JP2006166664A - 電圧形インバータの制御方法 - Google Patents

電圧形インバータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パルス幅変調制御により所望の交流電圧を出力する電圧形インバータにおけるデッドタイム,オン電圧降下、各相の電圧バラツキを補償する制御方法を提供する。
【解決手段】電圧形インバータを電力変換装置2と制御装置30とで構成し、予め前記電圧形インバータから所定の直流電流を流すための制御装置30内のそれぞれの操作・制御量から前記それぞれを補償する3相補償電圧指令値を導出し、前記電圧形インバータが通常運転時には、制御装置30からの前記3相補償電圧指令値を加算した3相交流電圧指令値を電流変換装置2に送出することで、歪みの少ない3相交流電圧を前記電圧形インバータから出力させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいて、パルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して電動機などの負荷に供給する電圧形インバータの制御方法に関する。
図10は、この種の電圧形インバータの従来例を示す回路構成図であり、この電圧形インバータは整流電源などから得られる直流電圧を自己消弧形素子とダイオードの逆並列回路を3相ブリッジ接続してなるインバータ主回路にて、外部からの3相交流電圧指令値をパルス幅変調制御しつつ所望の周波数,振幅の交流電圧に変換する電力変換装置1と制御装置10とからなり、変換された交流電圧を負荷としての電動機6に供給している。
この制御装置10には、例えば、電動機6をベクトル制御するための一次周波数指令値(ω1 *)と回転座標系のd軸,q軸成分電流指令値(i1d *,i1q *)とを生成する指令値生成手段11と、前記ω1 *を時間積分した位相角指令値(θ*)を生成する積分器12と、この位相角指令値θ*に基づいて電力変換装置1から電動機6に流れる3相交流電流としての電流検出器5の出力である3相交流電流検出値(iU,iV,iW)を前記回転座標系のd軸,q軸電流検出値(i1d,i1q)に変換する座標変換器13と、前記d軸,q軸成分電流指令値(i1d *,i1q *)とd軸,q軸電流検出値(i1d,i1q)との偏差を求める偏差演算器14と、それぞれの前記偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果を前記回転座標系のd軸,q軸成分電圧指令値(v1d *,v1q *)として出力する電流調節器15と、前記電圧指令値(v1d *,v1q *)を静止座標系の3相電圧指令値(vU *,vV *,vW *)に変換する座標変換器16と、この3相電圧指令値(vU *,vV *,vW *)と後述の3相補償電圧値(vUC,vVC,vWC)とを加算演算し新たな3相電圧指令値として電力変換装置1へ出力する指令値演算器17と、前記3相交流電流検出値(iU,iV,iW)から電力変換装置1におけるパルス幅変調制御の際のデッドタイムによる電圧降下分を補償するためにそれぞれの前記検出値の極性検出を行い、得られた極性に基づく前記3相補償電圧値(vUC,vVC,vWC)を出力する補償電圧演算器18とから構成されている。なお、これらの構成要素は周知の技術により形成されている。
特開2004−112879号公報 (第3頁,第1図)
図10に示した従来の電圧形インバータにおいては、電流検出器5から得られる3相交流電流検出値(iU,iV,iW)に基づいて電力変換装置1におけるパルス幅変調制御の際のデッドタイムによる電圧降下分を補償するために、それぞれの前記検出値の極性検出を行い、得られた極性に基づく前記3相補償電圧値(vUC,vVC,vWC)と前記3相電圧指令値(vU *,vV *,vW *)とを加算演算した値を新たな3相電圧指令値として電力変換装置1へ入力しているが、前記極性検出の際に電流波形に含まれる零クロス歪みに起因して、電動機6の低速域での回転ムラが増大し、また、電動機6のトルク電流制御の安定性が損なわれるという問題点があり、例えば、上記特許文献1に記載されている対策方法では、前記電流検出値とその電流指令値それぞれの極性値とから前記3相補償電圧値を得るようにしている。
この発明の目的は上記問題点を解消するとともに、前記電力変換装置におけるオン電圧誤差,電圧オフセット,電圧振幅誤差も合わせて補償することができる電圧形インバータの制御方法を提供することにある。
この第1の発明は、所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
予め、前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すためのそれぞれの操作・制御量に基づいて3相補償電圧指令値を導出し、前記電圧形インバータが通常運転時には、前記3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする制御方法を行う。
第2の発明は前記第1の発明の電圧形インバータの制御方法において、
前記操作・制御量として前記パルス幅変調制御の際のキャリア周波数と、前記電圧形インバータの中間直流電圧値と、前記直流電流を流すための電流指令値および3相交流電圧指令値とを用いたことを特徴とす。
第3の発明は前記電圧形インバータにおいて、
先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、次に、前記電圧形インバータが出力する互いに異なった複数組の直流電流値と、前記電圧形インバータが前記それぞれの直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、このときの前記パルス幅変調制御する際のキャリア周波数と、前記デッドタイム補償量とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際に発生するスイッチング素子のオン電圧降下量を補償するオン電圧補償量を演算し、前記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流と前記それぞれの補償量とに基づいてそれぞれの3相補償電圧指令値を導出し、前記それぞれの3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする制御方法を行う。
第4の発明は前記電圧形インバータにおいて、
先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、次に、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各相出力間の電圧のバラツキを補償する電圧振幅補償量を演算し、前記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流それぞれの振幅を前記デッドタイム補償量と前記電圧振幅補償量との加算値に基づいて制限した3相補償電圧指令値を導出し、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする制御方法を行う。
第5の発明は前記第3又は第4の発明の電圧形インバータの制御方法において、
前記電圧形インバータが出力する前記直流電流を何れか2相間に流すようにし、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする。
第6の発明は前記該3又は第4の発明の電圧形インバータの制御方法において、
前記電圧形インバータのいずれか1相の上下アームの駆動信号それぞれを阻止し、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする。
第7の発明は前記電圧形インバータにおいて、
予め、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を何れか2相間に流す6通りの通流状態により、前記電圧形インバータが前記直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各アームそれぞれのスイッチング素子の電圧のバラツキを補償する電圧オフセット補償量を演算し、前記電圧形インバータの通常運転時には、前記補償量を3相補償電圧指令値とし、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値とを加算した値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする制御方法を行う。
第8の発明は前記電圧形インバータにおいて、
先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、次に、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を何れか2相間に流す6通りの通流状態により、前記電圧形インバータが前記直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各相出力間の電圧のバラツキを補償する電圧振幅補償量と該電圧形インバータの各アームそれぞれのスイッチング素子の電圧のバラツキを補償する電圧オフセット補償量とを演算し、記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流それぞれの振幅を前記デッドタイム補償量と前記電圧振幅補償量と前記電圧オフセット補償量とに基づいて制限した3相補償電圧指令値を導出し、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする制御方法を行う。
第9の発明は前記第7又は第8の発明の電圧形インバータの制御方法において、
前記電圧形インバータのいずれか1相の上下アームの駆動信号それぞれを阻止し、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする。
この発明の電圧形インバータの制御方法によれば、前記デッドタイム補償量とオン電圧補償量とを別々に導出することで、前記電圧形インバータの通常運転時における任意のキャリア周波数での任意の出力電流で補償することが可能であり、また、前記電圧オフセット補償量と電圧振幅補償量とを別々に導出することで、前記電圧形インバータの通常運転時に該電圧形インバータが出力電圧の基本波と2倍高調波それぞれのリプル成分についても補償することができる。
図1はこの発明の実施の形態を示す電圧形インバータの回路構成図であり、この図において、図10に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符号を付している。
すなわち、図1に示した電圧形インバータは電力変換装置2と制御装置30とから構成され、この電力変換装置2には、図2に示すようにIGBTとダイオードの逆並列回路(U相〜Z相)を3相ブリッジ接続してなるインバータ主回路21と、このインバータ主回路21の直流電源22と、外部からの3相交流電圧指令値をパルス幅変調(PWM)制御しつつ所望の周波数,振幅の交流電圧をインバータ主回路21から出力するための駆動信号を生成するPWM制御回路23と、直流電源22の両端電圧(eDC)を検出する電圧検出器24とを備えている。
なお、このPWM制御回路23は外部からの周波数指令(f*)に基づいて前記PWM制御の際のキャリア周波数を任意に変更することができ、また、外部からのゲート阻止指令(g*)が発せられると、インバータ主回路21の任意の1組の上下アームそれぞれへの駆動信号を阻止することができる。
また、制御回路30には図10で示した従来の積分器12,座標変換器13,偏差演算器14,座標変換器16,指令値演算器17の他に、前述の一次周波数指令値(ω1 *),d軸,q軸成分電流指令値(i1d *,i1q *),周波数指令(f*),ゲート阻止指令(g*)と、後述の電流調節器32への動作状態を指令する動作指令(h*)とを発する指令値生成手段31と、前記電流調節器32と、補償電圧演算手段33または補償電圧演算手段34の何れかとを備えている。
図3は図1に示した補償電圧演算手段33の詳細回路構成図であり、この補償電圧演算手段33にはオン電圧補償量演算手段40と、電圧オフセット補償量演算手段50と、加算演算器51,52と、電圧振幅補償量演算手段60と、デッドタイム補償量演算手段70とを備えている。
図4は図3に示したオン電圧補償量演算手段40の詳細回路構成図であり、このオン電圧補償量演算手段40には座標変換器41と、一次遅れフィルタ42と、座標変換器43と、折れ線関数回路44〜46とを備えている。
すなわち、図1に示した電圧形インバータが通常運転時には、補償電圧演算手段33ではオン電圧補償量演算手段40,電圧オフセット補償量演算手段50,デッドタイム補償量演算手段70それぞれの出力が加算演算器51と加算演算器52により加算された値を3相補償電圧値(vUC,vVC,vWC)として出力するようにしている。
図1に示した電圧形インバータにおけるそれぞれの補償量の導出方法について、図5,6に示した特性図を参照しつつ、以下に説明をする。
先ず、図5に示す「モード0」の条件で、図1に示した電圧形インバータを動作させると、下記数1式の関係が成立する。
[数1]
*(0)=eDC・TDEAD・fC1+vON(0)+R1・IDC(0)
ここで、TDEADはデッドタイム補償量設定値,vONはこのときのインバータ主回路21で生ずるオン電圧値,fC1はキャリア周波数,IDCは通流電流を示し、R1は電動機6の抵抗値を示す。
次に、図5に示す「モード1」の条件で、図1に示した電圧形インバータを動作させると、下記数2式の関係が成立する。
[数2]
*(1)=eDC・TDEAD・fC2+vON(1)+R1・IDC(1)
ここで、fC2はキャリア周波数を示し、fC1>fC2の関係になっている。
上記数1式,数2式において、図5に示す様にIDC(0)=IDC(1)の関係にあり、同じ通流経路であることから、ほぼVON(0)=VON(1)の関係になる。従って、「数1−数2」から下記数3式として、この電圧形インバータにおけるPWM制御の際のデッドタイムを補償するためのデッドタイム補償量設定値TDEADを求めることができる。
[数3]
DEAD=(1/eDC){1/(fC1−fC2)}×{v*(0)−v*(1)}
また、図5に示す「モード2」〜「モード5」の条件で、図1に示した電圧形インバータを動作させると、下記数4〜数7式の関係が成立する。
[数4]
*(2)=eDC・TDEAD・fC2+vON(2)+R1・IDC(2)
[数5]
*(3)=eDC・TDEAD・fC2+vON(3)+R1・IDC(3)
[数6]
*(4)=eDC・TDEAD・fC2+vON(4)+R1・IDC(4)
[数7]
*(5)=eDC・TDEAD・fC2+vON(5)+R1・IDC(5)
なお、図5に示した通流電流において、IDCRは図1に示した電圧形インバータの定格交流出力電流時のピーク値を100%としている。従って、75%IDCRは前記定格交流出力電流の実効値にほぼ対応する値である。
図2に示したインバータ主回路21におけるIGBTのコレクタ−エミッタ間の電圧とコレクタ電流との関係により、近似的にVON(5)=VON(4)と見做すことができるので、前記R1は下記数8式で求めることができる。
[数8]
1={v*(5)−v*(4)}/{IDC(5)−IDC(4)}
よって、オン電圧補償量設定値としてのvON(1)〜vON(5)は前記数2式,数4式〜数7式を変形することで、下記数9式〜数13式により求めることができる。
[数9]
ON(1)=v*(1)−eDC・TDEAD・fC2−R1・IDC(1)
[数10]
ON(2)=v*(2)−eDC・TDEAD・fC2−R1・IDC(2)
[数11]
ON(3)=v*(3)−eDC・TDEAD・fC2−R1・IDC(3)
[数12]
ON(4)=v*(4)−eDC・TDEAD・fC2−R1・IDC(4)
[数13]
ON(5)=v*(5)−eDC・TDEAD・fC2−R1・IDC(5)
すなわち、図4に示したオン電圧補償量演算手段40では、図1に示した電圧形インバータが通常運転時に電流検出器5から得られる3相交流電流検出値(iU,iV,iW)に対して、座標変換器41,一次遅れフィルタ42,座標変換器43を介することにより、前記3相交流電流検出値それぞれのノイズ成分を除去し、さらに、このノイズ成分を除去したそれぞれの電流検出値の瞬時値に対応して、折れ線関数回路44〜46それぞれでは前記IDC(1)〜IDC(5)の値およびその逆極値それぞれと、前記数9式〜数13式で得られたvON(1)〜vON(5)の値およびその逆極性値それぞれとの交点に基づいた折れ線近似特性から、電力変換装置2におけるスイッチング素子の通流電流値に対応したオン電圧降下量を補償するための3相補償電圧値(vUC1,vVC1,vWC1)として出力するようにしている。
なお、図1に示した電圧形インバータにおいて、図5に示した上述の「モード0」〜「モード5」の動作は、指令値生成手段31からゲート阻止指令h*により電力変換装置2のW相,Z相への駆動信号を阻止した状態での周波数指令f*によりキャリア周波数をfC1とfC2とに切り替え、さらに、q軸電流指令値i1q *を零とし、d軸電流指令値i1d *により前記IDC(0)〜IDC(5)に相当する値を指令値生成手段から送出することで行われる。或いは、指令値生成手段31からゲート阻止指令h*により電力変換装置2のW相,Z相への駆動信号を阻止した状態での周波数指令f*によりキャリア周波数をfC1とfC2とに切り替え、動作指令h*により電流調節器32からのq軸電圧指令値v1q *を零とし、さらに、d軸電流指令値i1d *により前記IDC(0)〜IDC(5)に相当する値を指令値生成手段31から送出することで行われる。
また、図2に示した電力変換装置2において、インバータ主回路21のU相〜Z相それぞれが発生する誤差電圧をΔvU〜ΔvZとし、電動機6の相毎の抵抗値をRU,RV,RWとして図1に示した電圧形インバータを図6に示す「モード11」〜「モード16」の条件で動作させると、下記数14式〜数19式の関係が成立する。
[数14]
UV *(P)−ΔvU−ΔvY=(RU+RV)IDC
[数15]
UV *(N)+ΔvX+ΔvV=−(RU+RV)IDC
[数16]
WV *(P)−ΔvW−ΔvY=(RW+RV)IDC
[数17]
WV *(N)+ΔvZ+ΔvV=−(RW+RV)IDC
[数18]
UW *(P)−ΔvU−ΔvZ=(RU+RW)IDC
[数19]
UW *(N)+ΔvX+ΔvW=−(RU+RW)IDC
また、図2に示した電力変換装置2における各相の誤差電圧を各相の電圧オフセット誤差(vUoff,vVoff,vWoff)と電圧振幅誤差(vUamp,vVamp,vWamp)とに分けると、以下の関係式が成立する。
[数20]
Uoff=(ΔvU−ΔvX)/2
[数21]
Voff=(ΔvV−ΔvY)/2
[数22]
Woff=(ΔvW−ΔvZ)/2
[数23]
Uoff+vVoff+vWoff=0
ここで、前記「数14式」+「数15式」を、前記数20式,数21式により整理すると、下記数24式の関係になる。
[数24]
Uoff−vVoff={vUV *(P)+vUV *(N)}/2
同様に、前記「数16式」+「数17式」を、前記数21式,数22式により整理すると、下記数25式の関係になる。
[数25]
−vUoff−2vVoff={vWV *(P)+vWV *(N)}/2
前記数23式〜数25式から、図2に示す上下アーム間の電圧オフセットを補償する電圧オフセット補償量設定値としてのvUoff,vVoff,vWoffは、以下に示す数26式〜数28式で求めることができる。
[数26]
Uoff=(1/3)[{vUV *(P)+vUV *(N)}
−{vWV *(P)+vWV *(N)}/2]
[数27]
Voff=(1/3)[{vUV *(P)+vUV *(N)}/2
+{vWV *(P)+vWV *(N)}/2]
[数28]
Woff=−(vUoff+vVoff
すなわち、図3に示した電圧オフセット補償量演算手段50では、図1に示した電圧形インバータが通常運転時に前記数26式〜数28式により得られた値vUoff,vVoff,vWoffそれぞれを3相補償電圧値(vUC2,vVC2,vWC2)として出力するようにしている。
また、U相を基準としたV相の振幅誤差ΔVUampと、V相,Y相アームの誤差ΔvV,ΔvYと、U相,X相アームの誤差ΔvU,ΔvXとの間には下記数29式の関係がある。[数29]
ΔvV+ΔvY=ΔvU+ΔvX+2ΔvVUamp
同様に、U相を基準としたW相の振幅誤差ΔWUampと、W相,Z相アームの誤差ΔvW,ΔvZと、U相,X相アームの誤差ΔvU,ΔvXとの間には下記数30式の関係がある。[数30]
ΔvW+ΔvZ=ΔvU+ΔvX+2ΔvWUamp
前記「数14式」−「数15式」は前記数29式により、以下の数31式となる。
[数31]
UV *(P)−vUV *(N)−2(ΔvU+ΔvX)−2ΔVUamp
=2(RU+RV)IDC
前記「数16式」−「数17式」は前記数30式により、以下の数32式となる。
[数32]
WV *(P)−vWV *(N)−2(ΔvU+ΔvX)−2ΔVUamp−2ΔWUamp
=2(RW+RV)IDC
前記「数18式」−「数19式」は前記数30式により、以下の数33式となる。
[数33]
UW *(P)−vUW *(N)−2{(ΔvU+ΔvX)−2・ΔWUamp
=2(RU+RW)IDC
上記数31式〜数33式において、電動機6の相毎の抵抗値RU,RV,RWは、互いにほぼ等しい値と見做せるので、「数32式」−「数31式」は下記数34式となる。
[数34]
ΔvWUamp=(1/2)[{vWV *(P)−vWV *(N)}
−{vUV *(P)−vUV *(N)}]
同様に、「数32式」−「数33式」は下記数35式となる。
[数35]
ΔvVUamp=(1/2)[{vWV *(P)−vWV *(N)}
−{vUW *(P)−vUW *(N)}]
上記数34式,数35式から、上述の電圧振幅誤差が各相に均等にバラツクものと見做し、図2に示した電力変換装置2の各相出力間の電圧のバラツキを補償するための各相毎の電圧振補償量設定値(ΔvUamp,ΔvVamp,ΔvWamp)は、下記数36式〜数38式で求めることができる。
[数36]
ΔvUamp=−(ΔvVUamp+ΔvWUamp)/3
[数37]
ΔvVamp=−{(ΔvVUamp+ΔvWUamp)/3}+ΔvVUamp
[数38]
ΔvWamp=−{(ΔvVUamp+ΔvWUamp)/3}+ΔvWUamp
図7は図3に示したデッドタイム補償量演算手段70の詳細回路構成図であり、このデッドタイム補償量演算手段70にはデッドタイム補償量設定回路71,加算演算器72,座標変換器73,可変フィルタ74,座標変換器75,傾き設定器76,乗算器77〜79、極性反転回路80,振幅制限回路81,極性反転回路82,振幅制限回路83,極性反転回路84,振幅制限回路85を備えている。
すなわち、図7に示したデッドタイム補償量演算手段70では、図1に示した電圧形インバータが通常運転時に電流検出器5から得られる3相交流電流検出値(iU,iV,iW)に対して、座標変換器73,可変フィルタ74,座標変換器75を介することにより、前記3相交流電流検出値それぞれに対して、その基本波周波数の成分の振幅値を損なうことなくノイズ成分を除去し、このノイズ成分を除去した3相交流電流値に対して、零クロス点近傍の歪みを補整するために傾き設定器76と乗算器77〜79を介し、この乗算器77〜79それぞれを介した各相の電流検出値の正負の瞬時値の振幅それぞれを、電圧振幅補整量演算手段60からの前記数36式〜数38式で得られた各相値とデッドタイム補償量設定回路71からの前記数3式で得られた値との加算値である加算演算器72のそれぞれの出力値に基づいて極性反転回路80,82,84と振幅制限回路81,83,85により制限した値を、電力変換装置2におけるスイッチング素子の通流電流値に対応したデッドタイムと、各相出力間の電圧のバラツキを補償するための3相補償電圧値(vUC3,vVC3,vWC3)として出力するようにしている。
図8は図1に示した制御回路30における補償電圧演算手段34の詳細回路構成図であり、この補償電圧演算手段34にはオン電圧補償量演算手段40と、電圧オフセット補償量演算手段50と、加算演算器51と、電圧振幅補償量演算手段60と、デッドタイム補償量演算手段90とを備えている。
すなわち、図1に示した電圧形インバータが通常運転時には、補償電圧演算手段34ではオン電圧補償量演算手段40,デッドタイム補償量演算手段90それぞれの出力が加算演算器51により加算された値を3相補償電圧値(vUC,vVC,vWC)として出力するようにしている。
図9は図8に示したデッドタイム補償量演算手段90の詳細回路構成図であり、このデッドタイム補償量演算手段90には図7に示したデッドタイム補償量演算手段70と同様のデッドタイム補償量設定回路71,加算演算器72,座標変換器73,可変フィルタ74,座標変換器75,傾き設定器76,乗算器77〜79、極性反転回路80,振幅制限回路81,極性反転回路82,振幅制限回路83,極性反転回路84,振幅制限回路85の他に、加算演算器91〜96を備えている。
すなわち、図9に示したデッドタイム補償量演算手段90では、図1に示した電圧形インバータが通常運転時に電流検出器5から得られる3相交流電流検出値(iU,iV,iW)に対して、座標変換器73,可変フィルタ74,座標変換器75を介することにより、前記3相交流電流検出値それぞれに対して、その基本波周波数の成分の振幅値を損なうことなくノイズ成分を除去し、このノイズ成分を除去した3相交流電流値に対して、零クロス点近傍の歪みを補整するために傾き設定器76と乗算器77〜79を介し、この乗算器77〜79それぞれを介した各相の電流検出値の正負の瞬時値の振幅それぞれを、電圧振幅補整量演算手段60からの前記数36式〜数38式で得られた各相値とデッドタイム補償量設定回路71からの前記数3式で得られた値との加算値である加算演算器72のそれぞれの値および極性反転回路80,82,84を介したそれぞれの値に対して電圧オフセット演算手段50からの前記数26式〜数28式で得られた各相値を加算演算器91〜96で加算したそれぞれの極性の値で振幅制限回路81,83,85により制限した値を、電力変換装置2におけるスイッチング素子の通流電流値に対応したデッドタイムと、各相出力間の電圧のバラツキおよび電圧オフセットとを補償するための3相補償電圧値(vUC4,vVC4,vWC4)として出力するようにしている。その結果、前記電圧オフセット補償による各相電流の零クロス点に基づく補償量の零クロス点の移動を回避しつつ、前記電圧振幅,デッドタイム,電圧オフセットそれぞれの補償を行うことができる。
なお、図1に示した電圧形インバータにおいて、図6に示した「モード11」〜「モード16」の動作をさせるためには、指令値生成手段31からゲート阻止指令h*により電力変換装置2の何れかの1組の上下アームへの駆動信号を阻止した状態で、q軸電流指令値i1q *を零とし、d軸電流指令値i1d *により前記IDCに相当する値を指令値生成手段から送出することで行われる。或いは、動作指令h*により電流調節器32からのq軸電圧指令値v1q *を零とし、さらに、d軸電流指令値i1d *により前記IDCに相当する値を指令値生成手段31から送出することで行われる。
この発明の実施の形態を示す電圧形インバータの回路構成図 図1の部分詳細回路構成図 図1の部分詳細回路構成図 図3の部分詳細回路構成図 図1の動作を説明する特性図 図1の動作を説明する特性図 図3の部分詳細回路構成図 図1の部分詳細回路構成図 図8の部分詳細回路構成図 従来例を示す電圧形インバータの回路構成図
符号の説明
1,2…電力変換装置、5…電流検出器、6…電動機、10…制御装置、11…指令値生成手段、12…積分器、13…座標変換器、14…偏差演算器、15…電流調節器、16…座標変換器、17…指令値演算器、21…インバータ主回路、22…直流電源、23…PWM制御回路、24…電圧検出器、30…制御装置、31…指令値生成手段、32…電圧調節器、33…補償電圧演算手段、40…オン電圧補償量演算手段、41…座標変換器、42…一次遅れフィルタ、43…座標変換器、44〜46…折れ線関数回路、50…電圧オフセット補償量演算手段、51,52…加算演算器、60…電圧振幅補償量演算手段、70…デッドタイム補償量演算手段、71…デッドタイム補償量設定回路、72…加算演算器、73…座標変換器、74…可変フィルタ、75…座標変換器、76…傾き設定器、77〜79…乗算器、80,82,84…極性反転回路、81,83,85…振幅制限回路、90…デッドタイム補償量演算手段、91〜96…加算演算器。

Claims (9)

  1. 所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
    予め、前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すためのそれぞれの操作・制御量に基づいて3相補償電圧指令値を導出し、
    前記電圧形インバータが通常運転時には、前記3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  2. 請求項1に記載の電圧形インバータの制御方法において、
    前記操作・制御量として前記パルス幅変調制御の際のキャリア周波数と、前記電圧形インバータの中間直流電圧値と、前記直流電流を流すための電流指令値および3相交流電圧指令値とを用いたことを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  3. 所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
    先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、
    次に、前記電圧形インバータが出力する互いに異なった複数組の直流電流値と、前記電圧形インバータが前記それぞれの直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、このときの前記パルス幅変調制御する際のキャリア周波数と、前記デッドタイム補償量とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際に発生するスイッチング素子のオン電圧降下量を補償するオン電圧補償量を演算し、
    前記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流と前記それぞれの補償量とに基づいてそれぞれの3相補償電圧指令値を導出し、前記それぞれの3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  4. 所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
    先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、
    次に、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各相出力間の電圧のバラツキを補償する電圧振幅補償量を演算し、
    前記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流それぞれの振幅を前記デッドタイム補償量と前記電圧振幅補償量とに基づいて制限した3相補償電圧指令値を導出し、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の電圧形インバータの制御方法において、
    前記電圧形インバータが出力する前記直流電流を何れか2相間に流すようにし、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  6. 請求項3又は請求項4に記載の電圧形インバータの制御方法において、
    前記電圧形インバータのいずれか1相の上下アームの駆動信号それぞれを阻止し、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  7. 所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
    予め、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を何れか2相間に流す6通りの通流状態により、前記電圧形インバータが前記直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各アームそれぞれのスイッチング素子の電圧のバラツキを補償する電圧オフセット補償量を演算し、
    前記電圧形インバータの通常運転時には、前記補償量を3相補償電圧指令値とし、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値とを加算した値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  8. 所定の周波数指令値と電圧指令値とから生成される3相交流電圧指令値に基づいてパルス幅変調制御された3相交流電圧を出力して負荷に供給する電圧形インバータにおいて、
    先ず、前記パルス幅変調制御する際の少なくとも2組のキャリア周波数と、前記キャリア周波数それぞれにより前記電圧形インバータが所定の直流電流を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれと、前記電圧形インバータの中間直流電圧値とに基づいて、前記パルス幅変調制御する際のデッドタイムを補償するデッドタイム補償量を演算し、
    次に、前記電圧形インバータが所定の直流電流値を何れか2相間に流す6通りの通流状態により、前記電圧形インバータが前記直流電流値を流すための電流調節演算結果に基づく前記3相交流電圧指令値それぞれに基づいて、前記電圧形インバータの各相出力間の電圧のバラツキを補償する電圧振幅補償量と該電圧形インバータの各アームそれぞれのスイッチング素子の電圧のバラツキを補償する電圧オフセット補償量とを演算し、
    前記電圧形インバータの通常運転時には、該電圧形インバータの3相出力電流それぞれの振幅を前記デッドタイム補償量と前記電圧振幅補償量と前記電圧オフセット補償量とに基づいて制限した3相補償電圧指令値を導出し、この3相補償電圧指令値と前記3相交流電圧指令値との加算値を新たな3相交流電圧指令値とすることを特徴とする電圧形インバータの制御方法。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の電圧形インバータの制御方法において、
    前記電圧形インバータのいずれか1相の上下アームの駆動信号それぞれを阻止し、この状態で前記それぞれの補償量を導出することを特徴とする電圧形インバータの制御方法。

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