JPH094772A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH094772A
JPH094772A JP7176824A JP17682495A JPH094772A JP H094772 A JPH094772 A JP H094772A JP 7176824 A JP7176824 A JP 7176824A JP 17682495 A JP17682495 A JP 17682495A JP H094772 A JPH094772 A JP H094772A
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JP
Japan
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joint body
state
joint
flange edges
pipes
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Application number
JP7176824A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Sugimura
寛和 杉村
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Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプの接続を迅速簡易に行うことができる
ようにする。 【構成】 接続対象となるパイプP1,P2の対向端縁
にはパイプ同士を突き合わせた場合に、相互に突き当て
られるフランジ縁F1,F2が形成されている。ほぼ円
環状に形成される継手本体3は、その内周に沿って溝部
6が形成され、ここに突き合わせ状態にある両フランジ
縁F1,F2を嵌め込むことができるようになってい
る。また、継手本体3の端部にはロック手段としての操
作部7が設けられ、その基部をつまんで塑性変形させる
と、継手本体3は径を縮小して両フランジ縁F1,F2
を緊持した状態に保持して両フランジ縁の離間を規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属製パイプ同士の接続を行
う継手として図14に示すような形式のものが知られて
いる。このものにおいて、接続対象となるパイプは図1
3に示すように、一方のものはその開口縁からやや距離
をおいた位置に全周に沿ってフランジ縁F1が張り出し
ており、他方のものの端部には相手側パイプの先端部分
が差し込まれる拡開部30が膨出形成され、またその開
口縁にはパイプ同士の接続時に前記フランジ縁F1に突
き当てられるフランジ縁F2が全周に沿って形成されて
いる。
【0003】一方、管継手は一部が開口するリング状に
形成された継手本体31を有している。この継手本体3
1はその内周に沿ってU字状の溝部32が形成されてお
り、接続時において突き当て状態にある両フランジ縁F
1,F2を包み込むようにして嵌め込むことによって、
両パイプが離間しないようにしている。また、継手本体
の開口端部には径方向外方へ接続用突片33がそれぞれ
対向して起立形成されている。そして、ここにはボルト
34を差し込み可能とする差し込み孔35,35がそれ
ぞれ貫通しており、ボルト34を図示しないナットにて
締め付けするようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、接
続対象となるパイプ同士を突き合わせた後、継手本体3
1を溝部32内にフランジ縁F1,F2を適合させつつ
嵌め込み、そのもとでボルト34を差し込み孔35,3
5に通してナットにて締め込んでやる。こうすること
で、継手本体31は開口部を閉じてゆく過程でフランジ
縁F1,F2の全周を緊締する、というものである。
【0005】しかしながら、上記のものではパイプの接
続作業時において煩わしねじ込み作業が必要となるた
め、作業効率が低く作業の自動化をきわめて困難なもの
としている。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところはパイ
プの接続作業を迅速かつ簡易に行うことができる管継手
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、接続すべき管の対向面の外周縁
に張り出したフランジ縁を突き合わせた状態で両管の接
続を行う管継手であって、一部が開口する円環状に形成
された継手本体は、その内周縁に前記突き合わせ状態に
ある両フランジ縁を嵌め込んで両フランジ縁の離間を規
制する溝部が形成され、かつ前記開口端部には前記継手
本体をその開口を閉じる方向へ変位させる操作に伴っ
て、継手本体を前記両フランジ縁を緊締した状態に保持
させるロック保持手段が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、前記ロック保持手段は、前記継手本体の
両開口端を径方向外方へ突出させかつその端部相互を連
結し、常にはその基端側が離間した状態で形成される操
作部を有するとともに、この操作部はその基端部がつま
まれて閉じ方向に塑性変形されることによって継手本体
を前記両フランジ縁を緊締した状態に保持させるように
構成されていることを特徴とするものである。
【0009】さらに、請求項3の発明は、請求項1記載
のものにおいて、前記ロック保持手段は、前記継手本体
の一方の開口端部に形成された係止部と、継手本体の開
口を閉じ方向に変位させたときに前記係止部と係合し
て、継手本体を前記両フランジ縁を緊締した状態に保持
させる係止受け部とによって構成されることを特徴とす
るものである。
【0010】さらにまた、請求項4の発明は、請求項1
記載のものにおいて、前記継手本体の一方の開口端部に
は径方向外方へ起立する幅狭部が形成され、他方の開口
端部には前記幅狭部を通過させて幅狭部と対向して起立
するアーチ部が形成されてなり、アーチ部と幅狭部との
間にはこれらの間を強制的に拡開させることで、継手本
体を前記両フランジ縁を緊締した状態に保持させるくさ
び部材が突っ込まれることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、パイプ同士の接続を
行う場合には、双方のパイプの端部に形成されたフラン
ジ縁を突き合わせ、この状態で継手本体の溝部内に両フ
ランジ縁を適合させる。この後、継手本体を開口を閉じ
る方向へ変位させると、ロック保持手段が両フランジ縁
を緊締した状態に継手本体を保持する。これによって、
継手本体はパイプの接続部分に装着され、パイプの接続
が完了する。
【0012】また、請求項2の発明によれば、両パイプ
のフランジ縁の突き合わせ部分に継手本体を嵌め込んだ
後、操作部の基端部分をつまんで塑性変形させれば操作
部の基端部が閉じた状態に保持され、これによって両パ
イプの接続作業が完了する。
【0013】さらに、請求項3の発明によれば、突き合
わせ状態にある両フランジ縁に継手本体を嵌め合わせた
後、係止部と係止受け部とを係合させると、継手本体が
両フランジ縁を緊締した状態に保持される。
【0014】さらにまた、請求項4の発明は突き合わせ
状態にある両フランジ縁に継手本体を嵌め込んだ後、ア
ーチ部と幅狭部との間にくさび部材を突っ込んでこれら
の間を強制的に拡開させると、継手本体自体はその内径
を縮小させるよう変形してフランジ縁に対する締め付け
がなされる。
【0015】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、継手本体の開口を閉じる方向に変位
させると、ロック保持手段が両フランジ縁を緊締してパ
イプの接続状態を保持するため、従来のようなねじ締め
手段に比較して操作が簡単・迅速であるため、パイプの
接続作業の効率が高められ、また接続作業の自動化も期
待できる。
【0016】また、請求項2の発明によれば、操作部の
基端部をつまむだけで継手本体をクランプ状態とできる
ため、操作性に優れる。
【0017】さらに、請求項3の発明によれば、係止部
と係止受け部との係合によって、継手本体がクランプ状
態となるものであるため、このものにおいても優れた操
作性が実現される。
【0018】さらにまた、請求項4の発明によれば、ア
ーチ部と幅狭部との間にくさび部材を突っ込んで継手本
体をクランプ状態にするものであり、すなわちくさび部
材の押し込み操作のみでクランプ状態が実現できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1〜図6は本発明の第1実施例を示すもので
あり、図1は本例の接続対象となる一対のパイプP1,
P2を示しており、これらは自動車のヒータ用配管の一
部を構成するものである。図1において、一方のパイプ
(図1の左側のパイプ、以下、熱源側パイプP1とい
う)は自動車に搭載されるヒータコンデンサ(図示しな
い)に接続され、他方のパイプ(図1の右側パイプ、以
下、機器側パイプP2という)は空調機器等に接続され
ている。そして、いずれのパイプもアルミニウム製であ
る。
【0020】図のものは、機器側パイプP2の端部寄り
の位置には全周に沿ってフランジ縁F2が一体に張り出
し形成されており、これより先端側は差し込み筒部1と
なっている。一方、熱源側パイプP1はその端部が全周
に沿って拡径された膨出部2が形成されており、機器側
パイプP2の差し込み筒部1が差し込み可能となってい
る。また、熱源側パイプP1の開口縁には両パイプP
1,P2が接続されたときに機器側パイプP2のフラン
ジ縁F2と対向して突き合わせられるようなほぼ同径に
形成されたフランジ縁F1が全周に沿って張り出し形成
されている。
【0021】さて、第1実施例に係る管継手は、SPC
C(冷間圧延鋼)によって一体に形成された継手本体3
を有している。継手本体3は略半円状に形成された一対
のクランプ片4を有しており、これらの一端側はヒンジ
部5によって接続されている。クランプ片4の内周側に
は、図5に示すように、同縁に沿ってU字状の溝部6が
形成されており、この溝部6は突き合わされた状態での
両フランジ縁F1,F2を密着した状態で嵌め込み可能
な溝幅に形成されている。すなわち、溝部6は両フラン
ジ縁F1,F2を外側からほぼ隙間なく挟み込んで抱持
できるような形状をなしており、これによって両フラン
ジ縁F1,F2が離間、つまり両パイプP1,P2が離
間することが規制される。
【0022】また、上記した両クランプ片4を接続する
ヒンジ部5は、両クランプ片4との接続端部の両側にお
いて幅方向から切り込みを入れることにより平面状に形
成されたものであり、継手本体3を拡開・縮小変形させ
た場合に、これに伴う歪をヒンジ部5において吸収する
ようにし、他所へは影響がないようにするためのもので
ある。
【0023】一方、継手本体3においてヒンジ部5と反
対側の端部(自由端側)は共に平行に対向するように外
方へ起立した後、それぞれ相互に重ねられ、さらにはこ
れらの中央部をスポット溶接によって溶着させることで
連結されている。このようにして形成された部分は、全
体としてコの字状をなして操作部7となる。操作部7は
通常時の状態では基端部が離間しているが、パイプの接
続作業を行う場合にはつまみ操作によって密着状に塑性
変形させられる。
【0024】すなわち、継手本体3は通常時は突き合わ
せ状態にある両フランジ縁F1,F2に仮嵌め(抜き差
し自在な嵌合状態)可能な内径にあるが、操作部7をつ
まんで塑性変形させたときには、両フランジ縁F1,F
2のほぼ半周分ずつを両クランプ片4の溝部6に沿って
嵌め込み、抜き取り不能な内径に縮小される。
【0025】第1実施例は上記のように構成されたもの
であり、機器側、熱源側のパイプを接続する場合には、
まずOリング(図示しない)を介在させながら差し込み
筒部1を熱源側パイプの膨出部2へ差し込んで、両フラ
ンジ縁F1,F2を突き合わせておく。そして、この部
分に拡径状態にある継手本体3を嵌合させ、つまり両ク
ランプ片4の溝部6内にフランジ縁F1,F2を適合さ
せる。これによって、継手本体3は両フランジ縁F1,
F2に対し仮嵌め状態で取り付けられる。
【0026】この後、適当な工具Tで操作部7の基端部
をつまんで両クランプ片4の端部同士を接近させるよ
う、塑性変形を行わせる。これによって、両クランプ片
4の膨出部2側が閉じ変形するため、両クランプ片4の
溝部6に沿って対応するフランジ縁F1,F2が包み込
まれ、その結果両フランジ縁F1,F2は離間不能な状
態に保持される。その結果、両パイプP1,P2が接続
状態に保持される。なお、クランプ片4の膨出部2側が
閉じ変形する場合には、ヒンジ部5を中心としたものと
なり、変形に伴う応力はこの部分に集中するため、両ク
ランプ片4に変形を生じさせることがない。
【0027】以上のように、第1実施例によれば継手本
体3を両フランジ縁F1,F2の突き合わせ部分に仮嵌
めした後は、操作部7をつまんで塑性変形させるだけで
パイプの接続作業が完了するため、作業を効率よく行う
ことができる。また、単なるつまみ操作だけでよいた
め、接続作業の自動化も期待できる。
【0028】図7〜図9は本発明の第2実施例を示すも
のであり、この実施例における継手本体3もヒンジ部5
により接続された一対のクランプ片4を有し、一方のク
ランプ片4の先端寄りの位置には工具によるつまみ操作
のための第1の操作片8が配されている。この操作片8
はクランプ片4の端部に連続する端部を径方向外方へ起
立させた後、密着状に折り返して形成したものである。
そして、これより先端側にはやや幅狭に形成されたロッ
ク爪10が周方向へ延出し、その先端縁には鈎状の係止
爪11が屈曲して形成されている。
【0029】他方のクランプ片4において、その先端よ
り所定距離だけ離間した位置には前記第1の操作片8と
対応する第2の操作片9が配されている。第2の操作片
9も第1操作片8と同様、径方向外方へ密着状に折曲げ
て形成されている。また、第2の操作片9より先端側に
は係止孔12が切り起こしによって形成されており、両
クランプ片4の先端同士を接近させたときにロック爪1
0の係止爪11を解離可能に係合させることができる。
なお、他の構成は第1実施例と同様である。
【0030】第2実施例は上記のように構成されたもの
であり、継手本体3を突き合わせ状態にある両フランジ
縁F1,F2に対して仮嵌めしておく。この後、工具T
によって第1,第2の両操作片8,9をつまんで両クラ
ンプ片4の先端同士を接近させる。これにより、継手本
体3はヒンジ部5を中心として閉止方向へ変形し、ロッ
ク爪10の係止爪11が係止孔12に係合すると、両ク
ランプ片4の溝部6内に双方のフランジ縁F1,F2が
周方向に沿って包み込まれ、フランジ縁F1,F2同士
は離間不能な状態に保持されてパイプ同士の接続が完了
する。
【0031】以上のように、第2実施例によっても第1
実施例と同様、操作片8,9のつまみ操作のみによって
ロック爪10を係止孔12に係合させ、閉止状況を保持
できるため、作業の効率向上に寄与することができる。
接続完了後にパイプP1,P2を切り離したい場合に
は、ロック爪10を係止孔12から解離させて継手本体
3を拡開させれば継手本体3をパイプから抜き取ること
ができ、これによってパイプが切り離し可能な状態とな
る。またこのような取り外しを行っても、継手本体3の
変形の程度は小さく再利用が可能である。
【0032】図10〜図12は本発明の第3実施例を示
すものであり、この実施例における継手本体3も第1,
第2実施例と同様、ヒンジ部5により接続された一対の
クランプ片4を有し、その一端側には両側縁からほぼ等
しい幅ずつ切り欠かれた幅狭部13が所定長さ範囲にわ
たって形成されている。この幅狭部13の先端部は径方
向外方へ起立しており、第1つまみ部14となってい
る。そして、第1つまみ部14の先端寄りの位置には第
1の食い込み爪15が設けられ、次述する第2つまみ部
16側へ向けて切り起こしによって形成されている。
【0033】これに対し、継手本体3の他端側はその端
縁を残しつつ所定長さ範囲にわたって開口し、上記幅狭
部13を受け入れ可能な受け溝17が形成されている。
この受け溝17が形成されている部分の先端部は前記第
1つまみ部14と対向して起立し、第2つまみ部16と
なっている。そして、第2つまみ部16の先端寄りの位
置には前記第1の食い込み爪15と対応する高さ位置
に、第2の食い込み爪18が一対配されており、これら
も切り起こしによって形成されている。
【0034】第3実施例は上記のように構成されたもの
であり、継手本体3を突き合わせ状態にある両フランジ
縁F1,F2に対して仮嵌めしておく。仮嵌めの際に
は、両つまみ部14,16をつまんで継手本体3をヒン
ジ部5を中心として拡開変形させる。この後、樹脂製の
くさび部材19を第1,第2の食い込み爪15,18間
に掛け渡し、強く押し込む。これにより、両つまみ部1
4、16が相互に後退するため、継手本体3はその内径
を縮小する方向に変形する。そして、くさび部材19の
両側面へ対応する第1,第2の食い込み爪15,18が
食い込むと継手本体3は、両クランプ片4の溝部6内に
双方のフランジ縁F1,F2を周方向に沿って抱き込ん
だ状態に保持される。かくして、フランジ縁F1,F2
同士が離間不能な状態に保持されてパイプP1,P2同
士の接続が完了する。
【0035】以上のように、第3実施例によっても、継
手本体3の仮嵌め後は僅かにくさび部材19を押し込む
だけで、継手本体3の閉止状況を保持できるため、作業
の効率向上が達成できる。
【0036】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0037】いずれの実施例もヒンジ部5を設定した
ものを図示し説明したが、省略することも可能である。 第3実施例においては、くさび部材19の側面に食い
込み爪を食い込ませる場合を示したが、これに代えて上
面に係合させて抜け止めを図るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプおよび管継手を示す分解斜視図
【図2】フランジ縁を突き合わせた状態を示す側面図
【図3】仮嵌め状態を示す断面図
【図4】締め付け作業を示す断面図
【図5】フランジ縁と溝部との嵌合状況を拡大して示す
断面図
【図6】パイプの接続が完了した状態を示す側面図
【図7】第2実施例に係る管継手を示す斜視図
【図8】仮嵌め状態を示す断面図
【図9】パイプの接続が完了した状態を示す断面図
【図10】第3実施例に係る管継手を示す斜視図
【図11】仮嵌め状態を示す断面図
【図12】パイプの接続が完了した状態を示す断面図
【図13】接続対象となるパイプの斜視図
【図14】従来の管継手を示す斜視図
【符号の説明】
3…継手本体 4…クランプ片 5…溝部 7…操作部 10…ロック爪 12…係止孔 15,18…食い込み爪 19…くさび部材 F1,F2…フランジ縁 P1,P2…パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき管の対向面の外周縁に張り出
    したフランジ縁を突き合わせた状態で両管の接続を行う
    管継手であって、 一部が開口する円環状に形成された継手本体は、その内
    周縁に前記突き合わせ状態にある両フランジ縁を嵌め込
    んで両フランジ縁の離間を規制する溝部が形成され、か
    つ前記開口端部には前記継手本体をその開口を閉じる方
    向へ変位させる操作に伴って、継手本体を前記両フラン
    ジ縁を緊締した状態に保持させるロック保持手段が設け
    られていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記ロッ
    ク保持手段は、前記継手本体の両開口端を径方向外方へ
    突出させかつその端部相互を連結し、常にはその基端側
    が離間した状態で形成される操作部を有するとともに、
    この操作部はその基端部がつままれて閉じ方向に塑性変
    形されることによって継手本体を前記両フランジ縁を緊
    締した状態に保持させるように構成されていることを特
    徴とする管継手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、前記ロッ
    ク保持手段は、前記継手本体の一方の開口端部に形成さ
    れた係止部と、継手本体の開口を閉じ方向に変位させた
    ときに前記係止部と係合して、継手本体を前記両フラン
    ジ縁を緊締した状態に保持させる係止受け部とによって
    構成されることを特徴とする管継手。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、前記継手
    本体の一方の開口端部には径方向外方へ起立する幅狭部
    が形成され、他方の開口端部には前記幅狭部を通過させ
    て幅狭部と対向して起立するアーチ部が形成されてな
    り、アーチ部と幅狭部との間にはこれらの間を強制的に
    拡開させることで、継手本体を前記両フランジ縁を緊締
    した状態に保持させるくさび部材が突っ込まれることを
    特徴とする管継手。
JP7176824A 1995-06-19 1995-06-19 管継手 Pending JPH094772A (ja)

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