視する
センサを示す。
【0030】この制御部40は、各種センサ44によっ
て、コンテナ9の排出動作及びローテーション運動の経
過状態を監視し、指令スイッチ42の指令に基づき、シ
リンダ機構等の各アクチューエータ43を制御して、上
記排出装置32によるコンテナ9からの内容物の排出
と、前後動機構13によるコンテナ9の後方への順送
り、及び持ち上げ式の搬送装置機構による空のコンテナ
9の最前部への送りのローテーション運動を制御する。
【0031】このコントローラ41は、排出指令とロー
テーション指令に対して、図11に示すような動作を行
なう。
【0032】排出指令があると、車輌の最後尾に空でな
いコンテナ9があり、かつ、持ち上げ式の搬送機構17
が最後尾において動作中でないことを確認して、排出装
置32のシリンダ機構37に伸長動作をさせる。このと
き、コンテナ9のロック機構36の動作及びコンテナの
扉10のロック解除も同時に行なう。
【0033】ローテーション指令があると、最後尾のコ
ンテナ9が排出を終えて、元の位置に戻っていることを
確認し、持ち上げ式の搬送機構17によって、コンテナ
9を他のコンテナより高い位置まで持ち上げる。この動
作は、最後尾のコンテナの左右両側に移動させた搬送機
構17のコンテナ保持部20のアーム28,29を回動
させて、コンテナの脚部12を抱持させた後、シリンダ
19dによって、パンタグラフ機構19を伸長させるも
のである。持ち上げ切った状態で、前後動機構13を動
作させ、荷台8に搭載されている全てのコンテナ9を一
斉に、後方に移動させる。この移動は、図示しないチェ
ーンの回動装置によって脚部12に係合した係止爪15
aを後方に動かすことによって行われる。そして、所定
位置に設けたセンサで位置決めをして、1コンテナ長分
のスライド移動を終了する。この後、搬送機構17によ
って、上方に持ち上げられているコンテナ9を、持ち上
げた状態のまま前方に移動させ、所定のセンサで位置決
めした状態で、パンタグラフ機構19を縮小させ、コン
テナ9を荷台8の最前部の空きスペースに積載する。こ
の搭載が終了した後、持ち上げ式の搬送機構17は、コ
ンテナ保持部のアーム28,29を図示しないスプリン
グによって復帰させ、脚部12の抱持を解除した状態
で、車輌後方の待機位置に戻る。
【0034】上記排出動作と、ローテンーション運動
は、コントローラ41において、他のコンテナの動きを
妨げないように連携させて同時に行なうことができる。
例えば、持ち上げ式の搬送機構17で排出動作を終わっ
たコンテナ9を前方に移動させながら、前後動機構13
によって他のコンテナ9の後方に移動させ、最後尾に達
すると、排出装置32によって直ちにコンテナ9の排出
作業を行い、最前位置に空のコンテナ9を降ろした持ち
上げ式の搬送装置17は、直ちに最後尾に戻して待機さ
せ、次の持ち上げ動作に備えさせる。これによって、無
駄時間を最少にして、作業時間を短縮できる。また、制
御部40の指令スイッチ42は、運転席及び荷台8の両
方に設けられ、どちらの場所においても操作が可能であ
る。
【0035】なお、コンテナ9の荷台8への積載は、コ
ンテナを位置決め保持する台車(図示せず)を介して行
うこともできる。この場合、前後動機構13及び持ち上
げ式の搬送機構17は、コンテナ9をこの台車とともに
動かし、排出装置32は、この台車の一部を把持するこ
とにより、排出動作を行なう。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、図1,図2に示すよう
に、排出装置付きコンテナ輸送車7のコンテナ9の積載
方向は、図13に示す塵芥収集車2の搭載方向と同じ縦
積みであるので、車輌の側方からフォークを入れるフォ
ークリフトによる積み替え作業において、一旦コンテナ
を地面に降ろしてフォーク挿入の向きを変更する必要が
ない。したがって、塵芥収集車2から受け取ったコンテ
ナ9を、コンテナ輸送車7に直接に積み込むことがで
き、積み替え作業の効率化が図れる。
【0037】また、塵芥処理施設において、コンテナ輸
送車7は、搭載したコンテナ9をローテーション運動に
よって順に後方に送り、最後尾のコンテナから直接排出
を行なうので、塵芥の投入口はコンテナの幅の分だけ確
保できれば良く、図12に示すように、複数のコンテナ
輸送車7の同時排出作業が可能となって作業効率を改善
できる。
【0038】さらに排出装置32は、コンテナ輸送車の
荷台8の最後部に1つだけあればよいので、図14,図
15に示した側方から排出を行なうコンテナ輸送車3の
ようにコンテナ搭載数分の排出装置を設ける必要がな
く、この面でコストを低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排出装置付きコンテナ輸送車の一実施
例を示す側面図
【図2】図1のコンテナ輸送車の平面図
【図3】図1のコンテナ輸送車の背面図
【図4】コンテナの構造例を示す斜視図
【図5】図1のコンテナ輸送車の前後動機構の構成例を
示す図
【図6】図1のコンテナ輸送車の持ち上げ式の搬送装置
の構成例を示す図
【図7】図6の持ち上げ式の搬送装置の保持部の構造を
示す図
【図8】図1のコンテナ輸送車の排出装置の構成例を示
す図
【図9】図8の排出装置に連結されるコンテナの扉のロ
ック装置を示す図
【図10】図1のコンテナ輸送車の制御部の構成例を示
す図
【図11】図10に示す制御部の動作フローをを示す図
【図12】図1のコンテナ輸送車の塵芥処理施設におけ
る排出作業の説明図
【図13】塵芥収集車の構造例を示す側面図
【図14】従来のコンテナ輸送車の構造例を示す側面図
【図15】図14に示す従来のコンテナ輸送車の排出動
作を示す背面図
【図16】従来のコンテナ輸送車を用いた場合の塵芥収
集車からのコンテナの積み替え手順を示す斜視図
【図17】従来のコンテナ輸送車の塵芥処理施設におけ
る排出動作の説図
【符号の説明】
7 排出装置付きコンテナ輸送車 8 荷台 9 コンテナ 13 前後動機構 17 持ち上げ式の搬送機構 32 排出装置 40 制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に、ヒンジによって吊下げるように
    排出用の扉を設けたコンテナを、上記扉を後方に向け、
    車輌の前後方向に複数個並べて積載する荷台と、 上記コンテナを、荷台上で前後方向に移動させる前後動
    機構と、 上記荷台の左右両側に、前後動可能に設けられ、かつ、
    上記荷台の前後端のコンテナを両側から着脱自在に保持
    して昇降可能な持ち上げ式の搬送機構と、 上記荷台の後端のコンテナを、後方に傾けると共に、上
    記扉を自重によって開放し、コンテナの内容物を排出す
    る排出装置とを具備したことを特徴とする排出装置付き
    コンテナ輸送車。
  2. 【請求項2】 上記持ち上げ式の搬送機構に、内容物を
    排出したコンテナを、他のコンテナの上方に持ち上げ保
    持させる持ち上げ制御と、この持ち上げ状態で、上記前
    後動機構に、他のコンテナを後方に移動させる後方移動
    制御と、持ち上げ式の搬送機構に、この後方移動によっ
    て荷台前方に生じた空間に、前記排出済みのコンテナを
    積載させる積載制御とからなる一連のローテーション運
    動を行わせる制御部とを具備したことを特徴とする請求
    項1に記載された排出装置付きコンテナ輸送車。
  3. 【請求項3】 コンテナを、荷台上で前後方向に移動さ
    せる前後動機構が、コンテナをスライド可能に載置する
    ローラベアリングと、荷台の前後方向に張接されてコン
    テナ底部に係合する係止爪を備えた無端チェーンと、上
    記無端チェーンの回動装置とからなることを特徴とする
    請求項1または2に記載された排出装置付きコンテナ輸
    送車。
  4. 【請求項4】 持ち上げ式の搬送機構が、荷台の両側に
    前後方向に掛け渡された左右一対のチェーン機構と、こ
    のチェーン機構に下部を支持されて上下方向に伸縮する
    左右一対のパンタグラフ機構と、このパンタグラフ機構
    の上部に取り付けられ、コンテナを両側から着脱自在に
    保持するコンテナ保持部とからなることを特徴とする請
    求項1から3のいづれか1項に記載された排出装置付き
    コンテナ輸送車。
  5. 【請求項5】 排出装置が、コンテナの底部を着脱自在
    に保持し、荷台後端に設けた支点部を中心として回動自
    在なコンテナ傾斜部材と、この傾斜部材に回動運動をさ
    せて後方に傾斜させるシリンダ機構とからなることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された排出
    装置付きコンテナ輸送車。
  6. 【請求項6】 コンテナの扉を閉状態でロックするコン
    テナのロック機構に連結され、上記コンテナ傾斜部材に
    よるコンテナ保持動作と連動して上記ロック機構を解除
    するロック解除機構とを具備したことを特徴とする請求
    項5に記載された排出装置付きコンテナ輸送車。
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