JPH094613A - 連結装置及び継手金具 - Google Patents

連結装置及び継手金具

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JPH094613A
JPH094613A JP15161395A JP15161395A JPH094613A JP H094613 A JPH094613 A JP H094613A JP 15161395 A JP15161395 A JP 15161395A JP 15161395 A JP15161395 A JP 15161395A JP H094613 A JPH094613 A JP H094613A
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hole
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coupling
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弘 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両連結部材の連結操作を容易にする。 【構成】 一方の連結部材1に連結ピン13を突設す
る。連結ピン13は円筒状でかつ割溝19を形成する。
更に連結ピン13の先部に係止面16cを形成する。他
方の連結部材2にケース20を、その挿入穴20aの前
端を開口して埋設する。ケース20の奥部内周面には係
止溝23を形成して係止面23aを形成する。挿入穴2
0aの底部中央にはテーパ栓25を突設する。連結ピン
13をケース20内に挿入すると、テーパ栓25が穴1
8内に圧入して連結ピン13を拡径し、両係止面16
c、23aが係止する。 【効果】 一方の連結部材1を他方の連結部材2へ接近
させることにより連結でき、連結作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連結装置及び継手金具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプレキャストコンクリート
製の長尺管を地中に埋設する場合に、その管を運搬可能
な長さに分割し、この分割されたセグメントを現場で順
次連結して長尺管を構成する場合がある。
【0003】このようなセグメントの連結方法として、
例えば連結する両セグメントの連結側部に連結穴を対向
して形成し、該両穴を通じてボルト及びナットで連結す
るものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の連結方法に
おいては、現場において、多数の連結穴に多数本のボル
トを挿通する作業と、多数のナットを締付ける作業が必
要になり、連結作業の効率が悪い問題がある。
【0005】更に、狭い空間で連結する場合には、その
連結作業が困難であり、また、作業空間がない場合には
連結できない問題がある。そこで本発明は、一方の連結
部材を他方の連結部材に押し移動するのみで、上記のよ
うな作業空間を必要とすることなく容易に連結できる連
結装置及び継手金具を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段とその作用】上記の課題を
解決するために請求項1記載の発明は、連結する一方の
連結部材(1)の連結面側に連結ピン(13)を突設
し、該連結ピン(13)は先端が開口する穴(18)を
有する筒状に形成し、かつ連結ピン(13)の先部に
は、後面に係止面(16c)を有する係止部(16)を
形成し、更に連結ピン(13)には、先端が開口する割
溝(19)を軸方向に形成し、他方の連結部材(2)の
連結側には、上記連結ピン(13)が挿入する挿入穴
(20a)を有するケース(20)を、その穴(20
a)の先端を開口して埋設し、該挿入穴(20a)の奥
部中央にはテーパ栓(25)を突設し、該テーパ栓(2
5)の外周に位置するケース(20)の内周面には係止
溝(23)を形成し、連結ピン(13)を穴(20a)
に挿入することにより、テーパ栓(25)が連結ピン
(13)の穴(18)に圧入して連結ピン(13)が拡
径し、その係止部(16)の係止面(16c)がケース
(20)における係止溝(23)の前部の係止面(23
a)に係止するようにしたことを特徴とする連結装置で
ある。
【0007】本発明においては、既に設置された例えば
他方の連結部材(2)に対して一方の連結部材(1)
を、その連結ピン(13)とケース(20)とを同一軸
線上に位置させて対向させる。そして、一方の連結部材
(1)を他方の連結部材(2)に接近させて、連結ピン
(13)をケース(20)の挿入穴(20a)内に挿入
する。
【0008】更に一方の連結部材(1)を接近させる
と、連結ピン(13)の穴(18)内にテーパ栓(2
5)が圧入し、連結ピン(13)が拡径し、その係止部
(16)の係止面(16c)がケース(20)における
係止溝(23)の前部の係止面(23a)に係止する。
【0009】この係止により、連結ピン(13)の抜け
外れが阻止され、両連結部材(1)(2)は連結され
る。請求項2記載の発明は、上記連結ピン(13)を、
その直径方向に若干移動できるように備え、連結ピン
(13)の先部に先細状のテーパ部(16b)を形成
し、ケース(20)における挿入穴(20a)の先端に
はラッパ状に拡開する案内面(22)を形成したことを
特徴とする連結装置である。
【0010】本発明においては、連結ピン(13)と挿
入穴(20a)を対向させた連結前の状態において、連
結ピン(13)と挿入穴(20a)の軸心が相互に若干
偏心している状態で、上記のような連結操作を行うと、
連結ピン(13)が、テーパ部(16b)とラッパ状の
案内面(22)により案内されて、挿入穴(20a)の
軸心側へ移動し、連結ピン(13)の軸心が挿入穴(2
0a)の軸心と合致して確実な連結が行われる。
【0011】請求項3記載の発明は、部材への定着部
(A)の先部に連結ピン(13)を突設し、該連結ピン
(13)は先端が開口する穴(18)を有する筒状に形
成し、かつ連結ピン(13)の先部には、後面に係止面
(16c)を有する係止部(16)を形成し、更に連結
ピン(13)には、先端が開口する割溝(19)を軸方
向に形成した雄型継手具(3)と、上記連結ピン(1
3)が挿入する挿入穴(20a)を有し、その挿入穴
(20a)の奥部中央にはテーパ栓(25)を突設し、
該テーパ栓(25)の外周に位置するケース(20)の
内周面には上記係止部(16)が嵌合する係止溝(2
3)を形成した雌型継手具(4)とからなり、連結ピン
(13)を穴(20a)に挿入することにより、テーパ
栓(25)が連結ピン(13)の穴(18)に圧入して
連結ピン(13)が拡径し、その係止部(16)の係止
面(16c)がケース(20)における係止溝(23)
の前部の係止面(23a)に係止するようにしたことを
特徴とする継手金具である。 本発明においては、雄型
継手(3)と雌型継手(4)を請求項1記載のように連
結部材(1)(2)に備えることにより、上記請求項1
と同様の作用で連結できる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の連
結ピン(13)を、その直径方向に若干移動できるよう
に備え、連結ピン(13)の先部に先細状のテーパ部
(16b)を形成し、ケース(20)における挿入穴
(20a)の先端にはラッパ状に拡開する案内面(2
2)を形成したことを特徴とする継手金具である。
【0013】本発明においては、請求項3の発明と同様
の作用で連結できる。
【0014】
【実施例】図に示す本発明の実施例について説明する。
図1において、1は一方の連結部材、2は他方の連結部
材で、これらは、例えばプレキャストコンクリート製の
長尺管を構成するためのセグメント等である。
【0015】3は一方の連結部材1の連結側に設けた雄
型継手具、4は他方の連結部材2の連結側に設けた雌型
継手具である。雄型継手具3において、5は金属丸棒か
らなるアンカーバーで、その後部雄ねじ部5aに金属製
の角座6を挿入し、ナット7を螺合して、角座6がアン
カーバー5に固着されている。
【0016】8は筒状のナットで、その雌ねじ8aの後
半部に上記アンカーバー5の前部雄ねじ部5bが螺着さ
れている。9はゴム等の弾性材料からなる調整部材で、
上記ナット8の外周全面を被覆する筒状部9aと、ナッ
ト8の後部を被覆する鍔状部9bと、該鍔状部9bの内
周側から後方へ突出する環状の係止部9cとからなり、
これらは一体成形され、該調整部材9は図1に示すよう
にナット8に嵌着されている。
【0017】10は金属製の空隙保持用パイプで、上記
アンカーバー5の直径より大径に形成されている。そし
て、該空隙保持用パイプ10の取付けは、これを上記の
角座6を挿入する以前にアンカーバー5の後方より挿入
してその前端部を上記係止部9cの外側面に係止し、そ
の後に角座6を挿入するとともに空隙保持用パイプ10
と角座6間にゴム等の弾性材料からなる環状の座部材1
1を介在し、そして、ナット7を締め付けて角座6を前
方へ締め付け、空隙保持用パイプ10を調整部材9と座
部材11間に押圧的に保持して取付ける。これにより、
空隙保持用パイプ10とアンカーバー5間に空隙12が
形成され、空隙保持用パイプ10が不動状態において、
アンカーバー5の先部が、その直径方向に若干移動でき
るようになっている。
【0018】上記、アンカーバー5及びこれに取り付け
られた角座6、ナット7、ナット8、調整部材9、パイ
プ10及び座部材11は部材への定着部(A)を構成し
ており、これらは一方の連結部材1の成形時に、ナット
8と調整部材9の前端面のみ連結部材1の接合端面に露
出するようにして連結部材1内に一体的埋設されてい
る。
【0019】13は金属製の連結ピンで、円筒状の主体
部14と、その後部に設けた雄ねじ部15と、前部に設
けた係止部16と、主体部14と雄ねじ部15間に設け
た切欠部17が一体形成されている。
【0020】上記雄ねじ部15は、上記ナット8の雌ね
じ部8aの前半部に螺合するように形成されている。係
止部16の後半部は、主体部14の外径より大径の係止
鍔部16aに形成され、前半部は、その外面が係止鍔部
16aの外周面から前方に従って縮径するテーパ面に形
成したテーパ部16bに形成されている。尚、係止鍔部
16aの後面は垂直状の係止面16cになっており、ま
た、係止鍔部16aの軸方向幅L1 を所定長に設け、係
止面16cに作用する大荷重に対して係止鍔部16aが
変形することなく十分耐えうる強度にしてある。切欠部
17は、図3(c)に示すように、平面状に切欠され、
かつ、180°離れた2箇所に平行的に形成されてお
り、該切欠部17に治具を嵌合して連結ピン13を容易
に回転できるようになっている。
【0021】18は、上記主体部14と係止部16内に
亘って同心的に形成した穴で、前端が開口した有底状に
形成されている。19は割溝で、主体部14と係止部1
6に亘り、これらの内外に貫通し、かつ前端が開口して
形成されている。また、該割溝19は、図3(b)に示
すように周方向に4個等間隔に形成され、該割溝19で
分割された各分割片16d〜16gが夫々縮径及び拡径
できるようになっている。
【0022】そして、上記の連結ピン13は、その雄ね
じ部15を、上記ナット8の前半部に螺着して備えられ
ている。次に雌型継手具4について説明する。
【0023】20は、挿入穴20aを有する金属製パイ
プからなるケースで、その軸方向長L2 は、上記連結ピ
ン13における主体部14と係止部16の軸方向長の和
2と同一か或いは若干長く設定されている。
【0024】ケース20の中間部内面21の内径は、上
記連結ピン13における主体部14の外径より若干大径
に設定されている。ケース20の前部には、上記中間部
内面21からラッパ状に拡開するテーパ状の案内面22
が形成されている。更にケース20の後部内面には係止
溝23が全周に亘って形成され、その前端面は垂直状の
係止面23aに形成されている。該係止溝23の軸方向
長L3 は、上記連結ピン13における係止部16の軸方
向長L3 と同一か或いは若干長く設定され、更に、その
係止溝23の内径は、上記係止部16における係止鍔部
16aの使用前の外径と同径に設定されている。
【0025】24は金属製の連結板で、上記ケース20
の後端面に溶接固着されている。25は拡開用のテーパ
栓で、図4(c)に示すように、円柱状の主体部25a
と、その前部に一体形成した案内部25bと、後部に一
体形成した仮止め部25cとからなる。
【0026】主体部25aの外径は上記連結ピン13に
おける穴18の内径より若干大径に形成され、その外周
面にはローレット溝26が刻設されている。また、その
軸方向長L4 は、上記係止溝23の軸方向長L3 より若
干短く設定されている。
【0027】案内部25bの外周面は先細状のテーパ面
に形成されている。仮止め部25cの外径は、主体部2
5aの外径より小径に形成され、その外周面にはローレ
ット溝27が刻設されている。
【0028】そして、上記拡開用のテーパ栓25は、そ
の仮止め部25cを、上記連結板24の中央部に形成し
た止穴28に圧入して、該テーパ栓25がケース20内
に同心的に仮止めされている。尚、仮止め部25cを主
体部25aより小径にしたのは、主体部25aの外表面
積を仮止め部25cの外表面積より広くして、後述する
ようにテーパ栓25を連結ピン13の穴18内に圧入し
た場合に、主体部25aと連結ピン13との摩擦抵抗力
が、仮止め部25cと連結板24との摩擦抵抗力よりも
大きくなるようにしてある。
【0029】29は他方のアンカーバーで、異形鉄筋で
形成され、その前端が上記連結板24に溶接にて固着さ
れている。該アンカーバー29の後端部に刻設した雄ね
じ29aには、角座30を溶接固着したナット31が螺
着されている。
【0030】そして、上記構成からなる雌型継手4は、
他方の連結部材2の成形時に、そのケース20の前端開
口部が露出するようにして連結部材2内に一体的に埋設
されている。
【0031】尚、両連結部材1、2が例えば環状のセグ
メントの場合には、上記の雄型継手3を、一方のセグメ
ント1の接合側面に複数個設け、上記の雌型継手4を、
他方のセグメント2の接合側面に、上記複数の雄型継手
3に対向して複数個設ける。
【0032】次に連結作用について説明する。連結現場
にて連結ピン13をナット8に螺着して備える。その連
結ピン13がケース20に対向するように、一方の連結
部材1を他方の連結部材2に対面させる。そして、一方
の連結部材1を他方の連結部材2へ移動して、連結ピン
13をケース20内へ押し嵌入する。
【0033】この嵌入時において、連結ピン13は、そ
のテーパ部16bと案内面22との係合により、挿入穴
20a内に誘導される。このとき、連結ピン13とケー
ス20とが若干偏心している場合には、ナット8の外周
部に弾性材料からなる調整部材9が存在し、かつ空隙保
持用パイプ10によりアンカーバー5の外周部に空隙1
2が存在していることにより、連結ピン13が、その直
径方向、すなわちケース20の軸心側へ移動し、上記の
ような偏心状態でもその連結ピン13とケース20の軸
心が合致し、連結ピン13がケース20内に確実に嵌入
する。
【0034】一方の連結部材1を更に移動すると、割溝
19により連結ピン13が縮径して挿入穴20a内を摺
動して進入する。連結ピン13が更に進入すると、その
穴18内にテーパ栓25が嵌入し、連結ピン13が拡径
して、その係止鍔部16aが係止溝23内に嵌入し、そ
の係止面16cが係止溝23の係止面23aに対面して
相互に係止する。この係合状態において、両連結部材
1、2が相互に最接近した接合状態となる。
【0035】上記のように係止することにより、連結ピ
ン13の抜け外れが阻止され、両連結部材1、2は相互
に連結される。また、仮りに連結ピン13が抜け外れ方
向に移動した場合には、連結ピン13とテーパ栓25に
おける主体部25aとの摩擦抵抗が、テーパ栓25にお
ける仮止め部25cと連結板24との摩擦抵抗より大で
あることにより、仮止め部25cが連結板24に対して
摺動してテーパ栓25が連結ピン13とともに移動し、
連結ピン13の縮径変形を阻止する。したがって、連結
ピン13が縮径して抜け外れることが確実に防止され、
両連結部材1、2の相互の連結が確実に保持される。
【0036】また、連結状態においては、両連結部材
1、2内に埋設された両角座6、30が、引き抜き力に
対して大きな抵抗力となり、強固な連結状態が保持され
る。尚、本発明は、上記のようなコンクリートセグメン
ト以外の部品相互の連結に適用できることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1及び3
記載の発明によれば、一方の連結部材を他方の連結部材
へ移動するのみで両部材を連結できる。したがって、前
記従来の連結構造に比べて連結操作が容易で、かつ連結
作業空間がなくても確実な連結が行える。
【0038】請求項2及び4記載の発明によれば、連結
前において連結ピンとケースとが若干偏心していても連
結ができ、連結作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すもので、連結前の状態
を示す側断面図。
【図2】 連結状態を示す一部の側断面図。
【図3】 連結ピンを示すもので、(a)は側面図、
(b)は前面図、(c)は(a)におけるA−A線断面
図。
【図4】 (a)はケース部を示す側断面図、(b)は
(a)におけるB−B線断面図、(c)はテーパ栓の側
面図。
【符号の説明】
1、2…連結部材 3…雄型継手具 4…雌型
継手具 (A)…定着部 13…連結ピン 16…係
止部 16b…テーパ部 16c…係止面 18…穴 19…割溝 20…ケース 20a…
挿入穴 22…案内面 23…係止溝 23a…
係止面 25…テーパ栓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結する一方の連結部材(1)の連結面
    側に連結ピン(13)を突設し、該連結ピン(13)は
    先端が開口する穴(18)を有する筒状に形成し、かつ
    連結ピン(13)の先部には、後面に係止面(16c)
    を有する係止部(16)を形成し、更に連結ピン(1
    3)には、先端が開口する割溝(19)を軸方向に形成
    し、他方の連結部材(2)の連結側には、上記連結ピン
    (13)が挿入する挿入穴(20a)を有するケース
    (20)を、その穴(20a)の先端を開口して埋設
    し、該挿入穴(20a)の奥部中央にはテーパ栓(2
    5)を突設し、該テーパ栓(25)の外周に位置するケ
    ース(20)の内周面には係止溝(23)を形成し、連
    結ピン(13)を穴(20a)に挿入することにより、
    テーパ栓(25)が連結ピン(13)の穴(18)に圧
    入して連結ピン(13)が拡径し、その係止部(16)
    の係止面(16c)がケース(20)における係止溝
    (23)の前部の係止面(23a)に係止するようにし
    たことを特徴とする連結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連結ピン(13)を、そ
    の直径方向に若干移動できるように備え、連結ピン(1
    3)の先部に先細状のテーパ部(16b)を形成し、ケ
    ース(20)における挿入穴(20a)の先端にはラッ
    パ状に拡開する案内面(22)を形成したことを特徴と
    する連結装置。
  3. 【請求項3】 部材への定着部(A)の先部に連結ピン
    (13)を突設し、該連結ピン(13)は先端が開口す
    る穴(18)を有する筒状に形成し、かつ連結ピン(1
    3)の先部には、後面に係止面(16c)を有する係止
    部(16)を形成し、更に連結ピン(13)には、先端
    が開口する割溝(19)を軸方向に形成した雄型継手具
    (3)と、上記連結ピン(13)が挿入する挿入穴(2
    0a)を有し、その挿入穴(20a)の奥部中央にはテ
    ーパ栓(25)を突設し、該テーパ栓(25)の外周に
    位置するケース(20)の内周面には上記係止部(1
    6)が嵌合する係止溝(23)を形成した雌型継手具
    (4)とからなり、連結ピン(13)を穴(20a)に
    挿入することにより、テーパ栓(25)が連結ピン(1
    3)の穴(18)に圧入して連結ピン(13)が拡径
    し、その係止部(16)の係止面(16c)がケース
    (20)における係止溝(23)の前部の係止面(23
    a)に係止するようにしたことを特徴とする継手金具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の連結ピン(13)を、そ
    の直径方向に若干移動できるように備え、連結ピン(1
    3)の先部に先細状のテーパ部(16b)を形成し、ケ
    ース(20)における挿入穴(20a)の先端にはラッ
    パ状に拡開する案内面(22)を形成したことを特徴と
    する継手金具。
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