JPH0947744A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

Info

Publication number
JPH0947744A
JPH0947744A JP7199795A JP19979595A JPH0947744A JP H0947744 A JPH0947744 A JP H0947744A JP 7199795 A JP7199795 A JP 7199795A JP 19979595 A JP19979595 A JP 19979595A JP H0947744 A JPH0947744 A JP H0947744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
deodorizing
heating
exhaust
deodorizing means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7199795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kubota
亨 久保田
Hiromi Ishikawa
祥巳 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7199795A priority Critical patent/JPH0947744A/ja
Publication of JPH0947744A publication Critical patent/JPH0947744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Fertilizers (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンパクトで、分解ガス中に含ま
れる臭気を効率よくメンテナンスフリーで脱臭すること
を目的とする。 【構成】 排気系10に分解ガス中の臭気を吸着脱臭す
る脱臭手段13を配設し、加熱手段16による脱臭手段
13の加熱再生動作を、厨芥投入から第1の所定時間以
内又は該第1の所定時間より長い第2の所定時間以降に
実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭等で使用する
厨芥処理装置の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭から排出される厨芥を家庭内で
処理する厨芥処理装置として、厨芥をおが屑からなる分
解媒体中に分散、混合し、この分解媒体中に棲息する好
気性微生物によって厨芥を主に水と二酸化炭素とに分解
するようにしたものがある。ところで、厨芥中には窒素
を含む蛋白質などが含まれており、このため排出ガス中
には悪臭であるアンモニアやアミン、また炭水化物の中
間分解生成物である有機酸(酢酸、吉草酸、プロビオン
酸、酪酸など)も発生する。この臭気発生のため、この
ような厨芥処理器を室内に設置することができず、屋外
に設置する必要があった。しかし、屋外に設置したので
は、厨芥の発生する厨房との距離が長くなり、厨芥を手
で運んだり、また長距離をポンプなどで搬送する必要が
あった。また、この設置のための工事が必要となってい
た。
【0003】これに対し、発酵槽の上部に土壌層で構成
された脱臭装置を設けて発酵の際に発生した悪臭物質を
脱臭し、脱臭後の空気を排風機付きの排気筒から外部へ
放出するようにしたものがある(特開昭59−2289
97号公報)。また、工業用の厨芥処理装置の脱臭装置
として、臭気を上記と同様の土壌層を用いて吸収分解す
るようにしたものの他に、臭気を活性炭、ゼオライトな
どの吸着剤で吸着除去するようにしたもの。臭気を水に
吸収させ、酸化剤などの薬品を投入して分解するように
したもの等がある。しかし、上記の土壌層、吸着剤等の
臭気除去機能には寿命があり、交換の必要があって維持
管理が煩瑣であるとともに、何れの脱臭装置も装置が大
掛りで、スペース的にも家庭用厨芥処理装置に適応でき
るものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家庭用等の厨芥処理装
置の場合、脱臭装置に掛かるコストは大きくは掛けられ
ず、しかも度々脱臭剤等を交換する方式では維持管理が
煩瑣である。また、室内に置いたりする場合、その寸法
上の制約もある。
【0005】そこで、本発明は、コンパクトで、分解ガ
ス中に含まれる臭気を効率よくメンテナンスフリーで脱
臭することができる厨芥処理装置用脱臭装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、投入された厨芥を分解媒体
に分散させ、好気性菌により当該厨芥を分解処理する処
理槽と、該処理槽内で発生した分解ガスを外部へ排気す
る排気系とを備えた厨芥処理装置における前記排気系に
配設され前記分解ガス中の臭気を吸着脱臭する脱臭手段
と、加熱により前記脱臭手段の吸着脱臭機能を再生させ
る加熱手段とを有する厨芥処理装置用脱臭装置であっ
て、前記加熱手段による前記脱臭手段の加熱再生動作
を、前記厨芥投入から第1の所定時間以内又は該第1の
所定時間より長い第2の所定時間以降に実行させるよう
に構成してなることを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記厨芥投入の時
点は、前記処理槽の蓋の開閉動作により判定するように
構成してなることを要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記脱臭手段の加
熱再生動作時における前記排気系の排気風量は、前記分
解ガスの通常排気時における排気風量よりも減少させる
ように構成してなることを要旨とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記脱臭手段の加
熱再生動作終了直後は、前記排気系の排気風量を当該加
熱再生動作時の排気風量よりも少なくとも暫時増加させ
るように構成してなることを要旨とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項3記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記加熱再生動作
中に前記処理槽の蓋が開放されたときは、当該加熱再生
動作を直ちに中止し、前記排気系の排気風量を前記通常
排気時の排気風量に戻すように構成してなることを要旨
とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記請求項1記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記加熱再生動作
時に前記脱臭手段から発生する再生ガスを分解脱臭する
触媒を、当該脱臭手段に併設もしくは該脱臭手段よりも
前記排気系の下流側に設けてなることを要旨とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記触媒は、前記
脱臭手段上に層状に添着してなることを要旨とする。
【0013】請求項8記載の発明は、上記請求項6記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記触媒を担持す
る触媒担体が通電により発熱する自己発熱型触媒担体で
あることを要旨とする。
【0014】請求項9記載の発明は、上記請求項1記載
の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記排気系におけ
る前記脱臭手段の上流側には、耐火性の除塵手段を設け
てなることを要旨とする。
【0015】請求項10記載の発明は、上記請求項1記
載の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記加熱再生動
作時に前記脱臭手段から発生する再生ガスは前記処理槽
内の分解媒体を通過させ、当該分解媒体に吸着させて脱
臭するように構成してなることを要旨とする。
【0016】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記再生ガス
を前記処理槽内の分解媒体に導く手段は、前記排気系に
おける前記脱臭手段の下流側に設けられ排気流路を前記
処理槽側へ切り替え可能な流路切り替えダンパ又は前記
排気系の排気方向を双方向に切り替え可能な双方向ファ
ンの何れかであることを要旨とする。
【0017】請求項12記載の発明は、上記請求項10
又は11記載の厨芥処理装置用脱臭装置において、前記
再生ガスの通過する分解媒体部分は、投入された前記厨
芥の固形分の分散、混入を防止し、当該厨芥中の水分及
びその可溶成分を分散させる構造としてなることを要旨
とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明において、厨芥投入量が標
準的な投入量の場合、分解媒体による厨芥の分解は、投
入後3時間程度から始まり、10時間程度で収まる。そ
こで脱臭手段の加熱再生動作を、厨芥投入から上記3時
間程度の第1の所定時間以内又は上記10時間程度の第
2の所定時間以降に実行して発酵、分解が盛んな時間帯
を除き、臭気発生の少ない時に行うことにより、効率の
よいメンテナンスフリーの脱臭が可能となる。
【0019】請求項2記載の発明において、前記厨芥投
入の時点を処理槽の蓋の開閉動作で判定することによ
り、脱臭を確実かつ自動的に行うことが可能となる。
【0020】請求項3記載の発明において、加熱再生時
には排気風量を減少させることにより、脱臭手段が短時
間で必要温度まで上昇し、効率のよい再生動作が可能と
なる。
【0021】請求項4記載の発明において、加熱再生動
作終了直後に排気風量を少なくとも暫時増加させること
により、脱臭手段が一気に冷却されて直ぐに吸着脱臭機
能を復活させることが可能となる。
【0022】請求項5記載の発明において、加熱再生動
作中に処理槽の蓋が開放されたときは、排気風量を通常
モードに戻すことにより、投入口からの臭気の逆流を防
ぐことが可能となる。
【0023】請求項6記載の発明において、加熱再生動
作時に脱臭手段から発生する再生ガスを分解脱臭する触
媒を設けることにより、通常の脱臭は、安価な吸着剤等
からなる脱臭手段の吸着作用により行われるため、低コ
ストであるとともに物理吸着によるためより少ない量の
吸着剤で効率的に脱臭することが可能となる。
【0024】請求項7記載の発明において、前記触媒
は、脱臭手段上に層状に添着させることにより、触媒併
設構造が簡単となる。
【0025】請求項8記載の発明において、前記触媒を
担持する触媒担体を自己発熱型触媒担体とすることによ
り、触媒の加熱に必要な電力が少なくなり、効率がよ
く、かつむらのない加熱が可能となる。
【0026】請求項9記載の発明において、脱臭手段の
排気上流側に耐火性の防塵手段を設けることにより、脱
臭手段の加熱再生動作時に、分解媒体であるおが屑等の
粉塵の燃えるおそれがなくなる。
【0027】請求項10記載の発明において、加熱再生
動作時に脱臭手段から発生する再生ガスを、処理槽内の
分解媒体を通過させて吸着脱臭することにより、メンテ
ナンスフリーで再生時の臭気を除去することが可能とな
る。
【0028】請求項11記載の発明において、再生ガス
を処理槽内の分解媒体に導く手段は、具体的には、排気
系における脱臭手段の下流側に設けられた流路切り替え
ダンパ又は排気系の排気方向を双方向に切り替え可能な
双方向ファンの何れかにより容易に実現される。
【0029】請求項12記載の発明において、上記の再
生ガスの通過する分解媒体部分は、厨芥の固形分の分
散、混入を防止し、厨芥中の水分及びその可溶成分を分
散、混入させる構造とすることにより、臭気の吸着生物
分解性能が適切に維持される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図5は、本発明の第1実施例を示す図で
ある。まず、図1を用いて、脱臭装置を搭載した厨芥処
理装置(好気性生ごみ処理装置)の全体構成を説明す
る。装置内部には、内容積が40l程度のSUS製の処
理槽1が形成され、処理槽1上部の投入口2には密閉可
能な蓋3が開閉自在に取り付けられている。処理槽1内
のほぼ中央部には、撹拌軸4が横設され、これに撹拌手
段となる撹拌翼5が付けられている。撹拌軸4は、処理
槽1外部からチェーン7を介してモータ6で回転され
る。撹拌は例えば30分毎に1回、5分程度行われ、処
理槽1内部に入れられた分解媒体8と投入口2から投入
された厨芥が定期的に撹拌されるようになっている。分
解媒体8は、20l程度のおが屑が用いられており、こ
こにつけられた好気性菌により、投入された厨芥は、最
終的に二酸化炭素と水に分解される。厨芥の標準投入量
は1Kg/dayである。この分解に必要な酸素は、外
部より取り込まれ、撹拌によって分解媒体8内に拡散さ
れる。また、ここで発生した水と、厨芥中80%程度を
占める水分は、処理槽1内の空気を外部へ放出する排気
系により、吸気口9より取り込まれ、ファン12によっ
てダクト10を通じて排気口11より放出される。この
ダクト10の途中に脱臭手段となる脱臭装置13が取り
付けられている。
【0031】厨芥の分解は、標準投入量程度であれば、
後述するように投入後3〜8時間でピークに達し、ほぼ
1日で完了する。この挙動は、中温菌を使った場合に
は、投入厨芥量、厨芥種が一般的な範囲であれば殆んど
変わらない。分解は炭水化物や脂肪であれば、途中脂肪
酸を経由して最終的に二酸化炭素になる。また、蛋白質
は、含有される窒素が硝酸性窒素として残留するか、ア
ンモニアになって放出される。ところが処理槽1内の分
解が異常になると、この低級脂肪酸が大量に発生し、強
い臭気を呈するようになる。また投入物が蛋白質リッチ
になると、媒体がアルカリ性に傾き、強いアンモニア臭
がしてくる。
【0032】図2は、このような臭気を脱臭するための
脱臭手段を含む排気系の要部を示している。同図におい
て、14はファン12を駆動する速度可変モータ、15
はそのコントローラ、16は脱臭装置13を加熱する加
熱手段としてのヒータ、17はその制御手段となるヒー
タコントローラである。そして処理槽1から吸気口9を
経て取り込まれた槽内空気は速度可変モータ14で駆動
されるファン12によって、ダクト10中に取り込ま
れ、活性炭からなる吸着剤層を有する脱臭装置13によ
って、臭気を除去され、排気口11から外部に放出され
る。脱臭装置13を構成する活性炭はハニカム状になっ
ており、圧力損失が極力小さくなるようになっている。
臭気が吸着して飽和した時には、脱臭装置13の活性炭
はヒータ16によって加熱され、臭気を放出して再生さ
れる。18は除塵手段としての除塵装置であり、排気系
における脱臭装置13及びヒータ16の上流側に設けら
れている。厨芥処理に使用する分解媒体8としてのおが
屑は、通常は水分を含むため飛散しないが、投入厨芥量
が少なくなり空気が乾燥すると、水分率が低下し、20
%以下になると、飛散しやすくなる。これは、木粉で可
燃性であるためヒータ16に触れると燃焼するおそれが
ある。本実施例では、ヒータ16の上流側に除塵装置1
8が取り付けられているため、このおそれがない。除塵
装置18は、電気集塵機でもよいし、また、静電フィル
タでもよい。
【0033】図3に、厨芥分解の標準的挙動を示す。ま
ず、厨芥を投入すると、内部微生物によって分解が始ま
り、この分解過程で出る熱が発酵熱として、分解媒体8
の温度を上げていく。一般的に発酵は、投入後5時間ぐ
らいでピークを迎え、このまま15時間ぐらいまで温度
が高く、その後分解が収まり、1日でほぼ温度は元に戻
っていく。この挙動は厨芥投入量が一般的な量であれば
殆んど変わらない。臭気発生は、この発酵温度とほぼ相
関性がある。これは、おが屑等の分解媒体8の吸着物質
が温度によって脱着されるためである。また、分解過程
を考えると、分解初期の状態が強い臭気を放つ。このこ
とから図3中に示すような臭気発生状況となる。図4
は、厨芥投入量を変えたときの経過時間と二酸化炭素発
生量、すなわち分解効率との関係を実験した結果を示
す。分解媒体量は何れも2.51Kgで、厨芥60g→
実機使用500g/day、厨芥120g→実機使用1
Kg/day(標準投入量)、厨芥240g→実機使用
2Kg/day、厨芥480g→実機使用4Kg/da
y、厨芥960g→実機使用8Kg/dayにそれぞれ
相当する。この実験結果から、厨芥が標準投入量であれ
ば、分解は3時間程度から始まり、10時間程度で元の
レベルに戻っている。厨芥投入量が異常に多い場合は、
分解の終期はその投入量に応じて延びている。発酵の終
点(分解の終点)の判定は、(イ)発酵温度が下がり、
その減少率が少なくなった時、(ロ)発酵温度が槽外温
度と差がなくなった時、(ハ)発生二酸化炭素量、減少
酸素量の変化が少なくなった時、(ニ)分解媒体内温度
を一定にするために通電するヒータの通電率の変化、等
に基づいて行われる。
【0034】脱臭装置13の加熱再生過程では、臭気除
去機能は減少しているため、臭気が強く発生していると
きに行うことは適当でない。また、発酵が著しく進んで
いるときには、処理槽1内部で微生物が消費する空気中
の酸素量も多くなるため、本実施例のように、風量を減
少することは微生物の働きを抑える可能性が出てくる。
そこで本実施例では、脱臭装置13の加熱再生動作は、
厨芥が投入されたと確認された時間より、臭気発生が少
なく、発酵が収まっている3時間程度(第1の所定時
間)以内又は10時間程度(第2の所定時間)以降(標
準投入量の場合)に実行するようにしている。これによ
り、発酵が盛んで臭気発生の著しい時期には、吸着脱臭
がより効果的に行えるようになっている。この厨芥投入
を確認する方法としては、蓋3の開閉動作と同期させて
も構わないし、また、マニュアルで投入を知らせても構
わない。
【0035】図5(a)には、脱臭装置13の再生時の
挙動のシーケンスを示す。まず通常モードで脱臭してい
る場合には、排気風量は、通常の投入量である1Kg/
dayの生ごみ中にある水分(80%)を乾燥させるの
に必要なため、100l/minという大風量にする。
このときヒータ16は駆動されず、脱臭装置13を構成
している吸着剤の温度も室温となっている。ここで脱臭
能力が不足していると感知した場合、排気風量は、1/
10に低減され、ヒータ16に100Wの電力が印加さ
れて吸着剤温度が上昇する。この場合20分で、約10
0℃になっており、吸着した臭気が脱着される。
【0036】このとき、ファン風量を通常モードと同等
にしてあると、加熱時間が多くかかり、また、加熱温度
も高くとれないため、再生が不完全になり易い。これに
対し、本実施例では、風量を落としてあるため、吸着剤
は短時間に必要温度まで昇温し、再生は完全に行える。
再生が完了すると、ヒータ16への電力印加を停止し、
再びファン風量を増加し、吸着剤を一気に冷却して吸着
性能を復活させる。
【0037】このように、本実施例では、再生終了後直
ちに、ファン12の風量を上げるため、高温になってい
た吸着剤は、直ぐに冷却されて吸着性能を復活させるこ
とができる。また、ヒータ16の余熱がある場合、急に
ファン12の風量を少なくすると、ヒータ16の温度が
急上昇し、ヒータ16の寿命を短くしたり、また、脱臭
装置13の吸着剤やヒータ16周辺部品の温度上昇を起
こし、安全性に不安が生じる。しかし、この本実施例の
場合は一気に冷却するため、この心配がない。このファ
ン風量を通常モードと同等にした場合の温度の経時変化
を比較例として図5(b)に示す。
【0038】また、この再生動作中に厨芥投入口2より
生ごみが投入された場合には、送気風量が少ないため、
厨芥投入口2より、投入者に向って臭気が発散される場
合がある。そこで本実施例では再生動作中でも投入口2
が開放された場合には、送気風量を通常の排気風量にま
で上げて排風するようにしてある。このため、臭気の逆
流が殆んどなく、使用者に不快な感じを起こさせること
がない。
【0039】図6乃至図9には、本発明の第2実施例を
示す。上述の第1実施例では、この再生動作は、臭気が
使用者に不快な感じを起こさせない時間帯、例えば、夜
間などに行うようにして、着脱した臭気を放出すればよ
い。しかし、このようなことができない場合に再生時に
発生した臭気は、酸化触媒などによって分解脱臭する。
一般に酸化触媒は産業用としては、脱臭方法の一つとし
て知られている。これは、貴金属等を担持した触媒を3
00℃程度以上に加熱して、ここに臭気と空気を通過さ
せることで酸化分解するものである。一般に臭気は有機
物であることから、触媒によって二酸化炭素と水に分解
される。しかし、このような家庭用厨芥処理装置の脱臭
装置として使用するには、常時100l/min以上の
空気流の中、300℃以上に触媒を維持する必要があ
り、これは、電力使用から考えてランニングコストが高
すぎて不可能であり、また効果があるまでの触媒を取り
付けると、かなり大きなものとなり、高い触媒を大量に
使うこととなり、コスト的にも見合わない。
【0040】しかし、本実施例では、通常の脱臭は、よ
り安価な吸着剤を用いた脱臭装置13の吸着作用により
行われるため、低コストであるとともに物理吸着による
ため、より少ない量の吸着剤で脱臭が可能である。ま
た、触媒を加熱するのは再生時のみであることから、電
力も多く必要とせず、ランニングコストの点でも優れて
いる。また、触媒は長時間加熱されていると、熱による
劣化が起こるが、本実施例では、加熱時間は短いため、
触媒の長寿命化にもつながる。また、再生時には送風量
が少ないため、触媒は少なくて済み、コンパクト性、低
コスト化の点で優れている。
【0041】図6、図7を用いて、本実施例を説明す
る。まず吸気口9より取り込まれた分解ガスは、通常モ
ードでは、速度可変モータ14によって駆動されるファ
ン12によって、排気ダクト10に取り込まれ、吸着剤
からなる脱臭装置13によって、吸着脱臭処理され、排
気口11より排出される。再生時には、ファン12が低
回転し、風量を落とすとともにヒータ16に電力が印加
され、ヒータ16の下流にある触媒19と吸着剤13が
加熱される。触媒9はヒータ16の下流にあるため、温
度は一気に上がり、分解に必要な300℃以上に上昇す
る。そして、吸着剤13も脱着に必要な温度まで上昇し
ていく。この時発生した臭気ガスは、この触媒19によ
って分解され無臭化されて排気口11から放出される。
再生が終わると一気にファン12が回転し、吸着剤1
3、ヒータ16、触媒19が冷却され、脱臭可能な状態
に戻る。
【0042】触媒19は、脱臭装置13の物理吸着体と
同一体で形成してもよい。この一例を図8を用いて説明
する。これは、活性炭、アルミナ、ゼオライト、セピオ
ライト等の物理吸着剤13aからなるハニカム体の表面
層に貴金属の触媒19aを添着させたもので、この触
媒、吸着剤をヒータ16の下流に置くことで、再生時に
はまず表面の触媒層19aが加熱され、次に内部の吸着
剤層13aが加熱されるため、臭気が脱着し触媒19a
で分解できる。この場合には、触媒、吸着剤と分ける必
要がなく、構造が簡単になる。
【0043】また、触媒は、通電によって加熱される導
電性担体を用いれば、別のヒータを取り付ける必要がな
く、また、加熱に必要な電力も、少なく、効率よい加熱
が可能となる。この構成例を図9を用いて説明する。こ
れは、表面にアルミナの絶縁層を持つFe−Cr(20
%)−Al(5%)のフェライト系ステンレスの50ミ
クロン厚の箔からなり、これをコルゲート状にし、渦巻
状に巻いた触媒担体20の上に貴金属触媒を担持したも
のである。この触媒担体20の中心には電極21が取り
付けられ、外周には電極22が取り付けられ、加熱時に
はこの両電極21,22間に電力が供給され、電流によ
って触媒担体20自体が昇温するようになっている。ま
た、ダクト10に取り付けられる場合には、周囲を絶縁
枠23によって固定する。このようにした場合、昇温は
素早く、また加熱むらも少なく、より効率よい再生動作
を実現することができる。また、この担体20は、触媒
担体として使え、しかも導電性を有する材料であれば何
でもよく、例えば、SiC,SiB2 などのハニカム体
で構成しても構わない。また、前述の図8の構成例のよ
うに、この導電性触媒担体20の上に、吸着剤層を設
け、さらにその上に触媒層を設けても構わない。この場
合は、より効率よく加熱再生動作ができるとともに、コ
ンパクトでより低コストの脱臭構造を提供することが可
能となる。
【0044】図10には、本発明の第3実施例を示す。
一般におが屑は臭気吸着作用があるといわれている。こ
れはおが屑表面の多孔質性によるものである。また、こ
のような厨芥処理装置の分解媒体として使われるおが屑
は、表面に水分が多く付着しており、一般に水溶性の高
い臭気は非常に吸着されやすくなっている。またこのお
が屑は、微生物が付着されているために吸着した臭気物
質を微生物によって消化して分解することもでき、有効
な脱臭剤であると考えられる。また、この量は非常に多
く、吸着容量としても十分である。本実施例では、再生
時に発生する脱臭臭気をこのおが屑の脱臭作用によって
除去するというものである。一般に初期的にはおが屑の
吸着作用によって臭気は低減されているが、使いこんで
くるとおが屑にも臭気を溜め込んでいるため、臭気を発
生するようになってくる。しかし、この臭気濃度は、蓄
積濃縮した脱臭装置13の吸着剤から再生時に脱着する
臭気濃度より原理的に低い筈である。すなわち、再生時
に発生する臭気は、このおが屑層に導いていけば、十分
脱臭することが可能である。そして、吸着した臭気は、
次第に微生物によって分解処理されていく。
【0045】図10にこの具体的な構成例を示す。通常
の脱臭動作等は、第1実施例とほぼ同様である。ここで
脱臭装置13の再生時には、ダクト10の排気口11の
近くに取り付けられた流路切り替えダンパ24によっ
て、排ガスは空気流通板25により内部の分解媒体8に
拡散される。風量は第1実施例のごとく少なく抑えてあ
る。ここで、再生時に脱臭装置13の吸着剤から発生し
た通常の排気時の臭気より高濃度の臭気は、水分を含ん
だ分解媒体8に吸着され、添着された微生物によって消
化分解される。分解媒体8は、十分な量があるため、吸
着能力は十分であり、ほぼメンテナンスフリーで脱臭さ
れる。再生が終了したことを確認すると、流路切り替え
ダンパ24は、通常の排気流路に切り替えられる。
【0046】ここで、再生時に脱臭装置13から脱着さ
れた臭気は、ダンパ24によって流路が切り替えられ、
処理槽1の内部に送風されたが、ファン12を双方向フ
ァンとして逆転させてもよい。この場合放出された臭気
を含むガスが槽内部で分解媒体8の上部の空隙部分に拡
散されるため、吸着効果は上述の機構よりは劣るもの
の、機構的には簡単になる。
【0047】図11には、本発明の第4実施例を示す。
上述の第3実施例の場合、処理槽1内部に送り込まれた
脱着した臭気は、分解媒体8によって吸着されるが、こ
の分解媒体8は、水分を適度に含み、しかも厨芥等の未
分解物や固形物などの夾雑物が含まれていないことが吸
着能力を維持するためには好ましい。また、この分解媒
体8のおが屑は撹拌などを行うと、微粉化したり、固化
したりするため、通風経路に置かれると次第に圧力損失
が大きくなり、再生時の風量が変化したりして好ましい
ものではない。
【0048】そこで本実施例では、図11に示すように
この臭気を吸着する分解媒体8aは、吸着ダクト26の
中に入れられ、ここには、撹拌によって、厨芥固形物が
混入しないように構成され、しかも撹拌が行われないよ
うになっている。このため、撹拌による微粉化、固化す
ることがない。しかも透水板27を通して、処理槽1内
部より水分と、水溶性の厨芥の栄養成分は供給されるた
め、微生物の繁殖には問題ない。すなわち再生時に脱着
した臭気は、空気流通板25を通して、吸着ダクト26
内に拡散され、この中の分解媒体8aに吸着され、脱臭
される。吸着された臭気は分解媒体8aに吸着した微生
物によって分解される。また、ここでは分解媒体とし
て、おが屑を用いたが、特にこの吸着ダクト26内には
活性炭などの吸着剤と、微生物の担持体を兼ねる物質を
投入もしくは一部混入しても構わない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、脱臭手段を排気系に配設し、加熱手段によ
るこの脱臭手段の加熱再生動作を、厨芥投入から第1の
所定時間以内又は該第1の所定時間より長い第2の所定
時間以降に実行させるようにしたため、コンパクトで、
かつ脱臭手段の再生を、発酵、分解が盛んな時間帯を除
いて臭気発生の少ない時に行うことができ、メンテナン
スフリーで効率よく脱臭を行うことができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、前記厨芥投
入の時点は、処理槽の蓋の開閉動作により判定するよう
にしたため、脱臭を確実かつ自動的に行うことができ
る。
【0051】請求項3記載の発明によれば、脱臭手段の
加熱再生動作時における排気系の排気風量は、分解ガス
の通常排気時における排気風量よりも減少させるように
したため、脱臭手段が短時間で必要温度まで上昇して効
率のよい再生動作を行うことができる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、脱臭手段の
加熱再生動作終了直後は、排気系の排気風量を当該加熱
再生動作時の排気風量よりも少なくとも暫時増加させる
ようにしたため、脱臭手段が一気に冷却されて、再生後
は直ぐに吸着脱臭機能を復活させることができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、加熱再生動
作中に処理槽の蓋が開放されたときは、当該加熱再生動
作を直ちに中止し、排気系の排気風量を通常排気時の排
気風量に戻すようにしたため、投入口から室内等への臭
気の逆流、発散を防ぐことができる。
【0054】請求項6記載の発明によれば、加熱再生動
作時に脱臭手段から発生する再生ガスを分解脱臭する触
媒を、当該脱臭手段に併設もしくは該脱臭手段よりも排
気系の下流側に設けたため、通常の分解処理時の脱臭
は、安価な吸着剤等からなる脱臭手段の吸着作用により
行われるため低コストであり、また物理吸着によるた
め、より少ない量の吸着剤で効率的に脱臭することがで
きる。
【0055】請求項7記載の発明によれば、前記触媒
は、脱臭手段上に層状に添着したため、コンパクトでか
つ簡単な触媒併設構造とすることができる。
【0056】請求項8記載の発明によれば、前記触媒を
担持する触媒担体を通電により発熱する自己発熱型触媒
担体としたため、触媒を効率よく、かつむらなく加熱す
ることができて再生ガスを効率よく分解脱臭することが
できる。
【0057】請求項9記載の発明によれば、排気系にお
ける前記脱臭手段の上流側には、耐火性の除塵手段を設
けたため、脱臭手段の加熱再生動作時に、分解媒体であ
るおが屑等の粉塵の燃えるおそれがない。
【0058】請求項10記載の発明によれば、加熱再生
動作時に前記脱臭手段から発生する再生ガスは前記処理
槽内の分解媒体を通過させ、当該分解媒体に吸着させて
脱臭するようにしたため、メンテナンスフリーで再生時
の臭気を除去することができる。
【0059】請求項11記載の発明によれば、前記再生
ガスを前記処理槽内の分解媒体に導く手段は、排気系に
おける脱臭手段の下流側に設けられ排気流路を前記処理
槽側へ切り替え可能な流路切り替えダンパ又は前記排気
系の排気方向を双方向に切り替え可能な双方向ファンの
何れかとしたため、上記のメンテナンスフリーの再生時
の臭気除去を容易に実現することができる。
【0060】請求項12記載の発明によれば、前記再生
ガスの通過する分解媒体部分は、投入された厨芥の固形
分の分散、混入を防止し、当該厨芥中の水分及びその可
溶成分を分散させる構造としたため、再生時の臭気の吸
着生物分解性能を効果的に維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る厨芥処理装置用脱臭装置の第1実
施例の内部構成を示す斜視図である。
【図2】図1の要部構成図である。
【図3】上記第1実施例において標準的な厨芥投入量に
おける経過時間に対する分解媒体温度及び臭気発生量の
変化を示す図である。
【図4】上記第1実施例において厨芥投入量をパラメー
タとした経過時間に対する二酸化炭素発生量の変化を示
す図である。
【図5】上記第1実施例において脱臭装置の再生時にお
ける排気風量及びヒータ通電量の制御シーケンスを比較
例とともに示す図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部構成図である。
【図7】上記第2実施例において脱臭装置の再生時にお
ける排気風量及びヒータ通電量の制御シーケンスを示す
図である。
【図8】上記第2実施例において触媒を併設した脱臭装
置の構成例を示す断面図である。
【図9】上記第2実施例において自己発熱型触媒担体を
用いた触媒の構成例を示す斜視図である。
【図10】本発明の第3実施例を示す要部構成図であ
る。
【図11】本発明の第4実施例を示す要部構成図であ
る。
【符号の説明】
1 処理槽 3 蓋 8 分解媒体 10 排気系を構成するダクト 12 ファン 13 脱臭装置(脱臭手段) 16 ヒータ(加熱手段) 18 除塵装置(除塵手段) 19 触媒 19a 触媒層 20 自己発熱型触媒担体 24 流路切り替えダンパ 26 再生ガスの通過する吸着ダクト 27 透水板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された厨芥を分解媒体に分散させ、
    好気性菌により当該厨芥を分解処理する処理槽と、該処
    理槽内で発生した分解ガスを外部へ排気する排気系とを
    備えた厨芥処理装置における前記排気系に配設され前記
    分解ガス中の臭気を吸着脱臭する脱臭手段と、加熱によ
    り前記脱臭手段の吸着脱臭機能を再生させる加熱手段と
    を有する厨芥処理装置用脱臭装置であって、前記加熱手
    段による前記脱臭手段の加熱再生動作を、前記厨芥投入
    から第1の所定時間以内又は該第1の所定時間より長い
    第2の所定時間以降に実行させるように構成してなるこ
    とを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記厨芥投入の時点は、前記処理槽の蓋
    の開閉動作により判定するように構成してなることを特
    徴とする請求項1記載の厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 前記脱臭手段の加熱再生動作時における
    前記排気系の排気風量は、前記分解ガスの通常排気時に
    おける排気風量よりも減少させるように構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】 前記脱臭手段の加熱再生動作終了直後
    は、前記排気系の排気風量を当該加熱再生動作時の排気
    風量よりも少なくとも暫時増加させるように構成してな
    ることを特徴とする請求項3記載の厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱再生動作中に前記処理槽の蓋が
    開放されたときは、当該加熱再生動作を直ちに中止し、
    前記排気系の排気風量を前記通常排気時の排気風量に戻
    すように構成してなることを特徴とする請求項3記載の
    厨芥処理装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱再生動作時に前記脱臭手段から
    発生する再生ガスを分解脱臭する触媒を、当該脱臭手段
    に併設もしくは該脱臭手段よりも前記排気系の下流側に
    設けてなることを特徴とする請求項1記載の厨芥処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記触媒は、前記脱臭手段上に層状に添
    着してなることを特徴とする請求項6記載の厨芥処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記触媒を担持する触媒担体が通電によ
    り発熱する自己発熱型触媒担体であることを特徴とする
    請求項6記載の厨芥処理装置。
  9. 【請求項9】 前記排気系における前記脱臭手段の上流
    側には、耐火性の除塵手段を設けてなることを特徴とす
    る請求項1記載の厨芥処理装置。
  10. 【請求項10】 前記加熱再生動作時に前記脱臭手段か
    ら発生する再生ガスは前記処理槽内の分解媒体を通過さ
    せ、当該分解媒体に吸着させて脱臭するように構成して
    なることを特徴とする請求項1記載の厨芥処理装置。
  11. 【請求項11】 前記再生ガスを前記処理槽内の分解媒
    体に導く手段は、前記排気系における前記脱臭手段の下
    流側に設けられ排気流路を前記処理槽側へ切り替え可能
    な流路切り替えダンパ又は前記排気系の排気方向を双方
    向に切り替え可能な双方向ファンの何れかであることを
    特徴とする請求項10記載の厨芥処理装置。
  12. 【請求項12】 前記再生ガスの通過する分解媒体部分
    は、投入された前記厨芥の固形分の分散、混入を防止
    し、当該厨芥中の水分及びその可溶成分を分散させる構
    造としてなることを特徴とする請求項10又は11記載
    の厨芥処理装置。
JP7199795A 1995-08-04 1995-08-04 厨芥処理装置 Pending JPH0947744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199795A JPH0947744A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 厨芥処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199795A JPH0947744A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 厨芥処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0947744A true JPH0947744A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16413752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7199795A Pending JPH0947744A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 厨芥処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0947744A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000167524A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨芥処理機
KR100263270B1 (ko) * 1997-11-07 2000-08-01 백운학 미생물을 이용한 음식물 쓰레기 소멸처리장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100263270B1 (ko) * 1997-11-07 2000-08-01 백운학 미생물을 이용한 음식물 쓰레기 소멸처리장치
JP2000167524A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨芥処理機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002238981A (ja) 空気浄化装置
JPH0947744A (ja) 厨芥処理装置
JP3336737B2 (ja) 厨芥処理機
JP2001239239A (ja) 脱臭装置、生ゴミ処理機および脱臭方法
CN210699476U (zh) 一种非接触式恶臭异味气体处理装置
JP3551278B2 (ja) 厨芥処理装置の脱臭方法およびその装置
JPH05185060A (ja) 厨芥処理機
KR102537371B1 (ko) 열 효율성을 향상시킨 음식물쓰레기 처리기의 탈취장치
JP2729467B2 (ja) 生塵の処理装置
JP3233156B2 (ja) 厨芥処理機
JP2002126701A (ja) 有機物処理装置
JP3102972U (ja) 消臭装置
JPH10235327A (ja) 生ゴミ処理装置、及び生ゴミ処理方法
KR20240027341A (ko) 재생 기능을 갖는 탈취 시스템
JPH09155148A (ja) 脱臭装置
JP2729465B2 (ja) 生塵の処理装置
JP2005211763A (ja) 生ごみ処理機の脱臭装置及び脱臭方法
KR100785614B1 (ko) 음식물 쓰레기 소멸기의 탈취수단
JP2584076B2 (ja) 脱臭装置
JPH07136628A (ja) 生ごみ処理機
JP2002254058A (ja) 厨芥処理機
JPH09117746A (ja) 生ごみ分解処理装置
JPH0691248A (ja) 厨芥処理機
JPH07303872A (ja) 生塵の処理方法
JP2005021787A (ja) 生ごみ処理機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005