JPH03245793A - 交流電動機の制御方法及びその装置 - Google Patents

交流電動機の制御方法及びその装置

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JPH03245793A
JPH03245793A JP2042783A JP4278390A JPH03245793A JP H03245793 A JPH03245793 A JP H03245793A JP 2042783 A JP2042783 A JP 2042783A JP 4278390 A JP4278390 A JP 4278390A JP H03245793 A JPH03245793 A JP H03245793A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流電動機の制御方法およびその装置に係り、
特に、コンバータの出力電力をインバータによって交流
電力に変換し、この交流電力によって交流電動機を駆動
するに好適な交流電動機の制御方法およびその装置に関
する。
〔従来の技術〕
コンバータとインバータを用いて交流電動機を制御する
装置としては、例えば特開昭61−109491号公報
に記載されているものが知られている。従来のこの種の
装置においては、コンバータ出力電圧に対する直流電圧
指令とコンバータ出力の検出値との偏差を補償した電流
指令に、インバータ入力側の電流を加算した値をコンバ
ータ出力側の入力電流指令とし、この指令にコンバータ
出力側の電流を一致するようにコンバータを制御する方
式が採用されている。この方式によれば、電動機の負荷
トルクが急激に増加した場合、インバータ入力側の電流
も増加するので、この電流分を検出し、コンバータを制
御することによってコンバータ出力側の平滑コンデンサ
に電流を流し込み、平滑コンデンサの電圧変動を低減す
ることができる。
(発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来技術においては、インバータ入力側の電流
にはリップル成分が多く含まれていることについては配
慮されておらず、コンバータ出力側の電流に低次や高次
のリップル成分が含まれると、コンバータ入力側の電流
にも低次や高次のリップル成分が生じることになる。す
なわち、交流電動機をインバータによって駆動する場合
、コンバータ出力側の平滑コンデンサには、電動機のカ
行時には平滑コンデンサから電動機側へ流れるカ行電流
と回生時に電動機から平滑コンデンサ側へ流れ込む回生
電流がほぼスイッチング周期毎に正負の電流として流れ
、インバータの入力側にはリップルが発生する。このリ
ップル成分を完全に除去するには、スイッチング周期以
上の時定数を有するフィルタをインバータ入力側に設け
れば可能であるが、応答性が低下することになる。例え
ば、大容量インバータなどスイッチング周波数が500
Hz(2m+s)と低い場合においては、フィルタ時定
数が5ms位必要と考えられる。このため、このような
フィルタをインバータ入力側に挿入するとコンバータの
電流制御の応答性が遅くなり、直流電圧変動も大きくな
ると共に電動機のトルク変動も生じることになる。
また、電動機の負荷トルクが一定の場合でも。
インバータ入力側には、電動機−次周波数の6倍の低次
高調波が発生する。例えば、−次周波数が10Hz (
100IIs周期)の場合、16.7m5(位相角60
度)毎に同じパターンの平滑コンデンサ出力電流が流れ
、60度区間では、直流電流値が変化する。なお、この
60度区間の電流パターンは電動機の力率角により変化
する。このため、負荷トルクが一定であっても、コンデ
ンサ出力電流が60度周期でリップルが生じやすいこと
になり、瞬時にコンデンサ出力電流分をコンデンサ入力
電流として補正すれば直流電圧の変動は抑制できるが、
電源電流を力率1で正弦波電流に制御するコンバータの
場合には、コンデンサ入力電流が多少変動することから
電源電流の大きさも変動し、電源電流の歪率が高くなる
恐れがある。
本発明の目的は、電動機の負荷が急激に変動しても、コ
ンバータの出力電圧の変動を抑制するための電流をコン
バータに流し込むことができる交流電動機の制御方法お
よびその装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために1本発明は、第1の方法とし
て、コンバータの出力電力をインバータで交流電力に変
換し、この交流電力により交流電動機を駆動するに際し
て、インバータ出力側の交流電流とインバータ入力側の
直流電圧を検出し、この検出電流に従ってインバータの
キャリア半周期の整数倍区間のインバータ入力平均電流
を算出し、この算出した平均電流と前記検出直流電圧と
からインバータ入力電力を算出し、この算出電力をコン
バータ入力側の交流電圧で除算して電源電流値を生成し
、インバータ入力側の検出直流電圧とコンバータの目標
出力電圧を示す出力電圧指令とからこれらの偏差を零に
抑制するための電源電流指令値を生成し、この電源電流
指令値を前記電源電流値で補正し、補正された電源電流
指令値に基づいたパルス信号をコンバータに与えてコン
バータ入力側の交流電流を前記補正された電源電流指令
値に追従させる制御を行なう交流電動機の制御方法を採
用したものである。
第2の方法として、コンバータの出力電力をインバータ
で交流電力に変換し、この交流電力により交流電動機を
駆動するに際して、インバータ出力側の交流電流とイン
バータ入力側の直流電圧を検出し、前記検出電流とイン
バータのスイッチング素子に印加されるパルス信号の通
流率とからインバータのキャリア半周期の整数倍区間の
インバータ入力平均電流を算出し、この算出した平均電
流と前記検出電圧とからインバータ入力電力を算出し、
この算出電力をコンバータ入力側の交流電圧で除算して
電源電流値を生成し、インバータ入力側の検出直流電圧
とコンバータの目標出力電圧を示す出力電圧指令とから
これらの偏差を零に抑制するための電源電流指令値を生
成し、この電源電流指令値を前記電源電流値で補正し、
補正された電源電流指令値に基づいたパルス信号をコン
バータに与えてコンバータ入力側の交流電流を前記補正
された電源電流指令値に追従させる制御を行なう交流電
動機の制御方法を採用したものである。
第3の方法として、コンバータの出力電力をインバータ
で交流電力に変換し、この交流電力に変換し、この交流
電力により交流電動機を駆動するに際して、インバータ
出力側の交流電流とインバータ入力側の直流電圧を検出
し、前記検出電流とインバータのスイッチング素子に印
加されるパルス信号の通流率とからインバータのキャリ
ア半周期の整数倍区間のインバータ入力平均電流を算出
し、この算出した平均電流と前記検出電圧とからインバ
ータ入力電力を算出し、インバータ入力側の検品電圧と
コンバータの目標出力電圧を示す出力電圧指令とからこ
れらの偏差を零に抑制するための電力指令値を生成し、
この電力指令値を前記インバータ入力電力で補正し、こ
の補正された電力指令値をコンバータ入力側の交流電圧
で除算して電源電流指令値を生成し、この電源電流指令
値に基づいたパルス信号をコンバータに与えてコンバー
タ入力側の交流電流を前記電源電流指令値に追従させる
制御を行う交流電動機の制御方法を採用したものである
第4の方法として、コンバータの出力電力をインバータ
で交流電力に変換し、この交流電力により交流電動機を
駆動するに際して、インバータ出力側の交流電流とイン
バータ入力側の直流電圧を検出し、前記検出電流とイン
バータのスイッチング素子に印加されるパルス信号の通
流率とからインバータのキャリア半周期の整数倍区間の
インバータ入力平均電流を算出し、この算出平均電流と
コンバータの目標出方電圧を示す出力電圧指令とからイ
ンバータ入力電力を算出し、この算出電力をコンバータ
入力側の交流電圧で除算して電源電流値を生成し、イン
バータ入力側の検出電圧と前記電圧指令値とからこれら
の偏差を零に抑制するための電源電流指令値を生成し、
この指令値を前記電源電流値で補正し、補正された電源
電流指令値に基づいたパルス信号をコンバータに与えて
コンバータ入力側の交流電流を前記補正された電源電流
指令値に追従させる制御を行う交流電動機の制御方法を
採用したものである。
第5の方法として、コンバータの出力電力を複数のイン
バータで交流電力に変換し、各交流電力により複数の交
流電動機を駆動するに際して、各インバータ出力側の交
流電流とインバータ入力側の直流電圧を検出し、各検出
電流に従ってインバータのキャリア半周期の整数倍区間
におけるインバータ入力平均電流を算出し、この算出し
た平均電流と前記検出電圧とに基づいてコンバータを制
御するときに、第1乃至第4の方法のうちいずれかの方
法を適用したものである。
第1の装置として、交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、コンバータの出力電力を交流電力に変換して
交流電動機を駆動するインバータと、交流電動機に対す
る周波数指令に従ってパルス信号を生成し、このパルス
信号をインバータに与えてインバータの出力電圧を制御
するインバータ制御手段と、インバータ出力側の交流電
流を検出する電流検出手段と、電流検出手段の検出出力
に基づいてインバータのキャリア半周期の整数倍区間に
おけるインバータ入力平均電力を算出する電力算出手段
と、電力算出手段の算出電力をコンバータ入力側の交流
電圧で除算して電源電流値を算出する電源電流値算出手
段と、インバータ入力側の直流電圧を検出する電圧検出
手段と、電圧検出手段の検出出力とコンバータの目標出
方電圧を示す直流電圧指令との偏差を零に抑制するため
の電源電流指令値を生成する電源電流指令値生成手段と
、前記電源電流指令値と前記電源電流値がら電源電流の
振幅を特定するための振*指令を生成する振幅指令生成
手段と、コンバータ入力側の電源電流の位相を検出する
電源位相検出手段と、電源位相検出手段の検出出方と振
@指令から交流電流指令を生成する交流電流指令生成手
段と、コンバータの入力電流を検出する入力電流検出手
段と、入力電流検出手段の検出出方と交流電流指令との
偏差を零にするためのパルス信号をコンバータに与えて
コンバータを制御するコンバータ制御手段を備えている
交流電動機の制御装置を構成したものである。
第2の装置として、交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、コンバータの出力電力を交流電力に変換して
交流電動機を駆動するインバータと、交流電動機に対す
る周波数指令に従ってパルス信号を生成し、このパルス
信号をインバータに与えてインバータの出力電圧を制御
するインバータ制御手段と、インバータ出力側の交流電
流を検出する電流検出手段と、インバータ入力側の直流
電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出手段の検出出
力に従ってインバータのキャリア半周期の整数倍区間に
おけるインバータ入力平均電流を算出する平均電流算出
手段と、平均電流算出手段の算出電流と前記電圧検出手
段の検出出力からインバータ入力平均電力を算出する電
力算出手段と、電力算出手段の算出電力をインバータ入
力側の交流電圧で除算して電源電流値を生成する電源電
流値算出手段と、電圧検出手段の出方とコンバータの目
標出方電圧を示す出力電圧指令との偏差を零に抑制する
ための電源電流指令値を生成する電源電流指令値生成手
段と、前記電源電流指令値と前記電源電流値から電源電
流の振幅を特定するための振幅指令を生成する振幅指令
生成手段と、コンバータ入力側の交流電源の位相を検出
する電源位相検出手段と、電源位相検出手段の検出aカ
と振幅指令から交流電源指令を生成する交流電流指令生
成手段と、コンバータの入力電流を検出する入力電流検
出手段と、入力電流検出手段の検出出力と交流電流指令
との偏差を零に抑制するためのパルス信号をコンバータ
に与えてコンバータを制御するコンバータ制御手段とを
備えている交流電動機の制御装置を構成したものである
第3の装置として、交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、コンバータの出力電力を交流電力に変換して
交流電動機を駆動するインバータと、交流電動機に対す
る周波数指令に従ってパルス信号を生成し、このパルス
信号をインバータに与えてインバータの出力電圧を制御
するインバータ制御手段と、インバータ出力側の交流電
流を検出する電流検出手段と、電流検出手段の検出出力
に基づいてインバータのキャリア半周期の整数倍区間に
おけるインバータ入力平均電流を算出する平均電流算出
手段と、平均電流算出手段の算出電流と前記電圧検出手
段の検出出力とからインバータ入力平均電力を算出する
電力算出手段と、前記電圧検出手段の検出出力とコンバ
ータの目標出力電圧を示す出力電圧指令との偏差を零に
抑制するための電力指令値を生成する電力指令値生成手
段と、前記電力指令値を前記電力算出手段の算出電力で
補正する電力指令値補正手段と、補正された電力指令値
をコンバータ入力側の交流電圧で除算して電源電流の振
幅指令を生成する振幅指令生成手段と、コンバータ入力
側の交流電源の位相を検出する電源位相検出手段と、電
源位相検出手段の検出出力と振幅指令から交流電流指令
を生成する交流電流指令生成手段と、コンバータの入力
電流を検出する入力電流検出手段と、入力電流検出手段
の検出出力と交流電流指令との偏差を零に抑制するため
のパルス信号をコンバータに与えてコンバータを制御す
るコンバータ制御手段とを備えている交流電動機の制御
装置を構成したものである。
第4の装置として、交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、コンバータの出力電力を交流電力に変換して
交流電動機を駆動するインバータと、交流電動機に対す
る周波数指令に従ってパルス信号を生成し、このパルス
信号をインバータに与えてインバータの出力電圧を制御
するインバータ制御手段と、インバータ出力側の交流電
流を検出する電流検出手段と、インバータ入力側の直流
電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出手段の検出出
力に従ってインバータのキャリア半周期の整数倍区にお
けるインバータ入力平均電流を算出する平均電流算出手
段と、平均電流算出手段の算出電流とコンバータの目標
出力電圧を示す直流電圧指令とからインバータ入力平均
電力を算出する電力算出手段と、この電力算出手段の算
出電力をコンバータ入力側の交流電圧で除算して電源電
流値を算出する電源電流値算出手段と、前記直流電圧指
令と前記電圧検出手段の検出出力との偏差を零に抑制す
るための電源電流指令値を生成する電源電流指令値生成
手段と、前記電源電流指令値を前記電源電流値で補正し
て電源電流の振幅指令を生成する振幅指令生成手段と、
コンバータ入力側の交流電源の位相を検出する電源位相
検出手段と、電源位相検出手段の検出出力と振幅指令か
ら交流電流指令を生成する交流電流指令生成手段と、コ
ンバータの入力電流を検出する入力電流検出手段と、入
力電流検出手段の検出出力と交流電流指令との偏差を零
に抑制するためのパルス信号をコンバータに与えてコン
バータを制御するコンバータ制御手段とを備えている交
流電動機の制御装置を構成したものである。
第5の装置として、交流電力を直流電力に変換するコン
バータと、コンバータの出力電力を交流電力に変換して
複数の交流電動機をそれぞれ駆動する複数のインバータ
と、各交流電動機に対する周波数指令に従ってパルス信
号を生成し、このパルス信号を各インバータに与えて各
インバータの出力電圧を制御する複数のインバータ制御
手段と。
各インバータ出力側の交流電流を検出する複数の電流検
出手段と、各電流検出手段の検出出力の総和に従ってイ
ンバータのキャリア半周期の整数倍区におけるインバー
タ入力平均電流を算出する平均電流算出手段とを有する
と共に、平均電流算出手段の算出電流とインバータ入力
側の電気量に基づいてコンバータを制御する手段として
、第1乃至第6の装置のうちいずれかの装置のものを有
する交流電動機制御装置を構成したものである。
第2乃至第5の装置のうちいずれか1つの装置を含む第
6の装置として、平均電流算出手段は、インバータに印
加されるパルス信号の通流率とインバータのキャリア半
周期の整数倍区における電流検出手段の検出電流とを各
相毎に積算し、この積算値の総和からインバータ入力平
均電流を算出してなる交流電動機の制御装置を構成した
ものである。
〔作用〕
インバータの瞬時の入力電流は、各相毎のインバータ正
アームがオンとなる期間中の電動機電流の和と等しくな
る。このことからインバータ入力電流は電動機電流の振
幅に近い正負のりツプル電流となり、フィルタで平滑す
る必要がある。このため、本発明では、瞬時のインバー
タ出力側流と等価な電流を検出するために、インバータ
出力側の交流電流を検出し、この検出電流からインノ(
−タ入力平均電流と等価な電流を検出することとしてい
る。即ち、インバータ入力平均電流として例えば、イン
バータに印加されるパルス信号のキャリア周期Tc間に
おける通流率(インノベータ正アームのオン時間Ton
とキャリア周期Tcとの比率Ton/Tc)とインバー
タ出力側の交流電流とを各相毎に乗算し、乗算値の総和
を求めることとしている。つまりキャリア周期間の平均
電流を算出し、算出した平均電流からインバータ入力電
力を算出し、この算出電力を基にコンバータを制御する
こととしている。このため、リップル成分の影響を受け
ない電源電流値を生成することができ、この電源電流値
に従ってコンバータへ交流電流を流し込めば、電動機の
負荷が急激に変動しても、この変動に追従してコンバー
タに必要な交流電力を供給することが可能となり、コン
バータの出力電圧の変動を抑制することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、交流電源1から交流電力がリアクトル
2を介してコンバータ3に供給されており、この交流電
力はコンバータ3において直流電力に変換され、平滑コ
ンデンサ4とインバータ6に供給されている。インバー
タ6はコンバータ3からの直流電力を三相交流電力に変
換し交流電動機5へ供給するようになっている。コンバ
ータ3は電流制御器17からのPWM信号によって制御
され、インバータ6はインバータ制御器7からのPWM
信号によって制御されるようになっている。
コンバータ3を制御するに際しては、平滑コンデンサ4
両端の電圧を検出する電圧検出器25の検出出力と直流
電圧指令Voc*との偏差に応じた電源電流指令Δ工q
lkを電圧補償器8で生成し。
この指令と電源電流値IqLとを加算器13で加算し、
リミッタ14を介して電源電流の振幅指令Iq本を生成
し、この指令と電源位相検出器16で検出された位相O
Rとを基に電流指令発生回路15で三相の交流電流指令
1本を生成し、この三相交流電流指令と電流検出器17
の検出電流iとの偏差を零に制御するためのPWM信号
を電流制御器18で生成し、このPWM信号によってコ
ンバータ3を制御するようになっている。すなわち、三
相交流電流指令1本と実電流iとが一致するようにPW
M信号に従ってコンバータ3が制御されるようになって
いる。なお5三相交流電源lを算出するに際しては、R
相の位相θRと振幅指令Iq木を基に次の(1)〜(3
)式に従って算出するようになっている。
IR本=Iq本・sinθR・・・・・・・・(1)I
s本=Jq本・5in(θR−2/3π)  ・・−−
・(2)Ir*=−(in本+is*)       
・・・・・・・・・(3)一方、インバータ6は一次周
波数指令f1本に従ってインバータ制御器7からのPW
M信号によって制御され、電源電流値IqLは、電流検
出器10の検品電流iu、ivとインバータ制御器7の
出力である通流率δ (δυ、δV、δW)に基づいて
、マイクロコンピュータで構成される演算部9、乗算器
11とゲイン12によって算出されるようになっている
インバータ制御器7は、第2図に示されるように、積分
器19、KH/ f 1 *パターン発生器20、変調
波指令発生器21、三角波発生器22、比較器23、通
流率演算器24を備えて構成されている。積分器19及
びパターン発生器20に周波数指令f1本が入力される
と、パターン発生器20からは一次電圧の大きさに対応
した変調波M本の振幅比の指令KHが出力され、積分器
19からは指令11本を積分した位相指令θ*が出力さ
れる。これらの指令が変調波指令発生器21に入力され
ると、次の(4)〜(6)式に示される式に従って各相
毎の変調波指令が出力される。
Mu * = KH−Binθ*         ・
−・−(4)Mv* = KM−sin (θ*  2
/ 3 π)  ・・・−(5)Mw* = KM−s
in (θ*−4/ 3 π) ・−・=・・(6)こ
こで、KHは三角波の振幅に対する変調波振幅の比を示
す。変調波指令発生器21から(4)弐〜(6)式に示
され、る変調波M本が出力されると、比較器23におい
て三角波発生器22からの三角波信号(1〜2KHz)
と三角波のキャリア周期Tc毎に比較され、比較器23
からP W M信号が出力される。一方、変調波M*が
通流率演算器24に入力されると、次の(7)弐〜(9
)式に従って通流率の演算が行われる。
δυ=−(1+Mc*)         ・・・・(
7)δv:=−(1+MVl )          
  ・・・・・・(8)δw=   (1+My本) 
         ・・・・・・(9)ここで、通流率
δはキャリア周期Tc間における各相のパルス信号、オ
ン時間の比率を表わしており、通常、0≦δ≦1の範囲
の値である。
演算器24により算出された通流率δは演算部9に入力
され、演算部9において、電流検出器10の検出電流と
共に次の(10)式に従ってインバータ入力平均電流I
DCの算出が行われる。
Ioc=iu・δU十iv・δv+iw・δw−−(1
0)(10)式に従ってインバータ6に印加されるパル
ス信号の各相の通流率とインバータ出力側の各相の交流
電流とを乗算し、各乗算値の総和から電流を求めれば、
この電流はインバータ入力平均電流と等価な電流となる
。即ち、キャリア周期Tc間においては電動機5の入力
電流はほとんど変化しないと考え、インバータ6の平均
的な入力電流を(10)式から求めることとしている。
ここで、通流率δは一般的には、次の(11)弐〜(1
3)式で与えられ、正弦波PWM変調の場合には(7)
弐〜(9)式を用いることになる。
Tυ δ。=□            ・旧・・(11)T
c v δV=□                 ・・・・
・・(12)Tc w δ、=□                 ・・・・
・・(13)Tc このように、インバータ入力平均電流はキャリア周期T
c間におけるインバータの入力電流を平均化した電流と
なり、リップル分の少ない直流電流として用いることが
できる。なお、本実施例ではキャリア周期毎の通流率か
ら(1o)式によりIDCを求めたが、キャリア半周期
T c / 2の整数倍区間の通流率から求めても同様
に検出できる。
また、3相PWM信号の(0,0,0)区間と(1,1
,1)区間は一般的に零電圧ベクトル区間と呼ばれてお
り、この区間はインバータ入力電流は流れない。そこで
、この零電圧ベクトル区間を除いた区間での通流率から
求めても同様に検出できる。
演算部9で算出されたインバータ入力平均電流IDCは
演算器11で、インバータ6の入力電圧を検出する電圧
検出器25の検出電圧VDCと乗算され、インバータ入
力平均電力PLが算出されるようになっている。この算
出電圧PLはゲイン12で交流電源1の電源電圧3Ve
によって除算され、電源電流値I(ILに変換されるよ
うになっている。
この電源電流値IqLに基づいてコンバータ3を制御す
れば、インバータ入力平均電流IDCがリップル成分の
少ない値でかつ瞬時に検出されるので、インバータ6の
負荷が急激に変化しても、この負荷の変動に合せてイン
バータ3へ電源電流を流し込むことができ、コンバータ
3の直流電圧の変動および電動機5のトルク変動を抑制
することが可能となる。又算出電力Pt、はリップル成
分が小さいので、電源電流値IqLの値も略一定となり
、電源電流の振幅指令Iq*を略一定に維持することが
可能となり、力率1で低次高調波成分の少ない正弦波状
の電源電流を得ることができる。
次に、第3図に示されるように、加算器13とリミッタ
14との間にゲイン12を挿入し、乗算器11の出力を
加算器13に入力し、電圧補償器8を電力指令値生成手
段として用いることも可能である。即ち、電圧補償器8
で直流電圧指令値Vocと直流電圧指令VDC*と比較
し、これらの偏差を零に抑制するための電力指令値△p
qを生成し、この電力指令値ΔPqを加算器13で加算
し、加算器13から加算された電力指令値Pqを出力す
る。そしてこの電力指令値Pqをゲイン12の電源電圧
で除算し、得られた値をリミッタ14を介して電源電流
の振幅指令1(Itとして生成する。
本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得るこ
とができる。
次に、第4図に示されるように、ゲイン12の代わりに
乗算器26を用い、インバータ入力平均電流Iocと直
流電圧指令VDC木とを乗算し、乗算して得られ−た電
力に交流型WX1の交流電圧を除算して電源電流値Iq
Lを算出することによっても前記実施例と同様な効果を
得ることができる。この場合、直流電圧指令VDC*:
インバータ6の入力電圧VDCとした場合近似的な負荷
補償を行うことができる。
次に、1台のコンバータに複数台のインバータが並列接
続された場合の実施例を第5図により説明する。
コンバータ3の出力側には平滑コンデンサ4A〜4Nと
インバータ6A〜6Nがそれぞれ並列に接続されており
、各インバータの出力側には交流電動機5A〜5Nが接
続されている。そして各インバータ6A〜6Nの出力側
には電流検出器10A〜IONが設けられていると共に
各インバータにはインバータ制御器7A〜7N、演算部
9A。
9Nが設けられている。そして演算部9A〜9Nの出力
が加算器27に入力されるようになっている。
本実施例においては、演算部9A〜9Nにおいて、各イ
ンバータ6A〜6Nのインバータ入力平均電流IDCA
〜IocNを演出し、これらの算出値を加算器27で加
算し、インバータ全体のインバータ入力平均電流を求め
ることとしている。そして加算器27の出力電流Ioc
を乗算器11へ入力し、インバータ全体の入力電力PL
を求めることとしている。
本実施例においても、前記実施例と同様に、各交流電動
機5A〜5Nのトルクが変動しても、このトルク変動に
対応した電源電流が即座にコンバータ3に入力されるた
め、各交流電動機のトルク変動を抑制することができる
と共に正弦波状の電源電流をコンバータ3へ流すことが
できる。
又前記各実施例においては、インバータ6の入力電流を
検出しなくてもインバータ入力平均電流を求めることが
できるため、インバータ6入力端の電流を検出する電流
検出器が不要となり、コスト低減に寄与することができ
る。
また1本発明で速入たインバータ入力平均電流検出方法
は、直流量で瞬時にインバータ入力電流を検出できるた
め、コンバータ制御のみならず、各種電動機制御の検出
器として適用できる。例えば、この検出器は、誘導電動
機の軽負荷時の振動抑制用としても使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、インバータ入力
平均電流と等価な電流をインバータの出力電流から求め
、この電流値を基にコンバータを制御するようにしてい
るため、負荷の急激な変化に対しても即座に負荷の変動
分に応じた電源電流をコンバータに流すことができ、コ
ンバータの出力電圧の変動及び電動機のトルク変動の低
減を図ることが可能となる。又、インバータ入力電力を
インバータ入力平均電流を基に算出しているため。
負荷の変動による電源電流値が一定の直流量となり、力
率1で低次高調波成分の少ない正弦波状の電源電流をコ
ンバータに流すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はイン
バータ制御器の構成図、第3図は本発明の第2実施例を
示す構成図、第4図は本発明の第3実施例を示す構成図
、第5図は本発明の第4実施例を示す構成図である。 1・・・交流電源、    3・・・コンバータ、6・
・・インバータ、   7・・・インバータ制御器、9
・・・演算部、    10・・・電流検出器、11・
・・乗算器、    12・・・ゲイン、13・・・加
算器、    14・・・リミッタ、15・・・電流指
令発生回路、 16・・・電源位相検品器、 17・・・電流検出器、 18・・・電流制御器、1 変調波指令発生器、 24・・・通流率演算器。 25・・・電圧検出器、 26・・・乗算器、 27・・・加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンバータの出力電力をインバータで交流電力に変
    換し、この交流電力により交流電動機を駆動するに際し
    て、インバータ出力側の交流電流とインバータ入力側の
    直流電圧を検出し、この検出電流に従ってインバータの
    キャリア半周期の整数倍区間のインバータ入力平均電流
    を算出し、この算出した平均電流と前記検出直流電圧と
    からインバータ入力電力を算出し、この算出電力をコン
    バータ入力側の交流電圧で除算して電源電流値を生成し
    、インバータ入力側の検出直流電圧とコンバータの目標
    出力電圧を示す出力電圧指令とからこれらの偏差を零に
    抑制するための電源電流指令値を生成し、この電源電流
    指令値を前記電源電流値で補正し、補正された電源電流
    指令値に基づいたパルス信号をコンバータに与えてコン
    バータ入力側の交流電流を前記補正された電源電流指令
    値に追従させる制御を行なう交流電動機の制御方法。 2、コンバータの出力電力をインバータで交流電力に変
    換し、この交流電力により交流電動機を駆動するに際し
    て、インバータ出力側の交流電流とインバータ入力側の
    直流電圧を検出し、前記検出電流とインバータのスイッ
    チング素子に印加されるパルス信号の通流率とからイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間のインバータ入力
    平均電流を算出し、この算出した平均電流と前記検出電
    圧とからインバータ入力電力を算出し、この算出電力を
    コンバータ入力側の交流電圧で除算して電源電流値を生
    成し、インバータ入力側の検出直流電圧とコンバータの
    目標出力電圧を示す出力電圧指令とからこれらの偏差を
    零に抑制するための電源電流指令値を生成し、この電源
    電流指令値を前記電源電流値で補正し、補正された電源
    電流指令値に基づいたパルス信号をコンバータに与えて
    コンバータ入力側の交流電流を前記補正された電源電流
    指令値に追従させる制御を行なう交流電動機の制御方法
    。 3、コンバータの出力電力をインバータで交流電力に変
    換し、この交流電力に変換し、この交流電力により交流
    電動機を駆動するに際して、インバータ出力側の交流電
    流とインバータ入力側の直流電圧を検出し、前記検出電
    流とインバータのスイッチング素子に印加されるパルス
    信号の通流率とからインバータのキャリア半周期の整数
    倍区間のインバータ入力平均電流を算出し、この算出し
    た平均電流と前記検出電圧とからインバータ入力電力を
    算出し、インバータ入力側の検出電圧とコンバータの目
    標出力電圧を示す出力電圧指令とからこれらの偏差を零
    に抑制するための電力指令値を生成し、この電力指令値
    を前記インバータ入力電力で補正し、この補正された電
    力指令値をコンバータ入力側の交流電圧で除算して電源
    電流指令値を生成し、この電源電流指令値に基づいたパ
    ルス信号をコンバータに与えてコンバータ入力側の交流
    電流を前記電源電流指令値に追従させる制御を行う交流
    電動機の制御方法。 4、コンバータの出力電力をインバータで交流電力に変
    換し、この交流電力により交流電動機を駆動するに際し
    て、インバータ出力側の交流電流とインバータ入力側の
    直流電圧を検出し、前記検出電流とインバータのスイッ
    チング素子に印加されるパルス信号の通流率とからイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間のインバータ入力
    平均電流を算出し、この算出平均電流とコンバータの目
    標出力電圧を示す出力電圧指令とからインバータ入力電
    力を算出し、この算出電力をコンバータ入力側の交流電
    圧で除算して電源電流値を生成し、インバータ入力側の
    検出電圧と前記電圧指令値とからこれらの偏差を零に抑
    制するための電源電流指令値を生成し、指令値を前記電
    源電流値で補正し、この補正された電源電流指令値に基
    づいたパルス信号をコンバータに与えてコンバータ入力
    側の交流電流を前記補正された電源電流指令値に追従さ
    せる制御を行う交流電動機の制御方法。 5、コンバータの出力電力を複数のインバータで交流電
    力に変換し、各交流電力により複数の交流電動機を駆動
    するに際して、各インバータ出力側の交流電流とインバ
    ータ入力側の直流電圧を検出し、各検出電流に従ってイ
    ンバータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバ
    ータ入力平均電流を算出し、この算出した平均電流と前
    記検出電圧とに基づいてコンバータを制御するときに、
    請求項1、2、3又は4記載の制御方法を適用する交流
    電動機の制御方法。 6、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コン
    バータの出力電力を交流電力に変換して交流電動機を駆
    動するインバータと、交流電動機に対する周波数指令に
    従ってパルス信号を生成し、このパルス信号をインバー
    タに与えてインバータの出力電圧を制御するインバータ
    制御手段と、インバータ出力側の交流電流を検出する電
    流検出手段と、電流検出手段の検出出力に基づいてイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバー
    タ入力平均電力を算出する電力算出手段と、電力算出手
    段の算出電力をコンバータ入力側の交流電圧で除算して
    電源電流値を算出する電源電流値算出手段と、インバー
    タ入力側の直流電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検
    出手段の検出出力とコンバータの目標出力電圧を示す直
    流電圧指令との偏差を零に抑制するための電源電流指令
    値を生成する電源電流指令値生成手段と、前記電源電流
    指令値と前記電源電流値から電源電流の振幅を特定する
    ための振幅指令を生成する振幅指令生成手段と、コンバ
    ータ入力側の電源電流の位相を検出する電源位相検出手
    段と、電源位相検出手段の検出出力と振幅指令から交流
    電流指令を生成する交流電流指令生成手段と、コンバー
    タの入力電流を検出する入力電流検出手段と、入力電流
    検出手段の検出出力と交流電流指令との偏差を零にする
    ためのパルス信号をコンバータに与えてコンバータを制
    御するコンバータ制御手段を備えている交流電動機の制
    御装置。 7、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コン
    バータの出力電力を交流電力に変換して交流電動機を駆
    動するインバータと、交流電動機に対する周波数指令に
    従ってパルス信号を生成し、このパルス信号をインバー
    タに与えてインバータの出力電圧を制御するインバータ
    制御手段と、インバータ出力側の交流電流を検出する電
    流検出手段と、インバータ入力側の直流電圧を検出する
    電圧検出手段と、電流検出手段の検出出力に従ってイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバー
    タ入力平均電流を算出する平均電流算出手段と、平均電
    流算出手段の算出電流と前記電圧検出手段の検出出力か
    らインバータ入力平均電力を算出する電力算出手段と、
    電力算出手段の算出電力をインバータ入力側の交流電圧
    で除算して電源電流値を生成する電源電流値算出手段と
    、電圧検出手段の出力とコンバータの目標出力電圧を示
    す出力電圧指令との偏差を零に抑制するための電源電流
    指令値を生成する電源電流指令値生成手段と、前記電源
    電流指令値と前記電源電流値から電源電流の振幅を特定
    するための振幅指令を生成する振幅指令生成手段と、コ
    ンバータ入力側の交流電源の位相を検出する電源位相検
    出手段と、電源位相検出手段の検出出力と振幅指令から
    交流電源指令を生成する交流電流指令生成手段と、コン
    バータの入力電流を検出する入力電流検出手段と、入力
    電流検出手段の検出出力と交流電流指令との偏差を零に
    抑制するためのパルス信号をコンバータに与えてコンバ
    ータを制御するコンバータ制御手段とを備えている交流
    電動機の制御装置。 8、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コン
    バータの出力電力を交流電力に変換して交流電動機を駆
    動するインバータと、交流電動機に対する周波数指令に
    従ってパルス信号を生成し、このパルス信号をインバー
    タに与えてインバータの出力電圧を制御するインバータ
    制御手段と、インバータ出力側の交流電流を検出する電
    流検出手段と、電流検出手段の検出出力に基づいてイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバー
    タ入力平均電流を算出する平均電流算出手段と、平均電
    流算出手段の算出電流と前記電圧検出手段の検出出力と
    からインバータ入力平均電力を算出する電力算出手段と
    、前記電圧検出手段の検出出力とコンバータの目標出力
    電圧を示す出力電圧指令との偏差を零に抑制するための
    電力指令値を生成する電力指令値生成手段と、前記電力
    指令値を前記電力算出手段の算出電力で補正する電力指
    令値補正手段と、補正された電力指令値をコンバータ入
    力側の交流電圧で除算して電源電流の振幅指令を生成す
    る振幅指令生成手段と、コンバータ入力側の交流電源の
    位相を検出する電源位相検出手段と、電源位相検出手段
    の検出出力と振幅指令から交流電流指令を生成する交流
    電流指令生成手段と、コンバータの入力電流を検出する
    入力電流検出手段と、入力電流検出手段の検出出力と交
    流電流指令との偏差を零に抑制するためのパルス信号を
    コンバータに与えてコンバータを制御するコンバータ制
    御手段とを備えている交流電動機の制御装置。 9、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コン
    バータの出力電力を交流電力に変換して交流電動機を駆
    動するインバータと、交流電動機に対する周波数指令に
    従ってパルス信号を生成し、このパルス信号をインバー
    タに与えてインバータの出力電圧を制御するインバータ
    制御手段と、インバータ出力側の交流電流を検出する電
    流検出手段と、インバータ入力側の直流電圧を検出する
    電圧検出手段と、電流検出手段の検出出力に従ってイン
    バータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバー
    タ入力平均電流を算出する平均電流算出手段と、平均電
    流算出手段の算出電流とコンバータの目標出力電圧を示
    す直流電圧指令とからインバータ入力平均電力を算出す
    る電力算出手段と、この電力算出手段の算出電力をコン
    バータ入力側の交流電圧で除算して電源電流値を算出す
    る電源電流値算出手段と、前記直流電圧指令と前記電圧
    検出手段の検出出力との偏差を零に抑制するための電源
    電流指令値を生成する電源電流指令値生成手段と、前記
    電源電流指令値を前記電源電流値で補正して電源電流の
    振幅指令を生成する振幅指令生成手段と、コンバータ入
    力側の交流電源の位相を検出する電源位相検出手段と、
    電源位相検出手段の検出出力と振幅指令から交流電流指
    令を生成する交流電流指令生成手段と、コンバータの入
    力電流を検出する入力電流検出手段と、入力電流検出手
    段の検出出力と交流電流指令との偏差を零に抑制するた
    めのパルス信号をコンバータに与えてコンバータを制御
    するコンバータ制御手段とを備えている交流電動機の制
    御装置。 10、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コ
    ンバータの出力電力を交流電力に変換して複数の交流電
    動機をそれぞれ駆動する複数のインバータと、各交流電
    動機に対する周波数指令に従ってパルス信号を生成し、
    このパルス信号を各インバータに与えて各インバータの
    出力電圧を制御する複数のインバータ制御手段と、各イ
    ンバータ出力側の交流電流を検出する複数の電流検出手
    段と、各電流検出手段の検出出力の総和に従ってインバ
    ータのキャリア半周期の整数倍区間におけるインバータ
    入力平均電流を算出する平均電流算出手段とを有すると
    共に、平均電流算出手段の算出電流とインバータ入力側
    の電気量に基づいてコンバータを制御する手段として、
    請求項6、7、8又は9記載のものを有する交流電動機
    制御装置。 11、平均電流算出手段は、インバータに印加されるパ
    ルス信号の通流率とインバータのキャリア半周期の整数
    倍区間における電流検出手段の検出電流とを各相毎に積
    算し、この積算値の総和からインバータ入力平均電流を
    算出してなる請求項7、8、9又は10記載の交流電動
    機制御装置。
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