JPH0940714A - アミノアルコキシシラン - Google Patents

アミノアルコキシシラン

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JPH0940714A
JPH0940714A JP7192793A JP19279395A JPH0940714A JP H0940714 A JPH0940714 A JP H0940714A JP 7192793 A JP7192793 A JP 7192793A JP 19279395 A JP19279395 A JP 19279395A JP H0940714 A JPH0940714 A JP H0940714A
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JP
Japan
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group
dimethoxysilane
component
iso
synthesis
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JP7192793A
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English (en)
Inventor
Shigeru Igai
滋 猪飼
Hiromichi Ikeuchi
博通 池内
Jun Yamashita
純 山下
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(1)又は式(2)で表されるアミノアル
コキシシラン。 R1 n Si(OR2)3-n(NR3R4) (1) R1 n Si(OR2)3-nR5 (2) (但し、R1はメチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-
プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、シクロペンチ
ル基及びシクロヘキシル基からなる群から選ばれた炭化
水素基を示し、R2、R3及びR4は炭素数 1〜8 の炭化水素
基を示し、R5は環状アミノ基を示し、n は0 又は1 であ
る。) 【効果】 本発明の新規な有機ケイ素化合物は、高活性
で高立体規則性のα−オレフィン重合触媒成分として有
用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高立体規則性α−
オレフィンの単独重合体、あるいは他のα−オレフィン
と共重合体を製造する重合触媒成分として有用な新規な
シラン化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、α−オレフィンを重合するため
に、マグネシウム、チタン、ハロゲン元素、及び電子供
与体を必須とする触媒固体成分、周期律表 I〜 III族金
属の有機金属化合物、及び第三成分としての電子供与体
からなる担持型高活性触媒系が、特開昭57-63310号公
報、特開昭58-83016号公報、特開昭59-58010号公報、特
開昭60-44507号公報などに数多く提案されている。さら
に、特開昭62-11705号公報、特開昭63- 258907号公報、
特開平2-84404 号公報、特開平4-202505号公報、特開平
4-370103号公報などには、第三成分として特定の有機ケ
イ素化合物を用いることを特徴とする重合触媒が開示さ
れている。
【0003】また、特開平7-109304号公報及び特開平7-
118320号公報には、t-ブチル基又はテキシル基、かつ、
2 級又は 3級アミノ基を有するアミノシランを第三成分
としての電子供与体として用いた重合触媒、または同シ
ランで固体触媒成分を処理した重合触媒が開示されてい
る。しかし、上記の触媒系は、重合活性や得られるα−
オレフィンの立体規則性が必ずしも充分でなく改良が望
まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高立
体規則性α−オレフィン重合体の触媒成分として有用な
新規な有機ケイ素化合物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(1)又は
式(2)で表されるアミノアルコキシシラン R1 n Si(OR2)3-n(NR3R4) (1) R1 n Si(OR2)3-nR5 (2) (但し、R1はメチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-
プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、シクロペンチ
ル基及びシクロヘキシル基からなる群から選ばれた炭化
水素基を示し、R2、R3及びR4は炭素数 1〜8 の炭化水素
基を示し、R5は環状アミノ基を示し、n は0 又は1 であ
る。)を提供する。
【0006】式(1)又は式(2)中の R1 は、メチル
基、エチル基、n-プロピル基、iso-プロピル基、n-ブチ
ル基、iso-ブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキ
シル基からなる群から選ばれた炭化水素基である。
【0007】R2、R3及びR4は、炭素数 1〜8 の炭化水素
基である。好ましくは、炭素数 1〜8 の不飽和あるいは
飽和脂肪族炭化水素基であり、特に好ましくは、炭素数
1〜4 の不飽和あるいは飽和脂肪族炭化水素基である。
具体例としてはメチル基、エチル基、n-プロピル基、is
o-プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、t-ブチル
基、n-ペンチル基、n-アミル基、n-ヘキシル基、イソア
ミル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、フェニ
ル基、オクチル基などが挙げられる。
【0008】R2として好ましいのは、メチル基、エチル
基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、t-ブ
チル基などが挙げられる。R3及びR4として好ましいの
は、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル
基、n-ブチル基、t-ブチル基などが挙げられる。R3及び
R4が同じであっても異なっていてもよい。
【0009】R5として好ましい環状アミノ基としては、
第二級環状アミン化合物から誘導されるものが挙げられ
る。
【0010】第二級環状アミン化合物としては、ピロリ
ジン化合物、ピロール化合物、ピロリン化合物、ピペリ
ジン化合物、ピリジン化合物、インドリン化合物、イン
ドール化合物、キノリン化合物、カルバゾール化合物、
エチレンイミン化合物、ヘキサメチレンイミン化合物な
ど及びそれらの誘導体が挙げられる。
【0011】上記の第二級環状アミン化合物の中でも、
ピペリジン(Piperidine)、ピロリジン(Pyrrolidine
)、ヘキサメチレンイミンが好適である。
【0012】nは0 又は1 であるが、 1がより好まし
い。
【0013】式(1)であらわされるジアルキルアミノ
アルコキシシランの具体的な化合物としては、エチル
(ジエチルアミノ)ジメトキシシラン(EDEADMS) 、n-プ
ロピル(ジエチルアミノ)ジメトキシシラン(NPDEADM
S)、iso-プロピル(ジエチルアミノ)ジメトキシシラン
(IPDEADMS)、n-ブチル(ジエチルアミノ)ジメトキシシ
ラン(NBDEADMS)、iso-ブチル(ジエチルアミノ)ジメト
キシシラン(IBDEADMS)、シクロペンチル(ジエチルアミ
ノ)ジメトキシシラン(CPDEADMS)、シクロヘキシル(ジ
エチルアミノ)ジメトキシシラン(CHDEADMS)、などが挙
げられる。
【0014】また、メチル(ジメチルアミノ)ジメトキ
シシラン(MDMADMS) 、メチル(ジエチルアミノ)ジメト
キシシラン(MDEADMS) 、メチル(ジn-プロピルアミノ)
ジメトキシシラン(MDNPADMS)、メチル(イソプロピルア
ミノ)ジメトキシシラン(MDIPADMS)などが挙げられる。
【0015】また、iso-プロピル(ジメチルアミノ)ジ
メトキシシラン、iso-プロピル(メチルエチルアミノ)
ジメトキシシラン、iso-プロピル(メチルプロピルアミ
ノ)ジメトキシシラン、iso-プロピル(ジプロピルアミ
ノ)ジメトキシシラン、iso-プロピル(プロピルエチル
アミノ)ジメトキシシラン、iso-ブチル(ジメチルアミ
ノ)ジメトキシシラン、iso-ブチル(メチルエチルアミ
ノ)ジメトキシシラン、iso-ブチル(ジエチルアミノ)
ジメトキシシラン、iso-ブチル(ジプロピルアミノ)ジ
メトキシシラン、シクロペンチル(ジメチルアミノ)ジ
メトキシシラン、シクロペンチル(メチルエチルアミ
ノ)ジメトキシシラン、シクロペンチル(ジプロピルア
ミノ)ジメトキシシラン、シクロヘキシル(ジメチルア
ミノ)ジメトキシシラン、シクロヘキシル(メチルエチ
ルアミノ)ジメトキシシラン、シクロヘキシル(ジプロ
ピルアミノ)ジメトキシシランなどが挙げられる。
【0016】本発明のジアルキルアミノアルコキシシラ
ンは、例えば、以下の方法で合成できる。 (1)ジアルキルアミンとブチルリチウムとを反応させて
得たリチウムアミドをアルキルトリアルコキシシランと
反応させる方法。 (2)アルキルトリメトキシシランをジエチルアミノマグ
ネシウムクロリドジエチルエーテルなどのグリニヤール
試薬と反応させる方法。
【0017】式(2)であらわされる環状アミノアルコ
キシシランの具体的な化合物としては、 メチル(ピロ
リジノ)ジメトキシシラン(MPYRDMS) 、メチル(ピペリ
ジノ)ジメトキシシラン(MPIPDMS) 、メチル(ヘキサメ
チレンイミノ)ジメトキシシラン(MHMIDMS) 、メチル
(2-メチルピペリジノ)ジメトキシシラン(M2MPIPDM
S)、メチル(3-メチルピペリジノ)ジメトキシシラン(M
3MPIPDMS) 、メチル(4-メチルピペリジノ)ジメトキシ
シラン(M4MPIPDMS) 、メチル(2,6-ジメチルピペリジ
ノ)ジメトキシシラン(M26DMPIPDMS) 、メチル(3,5-ジ
メチルピペリジノ)ジメトキシシラン(M35DMPIPDMS)
【0018】エチル(ピペリジノ)ジメトキシシラン(E
PIPDMS) 、n-プロピル(ピペリジノ)ジメトキシシラン
(NPPIPDMS)、iso-プロピル(ピペリジノ)ジメトキシシ
ラン(IPPIPDMS)、n-ブチル(ピペリジノ)ジメトキシシ
ラン(NBPIPDMS)、iso-ブチル(ピペリジノ)ジメトキシ
シラン(IBPIPDMS)、シクロペンチル(ピペリジノ)ジメ
トキシシラン(CPPIPDMS)、シクロヘキシル(ピペリジ
ノ)ジメトキシシラン(CHPIPDMS)
【0019】本発明の環状アミノアルコキシシランは、
例えば、第二級環状アミン化合物と、ハロゲン化ケイ素
化合物あるいはSi-O結合含有ケイ素化合物との反応によ
って、容易に得ることができる。
【0020】ハロゲン化ケイ素化合物としては、MeSi(O
Me)2X 、EtSi(OMe)2X 、PrSi(OMe)2X 、Si(OMe)3X (式
中、X はハロゲン原子を示す)などが挙げられる。Si-O
結合含有ケイ素化合物としては、MeSi(OMe)3、EtSi(OM
e)3、PrSi(OMe)3、Si(OMe)4などが挙げられる。
【0021】本発明の有機ケイ素化合物は、α−オレフ
ィンの担持型重合触媒の成分として有効に用いることが
できる。すなわち、成分〔A〕としてマグネシウム、チ
タン、ハロゲン及び電子供与体を必須とする触媒固体成
分、成分〔B〕として有機アルミニウム化合物成分、及
び成分〔C〕として式(1)で表されるジアルキルアミ
ノアルコキシシランからなる触媒系は、高活性で高立体
規則性ポリマーを製造する重合触媒である。
【0022】成分〔A〕は、マグネシウム、チタン、ハ
ロゲン元素、及び電子供与体を必須とする触媒固体成分
である。代表的な製造方法として、 (1)塩化マグネシウ
ムなどのマグネシウム化合物、電子供与体、及びTiCl4
などのハロゲン化チタン化合物を共粉砕する方法、 (2)
溶媒にマグネシウム化合物及び電子供与体を溶解し、こ
の溶液にハロゲン化チタン化合物を添加して触媒固体を
析出させる方法などが挙げられる。
【0023】成分〔B〕の有機アルミニウム化合物とし
ては、アルキルアルミニウム、ハロゲノアルキルアルミ
ニウムなどが使用できるが、アルキルアルミニウムが好
ましい。特に好ましいのはトリアルキルアルミニウムで
あり、具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリ
エチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ト
リヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウムな
どが挙げられる。前記有機アルミニウム化合物類はいず
れも混合物としても使用することができる。また、アル
キルアルミニウムと水との反応によって得られるポリア
ルミノキサンも同様に使用することができる。
【0024】α−オレフィンの重合には、水素などの連
鎖移動剤を使用することができる。所望の立体規則性
(H.I.)及び溶融流動性(M.F.R.)を有するα−オレフィン
重合体を製造するための水素の使用量は、重合方法及び
重合条件によって、適宜決定することができるが、通
常、 0.2〜10kg/cm2の範囲である。
【0025】α−オレフィンとしては、プロピレン、1-
ブテン、1-ヘキセン、4-メチルペンテン-1、1-オクテン
などが挙げられる。本発明においては、上記α−オレフ
ィンの単独または共重合を行うことができ、さらに上記
α−オレフィンとエチレンとの共重合を行うことができ
る。また、本発明においては、プロピレンを単独重合さ
せ、ついでエチレン又はエチレンとプロピレンとの混合
物を上記単独重合体の存在下に共重合させて、プロピレ
ンのブロック共重合体を製造することができる。
【0026】重合法としては、ヘキサン、ヘプタン等の
無極性溶媒を使用するスラリー重合法、モノマーを気体
状態で触媒と接触させる気相重合法、あるいは液体状態
のモノマーを溶媒としてその中で重合させるバルク重合
法等が採用できる。
【0027】また、オレフィンを前記の各種重合方法に
従って予備重合してから、本重合を行うことが好まし
い。予備重合は、本重合を行う前に、予め触媒固体成分
〔A〕を、有機アルミニウム化合物成分〔B〕及び有機
ケイ素化合物成分〔C〕を接触処理し、固体の洗浄によ
って接触処理固体を調製することができる。さらに、触
媒固体成分〔A〕又は前記の接触処理固体を用いて、有
機アルミニウム化合物成分〔B〕及び有機ケイ素化合物
成分〔C〕の存在下、限定された量のα−オレフィンを
予備重合することもできる。接触処理固体を用いる場合
は、予備重合において有機ケイ素化合物成分〔C〕を省
くことができる。これらの接触処理固体、予備重合固
体、あるいは予備重合の後に固体を洗浄したものを本重
合に用いることによって、触媒固体当たりの重合活性及
びポリマーの立体規則性を向上させることができる。
【0028】本発明における予備重合は、気相法、スラ
リー法、塊状法などで行うことができる。予備重合にお
いて得られた固体は分離してから本重合に用いる、ある
いは、分離せずに本重合を続けて行うことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の新規な有機ケイ素化合物は、高
活性で高立体規則性のα−オレフィン重合触媒成分とし
て有用である。
【0030】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。α−オレ
フィンの重合の実施例において、「重合活性」とは、触
媒固体成分1g当たりの生成ポリマーの収量(g) である。
溶融流動性(M.F.R.)は ASTM D-1238に従って測定した 2
30℃、2.16kgの荷重下、10分間の溶融重合体の重量(g)
を表す。
【0031】融点、結晶化温度は、DSC (セイコー電
子工業製 SSC-5200 DSC-220C)を用いて測定した。測定
方法は、室温から 230℃まで10℃/min. の速度で昇温
し、そのまま 5分間保持したのちに 230℃から40℃まで
5℃/ 分の速度での降温し、その後更に、40℃から 230
℃まで10℃/min. の速度で昇温し、融点を測定した。
【0032】実施例1 メチルジエチルアミノジメトキシシラン(MDEADMS)の合
成 (リチウムアミドを用いた合成方法)滴下ロートを備え
たガラスフィルター付きフラスコ( 容量400ml)内にスタ
ーラーピースを入れ、真空ポンプを用いて、フラスコ内
を窒素置換した後、ジエチルアミン8.3ml(0.08mol)と蒸
留・脱水n−ヘプタン80mlを入れた。滴下ロートには1.
63mol/l のブチルリチウムヘキサン溶液49.1mlを入れ、
氷冷下でフラスコ内にゆっくりと滴下した後、室温にて
1時間攪拌を行った。その後、氷冷下でメチルトリメト
キシシラン15.3ml(0.08mol) をゆっくりと滴下した後、
室温にて12時間攪拌を行った。目的物が充分に生成して
いるのを確認した後に、ガラスフィルターで沈殿物を濾
過した。ろ液中のn-ヘプタンを減圧下で充分留去し、生
成物の 1次蒸留及び 2次蒸留を行い、目的物を得た。
【0033】目的物の沸点は55℃/21mmHgであり、GC
純度は97.6%であった。また、1H-NMRのassignmentは以
下の通りである。
【0034】
【化1】
【0035】実施例2 メチルジエチルアミノジメトキシシラン(MDEADMS)の合
成 (グリニャール試薬を用いた合成方法)滴下ロートを備
えたガラスフィルター付きフラスコ( 容量400ml)内にス
ターラーピースを入れ、真空ポンプを用いて、フラスコ
内を窒素置換した後、メチルトリメトキシシラン15.3ml
(0.08mol) とジエチルエーテル80mlを入れた。滴下ロー
トには2mol/lのジエチルアミノマグネシウムクロリドジ
エチルエーテル溶液40mlを入れた。(ジエチルアミノマ
グネシウムクロリドジエチルエーテル溶液は、アルキル
マグネシウムクロリドジエチルエーテル溶液にジエチル
アミンを滴下して合成した。)氷冷下でジエチルアミノ
マグネシウムクロリドジエチルエーテル溶液をフラスコ
内にゆっくりと滴下した後、室温にて12時間攪拌を行
った。目的物が充分に生成しているのを確認した後に、
ガラスフィルターで沈殿物を濾過し、ろ液を蒸留精製し
て目的物を得た。
【0036】実施例3 エチルジエチルアミノジメトキシシラン(EDEADMS )の
合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにエチルトリメトキシシランを用いた以外は同様
の方法で合成した。目的物の沸点は65.5℃/20mmHgであ
り、GC純度は96.3%であった。また、1H-NMRのassign
mentは以下の通りである。
【0037】
【化2】
【0038】実施例4 n-プロピルジエチルアミノジメトキシシラン(NPDEADM
S)の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにn-プロピルトリメトキシシランを用いた以外は
同様の方法で合成した。目的物の沸点は69.5℃/15mmHg
であり、GC純度は97.6%であった。また、1H-NMRのas
signmentは以下の通りである。
【0039】
【化3】
【0040】実施例5 iso-プロピルジエチルアミノジメトキシシラン(IPDEAD
MS)の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにイソプロピルトリメトキシシランを用いた以外
は同様の方法で合成した。目的物の沸点は72.0℃/15mm
Hgであり、GC純度は99.4%であった。また、1H-NMRの
assignmentは以下の通りである。
【0041】
【化4】
【0042】実施例6 n-ブチルジエチルアミノジメトキシシラン(NBDEADMS)
の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにn-ブチルトリメトキシシランを用いた以外は同
様の方法で合成した。目的物の沸点は86.0℃/5mmHg で
あり、GC純度は98.2%であった。また、1H-NMRのassi
gnmentは以下の通りである。
【0043】
【化5】
【0044】実施例7 iso-ブチルジエチルアミノジメトキシシラン(IBDEADM
S)の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにiso-ブチルトリメトキシシランを用いた以外は
同様の方法で合成した。目的物の沸点は88.0℃/16mmHg
であり、GC純度は98.2%であった。また、1H-NMRのas
signmentは以下の通りである。
【0045】
【化6】
【0046】実施例8 シクロペンチルジエチルアミノジメトキシシラン(CPDE
ADMS)の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにシクロペンチルトリメトキシシランを用いた以
外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は67.9℃/4m
mHg であり、GC純度は99.4%であった。また、1H-NMR
のassignmentは以下の通りである。
【0047】
【化7】
【0048】実施例9 シクロヘキシルジエチルアミノジメトキシシラン(CHDE
ADMS)の合成 実施例1及び2において、メチルトリメトキシシランの
代わりにシクロヘキシルトリメトキシシランを用いた以
外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は84.0℃/5m
mHg であり、GC純度は97.6%であった。また、1H-NMR
のassignmentは以下の通りである。
【0049】
【化8】
【0050】実施例10 メチルピペリジノジメトキシシラン(=MPIPDM
S)の合成 (リチウムアミドを用いた合成方法)滴下ロートを備え
たガラスフィルター付きフラスコ( 容量400ml)内にスタ
ーラーピースを入れ、真空ポンプを用いて、フラスコ内
を窒素置換した後、ピペリジン8.3ml(0.08mol)と蒸留・
脱水n−ヘプタン80mlを入れた。滴下ロートには1.63mo
l/l のブチルリチウムヘキサン溶液49.1mlを入れ、氷冷
下でフラスコ内にゆっくりと滴下した後、室温にて1時
間攪拌を行った。その後、氷冷下でメチルトリメトキシ
シラン15.3ml(0.08mol) をゆっくりと滴下した後、室温
にて12時間攪拌を行った。目的物が充分に生成してい
るのを確認した後に、ガラスフィルターで沈殿物を濾過
した。ろ液中のn−ヘプタンを減圧下で充分留去し、生
成物の1次蒸留及び2次蒸留を行い、目的物を得た。目
的物の沸点は77.8℃/19mmHgであり、GC純
度は97.0%であった。また、1 H−NMRのass
ignmentは以下の通りである。
【0051】
【化9】
【0052】実施例11 メチルピペリジノジメトキシシラン(=MPIPDM
S)の合成 (グリニャール試薬を用いた合成方法)滴下ロートを備
えたガラスフィルター付きフラスコ( 容量400ml)内にス
ターラーピースを入れ、真空ポンプを用いて、フラスコ
内を窒素置換した後、メチルトリメトキシシラン15.3ml
(0.08mol) とジエチルエーテル80mlを入れた。滴下ロー
トには2mol/lのピペリジノマグネシウムクロリドジエチ
ルエーテル溶液40mlを入れた。(ピペリジノマグネシウ
ムクロリドジエチルエーテル溶液はアルキルマグネシウ
ムクロリドジエチルエーテル溶液にピペリジンを滴下し
て合成した。)氷冷下でピペリジノマグネシウムクロリ
ドジエチルエーテル溶液をフラスコ内にゆっくりと滴下
した後、室温にて12時間攪拌を行った。目的物が充分
に生成しているのを確認した後に、ガラスフィルターで
沈殿物を濾過し、ろ液を蒸留精製して目的物を得た。
【0053】実施例12 エチルピペリジノジメトキシシラン(=EPIPDM
S)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにエチルトリメトキシシランを用いた以外は
同様の方法で合成した。目的物の沸点は91.0℃/1
7mmHgであり、GC純度は97.6%であった。ま
た、1 H−NMRのassignmentは以下の通り
である。
【0054】
【化10】
【0055】実施例13 n−プロピルピペリジノジメトキシシラン(=NPPI
PDMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにn−プロピルトリメトキシシランを用いた
以外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は106.
6℃/19mmHgであり、GC純度は98.7%であ
った。 また、 1 H−NMRのassignmentは
以下の通りである。
【0056】
【化11】
【0057】実施例14 イソプロピルピペリジノジメトキシシラン(=IPPI
PDMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにイソプロピルトリメトキシシランを用いた
以外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は77.0
℃/15mmHgであり、GC純度は96.8%であっ
た。また、1 H−NMRのassignmentは以下
の通りである。
【0058】
【化12】
【0059】実施例15 n−ブチルピペリジノジメトキシシラン(=NBPIP
DMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにn−ブチルトリメトキシシランを用いた以
外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は77.0℃
/3mmHgであり、GC純度は97.9%であった。
また、1 H−NMRのassignmentは以下の通
りである。
【0060】
【化13】
【0061】実施例16 イソブチルピペリジノジメトキシシラン(=IBPIP
DMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにイソブチルトリメトキシシランを用いた以
外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は71.5℃
/5mmHgであり、GC純度は97.7%であった。
また、1 H−NMRのassignmentは以下の通
りである。
【0062】
【化14】
【0063】実施例17 シクロペンチルピペリジノジメトキシシラン(=CPP
IPDMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにシクロペンチルトリメトキシシランを用い
た以外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は97.
7℃/4mmHgであり、GC純度は96.1%であっ
た。また、1 H−NMRのassignmentは以下
の通りである。
【0064】
【化15】
【0065】実施例18 シクロヘキシルピペリジノジメトキシシラン(=CHP
IPDMS)の合成 実施例11及び12において、メチルトリメトキシシラ
ンの代わりにシクロヘキシルトリメトキシシランを用い
た以外は同様の方法で合成した。目的物の沸点は10
1.2℃/4mmHgであり、GC純度は97.2%で
あった。また、1H−NMRのassignmentは
以下の通りである。
【0066】
【化16】
【0067】実施例19〜28、比較例1 (1) 触媒固体成分〔A〕の調製 無水塩化アルミニウム15ミリモルをトルエン40mlに添加
し、次いで、メチルトリエトキシシラン15ミリモルを攪
拌下に滴下し、滴下終了後25℃で 1時間反応させた。反
応生成物を-5℃に冷却した後、攪拌下にブチルマグネシ
ウムクロライド30ミリモルを含むジイソプロピルエーテ
ル18mlを30分間で反応生成物に滴下し、反応溶液の温度
を-5〜 0℃の範囲内に保った。滴下終了後徐々に昇温
し、30℃で1時間反応を続けた。析出した固体を濾別
し、トルエン及びn-ヘプタンで洗浄した。次に、得られ
た固体4.9gをトルエン30mlに懸濁させ、この懸濁液に四
塩化チタン 150ミリモル、フタル酸ジ-n- ヘプチル 3.3
ミリモルを添加し、攪拌下に90℃で 1時間反応させた。
同温度で固体を濾別し、トルエン、次いでn-ヘプタンで
洗浄した。さらに、再度固体をトルエン30mlに懸濁さ
せ、四塩化チタン 150ミリモルを添加し、攪拌下に90℃
で 1時間反応させた。同温度で固体を濾別し、固体をト
ルエン次いでn-ヘプタンで洗浄した。得られた触媒固体
成分中のチタン含有量は3.55重量% であった。この固体
をヘプタン80mlに懸濁し触媒固体成分のヘプタンスラリ
ーを調製した。
【0068】(2) プロピレンの重合 攪拌機付の内容積 2Lのオートクレーブ内に触媒固体成
分のヘプタンスラリー(触媒固体成分として 7.9mg)を
封入した硝子アンプルを取りつけた後、オートクレーブ
内を窒素で置換した。次に、トリエチルアルミニウム
2.1ミリモル含有するn-ヘプタン溶液 2.1mlをオートク
レーブに仕込んだ。さらに、成分〔C〕として、表1〜
3に記載のシラン化合物0.35ミリモル含有するn-ヘプタ
ン溶液1.74mlを仕込んだ。続いて、表5〜7に記載の水
素を導入後、液体プロピレン1200ml導入してオートクレ
ーブを振とうした。オートクレーブを10℃に冷却し、攪
拌開始とともに触媒固体成分の入った硝子アンプルを破
砕し、10分間予備重合した。引き続きオートクレーブ内
を70℃に昇温し、70℃で 1時間重合を行った。
【0069】重合終了後、未反応プロピレンガスを放出
し、重合体を50℃で20時間減圧乾燥して、白色の粉末状
ポリプロピレンを得た。重合活性および重合体の特性に
ついての測定結果を表5〜10に示す。
【0070】実施例29〜32 成分〔C〕として、メチル(ピペリジノ)ジメトキシシ
ラン(MPIPDMS) を用い、水素の使用量(Kg/cm2)を表1
1に示した様にした以外は、実施例19と同様にして行
った。重合活性および重合体の特性についての測定結果
を表11及び14に示す。
【0071】実施例33〜35 成分[C]として、エチル(ピペリジノ)ジメトキシシ
ラン(EPIPDMS) を用い、水素の使用量(Kg/cm2)を表1
1に示した様にした以外は、実施例19と同様にして行
った。重合活性および重合体の特性についての測定結果
を表11及び14に示す。
【0072】実施例36〜37 成分[C]として、n-プロピル(ピペリジノ)ジメトキ
シシラン(NPPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/cm2)を
表12に示した様にした以外は、実施例19と同様にし
て行った。重合活性および重合体の特性についての測定
結果を表12及び15に示す。
【0073】実施例38〜39 成分[C]として、iso-プロピル(ピペリジノ)ジメト
キシシラン(IPPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/cm2
を表12に示した様にした以外は、実施例19と同様に
して行った。重合活性および重合体の特性についての測
定結果を表12及び15に示す。
【0074】実施例40〜41 成分[C]として、n-ブチル(ピペリジノ)ジメトキシ
シラン(NBPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/cm2)を表
12に示した様にした以外は、実施例19と同様にして
行った。重合活性および重合体の特性についての測定結
果を表12及び15に示す。
【0075】実施例42〜43 成分[C]として、iso-ブチル(ピペリジノ)ジメトキ
シシラン(IBPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/cm2)を
表12に示した様にした以外は、実施例19と同様にし
て行った。重合活性および重合体の特性についての測定
結果を表12及び15に示す。
【0076】実施例44〜45 成分[C]として、シクロペンチル(ピペリジノ)ジメ
トキシシラン(CPPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/c
m2)を表13に示した様にした以外は、実施例19と同
様にして行った。重合活性および重合体の特性について
の測定結果を表13及び16に示す。
【0077】実施例46〜47 成分[C]として、シクロヘキシル(ピペリジノ)ジメ
トキシシラン(CHPIPDMS)を用い、水素の使用量(Kg/c
m2)を表13に示した様にした以外は、実施例19と同
様にして行った。重合活性および重合体の特性について
の測定結果を表13及び16に示す。
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】
【表4】
【0081】
【表5】
【0082】
【表6】
【0083】
【表7】
【0084】
【表8】
【0085】
【表9】
【0086】
【表10】
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【表13】
【0090】
【表14】
【0091】
【表15】
【0092】
【表16】
【0093】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 4/64 MFG C08F 4/64 MFG

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)又は式(2)で表されるアミノ
    アルコキシシラン。 R1 n Si(OR2)3-n(NR3R4) (1) R1 n Si(OR2)3-nR5 (2) (但し、R1はメチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-
    プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、シクロペンチ
    ル基及びシクロヘキシル基からなる群から選ばれた炭化
    水素基を示し、R2、R3及びR4は炭素数 1〜8 の炭化水素
    基を示し、R5は環状アミノ基を示し、n は0 又は1 であ
    る。)
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