JPH0948388A - 自転車用変速操作装置 - Google Patents

自転車用変速操作装置

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JPH0948388A
JPH0948388A JP7203022A JP20302295A JPH0948388A JP H0948388 A JPH0948388 A JP H0948388A JP 7203022 A JP7203022 A JP 7203022A JP 20302295 A JP20302295 A JP 20302295A JP H0948388 A JPH0948388 A JP H0948388A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルバーに外嵌して揺動回転操作され
る操作体の変位方向とこの操作体を操作する親指の揺動
方向をできるだけ一致させて、操作感に優れた変速操作
装置を提供すること。 【解決手段】 変速ワイヤを操作するためハンドルバー
1 の外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリップ
2 に隣接して配置される自転車用変速操作装置におい
て、前記変速操作装置が、揺動軸芯Yb回りで揺動操作さ
れる揺動操作体5 と、前記ハンドルバーの外周に適合す
る装着孔4aと前記揺動操作体の揺動変位路を決定するガ
イド面4bとを設けたガイド体4 を備えており、前記揺動
軸芯Ybは前記グリップの軸芯Xbに対して傾斜するように
形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車構成部材に
対して外嵌固定可能なガイド体と、前記ガイド体の案内
により揺動軸芯回りの揺動変位を行う揺動操作体とを備
えた自転車用変速操作装置に関し、このような変速操作
装置は、通常、ハンドルバーの外周に沿って所定の幅を
もって設けられたグリップに隣接してハンドルバーの外
周に嵌合取付される。
【0002】
【従来の技術】上述したような従来の自転車用変速操作
装置は、例えば国際公開WO93/09993から知られており、
ハンドルバーの外周面に設けられたグリップに隣接して
筒状の操作体がハンドルバーの外周面にハンドルバー軸
芯回りに回転可能に嵌合している。この装置では、グリ
ップを握った手の親指を操作体の外周に当てながら操作
体を回転させることにより、操作体と一体的に構成され
ている変速ワイヤ巻き取りリールが変速ワイヤを巻き取
ったり、巻き戻したりして、変速ワイヤの他端に接続さ
れたディレーラに操作変位を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハンドルバーの外周面
に嵌合させた筒状の操作体をもつ従来の変速操作装置で
は、親指以外の指と手のひらとで握られるグリップがハ
ンドルバー軸芯に同芯の筒状体であり、残っている親指
で操作される筒操作体もハンドルバー軸芯に同芯の筒状
体であり、しかもその操作変位はハンドルバー軸芯回り
の回転変位である。ここで、グリップを親指以外の指と
手のひらとで握った手の親指の揺動動作は親指の根元の
関節を中心として揺動であるため、操作体の回転変位の
方向と親指の揺動方向がずれており、このことから、親
指の揺動で操作体を回転させる時には、グリップを握っ
ている手のひらをずらせる必要が生じるため、その操作
感が必ずしも良いものではない。特に、大きな変速変化
を得るために操作体を大きく回転させようとする場合
に、その操作感の欠点が目立つことになる。
【0004】本発明の目的は、冒頭部で挙げたタイプの
変速操作装置において、操作体の変位方向とこの操作体
を操作する親指の揺動方向をできるだけ一致させて、操
作感に優れた変速操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、自転車構成部材に対して所定の取付軸
芯でもって外嵌固定可能なガイド体と、前記ガイド体の
案内により揺動軸芯回りの揺動変位を行う揺動操作体と
を備えた自転車用変速操作装置において、前記揺動軸芯
が前記取付軸芯に対して傾斜していることを特徴として
いる。
【0006】この構成によれば、取付ブラケットが固定
される自転車構成部材を握った手の親指で揺動操作体を
操作する際、ガイド体の取付軸芯に対して揺動操作体の
揺動軸芯が傾斜しているので、親指の揺動方向と操作体
の変位方向とが類似し、親指操作感が改善される。特
に、本発明による自転車用変速操作装置を、変速ワイヤ
を操作するためハンドルバーの外周に沿って所定の幅を
もって設けられたグリップに隣接して配置する場合、前
記変速操作装置を、揺動軸芯回りで揺動操作される揺動
操作体と、前記ハンドルバーの外周に適合する装着面と
前記揺動操作体の揺動変位路を決定するガイド面とを設
けたガイド体とで構成し、その際前記ガイド面は前記装
着面を外囲するように延ばされ、前記揺動軸芯は前記グ
リップの軸芯に対して傾斜するように形成されるとよ
い。これにより、ハンドルグリップを握った手の親指に
よる揺動操作体に対する操作がスムーズに行うことがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施形態では、図
4に示すようにハンドルバー1の外周面に嵌合した筒状
ガイド体4の外周面4bによって形成される揺動変位路
上を移動するようにこの外周面4bにはめ込まれたリン
グ体として揺動操作体5が構成されている。筒状ガイド
体4の外周面4bが取付軸芯Xaつまりハンドルバー軸
芯Xbに対して傾斜した軸芯Yaをもつことから、揺動操
作体5は取付軸芯Xaに対して傾斜した揺動軸芯Yb(軸
芯Yaに一致する)回りに揺動、つまり回転運動を行う
ことができる。円筒体の外周面を案内面としていること
からこの揺動操作体5は安定した精度のよい揺動変位を
得ることができる。この揺動操作体は、ガイド体に案内
される部分と操縦者の指で操作される部分があるため、
それぞれの目的に適合されるべき、図10に示すよう
に、揺動操作体105を外筒105aと内筒105bと
に分けて構成し、外筒105aを指との感触やノンスリ
ップ特性に優れたゴム等の弾性材料を用い、内筒105
bに加工精度を容易に高くすることができる金属を用い
ることよい。さらに、図15に示されている揺動操作体
305のように、その軸方向の長さを短くしてコンパク
トな構成とすることも可能である。そのような場合は特
に、揺動操作体の操作性を向上させるため、図16に明
確に示されているが、その外周面に周方向に間隔をあけ
て径方向に突き出している2つの指当て操作具306、
307設けると良い。2つの指当て操作具の一方を少数
段変速に都合の良い位置に配置し、他方を多数段変速に
都合の良い位置に配置すればよい。もちろん指当て操作
具が1つであってもその操作性の向上に貢献するができ
る。揺動操作体の形状としては、必ずしも完全なリング
体である必要はなく、図17で示すような部分リング体
で構成された揺動操作体405を採用することも可能で
ある。
【0008】取付軸芯Xaに対する揺動軸芯Ybの傾斜角
度αは、使用する変速装置における各変速段に移行する
ために必要な操作変位量や揺動操作体の外径などによっ
て最適な値は変化するが、現在流通している変速装置や
ハンドル形状などを考慮すると、5度〜40度であるこ
とが望ましい。また、この変速操作装置がハンドルバー
1の外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリップ
2に隣接して配置された場合、揺動軸芯Ybの前記取付
軸芯Xaに対する傾斜は、前記揺動軸芯が自転車長手中
心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸
芯から遠ざかるように設定されていると、グリップ2を
握った手の親指の折れ曲がり揺動軌跡と揺動操作体の操
作方向が優れた操作感をもってマッチする。
【0009】本発明の1つの実施形態では、図4に示す
ように、変速操作装置は揺動操作体の変位によって変速
ワイヤ9を操作する巻き取り体6を備えており、この巻
き取り体6はドラム状に構成されており、揺動操作体5
の揺動軸芯Yb回りで回転可能である。巻き取り体6は
揺動操作体5の揺動軸芯Ybと同芯配置されているた
め、この巻き取り体6もガイド体4の外周面4bに案内
されて回転運動することができる。その際、揺動操作体
5と前記巻き取り体6を一方向クラッチ20を介して連
結すれば、揺動操作体5は操作後常にホームポジション
に復帰するため、その操作性はさらに向上する。この場
合、巻き取り体6を所定の回転位置に保持する位置決め
機構35と、前記位置決め機構により前記巻き取り体の
位置保持を解除する変速レバーを含む解除操作部8、3
0が備えられ、一方方向の変速(増速又は減速)を揺動
操作体5で操作し、他方方向の変速(減速又は増速)を
変速レバー8で操作することになる。
【0010】これに対し、別な実施形態では、図14で
示すように、巻き取り体206は揺動操作体205の揺
動軸芯Ybとは異なる回転軸芯W回りで回転可能で、こ
の揺動操作体205からの回転動力を巻き取り体206
に伝達する偏向動力伝達手段210が備えられている。
巻き取り体206と揺動操作体205とを同芯配置とい
う制約から解き放つことにより、デザイン的、配置設計
的に融通の高い構造が提供されることになる。前記偏向
動力伝達手段は、正確な操作変位を任意の箇所に伝達す
るために適したベベルギヤとフラットギヤとを組み合わ
せたギヤ伝動機構として構成することができる。
【0011】さらに別な実施形態では、図10で示すよ
うに、ドラム式の巻き取り体に代え、変速操作装置は揺
動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する揺動レバ
ー106を備えており、この揺動レバー106は、カム
109とカムファロア111の組み合わせにより、揺動
操作体の変位を受け取るが、カム形状を適切に選択する
ことにより、所望の操作変位量に対する変速ワイヤの変
位量を容易に得ることができるし、その設計変更も簡単
である。
【0012】本発明のその他の特徴と利点は以下実施例
の説明により明らかにされるだろう。
【0013】
【実施例】
第1実施例:図1、2、3、4に示すように、自転車構
成部材の1つとしてのパイプ状の自転車用ハンドルバー
1の端部領域の外周面に嵌合取付された所定の幅をもつ
グリップ2に隣接して変速操作装置100が配置されて
いる。この変速操作装置100は、ハンドルバー1の外
周面に嵌合取付される取付ブラケット3を備えている。
この取付ブラケット3は、ハンドルバー1の外周面に合
わせた装着面としての内周面を形成しており、ハンドル
バー1に取り付けられた際その内周面の中心軸、つまり
取付軸芯Xaは、ハンドルバー1の軸芯Xbとほぼ一致す
る。取付ブラケット3のハンドルバー1への取付を強固
にするため、スリット構造をもつ装着面をハンドルバー
1の外周面に対して締め付けるための締付ボルト3aが
備えられている。取付ブラケット3はさらにブレーキレ
バー50と一体構造となっている。取付ブラケット3に
は、ハンドルバー1が貫通する貫通孔4aを設けた筒状
のガイド体4が組み付けられており、このガイド体4の
外側に形成されたガイド路面としての円断面をもつ外周
面に揺動操作体4と巻き取り体5が揺動可能に嵌合して
いる。図4から明らかなように、貫通孔4aの軸芯、つ
まりハンドルバー軸芯Xb又は取付軸芯Xaに対してガイ
ド体4の外周面4bの軸芯Yaつまり揺動操作体5の揺
動軸芯Ybは角度α、この実施例では5度だけ傾斜して
いる。さらに取付ブラケット3の外側に数字式の変速段
マークを有する変速インジケータ7を、そしてその反対
側に変速レバー8を取り付けるとともにワイヤ導入ケー
ス部3bを備えている。すなわち、フロントディレーラ
やリアディレーラなどの自転車用変速装置(図示せず)
からの変速ワイヤ9のアウターワイヤをワイヤ導入ケー
ス部3bが備えているアウターホルダー10によって支
持させるとともに、変速ワイヤ9のインナーワイヤ9a
をワイヤ導入ケース部3bの内部に設けてある複数個の
ガイドローラ11により前記アウターホルダー10から
取付ブラケット3内に案内して巻き取り体6に連結し、
揺動変速操作体5と変速レバー8とにより巻き取り体6
を巻き取り側や巻き戻し側に回動操作してインナーワイ
ヤ9aを引っ張り操作したり、緩め操作するのである。
そして、変速装置がどの変速段に切り換わったかはイン
ジケータ7によって容易に判断できる。
【0014】図4に示すように、巻き取り体4および揺
動操作体5は、ここでは完全な筒状に形成されており、
前記ガイド体4の外周面4bに差し込まれ、ストッパー
リング12によってグリップ2側の抜け止めを行ってい
る。ストッパーリング12と揺動操作体5の右側端面と
の間には側部ガイドプレート13が介装されているが、
この側部ガイドプレート13は、ガイド体4の貫通孔4
aの軸芯に対して揺動操作体5の揺動軸芯Ybが5度傾
斜していることに鑑み、5度の傾斜面を形成している。
【0015】図3に示すように、変速レバー8は取付ブ
ラケット3の支軸14に回動可能に取り付けるととも
に、取付ブラケット3が備えるレバー受け体15に当接
する原位置Nに自動復帰するようにリターンばね16に
よって揺動付勢してある。前記支軸14は、取付ブラケ
ット3をハンドルバー1に組み付けた際にハンドルバー
1の自転車前進方向に関して前方側に位置し、かつ、軸
芯P1が車体上下方向に向く縦軸芯となっている。すな
わち、変速レバー8は、取付ブラケット3がハンドルバ
ー1に組み付いた状態で図1に示す如く操作部8aがハ
ンドルバー1の前方側に位置し、かつ、前記軸芯P1ま
わりで揺動する揺動レバーに構成し、ハンドルバー1の
グリップ2を握った手の人指し指によって操作される。
これに対して、揺動操作体5の揺動軸芯Ybの前記取付
軸芯Xaつまりハンドルバー軸芯Xbに対する傾きは、自
転車長手中心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して
前記取付軸芯Xaから遠ざかるように設定されており、
ハンドルバー1のグリップ2を握った手の親指によって
操作される。
【0016】この実施例では、巻き取り体6の一方の方
向の回転は揺動操作体5の揺動変位により、巻き取り体
6の他方の方向の回転は変速レバー8の揺動変位により
行われるが、これらの構成を図4〜図8を用いて説明す
る;揺動変速操作体5に爪支軸17を介して揺動可能に
取り付けた一対のクラッチ爪18,18と、巻き取り体
6の一端側にスプライン係合によって一体に回動するよ
うに取り付けたクラッチ歯車19とにより、揺動操作体
5の回動力を巻き取り体6に伝達するクラッチ20を構
成してある。一対のクラッチ爪18,18それぞれを爪
ばね21によってクラッチ歯車19の多数の歯部19a
のいずれかに係合するように付勢することで、クラッチ
20は入りに付勢されている。
【0017】前記ガイド体4の外周面4bにおいて、巻
き取り体6と揺動操作体5との間に固定プレート22を
外周面4bに設けられたプレート取り付け段部による受
け止めによって巻き取り体6の方には滑り動かないよう
設け、この固定プレート22と揺動操作体5の間に設け
た摩擦プレート23と、この摩擦プレート23と前記固
定プレート22の間に設けたブレーキばね24とによ
り、揺動操作体5に対するブレーキ25を構成してあ
る。摩擦プレート23はガイド体4とのスプライン係合
のためにガイド体4に対してその軸芯方向には摺動する
が、周方向には回動しない。ブレーキばね24が摩擦プ
レート23を摺動付勢して揺動操作体5の端面に押し当
て操作していることにより、ブレーキ25が揺動操作体
5に摩擦による制動作用を与える。
【0018】巻き取り体6の巻き取りドラム部6aに形
成したばね室に巻き戻しばね26を設けるとともに、こ
の巻き戻しばね26は一端側がガイド体4の径方向に延
びた円環状つば部4cに係止し、他端側が巻き取り体6
に係止していて、巻き取り体6が巻き取り側に回動する
に伴って弾性変形し、この変形による弾性復元力によっ
て巻き取り体4を巻き戻し側に回動操作する。なお、ガ
イド体のつば部4cは取付ブラケット3とネジ連結され
ている。巻き戻しばね26と、巻き取り体6の軸方向に
突き出た延長ドラム部6bのと前記クラッチ歯車19と
の間に相対回転可能に外嵌した解除プレート27と、こ
の解除プレート27と前記クラッチ歯車19の間に配置
した一対のクラッチ切り体28,28、および、前記変
速レバー8と前記解除プレート27を連動連結している
連動ロッド29により、変速レバー8と巻き取り体6を
連動させる連動機構30が構成されている。
【0019】巻き取り体6の延長ドラム部4bと前記解
除プレート27の間にスプライン係合によって一体に回
動するように取り付けたラチェット歯体31と、ガイド
体のつば部4cに爪支軸32を介して揺動可能に取り付
けるとともに爪ばね33によってラチェット歯体31の
いずれかの歯部31aに係合するように揺動付勢した位
置決め爪34とにより、巻き取り体6を所定の回動位置
に保持する位置決め機構35を構成してある。前記爪支
軸32に揺動可能に取り付けた戻り止め爪36と、前記
ラチェット歯体31とにより、巻き取り体4が巻き戻し
回動する際の回り過ぎを防止する一気戻り防止機構37
を構成してある。
【0020】つまり、クラッチ20が爪ばね21のため
に入りになっており、位置決め爪34がラチェット歯体
31の歯部31aに係止して位置決め機構35が巻き取
り体4を巻き戻し側に回動しないように回り止めしてい
ることにより、揺動操作体5はず1の矢印Fで示した回
動方向にのみ回動操作できる操作体になる。そして、揺
動操作体5を揺動回転操作すると、揺動操作体5の回転
動力をクラッチ20が巻き取り体6に伝達し、巻き取り
体6がインナーワイヤ9aを巻き取る回動方向Cに回動
する。この時、巻き取り体6と共に回動するラチェット
歯体31が歯部31aの形状によるカム作用によって位
置決め爪34および戻り止め爪36を歯部31aから押
し外しながら回動する。巻き取り体6が1回動ピッチを
回動して変速装置が1段階だけ変化した回動位置になる
と、その都度、位置決め爪34が変速操作前に係合して
いた歯部31aに隣接している次の歯部31aに爪ばね
33による揺動付勢のために自動的に係合し、位置決め
機構35が作用状態に復帰する。これにより、巻き取り
体4は1回動ピッチを回動して新たな回動位置になる
と、その都度、位置決め機構35の作用によってその回
動位置を保持するようになる。
【0021】また、揺動操作体5によって巻き取り体6
の巻き取り回動操作を行う場合、位置決め爪34がラチ
ェット歯体31の最終の歯部31aに当接するまで一気
に揺動操作できる。これにより、変速装置が変速操作前
の変速段から1段階だけ変化した変速段に切り換わるよ
うに変速操作できる他、たとえば巻き取り体6を最低速
位置と最高速位置の一方から他方まで一気に回動操作す
るなど、変速装置が変速操作前の変速段から2段階やそ
れ以上一気に切り換わるように変速操作できる。
【0022】一方、変速レバー8を原位置Nからハンド
ルバー1の方に揺動操作すると、連動ロッド29が解除
プレート27の図7の如き操作アーム部27aを引き操
作し、解除プレート27が図7の位置から回動方向Zに
回動する。すると、解除プレート27に備えてある一対
の操作ピン27b,27bが図8に実線で示す操作解除
位置から仮想線で示す操作位置に移動して一方のクラッ
チ切り体28の遊端側と、他方のクラッチ切り体28の
遊端側とに各別に押圧作用する。このために、いずれも
のクラッチ切り体28が前記操作ピン27bの作用する
側とは反対側の端部に位置するガイド体4に設けられた
枢支ピン38のまわりで巻き取り体6から離れる側に揺
動して図8に実線で示す入り操作位置から仮想線で示す
切り操作位置に移動し、クラッチ爪18のピン部18a
に押圧作用してクラッチ爪18をクラッチ歯車19から
外し操作する。すなわち、クラッチ20を切りに操作す
る。さらに、図7に示す如く解除プレート27から延出
し、延出端側が位置決め爪34のアーム部34aと戻り
止め爪36のアーム部36aとの間に位置している解除
アーム部27cが、解除プレート27の回動方向Zへの
回動のために、図7に示す操作解除位置から図6に示す
操作位置に移動し、戻り止め爪36のアーム部36aに
押圧作用して戻り止め爪36を爪先がラチェト歯体31
の歯部31aと31aとの間に入り込むように揺動操作
する。これにより、図6に示すように、一気戻り防止機
構37が自動的に作用状態になり、後に巻き取り体6が
巻き戻し回動する際、巻き取り体6の回動ピッチを変速
装置が1段階だけ変速する1回動ピッチだけに規制す
る。この時、位置決め爪34の爪先がラチェット歯体3
1の歯部31aにまだ当接してストッパー作用をしてお
り、巻き取り体6はまだ回動しない。
【0023】変速レバー8がさらにハンドルバー1の方
に揺動して解除プレート27がさらに回動方向Zに回動
すると、解除プレート27の解除アーム部27cが図6
に示す操作位置に移動し、位置決め爪34のアーム部3
4aに押圧作用して位置決め爪34をラチェット歯体3
1の歯部31aから外し操作する。これにより、位置決
め機構35は巻き取り体6が巻き戻しばね26とインナ
ーワイヤ9aによる操作力のために巻き戻し回動するこ
とを可能にする。この後変速レバー8がリターンばね1
6により復帰揺動して解除プレート27の解除アーム部
27aが復帰揺動するに伴い、位置決め爪34が変速操
作前に当接していた歯部31aに隣接するつぎの歯部3
1aに当接するように、爪ばね33の作用によってラチ
ェット歯体31の方に揺動し、位置決め機構35が1回
動ピッチを回動した後の巻き取り体6に対して位置保持
作用をするようになる。
【0024】したがって、変速レバー8は巻き取り体4
の巻き戻し操作のみが可能な変速レバーになり、変速レ
バー8を原位置Nから揺動操作すると、その都度、連動
機構30が巻き戻しばね26とインナーワイヤ9aとに
よる巻き戻し付勢力によって、巻き取り体6を変速レバ
ー8の操作に連動させてインナーワイヤ9aを巻き取る
回動方向Dに回動させる。そして、巻き取り体4は一気
戻り防止機構37の作用によって1回動ピッチだけ巻き
戻し回動し、変速装置が1段階だけ変速した回動位置に
なると位置決め機構35による作用によってその回動位
置を保持する。
【0025】変速インジケータ7は、取付ブラケット3
にハンドルバー軸芯Xbにほぼ直交する軸芯まわりで回
動するように取り付けるとともに前記変速段マークを備
えている回動部材7aと、変速段マークを透視できるよ
うに透明部材で形成するとともに前記回動部材7aをカ
バーするように配置して取付ブラケット3に固定してあ
る固定部材7bとによって構成してある。前記回動部材
7aは巻き取り体6の一端側に形成した図3の如き歯車
部6cに噛み合い連動していて巻き取り体6に連動して
回動し、巻き取り体6が所定の回動位置になると、複数
個の前記変速段マークのうちの変速装置の変速段に対応
するものが固定部材7bに備えてある図2Aの如き指示
マーク7cに合致するように停止する。つまり、指示マ
ーク7cに合致した変速段マークがいずれの変速段マー
クであるかを知ることによって変速装置がいずれの変速
段になったかが判断できる。
【0026】第2実施例:図9に示された本発明の第2
実施例は、ハンドルバー軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対
してガイド体104つまりその外周面104bの軸芯Y
aつまり揺動操作体105の揺動軸芯Ybは角度α、例え
ば5度だけ傾斜しているという本発明の基本的な特徴は
有しているが、第1実施例に比べて、変速ワイヤ9の操
作を揺動操作体105だけで行い、変速レバーがなくな
っていることに違いがある。
【0027】図10に示すように、揺動操作体105
は、外周面に滑り止め凹凸を形成した外筒105aと、
この外筒105aに内嵌するとともに圧着あるいは接着
あるいは係合によって外筒105aと一体に回動するよ
うに構成した内筒105bとによって構成され、ハンド
ルバー1に固定されたガイド体104の外周面104b
に回動可能に外嵌している。揺動操作体105は、ガイ
ド体104の一端側に形成したストッパ−部104cと
他端側に配置された第1側部ガイドプレート107とに
よってガイド体104からの抜け止めを図られている。
ガイド体104には貫通孔104aが設けられており、
この貫通孔104aを用いてガイド体104をハンドル
バー1に嵌合することにより、ガイド体104結果的に
は揺動操作体105のハンドルバーに対する位置関係が
定まる。つまり、揺動操作体105の揺動軸芯Ybはハ
ンドル軸芯Xbに対して角度α、ここでは5度傾斜して
いる。この目的のため、揺動操作体の変位案内路を形成
するガイド体104の外周面104bの軸芯Yaは貫通
孔104aの軸芯Yaに対して角度αだけ傾斜してい
る。前記ガイド体104はハンドルバー4に外嵌するよ
うに形成するとともに、ガイド体104をハンドルバー
1に固定するため、取付ブラケット103にはハンドル
バー1を外嵌する取り付け筒部103aが設けられてお
り、この筒部103aの先端とガイド体104の端部が
かみ合い係合している。図11に示すように、取付ブラ
ケット103は、さらにブレーキレバー50をハンドル
バー1に取り付けるレバーブラケット部とネジ連結によ
り一体化されている。
【0028】変速操作装置100は、図10に示すよう
に、前記ガイド体104の外周面104bに回動可能に
取り付けた回動カム体でなる変速カム部109、前記取
付ブラケット103に軸芯Qまわりで揺動するように支
軸110を介して取り付けた揺動レバー106によって
構成してある。変速カム部109のボス部109aに形
成したスプラインと、前記揺動操作体105の内筒10
5bの一端側に形成したスプラインとが係合しているこ
とにより、変速カム部109と揺動操作体105とが一
体回動するように連動している。変速カム部109の他
端は、第2側部ガイドプレート109によって軸方向移
動を規制されている。これにより、揺動操作体105を
揺動回転操作すると、変速カム部109が揺動軸芯Yb
まわりで回動する。揺動レバー106の一端に、回転式
ワイヤ連結具を回動自在に付設することで回転式のワイ
ヤ連結部110を形成し、このワイヤ連結部110に前
記変速ワイヤ9のインナーワイヤ9aを連結するように
構成している。揺動レバー106の前記ワイヤ連結部1
10と前記揺動軸芯Qとの間にカムフォロア111を設
けるとともに、変速装置が自己復元力のために前記イン
ナーワイヤ9aを介して揺動レバー106を揺動付勢す
ることによって、前記カムフォロア111が変速カム部
109のカム面109bに常時接触するように構成して
いる。前記カム面109bの前記回動軸芯Xbに沿う方
向視での形状を図11の如く形成し、変速カム部109
が回動するに伴い、揺動レバー106が前記軸芯Qまわ
りで揺動して前記インナーワイヤ9aを変速装置の自己
復元力に抗して引っ張り操作したり、変速装置が自己復
元力で切り換わるように緩め操作するように構成してい
る。
【0029】前記変速カム面109bに変速装置の変速
数に対応する数の凹入部109cを備えるとともに、揺
動レバー106がインナーワイヤ9aの所定ストローク
の引っ張りあるいは緩め操作をして変速装置が所定の変
速段位に切り換わると、この変速段位に対応するいずれ
かの前記凹入部109cに前記カムフォロア111が入
り込み、この入り込みによる変速カム部109と揺動レ
バー106との係合が、変速カム部109を回動操作さ
れた所定の操作位置に位置決めして変速装置を切り換え
操作された変速段位に保持することにより、揺動操作体
105を揺動回転操作すると、この操作力により、変速
操作装置100が変速ワイヤ9のインナワイヤ9aを引
っ張り操作したり、緩め操作して変速装置を所定の変速
段位に切り換え操作する。
【0030】前記揺動レバー106の揺動軸芯Qからワ
イヤ連結部110のワイヤ連結中心までの距離L1を、
揺動軸芯Qからカムフォロア111のカム部接触点まで
の距離L2より大に形成し、揺動レバー106の揺動に
よってインナーワイヤ9aが引っ張り側や緩み側に移動
するストロークが、変速カム部109による揺動レバー
106の揺動操作角の割りには長くなるようにしてあ
る。すなわち、変速カム部109を小型に形成して変速
操作装置100をコンパクトにしながらも、インナーワ
イヤ9aが変速に必要な移動ストロークを移動すること
ができる。
【0031】図12に示すように、前記取付ブラケット
103の内部に固定した弾性体製の打撃具112と、前
記変速カム部109を形成する回転カム体に形成した被
打撃部113とにより、変速報知用の音出し機構114
を構成している。すなわち、被打撃部113に変速装置
の変速数に対応する数の低部113aを備えるととも
に、変速カム部109が所定の操作位置にあると、この
操作位置に対応するいずれかの前記低部113aに、打
撃具112の打撃作用突部112aが合致するように構
成してある。そして、変速操作を行って変速カム部10
9が回動すると、被打撃部113も回動し、これに伴
い、打撃具112の打撃作用突部112aが被打撃部1
13の突部113bに乗り上がって、打撃具112が弾
性変形する。変速カム部109がさらに回動して所定の
操作位置になると、これに伴い、打撃作用突部112a
が被打撃部113の突部113bを乗り越えて低部11
3aに落ち込み、打撃具112がそれまでの弾性変形に
よって備えていた弾性復元力のために打撃作用突部11
2aが低部113aに衝撃的に接当するように構成して
ある。したがって、変速操作を行って変速装置の変速段
位が切り換わると、音出し機構114が打撃具112と
被打撃部113との接当音を発生して変速装置の切り換
わりを報知する。
【0032】図9および図10に示すように、前記取付
ブラケット103に、変速装置の変速数に対応する数の
表示窓118aが回動グリップの回動方向に並んでいる
変速表示部118を備えるとともに、前記揺動操作体1
05の内筒105bの一端側に速度表示ドラム115を
形成して、変速表示機構を構成してある。すなわち、変
速操作をして揺動操作体105が揺動すると、これに伴
う速度表示ドラム115の回動のために、速度表示ドラ
ム115にシールを付着して形成してある着色帯部11
5aが表示窓列の内側を移動し、変速装置が所定の変速
段位に切り換わると、図13に変速装置が第3速に切り
換わった場合を示すように、前記複数の表示窓118a
のうち、変速装置の切り換わった変速段位の順位に等し
い数の表示窓118aの内側が速度表示ドラム115の
着色帯部115a以外の色から着色帯部115aの色に
変化する。つまり、変速装置を最低速の変速段位から増
速側に変速して行くに伴い、表示窓列の最も端に位置し
て最低速度に対応する表示窓118aから順次に内側が
着色帯部115aの色に変化して行く。したがって、表
示窓列の低速側の端に位置する表示窓118aから何番
目の表示窓まで色が変化したかを知ることにより、変速
装置がいずれの変速段位になっているかを知るのであ
る。
【0033】尚、図11に示す取り付けねじ116は、
前記取付ブラケット103のうち、揺動レバー106と
インナーワイヤ9aの連結作業ための開口を閉じる蓋体
部分103bを取付ブラケット103の本体側に連結す
るためのものである。また、図10に示すコイルばね1
17は、一端側が取付ブラケット103で、他端側が揺
動操作体105の内筒105bに係止し、揺動操作体1
05をインナーワイヤ9aの引っ張り側に揺動操作する
際に、その操作力の一部になるように揺動操作体105
を付勢し、人為操作の軽減化を図るものである。
【0034】第3実施例 図14に示された本発明の第3実施例は、第1実施例の
変形例というべきものであり、もちろん、ハンドルバー
軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対して揺動操作体105の
揺動軸芯Ybが角度α、例えば5度だけ傾斜していると
いう本発明の基本的な特徴は有しているが、第1実施例
に比べて、揺動操作体105の揺動軸芯Ybと巻き取り
体206の回動軸芯Wが異なっていることに違いがあ
る。つまり、巻き取り体206の回動軸芯Wがハンドル
バー1の軸芯とほぼ直交するように配置されている。こ
の構造のため、揺動操作体105の揺動変位をクラッチ
爪を介して受け取るクラッチ歯車211と巻き取り体2
06との間に、揺動操作体105つまりクラッチ歯車2
11の回転動力を同芯配置されていない巻き取り体20
6に伝達する偏向動力伝達手段210が必要となる。こ
の偏向動力伝達手段210は、クラッチ歯車211の端
部に設けられた第1ベベルギヤ211と、この第1ベベ
ルギヤ211と噛み合うベベルギヤ部とフラットギヤ部
とを備えた第1中間ギヤ212と、この第1中間ギヤ2
12のフラットギヤ部と噛み合う第2中間ギヤ213
と、前記第2中間ギヤ213と噛み合うとともに前記巻
き取り体の外周部に形成されるギヤ部214とから構成
されている。
【0035】クラッチ爪やクラッチ歯車211の構造、
さらには巻き取り体206の周辺に設けられている位置
決め機構や一気戻り防止機構、そして変速レバー208
の構造は、第1実施例と同様であるため、ここではその
説明の繰り返しを避ける。 第4実施例 図15に示された本発明の第4実施例は、第3実施例の
変形例というべきものであり、もちろん、ハンドルバー
軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対して揺動操作体305の
揺動軸芯Ybが角度α、例えば5度だけ傾斜していると
いう本発明の基本的な特徴は有しているが、第3実施例
に比べて、揺動操作体305の幅がちいさくなってお
り、その代わりに揺動操作体305の外周面に第1指当
て操作具306と第2指当て操作具307を設けている
ことに違いがある。
【0036】揺動操作体305はリターンばねによって
原位置に回動復帰するように構成するとともに、第1変
速操作体305が原位置に位置すると、第1指当て操作
部306と第2指当て操作部307は図16に示す原位
置N1またはN2に位置するように配置してある。すな
わち、第2指当て操作部307の原位置N2の方が第1
指当て操作部306の原位置N1よりも高レベルに位置
し、一段階だけ変速する際には第1指当て操作部306
を使用する方が、第2指当て操作部307を使用するよ
りも指先の持ち上げが少なくて済んで比較的楽に操作で
き、2段階や3段階以上の予め設定した複数段階を一気
に変速する際には第2指当て操作部307を使用する方
が、第1指当て操作部306を使用するよりも第1変速
操作体5の比較的大回動角にわたる回動操作がしやすく
て巻き取り体206を複数回動ピッチにわたって回動さ
せる必要がありながらも確実に操作できるのである。こ
こでも、第1実施例や第3実施例と同様な構造の部分の
説明の繰り返しは避けることにする。なお、揺動操作体
は完全なリング体である必要はなく、図17に示すよう
に、一部を切り欠いた部分的なリング体で揺動操作体4
05を構成することができる。
【0037】これまで、第1実施例から第4実施例で示
されたそれぞれの特徴的な構成は、それぞれ任意に組み
合わされて用いることが可能であり、それらの組み合わ
されたものも本発明の枠内に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自転車用変速操作装置の第1実施
例を示す全体平面図
【図2】変速段インジケータの部分を示す外観図
【図3】取付ブラケットのハンドルバーとの取付を示す
断面図
【図4】変速操作装置の断面図
【図5】一方クラッチの側面図
【図6】位置決め機構と一気戻り防止機構の説明図
【図7】伝動機構の説明図
【図8】クラッチ切り体の説明図
【図9】本発明による自転車用変速操作装置の第2実施
例を示す全体平面図
【図10】変速操作装置の断面図
【図11】変速操作カム部領域の断面図
【図12】音だし機構の断面図
【図13】変速段インジケータによる表示の説明図
【図14】本発明による自転車用変速操作装置の第3実
施例を示す全体平面図
【図15】本発明による自転車用変速操作装置の第4実
施例を示す全体平面図
【図16】指当て操作部をもつ揺動操作体の説明図
【図17】部分リング体からなる揺動操作体を示す側面
【符号の説明】
1 ハンドルバー 3 取付ブラケット 4;104 ガイド体 4b;104b 揺動変位路 5;105;205;305;405 揺動操作体 Xa 取付軸芯 Yb 揺動軸芯

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車構成部材(1)に対して取付軸芯(Xa)
    でもって外嵌固定可能なガイド体(4;104)と、前記ガイ
    ド体の案内により揺動軸芯(Yb)回りの揺動変位を行う揺
    動操作体(5;105;205;305;405)とを備えた自転車用変速
    操作装置において、 前記揺動軸芯(Yb)は前記取付軸芯(Xa)に対して傾斜して
    いることを特徴とする自転車用変速操作装置。
  2. 【請求項2】前記揺動操作体は前記ガイド体によって形
    成された揺動変位路(4b;104b)上を移動するリング体(5;
    105;205;305)であることを特徴とする請求項1に記載の
    自転車用変速操作装置。
  3. 【請求項3】前記揺動操作体は前記ガイド体によって形
    成された揺動変位路(4b;104b)上を移動する部分リング
    体(405)であることを特徴とする請求項1に記載の自転
    車用変速操作装置。
  4. 【請求項4】前記リング体(305;405)に、前記リング体
    の外周面から径方向に突出した指当て操作部(306;307)
    が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする請求
    項2又は3に記載の自転車用変速操作装置。
  5. 【請求項5】前記指当て操作部が第1指当て操作部(30
    6)と第2指当て操作部(307)とからなり、前記第1指当
    て操作部と第2指当て操作部は前記リング体の周方向に
    所定間隔をあけて設けられていることを特徴とする請求
    項4に記載の自転車用変速操作装置。
  6. 【請求項6】前記変速操作装置は変速ワイヤを操作する
    ワイヤ操作体(106)と前記揺動操作体の変位を前記ワイ
    ヤ操作体(106)に伝達する変位伝達機構(111,109)を備
    えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の自転車用変速操作装置。
  7. 【請求項7】前記ワイヤ操作体は一端を枢支された揺動
    レバー(106)として構成され、前記変位伝達機構はカム
    (109)とカムファロア(111)とから構成されていること
    を特徴とする請求項6に記載の自転車用変速操作装置。
  8. 【請求項8】前記変速操作装置は前記揺動操作体の変位
    によって変速ワイヤを操作する巻き取り体を備えてお
    り、前記巻き取り体(6)は前記揺動操作体(5)の揺動軸芯
    (Yb)回りで回転可能あることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の自転車用変速操作装置。
  9. 【請求項9】前記揺動操作体(5)と前記巻き取り体(6)は
    一方向クラッチ(20)を介して連結されていることを特徴
    とする請求項8に記載の自転車用変速操作装置。
  10. 【請求項10】前記変速操作装置は前記揺動操作体の変
    位によって変速ワイヤを操作する巻き取り体を備えてお
    り、前記巻き取り体は前記揺動操作体の揺動軸芯(Yb)と
    は異なる回転軸芯(W)回りで回転可能で、前記揺動操作
    体からの回転動力を前記巻き取り体に伝達する偏向動力
    伝達手段(210)が備えられていることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の自転車用変速操作装置。
  11. 【請求項11】前記偏向動力伝達手段(210)がギヤ伝動
    機構(211,212,213,214)として構成されていることを特
    徴とする請求項10に記載の自転車用変速操作装置。
  12. 【請求項12】前記変速操作装置は変速レバー(8)を備
    えており、前記揺動操作体の操作変位により変速ワイヤ
    が一方方向に変位させられ、前記変速レバー(8)の操作
    変位により変速ワイヤが他方方向に変位させられること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の自転車
    用変速操作装置。
  13. 【請求項13】前記変速レバーの操作変位方向と前記揺
    動操作体の操作変位方向は互いに異なっていることを特
    徴とする請求項12に記載の自転車用変速操作装置。
  14. 【請求項14】前記揺動軸芯(Yb)の前記取付軸芯(Xa)に
    対する傾斜は、前記揺動軸芯が自転車長手中心軸芯に近
    づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸芯から遠ざ
    かるように設定されていることを特徴とする請求項1〜
    13に記載された自転車用変速操作装置。
  15. 【請求項15】前記傾斜の角度(α)は5度から40度で
    あることを特徴とする請求項13に記載された自転車用
    変速操作装置。
  16. 【請求項16】変速ワイヤを操作するためハンドルバー
    (1)の外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリッ
    プ(2)に隣接して配置される自転車用変速操作装置にお
    いて、 前記変速操作装置が、揺動軸芯(Yb)回りで揺動操作され
    る揺動操作体(5;105;205;305;405)と、前記ハンドルバ
    ーの外周に適合する装着孔(4a;104a)と前記揺動操作体
    の揺動変位路を決定するガイド面(4b;104b)とを設けた
    ガイド体(4;104)を備えており、前記揺動軸芯(Yb)は前
    記グリップの軸芯(Xb)に対して傾斜するように形成され
    ていることを特徴とする自転車用変速操作装置。
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