JPH0944870A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH0944870A
JPH0944870A JP7212347A JP21234795A JPH0944870A JP H0944870 A JPH0944870 A JP H0944870A JP 7212347 A JP7212347 A JP 7212347A JP 21234795 A JP21234795 A JP 21234795A JP H0944870 A JPH0944870 A JP H0944870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
order diffracted
error signal
disc
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7212347A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Hayashi
英昭 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP7212347A priority Critical patent/JPH0944870A/ja
Publication of JPH0944870A publication Critical patent/JPH0944870A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの光ピックアップで、CDと高密度ディ
スクに合ったトラックエラー信号を得る。 【解決手段】 レーザ1よりの出力は回折格子2によ
り、0次光と共に一次光,二次光の5つのビームにし、
光ディスクのトラックに対し、高密度ディスクの場合、
一次回折ビームによる光スポットより、CDの場合には
二次回折ビームによる光スポットからトラックエラー信
号を得る光ピックアップ装置によって、各ディスクに対
し、各々正しいトラックエラー信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度で記録され
たディスクと標準密度で記録されたCD等のディスクを
共に再生することができる光ピックアップ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)等のディジタ
ルディスクに映像データや音声を記録し動画や音声の再
生を行っている。さらにCDのほぼ4倍程度の高密度デ
ィスクが開発されている。これらの密度ディスクは、線
速度は約2倍となっており、トラックピッチも約1/2
である。
【0003】高密度ディスクを再生する場合には、光ス
ポットを小さくする必要があり、波長の短いレーザ等を
利用している。又、トラックピッチに合わせた3ビーム
法によるトラックエラー信号を得てトラッキングサーボ
を行うようにしている。
【0004】高密度ディスク再生用の光ピックアップを
使用してCD等を再生すると、トラックピッチが異なる
ため、トラッキングエラー信号は検出レベルが下るばか
りでなく、ディスク偏心等による検出レベルの変動等が
大きい欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録密度が異なりトラ
ックピッチが異なったディスクに対し、いずれも再生す
ることができるようにトラッキングエラー信号を得る光
ピックアップ装置を得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回折格子を介
し複数の光ビームを発生させる手段と、0次ビームに対
応した光ディスクよりの反射光を検出する検出器と、一
次回折光の反射を受ける一組の検出器と、二次回折光の
反射を受ける他の一組の検出器を具備しトラッキングエ
ラー信号を得ることを特徴とする光ピックアップ装置で
あり、そして又、一次回折光の反射を受ける一組の検出
器の出力の差動出力を高密度ディスクのトラッキングエ
ラー信号とし、二次回折光の反射を受ける他の一組の検
出器の出力の差動出力を標準密度ディスクのトラッキン
グエラー信号を得る光ピックアップ装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】レーザ光を回折格子に通し複数の
ビームを発生し、一次回折光(一次光)の一組のビーム
を高密度ディスクのトラックピッチのほぼ1/2のピッ
チにスポットを各々結像させ各々の反射光を検出する検
出器と、二次回折光(二次光)のビームの反射を検出す
る他の一組の検出器を設け、一次光の検出器の差動出力
を高密度ディスクのトラッキングエラー信号、二次光の
検出器出力の差動出力をCD等の一般ディスクのトラッ
キングエラー信号を得、これらを識別し切り換えて用
い、所定のディスク再生に適するトラッキングエラー信
号を得て、一つの光ピックアップによって記録密度が異
なるディスクに対し再生することができるトラッキング
エラー信号を得ることが出来、安定なトラッキングサー
ボを行うことができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。図
1(a)は本発明の光ピックアップ装置のレーザビームの
経路を示す図で、マルチビームの流れを示している。レ
ーザーダイオード1からのビームをビームスプリッタ
(回折格子)2を経て複数のビームに分割する。この内の
2次回折ビームまでを用いる。これにより、0次ビーム
B0 と一次回折光のビームB1 が左右1つづつの一組、
二次ビームB2が同じく左右に1組発生し、ハーフミラ
ー3を経て対物レンズ4で集光し、ディスク5の情報記
録面に各々スポットを形成する。このディスク5の情報
記録面からの反射光は逆の光路を経てハーフミラー3を
通り抜け図1(b)に示すフォトデテクタ6上に像を結
び、これら5つのビームスポットSO,SE,SF,SG,
SHに対応し配置されたフォトデテクタ6のO,E,
F,G,Hから各々のディスク5の情報記録面の各ビー
ムスポットの反射に対応した検出出力を得る。また、図
1(b)に示す0次回折ビームに対応したフォトデテク
タ6の中心のOから再生すべき信号(HF)及びフォー
カス制御信号(Focus)を得る。
【0009】一次回折ビームに対応したフォトデテクタ
6のE及びFの検出出力をI−V変換器7-1,7-2を経
て、差動アンプ8で差信号THを得る。同じくフォトデ
テクタ6のG及びHの検出出力より2次回折ビームに対
応した信号をI−V変換器7-3及び7-4を経て差動アン
プ8’で差信号TLを得て、TH及びTLをスイツチ9
で選択しトラッキングエラー信号TRを得る。
【0010】図2に示すように、高密度ディスク5-1の
トラックT上にレンズ4を介しビームスポットを結ぶ。
ビームスポットSE 及びSF はトラックTのピッチd1
のほぼ1/2の間隔の位置に配しており、その差動出力
よりトラッキングエラー信号TH を得る。一方、CD等
一般のディスク5-2の場合は、図3に示すように高密度
ディスク5-1のほぼ2倍のトラックT’のピッチd2=
2d1 となっており、これに対応し二次回折ビームによ
るスポットSG,SHは一次ビームの2倍の角で発生する
ため、このディスクに対しても丁度トラックピッチd2
の1/2の間隔に図のように結ぶ。
【0011】これらの反射光によるトラックエラー信号
TH,TLをスイッチ9によって切り換えて使用すること
で、目的のディスクの種類が高密度から一般の標準密度
のCDと変わっても正しくトラックエラー信号TRを得
ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、1つの光ピックアップ
で異なった密度の光ディスクに各々合ったトラックエラ
ー信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の要部の構成を示
す図で、(a)はビームの経路を示す図で、(b)はトラッ
クエラー信号を検出するためのブロック図。
【図2】高密度ディスクのビームスポットを示す図。
【図3】一般ディスクのビームスポットを示す図。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 2 ビームスプリッタ 3 ハーフミラー 4 対物レンズ 5 ディスク 5-1 高密度ディスク 5-2 一般ディスク 6 フォトデテクタ 7-1〜4 I−V変換器 8,8’ 差動アンプ 9 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回折格子を介し複数の光ビームを発生さ
    せる手段と、0次ビームに対応した光ディスクよりの反
    射光を検出する検出器と、一次回折光の反射を受ける一
    組の検出器と、二次回折光の反射を受ける他の一組の検
    出器を具備しトラッキングエラー信号を得ることを特徴
    とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 一次回折光の反射を受ける一組の検出器
    の出力の差動出力を高密度で記録されたディスクのトラ
    ッキングエラー信号とし、二次回折光の反射を受ける他
    の一組の検出器の出力の差動出力を標準密度で記録され
    たディスクのトラッキングエラー信号とする請求項1記
    載の光ピックアップ装置。
JP7212347A 1995-07-28 1995-07-28 光ピックアップ装置 Withdrawn JPH0944870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7212347A JPH0944870A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 光ピックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7212347A JPH0944870A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 光ピックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0944870A true JPH0944870A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16621040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7212347A Withdrawn JPH0944870A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 光ピックアップ装置

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JP (1) JPH0944870A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0991721A (ja) * 1995-09-29 1997-04-04 Nec Corp トラック誤差検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001