JPH09416A - 衣服用ハンガー - Google Patents

衣服用ハンガー

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Publication number
JPH09416A
JPH09416A JP15730995A JP15730995A JPH09416A JP H09416 A JPH09416 A JP H09416A JP 15730995 A JP15730995 A JP 15730995A JP 15730995 A JP15730995 A JP 15730995A JP H09416 A JPH09416 A JP H09416A
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JP
Japan
Prior art keywords
hanger
hanging
hanging arm
paper material
hanger unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15730995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watanabe
嘉幸 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKUTEIBU KK
Original Assignee
AKUTEIBU KK
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Publication date
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Publication of JPH09416A publication Critical patent/JPH09416A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、衣服の吊り下げに使用される衣服
用ハンガーに関し、安価かつ廃棄処分が容易でゴミとし
ての最終処分にも好適な衣服用ハンガーの提供を目的と
する。 【構成】 倒立の略J字状とされた引掛部10の首元部
分から2本の吊し腕部12L,12Rが引掛部10と同
一平面上で左右対称に開かれ、引掛部10及び吊し腕部
12L,12Rを1枚の厚手な紙材又は積層された厚手
な紙材で一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服等の吊り下げに使
用されるハンガーにかかり、特に、これを紙材で形成
し、より安価に提供し、かつその廃棄処分も容易化する
ことが可能となるハンガーに関するものである。衣服等
を吊り下げるハンガーは衣料品の販売,クリーニングの
サービスなどを行う多くの業界や家庭内で多量に利用さ
れ、そして利用後は廃棄されることとなる。
【0002】
【従来の技術】ここで、従来より衣服用のハンガーは木
材,プラスチック材,ワイヤー材を用いて形成され、多
くの場合、プラスチック材以外のハンガーは手作業で製
造されているのが現状である。そして、前記の如く製造
された各種のハンガーは衣料品販売,衣服クリーニング
その他の業界で広く使用され、かつ一般家庭においても
使用される。
【0003】そして、使用に耐えなくなったもの,不要
となったものは直ちに廃棄され、その数は膨大なものと
なる。特に、ワイヤー材で形成されクリーニングのサー
ビスを行う業界において採用される簡易なハンガーは、
何度も使用されることなくその大部分がそのまま廃棄さ
れていまい、繰り返し使用されないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、例えばクリ
ーニングのサービスを行う業界などにおいて採用される
簡易なハンガーのように繰り返し使用されないものは、
その価格を引き下げることが近年要望されている。ま
た、この様なハンガーは何度も使用されることなく大部
分がそのまま廃棄されるので、廃棄処分の容易さも求め
られている。
【0005】さらに、ゴミとして最終処分する際には、
ゴミ処分場や環境問題をも考慮して簡単に廃棄処分出来
るよう要望されている。かくして、本発明は上記の事情
に鑑みて為されたものであり、その目的は、安価かつ廃
棄処分が容易でゴミとしての最終処分にも好適な衣服用
等のハンガーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1発明にかかるハンガーは図1のように構成さ
れており、第2発明にかかるハンガーは図2のように構
成されている。図1において第1発明にかかるハンガー
は、倒立の略J字状とされた引掛部10の首元部分から
2本の吊し腕部12L,12Rが引掛部10と同一平面
上で左右対称に開かれ、引掛部10及び吊し腕部12
L,12Rを1枚の厚手な紙材又は積層された厚手な紙
材で一体形成した、ことを特徴としている。
【0007】また図2において第2発明にかかるハンガ
ーは、倒立の略J字状とされた引掛部10の首元部分か
ら2本の吊し腕部12L,12Rが引掛部10と同一平
面上で曲線傾斜しながら左右対称に開かれ、吊し腕部1
2L,12Rの開き先端が丸められてから横渡棒部14
で連絡され、吊し腕部12L,12Rの中間部で引掛部
10の側に略T字状の浅い切り欠き16L,16Rが各
々設けられ、引掛部10,吊し腕部12L,12R及び
横渡棒部14を1枚の又は積層された厚手な紙材で一体
形成した、ことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、ハンガーが紙材で形成されている
ことから、材料費がワイヤー材よりきわめて低いものと
なる。さらに、手作業に頼ることなく簡単な構造の機器
等で大量に自動生産でき、かつ、梱包や運搬などの作業
上で取り扱いがきわめて容易となるので、人件費を従前
に比して著しく削減できる。
【0009】したがって、ワイヤー材が使用された従来
のものに比してその価格を大幅に引き下げることが可能
となる。また、不要となった場合は可燃性のゴミとして
廃棄でき、家庭内でも充分に焼却処分できる。さらに、
ゴミ処理場においては紙材が焼却炉の損耗を招きにく
く、プラスチック材のように有害な物質を発生させるこ
ともない。
【0010】さらに、カラー印刷を行って自由な色,デ
ザインなどを表現すれば、衣服を吊り下げて提示した際
に顧客を引きつける新たな効用も得られる。なお、紙材
としては例えば段ボール紙を複数枚に積層固定して形成
してあり、ワイシャツや下着の吊り下げのみならず背広
やスーツについても強度的に十分なものとなっている。
【0011】
【実施例】図1には第1実施例の構成が示されており、
同図において、倒立の略J字状とされた引掛部10の首
元部分から2本の吊し腕部12L,12Rが引掛部10
と同一平面上で左右対称へ直線状に開かれている。これ
ら引掛部10及び吊し腕部12L,12Rは紙材を打ち
抜いて一体形成され、全体としてハンガーユニット20
が形成されている。
【0012】そして、前記ハンガーユニット20を複数
枚に積層してそれらをそれぞれ接着等して固定し、厚手
な紙材となったものとして衣料用ハンガーを構成してあ
る。ここで、その紙材としては段ボール紙なども使用で
き、その厚さは5ミリメートル乃至10ミリメートル程
度とするのが好ましいものである。さらに、引掛部10
の首元部分にはカラーでデザインを印刷等しても構わな
いものである。
【0013】これは業者の表記を印刷で行ったものでも
良く、またこれに代えて簡易にスタンプにより表記して
も構わないものである。また、吊し腕部12L、12R
の端部にはクリップ13L、13Rが各々設けられてい
る。きわめて軽量な物を吊り下げる場合等、クリップ1
3L、13Rを紙材あるいは可燃性の竹材、木材によっ
て形成する。
【0014】その場合、クリップ13L、13Rも引掛
部10及び吊し腕部12L、12Rとともに積層され、
接着固定された厚手の紙材で一体形成するものとなる。
しかし、このクリップ13L、13Rにプラスチック
製、金属製のものを使用する場合には、そのクリップ1
3L、13Rを吊し腕部12L、12Rの端部に着脱可
能に取り付けるものとなる。
【0015】しかして、この様に簡単に着脱できるよう
に構成すれば、廃棄するときにその部分だけ外せば分別
ゴミ処理(可燃性のゴミと不燃性のゴミとの分別)に対
応できる。また、前記クリップ13L、13Rとしては
廃棄や焼却が紙材と同様に容易な竹製、木製のものを使
用すれば、強固な強度を有して容易な廃棄処分に対応で
きる。
【0016】ここで、引掛部10、吊し腕部12L、1
2R(及びクリップ13L、13R)を備えたハンガー
ユニット20は、1枚の厚紙や段ボール紙を単に打ち抜
くことで製造できる。この場合、予めハンガーユニット
20用の打ち抜き金型を用意しておき、この金型を用い
て打ち抜けば簡単に、かつ大量にハンガーが製造できる
こととなる。
【0017】しかして、1枚のハンガーユニット20で
は吊り下げ強度等が不足する故、必要な枚数に重ね、そ
して接着等固定する。この場合、それら同士を接着剤等
で接着したりするほか、テープで束ねたり、あるいはハ
トメしたりして積層品としても良い。ただし、少なくと
も紙製ハンガーの製品が完成するまでの工程を完全に自
動化させることが好適であり、梱包までの工程も自動化
すれば、製造工場をほぼ無人化できる。
【0018】なお、吊し腕部12L、12Rは背広、ワ
イシャツなどの肩部分を内側から支持し、クリップ13
L、13Rでズボン、スカート、ネクタイ、ベルトなど
を吊り下げる。図2には第2実施例の構成が示されてお
り、同図において、倒立の略J字状とされた引掛部10
の基端部分(首元部分)から2本の吊し腕部12L,1
2Rが引掛部10と同一平面上で曲線傾斜しながら左右
対称に開かれている。
【0019】この吊し腕部12L,12Rの開き先端は
丸められてから横渡棒部14で連絡され、吊し腕部12
L,12Rの中間部で引掛部10の側には略T字状の浅
い切り欠き16L,16Rが各々設けられている。それ
ら引掛部10,吊し腕部12L,12R及び横渡棒部1
4が1枚の紙材で一体形成されてハンガーユニット20
とされ、該ハンガーユニット20を複数枚積層し、接着
等固定して厚手となった紙材で衣料用ハンガーが構成さ
れる。
【0020】なお、吊し腕部12L、12Rは背広、ワ
イシャツなどの肩部分をほぼその曲線に沿って内側から
支持する。さらに、横渡棒部14でズボン、スカート、
ネクタイ、ベルトなどを吊り下げる。そして切り欠き1
6L、16Rには、女性用下着の肩紐のように衣類の帯
体が引掛けられる。
【0021】以上のように本発明の適用されたハンガー
が紙材で形成されていることから、材料費がワイヤー材
より大幅に安価に出来、また、手作業に頼ることなく大
量に自動生産することもできる。しかも、梱包の工程ま
で自動化でき、さらに、軽量であるため運搬その他の作
業上で取り扱いがきわめて容易となる。
【0022】このため、簡易ハンガーの製品価格をワイ
ヤー製等のものに比して大幅に引き下げることが可能と
なる。また、不要となった場合は可燃性のゴミとして簡
単に廃棄でき、あるいは、家庭内でも簡単に焼却するこ
とができる。そして、ゴミ処理場においては当該紙材が
焼却炉の損耗を招きにくく、プラスチック材のように有
害な物質を発生させることがない。したがって、社会的
なコストも低く、公害問題を招かない。
【0023】さらに、カラー印刷を行って自由な色,デ
ザインなどを表現することで、衣服を吊り下げて提示し
た際に顧客を引きつける新たな効用を得ることも可能と
なる。また、印刷やスタンプで業者表示も行えることと
なる。なお、ワイシャツや下着のように軽量なものの吊
り下げには強度的に十分であるが、吊り下げ強度が不足
する場合は、必要な個数を重ねて使用することもでき
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ンガーが紙材で形成されているので、その価格を大幅に
引き下げることが可能となる。また、不要となった場合
は処分がきわめて容易で、最終処分の社会的なコストも
低く、公害問題を招くことがない。
【0025】さらに、カラー印刷により自由な色,デザ
インなどを表現して顧客を引きつける効用も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成説明図である。
【図2】第2実施例の構成説明図である。
【符号の説明】
10引掛部 12L吊し腕部 12R吊し腕部 13L クリップ 13R クリップ 14横渡棒部 16L切り欠き 16R切り欠き 20 ハンガーユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倒立の略J字状をなす引掛部(10)
    と、 該引掛部(10)の基端元部分から引掛部(10)と同
    一平面上で左右対称に開いた2本の吊し腕部(12L,
    12R)と、 からハンガーユニット(20)が形成されてなり、 該ハンガーユニット(20)は、紙材を打ち抜いて引掛
    部(10)と吊し腕部(12L,12R)とが一体成形
    され、 該ハンガーユニット(20)を複数枚積層固定して形成
    したことを特徴とする衣服用ハンガー。
  2. 【請求項2】 倒立の略J字状とされた引掛部(10)
    と、 該引掛部(10)の基端部分から引掛部(10)と同一
    平面上で曲線傾斜しながら左右対称に開かれた2本の吊
    し腕部(12L,12R)と、 吊し腕部(12L,12R)の丸められた開き先端から
    連結された横渡棒部(14)と、 吊し腕部(12L,12R)の中間部で引掛部(10)
    の側に各々設けられた略T字状の浅い切り欠き(16
    L,16R)と、 からハンガーユニット(20)が形成されてなり、 該ハンガーユニット(20)は、紙材を打ち抜いて引掛
    部(10)と吊し腕部(12L,12R)と横渡棒部
    (14)とが一体成形され、該ハンガーユニット(2
    0)を複数枚積層固定して形成したことを特徴とする衣
    服用ハンガー。
JP15730995A 1995-06-23 1995-06-23 衣服用ハンガー Pending JPH09416A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI623971B (zh) * 2012-07-18 2018-05-11 Lintec Corp Sheet sticking device and method for preventing enlargement of the device
US10369115B2 (en) 2013-08-23 2019-08-06 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Ltd. Cataplasm and method for producing the same
JP2023135996A (ja) * 2022-03-16 2023-09-29 王子ホールディングス株式会社 合紙及び該合紙を加工して得られる紙加工品

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