JPH0939498A - ホットスタンピング装置 - Google Patents

ホットスタンピング装置

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Publication number
JPH0939498A
JPH0939498A JP21657795A JP21657795A JPH0939498A JP H0939498 A JPH0939498 A JP H0939498A JP 21657795 A JP21657795 A JP 21657795A JP 21657795 A JP21657795 A JP 21657795A JP H0939498 A JPH0939498 A JP H0939498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
inclined surface
hot stamping
ring
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP21657795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakaguchi
阪口孝士
Akiyoshi Umehara
梅原章義
Akira Matsumoto
松本曄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP21657795A priority Critical patent/JPH0939498A/ja
Publication of JPH0939498A publication Critical patent/JPH0939498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホットスタンピングしにくい部位での転写を
容易にしスタンプを鮮明化し、剥離強度も向上させる。 【解決手段】 被転写物aのリング状傾斜面bに転写テ
ープc上の箔dを転写凸版1でホットスタンピングする
装置で、リング状傾斜面bに当接する環状傾斜面2を備
え、該環状傾斜面2の内側端縁に続いてドーム状凹陥部
3を設け、該ドーム状凹陥部3に連通する吸気経路4を
転写凸版1に備えて、バキューム源5に接続配備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、プラスチック容器或い
は容器キャップなどの被転写物の外周にリング状に備え
られる傾斜面若しくは錐面にアルミ箔などの転写箔を熱
加工して接着する、いわゆるホットスタンピング(フォ
ーイルスタンピング、又は単にスタンピングともいう)
するホットスタンピング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のホットスタンピング装置は、定置
された被転写物の上方に転写テープを水平に張架し、こ
の転写テープの上方には金属製の転写凸版の加熱押し型
を昇降可能に配置しているアップダウンタイプで、該転
写凸版が転写テープを介してボトル表面に加熱加圧さ
れ、転写テープ上のアルミ箔をボトル表面に接着転写す
るものであった。
【0003】そして、容器キャップは、そのホットスタ
ンピングやその領域が小さく、表面の平坦面や側面付近
にホットスタンピングされるのが一般的であるが、近
年、デザイン的にみて傾斜面を含む広い領域のホットス
タンピング領域を要求される場合も少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホットスタンピ
ング装置は、以上のようにアップダウンタイプに構成さ
れ、ボトルの表面に転写凸版の中央部及び両側部が一律
に加圧・加熱されるだけなので、ボトルのホットスタン
ピングやその領域が平坦面以外の傾斜面をも含む広範囲
に亘る場合には、転写テープの両側部分或いは中心部分
が弓なりに撓んでずれることとなる。その結果、ホット
スタンピング時にシワ発生が多くアルミ箔のはみ出しな
どが発生して転写が不鮮明になって不良品となるという
問題があり、しかもアルミ箔の転写強度、換言すれば、
剥離強度も低下して商品価値が低下するという問題があ
った。
【0005】本発明は、これら従来の欠点を排除しよう
とするものでボトルやキャップの被転写物の傾斜面への
ホットスタンピングを容易にして転写も鮮明化し、剥離
強度をも向上させることのできるホットスタンピング装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被転写物のリ
ング状傾斜面に転写テープ上の箔を転写凸版でホットス
タンピングする装置において、前記リング状傾斜面に当
接する環状傾斜面を備え、該環状傾斜面の内側端縁に続
いてドーム状凹陥部を設け、該ドーム状凹陥部に連通す
る吸気経路を転写凸版に備えて、バキューム源に接続配
備したことで単純なアップダウン方式による装置として
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、容器キャップ上
にある転写凸版が、転写テープに先ず最初に押し当てら
れ、その後、容器キャップのリング状の傾斜面に転写テ
ープを介して押し当てられる。こうして、リング状傾斜
面に当接する環状傾斜面の内側端縁に続くドーム状凹陥
部に転写テープを吸引して引張りあげ容器キャップの表
面に転写テープの転写部分が転写され、容器キャップの
表面の傾斜面にホットスタンピングが精度良好に加工さ
れる。転写凸版の環状傾斜面にシリコーンラバーシート
を介してリング状傾斜面に当接する図柄、文字の表示形
状の凸部を環状に配列され、転写テープの固定保持部材
間に配備してある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本実施例におけるホットスタンピング装置は、
図1に示すごとく、被転写物aのリング状傾斜面bに転
写テープc上の箔dを転写凸版1でホットスタンピング
する装置で、リング状傾斜面bに当接する環状傾斜面2
を備え、該環状傾斜面2の内側端縁に続いてドーム状凹
陥部3を設け、該ドーム状凹陥部3に連通する吸気経路
4を転写凸版1に備えて、バキューム源5に接続配備し
た構成のホットスタンピング装置としてある。
【0009】前記転写凸版1は、キャップの被転写物a
や転写テープcに相対するその表面がリング状傾斜面b
の表面に対応するよう凹んで環状傾斜面2に構成される
とともに、この表面には転写面側にシリコーンラバーシ
ート6を介してリング状傾斜面bに当接する図柄、文字
の表示形状の凸部を環状に配列され、転写テープcの固
定保持部材7,7間に配備されている。この転写凸版1
は、容器キャップ上で昇降可能な嵌合挟持状態で介在配
置されており、この固定保持部材7がコイルばね8の弾
圧付勢作用により加圧・加熱方向(図1の下方向)に突
き出たときに両側でストッパ9上のOリング10に緩衝
当接しホットスタンピングする機能を有している。
【0010】被転写物aのキャップは、嵌着部材11に
着脱自在に装着されて、前記転写凸版1に対設される組
みが、複数配列されていて複数同時にスタンピングでき
るようにし、作業性を高めることが配慮される。また、
転写凸版1は、熱板12に取付けられエアシリンダ13
で昇降自在に配備されている。
【0011】次に、動作について説明する。キャップの
被転写体aのリング状傾斜面bにホットスタンピングす
るためエアシリンダ13が駆動すると、転写凸版1の突
出した部分が転写テープcに最初に加圧・加熱される。
次いで、転写凸版1の下降に伴い、中央部の環状傾斜面
2が撓んだ転写テープbをドーム凹陥部3に吸引緊張し
つつ加圧・加熱れる。このようにして、転写テープcを
介して短時間加圧・加熱されると、被転写物aのリング
状傾斜面bに転写テープcのアルミ箔dが剥離されて接
着され、転写凸版1に対応した金属フォイル文字、模様
などがキャップ表面に明瞭に模様付けされる。
【0012】こうして、ホットスタンピングが終了し、
転写凸版1が上昇すると、転写凸版1の中央部分は、圧
縮されていた複数のコイルばねの弾圧付勢作用により、
相対的に戻し、次回のホットスタンピングのため待機す
る。
【0013】転写テープを緊張しつつホットスタンピン
グするので、ホットスタンピングの領域が傾斜面をも含
む広範囲に亘る場合でも、転写テープの両側の部分のず
れ込みやしわが発生することが殆どない。その結果、ホ
ットスタンピングの両側の部分にアルミ箔のはみ出しな
どが何等発生せず、ホットスタンプを著しく鮮明にする
ことができる。さらに、アルミ箔の転写強度、即ち、剥
離強度の大幅な向上を図ることができ、これを通じて商
品価値の著しい向上が期待できる。
【0014】図3の実施例では、被転写物aのリング状
傾斜面b1 が内周面に形成された例に適用したもので、
円錐状は凸部21 で前記リング状傾斜面に当接する対応
面とし、その頂面中央にドーム状凹陥部31 を設け、該
ドーム状凹陥部31 に連通する吸気経路4からの吸気に
よって転写テープを吸引してドーム状凹陥部31 に引き
寄せ、皺発生防止が確実で、かつ剥離性も良好で外観品
位の高い良品質のホットスタンプが可能となる。なお、
被転写物aの内周面側と外周面側との両方にホットスタ
ンピングができる形態にすることもできる。
【0015】本実施例においても上記実施例と同様の作
用効果が期待し得られ、湾曲したドーム状凹陥部3,3
1 の中にしわ寄せ部分が吸引収納して後から加圧・加熱
されるので、ホットスタンピングの領域が傾斜面或いは
湾曲面をも含む広範囲に亘る場合でも、転写テープの両
側の部分のずれ込むことが殆どない。したがって、ホッ
トスタンピングの両側の部分にアルミ箔のはみ出しなど
が何等発生せず、ホットスタンプを著しく鮮明にするこ
とができる。さらに、アルミ箔の転写強度、即ち、剥離
強度の大幅な向上を図ることができ、これを通じて商品
価値の著しい向上が期待できる。
【0016】なお、上記実施例では環状傾斜面2を形成
したが、該部分に凹凸の所定の文字や模様などを形成し
たものを用い、必要に応じ、符号、記号、又は図形など
としても良い。また、エアシリンダ13を直立状態、水
平状態、又は傾斜状態などとしても良いのはいうまでも
ない。また、エアシリンダの代わりに油圧シリンダなど
の他のアクチュエータを適宜使用するようにしても良
い。また、被転写体aは容器キャップ以外に、ガラス製
の容器、チューブ、又はびんなどを適宜使用しても良
い。さらに、ホットスタンピングの必要があれば、アル
ミ箔以外に着色材などのホットスタンピングを適宜使用
しても良い。さらにまた、被転写体a、転写テープc、
および転写凸版1を縦方向のセットのみならず、横方向
などにセットしても上記実施例と同様の作用効果を奏す
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、被転写物のリング状傾斜面に
転写テープ上の箔を転写凸版でホットスタンピングする
装置において、前記リング状傾斜面に当接する環状傾斜
面を備え、該環状傾斜面の内側端縁に続いてドーム状凹
陥部を設け、該ドーム状凹陥部に連通する吸気経路を転
写凸版に備えて、バキューム源に接続配備したことによ
り、ホットスタンピング時に箔の全周を固定化しながら
接着できるので、しわ発生がなくホットスタンピングし
にくい部位の転写を鮮明化し、剥離強度をも向上させる
ことのできるホットスタンピング作業が能率よくでき、
外観品位も大幅に高めることができるという格別の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明側面図である。
【図2】図1のホットスタンピングの装置の分離状態を
示す一部拡大縦断面図である。
【図3】本発明に係るホットスタンピング装置の他の実
施例を示す一部の説明断面図である。
【符号の説明】
a 被転写体 b,b1 リング状傾斜面 c 転写テープ d 箔 1 転写凸版 2 環状傾斜面 3,31 ドーム状凹陥部 4 吸気経路 5 バキューム源 6 シリコーンラバーシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写物のリング状傾斜面に転写テープ
    上の箔を転写凸版でホットスタンピングする装置におい
    て、前記リング状傾斜面に当接する環状傾斜面を備え、
    該環状傾斜面の内側端縁に続いてドーム状凹陥部を設
    け、該ドーム状凹陥部に連通する吸気経路を転写凸版に
    備えて、バキューム源に接続配備したことを特徴とする
    ホットスタンピング装置。
JP21657795A 1995-08-03 1995-08-03 ホットスタンピング装置 Pending JPH0939498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21657795A JPH0939498A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ホットスタンピング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21657795A JPH0939498A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ホットスタンピング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0939498A true JPH0939498A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16690603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21657795A Pending JPH0939498A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ホットスタンピング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0939498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111045A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Faltec Co Ltd ホットスタンプ方法
JP2013099913A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Tsujikawa Kk 箔押転写加工方法および箔押転写加工システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111045A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Faltec Co Ltd ホットスタンプ方法
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