JPH0942726A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH0942726A
JPH0942726A JP7210013A JP21001395A JPH0942726A JP H0942726 A JPH0942726 A JP H0942726A JP 7210013 A JP7210013 A JP 7210013A JP 21001395 A JP21001395 A JP 21001395A JP H0942726 A JPH0942726 A JP H0942726A
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JP
Japan
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ventilation
opening
plate
port
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP7210013A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kaneko
洋一 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKO KINZOKU KYOGYO KUMIAI
Original Assignee
NIKKO KINZOKU KYOGYO KUMIAI
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Publication date
Application filed by NIKKO KINZOKU KYOGYO KUMIAI filed Critical NIKKO KINZOKU KYOGYO KUMIAI
Priority to JP7210013A priority Critical patent/JPH0942726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造物の側壁を構成する角波板に簡単に取着で
き、換気効率に優れた換気装置を提供すること。 【解決手段】台形状の山部と谷部とを波形に連続させて
なる角波板の山部の頂部、谷部の底部、又は斜面に開口
部8を形成し、該開口部8に取りつける換気本体10
と、該本体10に上下方向に摺動自在に配置された開閉
板11とを有し、上記換気本体10には、1つの操作口
13と複数の換気口12を所定間隔をもって形成し、上
記開閉板11には、上記換気口12に対応して同一の間
隔をもって換気口21を形成するとともに、両面にはそ
れぞれ操作部23、24を形成し、一方の面に形成した
操作部23の先端部を上記操作口13から突出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガレージ、物置等
の壁板に取りつけて換気を行う換気装置であって、特に
角波板に取りつける換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガレージ、物置等の構造物は物
を収納するためのものであって生活するところではな
い。そのため構造物に物を収納したり、取り出したりす
る時のみ以外は入口を開放することはないため構造物の
換気はドアや背板にスリットを形成する程度であった。
しかし、このスリットは常時開放しているため、風の強
い時には雨や埃が構造物内へ入り込むことを防止するこ
とはできなかった。
【0003】また、最近はいわゆるデッキ板という、台
形状の山部と谷部とを波形に連続させた角波板によって
屋根や側壁を形成することが行なわれ、この場合には側
壁がいわばジグザグ状に形成されているので、通常の平
面状の側壁のように大きな開口部を形成すると、開口部
の上下辺がジグザグ状になるので、ここを処理するのが
非常に煩雑であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の観点
に鑑みてなされた物であって、特に構造物の側壁を構成
する角波板に簡単に取着でき、換気効率に優れた換気装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の換気装置は台形状の山部と谷部とを波形に
連続させてなる角波板の山部の頂部、谷部の底部又は斜
面に開口部を形成し、該開口部に取りつける換気本体
と、該本体に摺動自在に配置された開閉板とを有すると
ともに以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)上記換気本体には、1つの操作口と複数の換気口
を所定間隔をもって形成したこと (ロ)上記開閉板には、上記換気口に対応して同一の間
隔をもって換気口を形成するとともに、両面にはそれぞ
れ操作部を形成し、一方の面に形成した操作部の先端部
を上記操作口から外部に突出させたこと なお、上記換気本体と開閉板とを透光性部材で形成する
ことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
態様について説明する。
【0007】図1は本発明に係る換気装置が適用された
ガレージ(構造物)1の全体形状を示すもので、上記ガ
レージ1の長手方向の端部には人が出入りする出入口2
が形成されるとともに、該出入口2にはシャッター3が
開閉自在に設けられている。ガレージ1の屋根4と両側
壁5とは、図2の断面図に示すように台形状の山部と谷
部とを波形に連続させてなる金属製の角波板6をコ字状
に折り曲げることによって一体に構成されるとともに、
上記両側壁5の下端はベース部材7に固定されている。
そして、上記出入口2とは反対方向に位置する両側壁5
の頂部5aの略中央には縦長で矩形状を有するそれぞれ
4つの開口部8が形成されるとともに、上記開口部8に
はポリカーボネイト等の合成樹脂製の換気装置9が嵌合
されている。
【0008】換気装置9は、図3に示すように、換気本
体10と開閉板11とから構成され、換気本体10は図
4(c)の背面図に示すように矩形状の基板10aと、
該基板10aの中央長手方向に添って所定間隔を以て複
数の換気口12と、1つの操作孔13と、さらに係合凹
部14a、14bとが形成され、かつ基板10aの裏面
外周寄りに周設された縁部10bと、該縁部10bの長
手両側に4個づつ形成された係合孔15と、長手両側中
央部の外側面に形成された係止片10cと、上下部に形
成された係止片10dとによって形成されている。係止
片10dは縁部10bから張り出した張り出し部とその
先端から基板10a側に向かって屈曲する係止部とを側
面視略C字状(又はL字状)に形成してなるもので、張
り出し部の一側は縁部10bと一体に形成され、他側に
いくにつれて暫時幅広に形成されている。そして、上記
基板10aの裏面と各係止片10cの基部との間には隙
間16が形成され、また、上記基板10aの裏面と係止
片10dの先端との間にも隙間16が形成されている
(図4(b)、(d)参照)。
【0009】上記隙間16には図5に示すようにガレー
ジ1の両側壁5の頂部5aの略中央に形成した開口部8
の長手両端の開口縁部8a、8bが挿嵌されるように形
成されている。これによって、上記両側壁5の頂部5a
の略中央に形成した開口部8に換気本体10を確実に嵌
合させ支持することができる。
【0010】開閉板11は図6(a)の平面図に示すよ
うに、基板11aと、該基板11aの中央長手方向に添
って上記換気本体10の換気口12と同一間隔で若干大
きめに形成された換気口21と、図6(b)の側面図及
び、図6(c)の底面図に示すように基板11aの裏側
両側縁に添って形成された起立縁11bと、該起立縁1
1bの外側面に形成された上記換気本体10の係合孔1
5に係合する係合軸22とが形成され、表側長手方向の
一方の端部の近傍には断面逆U字状に膨突した第1の操
作部23が形成され、裏側面中央部には断面U字状の第
2の操作部24と、他方の端部には断面略V字状のスタ
ビライザ25とが形成されている(図6(d)参照)。
このスタビライザ25の先端には上記換気本体10に形
成された係合凹部14a、14bに係合する係合突部2
6が形成されている。
【0011】上述のように構成された換気装置9は、開
閉板11の係合軸22が換気本体10の係合孔15に遊
嵌して上下に摺動自在に支持されるとともに、スタビラ
イザ25の係合突部26が換気本体10の係合凹部14
a又は14bに係合し、開閉板11が係止されているの
で、換気装置9の前面から換気口12を閉じる場合は図
7(a)に示すように操作口13から突出した第1の操
作部23を、背面から操作する場合は開閉板11の裏側
面に形成された第2の操作部24をそれぞれ操作して開
閉板11を上昇させると開閉板11の基板11aが換気
口12に重合し、換気口12を塞ぐことができる。この
時はスタビライザ25の係合突部26が換気本体10の
係合凹部14aに係合し遮蔽状態を保持することができ
る。
【0012】一方、換気口12を開口する場合は図7
(b)に示すように第1の操作部23又は第2の操作部
24を操作して開閉板11を下降させると換気口12と
換気口21とが重合するので換気口12を開放すること
ができる。この時は係合突部26が係合凹部14bに係
合し、開放状態を保持することができる。
【0013】なお、第2の操作部24は構造物1の内部
から操作できることは上述の構成から明らかである。
【0014】上述のように、構造物1の内部、外部のい
ずれの場所からでも開閉板11を操作することができる
ので、収納した荷物などで側壁5の内側から開閉板11
を操作できなくても側壁5の外側から操作することがで
きる。一方、構造物1の側壁の近傍に他の構造物等があ
り外側からの操作ができない場合でも、内側から操作で
きるので、側壁5に配置された換気装置1の総ての換気
口12を開放することができ、外気を一方の側壁の換気
装置9から導入し、他方の側壁の換気装置9から排出す
ることができる。
【0015】このため、構造物内に空気を滞留させるこ
とがないので、操作性に優れるとともに換気性に優れ、
特に角波板で形成した壁を有する構造物に最適な換気装
置9を提供することができる。
【0016】なお、図8に示すように開口部8を側壁5
の山部の頂部5aと谷部の底部5bとに形成し、該開口
部8に換気装置9を取りつけてもよい。このように換気
装置9を側壁5の山部の頂部5a及び谷部の底部5bと
に取りつけた場合は側壁5に直交して風aが吹いた場合
は谷部に吹き込んだ風は底部5bに集められ換気装置9
から風a1が入り、構造物内の空気は反対側の側壁の山
部の内壁で頂部5aに集められ風a2として排出される
ので角波板の形状を利用して効率の良い換気ができる。
【0017】また、図9に示すように開口部を側壁の山
部と谷部との間の傾斜部に形成し、該開口部に換気装置
9を取りつけてもよい。このように開口部を側壁の山部
の頂部5aと谷部の底部5bとの間の傾斜部に形成した
場合は、構造物の側壁5に平行して風bが吹いた場合は
風に逆方向の換気装置9から風b1が入り、風に順方向
の換気装置9から吸い出されるように構造物内の空気b
2が排出されるので角波板の形状を利用して効率の良い
換気ができる。
【0018】さらに、上記換気本体10と開閉板11と
をポリカーボネイト等の透光性の部材で形成するのが好
ましい。換気本体10と開閉板11とを透光性部材で形
成した場合は、換気とともに外光を取り込むことがで
き、換気に加えて採光の面でも優れた換気装置を提供す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、角波板の山部
の頂部、谷部の底部又は斜面に形成した開口部に換気本
体を取りつけられるので角波板に最適な換気装置を提供
することができる。そして、開閉板の両面にはそれぞれ
操作部が形成され、一方の面に形成された操作部の先端
部は換気本体に形成された操作口から外部に突出してい
るので、側壁外側から換気口の開閉を操作できるととも
に、内側からは他方の面に形成された操作部を操作する
ことができ、側壁の両面から開閉板を操作することがで
きるので、操作する場所が限定されず操作性に優れると
ともに角波板の形状を利用して換気性に優れた換気装置
を提供することができる。
【0020】また、請求項2の発明によれば、換気本体
と開閉板とを透光性部材で形成した場合は換気とともに
外光を取り込むことができ、換気に加えて採光の面でも
優れた換気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる換気装置を適用したガレージの
斜視図
【図2】ガレージの側壁の頂部に形成した開口部に対し
換気本体を嵌合させた状態を示す横断面図
【図3】換気装置の構成を示す斜視図
【図4】(a)(b)(c)(d)は換気本体の構成を
示す平面図、側面図、底面図及び縦断面図
【図5】ガレージの側壁の頂部に形成した開口部に対し
換気本体を嵌合させた状態を示す横断面斜視図
【図6】(a)(b)(c)(d)は開閉板の構成を示
す平面図、側面図、底面図及び縦断面図
【図7】(a)(b)は作動状態を示す斜視図
【図8】換気装置の取り付けの他の例を示す側壁の横断
面図
【図9】換気装置の取り付けのさらに他の例を示す側壁
の横断面図
【符号の説明】 9 換気装置 10 換気本体 11 開閉板 12 換気口 13 操作口 21 換気口 23 操作部 24 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台形状の山部と谷部とを波形に連続させ
    てなる角波板の山部の頂部、谷部の底部又は斜面に開口
    部を形成し、該開口部に取りつける換気本体と、該本体
    に摺動自在に配置された開閉板とを有するとともに、以
    下の要件を備えたことを特徴とする換気装置。 (イ)上記換気本体には、1つの操作口と複数の換気口
    を所定間隔をもって形成したこと (ロ)上記開閉板には、上記換気口に対応して同一の間
    隔をもって換気口を形成するとともに、両面にはそれぞ
    れ操作部を形成し、一方の面に形成した操作部の先端部
    を上記操作口から外部に突出させたこと
  2. 【請求項2】 前記換気本体と開閉板とを透光性部材で
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の構造物にお
    ける換気窓。
JP7210013A 1995-07-26 1995-07-26 換気装置 Pending JPH0942726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210013A JPH0942726A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210013A JPH0942726A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 換気装置

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JPH0942726A true JPH0942726A (ja) 1997-02-14

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ID=16582388

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JP7210013A Pending JPH0942726A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 換気装置

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JP (1) JPH0942726A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225005A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Fumihiro Saito 住宅用防雨パネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012225005A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Fumihiro Saito 住宅用防雨パネル

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127