JPH0944591A - コードシート及び情報再生装置 - Google Patents

コードシート及び情報再生装置

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JPH0944591A
JPH0944591A JP19865295A JP19865295A JPH0944591A JP H0944591 A JPH0944591 A JP H0944591A JP 19865295 A JP19865295 A JP 19865295A JP 19865295 A JP19865295 A JP 19865295A JP H0944591 A JPH0944591 A JP H0944591A
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JP19865295A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mori
健 森
Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light

Abstract

(57)【要約】 【課題】コードパターンを読み取って元のマルチメディ
ア情報を再生出力する際に、その出力態様を変更乃至処
理できるようにすること。 【解決手段】マルチメディア情報の出力態様を変更乃至
処理するための、光学的に読み取り可能な制御ドットコ
ード56を一乃至複数個備えたコードシート54を用意
しておく。そして、マルチメディア情報が光学的に読み
取り可能なデータドットコード52で記録されている部
分を備える記録媒体50から、上記データドットコード
52を光学的に読み取り、それを処理して、元のマルチ
メディア情報に係るデータとして出力する情報再生機
で、この制御ドットコード56を読み取ると、データ分
離部でその制御ドットコード56から得られた制御命令
を分離し、システムコントロール部は、それに従ってデ
ータドットコード52から得られたマルチメディア情報
を変更乃至処理するよう再生処理部を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や音楽等のオ
ーディオ情報、カメラやビデオ機器等から得られる映像
情報、及びパーソナルコンピュータやワードプロセッサ
等から得られるディジタルコードデータ、等を含めた所
謂マルチメディア情報を光学的に読み取り可能なコード
パターンとして記録した紙等の記録媒体から上記コード
パターンを光学的に読み取って元のマルチメディア情報
を再生する情報再生装置に関する。また、本発明は、上
記情報再生装置の制御情報を記録したコードシートに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等を記録する媒体
として、磁気テープや光ディスク等、種々のものが知ら
れている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作った
としても単価はある程度高価なものとなり、またその保
管にも多大な場所を必要としていた。さらには、音声を
記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す必要ができ
た場合には、郵送するにしても、また直に持っていくに
しても、手間と時間がかかるという問題もあった。ま
た、オーディオ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から
得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワー
ドプロセッサ等から得られるディジタルコードデータ、
等をも含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同
様であった。
【0003】このような問題に対処するべきものとし
て、特開平6−231466号公報には、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなる2
次元コードパターンの形で紙等の情報記録媒体に記録す
るシステム及びそれを再生するためのシステムが開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
開示されているようなシステムにおいてコードパターン
を読み取って元のマルチメディア情報を再生出力する際
に、例えばオーディオ情報であれば、その音量等を変更
したい場合がある。
【0005】しかしながら、上記公報に開示されている
ようなシステムでは、そのような再生出力法を制御する
ことについては考慮されていなかった。本発明は、上記
の点に鑑みてなされたもので、コードパターンを読み取
って元のマルチメディア情報を再生出力する際に、その
出力形態を変更乃至処理できるようにすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコードシートは、オーディオ情報、
画像情報、ディジタルコードデータの少なくとも一つを
含むマルチメディア情報の出力態様を変更乃至処理する
ための、光学的に読み取り可能な制御用コードを一乃至
複数個備えたことを特徴とする。
【0007】即ち、本発明のコードシートによれば、オ
ーディオ情報、画像情報、ディジタルコードデータの少
なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み
取り可能なコードで記録されている部分を備える記録媒
体から、上記コードを光学的に読み取り、この読み取っ
たコードを処理して、元のマルチメディア情報に係るデ
ータとして出力する情報再生装置で、この制御用コード
を読み取るだけで、上記出力されるマルチメディア情報
に関して種々多様な処理を簡単に実行できるようにな
る。
【0008】また、本発明による情報再生装置は、オー
ディオ情報、画像情報、ディジタルコードデータの少な
くとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み取
り可能なコードで記録されている部分を備える記録媒体
から、上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記
読取手段で読み取ったコードを処理して、元のマルチメ
ディア情報に係るデータとして出力する再生処理手段と
を備えた情報再生装置であって、更に、上記再生処理手
段で処理されたコードに基づくデータが上記マルチメデ
ィア情報に係るデータか、マルチメディア情報の出力態
様を変更乃至処理するための制御用情報に係るデータか
を弁別するためのデータ弁別手段と、上記データ弁別手
段によって弁別されたデータが上記制御用情報に係るデ
ータであると弁別されたとき、当該制御用情報の制御内
容に対応した変更乃至処理を行うための制御情報を出力
する制御情報出力手段と備えたことを特徴とする。
【0009】即ち、本発明の情報再生装置によれば、デ
ータ弁別手段にて、再生処理手段で処理されたコードに
基づくデータがマルチメディア情報に係るデータか、マ
ルチメディア情報の出力態様を変更乃至処理するための
制御用情報に係るデータかを弁別し、後者の場合には、
制御情報出力手段は、当該制御用情報の制御内容に対応
した変更乃至処理を行うための制御情報を出力する。そ
して、再生処理手段は、この制御情報に従って、マルチ
メディア情報の出力態様を変更乃至処理して出力する。
従って、情報再生装置のみで出力情報の処理も可能とな
り、よって、装置としての付加価値が増し、また、ユー
ザは処理用の装置を使用する必要が無くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1の(A)は、本発明の第1
の実施の形態の情報再生装置のブロック構成図であり、
ユーザ(操作者)が手で持ってシート等の不図示記録媒
体の紙面上に記録された2次元コードパターンとしての
ドットコードを走査できるようなペン型の形状の情報再
生機内に構成された検出部10、走査変換部12、デー
タ列調整部14、エラー訂正部16、再生処理部18、
システムコントロール部20と、走査中を示すために操
作されるスイッチ(SW)22と、再生されたマルチメ
ディア情報を出力する出力装置24とからなっている。
【0011】ここで、ドットコードは、音声情報、画像
情報、テキストデータの少なくとも一つを含むマルチメ
ディア情報が光学的に読み取り可能なコードで記録され
たものであり、例えば、図2に示すようなものとする。
【0012】即ち、ドットコード26は、所定単位のデ
ータドットを有する複数のブロック26Aをマトリクス
状に配置したブロック群からなり、各ブロック26A
が、情報の内容に応じて配列された複数のデータドット
26Bが入るデータエリア26Cと、このデータエリア
26Cに関して所定の位置関係で配置される当該ブロッ
クのアドレスを示すブロックアドレスドット26Dとを
有するものである。また、各ブロック26Aは、所定の
位置例えばその4隅に配置されたマーカ26Eと、この
マーカ26Eに対して所定の位置、例えば第1の方向に
隣接するマーカ間に配置された所定のマッチングパター
ンドット26Fを有している。なお、上記アドレスドッ
ト26Dは、上記マーカ26Eに対して所定の位置、例
えば第2の方向に隣接するマーカ間、に配置されること
になる。これらパターンドット26F、アドレスドット
26D、及びデータエリア26C内に配されるデータド
ット26Bは同じ大きさのドットで構成される。また、
マーカ26Eは、これらのドットに比較して大きなドッ
トとして構成され、例えば直径7データドットの円形ド
ットとして記録媒体上に記録される。
【0013】上記検出部10は、SW22の操作に応答
して、このようなドットコード26を読み取り、走査変
換部12は、該検出部10から供給される画像データに
対して走査時の傾き等の補正処理を行ってドットコード
として認識する。そしてこの画像データを二値データに
変換した後、二値データを復調して(図示せず)、デー
タ列調整部14に出力する。該データ列調整部14は、
データ列を調整し、エラー訂正部16は、該データ列調
整部14からのデータに対して再生時の読取りエラー,
データエラーを訂正する。再生処理部18は、このデー
タエラー訂正部16にてエラー訂正されたデータをそれ
ぞれの属性に合わせて分離して伸長処理し、CPU等よ
りなるシステムコントロール部20は、これら検出部1
0乃至再生処理部18を制御すると共にデータの授受を
行うものである。
【0014】そして、出力装置24は、スピーカ等の音
声再生部或いはCRTモニタ等の表示部を含む。なお、
上記SW22は、ユーザ(操作者)がマニュアルで操作
するものであっても良いし、ペン型の情報再生機先端に
設けられ、記録媒体等との接触によりオンするようなセ
ンサであっても良い。
【0015】図1の(B)は、上記再生処理部18の詳
細を示す図で、該再生処理部18は、データ分離部2
8、データ伸長部30,32,34、信号処理部36,
38,40、合成又は切り換え部42、及びD/A変換
部44,46より構成されている。
【0016】データ分離部28は、上記エラー訂正部1
6の出力データを受け取り、画像データ、文字データ、
音声データに分離して、それぞれ対応するデータ伸長処
理部30〜34に供給する。
【0017】画像データについては、データ伸長処理部
30にて、例えば当該画像データがJPEG圧縮された
ものであればJPEG解凍処理を行うというような所定
のデータ伸長処理が施された後、信号処理部36にて補
間等の処理が施されて、合成又は切り換え部42に供給
される。
【0018】同様に、文字データについては、データ伸
長処理部32にて、例えばMR/MH/MMR等に対す
る伸長処理やハフマンやジブレンペル等の伸長処理が施
された後、信号処理部38にて補間等の処理が施され
て、上記合成又は切り換え部42に供給される。
【0019】そして、この合成又は切り換え部42か
ら、画像データと文字データとが合成又は切り換え出力
され、D/A変換部44を介して、出力装置24のモニ
タ等に表示出力される。
【0020】一方、音声データについては、データ伸長
部34にて例えばADPCMに対する伸長処理が施され
た後、信号処理部40で補間等の処理が施されて、D/
A変換部46を介して、出力装置24のスピーカ等より
音声出力される。
【0021】なお、これら検出部10乃至D/A変換部
46の詳細については、本発明の出願人によりなされた
特開平6−231466号公報に開示されている。本実
施の形態においては、これらの構成に加えて、再生処理
部18にデータメモリ48が設けられている。そして、
データ分離部28にて上記マルチメディア情報と制御デ
ータとを分離し、このデータメモリ48にマルチメディ
ア情報又は制御データを記憶する。
【0022】ここで、制御データとは、マルチメディア
情報が図3に示すような記録媒体50上に記録されたデ
ータドットコード52を走査した場合に得られるもので
あるのに対して、コードシート54上にドットコードと
して記録された複数の制御ドットコード56のいずれか
を走査した場合に得られるデータのことである。
【0023】データメモリ48には、上記制御ドットコ
ード56の読み取りに先だって行われたデータドットコ
ード52の走査により得られたマルチメディア情報が記
憶される。また逆に、まず、制御ドットコード56が先
に走査されて、後からデータドットコード52が走査さ
れる場合には、制御データが記憶されることとなる。な
お、後者の場合には、制御データは、システムコントロ
ール部20内の不図示メモリに記憶するものとしても良
いことはもちろんである。
【0024】システムコントロール部20は、この制御
データをデータ分離部28より直接、あるいはこのデー
タ分離部28を介してデータメモリ48より受け取り、
それに従って、上記信号処理部36〜40での信号処理
を制御することにより、マルチメディア情報の出力態様
を変更乃至処理するものである。
【0025】ここで、上記制御ドットコード56とし
て、例えば、画像データについては、以下のような変更
乃至処理を指示する制御データをコードシート54に記
録しておくことができる。即ち、拡大や縮小、(エッ
ジ)強調、色相変換、当該画像の消去、コントラストや
ブライトネスの変更、彩度変更、ガンマ補正、画像の回
転、画像の鏡像、フェードインやフェードアウト、画像
自体の移動、アスペクト比変更、階調変更、フィルタリ
ング(ノイズ除去)処理、モーフィング、複数画像が重
ね表示される場合の優先度選択、アイコン化。
【0026】また、画像合成については、例えば、以下
のような変更乃至処理を指示することが可能である。即
ち、多重、スーパーインポーズ、マルチ画面的な複数画
像表示。
【0027】同様に、音声データについては、例えば、
以下のような変更乃至処理を指示する制御データを制御
ドットコード56としてコードシート54に記録してお
くことができる。即ち、ボリューム変更、トーン変更、
イコライジングの掛け方の指示、音声の出力スピード変
更、発声ストップ指示、再生方向変更(逆再生指示)、
リピート指示、ソースダイレクト(フィルタを通さない
スルー出力)指示、ステレオ音声の場合のチャンネル選
択(モノラル、右、左)。
【0028】また、音の合成については、例えば、ある
音と他の音の多重化等を制御ドットコード56により指
示できる。文字(テキスト)データについては、例え
ば、以下のような変更乃至処理を指示する制御データを
制御ドットコード56としてコードシート54に記録し
ておくことができる。即ち、フォント変更、サイズ変
更、カラー指定、スクロール表示指示。
【0029】その他、各種の制御データを制御ドットコ
ード56としてコードシート54に記録しておくことが
できる。例えば、 情報の連結…2つの異なるデータドットコード52をそ
れぞれ走査し、両者を足し合わせるという制御データを
制御ドットコード56として記録しておくと、これを走
査することで、2つのデータドットコード52から得ら
れるマルチメディア情報が足し合わされて再生出力され
ることができる。
【0030】出力形式の選択…出力装置22として、プ
リンタ、ファクシミリ、パーソナルコンピュータ(通
信)、モニタ、スピーカを選択するための制御データ
を、制御ドットコード56として記録しておくと、これ
を走査するだけで、キーボード等の操作なしに、個々の
出力形態を選択できるようになる。
【0031】暗号解読コード…データドットコード52
を走査しただけでは元のマルチメディア情報に復元でき
ないように暗号化しておき、この暗号を解読するための
情報を制御ドットコード56として記録しておくことが
できる。
【0032】システムコントロールファイル…ドットコ
ードの読み取りのために必要な各部の処理パラメータを
表す情報であり、これを制御ドットコード56として記
録しておくことができる。このシステムコントロールフ
ァイルについては、本発明の出願人による特願平6−1
73966号に詳しく説明されている。
【0033】次に、図4のシステムコントロール部20
の動作フローチャートを参照して、このような制御ドッ
トコード56を読み取ったときの動作について説明す
る。即ち、SW22が操作されると(ステップS1)、
システムコントロール部20は、各部を動作させて、ド
ットコードを読み取る。そして、データコード分離部2
8から与えられるデータにより、読み取られたドットコ
ードが記録媒体50上のデータドットコード52であっ
たのか、コードシート54上の制御ドットコード56で
あったのかを判断する(ステップS2)。そして、デー
タドットコード52を読み取った場合には、通常の再生
処理を行うと共に、データメモリ48にそのデータを記
憶させる(ステップS3)。なお、この再生処理は、S
W22が解除されたときに終えられる。
【0034】これに対して、制御ドットコード56を読
み取った場合には、その制御ドットコードの内容を認識
し(ステップS4)、それに応じて、該当する信号処理
部36,38,40を制御して、データメモリ48に記
憶してあるデータに対して、その制御ドットコードの内
容で示される変更乃至処理を施す(ステップS5)。こ
こで、このステップS5における制御コードの処理につ
いて、幾つか例を挙げて説明する。
【0035】まず、制御ドットコード56が音質制御命
令であるときには、図5の(A)に示すように、信号処
理部40を制御して、データメモリ48に記憶してある
音声データに対する音質制御を実行する(ステップS1
1)。次に、SW22が解除されたかどうか判断し(ス
テップS12)、まだSW22が押されたままの時は、
上記ステップS11に戻って、さらに音質制御を行う。
そして、SW22が解除されると、その音質に確定し
(ステップS13)、この処理を終える。
【0036】例えば、図3の例において、コードシート
54の右側下方に、音質制御用の制御ドットコード56
として、低音制御用のコードと高音制御用のコードが記
録されている。そして、このような低音制御用のコード
の内、その左寄りの方には低音を下げるという命令が、
また右寄りの方には低音を持ち上げるという命令がドッ
トコード化されているとすると、その左寄りの方を読み
取ると、その命令が読み出されて、低音を持ち上げた音
声を再生出力する。この例は、制御ドットコード56を
実際に走査する必要はなく、そのコードの上にペン型情
報再生機を置いてSW22をオンし続けるだけで、音質
を変更し続けることができるというものである。
【0037】一方、制御ドットコード56を走査するこ
とによって音質を変更する場合には、その走査方向によ
って大小を選択することになる。この場合は、図5の
(B)に示すように、まずSW22を操作した時の最初
の音質である音質初期値t0をTとして内部メモリに記
憶しておき(ステップS21)、コードの走査によって
新しい音質値tが入力されると(ステップS22)、内
部メモリに記憶してある最初に読み込んだ音質値Tとこ
の走査によって変わってくる音質値tの値とから音質制
御量を算出し(ステップS23)、それに応じて信号処
理部40にて音質変更制御を実行する(ステップS2
4)。
【0038】ここで、音質制御量は、T−tをベクトル
とし、係数Kを乗じた値つまりK×(T−t)を求める
ことにより算出される。また、制御方向は、T−tのベ
クトルがコードシート54の右から左の方向か、左から
右の方向かにより、低音を下げるのか持ち上げるのかを
決めることができる。
【0039】こうして音質変更が成されたならば、次
に、Tの値をこの新規音質値tに更新した後(ステップ
S25)、SW22が解除されたかどうか判断し(ステ
ップS26)、まだSW22が押されたままの時は、上
記ステップS22に戻って、上記の処理を繰り返す。そ
して、SW22が解除されると、その音質に確定し(ス
テップS27)、この処理を終える。
【0040】つまり、前述の例では、制御ドットコード
56に音質を制御する命令そのものが入っているのに対
し、この例では、その音質制御量を検出するための情報
(数値)が記載されている。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図6の(A)は、本実施の形態におけるコードシー
ト58を示すもので、このコードシート58には、複数
の制御ドットコードを一つのエリアに集合させてなるマ
ルチ制御ドットコード60と、このマルチ制御ドットコ
ード60の中の所望の制御コードのみを選択指定するた
めの複数の選択ドットコード62が記録されている。こ
こで、マルチ制御ドットコード60は、同図の(B)に
示すように一次元的に示すと、複数の命令データが羅列
されており、各命令データの前に当該命令データの種類
を示すタグ情報が記録されているものである。
【0042】以下、このようなコードシート58を用い
た場合の動作を、システムコントロール部20の動作フ
ローチャートを参照して説明する。メインの動作は、前
述した第1の実施の形態とほぼ同様である。即ち、上記
ステップS3では、データドットコード52が走査され
たのか、選択ドットコード62が走査されたのかを判断
することになる。また、上記ステップS4の制御コード
の選択処理は、SW22の解除に応答して、読み取った
選択ドットコード62の内容の認識処理に代えられる。
【0043】そして、ステップS5の制御コードの処理
は、例えば、画像の移動制御が選択された場合には、図
7の(A)に示すようなものとなる。即ち、ペン型情報
再生機の先端がマルチ制御ドットコード60に移動され
た後、SW22がオンされると(ステップS31)、シ
ステムコントロール部20は、データ分離部28から供
給される制御データの中から対応するタグ情報つまり移
動タグ情報を参照し(ステップS32)、それに続けて
与えられ移動命令データに従って、信号処理部36を制
御して、データメモリ48に記憶されている画像データ
を出力装置24のモニタに移動表示させる(ステップS
33)。次に、SW22が解除されたかどうか判断し
(ステップS34)、まだSW22が押されたままの時
は、上記ステップS32に戻って、移動タグ情報を再び
サーチする。そして、SW22が解除されると、その移
動された表示位置に確定し(ステップS35)、この処
理を終える。
【0044】ここで、マルチ制御ドットコード60は、
モニタ画面と位置的な対応関係を有しており、移動命令
データはそのモニタ画面上の位置情報を示すようなデー
タである。この場合、検出部10の不図示撮像装置の撮
像エリアがブロック26Aを一度に複数、例えば4ブロ
ック撮像できるようになっているとすると、マルチ制御
ドットコード60は、その4ブロック内に必ず一つの移
動タグ情報及び移動命令データが入るように規定されて
いる。
【0045】もちろん、マルチ制御ドットコード60
は、このような画面と対応していなくても良く、例えば
マウス等のポインティングデバイスのように移動量(走
査量)に基づいて画面移動制御するようなことも可能で
ある。
【0046】即ち、図8に示すように、ペン型情報再生
機の先端がマルチ制御ドットコード60に移動された
後、SW22がオンされて走査が開始されると(ステッ
プS41)、システムコントロール部20は、データ分
離部28から供給される制御データの中から対応するタ
グ情報つまり移動タグ情報を参照し(ステップS4
2)、それに続けて与えられる初期移動命令データ、こ
の場合は何らかの位置情報m0の値をMとして内部メモ
リに記憶しておく(ステップS43)。
【0047】その後、ペン型情報再生機の走査によって
次のタグ情報をサーチし(ステップS44)、その移動
タグ情報に続けて移動命令データつまり位置情報mの値
があれば(ステップS45)、記憶してあるMの値とこ
の新規移動量mの値とから移動量を算出する(ステップ
S46)。この場合、M−mをベクトルとし、それに係
数Kを乗じた値、つまりK×(M−m)を移動量とす
る。
【0048】そして、この算出された移動量に基づいて
信号処理部36を制御して、データメモリ48に記憶さ
れている画像データを出力装置24のモニタに移動表示
させる(ステップS47)。
【0049】こうして画像が移動されたならば、次に、
Mの値をこの新規移動量mに更新した後(ステップS4
8)、SW22が解除されたかどうか判断し(ステップ
S49)、まだSW22が押されたままの時は、上記ス
テップS44に戻って、移動タグ情報を再びサーチす
る。そして、SW22が解除されると、その移動された
表示位置に確定し(ステップS50)、この処理を終え
る。
【0050】また、画像の消去制御が選択された場合に
は、図7の(B)に示すような処理が実行される。即
ち、ペン型情報再生機の先端がマルチ制御ドットコード
60に移動された後、SW22がオンされると(ステッ
プS61)、システムコントロール部20は、データ分
離部28から供給される制御データの中から対応するタ
グ情報つまり消去タグ情報を参照し(ステップS6
2)、それに続けて与えられ消去命令データに従って、
消去すべきデータを選択する(ステップS63)。次
に、SW22が解除されたかどうか判断し(ステップS
64)、まだSW22が押されたままの時は、上記ステ
ップS62に戻って、消去タグ情報を再びサーチする。
そして、SW22が解除されると、信号処理部36を制
御して、データメモリ48に記憶されている画像データ
の内の上記選択された画像データ(ウィンドウ)を消去
した画像を出力装置24のモニタに表示させて(ステッ
プS65)、この処理を終える。
【0051】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。本実施の形態では、図6の(C)に示すように、マ
ルチ制御ドットコード60として、タグ情報の代わり
に、各命令データ毎の区切りを示すための区分信号64
を記録したものである。つまり、予め最初から何番目が
どのような命令データであるかということがシステムコ
ントロール部20がわかっている場合には、この区分信
号64をカウントして行くだけで選択ドットコード62
の走査で選択された制御に対応する命令データを実行す
ることができる。
【0052】例えば、選択ドットコード62の走査によ
り拡大縮小(以下、拡縮と略す)制御が選択された場合
には、図9の(A)に示すように、ペン型情報再生機の
先端がマルチ制御ドットコード60に移動された後、S
W22がオンされると(ステップS71)、システムコ
ントロール部20は、データ分離部28から供給される
制御データの中から、上記選択された拡縮制御に相当す
る順番の命令データをサーチする(ステップS72)。
つまり、羅列されている命令データの区分信号64の数
を数えていき、拡縮命令データに相当する数の区分信号
64を数えたならば、その区分信号64の次に入力され
る命令データを拡縮命令データとし、その命令データを
実行する(ステップS73)。即ち、信号処理部36を
制御して、データメモリ48に記憶されている画像デー
タを出力装置24のモニタに拡大又は縮小表示させる。
【0053】次に、SW22が解除されたかどうか判断
し(ステップS74)、まだSW22が押されたままの
時は、上記ステップS72に戻って、上記の処理を繰り
返す。そして、SW22が解除されると、その拡大もし
くは縮小された大きさに確定し(ステップS75)、こ
の処理を終える。
【0054】この動作は、マルチ制御ドットコード60
のある位置にペン型情報再生機の先端を置いた状態で、
例えば何%拡大しろという命令データを読み取って、そ
れに合わせて拡大処理を行っていくというものである。
【0055】もちろん、前述した音質制御や移動制御と
同様に、ペン型情報再生機を手動走査させて、その走査
量に応じた拡縮制御を行うこともできる。即ち、図10
に示すように、ペン型情報再生機の先端がマルチ制御ド
ットコード60に移動された後、SW22がオンされて
走査が開始されると(ステップS81)、システムコン
トロール部20は、データ分離部28から供給される制
御データの中から上記選択された拡縮制御に相当する順
番の命令データをサーチし(ステップS82)、初期拡
縮値b0の値をBとして内部メモリに記憶しておく(ス
テップS83)。
【0056】その後、ペン型情報再生機の走査に応じて
区分信号64がさらに数えられて、次の拡縮制御に対応
する数の区分信号64がサーチされたならば(ステップ
S84)、その区分信号に続けて新規の拡縮値bがあれ
ば(ステップS85)、記憶してあるこの値とこの新規
拡縮値bとから拡縮値を算出する(ステップS86)。
この場合、B−bをベクトルとし、それに係数Kを乗じ
た値、つまりK×(B−b)を拡縮量とする。また、B
−bのベクトルがマルチ制御ドットコード60の周辺か
ら中央の方向か、中央から周辺の方向かにより、拡大か
縮小かを決定する。
【0057】そして、この算出された拡縮値に基づいて
信号処理部36を制御して、データメモリ48に記憶さ
れている画像データを出力装置24のモニタに拡大又は
縮小表示させる(ステップS87)。
【0058】こうして画像が拡大もしくは縮小表示され
たならば、次に、Bの値をこの新規拡縮値bに更新した
後(ステップS88)、SW22が解除されたかどうか
判断し(ステップS89)、まだSW22が押されたま
まの時は、上記ステップS84に戻って、上記処理を繰
り返す。そして、SW22が解除されると、その拡大も
しくは縮小された大きさに確定し(ステップS90)、
この処理を終える。
【0059】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。本実施の形態は、ペン型情報再生機をマウス等のポ
インティングデバイスとして使用するもので、カーソル
を所望位置に移動して、所望の処理を実行させるもので
ある。即ち、マルチメディア情報の一つとしてのカーソ
ル画像の移動制御と、処理の選択制御を行えるようにし
たものである。
【0060】図9の(B)は、その動作を示すフローチ
ャートであり、ペン型情報再生機の先端が制御ドットコ
ードに移動された後、SW22がオンされて走査される
と(ステップS101)、システムコントロール部20
は、データ分離部28から供給される制御データにより
そのカーソル移動命令の内容を確認する(ステップS1
02)。この場合の制御ドットコードは、モニタ画面と
位置的な対応関係を有しているものとする。
【0061】そして、確認した内容に従ってカーソル移
動を実行する(ステップS103)。これは例えば、合
成又は切り換え部42にカーソル画像データを直接与え
ることによっても実現できるし、信号処理部36を制御
して、カーソル画像を発生させることによっても実現で
きる。
【0062】次に、SW22が解除されたかどうか判断
し(ステップS104)、まだSW22が押されたまま
の時は、上記ステップS102に戻って、上記の処理を
繰り返す。そして、SW22が解除されると、その解除
時の状態によって処理を実行する(ステップS10
5)。即ち、解除時のカーソル位置に処理内容を示すア
イコンがあれば、そのアイコンにより示される処理を実
行する。つまり、マウスクリック操作をした場合と同様
の処理を行う。
【0063】あるいは、図11に示すようにしても良
い。即ち、ペン型情報再生機の先端が制御ドットコード
に移動された後、SW22がオンされて走査が開始され
ると(ステップS111)、システムコントロール部2
0は、データ分離部28から供給される制御データによ
り初期移動値m0を得て、それをMとして内部メモリに
記憶しておく(ステップS112)。
【0064】その後、ペン型情報再生機の走査によって
新規移動値mが入力されると(ステップS113)、記
憶してあるMの値とこの新規移動値mとから移動値を算
出する(ステップS114)。この場合、M−mをベク
トルとし、それに係数Kを乗じた値、つまりK×(M−
m)を移動値とする。
【0065】そして、この算出された移動値に基づいて
カーソルを移動表示させた後(ステップS115)、M
の値をこの新規移動値mに更新する(ステップS11
6)。その後、SW22が解除されたかどうか判断し
(ステップS117)、まだSW22が押されたままの
時は、上記ステップS113に戻って、上記処理を繰り
返す。そして、SW22が解除されると、その解除時の
状態によって処理を実行する(ステップS118)。
【0066】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0067】(1) オーディオ情報、画像情報、ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報の出力態様を変更乃至処理するための、光学的
に読み取り可能な制御用コードを一乃至複数個備えたこ
とを特徴とするコードシート。
【0068】即ち、出力されたマルチメディア情報に関
して、種々多様な処理を簡単に実行できるようになる。 (2) 上記制御用コードは複数のブロックの集合体よ
りなり、各ブロックのそれぞれが当該コードに基づく変
更乃至処理の内容に応じて配列された複数のドットでな
るドットパターンと、上記ドットパターンとは異なるパ
ターンを持ち且つ該ドットパターンに関して第1の所定
の位置関係で配置されるマーカと、上記マーカに関して
第2の所定の位置関係で配置される当該ブロックのアド
レスを示すブロックアドレスパターンと、を具備するこ
とを特徴とする(1)のコードシート。
【0069】即ち、制御用コードがデータコードと同様
の形態であることによって、情報再生機を共通にするこ
とが可能となる。 (3) 上記コードシートは、各変更乃至処理の各内容
別毎に制御用コードを分離して配置したことを特徴とす
る(1)又は(2)のコードシート。
【0070】即ち、制御用コードの1回の走査にて所望
の処理が可能となる。 (4) 上記コードシートは、各変更乃至処理の内容に
対応した複数の各制御用コードを集合して一つのコード
としたマルチ制御用コードと、上記マルチ制御用コード
中の所望の制御コードのみを選択指定するための複数の
選択用コードと、を備え、上記マルチ制御コードと複数
の選択用コードとが近接且つ分離して配置されているこ
とを特徴とする(1)又は(2)のコードシート。
【0071】即ち、マルチ制御用コードによって、多く
の処理が1コードで可能であり、コードシートを小型化
することが可能となる。 (5) 上記マルチ制御用コード中に含まれる各制御用
コードは、一つの制御用コードと他の制御用コードを識
別し、且つ、上記各選択用コード毎に対応した識別用コ
ードを更に含む(4)のコードシート。
【0072】即ち、制御用コードの選択には小容量のコ
ードで対応が可能となり、コードシートの小型化が可能
となる。 (6) 上記制御用コードに基づく変更乃至処理の内容
が、上記制御用コードを光学的に読み取るための読取装
置が位置する当該コードシート上の所定の制御用コード
内における空間的位置に対応したカーソル位置の変更処
理を含むものである(1)乃至(4)のいずれかのコー
ドシート。
【0073】即ち、マウス操作と同様に使用でき、操作
性が向上する。 (7) 上記各制御用コードの近傍位置には、当該制御
用コードの内容に対応した各制御名称が付されている
(1)乃至(4)のいずれかのコードシート。
【0074】即ち、ユーザが各コードの内容を認識しや
すく、操作性が向上する。 (8) オーディオ情報、画像情報、ディジタルコード
データの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光
学的に読み取り可能なコードで記録されている部分を備
える記録媒体から、上記コードを光学的に読み取る読取
手段と、上記読取手段で読み取ったコードを処理して、
元のマルチメディア情報に係るデータとして出力する再
生処理手段とを備えた情報再生装置において、上記再生
処理手段で処理されたコードに基づくデータが上記マル
チメディア情報に係るデータか、マルチメディア情報の
出力態様を変更乃至処理するための制御用情報に係るデ
ータかを弁別するためのデータ弁別手段と、上記データ
弁別手段によって弁別されたデータが上記制御用情報に
係るデータであると弁別されたとき、当該制御用情報の
制御内容に対応した変更乃至処理を行うための制御情報
を出力する制御情報出力手段と、を更に具備したことを
特徴とする情報再生装置。即ち、情報再生装置のみで出
力情報の処理も可能となる。よって、装置としての付加
価値が増し、また、ユーザは処理用の装置を使用する必
要が無くなる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コードパターンを読み取って元のマルチメディア情報を
再生出力する際に、その出力形態を変更乃至処理できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態の情報再生システム
のブロック構成図であり、(B)は(A)中の再生処理
部のブロック構成図である。
【図2】ドットコードのフォーマットを示す図である。
【図3】第1の実施の形態におけるコードシートを示す
図である。
【図4】第1の実施の形態の動作フローチャートであ
る。
【図5】(A)及び(B)はそれぞれ音質制御の場合の
制御コード処理サブルーチンのフローチャートである。
【図6】(A)は第2の実施の形態におけるコードシー
トを示す図、(B)は(A)中のマルチ制御ドットコー
ドのデータ内容を示す図であり、(C)は第3の実施の
形態におけるマルチ制御ドットコードのデータ内容を示
す図である。
【図7】(A)及び(B)はそれぞれ第2の実施の形態
における移動制御及び消去制御の場合の制御コード処理
サブルーチンのフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態における移動制御の場合の制
御コード処理サブルーチンの他の例を示すフローチャー
トである。
【図9】(A)は第3の実施の形態における拡縮制御の
場合の制御コード処理サブルーチンのフローチャートで
あり、(B)は第4の実施の形態の動作フローチャート
である。
【図10】第3の実施の形態における拡縮制御の場合の
制御コード処理サブルーチンの他の例を示すフローチャ
ートである。
【図11】第4の実施の形態の動作フローチャートの他
の例を示す図である。
【符号の説明】
10…検出部、12…走査変換部、14…データ列調整
部、16…エラー訂正部、18…再生処理部、20…シ
ステムコントロール部、22…スイッチ(SW)、24
…出力装置、26…ドットコード、28…データ分離
部、30,32,34…データ伸長部、36,38,4
0…信号処理部、42…合成又は切り換え部、44,4
6…D/A変換部、48…データメモリ、50…記録媒
体、52…データドットコード、54,58…コードシ
ート、56…制御ドットコード、60…マルチ制御ドッ
トコード、62…選択ドットコード、64…区分信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 102 G06K 19/00 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報、画像情報、ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報の出力態様を変更乃至処理するための、光学的に読み
    取り可能な制御用コードを一乃至複数個備えたことを特
    徴とするコードシート。
  2. 【請求項2】 上記制御用コードは複数のブロックの集
    合体よりなり、 各ブロックのそれぞれが当該コードに基づく変更乃至処
    理の内容に応じて配列された複数のドットでなるドット
    パターンと、 上記ドットパターンとは異なるパターンを持ち且つ該ド
    ットパターンに関して第1の所定の位置関係で配置され
    るマーカと、 上記マーカに関して第2の所定の位置関係で配置される
    当該ブロックのアドレスを示すブロックアドレスパター
    ンと、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のコードシ
    ート。
  3. 【請求項3】 上記コードシートは、 各変更乃至処理の各内容別毎に制御用コードを分離して
    配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコー
    ドシート。
  4. 【請求項4】 上記コードシートは、 各変更乃至処理の内容に対応した複数の各制御用コード
    を集合して一つのコードとしたマルチ制御用コードと、 上記マルチ制御用コード中の所望の制御コードのみを選
    択指定するための複数の選択用コードと、 を備え、 上記マルチ制御コードと複数の選択用コードとが近接且
    つ分離して配置されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のコードシート。
  5. 【請求項5】 上記マルチ制御用コード中に含まれる各
    制御用コードは、 一つの制御用コードと他の制御用コードを識別し、且
    つ、上記各選択用コード毎に対応した識別用コードを更
    に含むことを特徴とする請求項4に記載のコードシー
    ト。
  6. 【請求項6】 上記制御用コードに基づく変更乃至処理
    の内容が、 上記制御用コードを光学的に読み取るための読取装置が
    位置する当該コードシート上の所定の制御用コード内に
    おける空間的位置に対応したカーソル位置の変更処理を
    含むものであることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載のコードシート。
  7. 【請求項7】 上記各制御用コードの近傍位置には、当
    該制御用コードの内容に対応した各制御名称が付されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    のコードシート。
  8. 【請求項8】 オーディオ情報、画像情報、ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能なコードで記録されている部
    分を備える記録媒体から、上記コードを光学的に読み取
    る読取手段と、上記読取手段で読み取ったコードを処理
    して、元のマルチメディア情報に係るデータとして出力
    する再生処理手段とを備えた情報再生装置において、 上記再生処理手段で処理されたコードに基づくデータが
    上記マルチメディア情報に係るデータか、マルチメディ
    ア情報の出力態様を変更乃至処理するための制御用情報
    に係るデータかを弁別するためのデータ弁別手段と、 上記データ弁別手段によって弁別されたデータが上記制
    御用情報に係るデータであると弁別されたとき、当該制
    御用情報の制御内容に対応した変更乃至処理を行うため
    の制御情報を出力する制御情報出力手段と、 を更に具備したことを特徴とする情報再生装置。
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