JPH0944404A - キャッシュメモリ装置の製造方法及びキャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置の製造方法及びキャッシュメモリ装置

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JPH0944404A
JPH0944404A JP7190104A JP19010495A JPH0944404A JP H0944404 A JPH0944404 A JP H0944404A JP 7190104 A JP7190104 A JP 7190104A JP 19010495 A JP19010495 A JP 19010495A JP H0944404 A JPH0944404 A JP H0944404A
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signal
selecting
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input
memory device
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JP7190104A
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Naoshi Higaki
直志 檜垣
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0864Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches using pseudo-associative means, e.g. set-associative or hashing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0893Caches characterised by their organisation or structure

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ダイレクトマップ方式と、セットア
ソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置の製造方法を
共通化することを目的とする。 【解決手段】メモリセルアレイ手段と、ライトイネーブ
ル信号に従って、リードウエイ信号かライトウエイ信号
のいずれか一方を選択出力する選択手段と、選択手段の
出力信号とアドレス上位部分とをデコードすることでデ
コード信号を生成するデコーダ手段と、デコード信号に
従って入出力データのメモリ域を選択するデータ選択手
段とを製造する第1の処理過程と、選択手段に対して、
ライトイネーブル信号に代えて、選択手段が入力信号の
1つを常に選択して出力するように動作する選択指示信
号を接続するとともに、選択手段に対して、ウエイ信号
に代えて、アドレス最上位側部分を入力する第2の処理
過程とでキャッシュメモリ装置を製造するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
装置の製造方法とキャッシュメモリ装置とに関し、特
に、ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置と、
セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置の製
造方法を共通化する構成を構築することで、システム設
計の変更に容易に対処できるようにするキャッシュメモ
リ装置の製造方法と、その製造方法に用いるキャッシュ
メモリ装置とに関する。
【0002】キャッシュ装置の構成には、ダイレクトマ
ップ方式と、セットアソシアティブ方式と、フルアソシ
アティブ方式という3つの方式がある。この内、ダイレ
クトマップ方式とセットアソシアティブ方式が用いられ
ることが多い。
【0003】動作速度と制御性の点では、ダイレクトマ
ップ方式の方が優れているが、ヒット率の点では、セッ
トアソシアティブ方式の方が優れている。これから、シ
ステムのバランスを考えて、どちらかの方式を採用する
のかが決定されることになるが、システム設計の後半に
なって、その方式を変更するようなことが起こるので、
これに対処できるようにする構成を構築していく必要が
ある。
【0004】
【従来の技術】キャッシュ装置は、キャッシュデータを
格納して、CPUからアドレスが与えられるときに、そ
のアドレスの持つインデックスが指すデータを出力する
キャッシュメモリ装置と、タグを格納して、CPUから
アドレスが与えられるときに、そのアドレスの持つイン
デックスが指すタグを出力して、その出力タグとアドレ
スの持つタグとの一致不一致を検出することで、キャッ
シュメモリ装置の読み出したデータがヒットしたのか否
かを出力するキャッシュタグ装置とで構成される。
【0005】この構成を採るときにあって、ダイレクト
マップ方式のキャッシュ装置では、図18に示すよう
に、キャッシュタグ装置のエントリーと、キャッシュメ
モリ装置のエントリーとをインデックスの最大値で分割
する構成を採って、これらのエントリー同士を1対1に
対応させる構成を採っている。一方、セットアソシアテ
ィブ方式のキャッシュ装置では、2ウエイ構成の例で説
明するならば、図19に示すように、キャッシュタグ装
置のエントリーを2ウエイとして、その各ウエイのエン
トリーをインデックスの最大値で分割するとともに、キ
ャッシュメモリ装置のエントリーを2ウエイとして、そ
の各ウエイのエントリーをインデックスの最大値で分割
する構成を採って、これらのエントリー同士を1対1に
対応させる構成を採っている。
【0006】例えば、64ビットのデータを2048
個、キャッシングするキャッシュ装置の例で説明するな
らば、ダイレクトマップ方式のキャッシュ装置では、図
20に示すように、キャッシュメモリ装置を2kword ×
64bitsのメモリセルアレイで構成して、11ビットの
アドレスでもって、キャッシュメモリ装置をアクセスす
る構成を採って、キャッシュタグ装置からのヒット・ミ
スヒット信号に従って、キャッシュメモリ装置から読み
出すデータの有効性を判断することになる。一方、セッ
トアソシアティブ方式のキャッシュ装置では、図21に
示すように、キャッシュメモリ装置を1kword ×2way
×64bitsのメモリセルアレイで構成して、10ビット
のアドレスでもって、キャッシュメモリ装置をアクセス
する構成を採って、キャッシュタグ装置からの1ビット
のウエイ信号に従って、キャッシュメモリ装置から読み
出す2つのデータの内のどちらか一方を選択して、その
データの有効性を判断することになる。
【0007】なお、セットアソシアティブ方式では、ウ
エイ数が増えるに従って、キャッシュタグ装置の出力す
るウエイ信号のビット数が増加し、キャッシュメモリ装
置のアクセスアドレスのビット数が減少することにな
る。例えば、上述の例で4ウエイになると、キャッシュ
タグ装置の出力するウエイ信号は2ビットとなり、キャ
ッシュメモリ装置のアクセスアドレスは9ビットとな
る。
【0008】しかるに、キャッシュメモリ装置を実装す
る場合、ROW方向とCOL方向のビット数をなるべく
正方形に近い形にすると、そのアクセス速度を速くでき
るという特性がある。
【0009】これから、上述の例で説明するならば、ダ
イレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置では、実際
には、図22に示すように、ROW方向に256ビッ
ト、COL方向に512ビットを持って、ROWアドレ
スをアドレス入力とするメモリセルアレイ1を用意する
とともに、8入力1出力(1入力8出力)構成を採っ
て、ROWアドレスにより選択されるメモリセルアレイ
1のROW位置の中から、アクセス先メモリ域を選択す
る64個の1/8マルチプレクサ(図中の符号2で示さ
れるもの)と、この1/8マルチプレクサ2に対して選
択指示信号を与えるデコーダ(図中の符号3で示される
もの)とを用意する構成を採る。
【0010】そして、11ビットのアドレスの持つ下位
8ビット(図中のadd[7:0])に従って、このメモリセル
アレイ1のアクセス先のROW位置を決定するととも
に、そのアドレスの持つ上位3ビット(図中のadd[10:
8])をデコーダ3に入力することで、1/8マルチプレ
クサ2に与える選択指示信号を生成して、この選択指示
信号により、64個の1/8マルチプレクサ2が、その
アクセス先ROW位置の中から、データのアクセス先と
なる64ビットのメモリ域を選択していくという構成を
採っている。
【0011】ここで、図中、符号4は、64ビットのラ
イトデータに合わせて用意されて、メモリセルアレイ1
に書き込むライトデータをバッファリングする64個の
ライトアンプ、符号5は、64ビットのリードデータに
合わせて用意されて、メモリセルアレイ1から読み出す
リードデータをバッファリングする64個のセンスアン
プ、符号6は、リードデータを外部に出力する64個の
バッファである。また、wex はライトイネーブル信号、
di[63:0]はライトデータ、dot[63:0]/dox[63:0] は相補
型で示されるリードデータを表している。
【0012】また、上述の例で説明するならば、セット
アソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置では、実際
には、図23に示すように、ROW方向に256ビッ
ト、COL方向に512ビットを持って、ROWアドレ
スをアドレス入力とするメモリセルアレイ1を用意する
とともに、8入力1出力(1入力8出力)構成を採っ
て、ROWアドレスにより選択されるメモリセルアレイ
1のROW位置の中から、アクセス先メモリ域を選択す
る64個の1/8マルチプレクサ2と、ライトイネーブ
ル信号(図中のwex)がライトイネーブルを表示するとき
に、ライトウエイ信号(図中のway slw)を選択し、表示
しないときに、リードウエイ信号(図中のway slr)を選
択する1/2マルチプレクサ(図中の符号7で示される
もの)と、1/8マルチプレクサ2に対して選択指示信
号を与えるデコーダ3とを用意する構成を採る。
【0013】そして、11ビットのアドレスの持つ下位
8ビット(図中のadd[7:0])に従って、このメモリセル
アレイ1のアクセス先のROW位置を決定するととも
に、そのアドレスの持つ上位2ビット(図中のadd[9:
8]) と、1/2マルチプレクサ7の出力する1ビットの
ウエイ信号とをデコーダ3に入力することで、1/8マ
ルチプレクサ2に与える選択指示信号を生成して、この
選択指示信号により、64個の1/8マルチプレクサ2
が、そのアクセス先ROW位置の中から、データのアク
セス先となる64ビットのメモリ域を選択していくとい
う構成を採っている。
【0014】ここで、セットアソシアティブ方式のキャ
ッシュメモリ装置で、1/2マルチプレクサ7を備える
必要があるのは、リードウエイ信号とライトウエイ信号
とが別々の機構により生成されるからである。具体的に
は、リードウエイ信号は、キャッシュタグ装置が生成
し、ライトウエイ信号は、LRU等のアルゴリズムによ
りムーブアウトとするキャッシュデータを決定する機構
が生成することになる。また、図23で、ライトウエイ
信号にはフリップフロップ回路(FF)が用意され、リ
ードウエイ信号にはそれが用意されていないのは、リー
ドウエイ信号は、読出サイクル中に確定するのに対し
て、ライトウエイ信号は、それが確定してフリップフロ
ップ回路にセットされてから書込サイクルに入るからで
ある。
【0015】図22に示したダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリ装置の構成と、図23に示したセットア
ソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置の構成とを比
較すれば分かるように、セットアソシアティブ方式のキ
ャッシュメモリ装置では、ダイレクトマップ方式のキャ
ッシュメモリ装置では持つ必要のない1/2マルチプレ
クサ7を備えなくてはならない。
【0016】すなわち、ダイレクトマップ方式のキャッ
シュメモリ装置の製造方法と、セットアソシアティブ方
式のキャッシュメモリ装置の製造方法とは全く別のもの
となる。
【0017】これから、従来技術では、システム設計の
初期段階で、キャッシュ装置をダイレクトマップ方式で
実装するのか、セットアソシアティブ方式で実装するの
かを決定して、それ以降は、その決定を変更しないよう
にしてキャッシュ装置の設計・製造に入っていくという
方法を採っていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ム設計が進んでくると、当初決定したダイレクトマップ
方式をセットアソシアティブ方式に変更したいという要
求が出てくることがあり、また、当初決定したセットア
ソシアティブ方式をダイレクトマップ方式に変更したい
という要求が出てくることがある。
【0019】このような変更要求に対して、従来技術に
従っていると、容易に対処することが出来ず、多大な工
数をかけてその変更を実行しなければならないという問
題点があった。
【0020】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装
置と、セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装
置の製造方法を共通化する構成を構築することで、シス
テム設計の変更に容易に対処できるようにする新たなキ
ャッシュメモリ装置の製造方法の提供と、その製造方法
に用いる新たなキャッシュメモリ装置の提供とを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明のキャッ
シュメモリ装置の製造方法の原理構成を図示する。図
中、P1は第1の処理過程であって、セットアソシアテ
ィブ方式のキャッシュメモリ装置を製造する処理過程、
P2は第2の処理過程であって、第1の処理過程P1で
製造されたキャッシュメモリ装置の配線形態を変更する
ことで、ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置
を製造する処理過程である。
【0022】このように構成される本発明のキャッシュ
メモリ装置の製造では、先ず最初に、第1の処理過程P
1で、セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装
置を製造する。
【0023】例えば、図23に示した、ROW方向に2
56ビット、COL方向に512ビットを持って、RO
Wアドレスをアドレス入力とするメモリセルアレイ1
と、8入力1出力(1入力8出力)構成を採って、RO
Wアドレスにより選択されるメモリセルアレイ1のRO
W位置の中から、アクセス先メモリ域を選択する64個
の1/8マルチプレクサ2と、ライトイネーブル信号が
ライトイネーブルを表示するときに、ライトウエイ信号
を選択し、表示しないときに、リードウエイ信号を選択
する1/2マルチプレクサ7と、1/2マルチプレクサ
7の出力するウエイ信号と、アドレスの上位2ビットと
を入力として、その入力信号をデコードすることで1/
8マルチプレクサ2に与える選択指示信号を生成するデ
コーダ3と、メモリセルアレイ1に書き込む64ビット
のライトデータをバッファリングするライトアンプ4
と、メモリセルアレイ1から読み出す64ビットのリー
ドデータをバッファリングするセンスアンプ5と、リー
ドデータを外部に出力するバッファ6とから構成される
セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置を製
造するのである。
【0024】そして、続いて、第2の処理過程P2で、
第1の処理過程P1で製造されたキャッシュメモリ装置
の配線形態を変更することで、ダイレクトマップ方式の
キャッシュメモリ装置を製造する。
【0025】例えば、第1の処理過程P1で、図23に
示したセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装
置を製造するときには、図2に示すように、ライトイネ
ーブル信号に代えて、1/2マルチプレクサ7が入力信
号の1つを常に選択して出力するように動作する選択指
示信号を1/2マルチプレクサ7に接続してから、1/
2マルチプレクサ7に対して、ウエイ信号に代えて、ア
ドレスの最上位ビットを入力することで、図22に示し
たダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を製造
するのである。
【0026】このように、本発明のキャッシュメモリ装
置の製造方法を用いることで、セットアソシアティブ方
式のキャッシュメモリ装置で設計・製造を進めていると
きに、ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置へ
の変更要求があっても、それに対して簡単に対処できる
ようになる。
【0027】一方、本発明のキャッシュメモリ装置で
は、ダイレクトマップ方式を採る場合にあって、本発明
のキャッシュメモリ装置の製造方法により製造される最
終的な構造を持つ。
【0028】例えば、図2に示した、ROW方向に25
6ビット、COL方向に512ビットを持って、ROW
アドレスをアドレス入力とするメモリセルアレイ1と、
8入力1出力(1入力8出力)構成を採って、ROWア
ドレスにより選択されるメモリセルアレイ1のROW位
置の中から、アクセス先メモリ域を選択する64個の1
/8マルチプレクサ2と、2つの入力信号のいずれか一
方を選択出力する機能を有するものの、固定の選択指示
信号を受け取ることで、入力されるアドレスの最上位ビ
ットを常に選択して出力する1/2マルチプレクサ7
と、1/2マルチプレクサ7の出力するアドレス最上位
ビットと、アドレスの上位2ビットとを入力として、そ
の入力信号をデコードすることで1/8マルチプレクサ
2に与える選択指示信号を生成するデコーダ3と、メモ
リセルアレイ1に書き込む64ビットのライトデータを
バッファリングする64個のライトアンプ4と、メモリ
セルアレイ1から読み出す64ビットのリードデータを
バッファリングする64個のセンスアンプ5と、リード
データを外部に出力する64個のバッファ6とから構成
される構造を持つのである。
【0029】この冗長性を持つ構造に従って、セットア
ソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置への変更が簡
単に実現できることになって、本発明のもう1つのキャ
ッシュメモリ装置の製造方法が実現できる。
【0030】すなわち、本発明のもう1つのキャッシュ
メモリ装置の製造方法では、第1の処理過程で、ダイレ
クトマップ方式を実現するこの冗長性を持つ本発明のキ
ャッシュメモリ装置を製造する。例えば、図2に示した
構造を持つ本発明のキャッシュメモリ装置を製造するの
である。続いて、第2の処理過程で、第1の処理過程で
製造されたキャッシュメモリ装置の配線形態を変更する
ことで、セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ
装置を製造する。
【0031】例えば、第1の処理過程で、図2に示した
構造を持つ本発明のキャッシュメモリ装置を製造すると
きには、第2の処理過程で、1/2マルチプレクサ7に
与えられる選択指示信号(入力信号の1つを常に選択し
て出力するように動作する)を解除し、それに代えて、
ライトイネーブル信号を接続してから、1/2マルチプ
レクサ7に対して、アドレスの最上位ビットに代えて、
リードウエイ信号とライトウエイ信号とを入力すること
で、図23に示したセットアソシアティブ方式のキャッ
シュメモリ装置を製造するのである。
【0032】このように、本発明のキャッシュメモリ装
置の製造方法を用いることで、ダイレクトマップ方式の
キャッシュメモリ装置で設計・製造を進めているとき
に、セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置
への変更要求があっても、それに対して簡単に対処でき
るようになる。
【0033】このようにして、本発明により、ダイレク
トマップ方式のキャッシュメモリ装置と、セットアソシ
アティブ方式のキャッシュメモリ装置の製造方法を共通
化する構成が構築されることから、システム設計の変更
に容易に対処できるようになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図1で説明したように、本発明のキ
ャッシュメモリ装置の製造方法では、先ず最初に、第1
の処理過程P1で、セットアソシアティブ方式のキャッ
シュメモリ装置を製造し、続いて、第2の処理過程P2
で、第1の処理過程P1で製造されたキャッシュメモリ
装置の配線形態を変更することで、ダイレクトマップ方
式のキャッシュメモリ装置を製造する構成を採る。
【0035】具体的には、第1の処理過程P1で、図2
3に示した構成のセットアソシアティブ方式のキャッシ
ュメモリ装置を製造するときには、第2の処理過程P2
で、そのキャッシュメモリ装置を構成する1/2マルチ
プレクサ7の選択能力を消滅させて、入力信号の1つを
そのまま通過させるようにしてから、その入力信号とし
て、ウエイ信号に代えてアドレスの最上位ビットを接続
することで、図2(図22)に示したダイレクトマップ
方式のキャッシュメモリ装置を製造するのである。
【0036】この1/2マルチプレクサ7の選択能力の
消滅処理は、具体的には次のように実行される。すなわ
ち、1/2マルチプレクサ7は、図3に示すように、選
択指示信号sel0をゲートに入力する第1のPMOSトラ
ンジスタ10と、選択指示信号sel1をゲートに入力する
第1のNMOSトランジスタ11とで構成され、入力信
号inp0の導通・遮断を制御する第1のトランスファーゲ
ート回路12と、選択指示信号sel0をゲートに入力する
第2のNMOSトランジスタ13と、選択指示信号sel1
をゲートに入力する第2のPMOSトランジスタ14と
で構成され、入力信号inp1の導通・遮断を制御する第2
のトランスファーゲート回路15とで構成されて、選択
指示信号sel0にハイレベル、選択指示信号sel1にローレ
ベルが入力されるときに、第2のトランスファーゲート
回路15が導通して入力信号inp1を出力し、逆に、選択
指示信号sel0にローレベル、選択指示信号sel1にハイレ
ベルが入力されるときに、第1のトランスファーゲート
回路12が導通して入力信号inp0を出力する。
【0037】これから、第2の処理過程P2で、図4に
示すように、選択指示信号sel0をグランドレベルに保持
するとともに、選択指示信号sel1を電源電圧に保持する
ことで、1/2マルチプレクサ7が、常に、入力信号in
p0を出力する構成を採ることが実現できる。
【0038】次に、キャッシュメモリ装置を集積回路で
実装する場合に、この1/2マルチプレクサ7に対して
の配線変更処理をどのようにして実現するのかについて
説明する。
【0039】図5ないし図7に、1/2マルチプレクサ
7の集積回路構成を図示する。集積回路で構成される場
合、1/2マルチプレクサ7は、図8に示すように、最
下段にPMOSトランジスタ/NMOSトランジスタを
配置するトランジスタ層20を持ち、その上段に、トラ
ンジスタと接続する第1のメタル層21を持ち、その上
段に、第1のメタル層21と接続する第2のメタル層2
2を持つという3層構造を採る。
【0040】この第2のメタル層22は、図5に示すよ
うに、水平方向に配置される金属薄膜ラインで構成され
て、外部から与えられる入力信号inp0を内部へ伝達する
金属薄膜ライン220と、外部から与えられる入力信号
inp1を内部へ伝達する金属薄膜ライン221と、出力信
号out を外部へ伝達する金属薄膜ライン222と、外部
から与えられる選択指示信号sel0を内部へ伝達する金属
薄膜ライン223と、外部から与えられる選択指示信号
sel1を内部へ伝達する金属薄膜ライン224と、外部か
ら与えられる基板バイアス用の電源電圧を内部へ伝達す
る金属薄膜ライン225と、外部から与えられる基板バ
イアス用のグランドレベルを内部へ伝達する金属薄膜ラ
イン226とで構成される。
【0041】ここで、図中のα1〜α5は、第1のメタ
ル層21とのコンタクト位置を表している。また、基板
バイアス用の電源電圧/グランドレベルについては、1
/2マルチプレクサ7では使用しておらず、キャッシュ
メモリ装置を構成する他のPMOSトランジスタ/NM
OSトランジスタが使用している。
【0042】一方、第1のメタル層21は、図6に示す
ように、垂直方向に配置される金属薄膜ラインで構成さ
れて、入力信号inp0に接続される金属薄膜ライン220
とコンタクトα1を介して接続する金属薄膜ライン21
0と、入力信号inp1に接続される金属薄膜ライン221
とコンタクトα2を介して接続する金属薄膜ライン21
1と、出力信号out に接続される金属薄膜ライン222
とコンタクトα3を介して接続する金属薄膜ライン21
2と、選択指示信号sel0に接続される金属薄膜ライン2
23とコンタクトα4を介して接続する金属薄膜ライン
213と、選択指示信号sel1に接続される金属薄膜ライ
ン224とコンタクトα5を介して接続する金属薄膜ラ
イン214とで構成される。
【0043】ここで、図中のβ1〜β8は、トランジス
タ層20とのコンタクト位置を表している。一方、トラ
ンジスタ層20は、図7に示すように、PMOSトラン
ジスタのソース/ドレイン領域を形成する第1のP型拡
散領域200/第2のP型拡散領域201/第3のP型
拡散領域202と、NMOSトランジスタのソース/ド
レイン領域を形成する第1のN型拡散領域203/第2
のN型拡散領域204/第3のN型拡散領域205と、
PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのゲー
トを形成するポリシリコン層206/ポリシリコン層2
07とで構成され、この第1のP型拡散領域200と第
2のN型拡散領域204とは、コンタクトβ1→金属薄
膜ライン210→コンタクトβ2でもって接続され、第
2のP型拡散領域201と第1のN型拡散領域203と
は、コンタクトβ3→金属薄膜ライン211→コンタク
トβ4でもって接続され、第3のP型拡散領域202と
第3のN型拡散領域205とは、コンタクトβ5→金属
薄膜ライン212→コンタクトβ6でもって接続され、
ポリシリコン層206は、コンタクトβ7を介して金属
薄膜ライン213と接続され、ポリシリコン層207
は、コンタクトβ8を介して金属薄膜ライン214と接
続される。
【0044】この図5ないし図7に示す集積回路構成に
従って、図3に示す回路構成の1/2マルチプレクサ7
が実装される。これから、第1の処理過程P1で、図2
3に示した構成のセットアソシアティブ方式のキャッシ
ュメモリ装置を製造するときには、上述の集積回路構成
に従って1/2マルチプレクサ7を製造すると、続い
て、第2の処理過程P2で、フォーカス・イオン・ビー
ム等を使って、図9に示すように、第2のメタル層22
の持つ金属薄膜ライン223(外部から与えられる選択
指示信号sel0を内部へ伝達するもの)と、金属薄膜ライ
ン225(外部から与えられる基板バイアス用の電源電
圧を内部へ伝達するもの)とを接続するとともに、金属
薄膜ライン224(外部から与えられる選択指示信号se
l1を内部へ伝達するもの)と、金属薄膜ライン226
(外部から与えられる基板バイアス用のグランドレベル
を内部へ伝達するもの)とを接続することで、この1/
2マルチプレクサ7の回路構成を、図3に示すものから
図4に示すものに変更する。
【0045】そして、この後、この1/2マルチプレク
サ7に対して、ウエイ信号に代えてアドレスの最上位ビ
ットを接続することで、図2(図22)に示したダイレ
クトマップ方式のキャッシュメモリ装置を製造するので
ある。ちなみに、従来技術のダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリ装置では、ウエイ信号を用いないことか
ら、わざわざ、1/2マルチプレクサ7を備えることは
ない。
【0046】このようにして製造されるダイレクトマッ
プ方式のキャッシュメモリ装置を、配線変更処理を使わ
ずに、最初からマスクパターンを使って製造しておくこ
とで、本発明のもう1つのキャッシュメモリ装置の製造
方法が実現されることになる。
【0047】すなわち、図9に示した第2のメタル層2
2を持つ1/2マルチプレクサ7を使用する図2に示し
たダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、配
線変更処理を行わずに、最初からマスクパターンを使っ
て製造しておいて、その第2のメタル層22の持つ金属
薄膜ライン223と金属薄膜ライン225との接続部分
と、金属薄膜ライン224と金属薄膜ライン226との
接続部分とをレーザカッター等で切断することで、この
1/2マルチプレクサ7の回路構成を、図4に示すもの
から図3に示すものに変更できる。
【0048】これから、この変更処理を施した1/2マ
ルチプレクサ7に対して、ライトイネーブル信号を選択
指示信号として与えるとともに、リートウエイ信号とラ
イトウエイ信号とを入力することで、図23に示したセ
ットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置を製造
できるのである。
【0049】図23に示した構成のセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュメモリ装置よりも高速アクセスを実
現する場合には、図10に示す構成のセットアソシアテ
ィブ方式のキャッシュメモリ装置を用いることになる。
【0050】この図10のセットアソシアティブ方式の
キャッシュメモリ装置では、アドレスが与えられた後、
ウエイが決定されるまでに時間がかかることから、最初
に、アドレスの上位2ビットに対しての処理を行ってお
いて、ウエイが決定されるときに、ウエイに対しての処
理を行うことで、アクセス(主に、リードアクセス)の
高速化を図る構成を採っている。
【0051】図23との構成の違いは、図23で使用し
ている64個の1/8マルチプレクサ2を、アドレスの
上位2ビットを処理する4入力1出力(1入力4出力)
構成の128個の1/4マルチプレクサ30と、ウエイ
信号(1ビット)を処理する2入力1出力(1入力2出
力)構成の64個の1/2マルチプレクサ31とに分割
するとともに、デコーダ3が、アドレスの上位2ビット
をデコードし、1/2マルチプレクサ31が、1/2マ
ルチプレクサ7の選択するウエイ信号を使って選択処理
を実行している点である。
【0052】この構成に従って、1/4マルチプレクサ
30が、デコーダ3の出力するデコード信号に従って、
ROWアドレスにより選択されるメモリセルアレイ1の
ROW位置の中から、128個のメモリ域を選択し、1
/2マルチプレクサ31が、1/2マルチプレクサ7の
選択するウエイ信号に従って、1/4マルチプレクサ3
0の選択した128個のメモリ域の中から64個のアク
セス先メモリ域を選択することで、64ビットのリード
データの読み出し先と、64ビットのライトデータの書
き込み先を高速で特定できることになる。
【0053】本発明では、第1の処理過程P1で、この
図10のセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ
装置を製造する場合には、第2の処理過程P2で、上述
した1/2マルチプレクサ7に対しての変更処理を実行
することで、図11に示すダイレクトマップ方式のキャ
ッシュメモリ装置への変更を行うことになる。
【0054】ちなみに、従来技術のダイレクトマップ方
式のキャッシュメモリ装置では、ウエイ信号を用いない
ことから、わざわざ、1/2マルチプレクサ7を備える
ことはないし、わざわざ、1/8マルチプレクサ2に代
えて、1/4マルチプレクサ30と1/2マルチプレク
サ31とを備えることもない。
【0055】この場合にも、このようにして製造される
ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、配線
変更処理を使わずに、最初からマスクパターンを使って
製造しておくことで、本発明のもう1つのキャッシュメ
モリ装置の製造方法が実現されることになる。
【0056】すなわち、図9に示した第2のメタル層2
2を持つ1/2マルチプレクサ7を使用する図11に示
したダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、
配線変更処理を行わずに、最初からマスクパターンを使
って製造しておいて、その第2のメタル層22の持つ金
属薄膜ライン223と金属薄膜ライン225との接続部
分と、金属薄膜ライン224と金属薄膜ライン226と
の接続部分とをレーザカッター等で切断することで、こ
の1/2マルチプレクサ7の回路構成を、図4に示すも
のから図3に示すものに変更できる。
【0057】これから、この変更処理を施した1/2マ
ルチプレクサ7に対して、ライトイネーブル信号を選択
指示信号として与えるとともに、リートウエイ信号とラ
イトウエイ信号とを入力することで、図10に示したセ
ットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置を製造
できるのである。
【0058】図10に示した構成のセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュメモリ装置よりも高速アクセスを実
現する場合には、図12に示す構成のセットアソシアテ
ィブ方式のキャッシュメモリ装置を用いることになる。
【0059】この図12のセットアソシアティブ方式の
キャッシュメモリ装置では、リードデータをバッファリ
ングするセンスアンプの動作が遅いという点を考慮し
て、リードウエイ信号が来る前に、センスアンプを動作
させておくことで、リードアクセスの高速化を図る構成
を採っている。
【0060】図10の構成との違いは、センスアンプ5
を128個用意して、それを1/4マルチプレクサ30
と1/2マルチプレクサ31との間に配置している点で
ある。
【0061】この構成に従って、リード処理の際に、リ
ードウエイ信号が来る前に、1/4マルチプレクサ30
の選択する128個のデータをセンスアンプ5で確定さ
せておき、リードウエイ信号が来た時点で、1/2マル
チプレクサ31を使って、直ちに、その中から64ビッ
トのリードデータを得ることができるようになる。本発
明では、第1の処理過程P1で、この図12のセットア
ソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置を製造する場
合には、第2の処理過程P2で、上述した1/2マルチ
プレクサ7に対しての変更処理を実行することで、図1
3に示すダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置
への変更を行うことになる。
【0062】ちなみに、従来技術のダイレクトマップ方
式のキャッシュメモリ装置では、ウエイ信号を用いない
ことから、わざわざ、1/2マルチプレクサ7を備える
ことはないし、わざわざ、1/8マルチプレクサ2に代
えて、1/4マルチプレクサ30と1/2マルチプレク
サ31とを備えることもないし、わざわざ、センスアン
プ5を多くするというようなこともない。
【0063】この場合にも、このようにして製造される
ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、配線
変更処理を使わずに、最初からマスクパターンを使って
製造しておくことで、本発明のもう1つのキャッシュメ
モリ装置の製造方法が実現されることになる。
【0064】すなわち、図9に示した第2のメタル層2
2を持つ1/2マルチプレクサ7を使用する図13に示
したダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、
配線変更処理を行わずに、最初からマスクパターンを使
って製造しておいて、その第2のメタル層22の持つ金
属薄膜ライン223と金属薄膜ライン225との接続部
分と、金属薄膜ライン224と金属薄膜ライン226と
の接続部分とをレーザカッター等で切断することで、こ
の1/2マルチプレクサ7の回路構成を、図4に示すも
のから図3に示すものに変更できる。
【0065】これから、この変更処理を施した1/2マ
ルチプレクサ7に対して、ライトイネーブル信号を選択
指示信号として与えるとともに、リートウエイ信号とラ
イトウエイ信号とを入力することで、図12に示したセ
ットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置を製造
できるのである。
【0066】図12に示した構成のセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュメモリ装置よりも高速アクセスを実
現する場合には、図14に示す構成のセットアソシアテ
ィブ方式のキャッシュメモリ装置を用いることになる。
【0067】この図14のセットアソシアティブ方式の
キャッシュメモリ装置では、リードウエイ信号が1/2
マルチプレクサ7を通ることで動作が遅くなるという点
を考慮して、トライステートバッファ構成のライトアン
プを使って、リードウエイ信号が1/2マルチプレクサ
7を通らずに済むようにすることで、アクセスの高速化
を図る構成を採っている。
【0068】図12の構成との違いは、1/2マルチプ
レクサ7を省略するとともに、トライステートバッファ
構成のライトアンプ32を用意して、それを1/4マル
チプレクサ30と1/2マルチプレクサ31との間に配
置している点と、そのトライステートバッファ構成のラ
イトアンプ32に与えるライトイネーブル信号を生成す
るライト制御ロジック回路33を備えている点と、1/
2マルチプレクサ31が、リード処理時にのみ動作し
て、リードウエイ信号を使って選択処理を実行している
点である。
【0069】図15に、ライト制御ロジック回路33の
回路構成の一実施例、図16にライトアンプ32回路構
成の一実施例を図示する。ライト制御ロジック回路33
は、図15に示すように、ライトイネーブル信号(wex)
と、ライトウエイ信号(wy slw) とを入力として、ライ
トイネーブル信号wen1,wep1,wen2,wep2 を出力するもの
であって、ライトイネーブル信号が書込モードを表示す
るローレベルにあるときにあって、ライトウエイ信号が
第1ウエイを表示するローレベルを示すときには、「we
n1=ハイレベル,wep1 =ローレベル,wen2 =ローレベ
ル,wep2 =ハイレベル」のライトイネーブル信号を出力
し、ライトウエイ信号が第2ウエイを表示するハイレベ
ルを示すときには、「wen1=ローレベル,wep1 =ハイレ
ベル,wen2 =ハイレベル,wep2 =ローレベル」のライト
イネーブル信号を出力するよう動作する。
【0070】一方、ライトアンプ32は、図16に示す
ように、2つのトライステートバッファにより構成され
て、ライトイネーブル信号wen1,wep1 に従って導通か遮
断かを決定して、1/4マルチプレクサ30に対して出
力信号bx,bt を出力する64個の第1のライトアンプ
基本回路320と、2つのトライステートバッファによ
り構成されて、ライトイネーブル信号wen2,wep2 に従っ
て導通か遮断かを決定して、1/4マルチプレクサ30
に対して出力信号bx,bt を出力する64個の第2のラ
イトアンプ基本回路321とで構成されるとともに、隣
接する第1のライトアンプ基本回路320と、第2のラ
イトアンプ基本回路321とには、64ビットのライト
データの同一ビットデータdit[i]/dix[i]が入力され
る。ここで、メモリセルアレイ1のメモリ域に“1”を
書くときには、「dit[i]=ハイレベル,dix[i]=ローレ
ベル」がセットされ、“0”を書くときには、「dit[i]
=ローレベル,dix[i]=ハイレベル」がセットされる。
【0071】このように構成されるライトアンプ32で
は、ライトイネーブル信号が「wen1=ハイレベル、wep1
=ローレベル,wen2=ローレベル、wep2=ハイレベル」
を示すときに、第1のライトアンプ基本回路320が導
通し、第2のライトアンプ基本回路321が遮断(ハイ
インピーダンス状態)する。これにより、入力される6
4ビットのライトデータdit[i]/dix[i]は、導通した第
1のライトアンプ基本回路320を介して1/4マルチ
プレクサ30に出力される。一方、ライトイネーブル信
号が「wen1=ローレベル、wep1=ハイレベル,wen2=ハ
イレベル、wep2=ローレベル」を示すときに、第1のラ
イトアンプ基本回路320が遮断し、第2のライトアン
プ基本回路321が導通する。これにより、入力される
64ビットのライトデータdit[i]/dix[i]は、導通した
第2のライトアンプ基本回路321を介して1/4マル
チプレクサ30に出力される。
【0072】このようにして、ライトアンプ32は、ラ
イト処理時に、1/2マルチプレクサ31と同様の選択
処理を実行する。これから、1/2マルチプレクサ31
が、リード処理時にのみ動作することを実現できるよう
になり、これによりリードウエイ信号を1/2マルチプ
レクサ31に直接接続できるようになって、高速リード
が実現されるのである。
【0073】本発明では、第1の処理過程P1で、この
図14のセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ
装置を製造する場合には、第2の処理過程P2で、1/
2マルチプレクサ31に対して、リードウエイ信号に代
えて、アドレスの最上位ビットを接続するとともに、ラ
イト制御ロジック回路33に対して、ライトウエイ信号
に代えて、アドレスの最上位ビットを入力することで、
図17に示すダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ
装置への変更を行うことになる。
【0074】ちなみに、従来技術のダイレクトマップ方
式のキャッシュメモリ装置では、ウエイ信号を用いない
ことから、わざわざ、1/8マルチプレクサ2に代え
て、1/4マルチプレクサ30と1/2マルチプレクサ
31とを備えることはないし、わざわざ、センスアンプ
5を多くすることもないし、わざわざ、複雑なライトア
ンプ32を用いることもないし、わざわざ、複雑なライ
ト制御ロジック回路33を備えることもない。
【0075】この場合にも、このようにして製造される
ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置を、最初
から製造しておくことで、本発明のもう1つのキャッシ
ュメモリ装置の製造方法が実現されることになる。
【0076】すなわち、最初に、図17に示すダイレク
トマップ方式のキャッシュメモリ装置を製造しておき、
次に、1/2マルチプレクサ31に対して、アドレスの
最上位ビットに代えて、リードウエイ信号を接続すると
ともに、ライト制御ロジック回路33に対して、アドレ
スの最上位ビットに代えて、ライトウエイ信号を入力す
ることで、図16に示すセットアソシアティブ方式のキ
ャッシュメモリ装置が製造できるのである。
【0077】図示実施例に従って本発明を開示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例で開示した数値は、あくまで説明の便宜のために用い
たものに過ぎないのである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイレクトマップ方式のキャッシュメモリ装置と、セッ
トアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置の製造方
法を共通化する構成が構築されることから、システム設
計の変更に容易に対処できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明で製造するダイレクトマップ方式のキャ
ッシュメモリ装置の一実施例である。
【図3】1/2マルチプレクサの回路構成図である。
【図4】1/2マルチプレクサの選択能力消滅処理の説
明図である。
【図5】第2のメタル層の説明図である。
【図6】第1のメタル層の説明図である。
【図7】トランジスタ層の説明図である。
【図8】1/2マルチプレクサの集積回路構造図であ
る。
【図9】第2の処理過程で実行する配線変更処理の一実
施例である。
【図10】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【図11】本発明で製造するダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリ装置の一実施例である。
【図12】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【図13】本発明で製造するダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリ装置の一実施例である。
【図14】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【図15】ライト制御ロジック回路の一実施例である。
【図16】ライトアンプの一実施例である。
【図17】本発明で製造するダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリ装置の一実施例である。
【図18】ダイレクトマップ方式の説明図である。
【図19】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【図20】ダイレクトマップ方式の説明図である。
【図21】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【図22】ダイレクトマップ方式の説明図である。
【図23】セットアソシアティブ方式の説明図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 1/8マルチプレクサ 3 デコーダ 4 ライトアンプ 5 センスアンプ 6 バッファ 7 1/2マルチプレクサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納アドレスに従ってデータを入出力す
    るメモリセルアレイ手段と、選択指示信号として動作す
    るライトイネーブル信号に従って、リードウエイ信号か
    ライトウエイ信号のいずれか一方を選択出力する選択手
    段と、該選択手段の出力信号とアドレス上位部分とを入
    力として、該入力信号をデコードすることでデコード信
    号を生成するデコーダ手段と、該デコード信号に従って
    入出力データのメモリ域を選択するデータ選択手段とを
    製造する第1の処理過程と、 上記選択手段に対して、ライトイネーブル信号に代え
    て、上記選択手段が入力信号の1つを常に選択して出力
    するように動作する選択指示信号を接続するとともに、
    上記選択手段に対して、ウエイ信号に代えて、アドレス
    最上位側部分を入力する第2の処理過程とを備えること
    を、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 格納アドレスに従ってデータを入出力す
    るメモリセルアレイ手段と、選択指示信号に従って、2
    つの入力信号のいずれか一方を選択出力する機能を有す
    るものの、固定の選択指示信号を受け取ることで、入力
    されるアドレス最上位側部分を常に選択して出力する選
    択手段と、該選択手段の出力信号とアドレス上位部分と
    を入力として、該入力信号をデコードすることでデコー
    ド信号を生成するデコーダ手段と、該デコード信号に従
    って入出力データのメモリ域を選択するデータ選択手段
    とを製造する第1の処理過程と、 上記選択手段に対して、上記固定の選択指示信号に代え
    て、ライトイネーブル信号を接続するとともに、上記選
    択手段に対して、アドレス最上位側部分に代えて、リー
    ドウエイ信号とライトウエイ信号とを入力する第2の処
    理過程とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 ダイレクトマップ方式のキャッシュメモ
    リ装置において、 格納アドレスに従ってデータを入出力するメモリセルア
    レイ手段と、 選択指示信号に従って、2つの入力信号のいずれか一方
    を選択出力する機能を有するものの、固定の選択指示信
    号を受け取ることで、入力されるアドレス最上位側部分
    を常に選択して出力する選択手段と、 上記選択手段の出力信号とアドレス上位部分とを入力と
    して、該入力信号をデコードすることでデコード信号を
    生成するデコーダ手段と、 上記デコード信号に従って入出力データのメモリ域を選
    択するデータ選択手段とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置。
  4. 【請求項4】 格納アドレスに従ってデータを入出力す
    るメモリセルアレイ手段と、選択指示信号として動作す
    るライトイネーブル信号に従って、リードウエイ信号か
    ライトウエイ信号のいずれか一方を選択出力する選択手
    段と、アドレス上位部分を入力として、該入力信号をデ
    コードすることでデコード信号を生成するデコーダ手段
    と、該デコード信号に従って入出力データのメモリ域を
    選択する第1のデータ選択手段と、該第1のデータ選択
    手段の選択するメモリ域の中から、該選択手段の出力信
    号の指すメモリ域を選択する第2のデータ選択手段とを
    製造する第1の処理過程と、 上記選択手段に対して、ライトイネーブル信号に代え
    て、上記選択手段が入力信号の1つを常に選択して出力
    するように動作する選択指示信号を接続するとともに、
    上記選択手段に対して、ウエイ信号に代えて、アドレス
    最上位側部分を入力する第2の処理過程とを備えること
    を、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 格納アドレスに従ってデータを入出力す
    るメモリセルアレイ手段と、選択指示信号に従って、2
    つの入力信号のいずれか一方を選択出力する機能を有す
    るものの、固定の選択指示信号を受け取ることで、入力
    されるアドレス最上位側部分を常に選択して出力する選
    択手段と、アドレス上位部分を入力として、該入力信号
    をデコードすることでデコード信号を生成するデコーダ
    手段と、該デコード信号に従って入出力データのメモリ
    域を選択する第1のデータ選択手段と、該第1のデータ
    選択手段の選択するメモリ域の中から、該選択手段の出
    力信号の指すメモリ域を選択する第2のデータ選択手段
    とを製造する第1の処理過程と、 上記選択手段に対して、上記固定の選択指示信号に代え
    て、ライトイネーブル信号を接続するとともに、上記選
    択手段に対して、アドレス最上位側部分に代えて、リー
    ドウエイ信号とライトウエイ信号とを入力する第2の処
    理過程とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のキャッシュメモリ
    装置の製造方法において、 第1の処理過程で、センスアンプ手段を、第1のデータ
    選択手段と第2のデータ選択手段の間に、第1のデータ
    選択手段に対応付けて製造するよう処理することを、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 ダイレクトマップ方式のキャッシュメモ
    リ装置において、 格納アドレスに従ってデータを入出力するメモリセルア
    レイ手段と、 選択指示信号に従って、2つの入力信号のいずれか一方
    を選択出力する機能を有するものの、固定の選択指示信
    号を受け取ることで、入力されるアドレス最上位側部分
    を常に選択して出力する選択手段と、 アドレス上位部分を入力として、該入力信号をデコード
    することでデコード信号を生成するデコーダ手段と、 上記デコード信号に従って入出力データのメモリ域を選
    択する第1のデータ選択手段と、 上記第1のデータ選択手段の選択するメモリ域の中か
    ら、上記選択手段の出力信号の指すメモリ域を選択する
    第2のデータ選択手段とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のキャッシュメモリ装置に
    おいて、 センスアンプ手段が、第1のデータ選択手段と第2のデ
    ータ選択手段の間に、第1のデータ選択手段に対応付け
    て備えられることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置。
  9. 【請求項9】 格納アドレスに従ってデータを入出力す
    るメモリセルアレイ手段と、アドレス上位部分を入力と
    して、該入力信号をデコードすることでデコード信号を
    生成するデコーダ手段と、該デコード信号に従って入出
    力データのメモリ域を選択する第1のデータ選択手段
    と、該第1のデータ選択手段に対応付けて設けられるセ
    ンスアンプ手段と、該センスアンプ手段を介して与えら
    れる該第1のデータ選択手段の選択するメモリ域の中か
    ら、リードウエイ信号の指すメモリ域を選択する第2の
    データ選択手段と、ライトウエイ信号とライトイネーブ
    ル信号とから制御信号を生成するロジック手段と、ゲー
    ト機能を有し、該第1のデータ選択手段の選択するメモ
    リ域の中から、該制御信号の指すメモリ域を選択するラ
    イトアンプ手段とを製造する第1の処理過程と、 上記第2のデータ選択手段に対して、リードウエイ信号
    に代えて、アドレス最上位側部分を接続するとともに、
    上記ロジック手段に対して、ライトウエイ信号に代え
    て、該アドレス最上位側部分を入力する第2の処理過程
    とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 格納アドレスに従ってデータを入出力
    するメモリセルアレイ手段と、アドレス上位部分を入力
    として、該入力信号をデコードすることでデコード信号
    を生成するデコーダ手段と、該デコード信号に従って入
    出力データのメモリ域を選択する第1のデータ選択手段
    と、該第1のデータ選択手段に対応付けて設けられるセ
    ンスアンプ手段と、該センスアンプ手段を介して与えら
    れる該第1のデータ選択手段の選択するメモリ域の中か
    ら、アドレス最上位側部分の指すメモリ域を選択する第
    2のデータ選択手段と、アドレス最上位側部分とライト
    イネーブル信号とから制御信号を生成するロジック手段
    と、ゲート機能を有し、該第1のデータ選択手段の選択
    するメモリ域の中から、該制御信号の指すメモリ域を選
    択するライトアンプ手段とを製造する第1の処理過程
    と、 上記第2のデータ選択手段に対して、アドレス最上位側
    部分に代えて、リードウエイ信号を接続するとともに、
    上記ロジック手段に対して、該アドレス最上位側部分に
    代えて、ライトウエイ信号を入力する第2の処理過程と
    を備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 ダイレクトマップ方式のキャッシュメ
    モリ装置において、 格納アドレスに従ってデータを入出力するメモリセルア
    レイ手段と、 アドレス上位部分を入力として、該入力信号をデコード
    することでデコード信号を生成するデコーダ手段と、 上記デコード信号に従って入出力データのメモリ域を選
    択する第1のデータ選択手段と、 上記第1のデータ選択手段に対応付けて設けられるセン
    スアンプ手段と、 上記センスアンプ手段を介して与えられる上記第1のデ
    ータ選択手段の選択するメモリ域の中から、アドレス最
    上位側部分の指すメモリ域を選択する第2のデータ選択
    手段と、 アドレス最上位側部分とライトイネーブル信号とから制
    御信号を生成するロジック手段と、 ゲート機能を有し、上記第1のデータ選択手段の選択す
    るメモリ域の中から、上記制御信号の指すメモリ域を選
    択するライトアンプ手段とを備えることを、 特徴とするキャッシュメモリ装置。
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