JPH0948386A - 動力合成装置 - Google Patents

動力合成装置

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JPH0948386A
JPH0948386A JP22481995A JP22481995A JPH0948386A JP H0948386 A JPH0948386 A JP H0948386A JP 22481995 A JP22481995 A JP 22481995A JP 22481995 A JP22481995 A JP 22481995A JP H0948386 A JPH0948386 A JP H0948386A
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JP
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power
drive
drive means
pinion
speed
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JP22481995A
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English (en)
Inventor
Atsushi Uchiyama
敦 内山
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2駆動手段からそれぞれ出力される
両動力を合成して出力させるための動力合成装置の構成
を簡単にさせる。 【解決手段】 ハウジング24に第1軸心11回りに回
転自在に支承されて後輪9と互いに連結される回転基体
31を設ける。この回転基体31に第2軸心37回りに
回転自在に支承されるピニオン38を設け、このピニオ
ン38が上記第1軸心11回りに公転するようにする。
同上ハウジング24に同上第1軸心11回りに回転自在
に支承されて上記ピニオン38に噛合する第1駆動ギヤ
44と第2駆動ギヤ48を設ける。上記第1駆動ギヤ4
4を回転駆動させる第1駆動手段21と、上記第2駆動
ギヤ48を回転駆動させる第2駆動手段22とを設け
る。上記第1駆動手段21の速度もしくは変位を検出
し、この検出信号に基づき、上記第2駆動手段22の速
度もしくは変位を制御する制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1駆動手段と、
第2駆動手段とからそれぞれ出力される各動力を合成
し、この合成力により被駆動体を駆動させるようにした
動力合成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記第1、第2駆動手段から出力される
各動力(即ち、パワー:力×速度(トルク×回転数)で
ある。以下同じ)を、ある「合成比率」で合成する動力
合成装置には、従来、自転車に適用されたものがある。
【0003】これによれば、自転車における人力たる動
力に、電動機の動力が合成されて、自転車を走行させる
際の乗員への負担が軽減されて、この走行が、軽快にな
されるようになっている。
【0004】これをより詳しく説明すると、車体の固定
側にペダル軸であるクランク軸が支承され、このクラン
ク軸にペダルが連結されている。また、同上クランク軸
にワンウェイクラッチなどの連動手段を介してチェーン
ホイールが連結され、更に、このチェーンホイールに伝
動チェーン等を介し被駆動体である後輪が連結されてい
る。
【0005】上記ペダルを踏み込んで、人力により上記
クランク軸を回転駆動させれば、この人力による動力
は、上記連動手段を介してチェーンホイールに伝えられ
ると共に、上記伝動チェーン等を介し後輪に伝えられ、
自転車が走行可能とされる。
【0006】一方、車体に電動機が搭載され、この電動
機の出力部に同上チェーンホイールが連結されている。
また、上記連動手段にトルク検出手段が連結されてい
る。
【0007】自転車の走行中、ペダルから連動手段等を
介してチェーンホイールに伝えられる駆動トルクが上記
トルク検出手段により検出される。そして、この検出信
号に基づいて、制御手段により、上記人力の動力に対す
る電動機の動力の「合成比率」が所望値となるよう、こ
の電動機の動力が定められる。そして、これら両動力の
「合成比率」を所望値にさせることにより、上記人力の
負担が軽重変化させられ、この状態の両動力の合成によ
る合成動力で、上記自転車が走行させられるようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成の動力合成装置では、人力による駆動トルクの検出が
トルク検出手段によってなされているが、このために次
のような問題がある。
【0009】第1に、トルク検出手段は、構成が複雑で
あると共に、形状が大きく、かつ、重いものであるた
め、これを用いた動力合成装置は構成複雑になると共
に、大形化、重量化することとなる。よって、特に、自
転車では、構成の簡素化、コンパクト化、および軽量化
が要求されるため、このような自転車に上記動力合成装
置を適用する場合には、より一層の改善が望まれる。
【0010】第2に、同上トルク検出手段は、通常、ト
ーションバー等の弾性要素を用いた機械的なものである
ため、このトルク検出手段による検出信号には誤差が生
じ易く、よって、両動力の「合成比率」を所望値にしよ
うとする場合の製造上の特性の管理が難しい。
【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、次の点を目的とする。
【0012】第1に、第1駆動手段と第2駆動手段から
それぞれ出力される両動力を所望の「合成比率」で合成
して出力させるための動力合成装置の構成を簡単にし、
かつ、これを小形化、軽量化させるようにする。
【0013】第2に、動力合成装置において、第1駆動
手段と第2駆動手段から出力される両動力の「合成比
率」を所望値にさせようとするとき、その製造上の特性
の管理を容易にさせるようにする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、次の如くである。
【0015】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した括弧内の用語は、特許請求の範
囲の用語に対応するものである。
【0016】本発明の動力合成装置は、ハウジング(固
定側)24に第1軸心11回りに回転自在に支承されて
後輪(被駆動体)9と互いに連結される回転基体31を
設け、この回転基体31にこの回転基体31を通過する
第2軸心37回りに回転自在に支承されるピニオン38
を設け、このピニオン38が上記回転基体31と共に上
記第1軸心11回りに回転してこの第1軸心11回りに
公転するようにし、一方、同上ハウジング(固定側)2
4に同上第1軸心11回りに回転自在に支承されて上記
ピニオン38に噛合する第1駆動ギヤ44と第2駆動ギ
ヤ48を設け、上記第1駆動ギヤ44を回転駆動させる
第1駆動手段21と、上記第2駆動ギヤ48を回転駆動
させる第2駆動手段22とを設け、上記第1駆動手段2
1の速度もしくは変位を検出する検出手段75,79を
設け、この検出信号に基づき、上記第2駆動手段22の
速度もしくは変位を制御する制御手段69を設けたもの
である。
【0017】上記の場合、ピニオン38を介し第1駆動
手段21からの動力を受けて第2駆動手段22が回転し
ようとするとき、この回転を規制する回転規制手段72
を設けてもよい。
【0018】また、第1駆動手段21の動力源を人力と
してもよい。
【0019】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0020】なお、この「作用」の項において、下記し
た括弧内の用語は、特許請求の範囲の用語に対応するも
のである。
【0021】図1、3において、制御手段69は、第1
駆動手段21を駆動させたとき、上記第1駆動手段21
の速度もしくは変位を検出し、この検出信号に基づき、
上記第2駆動手段22の速度もしくは変位を駆動制御す
る。
【0022】ここで、上記第1駆動手段21と第2駆動
手段22の駆動により、これらがピニオン38のピッチ
円上でこのピニオン38にトルクを伝えるとき、上記ピ
ニオン38に働く第2軸心37回りのトルクはバランス
している。即ち、第1駆動手段21と第2駆動手段22
のトルクの比率は歯数で決まるトルク比を保っている。
上記制御手段69の制御により、第1駆動手段21に対
する第2駆動手段22の各速度もしくは各変位の「相対
比率」がある値になるように制御すれば、上記第1駆動
手段21と第2駆動手段22がピニオン38に与える第
1動力P1 と第2動力P2 との「合成比率」を所望値に
することができる。
【0023】よって、上記した速度もしくは変位に基づ
く制御によれば、上記第1動力P1と第2動力P2
「合成比率」を所望の値にする上で、従来、必要とされ
ていたトルク検出手段は不要となる。
【0024】ところで、上記第2駆動手段22を、例え
ば、電動機やエンジンとした場合で、これが電池切れ
や、燃料切れ等で、動力の出力ができなくなったとすれ
ば、上記第1駆動手段21のみが駆動することとなる。
すると、それまで、ある一方向の回転方向に回転駆動し
ていた第2駆動手段22が、ピニオン38を介し上記第
1駆動手段21から与えられる動力で空転状に逆転する
おそれがあり、この場合には、上記第1駆動手段21の
動力は、上記後輪(被駆動体)9側には伝えられなくな
る。
【0025】そこで、上記構成において、ピニオン38
を介し第1駆動手段21からの動力を受けて第2駆動手
段22が回転しようとするとき、この回転を規制する回
転規制手段72を設けてもよい。
【0026】このようにすれば、上記ピニオン38を介
し第1駆動手段21から動力を受けて第2駆動手段22
が逆転させられようとするとき、この回転は、上記回転
規制手段72によって規制されることから、上記第1駆
動手段21の動力により、ピニオン38は第2軸心37
回りに自転しながら第1軸心11回りに公転し、これに
伴って、回転基体31が第1軸心11回りに回転駆動さ
せられることとなり、この回転基体31に連結された後
輪(被駆動体)9に、上記第1駆動手段21の動力が伝
えられる。
【0027】また、第1駆動手段21の動力源を人力と
してもよい。
【0028】このようにすれば、動力合成装置17を自
転車に適用できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0030】図において、符号1は乗り物であり、か
つ、鞍乗型車両の一例である動力付自転車で、図中矢印
Frはその前方を示している。なお、下記する左右と
は、上記前方に向っての車幅方向をいうものとする。
【0031】上記自転車1は、車両の固定側である車体
フレーム2を有し、この車体フレーム2の前部にフロン
トフォーク3が操向自在に支承されている。このフロン
トフォーク3の下端に車軸4により前輪5が回転自在に
支承され、同上フロントフォーク3の上端にバー式のハ
ンドル6が取り付けられている。
【0032】同上車体フレーム2の後部には車軸8によ
り後輪9が回転自在に支承されている。
【0033】同上車体フレーム2の前後方向における中
途部の下部には、フロントチェーンホイール10が支承
され、このフロントチェーンホイール10は左右に延び
る第1軸心11回りに回転自在とされている。一方、前
記後輪9用の車軸8の軸心上にリヤチェーンホイール1
3が設けられ、このリヤチェーンホイール13は公知の
フリーホイールを介して上記後輪9と共に回転する。上
記両ホイール10,13に伝動チェーン14が巻き掛け
られている。また、同上車体フレーム2の前後方向にお
ける中途部の上部には、乗員着座用のシート15が取り
付けられている。
【0034】上記車体フレーム2は、その前部にヘッド
パイプ2aを有し、このヘッドパイプ2aに前記したよ
うにフロントフォーク3が支承されている。上記ヘッド
パイプ2aから後下方に向ってダウンパイプ2bが延び
ている。また、上記ダウンパイプ2bの後端部から後上
方に向ってシートチューブ2cが延び、このシートチュ
ーブ2cの上端部に前記したようにシート15が取り付
けられている。
【0035】上記シートチューブ2cの上部から後下方
に向って左右一対のシートステー2d,2dが延出して
いる。また、上記ダウンパイプ2bの下部から後方に向
って左右一対のチェーンステー2e,2eが延出してい
る。そして、上記シートステー2dとチェーンステー2
eの互いに対応する各延出端が互いに結合され、この結
合部に前記のように車軸8により後輪9が支承されてい
る。
【0036】上記フロントチェーンホイール10を回転
駆動させる動力合成装置17が設けられている。この動
力合成装置17を駆動させて上記フロントチェーンホイ
ール10を回転させれば、上記伝動チェーン14とリヤ
チェーンホイール13を介して被駆動体である後輪9が
回転させられ、自転車1が走行面18上を前方に走行可
能となる。この場合、両ホイール10,13と伝動チェ
ーン14とは動力伝達装置19を構成し、動力合成装置
17から出力される動力は上記動力伝達装置19を介し
て上記後輪9に伝えられる。そして、上記シート15に
着座した乗員がハンドル6を操向操作すれば、自転車1
が所望方向に運転される。
【0037】上記動力合成装置17は、互いに別体とし
て設けられる第1駆動手段21と第2駆動手段22とを
備えている。そして、これら第1駆動手段21と第2駆
動手段22とからそれぞれ出力される動力が合成され
て、この合成動力により、上記したように動力伝達装置
19を介し後輪9が回転させられる。
【0038】上記動力合成装置17は車両の固定側であ
る金属製のハウジング24を備えている。このハウジン
グ24は、上記車体フレーム2に締結具により着脱自在
に取り付けられるハウジング本体25と、このハウジン
グ本体25の左右方向の一側に形成される開口を開閉自
在に閉じるカバー26とで構成されている。
【0039】上記ハウジング24内には、いわゆる差動
装置27が収容されている。この差動装置27につき説
明すると、上記第1軸心11上で、上記ハウジング本体
25とカバー26にはそれぞれ支承孔28,29が形成
されている。
【0040】上記ハウジング本体25の支承孔28に嵌
入された軸受30により、上記ハウジング24に対し回
転基体31が上記第1軸心11回りに回転自在に支承さ
れている。上記回転基体31は上記第1軸心11上に並
設される円筒状の径大部34と径小部35とを有し、こ
れら径大部34と径小部35は互いに一体成形されてい
る。上記径小部35が上記したように軸受30によりハ
ウジング24に支承され、同上径小部35に前記フロン
トチェーンホイール10が着脱自在に締結されている。
【0041】上記第1軸心11に直交し、かつ、上記径
大部34を径方向に通過する第2軸心37上に、一対の
ピニオン38,38が設けられている。これら両ピニオ
ン38,38は、径大部34内に位置して、上記第1軸
心11を中心として対称的に設けられている。これら各
ピニオン38は互いに同じモジュールで同形同大のべベ
ルギヤであり、上記第2軸心37上に設けられた枢支軸
39により上記径大部34に支承され、同上第2軸心3
7回りに遊転自在とされている。また、上記各ピニオン
38は上記回転基体31と共に第1軸心11回りに回転
し、この際、上記各ピニオン38は上記第1軸心11回
りに公転することとなる。
【0042】前記第1駆動手段21は、上記第1軸心1
1上に位置する回転駆動軸であり、かつ、ペダル軸であ
るクランク軸41を有している。このクランク軸41は
前記支承孔29と径小部35とを貫通して、これらの内
周面に嵌入された軸受42,43によってハウジング2
4側に支承され、上記第1軸心11回りに回転自在とさ
れている。
【0043】上記第1軸心11上で、クランク軸41に
支持される第1駆動ギヤ44が設けられ、この第1駆動
ギヤ44は上記クランク軸41に一体成形されている。
上記第1駆動ギヤ44はベベルギヤで、上記径大部34
内で上記両ピニオン38,38にともに噛合している。
また、上記クランク軸41の左右各端にそれぞれペダル
45が締結具46により着脱自在に取り付けられて、こ
れら両ペダル45,45はクランク軸41の径方向で互
いに逆方向に突出している。
【0044】上記第1駆動手段21の動力源は乗員の人
力であり、この乗員が上記各ペダル45,45を交互に
踏み込んで、上記クランク軸41を回転させれば(図1
中矢印A)、これと共に回転する第1駆動ギヤ44が上
記各ピニオン38を第2軸心37回りに自転させようと
する(図1中矢印Bは、両ピニオン38のうち前側のピ
ニオン38の自転方向を示している。)。また、このよ
うに、上記第1駆動ギヤ44が各ピニオン38を回転駆
動させる力で、上記回転基体31は第1軸心11回りに
回転可能(図1中矢印A)とされている。
【0045】上記第1軸心11回りに回転自在となるよ
う上記クランク軸41に第2駆動ギヤ48が支承されて
いる。この第2駆動ギヤ48は、ギヤ部分が上記第1駆
動ギヤ44と同じモジュール、かつ、同じ歯数で、上記
両ピニオン38,38にともに噛合している。
【0046】上記第2駆動手段22の動力源は電動機4
9である。この電動機49はケーシング50と、このケ
ーシング50に軸受51により支承される回転軸52と
を備えている。この回転軸52は上記第1軸心11と直
交する第3軸心53上に位置し、この第3軸心53回り
に回転駆動させられる。
【0047】上記回転軸52の出力部に、上記第2駆動
ギヤ48を連動させるギヤ式の減速機構54が設けられ
ている。この減速機構54は上記ハウジング本体25に
一体成形されるケーシング55内に収容され、このケー
シング55に上記電動機49のケーシング50が着脱自
在に連結されている。
【0048】上記減速機構54は、上記第1軸心11上
で前記第2駆動ギヤ48に取り付けられる入力ギヤ56
を有している。また、上記第3軸心53上に位置して上
記入力ギヤ56に噛合する出力ギヤ57が軸受58によ
り上記ケーシング55に支承され、上記出力ギヤ57は
第2軸心37回りに回転自在とされている。上記入力ギ
ヤ56と出力ギヤ57は共にべベルギヤで、入力ギヤ5
6の径寸法は出力ギヤ57よりも十分に大きくされ、つ
まり、大きい減速比とされている。
【0049】また、上記出力ギヤ57を上記回転軸52
の出力部に連動させる遊星機構60が設けられている。
この遊星機構60は上記第3軸心53上で、回転軸52
に取り付けられるサンギヤ61と、ケーシング55に取
り付けられるインナギヤ62と、上記出力ギヤ57に取
り付けられるキャリア63とを備え、また、上記キャリ
ア63に支承されて上記サンギヤ61とインナギヤ62
とに噛合するプラネタリギヤ64を備え、このプラネタ
リギヤ64は自転可能であると共に、上記第3軸心53
回りに公転可能とされている。
【0050】そして、上記電動機49の駆動により、上
記回転軸52を一方向に回転(正転)させれば(図1中
矢印C)、まず、上記電動機49の動力が上記遊星機構
60により減速されて出力ギヤ57に伝えられる。更
に、この動力は上記出力ギヤ57から入力ギヤ56を介
し第2駆動ギヤ48に伝えられ、この第2駆動ギヤ48
が上記各ピニオン38を第2軸心37回りに回転させよ
うとする(図1中矢印Dは、両ピニオン38のうち前側
のピニオン38の自転方向を示している。)。また、こ
のように、上記第2駆動ギヤ48が各ピニオン38を回
転駆動させる力で、上記回転基体31は第1軸心11回
りに回転可能(図1中矢印A)とされている。
【0051】上記の場合、動力合成装置17は車体フレ
ーム2の前後方向中途部の下方近傍に位置している。よ
り具体的には、上記動力合成装置17のハウジング24
は上記車体フレーム2のダウンパイプ2b後部の下方近
傍に位置している。また、上記電動機49のケーシング
50は上記ダウンパイプ2bの下方近傍で、このダウン
パイプ2bに沿うよう前上方に向って突出している。
【0052】上記電動機49の駆動用の電力をこの電動
機49に供給する上下一対のバッテリ66,66が設け
られている。これらバッテリ66は前記シートチューブ
2cとダウンパイプ2bとに支持されたバッテリ箱67
内に収納されている。また、上記第1駆動手段21に第
2駆動手段22を連動させるよう電子的に制御する制御
手段69が設けられ、この制御手段69は上記ダウンパ
イプ2b前部の下方近傍に位置して、このダウンパイプ
2bに支持されている。上記ケーシング50と制御手段
69とはその外側方からカバー体71によって一体的に
開閉自在に覆われている。
【0053】図1、3において、制御手段69は、第1
駆動手段21を駆動させたとき、上記第1駆動手段21
の速度もしくは変位を検出し、この検出信号に基づき、
上記第2駆動手段22の速度もしくは変位を駆動制御す
る。
【0054】ここで、上記第1駆動手段21と第2駆動
手段22の駆動により、これらがピニオン38のピッチ
円上でこのピニオン38にトルクを伝えるとき、上記ピ
ニオン38に働く第2軸心37回りのトルクはバランス
している。即ち、第1駆動手段21と第2駆動手段22
のトルクの比率は歯数で決まるトルク比を保っている。
上記制御手段69の制御により、第1駆動手段21に対
する第2駆動手段22の各速度もしくは各変位の「相対
比率」がある値になるように制御すれば、上記第1駆動
手段21と第2駆動手段22がピニオン38に与える第
1動力P1 と第2動力P2 との「合成比率」を所望値に
することができる。
【0055】図1と図3において、前記制御手段69に
つき詳しく説明する。
【0056】前記クランク軸41には浅い椀状の第1被
検出体73が取り付けられており、この第1被検出体7
3はその外周部に多数の切り欠き74を有している。ま
た、上記第1被検出体73の外周部に対応し、周方向に
互いに離間した一対の第1検出手段75が設けられてい
る。この第1検出手段75は前記ハウジング24に締結
具76によって着脱自在に取り付けられ、前記制御手段
69に電気的に接続されている。
【0057】また、前記電動機49の回転軸52には円
板状の第2被検出体78が取り付けられており、この第
2被検出体78の外周面に対応するエンコーダなど第2
検出手段79が設けられている。この第2検出手段79
は上記電動機49のケーシング50に締結具80によっ
て着脱自在に取り付けられ、同上制御手段69に電気的
に接続されている。
【0058】上記制御手段69には、第1入力インタフ
ェース82、第1回転速度演算手段83、および指令速
度演算手段84が設けられ、上記第1入力インタフェー
ス82に上記第1検出手段75が接続されている。ま
た、第2入力インターフェース86、および第2回転速
度演算手段87が設けられ、上記第2入力インターフェ
ース86に上記第2検出手段79が接続されている。ま
た、上記指令速度演算手段84と第2回転速度演算手段
87の各出力信号を入力する偏差演算手段88と、この
偏差演算手段88に接続される制御量演算手段89およ
び電力増幅器を一例とする出力調整手段90が設けら
れ、この出力調整手段90に上記電動機49が接続され
ている。
【0059】そして、人力をペダル45に入力してクラ
ンク軸41を回転させたとき、これに伴って回転する第
1被検出体73を介し、上記第1検出手段75によって
この回転状態が検出され、各々90°の位相差をもった
パルスが得られる。このパルスによる検出信号が上記制
御手段69における第1入力インタフェース82を介し
第1回転速度演算手段83に入力される。
【0060】すると、上記第1回転速度演算手段83に
おいて、ここに入力されたパルスの位相により、クラン
ク軸41と共に回転する第1駆動ギヤ44の回転方向が
判断されると共に、その周波数(もしくは周期)によ
り、上記第1駆動手段21の速度である第1駆動ギヤ4
4の第1回転速度V1 が演算される。この際、上記第1
駆動ギヤ44が図1中矢印Aと逆に回転していると判断
されたときは、自転車1を前進させようとする状態では
ないため、電動機49は駆動しないままに保たれる。一
方、上記第1駆動ギヤ44が図1中矢印Aの方向に回転
していると判断されれば、上記電動機49にバッテリ6
6から電力が供給されて、これが駆動させられ、かつ、
回転軸52が図1中矢印Cの方向に回転(正転)させら
れる。
【0061】上記指令速度演算手段84において、上記
第1回転速度演算手段83の演算結果からみて、第1動
力P1 と第2動力P2 の「合成比率」に所望の値を得る
ために、第2駆動手段22の電動機49が出力すべき回
転速度が演算され、電動機49の速度指令値ωとして、
上記偏差演算手段88に入力される。
【0062】上記「合成比率」の所望の値は、上記指令
速度演算手段84に予めプログラムされ、かつ、制御手
段69の外部から任意に選択操作ができることとなって
いる。
【0063】上記電動機49が駆動するとき、回転軸5
2に伴って回転する第2被検出体78を介し、上記第2
検出手段79によってこの回転状態が検出される。そし
て、この検出信号が上記制御手段69における第2入力
インターフェース86を介し第2回転速度演算手段87
に入力され、ここで、電動機49の実回転速度ωFBが算
出される。
【0064】上記速度指令値ωは上記偏差演算手段88
にフィードバックされる。前記指令速度演算手段84か
らの速度指令値ωと、電動機49の実回転速度ωFBとの
偏差△ωが演算される。この演算結果がPID(比例の
微分積分)に代表される制御量演算手段89に入力さ
れ、ここで、安定な範囲で速やかに電動機49の回転数
を修正するための制御量が演算される。この演算結果が
出力調整手段90に入力されて、この出力調整手段90
により、上記電動機49に印加する電気的動力が調整さ
れる。
【0065】上記動作によって、結果として、第1駆動
ギヤ44の第1回転速度V1 に基づき第2駆動ギヤ48
の第2回転速度V2 が制御されることとなり、これら第
1回転速度V1 と第2回転速度V2 の「相対比率」があ
らかじめ定めた値に保たれる。これにより、ピニオン3
8に与えられる第1駆動手段21の第1動力P1 と第2
駆動手段22の第2動力P2 との「合成比率」が所望の
値とされる。
【0066】例えば、第1の例として、前記したよう
に、電動機49と第2駆動ギヤ48とは同径のため、第
1駆動ギヤ44の第1回転速度V1 と、第2駆動ギヤ4
8の第2回転速度V2 の「相対比率」を「1:1」とな
るように制御すれば、第1駆動手段21の人力による第
1動力P1 と、第2駆動手段22の電動機49による第
2動力P2 との「合成比率」も「1:1」となり、つま
り、この制御によれば、乗員は自力で走行する場合の1
/2の動力で走行ができることとなる。
【0067】上記の場合、ピニオン38、第1駆動ギヤ
44、および第2駆動ギヤ48は互いに相対回転するこ
となく、一体的に第1軸心11の回りに回転し、互いに
動力伝達をしないため、その分、動力の損失が抑制され
る。また、上記ペダル45に対しフロントチェーンホイ
ール10は等速で回転するため、踏動が1/2になって
いること以外、通常の自転車と同じ走行操作で走行でき
る。
【0068】また、第2の例として、第1駆動ギヤ44
と第2駆動ギヤ48は同径のため、第1回転速度V1
第2回転速度V2 よりも大きく(もしくは小さく)なる
ような「相対比率」に制御すれば、第1駆動手段21の
人力による第1動力P1 の方が第2駆動手段22の電動
機49による第2動力P2 よりも大きくなる(もしくは
小さくなる)。
【0069】これにより人力の負担分を1/2より大き
くすることも、小さくすることも可能であるのでユーザ
ーの体力に適合させることが可能となる。
【0070】上記ピニオン38を介し第1駆動手段21
からの第1動力P1 を受けて第2駆動手段22が上記一
方向の回転方向(図1中矢印C;正転)とは逆の方向に
回転しようとするとき、この回転を規制する回転規制手
段72が設けられている。この回転規制手段72はワン
ウェイクラッチで構成され、上記第2駆動手段22の上
記正転のみを許容し、第2駆動手段22の逆転を確実に
阻止する。
【0071】例えば、上記電動機49が故障したとき
や、バッテリ66のバッテリ容量が低下したときには、
主に人力による走行となる。すると、それまで、正転駆
動していた第2駆動手段22が、上記ピニオン38を介
して第1駆動手段21から与えられる第1動力P1 で空
転状に逆転しようとする。しかし、この逆転は、上記回
転規制手段72により規制され、上記第2駆動ギヤ48
の逆転が阻止されて、これは停止状態とされる。
【0072】そして、この場合、第1駆動ギヤ44と第
2駆動ギヤ48は同径のため、ペダル45の1/2の回
転数でフロントチェーンホイール10が回転することと
なる。この場合、後輪9への減速比は2倍になって、自
転車1の速度が1/2になるため、自転車1の走行速度
は半減するが、上記ペダル45に対するトルクは電動機
49の有無には関係ないので、電動機49や制御手段6
9が突然停止してもペダル45が重くて、こげなくなる
というようなことはなく、好都合である。また、人力で
第2駆動ギヤ48や電動機49を無用に回転させること
はないため、無用な動力の消費が防止されて効率的であ
る。
【0073】上記の動力合成装置17は、自転車に本来
的に設けられるクランク軸41を利用して、周知の差動
装置27を適用したものであるため、構成が簡単で、製
造が容易にできるという利点がある。
【0074】また、左右一対のペダル45は、一体的な
一本のクランク軸41で連結されているため、このクラ
ンク軸41を複数部材で構成することに比べて、強度上
有益である。
【0075】また、上記動力合成装置17を構成する第
1駆動手段21と第2駆動手段22は互いに近接して設
けられ、これらは重量物であるため、マスの集中が得ら
れ、しかも、上記動力合成装置17は車体フレーム2の
下側に配置されて低重心化が得られるため、操縦性の点
で有益である。
【0076】なお、以上は図示の例によるが、第1駆動
手段21と第2駆動手段22の各動力源は、いずれか一
方もしくは双方が、人力、電動機、内燃機関であっても
よく、内燃機関である場合には、出力調整手段90はス
ロットル弁を有する気化器や燃料噴射装置とされる。
【0077】また、この実施例では、第1駆動手段21
の第1動力P1 と第2駆動手段22の第2動力P2
「合成比率」は、速度に基づいて制御したが、これに代
えて、次のようにしてもよい。
【0078】即ち、第2駆動手段22の電動機49をス
テッピングモータとし、第1検出手段75で検出したパ
ルス数に応じて、上記電動機49をある変位量(回転
角)で繰り返し進めてゆくようにしてもよい。つまり、
上記「相対比率」を変位に基づいて制御してもよい。
【0079】更に、差動装置27は第1駆動手段21と
第2駆動手段22のトルク負担比率の異なるものであっ
てもよい。即ち、第1駆動ギヤ44と第2駆動ギヤ48
の歯数が異なってもよいし、遊星歯車機構であってもよ
い。
【0080】また、上記動力合成装置17を、例えば、
車椅子に用いる場合には、第2駆動手段22の電動機4
9は逆転駆動が必要とされる。そこで、この場合には、
回転規制手段72を上記したワンウェイクラッチで構成
することに代えて、上記電動機49を例えば、極めて低
速で正転、もしくは逆転可能とさせる電気的な制動装
置、もしくは機械的なロック機構、例えば、電磁ブレー
キや手動によるロック機構で構成してもよい。
【0081】具体的には、電動機49の入力端子を短絡
させることによって、自己発電作用による回生制動のト
ルクを発生させる。すると、上記回転規制手段72をワ
ンウェイクラッチにしたときと、ほぼ同じ作用、効果が
得られる。このようにすれば、例えば、電動機49が動
力を十分には出力できないとき、上記回転規制手段72
の作用により、上記電動機49を低速回転させるよう回
転を規制し、この電動機49がピニオン38を介し第1
駆動手段21からの動力を受けて単に遊転状に逆転する
ことを防止させる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、固定側に第1軸心回り
に回転自在に支承されて被駆動体と互いに連結される回
転基体を設け、この回転基体にこの回転基体を通過する
第2軸心回りに回転自在に支承されるピニオンを設け、
このピニオンが上記回転基体と共に上記第1軸心回りに
回転してこの第1軸心回りに公転するようにし、一方、
同上固定側に同上第1軸心回りに回転自在に支承されて
上記ピニオンに噛合する第1駆動ギヤと第2駆動ギヤを
設け、上記第1駆動ギヤを回転駆動させる第1駆動手段
と、上記第2駆動ギヤを回転駆動させる第2駆動手段と
を設け、上記第1駆動手段の速度もしくは変位を検出す
る検出手段を設け、この検出信号に基づき、上記第2駆
動手段の速度もしくは変位を制御する制御手段を設けて
ある。このため、次の効果がある。
【0083】即ち、制御手段は、第1駆動手段を駆動さ
せたとき、上記第1駆動手段の速度もしくは変位を検出
し、この検出信号に基づき、上記第2駆動手段の速度も
しくは変位を駆動制御する。
【0084】ここで、上記第1駆動手段と第2駆動手段
の駆動により、これらがピニオンのピッチ円上でこのピ
ニオンにトルクを伝えるとき、上記ピニオンに働く第2
軸心回りのトルクはバランスしている。即ち、第1駆動
手段と第2駆動手段のトルクの比率は歯数で決まるトル
ク比を保っている。上記制御手段の制御により、第1駆
動手段に対する第2駆動手段の各速度もしくは各変位の
「相対比率」がある値になるように制御すれば、上記第
1駆動手段と第2駆動手段がピニオンに与える第1動力
と第2動力との「合成比率」を所望値にすることができ
る。
【0085】よって、上記した速度もしくは変位に基づ
く制御によれば、上記第1動力と第2動力の「合成比
率」を所望値にする上で、従来、必要とされていたトル
ク検出手段は不要となる。
【0086】この結果、第1に、構成が複雑で、形状の
大きいトルク検出手段が存在しない分、動力合成装置の
構成が簡単、かつ、小形化、軽量化することとなり、特
に、これら諸効果が要求される自転車に上記動力合成装
置を適用すれば、その車体の扱い易さや、人力の負担の
軽減等で、極めて有益である。
【0087】第2に、加算する第2動力の量はトルクで
はなく速度に基づいて決められており、速度は単位時間
当りのパルス数もしくはパルスの時間間隔から高精度に
検出できるので、結果として第1動力と第2動力の「合
成比率」も高精度に得られる。
【0088】ところで、上記第2駆動手段を、例えば、
電動機やエンジンとした場合で、これが消電や、燃料切
れ等で、動力の出力ができなくなったとすれば、上記第
1駆動手段のみが駆動することとなる。すると、それま
で、ある一方向の回転方向に回転駆動していた第2駆動
手段が、ピニオンを介し上記第1駆動手段から与えられ
る動力で空転状に逆転するおそれがあり、この場合に
は、上記第1駆動手段の動力は上記被駆動体側には伝え
られなくなる。
【0089】そこで、上記構成において、ピニオンを介
し第1駆動手段からの動力を受けた第2駆動手段が回転
しようとするとき、この回転を規制する回転規制手段を
設けてもよい。
【0090】このようにすれば、上記ピニオンを介し第
1駆動手段から動力を受けて第2駆動手段が逆転させら
れようとするとき、この回転は、上記回転規制手段によ
って規制されることから、上記第1駆動手段の動力によ
り、ピニオンは第2軸心回りに自転しながら第1軸心回
りに公転し、これに伴って、回転基体が第1軸心回りに
回転駆動させられることとなり、この回転基体に連結さ
れた被駆動体に、上記第1駆動手段の動力が伝えられ
る。
【0091】よって、回転規制手段を設けたことによ
り、第2駆動手段が不意に動力を出力できないという緊
急事態が生じても、第1駆動手段により、被駆動体を駆
動させることができ、よって、上記緊急事態にも対処で
きる。
【0092】また、第1駆動手段の動力源を人力として
もよい。
【0093】このようにすれば、動力合成装置を自転車
に適用でき、人力の負担の軽減等ができて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力合成装置の平面部分断面図である。
【図2】自転車の全体側面図である。
【図3】制御手段の電気ブロック図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 車体フレーム(固定側) 9 後輪(被駆動体) 11 第1軸心 17 動力合成装置 21 第1駆動手段 22 第2駆動手段 24 ハウジング(固定側) 31 回転基体 37 第2軸心 38 ピニオン 41 クランク軸 44 第1駆動ギヤ 45 ペダル 48 第2駆動ギヤ 49 電動機 69 制御手段 72 回転規制手段 75 第1検出手段(検出手段) 79 第2検出手段(検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側に第1軸心回りに回転自在に支承
    されて被駆動体と互いに連結される回転基体を設け、こ
    の回転基体にこの回転基体を通過する第2軸心回りに回
    転自在に支承されるピニオンを設け、このピニオンが上
    記回転基体と共に上記第1軸心回りに回転してこの第1
    軸心回りに公転するようにし、一方、同上固定側に同上
    第1軸心回りに回転自在に支承されて上記ピニオンに噛
    合する第1駆動ギヤと第2駆動ギヤを設け、上記第1駆
    動ギヤを回転駆動させる第1駆動手段と、上記第2駆動
    ギヤを回転駆動させる第2駆動手段とを設け、上記第1
    駆動手段の速度もしくは変位を検出する検出手段を設
    け、この検出信号に基づき、上記第2駆動手段の速度も
    しくは変位を制御する制御手段を設けた動力合成装置。
  2. 【請求項2】 ピニオンを介し第1駆動手段からの動力
    を受けて第2駆動手段が回転しようとするとき、この回
    転を規制する回転規制手段を設けた請求項1に記載の動
    力合成装置。
  3. 【請求項3】 第1駆動手段の動力源が人力である請求
    項1もしくは2に記載の動力合成装置。
JP22481995A 1995-08-08 1995-08-08 動力合成装置 Pending JPH0948386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537290A (ja) * 2010-09-14 2013-09-30 ハイコア カンパニ,リミテッド 二つの入力特性を利用した遊星歯車システム、この歯車モジュール及びこの制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537290A (ja) * 2010-09-14 2013-09-30 ハイコア カンパニ,リミテッド 二つの入力特性を利用した遊星歯車システム、この歯車モジュール及びこの制御方法

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