JPH0947040A - トランスレスインバータの直流流出補正回路 - Google Patents
トランスレスインバータの直流流出補正回路Info
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- JPH0947040A JPH0947040A JP7195397A JP19539795A JPH0947040A JP H0947040 A JPH0947040 A JP H0947040A JP 7195397 A JP7195397 A JP 7195397A JP 19539795 A JP19539795 A JP 19539795A JP H0947040 A JPH0947040 A JP H0947040A
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- inverter
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- circuit
- current component
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Inverter Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力系統に連係されるトランスレス方式のイ
ンバータにおいて、系統に流出する直流電流成分ΔDCを
検出して、インバータの出力電流指令値の補正を行なう
とき、直流電流成分を検出する電流検出器の温度ドリフ
トによる誤差を、オフセット調整回路を別に設けること
なく除去する。 【解決手段】 インバータの両アーム8a,8bの+側
端の間、及び−側端の間に、夫々、温度ドリフト特性を
揃えた負方向電流検出器11及び正方向電流検出器12
を挿入接続し、これらの正負の成分が打ち消し合うよう
に加算合成した信号を積分し、温度ドリフトによる誤差
分を同時に相殺させながら、直流電流成分ΔDCを検出す
る。
ンバータにおいて、系統に流出する直流電流成分ΔDCを
検出して、インバータの出力電流指令値の補正を行なう
とき、直流電流成分を検出する電流検出器の温度ドリフ
トによる誤差を、オフセット調整回路を別に設けること
なく除去する。 【解決手段】 インバータの両アーム8a,8bの+側
端の間、及び−側端の間に、夫々、温度ドリフト特性を
揃えた負方向電流検出器11及び正方向電流検出器12
を挿入接続し、これらの正負の成分が打ち消し合うよう
に加算合成した信号を積分し、温度ドリフトによる誤差
分を同時に相殺させながら、直流電流成分ΔDCを検出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電システ
ム等として構成され、電力系統に連係されるトランスレ
ス方式のインバータに関し、特に、系統への直流電流成
分の流出を抑制する補正回路に関する。
ム等として構成され、電力系統に連係されるトランスレ
ス方式のインバータに関し、特に、系統への直流電流成
分の流出を抑制する補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電システムは、太陽電池の発生
する直流電力をインバータで交流電力に変換して、系統
に電力供給を行なう。
する直流電力をインバータで交流電力に変換して、系統
に電力供給を行なう。
【0003】このインバータが出力トランスを有する場
合は、直流が絶縁されるため系統に直流電流成分が流出
することはない。しかし、トランスレス方式の場合は、
直流電源である太陽電池が、インバータのスイッチング
素子を介して、系統に直接に接続されるので、インバー
タの制御条件等により、交流電力系統に直流電流成分が
流出する場合がある。この直流電流成分の流出は、例え
ばインバータの定格出力電流の1%以下に抑えなければ
ならないとされている。
合は、直流が絶縁されるため系統に直流電流成分が流出
することはない。しかし、トランスレス方式の場合は、
直流電源である太陽電池が、インバータのスイッチング
素子を介して、系統に直接に接続されるので、インバー
タの制御条件等により、交流電力系統に直流電流成分が
流出する場合がある。この直流電流成分の流出は、例え
ばインバータの定格出力電流の1%以下に抑えなければ
ならないとされている。
【0004】従来、直流電流成分の流出を抑制するため
の補正は、図4に示すような回路で行っていた。
の補正は、図4に示すような回路で行っていた。
【0005】図4において、1はインバータ出力電流の
直流電流成分を検出する直流電流検出器で、直流電流変
成器(DCCT)等が使用される。2は零点調整回路
(オートマティカル・オフセット・アジャスタ)で、前
記直流検出器1の出力の温度ドリフトによる誤差を修正
する。3はDC分検出回路で、修正された直流電流成分
(脈流)を積分することによって平滑化する。4はイン
バータの電流制御部で、平滑化された直流信号を受け、
インバータから流出する直流電流成分が抑制されるよう
にインバータへの電流指令値を補正する。5はDC流出
保護回路で、検出された直流信号が所定の保護レベルを
超える値となったとき、インバータにゲートブロック信
号GBを供給して、インバータの運転を停止する。
直流電流成分を検出する直流電流検出器で、直流電流変
成器(DCCT)等が使用される。2は零点調整回路
(オートマティカル・オフセット・アジャスタ)で、前
記直流検出器1の出力の温度ドリフトによる誤差を修正
する。3はDC分検出回路で、修正された直流電流成分
(脈流)を積分することによって平滑化する。4はイン
バータの電流制御部で、平滑化された直流信号を受け、
インバータから流出する直流電流成分が抑制されるよう
にインバータへの電流指令値を補正する。5はDC流出
保護回路で、検出された直流信号が所定の保護レベルを
超える値となったとき、インバータにゲートブロック信
号GBを供給して、インバータの運転を停止する。
【0006】この直流分流出の補正回路6は、検出され
た直流電流成分の大きさだけ、インバータへの電流指令
値(出力電流波形となる正弦波)を+方向又は−方向へ
シフトし、これによって系統に流出する直流電流成分を
抑制する。
た直流電流成分の大きさだけ、インバータへの電流指令
値(出力電流波形となる正弦波)を+方向又は−方向へ
シフトし、これによって系統に流出する直流電流成分を
抑制する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記図6の直流分流出
の補正回路6における直流電流成分の検出レベルは、必
要な補正精度を得るため、インバータの定格出力電流の
1%以下であることが要求される。
の補正回路6における直流電流成分の検出レベルは、必
要な補正精度を得るため、インバータの定格出力電流の
1%以下であることが要求される。
【0008】これに対して、直流電流検出器1(DCC
T)のオフセット値は無視できない大きさを持ち、しか
もこのオフセット値は、温度ドリフトによって大きく変
化する。この事情は、高精度な直流検出器においても同
様である。
T)のオフセット値は無視できない大きさを持ち、しか
もこのオフセット値は、温度ドリフトによって大きく変
化する。この事情は、高精度な直流検出器においても同
様である。
【0009】このため、周囲温度に応じて自動的にオフ
セット調整を行なう零点調整回路2を設けているが、こ
の回路は、使用する直流電流検出器1の温度特性に適合
するように、前調整する必要があり、設備コスト上問題
があった。
セット調整を行なう零点調整回路2を設けているが、こ
の回路は、使用する直流電流検出器1の温度特性に適合
するように、前調整する必要があり、設備コスト上問題
があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電力を交
流電力に変換し電力系統に給電するトランスレス方式の
インバータにおける直流流出補正回路として、
流電力に変換し電力系統に給電するトランスレス方式の
インバータにおける直流流出補正回路として、
【0011】インバータの両アームの+側端の間、及び
−側端の間に、夫々、挿入接続される温度ドリフト特性
を揃えた負方向電流検出器及び正方向電流検出器と、
−側端の間に、夫々、挿入接続される温度ドリフト特性
を揃えた負方向電流検出器及び正方向電流検出器と、
【0012】各電流検出器の出力の合成値を積分して、
インバータから系統に流出する直流電流成分を検出する
DC分検出回路と、
インバータから系統に流出する直流電流成分を検出する
DC分検出回路と、
【0013】上記DC分検出回路の検出値に基づいて、
この直流電流成分が抑制されるようにインバータの出力
電流指令値に補正を加えるインバータの電流制御部とを
具備したものを提供する。
この直流電流成分が抑制されるようにインバータの出力
電流指令値に補正を加えるインバータの電流制御部とを
具備したものを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を示す図1にお
いて、7は太陽電池等の直流電源、8は直流電源から受
けた直流電力を交流に変換し、系統に出力するインバー
タのブリッジ回路、9は電力系統を示す。
いて、7は太陽電池等の直流電源、8は直流電源から受
けた直流電力を交流に変換し、系統に出力するインバー
タのブリッジ回路、9は電力系統を示す。
【0015】上記インバータのブリッジ回路8は、4個
のスイッチング素子10,10,…をブリッジ接続した
もので、このブリッジ回路8の両アーム8a,8bの+
側の端部間と−側の端部間には、負方向電流検出器11
(DCCT1)と正方向電流検出器12(DCCT2)
が挿入接続されている。これらの電流検出器11,12
は、例えば電流変成器を介して、直流電流成分の検出を
行なうもので、図2(a)(b)に示すようにインバータ出力
の負の半周期と正の半周期に対応する半波を出力する。
これらの電流検出器11,12は、後述する理由により
温度ドリフト特性が一致するものを使用する。
のスイッチング素子10,10,…をブリッジ接続した
もので、このブリッジ回路8の両アーム8a,8bの+
側の端部間と−側の端部間には、負方向電流検出器11
(DCCT1)と正方向電流検出器12(DCCT2)
が挿入接続されている。これらの電流検出器11,12
は、例えば電流変成器を介して、直流電流成分の検出を
行なうもので、図2(a)(b)に示すようにインバータ出力
の負の半周期と正の半周期に対応する半波を出力する。
これらの電流検出器11,12は、後述する理由により
温度ドリフト特性が一致するものを使用する。
【0016】13は加算器で、各電流検出器11,12
の各出力を加算して(負方向電流検出器11のものは反
転する。)、図2(c) に示すような合成波形を作る。
の各出力を加算して(負方向電流検出器11のものは反
転する。)、図2(c) に示すような合成波形を作る。
【0017】14はDC分検出回路で、この合成波形を
積分して平滑化された直流信号ΔDCを出力する。この出
力は、正負の成分の相殺により、一方の極性への偏りと
して直流電流成分を表す(図2(d))。また、上記加算
合成により、各電流検出器11,12の持つ温度ドリフ
トも相殺し合うので、温度ドリフト特性が一致するもの
を使用することによって、温度ドリフトに影響されない
で直流電流成分を検出できる。
積分して平滑化された直流信号ΔDCを出力する。この出
力は、正負の成分の相殺により、一方の極性への偏りと
して直流電流成分を表す(図2(d))。また、上記加算
合成により、各電流検出器11,12の持つ温度ドリフ
トも相殺し合うので、温度ドリフト特性が一致するもの
を使用することによって、温度ドリフトに影響されない
で直流電流成分を検出できる。
【0018】15はDC電圧指令値の作成回路で、設定
電圧Vrefから直流電源7の電圧VD Cを減算した値を出
力する。これは、直流電源7の電圧VDCが高いときはD
C電圧指令値VCを小さくすることにより供給電力量の
一定化を図るものである。このDC電圧指令値VCは、
DC電圧制御部16によって、制御可能範囲から外れな
いように制限されて出力される。
電圧Vrefから直流電源7の電圧VD Cを減算した値を出
力する。これは、直流電源7の電圧VDCが高いときはD
C電圧指令値VCを小さくすることにより供給電力量の
一定化を図るものである。このDC電圧指令値VCは、
DC電圧制御部16によって、制御可能範囲から外れな
いように制限されて出力される。
【0019】17は乗算器で、基準波作成回路18で作
成された系統電圧VACに同期した基準正弦波VSに、D
C電圧指令値VCを乗算して、電流指令値ICを出力す
る。
成された系統電圧VACに同期した基準正弦波VSに、D
C電圧指令値VCを乗算して、電流指令値ICを出力す
る。
【0020】19はインバータの電流制御部で、加算器
19aによって、前記DC分検出回路14で検出された
直流電流成分ΔDCを減算値として、電流指令値ICを補
正し、この加算器19aの出力する補正された電流指令
値IC'に従って、PWM制御部19bでインバータのブ
リッジ回路8の各スイッチング素子10,10,…のゲ
ートパルスを作成する。
19aによって、前記DC分検出回路14で検出された
直流電流成分ΔDCを減算値として、電流指令値ICを補
正し、この加算器19aの出力する補正された電流指令
値IC'に従って、PWM制御部19bでインバータのブ
リッジ回路8の各スイッチング素子10,10,…のゲ
ートパルスを作成する。
【0021】これはPWM制御を行なうもので、具体的
には、電流指令値IC′を正の期間と負の期間に分け
て、夫々、定周期のノコギリ波と比較し、電流指令値I
C′の絶対値が大きい程、導通時間の長いゲートパルス
を作成する。これによって作られたゲートパルスは、P
WMパルス生成部20でパルス増幅されて、対応するス
イッチング素子10,10,…に分配供給され、インバ
ータに、補正された電流指令値IC′に従う電流を出力
させる。
には、電流指令値IC′を正の期間と負の期間に分け
て、夫々、定周期のノコギリ波と比較し、電流指令値I
C′の絶対値が大きい程、導通時間の長いゲートパルス
を作成する。これによって作られたゲートパルスは、P
WMパルス生成部20でパルス増幅されて、対応するス
イッチング素子10,10,…に分配供給され、インバ
ータに、補正された電流指令値IC′に従う電流を出力
させる。
【0022】21はDC分流出保護回路で、DC分検出
回路14で検出された直流電流成分ΔDCを所定の保護レ
ベルと比較し、保護レベルを越えたときPWMパルス生
成部20に、ゲートブロック信号GBを送ってインバー
タを停止させる。これを直流電流成分ΔDCの信号波形の
変動に対して示すと図3のようになる。通常の使用状態
では、フィードバック制御によって直流電流成分ΔDCを
0にしようとする上記補正が常に行われるので、積分回
路であるDC分検出回路14の出力が保護レベルを超え
るような値にまで達することはなく、このDC分流出保
護回路21は、非常時の安全回路として機能する。
回路14で検出された直流電流成分ΔDCを所定の保護レ
ベルと比較し、保護レベルを越えたときPWMパルス生
成部20に、ゲートブロック信号GBを送ってインバー
タを停止させる。これを直流電流成分ΔDCの信号波形の
変動に対して示すと図3のようになる。通常の使用状態
では、フィードバック制御によって直流電流成分ΔDCを
0にしようとする上記補正が常に行われるので、積分回
路であるDC分検出回路14の出力が保護レベルを超え
るような値にまで達することはなく、このDC分流出保
護回路21は、非常時の安全回路として機能する。
【0023】上記構成において、インバータは、DC電
圧制御部16から出力されるDC電圧指令値VCと系統
電圧VACに同期した基準正弦波VSを乗算して得た電流
指令値ICに従う電流を、PWM制御によって系統に出
力する。
圧制御部16から出力されるDC電圧指令値VCと系統
電圧VACに同期した基準正弦波VSを乗算して得た電流
指令値ICに従う電流を、PWM制御によって系統に出
力する。
【0024】このとき、負方向電流検出器11と正方向
電流検出器12の出力の合成値を積分して得た直流電流
成分ΔDCを減算値として、電流指令値ICに補正を加え
ることで、電流指令値ICを+側又は−側にシフトさ
せ、直流電流成分ΔDCを抑制する。
電流検出器12の出力の合成値を積分して得た直流電流
成分ΔDCを減算値として、電流指令値ICに補正を加え
ることで、電流指令値ICを+側又は−側にシフトさ
せ、直流電流成分ΔDCを抑制する。
【0025】特に、直流電流成分VDCの検出を、温度ド
リフト特性を揃えた負方向電流検出器11と正方向電流
検出器12の出力の合成値を積分することによって行な
うので、直流電流成分ΔDCの検出と同時に、温度ドリフ
トを同時に消去できる。このため、図4に示したような
自動零点調整回路を用いる必要がなく、電流検出値が小
さい場合であっても、高精度に直流電流成分の流出をな
くす補正を行える。
リフト特性を揃えた負方向電流検出器11と正方向電流
検出器12の出力の合成値を積分することによって行な
うので、直流電流成分ΔDCの検出と同時に、温度ドリフ
トを同時に消去できる。このため、図4に示したような
自動零点調整回路を用いる必要がなく、電流検出値が小
さい場合であっても、高精度に直流電流成分の流出をな
くす補正を行える。
【0026】なお、上記電流検出器11,12の温度ド
リフト特性を一致させるには、例えば、電流検出器のC
Tの定格、型式、製造ロットナンバーを合わせると、オ
フセットの差が極めて小さいものが得られるので、これ
を利用する。さらに、組み合わせる前に、夫々の特性を
調べ、よりオフセットの差が小さい組み合わせを選ぶこ
ともできる。
リフト特性を一致させるには、例えば、電流検出器のC
Tの定格、型式、製造ロットナンバーを合わせると、オ
フセットの差が極めて小さいものが得られるので、これ
を利用する。さらに、組み合わせる前に、夫々の特性を
調べ、よりオフセットの差が小さい組み合わせを選ぶこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】本発明の直流流出補正回路は、温度ドリ
フト特性を揃えた負の電流検出器11と正の電流検出器
12の出力を加算合成した信号を積分することによっ
て、直流電流成分VDCを検出するので、温度ドリフトに
よるオフセット誤差が同時に相殺され、検出される直流
電流成分が小さな値のものであっても高精度が保て、総
合的なオフセット調整を行なう零点調整回路が不要にな
り、コストダウンが可能となる。
フト特性を揃えた負の電流検出器11と正の電流検出器
12の出力を加算合成した信号を積分することによっ
て、直流電流成分VDCを検出するので、温度ドリフトに
よるオフセット誤差が同時に相殺され、検出される直流
電流成分が小さな値のものであっても高精度が保て、総
合的なオフセット調整を行なう零点調整回路が不要にな
り、コストダウンが可能となる。
【図1】本発明のトランスレスインバータの直流流出補
正回路の構成例を示すブロック図
正回路の構成例を示すブロック図
【図2】図1の回路における直流電流成分ΔDCを検出す
る原理を説明する波形図
る原理を説明する波形図
【図3】DC流出保護回路の動作条件を説明する波形図
【図4】従来の直流分流出の補正回路の構成を示すブロ
ック図
ック図
7 直流電源(太陽電池) 8 インバータのブリッジ回路 9 電力系統 10 スイッチング素子 11 負方向の電流検出器 12 正方向の電流検出器 13 加算器 14 DC分検出回路 19 インバータの電流制御部 20 PWMパルス生成部 ΔDC 系統に流出した直流電流成分の検出値 IC 電流指令値 IC′ 補正された電流指令値
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電力を交流電力に変換し電力系統に
給電するトランスレス方式のインバータにおいて、 インバータの両アームの+側端の間、及び−側端の間
に、夫々、挿入接続される温度ドリフト特性を揃えた負
方向電流検出器及び正方向電流検出器と、 各電流検出器の出力の合成値を積分して、インバータか
ら系統に流出する直流電流成分を検出するDC分検出回
路と、 上記DC分検出回路の検出値に基づいて、この直流電流
成分が抑制されるようにインバータの出力電流指令値に
補正を加えるインバータの電流制御部とを具備したこと
を特徴とするトランスレスインバータの直流流出補正回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7195397A JPH0947040A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トランスレスインバータの直流流出補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7195397A JPH0947040A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トランスレスインバータの直流流出補正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947040A true JPH0947040A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16340461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7195397A Withdrawn JPH0947040A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トランスレスインバータの直流流出補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947040A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6154379A (en) * | 1998-07-16 | 2000-11-28 | Tdk Corporation | Electric power conversion device |
WO2005029691A1 (en) * | 2003-09-19 | 2005-03-31 | Ebara Densan Ltd. | Circuit and system for detecting dc component in inverter device for grid-connection |
JP2007221916A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Nihon Inverter Corp | インバータ制御装置 |
JP2012039813A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 系統連系インバータ装置 |
JP2017028791A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7195397A patent/JPH0947040A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6154379A (en) * | 1998-07-16 | 2000-11-28 | Tdk Corporation | Electric power conversion device |
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JP2017028791A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |