JPH0944188A - 音声編集出力方法 - Google Patents

音声編集出力方法

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JPH0944188A
JPH0944188A JP7216500A JP21650095A JPH0944188A JP H0944188 A JPH0944188 A JP H0944188A JP 7216500 A JP7216500 A JP 7216500A JP 21650095 A JP21650095 A JP 21650095A JP H0944188 A JPH0944188 A JP H0944188A
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JP
Japan
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variable
data
message
voice
clause
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JP7216500A
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English (en)
Inventor
Nobutsugu Kikuchi
暢貢 菊池
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの音声データを記憶する記憶媒体
の容量を有効に活用することができ、かつメッセージの
内容を容易に変更することができる。 【解決手段】 複数の固定文節と可変文節の音声データ
を音声ROM12に記憶しておき、この固定文節の中の
数個あるいは全部を配列し、この配列に前記可変文節の
中の一つあるいは数個を組み込んで得られる複数のメッ
セージにおける、固定文節の配列順序および可変文節が
組み込まれる位置を示す編集用データテーブルを音声編
集ROM9に記憶しておき、前記複数のメッセージの一
つを示す種別No.およびこのメッセージに組み込む可
変文節を示す可変データがデータ送受信インタフェース
6に入力されると、MPU7によって、入力された種別
No.の編集用データテーブルを音声編集ROM9より
読み出し、対応する固定文節および可変文節の音声デー
タを音声ROM12から順次読み出して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換機におけ
るサービス機能の中の音声案内の音声を編集する音声編
集出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声案内の音源には、従来よりテープレ
コーダやPCM音源等が用いられているが、音声案内を
する時間や場所によって内容の一部、例えば日・時・分
を表す文節が変化する場合がある。
【0003】従来はその変化の度に音源を録音し直す、
または追加録音する等の方法で対応していた。
【0004】あるいは予め日・時のパターンを想定し、
各パターンそれぞれを録音しておき、管理・運用してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、「〜日と〜日
は〜時から〜時まで営業致します。」というメッセージ
の場合、一般に〜日と〜時は変わる場合が多く、その度
にテープまたはROM、RAM等のPCM音源に録音す
る必要があり、これは容易な変更ではない。
【0006】また、予め日・時のパターンを想定し、各
パターンそれぞれをテープまたはROMに録音してお
き、管理・運用する方法では、メッセージ全体が長い場
合に録音時間もしくはメモリ容量の限界をオーバーして
しまう可能性がある。さらに、該当する日が一日だけの
場合、「〜日と」の文節は不要になるため、「〜日と」
を抜いた別のメッセージが必要になる。
【0007】このように従来の方法では、不変の固定メ
ッセージについては問題ないが、日・時・分等の文節が
含まれる場合には、メッセージ変更の度に、録音し直
す、または追加録音する方法においては、その作業が容
易なことではないという問題点があった。
【0008】また各パターンを予め録音しておき、管理
・運用する方法においては、そのパターンを増やそうと
するとテープまたはROMの限られた録音時間を大きく
消費してしまうという問題があった。さらに後々に追加
変更においては再録音の必要が生じるが、その作業は上
記の方法以上に容易なことではなく、早急な対応ができ
ないという問題点があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、メッセージの音声データを記憶する記憶
媒体の容量を有効に活用することができ、かつメッセー
ジの内容を容易に変更することができる音声編集出力装
置方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、複数の固定文節と可変文節
を音声データとして第一の記憶手段に記憶しておくとと
もに、前記複数の固定文節の中の数個あるいは全部を配
列し、この固定文節による配列に前記複数の可変文節の
中の一つあるいは数個を組み込むことによって得られる
複数のメッセージパターンの編集用データとして、各メ
ッセージパターンを構成する固定文節の配列順序および
可変文節が組み込まれる位置を示すデータを第二の記憶
手段に記憶しておき、前記複数のメッセージパターンの
中の一つを選択するとともに、選択されたメッセージパ
ターンに組み込む可変文節を前記第一の記憶手段に記憶
された複数の可変文節の中から指定することによるメッ
セージ出力命令が入力手段に入力されると、音声編集出
力手段によって、前記メッセージ出力命令によって選択
されたメッセージパターンの前記編集用データを前記第
二の記憶手段より読み出し、この編集用データに基づい
て、対応する固定文節および前記メッセージ出力命令に
よって指定された可変文節の音声データを前記第一の記
憶手段から順次読み出して出力することを特徴とする方
法である。
【0011】また請求項2記載の発明は、前記複数のメ
ッセージパターン、およびこの各メッセージパターンに
おいて特定の可変文節および固定文節をスキップするこ
とによって得られるスキップメッセージパターンの編集
用データとして、前記各メッセージパターンを構成する
固定文節の配列順序および可変文節が組み込まれる位置
を示すとともに、前記スキップメッセージパターンを得
るためにスキップ条件となる可変文節組み込み位置、お
よびこの可変文節組み込み位置のスキップに連動してス
キップすべき固定文節もしくは可変文節を示すデータを
第二の記憶手段に記憶しておき、前記複数のメッセージ
パターンの中の一つを選択するとともに、選択したメッ
セージパターンの可変文節組込み位置についてスキップ
条件の有無を指定し、スキップ条件のない可変文節組込
み位置については組み込む可変文節を前記第一の記憶手
段に記憶された複数の可変文節の中から指定することに
よるメッセージ出力命令が入力手段に入力されると、音
声編集出力手段によって、前記メッセージ出力命令によ
って選択されたメッセージパターンの編集用データを前
記第二の記憶手段より読み出し、スキップ指定がある場
合は、この編集用データから前記スキップ指定に対応す
る可変文節組込み位置および固定文節を除くことによ
り、スキップメッセージパターンの編集用データを作成
し、このスキップメッセージパターンの編集用データに
基づいて、対応する固定文節および前記メッセージ出力
命令によって指定された可変文節の音声データを前記第
一の記憶手段から順次読み出して出力することを特徴と
する方法である。
【0012】従って請求項1記載の発明によれば、各メ
ッセージパターンの音声データを文節に分けて第一の記
憶手段に記憶しておき、この各文節の音声データを編集
用データに従って編集して出力することによって、音声
データを記憶する第一の記憶手段の記憶容量を有効に活
用することができるという効果を有する。
【0013】また複数のメッセージパターンの中の一つ
を選択し、選択したメッセージパターンに組み込む可変
文節を第一の記憶手段に記憶された複数の可変文節の中
から指定するだけで、出力されるメッセージパターンを
容易に変更することができるという効果を有する。
【0014】また日時等の常に変更を要する文節を可変
とし、メッセージの出力を実行する際に、この可変部分
に挿入する文節を第一の記憶手段に記憶された複数の可
変文節の中から指定できるようにすることによって、出
力可能なメッセージのバリエーションを豊富にすること
ができるという効果を有する。
【0015】さらに第二の記憶手段に記憶されている編
集用データのデータ内容を変更するだけで、出力可能な
メッセージの内容を容易に変更することができるという
効果を有する。
【0016】次に請求項2記載の発明によれば、選択し
たメッセージパターンの可変文節組込み位置についてス
キップ条件の有無を指定し、スキップ条件のない可変文
節組込み位置については組み込む可変文節を第一の記憶
手段に記憶された複数の可変文節の中から指定すること
によって、選択したメッセージパターンのスキップメッ
セージパターンを出力させることができるので、出力可
能なメッセージのバリエーションをより豊富にすること
ができるという効果を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の音声編集出力方法による音
声案内システムのシステム系統図である。
【0019】図1において、1はシステムの中央処理装
置や時分割スイッチを有する電子交換機、2は音声案内
を管理するユーザーが操作するパソコン、3は外部への
音声出力を行う局線トランク、4は予め録音された音声
を編集し出力する音声編集出力装置、5はパソコン2の
表示画面の一例をそれぞれ示す。
【0020】音声案内を管理するユーザーは、パソコン
2を操作して、表示画面5の中のメッセージ内容文1、
2、3のうち1つを選び、「□」にて示されている日・
時を表す変数に数字を入力後、音声出力を起動する。
【0021】すると、パソコン2で決定されたメッセー
ジ種別と「□」内に入力した数字の情報が電子交換機1
に送出され、オーダーとして音声編集出力装置4が電子
交換機1からこの情報を受信する。
【0022】音声編集出力装置4は、このオーダーに従
って編集した音声データを電子交換機1を介して局線ト
ランク3へ出力し、アナログ音声となって局線へ送られ
る。
【0023】図2は図1に示す音声編集出力装置4の回
路ブロック図である。
【0024】図2において、6は図1に示す交換機本体
1と各種オーダーの送受信を行うデータ送受信インタフ
ェース、7はこの装置全体の制御を行うMPUをそれぞ
れ示す。
【0025】また8は交換機本体とMPU2の間にあ
り、双方でオーダーの書き込みや読み出しを行う共通R
AM、9はプログラムと音声編集データテーブルを有す
る音声編集ROM、10は音声ROM12の頭出しアド
レス一時記憶用の音声頭出しRAM、11は音声ROM
12のアドレスカウンタ、12は音声データを蓄積する
音声ROMをそれぞれ示す。
【0026】また13は音声データをパラレルからシリ
アルに変換するP/S変換、14はこの装置から変換機
本体への音声データを出力するHWインタフェースをそ
れぞれ示す。
【0027】次に上記の構成を有する音声編集出力装置
4の動作について説明する。
【0028】図1に示す電子交換機1から受信したオー
ダーは、データ送受信インタフェース6にて展開され、
共通RAM3へ書き込まれる。
【0029】MPU7はこれを読み出してオーダーを受
け取り、このオーダーに従って音声を編集する処理に入
り、音声ROM12の中に割り付けられている各種音声
の中から、出力する音声データエリアの先頭アドレス
を、音声頭出しRAM10へ書き込むことによって音声
出力を開始する。
【0030】音声ROMアドレスカウンタ11は、音声
頭出しRAM10から受け取った先頭アドレスから順に
アドレスをカウントアップし、音声ROM12へアクセ
スする。
【0031】順に音声ROMから出力された音声データ
は、P/S変換13によってパラレルデータからシリア
ルデータに変換され、HWインタフェース14を介して
電子交換機1へと出力される。
【0032】次にMPU7が行う音声編集処理について
以下に説明する。
【0033】音声編集ROM9にはプログラムと音声編
集用データテーブルがあり、MPU7はこのデータテー
ブルに基づいて音声編集に関する処理を行う。
【0034】図3は音声編集ROM9の音声編集用デー
タテーブルの設定基準を示すものである。
【0035】音声編集用データテーブルは図3に示す設
定基準に従って設定される。
【0036】図3において、音声編集用データテーブル
のデータエリアはアドレスNo.0〜2に分割されてい
る。
【0037】アドレスNo.0のデータエリアは、メッ
セージの種別ごとに割り付けられる種別No.によって
分割されており、種別No.によって分割された各エリ
アは、その種別No.のメッセージにおける各文節を示
す文節No.によって分割されている。尚、文節No.
は全種別No.において通し番号となっている。
【0038】上記の各文節No.のデータとしては、変
数設定の無い各固定文節を示すデータ値「1〜5」、
「日」の変数設定の有る可変文節を示すデータ値
「6」、「時」の可変文節を示すデータ値「7」、
「日」の変数設定およびスキップの設定の有るスキップ
有可変文節を示すデータ値「8」、「時」のスキップ有
可変文節を示すデータ値「9」、または文節の終了を示
すストップコードであるデータ値「10」のいずれかを
設定する。
【0039】上記の各文節No.が示す文節は、文節N
o.順に組み立てられて、一つのメッセージとなる。
【0040】従ってアドレスNo.0のデータエリア
は、各種別のメッセージを構成する各文節の組み立てを
設定するものである。
【0041】次にアドレスNo.1のデータエリアは、
上記の種別No.によって分割されており、種別No.
によって分割された各エリアは、スキップNo.によっ
て分割されている。
【0042】上記の各スキップNo.のデータとして
は、スキップする文節No.の最初と最後を設定する。
このデータは設定された文節No.間の文節を全てスキ
ップするという意味である。
【0043】従ってアドレスNo.1のデータエリア
は、各種別のメッセージにおいてスキップする文節を設
定するものである。
【0044】次にアドレスNo.2は、各種別No.に
共通のものであり、固定文節エリア、「日」の可変文節
エリア、および「時」の可変文節エリアに分割される。
【0045】固定文節エリアのデータとしては、アドレ
スNo.0のデータエリアに設定されるデータ値「1〜
5」によって示される、「から」、「営業致します」等
の各固定文節の音声データの、音声ROM12内の先頭
アドレス値が設定される。
【0046】「日」の可変文節エリアのデータとして
は、電子交換機1より「日」の可変データとして受信し
たデータ値「1〜31」によって示される、1日〜31
日の各可変文節の音声データの先頭アドレス値が設定さ
れる。
【0047】また「時」の可変文節エリアのデータとし
ては、電子交換機1より「時」の可変データとして受信
するデータ値「0〜11」によって示される、1時〜1
2時の各可変文節の音声データの先頭アドレス値が設定
される。
【0048】例えば、データ値「4」によって示される
固定文節が「営業致します」という文節であるとする
と、このデータ値「4」に対して割り当てられた、固定
文節エリア内のアドレスには、「営業致します」という
文節の音声データの、音声ROM12内の先頭アドレス
値が設定される。
【0049】また電子交換機1より受信した「日」の可
変データのデータ値「2」に対して割り当てられた、
「日」の可変文節エリア内のアドレスには、「2日」と
いう文節の音声データの先頭アドレス値が設定される。
【0050】固定文節エリア内の各データは、アドレス
No.0の各文節No.のデータ内容に従ってMPU7
によってアクセスされ、、「日」および「時」の可変文
節エリア内の各データは、電子交換機1から受信した可
変データに従ってアクセスされる。
【0051】従ってアドレスNo.2のデータエリア
は、音声ROM12に格納された各文節の音声データを
アクセスするための設定をするものである。
【0052】次に音声編集出力装置4における音声編集
出力処理の手順について、図4〜図6に基づいて説明す
る。
【0053】図4は音声編集ROM9の音声編集用デー
タテーブルの設定例を示すものである。
【0054】また図5および図6は上記の音声編集出力
処理の手順を示すフローチャートである。
【0055】図5のステップ20においてMPU7は、
電子交換機1から受信したオーダーを、データ送受信イ
ンターフェイス6によって取り込み、メッセージの種別
No.と、「日」および「時」の可変データを認識す
る。
【0056】ステップ21においてMPU7は、音声編
集ROM9の音声編集用データテーブルのアドレスN
o.0にアクセスし、そのデータを読み出し、ステップ
22において、そのデータの中に文節スキップがあるか
否か、すなわち「日」または「時」のスキップ有可変文
節を示すデータ値「8」または「9」が含まれているか
否かを判定し、文節スキップがある場合はステップ23
に進み、ない場合はステップ25に進む。
【0057】図4の設定例では、文節No.0のデータ
が「日」のスキップ有可変文節を示す「8」であり、ス
キップされる設定となっているので、判定は「YES」
となり、ステップ23へ進む。
【0058】ステップ23においてMPU7は、音声編
集用データテーブルのアドレスNo.1へアクセスして
データを読み出し、そのデータに従って、ステップ24
において、文節ごとにスキップの有無を設定する。
【0059】図4の設定例では、文節No.0と文節N
o.1がスキップ有と設定される。
【0060】図5に戻りステップ25においてMPU7
は、文節No.をイニシャルし、処理実行文節No.を
「0」に初期設定して、文節No.0から順に処理を始
める。
【0061】ステップ26においてMPU7は、音声編
集用データテーブルのアドレスNo.0内の処理実行文
節No.に対して割り当てられたアドレスにアクセス
し、処理実行文節No.のデータを読み出し、ステップ
27において、読み出したデータがストップコード「1
0」であるか否かを判定し、ストップコードでない場合
は図6のステップ30へ分岐する。
【0062】図4の設定例では、文節No.0のデータ
は「8」なので、図5のステップ27におけるストップ
コード判定は「NO」となり、図6のステップ30へ分
岐する。
【0063】図6に戻りステップ30においてMPU7
は、図5のステップ24における文節スキップ設定に基
づいて、処理実行文節No.はスキップ有と設定されて
いるか否かを判定し、スキップ有と判定した場合は、ス
テップ34へ分岐し、ステップ34において、処理実行
文節No.を更新し、図5のステップ26へ戻るので、
このスキップ有と設定された文節No.の音声は出力さ
れない。
【0064】図4の設定例では、文節No.0はスキッ
プ有と設定されているので、ステップ30での文節N
o.0の判別は「YES」となり、ステップ34におい
て、文節No.を「0」から「1」に更新し、図5のス
テップ26へ戻る。
【0065】また図4の設定例では、文節No.1もス
キップ有と設定されているので、文節No.0と同じ処
理が行われ、この文節No.1の音声も出力されず、図
6のステップ34において、文節No.を「1」から
「2」に更新し、図5のステップ26へ戻る。
【0066】図6に戻り、ステップ30でスキップ無し
と判定した場合は、ステップ31においてMPU7は、
図5のステップ26で読み出したデータ、および電子交
換機1よりオーダーとして受信した可変データに基づい
て、アクセスすべき、音声編集用データテーブルのアド
レスNo.2におけるアドレスを決定してアクセスを実
行し、対応するデータ、すなわち音声ROM12の先頭
アドレスを示すデータを読み出す。
【0067】図5のステップ26で読み出したデータが
固定文節を示す「1〜5」であるときは、このステップ
26で読み出したデータに割り当てられた、アドレスN
o.2の固定文節エリア内のアドレスをアクセスする。
【0068】またステップ26で読み出したデータが可
変文節を示す「6〜9」であるときは、電子交換機1よ
りオーダーとして受信した「日」または「時」の可変デ
ータに割る当てられた、アドレスNo.2の「日」また
は「時」の可変文節エリア内のアドレスをアクセスす
る。
【0069】次にステップ32においてMPU7は、ス
テップ31で音声編集ROM9の音声編集用データテー
ブルから読み出した、音声ROM12の先頭アドレスを
示すデータを、音声頭出しRAM10に書き込む。
【0070】するとステップ33において、音声ROM
アドレスカウンタ11によって、音声頭出しRAM10
に書き込まれたアドレス値を先頭アドレスとする、音声
ROM12内のデータエリアを順次アクセスすることに
よって、このデータエリアの音声データ、すなわち文節
No.に対応する文節の音声データが音声ROM12か
ら順次出力される。
【0071】そしてこの音声ROM12からの音声デー
タの出力が完了すると、ステップ34において、処理実
行文節No.を更新し、図5のステップ26へ戻る。
【0072】図4の設定例では、文節No.2のデータ
は「6」なので、図5のステップ27におけるストップ
コード判定で「NO」となり、図6のステップ30へ分
岐する。
【0073】この文節No.2はスキップ無しなので、
ステップ30で「NO」と判定され、ステップ31に進
む。
【0074】次にこの文節No.2のデータは「日」の
可変文節を示す「6」なので、例えば電子交換機1より
受信した「日」の可変データのデータ値が「2」である
とすれば、ステップ31でこのデータ値「2」に対して
割り当てられた、アドレスNo.2の「日」の可変文節
エリア内のアドレスがアクセスされて、「2日」という
音声データの音声ROM12内の先頭アドレス値が読み
出され、この先頭アドレス値が、ステップ32で音声頭
出しRAM10に書き込まれ、ステップ33で「2日」
という音声データが音声ROM12から出力される。
【0075】以降同様にしてアドレスNo.0の各文節
No.について処理を行い、ステップ27のストップコ
ード判定で「YES」と判定されると、ステップ28に
おいて、音声出力を停止し、音声編集出力処理を終了す
る。
【0076】図4の設定例では、アドレスNo.0の文
節No.1から8へと順に処理を行い、各文節No.の
データに従ってアドレスNo.2に順にアクセスしてい
くと、「〜日」、「は」、「〜時」、「から」、「〜
時」、「まで」、「営業致します」という音声が続けて
出力される。
【0077】そして処理実行文節が文節No.9になる
と、文節No.9のデータはストップコード「10」な
ので、ステップ28で音声出力を停止する。
【0078】このように、各メッセージパターンの音声
データを文節に分けて音声ROM12に記憶しておき、
この各文節の音声データを音声編集ROM9に記憶され
た音声編集用データテーブルに従って編集して出力する
ことによって、音声データを記憶する音声ROM12の
記憶容量を有効に活用することができる。
【0079】またパソコン2においてメッセージの種別
No.を選択し、選択した種別No.のメッセージパタ
ーンに組み込む可変文節を示す可変データを入力するだ
けで、出力されるメッセージパターンを容易に変更する
ことができる。
【0080】また日時等の常に変更を要する文節を可変
とし、出力するメッセージパターンを選択する際に、可
変データを入力することによって、この可変部分に挿入
する文節を指定できるようにするとともに、可変データ
を入力しなければ、この可変データ未入力の可変部分を
スキップできるようにすることによって、出力可能なメ
ッセージのバリエーションを豊富にすることができる。
【0081】さらに音声編集ROM9に記憶されている
音声編集用データテーブルのデータ内容を変更するだけ
で、出力可能なメッセージの内容を容易に変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声案内システムのシステム系統
図である。
【図2】本発明による音声編集出力装置の回路ブロック
図である。
【図3】本発明による音声編集出力装置における音声編
集ROMの音声編集用データテーブルの設定基準を示す
図である。
【図4】本発明による音声編集出力装置における音声編
集ROMの音声編集用データテーブルの設定例を示す図
である。
【図5】本発明による音声編集出力装置における音声編
集出力処理の手順を示すフローチャートである(1/
2)。
【図6】本発明による音声編集出力装置における音声編
集出力処理の手順を示すフローチャートである(2/
2)。
【符号の説明】
1 電子交換機 2 パソコン 3 局線トランク 4 音声編集出力装置 5 パソコン2の表示画面の一例 6 データ送受信インタフェース 7 MPU 8 共通RAM 9 音声編集ROM 10 音声頭出しRAM 11 音声ROMアドレスカウンタ 12 音声ROM 13 P/S変換 14 HWインタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定文節と可変文節を音声データ
    として第一の記憶手段に記憶しておくとともに、 前記複数の固定文節の中の数個あるいは全部を配列し、
    この固定文節による配列に前記複数の可変文節の中の一
    つあるいは数個を組み込むことによって得られる複数の
    メッセージパターンの編集用データとして、各メッセー
    ジパターンを構成する固定文節の配列順序および可変文
    節が組み込まれる位置を示すデータを第二の記憶手段に
    記憶しておき、 前記複数のメッセージパターンの中の一つを選択すると
    ともに、選択されたメッセージパターンに組み込む可変
    文節を前記第一の記憶手段に記憶された複数の可変文節
    の中から指定することによるメッセージ出力命令が入力
    手段に入力されると、 音声編集出力手段によって、前記メッセージ出力命令に
    よって選択されたメッセージパターンの前記編集用デー
    タを前記第二の記憶手段より読み出し、この編集用デー
    タに基づいて、対応する固定文節および前記メッセージ
    出力命令によって指定された可変文節の音声データを前
    記第一の記憶手段から順次読み出して出力することを特
    徴とする音声編集出力方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のメッセージパターン、および
    この各メッセージパターンにおいて特定の可変文節およ
    び固定文節をスキップすることによって得られるスキッ
    プメッセージパターンの編集用データとして、前記各メ
    ッセージパターンを構成する固定文節の配列順序および
    可変文節が組み込まれる位置を示すとともに、前記スキ
    ップメッセージパターンを得るためにスキップ条件とな
    る可変文節組み込み位置、およびこの可変文節組み込み
    位置のスキップに連動してスキップすべき固定文節もし
    くは可変文節を示すデータを第二の記憶手段に記憶して
    おき、 前記複数のメッセージパターンの中の一つを選択すると
    ともに、選択したメッセージパターンの可変文節組込み
    位置についてスキップ条件の有無を指定し、スキップ条
    件のない可変文節組込み位置については組み込む可変文
    節を前記第一の記憶手段に記憶された複数の可変文節の
    中から指定することによるメッセージ出力命令が入力手
    段に入力されると、 音声編集出力手段によって、前記メッセージ出力命令に
    よって選択されたメッセージパターンの編集用データを
    前記第二の記憶手段より読み出し、スキップ指定がある
    場合は、この編集用データから前記スキップ指定に対応
    する可変文節組込み位置および固定文節を除くことによ
    り、スキップメッセージパターンの編集用データを作成
    し、このスキップメッセージパターンの編集用データに
    基づいて、対応する固定文節および前記メッセージ出力
    命令によって指定された可変文節の音声データを前記第
    一の記憶手段から順次読み出して出力することを特徴と
    する請求項1記載の音声編集出力方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000024428A (ko) * 2000-02-14 2000-05-06 최중인 시 분할 어드레스를 이용한 음성 파일 편집 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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