JPH0941857A - 杭孔掘削方法 - Google Patents

杭孔掘削方法

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Publication number
JPH0941857A
JPH0941857A JP12592596A JP12592596A JPH0941857A JP H0941857 A JPH0941857 A JP H0941857A JP 12592596 A JP12592596 A JP 12592596A JP 12592596 A JP12592596 A JP 12592596A JP H0941857 A JPH0941857 A JP H0941857A
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JP
Japan
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casing tube
earth
excavation
sand
pile hole
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Application number
JP12592596A
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English (en)
Inventor
Mamoru Ozaki
護 尾崎
Yoshizo Kitahara
芳三 北原
Atsufumi Hiyoudou
敦郁 兵藤
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大がかりな設備を必要とすることなく、大きな
杭孔を効率よく掘削できる杭孔掘削方法を得る。 【構成】杭孔aよりも小径のケーシングチューブをチュ
ービング機構により杭孔aの深さよりも所定量深く建て
込む。その後、複数の土砂取入れ孔28が外周に形成さ
れた多孔芯管26をケーシングチューブ内に挿入すると
共に、ケーシングチューブを引き抜く。多孔芯管26を
中心に旋回可能な、かつ、中心に向かって移動可能な掘
削具により掘削する掘削機構30を多孔芯管26に下降
可能に装着する。そして、掘削機構30を多孔芯管26
の外周に固定して掘削具により土砂を掻き寄せ、土砂取
入れ孔28から多孔芯管26内に取り入れた土砂を外部
に排出する。掘削機構30を多孔芯管26に沿って下降
させて再び外周に固定して掘削機構30により掘削し、
該掘削を杭孔aの深さに達するまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭孔を掘削する杭
孔掘削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、場所打ち杭工法としては、オ
ールケーシング工法、リバース工法、アースドリル工
法、深礎工法等が知られているが、山岳地帯等の交通が
不便な場所での橋梁基礎の築造や送電鉄塔の基礎築造等
において、特に、2mから4m程度の径の大きな杭孔を
掘削するような大型の掘削機械を必要とする場合、掘削
機械の搬入が困難であり、新たに機械搬入のための道路
を取り付けることは、自然破壊につながるという問題が
ある。
【0003】そこで、このような問題のある山岳地帯等
では、掘削箇所にやぐら等を組み、ライナープレート等
により孔壁の土留めをしながら人力により掘削をすると
共に、掘削した土砂をやぐらに取り付けたウインチのバ
ケットで外部に排出する深礎工法が用いられていた。一
方、深礎工法では、有毒ガスの噴出や酸素の欠乏するお
それがある地盤等において安全上の問題があり、また、
人力に頼らざるを得ないことから、掘削効率の向上にも
限界がある。
【0004】そこで、これを機械化したものとして、特
公昭56−37377号公報にあるように、下端に掘削
部材を、外周には土砂流入口を備えた排土用竪管を下降
させ、掘削部材により先進掘削し、土砂流入口は掘削地
盤と略同一レベルにする。油圧ジャッキによりアームの
先端に設けた掘削バケットを移動させて、地盤を掘削し
て、土砂を土砂流入口より排土用竪管内の排土用バケッ
トに投入し、排土用バケットを吊上げて外部に排出して
掘削する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の方法では、掘削バケットで掘削した後、排土用
竪管を掘削バケットと共に収納筒内に引き上げてから、
掘り下げた分に応じた新たなケーソン躯体を継ぎ足し
て、再び、排土用竪管により先進掘削した後、掘削バケ
ットにより掘削する。そのため、掘削バケットで連続的
に掘削することができず、作業効率の向上には限界があ
った。また、排土用竪管を支えるためにケーソン躯体を
必要とし、杭孔の大きさに応じた大きなケーソン躯体を
用いなければならず、設備が大がかりになるという問題
があった。
【0006】本発明の課題は、大がかりな設備を必要と
することなく、大きな杭孔を効率よく掘削できる杭孔掘
削方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するために次の方法を取った。
即ち、杭孔よりも小径のケーシングチューブをチュービ
ング機構により回転させながら押し込むと共に、前記ケ
ーシングチューブ内の土砂を排出し、前記ケーシングチ
ューブを前記杭孔の深さよりも所定量深く挿入し、該挿
入後、複数の土砂取入れ孔が外周に形成された多孔芯管
を前記ケーシングチューブ内に挿入すると共に、前記ケ
ーシングチューブを引き抜き、前記多孔芯管の中心に向
かって移動可能な掘削具により掘削する掘削機構を前記
多孔芯管の外周に装着し、前記掘削具により掘削して土
砂を前記中心に向かって掻き寄せ、前記土砂取入れ孔か
ら前記多孔芯管内に取り入れた土砂を外部に排出し、前
記掘削機構を前記多孔芯管に沿って下降させて再び掘削
し、該掘削を前記杭孔の深さに達するまで繰り返すこと
を特徴とする杭孔掘削方法がそれである。
【0008】また、複数の土砂取入れ孔が外周に形成さ
れ杭孔よりも小径のケーシングチューブをチュービング
機構により回転させながら押し込むと共に、前記ケーシ
ングチューブ内の土砂を排出して、前記ケーシングチュ
ーブを前記杭孔の深さよりも所定量深く挿入し、前記ケ
ーシングチューブの中心に向かって移動可能な掘削具に
より掘削する掘削機構を前記ケーシングチューブの外周
に装着し、前記掘削具により掘削して土砂を前記中心に
向かって掻き寄せ、前記土砂取入れ孔から前記ケーシン
グチューブ内に取り入れた土砂を外部に排出し、前記掘
削機構を前記ケーシングチューブに沿って下降させて再
び掘削し、該掘削を前記杭孔の深さに達するまで繰り返
すことを特徴とする杭孔掘削方法がそれである。
【0009】更に、前記多孔芯管内に吊下げたバケット
により前記土砂取入れ孔より取り入れられた土砂を前記
多孔芯管の外部に排出してもよく、あるいは、前記ケー
シングチューブ内に吊下げたバケットにより前記土砂取
入れ孔より取り入れられた土砂を前記ケーシングチュー
ブの外部に排出してもよい。
【0010】また、前記チュービング機構により前記ケ
ーシングチューブを回転させて前記掘削機構を回転し掘
削してもよく、あるいは、前記チュービング機構を載置
した架台の下に前記掘削機構を配置してから、前記ケー
シングチューブを前記チュービング機構に挿入すると共
に、前記掘削機構に挿入してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1はチュ
ービング機構で、昇降フレーム3を昇降する1組の昇降
シリンダ4を備え、昇降フレーム3の中央に取り付けら
れた取付台5に軸受け6の内輪7が固定されており、軸
受け6の外輪8にリング状の回転部材9が支持されてい
る。外輪8の外周には歯部10が形成されており、取付
台5に設けた油圧モータ11の回転軸に接続した駆動ギ
ヤ12と歯部10とが噛合され、油圧モータ11の回転
により回転部材9を回転する。
【0012】回転部材9の内周には、施工する杭孔より
も小径のケーシングチューブ14を挿通可能なテーパ孔
15が下方に向かって縮径して形成されている。回転部
材9の上方には、取付台5にブラケット16を介して取
り付けられたチャックシリンダ17により昇降されるチ
ャック台18が設けられており、チャック台18には、
ベアリング19を介して回転可能に連結リンク20が吊
下げられている。この連結リンク20には、楔部材21
が取り付けられ、テーパ孔15とケーシングチューブ1
4との間に楔部材21が挿入されている。
【0013】ケーシングチューブ14の先端には、掘削
ビット22が設けられており、ケーシングチューブ14
が回転部材9に挿入される。そして、チャックシリンダ
17が駆動されチャック台18を下降させると、ベアリ
ング19、連結リンク20を介して楔部材21がケーシ
ングチューブ14とテーパ孔15との間に挿入され、楔
部材21により回転部材9とケーシングチューブ14と
が締結される。
【0014】この状態から、油圧モータ11が駆動され
て、駆動ギヤ12、歯部10を介して回転部材9が回転
され、回転部材9の回転と共にケーシングチューブ14
が回転される。また、昇降シリンダ4を駆動して昇降フ
レーム3を下降させ、回転部材9、楔部材21を介して
ケーシングチューブ14を地中に押し込む。
【0015】よって、図3(イ)に示すように、ケーシ
ングチューブ14の先端の掘削ビット22により掘削さ
れて先進孔が形成され、ケーシングチューブ14が地中
に挿入される。尚、ケーシングチューブ14の回転は、
180度の往復回転運動でもよい。
【0016】そして、ケーシングチューブ14内の土砂
は、図示しないクレーン等により吊下げられたハンマグ
ラブ24等をケーシングチューブ14内に落下させ、ハ
ンマグラブ24により掴んだ土砂をケーシングチューブ
14の外部に排出する。転石等がある場合には、チゼル
ハンマー等により破砕する。
【0017】掘削が進むに従って、新たなケーシングチ
ューブ14が継ぎ足され、ケーシングチューブ14によ
る掘削深さが、図3(ロ)に示すように、杭孔の深さL
よりも所定量深くにまで達したときには、油圧モータ1
1の駆動を停止して、ケーシングチューブ14による掘
削を終了する。
【0018】ケーシングチューブ14による掘削を終了
し、ケーシングチューブ14内の土砂を排出した後は、
図3(ハ)に示すように、ケーシングチューブ14内に
クレーン等で吊下げた多孔芯管26を挿入する。多孔芯
管26は、ケーシングチューブ14により掘削した深さ
にまで挿入する。多孔芯管26には、その外周に多数の
土砂取入れ孔28が、地中に挿入される箇所に形成され
ている。土砂取入れ孔28は、土質等に応じて、形状、
大きさや設ける間隔、位置等を適宜決定すればよい。
【0019】多孔芯管26を挿入した後、図4(ニ)に
示すように、ケーシングチューブ14を図示しないクレ
ーン等により引き抜く。そして、図4(ホ)、(ヘ)に
示すように、チュービング機構1も図示しないクレーン
等により撤去する。これにより、地中に多孔芯管26が
残された状態となる。
【0020】次に、図5(ト)に示すように、多孔芯管
26に掘削機構30を装着する。掘削機構30は、図2
に示すように、多孔芯管26を挿入できる昇降筒32を
備え、昇降筒32には、多孔芯管26の外周を図示しな
いブレーキバンド、楔式のチャック、リンク等により把
持して、多孔芯管26に昇降筒32を固定・開放できる
着脱機構34が設けられている。
【0021】また、昇降筒32には、移動筒36が軸方
向に摺動可能に被せられており、昇降筒32と移動筒3
6とは、油圧シリンダ38により連結されている。移動
筒36には、旋回台40が軸中心の廻りに旋回可能に支
持されており、移動筒36に取り付けられた油圧モータ
41により旋回台40を旋回させることができる。
【0022】旋回台40には、先端に掘削具42,44
が取り付けられた一対の掘削アーム46,48が多孔芯
管26の軸方向と直交する支点軸50,52の廻りに揺
動可能に支持されている。そして、旋回台40に取り付
けられた油圧シリンダ54,56により、掘削アーム4
6,48が支点軸50,52の廻りに揺動される。一
方、昇降筒32には、図示しないウインチのワイヤ5
8,60が締結されており、ウインチにより昇降筒32
を昇降させる。
【0023】掘削機構30による掘削開始時には、図5
(ト)に示すように、杭孔aの径に応じたライナープレ
ートやセグメント等により、杭孔aの開口部の土留めを
施してもよい。そして、図5(チ)に示すように、油圧
シリンダ54,56を駆動して、掘削アーム46,48
を揺動させて杭孔aの径に応じて開き、次に、油圧シリ
ンダ38を駆動して移動筒36を1回の掘削深さに応じ
て押し下げる。
【0024】これにより、掘削具42,44が地中に押
し込まれ、油圧シリンダ54,56を駆動して掘削アー
ム46,48を多孔芯管26に向かって揺動させる。掘
削具42,44は支点軸50,52を中心とした弧を描
きながら多孔芯管26に向かって移動する。
【0025】従って、掘削具42,44により土砂が掘
削され、掘削された土砂は、掘削具42,44と共に多
孔芯管26の中心に向かって掻き寄せられる。掻き寄せ
られた土砂は、土砂取入れ孔28から多孔芯管26内に
取り入れられる。図2に示すように、多孔芯管26内に
は、予めクレーン等により吊下げられたバケット60が
挿入されており、土砂は、土砂取入れ孔28からバケッ
ト60に投入される。
【0026】掘削具42,44が多孔芯管26にまで移
動されると、油圧シリンダ54,56により掘削アーム
46,48を開く方向に揺動する。そして、油圧モータ
41を駆動して、旋回台40を所定角度旋回させてか
ら、再び前述したと同様に、油圧シリンダ54,56を
駆動して掘削具42,44を多孔芯管26に向かって移
動させ、土砂を掻き寄せる。土砂取入れ孔28からバケ
ット60に土砂を投入し、これを繰り返して、多孔芯管
26を中心として、杭孔aの径に応じて掘削する。
【0027】本実施例では、旋回台40を180度旋回
させて、円形に掘削すると、次に、油圧シリンダ38を
駆動して、1回の動作で掻き寄せることができる深さに
応じて移動筒36を押し下げる。そして、前述したと同
様に、掘削具42,44により土砂を掻き寄せ、土砂取
入れ孔28から多孔芯管26内に取り入れる。
【0028】昇降筒32に沿って移動筒36を摺動でき
るストロークの限界まで押し下げた後は、一旦油圧シリ
ンダ38を駆動して移動筒36を上昇させる。その後、
着脱機構34による多孔芯管26の把持を開放し、ワイ
ヤ58,60を繰り出して、掘削機構30全体を多孔芯
管26に沿って下降させる。
【0029】移動筒36のストローク量に応じた深さま
で下降させた後、再び着脱機構34により多孔芯管26
の外周に掘削機構30を固定する。そして、掘削具4
2,44を中心に向かって移動すると共に、旋回させて
土砂を掻き寄せる。また、油圧シリンダ38を駆動し
て、移動筒36を押し下げて掘削する。移動筒36のス
トロークの限界になったときには、掘削機構30全体を
多孔芯管26に沿って下降させ、これを繰り返して杭孔
aを掘削する。
【0030】その間に、バケット60が土砂で満杯にな
ったときには、掘削具42,44による土砂の掻き寄せ
を一旦停止して、バケット60をクレーンにより吊上げ
て、土砂を多孔芯管26の外部に排出する。排出した
後、再びバケット60を多孔芯管26内に挿入する。
【0031】また、図5(リ)に示すように、所定量掘
削した後、掘削機構30に取り付けたノズル62から、
杭孔aの側面にモルタル64を吹き付けて、土留めを施
す。尚、モルタル64の吹き付けに代えて、ライナープ
レートやセグメント等により土留めを施すようにしても
よい。
【0032】図5(ヌ)に示すように、土留めを施しな
がら杭孔aの深さLまで掘削する。多孔芯管26は、杭
孔aの深さLよりも所定量深く挿入されており、この深
く挿入する量は、掘削機構30の掘削反力等を考慮して
決定すればよい。土質等により、途中で、掘削時の反力
により多孔芯管26が不安定になるようであれば、杭孔
aの周囲に打設した杭66,68により多孔芯管26の
先端を支えるようにしてもよい。
【0033】また、掘削機構30には、図5(ヌ)に示
すように、一方の掘削具42に代えて、あるいは、両掘
削アーム46,48の間に、振動により掘削する油圧ブ
レーカや回転掘削具により掘削する回転掘削機等の掘削
機70を取り付けてもよい。これにより、岩盤を砕いて
から掘削具42,44により掻き寄せるようにしてもよ
い。
【0034】そして、杭孔aの深さLまで掘削すると、
掘削機構30を杭孔aの外に引き上げる。そして、図6
(ル)に示すように、杭孔aの底部を平坦となるように
さらう。次に、鉄筋かご72を杭孔aに挿入する。鉄筋
かご72を挿入する際には、多孔芯管26をガイドとし
て挿入するようにしてもよい。あるいは、多孔芯管26
に鉄筋かご組立治具を取り付け、鉄筋かご72を組立な
がら、杭孔aに挿入するようにしてもよい。図6(ヲ)
に示すように、鉄筋かご72を挿入した後、多孔芯管2
6を引き抜き、コンクリートを打設して杭の施工を終了
する。
【0035】このように、請求項1に対応した本実施例
の杭孔掘削方法は、チュービング機構1により杭孔aよ
りも小径のケーシングチューブ14を回転させながら押
し込んで建て込む。これにより、チュービング機構1は
杭孔径に比べ小型のものでよく、山岳地帯等の交通の不
便な場所での施工であっても、チュービング機構1の搬
送が容易となる。ケーシングチューブ14を建て込んだ
後は、チュービング機構1を撤去すれば、この後の作業
がやり易くなる。
【0036】ケーシングチューブ14を建て込んだ後、
ケーシングチューブ14内に多孔芯管26を挿入してか
ら、ケーシングチューブ14をクレーン等により引き抜
く。次に、掘削機構30を多孔芯管26に装着し、掘削
機構30を多孔芯管26の外周に固定する。そして、掘
削具42,44を中心に向かって移動し、また、多孔芯
管26を中心にして旋回させて、土砂を中心に掻き寄せ
る。この掘削時の反力は多孔芯管26が受ける。これに
より、多孔芯管26を中心として全周にわたって掘削さ
れ、ケーシングチューブ14径よりも大径の杭孔aを掘
削できる。掘削された土砂は、土砂取入れ孔28から多
孔芯管26内に取り入れられ、多孔芯管26内からバケ
ット60等により外部に排出される。
【0037】その後、掘削機構30と多孔芯管26との
固定を開放し、クレーンやウインチ等により掘削機構3
0を多孔芯管26に沿って下降させて多孔芯管26の外
周に再び固定する。続いて、掘削具42,44を中心に
向かって移動し、また、多孔芯管26を中心にして旋回
させて、土砂を中心に掻き寄せて掘削する。これを杭孔
aの深さになるまで繰り返して、杭孔aを掘削する。
【0038】掘削機構30により掘削した後、多孔芯管
26に沿って下降させて、これを繰り返して杭孔を所定
深さに掘削するので、掘削機構30は小型でよい。ま
た、多孔芯管26に沿って掘削機構30を下降させて、
杭孔aの径及び深さLまで掘削するので、連続的に掘削
を行え、作業効率が向上する。多孔芯管26は杭孔aの
深さよりも所定量深く挿入されているので、杭孔aの深
さに達するまで掘削機構30を下降させることができる
と共に、掘削時の反力を多孔芯管26により受けること
ができる。
【0039】次に、前述した実施例とは異なる第2実施
例について、図7によって説明する。山岳地等の傾斜面
に杭孔を掘削する場合には、図7(イ)に示すように、
傾斜面に応じて長さが異なる脚を有する架台100を杭
孔施工箇所に設置する。この架台100上にチュービン
グ機構1を載置し、架台100の下には掘削機構102
を配置する。
【0040】掘削機構102は前述した掘削機構30に
対して旋回台40、油圧モータ41を備えていない点で
異なるが、他は同じ構成のものであるので、以下、前述
したと同じ部材については、同一の番号によって説明す
る。尚、掘削機構102は前述した掘削機構30と同様
に旋回台40等を備えた同一のものでも実施可能であ
る。
【0041】この掘削機構102は自立できるように図
示しないワイヤ等により支える。あるいは、架台100
の下面に設けられた旋回ウインチ104からのワイヤ5
8,60により吊り下げるようにしてもよい。そして、
杭孔aよりも小径で、その外周に多数の土砂取入れ孔1
06が形成されたケーシングチューブ108をチュービ
ング機構1に挿入し、更に、掘削機構102にも挿入す
る。尚、本第2実施例のケーシングチューブ108は、
前述した第1実施例の多孔芯管26の先端に掘削ビット
を取り付けたものに相当し、第1実施例のケーシングチ
ューブ14と多孔芯管26との両方の働きをする。前述
したと同様に、チュービング機構1によりケーシングチ
ューブ108の外周を把持し、掘削機構102は、ケー
シングチューブ108が自由に回転できるように、着脱
機構34は開放状態とする。
【0042】また、ケーシングチューブ108の先端に
は掘削ビット110が設けられており、図7(ロ)に示
すように、チュービング機構1によりケーシングチュー
ブ108を回転させながら地中に押し込む。よって、掘
削ビット110により掘削されて先進孔が形成される。
【0043】ケーシングチューブ108内の土砂は、ハ
ンマグラブ24等を落下させ、ハンマグラブ24により
掴んだ土砂をケーシングチューブ108の外部に排出す
る。掘削が進むに従って、新たなケーシングチューブ1
08が継ぎ足され、掘削深さが、図7(ハ)に示すよう
に、杭孔の深さLよりも所定量深くにまで達したときに
は、ケーシングチューブ108による掘削を終了する。
【0044】ケーシングチューブ108内の土砂を排出
した後は、図7(ハ)に示すように、掘削機構102を
着脱機構34によりケーシングチューブ108に固定す
る。そして、油圧シリンダ54,56を駆動して、掘削
アーム46,48を揺動させて杭孔aの径に応じて開
き、油圧シリンダ38を駆動して移動筒36を1回の掘
削深さに応じて押し下げる。
【0045】これにより、掘削具42,44が地中に押
し込まれ、油圧シリンダ54,56を駆動して掘削アー
ム46,48をケーシングチューブ108に向かって揺
動させる。掘削具42,44は弧を描きながら多孔芯管
26に向かって移動し、掘削具42,44により土砂が
掘削され、掘削された土砂は、掘削具42,44と共に
ケーシングチューブ108の中心に向かって掻き寄せら
れる。
【0046】掻き寄せられた土砂は、土砂取入れ孔10
6からケーシングチューブ108内に取り入れられる。
図7(ハ)に示すように、ケーシングチューブ108内
には、予めクレーン等により吊下げられたバケット60
が挿入されており、土砂は、土砂取入れ孔106からバ
ケット60に投入される。
【0047】掘削具42,44がケーシングチューブ1
08にまで移動されると、油圧シリンダ54,56によ
り掘削アーム46,48を開く方向に揺動する。そし
て、チュービング機構1によりケーシングチューブ10
8を所定角度回転させてから、再び前述したと同様に、
油圧シリンダ54,56を駆動して掘削具42,44を
移動させ、土砂を掻き寄せる。
【0048】本第2実施例では、チュービング機構1に
よるケーシングチューブ108の回転で掘削機構102
を回転させている。円形に掘削すると、次に、油圧シリ
ンダ38を駆動して、1回の動作で掻き寄せることがで
きる深さに応じて移動筒36を押し下げる。そして、前
述したと同様に、掘削具42,44により土砂を掻き寄
せ、土砂取入れ孔106からケーシングチューブ108
内に取り入れる。
【0049】昇降筒32に沿って移動筒36を摺動でき
るストロークの限界まで押し下げた後は、一旦油圧シリ
ンダ38を駆動して移動筒36を上昇させる。その後、
着脱機構34によるケーシングチューブ108の把持を
開放し、ワイヤ58,60を繰り出して、掘削機構10
2全体をケーシングチューブ108に沿って下降させ
る。
【0050】尚、旋回ウインチ104、ワイヤ58,6
0を用いることなく、掘削機構102をケーシングチュ
ーブ108に沿って昇降させてもよい。例えば、掘削具
42,44をケーシングチューブ108に近づけ、立て
た状態で掘削先端面で自立させ、着脱機構34によるケ
ーシングチューブ108の把持を開放し、油圧シリンダ
38により昇降筒32を下降させてもよい。
【0051】移動筒36のストローク量に応じた深さま
で下降させた後、再び着脱機構34によりケーシングチ
ューブ108の外周に掘削機構102を固定する。そし
て、掘削具42,44を中心に向かって移動して掘削
し、これを繰り返して杭孔aを掘削する。また、前述し
た実施例と同様、杭孔aの側面にモルタル64を吹き付
けて、土留めを施す。
【0052】そして、杭孔aの深さLまで掘削すると、
掘削機構102を杭孔aの外に引き上げる。この後の工
程は前述した実施例と同じであり、杭孔aの底部を平坦
となるようにさらい、鉄筋かごを杭孔aに挿入する。ケ
ーシングチューブ108を引き抜き、コンクリートを打
設して杭の施工を終了する。
【0053】このように、請求項2に対応する本第2実
施例の杭孔掘削方法は、チュービング機構1により杭孔
aよりも小径のケーシングチューブ108を回転させな
がら押し込んで建て込む。これにより、チュービング機
構1は杭孔径に比べ小型のものでよく、山岳地帯等の交
通の不便な場所での施工であっても、チュービング機構
1の搬送が容易となる。
【0054】次に、掘削機構102をケーシングチュー
ブ108の外周に固定して、掘削具42,44を中心に
向かって移動し、また、ケーシングチューブ108を回
転させて、土砂を中心に掻き寄せる。この掘削時の反力
はケーシングチューブ108が受ける。
【0055】これにより、ケーシングチューブ108を
中心として全周にわたって掘削され、ケーシングチュー
ブ108径よりも大径の杭孔aを掘削できる。掘削され
た土砂は、土砂取入れ孔106からケーシングチューブ
108内に取り入れられ、ケーシングチューブ108内
からバケット60等により外部に排出される。
【0056】その後、掘削機構102とケーシングチュ
ーブ108との固定を開放し、クレーンやウインチ等に
より掘削機構102をケーシングチューブ108に沿っ
て下降させてケーシングチューブ108の外周に再び固
定する。続いて、掘削具42,44を中心に向かって移
動し、また、ケーシングチューブ108を回転させて、
土砂を中心に掻き寄せて掘削する。これを杭孔aの深さ
になるまで繰り返して、杭孔aを掘削する。
【0057】尚、この場合も、旋回ウインチ104、ワ
イヤ58,60を用いることなく、、掘削具42,44
をケーシングチューブ108に近づけ、立てた状態で掘
削先端面で自立させ、着脱機構34によるケーシングチ
ューブ108の把持を開放し、油圧シリンダ38により
昇降筒32を下降させてもよい。
【0058】掘削機構102により掘削した後、ケーシ
ングチューブ108に沿って下降させて、これを繰り返
して杭孔を所定深さに掘削するので、掘削機構102は
小型でよい。ケーシングチューブ108は杭孔aの深さ
よりも所定量深く挿入されているので、杭孔の深さに達
するまで掘削機構102を下降させることができると共
に、掘削時の反力をケーシングチューブ108により受
けることができる。
【0059】尚、本第2実施例では、ケーシングチュー
ブ108に土砂取入れ孔106を形成したが、土質によ
っては、ケーシングチューブ108を回転させて押し込
む際に、土砂取入れ孔106から土砂がケーシングチュ
ーブ108内に侵入する場合がある。その場合には、前
述した第1実施例の、ケーシングチューブ14を建て込
み、そのケーシングチューブ14内に多孔芯管26を挿
入する方法を用いればよい。
【0060】また、土砂取入れ孔28から取り入れた土
砂の排出は、クレーンで吊下げたバケット60に限ら
ず、バケットコンベア等を用いて多孔芯管26あるいは
ケーシングチューブ108の外部に排出するようにして
もよい。バケットコンベアを用いた場合には、排出を連
続的に行うことができ、掘削効率がより向上する。
【0061】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の杭孔掘削方
法は、杭孔の径よりも小径のケーシングチューブを建て
込むので、チュービング機構は小型でよく、山岳地帯等
の交通の不便な場所での施工であっても、チュービング
機構の搬送が容易となる。また、多孔芯管あるいはケー
シングチューブに沿って掘削機構を下降させて掘削する
ので、連続的に掘削を行え、作業効率が向上するという
効果を奏する。また、多孔芯管を用いた場合には、ケー
シングチューブによる掘削の際に土砂取入れ孔から土砂
が侵入するのを防止できる。土砂取入れ孔を形成したケ
ーシングチューブを用いた場合には、多孔芯管を用いた
場合より、工程が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の杭孔掘削方法に用いるチュービング機
構の一例を示す拡大断面図である。
【図2】本実施例の掘削機構の一例を示す拡大正面図で
ある。
【図3】本実施例のチュービング機構によるケーシング
チューブの建込み工程を示す説明図である。
【図4】本実施例のチュービング機構の撤去工程を示す
説明図である。
【図5】本実施例の掘削機構による掘削工程を示す説明
図である。
【図6】本実施例の鉄筋かごの挿入工程を示す説明図で
ある。
【図7】第2実施例のケーシングチューブの建込みと、
掘削機構による掘削の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1…チュービング機構 14,108…ケーシングチューブ 22,110…掘削ビット 24…ハンマグラブ 26…多孔芯管 28,106…土砂取入れ
孔 30,102…掘削機構 42,44…掘削具 60…バケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭孔よりも小径のケーシングチューブを
    チュービング機構により回転させながら押し込むと共
    に、前記ケーシングチューブ内の土砂を排出し、前記ケ
    ーシングチューブを前記杭孔の深さよりも所定量深く挿
    入し、 該挿入後、複数の土砂取入れ孔が外周に形成された多孔
    芯管を前記ケーシングチューブ内に挿入すると共に、前
    記ケーシングチューブを引き抜き、 前記多孔芯管の中心に向かって移動可能な掘削具により
    掘削する掘削機構を前記多孔芯管の外周に装着し、 前記掘削具により掘削して土砂を前記中心に向かって掻
    き寄せ、前記土砂取入れ孔から前記多孔芯管内に取り入
    れた土砂を外部に排出し、 前記掘削機構を前記多孔芯管に沿って下降させて再び掘
    削し、該掘削を前記杭孔の深さに達するまで繰り返すこ
    とを特徴とする杭孔掘削方法。
  2. 【請求項2】 複数の土砂取入れ孔が外周に形成され杭
    孔よりも小径のケーシングチューブをチュービング機構
    により回転させながら押し込むと共に、前記ケーシング
    チューブ内の土砂を排出して、前記ケーシングチューブ
    を前記杭孔の深さよりも所定量深く挿入し、 前記ケーシングチューブの中心に向かって移動可能な掘
    削具により掘削する掘削機構を前記ケーシングチューブ
    の外周に装着し、 前記掘削具により掘削して土砂を前記中心に向かって掻
    き寄せ、前記土砂取入れ孔から前記ケーシングチューブ
    内に取り入れた土砂を外部に排出し、 前記掘削機構を前記ケーシングチューブに沿って下降さ
    せて再び掘削し、該掘削を前記杭孔の深さに達するまで
    繰り返すことを特徴とする杭孔掘削方法。
  3. 【請求項3】 前記多孔芯管内に吊下げたバケットによ
    り前記土砂取入れ孔より取り入れられた土砂を前記多孔
    芯管の外部に排出することを特徴とする請求項1記載の
    杭孔掘削方法。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングチューブ内に吊下げたバ
    ケットにより前記土砂取入れ孔より取り入れられた土砂
    を前記ケーシングチューブの外部に排出することを特徴
    とする請求項2記載の杭孔掘削方法。
  5. 【請求項5】 前記チュービング機構により前記ケーシ
    ングチューブを回転させて前記掘削機構を回転し掘削す
    ることを特徴とする請求項2記載の杭孔掘削方法。
  6. 【請求項6】 前記チュービング機構を載置した架台の
    下に前記掘削機構を配置してから、前記ケーシングチュ
    ーブを前記チュービング機構に挿入すると共に、前記掘
    削機構に挿入することを特徴する請求項2記載の杭孔掘
    削方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5931222A (en) * 1995-11-30 1999-08-03 International Business Machines Coporation Adhesion promoting layer for bonding polymeric adhesive to metal and a heat sink assembly using same
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