JPH0947449A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH0947449A
JPH0947449A JP8132135A JP13213596A JPH0947449A JP H0947449 A JPH0947449 A JP H0947449A JP 8132135 A JP8132135 A JP 8132135A JP 13213596 A JP13213596 A JP 13213596A JP H0947449 A JPH0947449 A JP H0947449A
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JP
Japan
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data
ray
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JP8132135A
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English (en)
Inventor
Shigemi Igarashi
成身 五十嵐
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再構成に掛かる時間を短縮することができ、
さらに、アーチファクトの発生を抑えることのできるX
線CT装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 スキャン動作により被検体に関する多方
向の投影データを収集し、前記投影データに基づき断層
画像を順次再構成し、前記断層画像を動画として表示す
るX線CT装置において、スキャン動作により順次得ら
れた投影データに所定の重み付けを行い、この重み付け
された投影データと、動画としての前回の画像に対応す
る投影データとの差分を求めるCPU22と、CPU2
2で得られた差分をコンボリューション及びバックプロ
ジェクションを行って再構成し、前記前回の画像に加算
して動画を構成する1つの断層画像を作成する再構成部
32とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CT像(断層画
像)を動画で表示することができるX線CT装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、再構成の高速化処理が検討され、
実用化の域に達しようとしている。これにより、連続ス
キャンを実行しながら(このとき寝台の天板位置は不動
とする)、リアルタイムで断層像をシネ映像のように連
続的に表示させることにより、例えば造影剤の動きの観
察をリアルタイムで行うことが期待されている。その一
例として、CT透視など連続性データを再構成する方法
として、生データ(投影データ)の変化分のみをバック
プロジェクションして前回の画像に足し込むというもの
がある。
【0003】図9は、その様子を示したものであり、ガ
ントリーの1回転を6等分し連続した投影データ100
がデータ収集装置(DAS)または磁器ディスクから読
み出される(投影データ100につけられた番号11,
12,13,14,15,16,17,…は、それぞれ
ガントリーの1/6回転分の投影データを示す)。
【0004】例えば、番号11〜16の投影データ1に
より1つの画像が再構成され、これから1/6回転した
ときの番号12〜17の投影データ2により次の1つの
画像が再構成される。このとき、番号1と番号17の投
影データは同じ角度位置だが時間的に異なるデータであ
る。同様にして、それから1/6回転したときの番号1
3〜18の投影データ3により次の1つの画像が再構成
され、さらにそれから1/6回転したときの番号14〜
19の投影データ4により次の1つの画像が再構成され
る。
【0005】また、シングルスキャンのX線CT装置で
は、1回転している間に被検体(胃や心臓)が動いてし
まうのでの画像を再構成したときにオーバーラップ部分
が完全には重ならず、筋雲状のアーチファクトと呼ばれ
るノイズが発生することがある。また、図10に示すよ
うに、投影データの内、開始部分と終了部分を重複さ
せ、その部分を重み付けしスムージングさせることによ
って、アーチファクトが軽減することが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線CT装置では、前記オーバーラップ部分が完全には
重ならないことによりアーチファクトが発生するが、オ
ーバーラップ部分は1/6回転づつずれていくので、動
画として表示させるとアーチファクトがくるくると回っ
て見えてしまうことになる。したがって、シネ表示や動
画のCT像を連続的に(例えば、6画像/秒などで)表
示させると非常に見ずらいものになる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、再構成に掛かる時間を短縮することができ、さら
に、アーチファクトの発生を抑えることのできるX線C
T装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、スキャン動作により被検体に関
する多方向の投影データを収集し、前記投影データに基
づき断層画像を順次再構成し、前記断層画像を動画とし
て表示するX線CT装置において、スキャン動作により
順次得られた投影データに所定の重み付けを行い、この
重み付けされた投影データと、動画としての前回の画像
に対応する投影データとの差分を求める第1の手段と、
この第1の手段で得られた差分をコンボリューション及
びバックプロジェクションを行って再構成し、前記前回
の画像に加算して動画を構成する1つの断層画像を作成
する第2の手段とを有することを要旨とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、スキャン動
作により被検体に関する多方向の投影データを連続して
収集し、前記投影データに基づき断層画像を順次再構成
し、前記断層画像を表示するX線CT装置において、ス
キャン動作により順次得られた投影データから動画とし
ての1画像分を作成するに際して、当該1画像分を作成
するに必要な一連の投影データの内、同一角度位置で重
なり合う最初と最後の投影データに対して所定の重み付
けを行い、この重み付けを行った投影データと、動画と
して前回の画像に対応する重み付けされた投影データと
の差分を求める第1の手段と、この第1の手段で得られ
た差分をコンボリューション及びバックプロジェクショ
ンを行って再構成し、前記前回の画像に加算して動画を
構成する1つの断層画像を作成する第2の手段とを有す
ることを要旨とする。
【0010】請求項1または請求項4記載のX線CT装
置にあっては、差分について投影データのコンボリュー
ション及びバックプロジェクションを行うことから、再
構成に掛かる時間を短縮することができ、さらに、アー
チファクトの発生を抑えることができる。
【0011】さらに、請求項5記載の発明は、スキャン
動作により被検体に関する多方向の投影データを連続し
て収集し、前記投影データに基づき断層画像を順次再構
成し、前記断層画像を動画として表示するX線CT装置
において、再構成された画像を所定の角度ごとに等分割
し、この分割された画像の内の同一角度位置で重なり合
う最初と最後の分割画像について所定の重み付けを行
い、次に画像を再構成する際、前回未再構成であった部
分についてのみ再構成し、この再構成された画像に所定
の重み付けを行い、この重み付けされた画像と、前回重
み付けされた画像の内、同一の画像部分を除く画像の差
分を求め、この差分を前回の画像に加算して今回の画像
とする手段を有することを要旨とする。
【0012】請求項5記載のX線CT装置にあっては、
最初と最後に同一角度位置で重なり合う画像の前記重な
り合う部分に所定の重み付けを行い、次に画像を再構成
する際、前回未再構成であった部分についてのみ再構成
し、この再構成された画像を重み付けし、この重み付け
された画像と、前回重み付けされた画像の内、同一の画
像部分を除く画像の差分を求め、この差分を前回の画像
に加算して今回の画像とする。これにより、再構成に掛
かる時間を短縮することができ、さらに、アーチファク
トの発生を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るX線CT
装置の一実施携帯を示したブロック図である。本実施形
態は、スキャン動作により順次得られた投影データの
内、最初と最後に同一角度位置で重なり合う1画像分の
投影データを用い、この重なり合う部分に所定の重み付
けを行い、この投影データと、前回の断層画像データに
対応する重み付けされた投影データの内、同一の投影デ
ータを除く投影データの差分を求め、この差分のみをコ
ンボリューション及びバックプロジェクションを行って
再構成し、前記前回の断層画像データに加算して1つの
断層画像データを作成するようにしたものである。
【0014】図1に示すように、本実施形態のX線CT
装置は、ホストコントローラとしてのCPU22が設け
られ、コントローラバス24とデータバス26とがCP
U22に接続されている。
【0015】第1の手段としてのCPU22は、クロッ
ク回路を内蔵し、このクロック回路からのクロック信号
を用いて各部の動作を管理し、またこのクロックを共通
クロックとして各部に供給するようになっている。ま
た、CPU22は、スキャン動作により順次得られた投
影データの内、図2に示すように最初と最後(図2に斜
線で示す部分)に同一角度位置で重なり合う(オーバー
ラップする)1画像分の投影データを用い、この重なり
合う部分に図2の下部に示すような所定の重み付けを行
い、この投影データと、前回重み付けされた投影データ
の内、同一の投影データを除く投影データの差分を求め
る。
【0016】この重み付けとしては、例えば図2の下部
に示すように、投影データの最初の部分については重み
付け係数を増やしていくように重み付けが行われ、投影
データの最後の部分について重み付け係数を減らしてい
くように重み付けが行われる。
【0017】尚、前記重みとしては図2の下部に示すよ
うなリニアな重み関数に限らず、いずれの重み関数を用
いても良く、例えば、図3に点線で示すような曲線であ
っても良い。
【0018】コントロールバス24には、前処理部2
8、ディスクインタフェース(以下、単にディスクI/
Fと略記)30、再構成部32、表示メモリ34がそれ
ぞれ接続される。このコントロールバス24には、キー
ボード6、X線発生装置14の動作を制御するための制
御部40が接続される。データバス26には、前処理部
28、ディスクI/F30、再構成部32、表示メモリ
34、メモリ36がそれぞれ接続される。
【0019】ディスクI/F30には大容量記憶装置と
しての磁気ディスク装置38が接続される。このデータ
バス26には、データ収集装置(DAS)18が接続さ
れる。データ収集装置18にはガントリー17が接続さ
れ、このガントリー17のスキャン動作により被検体の
撮影をした信号はガントリー17からデータ収集装置1
8に与えられるようになっている。データ収集装置18
からの投影データは、前処理部28でキャリブレーショ
ンなどの前処理を受けた後、生データとしてデータバス
26を介して、読み書き可能なDRAM等で構成される
メモリ36に一旦書き込まれ、さらに、このメモリ36
から読み出されて再構成部32に送られる。そして、こ
のメモリ36のプログラムに従いCPU22は各部を動
作させる。
【0020】第2の手段としての再構成部32は、多方
向の投影データに基づいてコンボリューション及びバッ
クプロジェクションを行って断層画像データを再構成す
る。また、再構成部32は、2画像めからについてはC
PU22により得られた差分のみをコンボリューション
及びバックプロジェクションを行って再構成し、前回の
断層画像データに加算して1つの断層画像データを作成
する。この断層画像データは、読み書き可能なDRAM
等で構成される表示用メモリ34に一旦書き込まれ、さ
らにここからディスプレイインタフェースである表示部
34を介してCRTモニタ7に表示される。また、この
断層画像データは、表示用メモリ34から読み出され、
ディスクI/F30を介して磁気ディスク装置38に格
納される。
【0021】図4は、このX線CT装置のCT透視の場
合の動作を示すフローチャートであり、前述した従来例
のようにガントリーの1回転を6等分した場合の例を示
したものである。ガントリー17のスキャン動作により
撮影したデータ収集装置18からの投影データは、デー
タ収集装置18からメモリ36に順次記憶される。そし
て、図5は、メモリ36に記憶された投影データを基に
動画の断層画像データを作成するのを模式的に示したも
のであり、投影データ1,2,3,4は動画の断層画像
データを作成するために最初と最後の部分に重み付けさ
れた投影データを示している。これらの図を用いてCT
透視の場合の動作を説明する。
【0022】まず、CPU22は、メモリ36に記憶さ
れた投影データ100を順次読み込む(ステップS
1)。そして、最初と最後に同一角度位置で重なり合う
1画像分の投影データ1(図5に示す例では番号11〜
17の投影データ)を用い、この重なり合う部分に所定
の重み付けを行う。例えば、図5に示すように投影デー
タの最初の部分については重み付け係数を増やしていく
ように重み付けを行い、投影データの最後の部分につい
て重み付け係数を減らしていくように重み付けを行う。
【0023】その後、再構成部32は、最初の1画像め
については(ステップ3YES )、この重み付けされた投
影データ全てについてコンボリューション及びバックプ
ロジェクションを行って再構成して断層画像データを作
成する(ステップS5)。この断層画像データは、表示
用メモリ34に一旦書き込まれ、さらに表示部34を介
してCRTモニタ7に表示される(ステップS7)。ま
た、この断層画像データは、表示用メモリ34から読み
出され、ディスクI/F30を介して磁気ディスク装置
38に格納される。
【0024】次いで、CPU22は、2画像めに対応す
る投影データを順次読み込む(ステップS1)。そし
て、最初と最後に同一角度位置で重なり合う1画像分の
投影データ2(図5に示す例では番号12〜18の投影
データ)を用い、この重なり合う部分に所定の重み付け
を行う。
【0025】その後、2画像めに対応する投影データが
読み込まれると(ステップ3NO)、CPU22はこの重
み付けされた投影データ2と、前回に重み付けされた投
影データ1の内、同一の投影データを除く投影データの
差分を求める。即ち、図5に示すように(前回の投影デ
ータに無くて今回の投影データに有る部分A)−(前回
の投影データに有って今回の投影データに無い部分B)
を求める(ステップS9)。
【0026】CPU22により差分が求められると、再
構成部32は、この差分のみについてコンボリューショ
ン及びバックプロジェクションを行って再構成し、前回
の断層画像データに加算して1つの断層画像データを作
成する(ステップS11,S13)。この断層画像デー
タは、前記差分のみの再構成処理時間であるにも拘ら
ず、投影データ2全体を再構成したものとほぼ同一のも
のとなる。
【0027】そしてこの断層画像データは、表示用メモ
リ34に一旦書き込まれ、さらに表示部34を介してC
RTモニタ7に表示される(ステップS7)。また、こ
の断層画像データは、表示用メモリ34から読み出さ
れ、ディスクI/F30を介して磁気ディスク装置38
に格納される。以後、ステップS1,S3,S9,S1
1,S13,S7を繰り返すことにより動画の断層画像
データが表示される。
【0028】このように、本実施形態のX線CT装置で
は、最初と最後に同一角度位置で重なり合う1画像分の
投影データを用い、この重なり合う部分に所定の重み付
けを行い、この投影データと、前回の断層画像データに
対応する重み付けされた投影データの内、同一の投影デ
ータを除く投影データの差分を求め、この差分のみをコ
ンボリューション及びバックプロジェクションを行って
再構成し、前記前回の断層画像データに加算して1つの
断層画像データを作成するようにしているので、再構成
に掛かる時間を短縮することができ、さらに、アーチフ
ァクトを軽減することができる。
【0029】また、図6は、動画の断層画像データを作
成する他の動作を説明するための図であり、投影データ
1,2,3,4は動画の断層画像データを作成するため
に最初と最後の部分に重み付けされた投影データを示し
ている。
【0030】図5に示した例では、ガントリー17を1
回転させる毎に前回の断層画像データに加算して1画像
分の断層画像データを作成するようにしている。これに
対し、次のような変形が可能である。即ち、ガントリー
17のスキャン動作によって所定の角度回転する毎に得
られた投影データ100について(投影データ100の
番号11,12,13,…の部分)、投影データの差分
を求めることができる。
【0031】例えば、図6に示すように投影データ1に
ついては、番号11の投影データが読み込まれる度にコ
ンボリューション及びバックプロジェクションを行って
断層画像データを再構成する。次いで、投影データ2に
ついては、番号12の投影データが読み込まれると投影
データ1と差分(投影データ2−投影データ1)を求め
る。このとき投影データ2には番号11に対応する投影
データが無いので、斜線で示す部分Bの投影データが−
Bとして残る。以後番号13,14,15,16,1
7,18毎に投影データの差分を求める。これにより最
終的に部分A−部分Bの投影データが求められる。
【0032】以後、前述の場合と同様に、部分A−部分
Bの投影データのみについてコンボリューション及びバ
ックプロジェクションを行って再構成し、前回の断層画
像データに加算して1つの断層画像データを作成するよ
うにする。この場合も前述の場合と同様に、再構成に掛
かる時間を短縮することができ、さらに、アーチファク
トを軽減することができる。
【0033】また、前述の実施形態では、投影データの
差分について再構成された断層画像データを前回の断層
画像データに足し込むという方法取ったが、これに限ら
ず、図7に示すように1回転分の断層画像データを角度
方向に所定数分割(図7に示す例では18に分割)し、
断層画像データについて前述の実施形態と同様の方法に
より断層画像データを作成して、動画の断層画像データ
を表示させるようにしても良い。
【0034】この場合、まず1画像めの断層画像データ
を全投影データを基に再構成する。そして、図8に示す
ように1画像分の最初と最後の断層画像データ(図7に
示す例では番号1,2,3と番号19,20,21の断
層画像データ)については、図8(b)に示すように前
述の実施形態と同様な重み付けを行う。
【0035】次いで、2画像めについては、(重み付け
された1画像めの断層画像データ)−(重み付けされた
番号1,2,3の断層画像データ)+(重み付けされた
番号19,20,21の断層画像データ)を求めること
により断層画像データを作成する。このとき、番号1
9,20,21の断層画像データに対応する投影データ
のみについてコンボリューション及びバックプロジェク
ションを行って番号19,20,21のみの断層画像デ
ータを再構成し、この断層画像データを重み付けするよ
うにする。以後同様の動作を繰り返すことにより動画の
断層画像データを表示させる。この場合も前述の場合と
同様に、再構成に掛かる時間を短縮することができ、さ
らに、アーチファクトを軽減することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項4記載の発明によれば、差分について投影データのコ
ンボリューション及びバックプロジェクションを行って
再構成するようにしているので、再構成に掛かる時間を
短縮することができ、さらに、アーチファクトを軽減す
ることができる。
【0037】また、請求項5記載の発明によれば、画像
を再構成する際、前回未再構成であった部分についての
み再構成し、この再構成された画像に所定の重み付けを
行い、この重み付けされた画像と、前回重み付けされた
画像の内、同一の画像部分を除く画像の差分を求め、こ
の差分を前回の画像に加算して今回の画像とするように
しているので、再構成に掛かる時間を短縮することがで
き、さらに、アーチファクトを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線CT装置の一実施形態の概略
の構成を示すブロック図である。
【図2】最初と最後に同一角度位置で重なり合う1画像
分の投影データと、この重なり合う部分に付けられる重
みを示した図である。
【図3】重み関数の他の例を示す図である。
【図4】図1に示すX線CT装置のCT透視の場合の動
作を示すフローチャートである。
【図5】動画の断層画像データを作成する場合に用いる
投影データを模式的し示した図である。
【図6】動画の断層画像データを作成する他の動作を説
明するための図である。
【図7】1回転分の断層画像データを角度方向に所定数
分割した状態を示す図である。
【図8】角度方向に所定数分割された断層画像データに
付けられる重みを示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
【図10】従来例を示す図である。
【符号の説明】
7 モニタ 17 ガントリー 18 データ収集装置 22 CPU 28 前処理部 32 再構成部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャン動作により被検体に関する多方
    向の投影データを収集し、前記投影データに基づき断層
    画像を順次再構成し、前記断層画像を動画として表示す
    るX線CT装置において、 スキャン動作により順次得られた投影データに所定の重
    み付けを行い、この重み付けされた投影データと、動画
    としての前回の画像に対応する投影データとの差分を求
    める第1の手段と、 この第1の手段で得られた差分をコンボリューション及
    びバックプロジェクションを行って再構成し、前記前回
    の画像に加算して動画を構成する1つの断層画像を作成
    する第2の手段と、 を有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 スキャン動作により被検体に関する多方
    向の投影データを連続して収集し、前記投影データに基
    づき断層画像を順次再構成し、前記断層画像を表示する
    X線CT装置において、 スキャン動作により順次得られた投影データから動画と
    しての1画像分を作成するに際して、当該1画像分を作
    成するに必要な一連の投影データの内、同一角度位置で
    重なり合う最初と最後の投影データに対して所定の重み
    付けを行い、この重み付けを行った投影データと、動画
    として前回の画像に対応する重み付けされた投影データ
    との差分を求める第1の手段と、 この第1の手段で得られた差分をコンボリューション及
    びバックプロジェクションを行って再構成し、前記前回
    の画像に加算して動画を構成する1つの断層画像を作成
    する第2の手段と、 を有することを特徴とするX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の手段は、スキャン動作の所定
    の角度分ごと投影データを分割し、この分割した投影デ
    ータを単位として前記前回の画像に対応する投影データ
    との差分を求めることを特徴とする請求項1または請求
    項2のいずれか記載のX線CT装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の手段は、スキャン動作の所定
    の角度分ごと投影データを分割し、この分割した投影デ
    ータの内、同一角度位置で重なり合う最初と最後の投影
    データの隣接する投影データの境界部分に対して所定の
    重み付けを行うことを特徴とする請求項2または請求項
    3のいずれか記載のX線CT装置。
  5. 【請求項5】 スキャン動作により被検体に関する多方
    向の投影データを連続して収集し、前記投影データに基
    づき断層画像を順次再構成し、前記断層画像を動画とし
    て表示するX線CT装置において、 再構成された画像を所定の角度ごとに等分割し、この分
    割された画像の内の同一角度位置で重なり合う最初と最
    後の分割画像について所定の重み付けを行い、次に画像
    を再構成する際、前回未再構成であった部分についての
    み再構成し、この再構成された画像に所定の重み付けを
    行い、この重み付けされた画像と、前回重み付けされた
    画像の内、同一の画像部分を除く画像の差分を求め、こ
    の差分を前回の画像に加算して今回の画像とする手段を
    有することを特徴とするX線CT装置。
JP8132135A 1995-05-26 1996-05-27 X線ct装置 Pending JPH0947449A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000271113A (ja) * 1999-01-20 2000-10-03 Toshiba Corp コンピュータ断層像撮影装置
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JP2018020120A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 東芝メディカルシステムズ株式会社 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

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