JPH0939225A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH0939225A
JPH0939225A JP18956995A JP18956995A JPH0939225A JP H0939225 A JPH0939225 A JP H0939225A JP 18956995 A JP18956995 A JP 18956995A JP 18956995 A JP18956995 A JP 18956995A JP H0939225 A JPH0939225 A JP H0939225A
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JP
Japan
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pressure
pressure chamber
pressurizing
ink jet
jet head
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Pending
Application number
JP18956995A
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English (en)
Inventor
Akira Iwaishi
晃 岩石
Atsushi Kodama
淳 児玉
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Koichi Oikawa
浩一 及川
Hiromitsu Soneda
弘光 曽根田
Shuji Koike
修司 小池
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はインクジェットプリンタに使用され
るもので、加圧板を備えるインクジェットヘッドに関
し、インク粒子の飛翔安定による印字品質の向上を図る
ことを目的とする。 【解決手段】 ノズル33が形成されたノズル板32上
に圧力板34を配置し、弾性層35を介して加圧部21
が配置される。加圧部21は基板22にスリット23を
形成してリブ部25で連結された加圧板24が形成さ
れ、この加圧板24が圧力室36を密閉するときの少な
くとも圧力室36を密閉する部分であって圧力室36の
外側方向に肉厚の高剛性の肉厚部24aが形成される構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに使用されるもので加圧板を備えるインクジェッ
トヘッドに関する。近年、例えばパーソナルコンピュー
タの周辺機器として接続されるプリンタのうち、インク
ジェット方式のプリンタの普及が進んできており、印字
品質の向上が要求されている。そのため、インク粒子の
飛翔の安定化を図る必要がある。
【0002】
【従来の技術】図15に、従来のインクジェットヘッド
の構成図を示す。図15(A)は断面図であり、図15
(B)は加圧部の平面図である。図15(A)に示すイ
ンクジェットヘッド11は、ノズル板12に所定間隔で
ロート形状のノズル13が形成される。ノズル13の広
口側のノズル板12には流路板(圧力板)14が配置さ
れ、該流路板14のノズル13に対応する部分に開口部
が形成され、これが後述のインク室となる。
【0003】また、流路板14上には、同様の開口部が
形成された弾性部材15が配置され、この弾性部材15
に加圧部16が配置される。加圧部16は、図15
(B)に示すように厚みが均一な樹脂シート16aにス
リット16bを形成してリブ部16cで連結された各加
圧板16dが形成されたものである。この各加圧板16
dが流路板14及び弾性部材15の開口部分を密閉し
て、インク室17が形成される。なお、インク室17に
はインク溜まりと連通するインク供給孔17a(図16
参照)が形成されている。
【0004】各加圧板16d上には、基板18に形成さ
れた圧電アクチュエータ19がそれぞれ取り付けられ、
該圧電アクチュエータ19の軸方向の振動により加圧板
16dを振動させてインク室17の容積を変位させる。
ここで、図16に、従来の加圧板変位の説明図を示す。
図16(A)は、例えば圧電アクチュエータ19に対し
て通電前の状態であって、インク室17のインク粒子
(図示せず)をノズル13より飛翔させた後の状態を示
している。また、図16(B)は圧電アクチュエータ1
9への通電を開始した状態であり、圧電アクチュエータ
19が加圧板16dを引き上げてインク室17の容積を
増加させる。このとき、インク室17内にインク供給孔
17aよりインク粒子が供給されるものである。
【0005】一方、図17に、従来の他のインクジェッ
トヘッドの弾性部材形成の説明図を示す。図17(A)
は、例えば4つのノズル13を有する場合のノズル板の
切断面図、図17(B)は図17(A)のA−A断面図
である。図17(A),(B)に示すように、ノズル孔
13が形成されたノズル板(図示せず)上に配置される
流路板14の開口部分がインク室17となるもので、流
路板14上の周縁にスペーサ層20が形成される。この
スペーサ層20内の該流路板14上に弾性部材15が、
例えばスクリーン印刷法により液状の弾性部材が形成さ
れて、加熱することで硬化(固相となったときに弾性性
質を有する)して形成される。
【0006】そして、図15と同様に弾性部材15上に
加圧板が配置され、各加圧板に圧電アクチュエータが取
り付けられるものである。なお、図17に示す弾性部材
15の形成は、図15においても同様であり、例えばス
クリーン印刷法により行われるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図16(B)
に示すように、加圧部16(加圧板16d)を形成する
樹脂シート16aが薄い場合にはインク室17の容積増
加が小となって飛翔インクが減少し、樹脂シート16a
が厚い場合には圧電アクチュエータ19の駆動に多大な
電圧を必要とするという問題がある。
【0008】また、加圧部16(加圧板16d)と圧電
アクチュエータ19との密着及び接着部分のばらつきに
より、特に樹脂シート16aが薄い場合に加圧板16d
の撓み方に変位を生じて飛翔粒子のばらつきを生じると
いう問題がある。ここで、図18に、従来の加圧板への
圧電アクチュエータ取り付け状態の説明図を示す。ま
た、図19に、図18の加圧板変位のグラフを示す。図
18(A)に示すように、圧電アクチュエータ19(1
9aは配線)が加圧部16の加圧板16dに中心がずれ
て取り付けられた場合、図18(B)に示すようにその
位置ずれが大きいと圧電アクチュエータ19の駆動時
(例えば通電時)に該加圧板16dに曲げモーメントを
生じる。この加圧板16dの変位が、例えばレーザ変位
計で測定した場合に、図19に示すように位置ずれが大
きいほど変位が大きくなる。これにより、インク飛翔に
ばらつきを生じて印字品質の低下を招くという問題があ
る。
【0009】また、図15(B)に示すように、加圧板
16dを形成する際に、スリット16bの形成が例えば
レーザ加工により行われるが、樹脂シート16aの厚さ
が100μm 以上となると、スリット加工の歩留りが低
下するという問題がある。さらに、図17に示すよう
に、流路板14上に弾性部材15の形成がスクリーン印
刷法により行われており、該弾性部材15の量はスクリ
ーンのパターン幅に影響される。すなわち、パターン幅
の小さい部分の特にインク室17間の隔壁部分で印刷量
が少なく、印刷高さが周辺の弾性部材より低くなる。こ
の状態で加圧板16を取り付けた場合に該隔壁部分で当
該弾性部材15の厚さを均一にすることが困難となって
各加圧板の変位がばらつきを生じることにより、インク
の飛翔特性等に大きな影響を与えて印字品質を低下させ
ることになるという問題がある。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、インク粒子の飛翔安定化による印字品質の向上
を図るインクジェットヘッドを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、印字部材を飛翔させる所定数の噴射
孔が形成された噴射部と、該噴射孔に対応した位置に該
印字部材が供給される圧力室を形成する圧力部と、該圧
力室の一部を担う弾性層と、該弾性層上で該圧力室に対
応して変位自在に設けられる加圧部と、該加圧部に取り
付けられて該加圧部を変位させる加圧駆動手段とを備え
るインクジェットヘッドにおいて、前記加圧部は、少な
くとも前記圧力室を形成する部分が、周辺より高剛性に
形成されてなる。
【0012】具体的には、請求項2において、請求項1
記載の加圧部は、少なくとも前記圧力室を形成する部分
が、該圧力室の外側方向に周辺より厚く一体に形成され
てなる。また、請求項3において、請求項1記載の加圧
部は、少なくとも前記圧力室を形成する部分に、所定厚
さの部材が積層されてなる。また、請求項4において、
請求項1記載の加圧部は、少なくとも前記圧力室を形成
する部分が、周辺より高剛性で厚さが略同一な部材で形
成されてなる。また、請求項5において、請求項1〜4
の何れか一項に記載の加圧部の高剛性部分に、対応され
る前記加圧駆動手段が取り付けられてなる。また、請求
項6において、請求項2記載の加圧部は、最も厚い部分
の厚さtmax と、最も薄い部分の厚さtmin との比率が
少なくともtmax /tmin =1.1で形成されてなる。
また、請求項7において、請求項3又は4記載の加圧部
は、高剛性部分のヤング率Ymax と、周辺部分のヤング
率Ymin との比率が少なくともYmax /Ymin =1.3
で形成されてなる。
【0013】このように、加圧部の圧力室を形成する部
分の剛性が高いことから、加圧部の圧力室部分の撓みが
少なく加圧駆動手段による圧力室の容積を最大限に増加
させることが可能となると共に、加圧部への加圧駆動手
段の取り付けに位置ずれを生じても変位時の曲げモーメ
ントの発生が防止されて印字部材の飛翔のばらつきが防
止され、印字品質を向上させることが可能となる。
【0014】続いて、請求項8では、印字部材を飛翔さ
せる所定数の噴射孔が形成された噴射部と、該噴射孔に
対応した位置に該印字部材が供給される圧力室を形成す
る圧力部と、該圧力部の隔壁上に印刷法で形成された弾
性層と、該弾性層上で該圧力室に対応して変位自在に設
けられる加圧部と、該加圧部に取り付けられて該加圧部
を変位させる加圧駆動手段とを備えるインクジェットヘ
ッドにおいて、前記圧力室を形成する前記圧力部の隔壁
上に、前記弾性層の高さを保持する所定高さの突起部が
形成されてなる。
【0015】具体的には、請求項9では、請求項8記載
の圧力部の周囲にスペーサ部材が形成され、前記突起部
が該スペーサ部材の高さの範囲内で形成されてなる。ま
た、請求項10では、請求項9記載のスペーサ部材が前
記突起部と同部材で形成されてなる。また、請求項11
では、請求項9又は10記載のスペーサ部材が前記突起
部と同一工程で形成されてなる。請求項12では、請求
項8〜11の何れか一項に記載の突起部は、感光性樹脂
の形成、又は電鋳若しくはエッチングにより形成されて
なる。また、請求項13では、請求項8〜11の何れか
一項に記載の突起部は、加熱硬化型接着剤又は光硬化型
接着剤を印刷、硬化させて形成されてなる。
【0016】このように、圧力部の隔壁上に適宜スペー
サ部材と同一部材、同一加工手段の同一工程で突起部が
形成され、この突起部で高さを保持させて印刷法により
弾性層が形成されることから、印刷法によっても弾性層
の高さを均一に形成され、印字部材の飛翔の安定性が図
られ、印字品質を向上させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1実施例の要
部構成図を示す。図1(A)は、本発明のインクジェッ
トヘッドを構成する要部の加圧部の平面図、図1(B)
はそのB−B断面図である。図1(A),(B)に示す
加圧部21は、所定厚さの基板22に、後述するノズル
板のノズル孔に対応する所定数の加圧板を形成する貫通
するスリット23が形成され、スリット23に囲まれる
部分が加圧板24となる。この場合、加圧板24はスリ
ット23に対して周囲の基板22と両端のリブ部25に
より連通される。
【0018】また、加圧板24は、該加圧板24の所定
領域であって後述する圧力室を形成する部分に周辺より
高剛性とするための肉厚部24aが一体に形成される。
この場合、肉厚部24aは、加圧板24の全長を1とし
たときに0.4 〜0.95の比率の領域で形成される。この肉
厚部24aは加圧部21の最も厚い部分であってその厚
さをtmax とし、他の部分は加圧部21の最も薄い部分
であってその厚さをt min とすると、これらの比率がt
max /tmin =1.1以上になるように当該肉厚部24
aが形成される。これは、加圧板24の撓みが厚さの3
乗の逆数に比例することから、上記1.1以上とするこ
とにより、肉厚部24aの撓みが約30%減少するもの
である。
【0019】なお、加圧部21にスリット23を形成す
る場合、その形成部分ができるだけ薄い方が加工精度が
良好となって加工コストを低減することができることか
ら、上記スリット23及びリブ部25は基板22の最も
薄い部分で加工される。続いて、図2に、本発明のイン
クジェットヘッドの断面図を示す。図2(A)は全体断
面図、図2(B)は加圧部と弾性層との接合部分の拡大
図である。図2(A),(B)に示すインクジェットヘ
ッド31は、噴射部であるノズル板32に所定数の噴射
孔であるノズル33がロート形状で形成され、ノズル3
3の広口側に圧力部である圧力板(流路板)34が配置
される。
【0020】圧力板34は、ノズル33に対応して圧力
室(インク室)を構成する開口部が形成されると共に、
図には表われないが印字部材であるインクがインク溜ま
り(図示せず)より供給するインク供給孔が形成され
る。この圧力板34には弾性層35が形成され、弾性層
35上に上記加圧部21が配置される。この場合、加圧
部21の加圧板24(肉厚部24a)が該肉厚部24a
を後述する圧力室の外側方向になるように圧力板34の
開口部を密閉するもので、スリット23の周辺が弾性層
35により取り付けられる(図2(B))。この加圧板
24(肉厚部24a)で密閉された圧力板34の開口部
が圧力室(インク室)36となる。弾性層35は該圧力
室36の一部を担う。
【0021】加圧部24の各加圧板24aには、それぞ
れ加圧駆動手段である圧電アクチュエータ37の先端が
取り付けられ、この圧電アクチュエータ37は基板38
に取り付けられている。基板38はホルダ39によって
加圧部21上で保持され、該基板38からは圧電アクチ
ュエータ37に通電するための配線コード40が延出す
る。
【0022】そこで、図3に、図2の加圧板駆動の説明
図を示す。図3(A)は圧電アクチュエータ37の通電
前の状態であって、圧力室36のインク粒子(図示せ
ず)をノズル33より飛翔させた後の状態を示してい
る。また、図3(B)は、圧電アクチュエータ37への
通電を開始した状態であり、圧電アクチュエータ37が
加圧板24を引き上げて圧力室36の容積を増加させ
る。このとき、圧力室36内にインク供給孔34aより
インク粒子が供給されるものである。
【0023】このように、加圧板24の圧力室36に対
応する部分を肉厚部24aとすることで、圧電アクチュ
エータ37の引き上げ時に圧力室36の容積を最大に増
大させることができると共に、肉厚部24aに取り付け
られる圧電アクチュエータ37の取り付け位置が多少ず
れても該肉厚部24aの撓みが防止されて曲げモーメン
トが生じることがなく、インクの飛翔ばらつきが防止さ
れて印字品質を向上させることができるものである。
【0024】ここで、図4に、第1実施例の加圧板の第
1製造例の工程図を示す。図4(A)において、プレス
用金型41a,42aが用意され、上金型41aは例え
ば断面状深さ100μm の凹部と凸部が形成されたもの
で、下金型42aは平板状のものである。この上金型4
1aと下金型42aとの間に、基板22となる例えば厚
さ百数十μm の樹脂シート38aが位置される。そし
て、図4(B)に示すように、上金型41a及び下金型
42aで樹脂シート38aを挟持して加圧する。これに
より、上金型41aを取り外すと樹脂シート38aが、
該上金型41aの形状に沿って断面形状で厚い部分と薄
い部分とが形成される。
【0025】図4(C)に示すように、樹脂シート38
bはその厚い部分が加圧板24の肉厚部24aとなって
厚さが100μm に形成され、薄い部分の厚さが例えば
50μm に形成される。この厚さが50μm の薄い部分
をレーザビーム43により貫通させるもので、ここが図
1(A),(B)におけるスリット23となる。すなわ
ち、図4(D)に示すように、レーザビーム43により
総てのスリット23が形成されることにより、図1
(A),(B)に示すように基板22にはスリット23
で囲まれてリブ部25で連結した加圧板24(肉厚部2
4a)が形成されるものである。
【0026】このように、レーザビーム43によるスリ
ット23の形成が厚さ50μm 以下の薄い部分で行われ
ることから、レーザ加工による歩留りを向上させること
ができ、容易かつ高精度で加圧部21(加圧板24)を
肉厚部24aを形成しつつ製造することができるもので
ある。
【0027】また、図5に、第1実施例の加圧板の第2
実施例の工程図を示す。図5(A)において、金型41
b,42bが用意されるもので、上記(図4(A))と
同様の断面凹凸形状の上金型41bと平板状の下金型4
2bによりキャビティが形成される。このキャビティに
加熱により液状化した樹脂(例えば液状ポリイミド、液
状レジスト)38cが注入される。そして、図5(B)
に示すようにキャビティ内に注入された液状の樹脂38
cを冷却して硬化して上金型41bを取り外すと下金型
42b上に樹脂シート38bが形成され、その表面が上
金型41bの形状に沿って断面形状で厚さ部分と薄い部
分が形成される。
【0028】すなわち、図5(C)に示すように、樹脂
シート38aはその厚い部分が加圧板24の肉厚部24
aとなって厚さが100μm に形成され、薄い部分の厚
さが例えば50μm に形成される。図4(C)と同様に
樹脂シート38bの厚さが50μm の薄い部分をレーザ
ビーム43により貫通させて、図1(A),(B)にお
けるスリット23とする。そして、図4(D)と同様に
図5(D)に示すように、レーザビーム43により総て
のスリット23が形成されることにより、図1(A),
(B)に示すように基板22にはスリット23で囲まれ
てリブ部25で連結した加圧板(肉厚部24a)が形成
されるものである。
【0029】このように、樹脂シート38bを形成する
ことによってもレーザビーム43によるスリット23の
形成が厚さ50μm 以下の薄い部分で行われることか
ら、レーザ加工による歩留りを向上させることができ、
容易かつ高精度で加圧部21(加圧板24)を肉厚部2
4aを形成しつつ製造することができるものである。
【0030】さらに、図6に、第1実施例の加圧板の第
3製造例の工程図を示す。図6(A)において、まず例
えば厚さ100μm の樹脂シート38aが用意され、こ
の樹脂シート38a上にレーザビーム43により厚さ部
分(厚さ100μm )と薄い部分(厚さ例えば50μm
)を順次形成する。図6(B)に示すような総ての厚
い部分と薄い部分とが形成された後、図6(C)に示す
ように薄い部分をレーザビーム43により貫通させてス
リット23とする。すなわち、総てレーザビーム43に
よるレーザ加工で肉厚部24aとなる厚い部分と、スリ
ット23と、リブ部25となる薄い部分を形成するもの
である。
【0031】このように、樹脂シート38aを総てレー
ザ加工により樹脂シート38bを形成することによって
も、スリット23の形成が厚さ50μm 以下の薄い部分
で行うことができ、歩留りを向上させることができると
共に、容易かつ高精度で加圧部21(加圧板24)を肉
厚部24aを形成しつつ製造することができるものであ
る。
【0032】次に、図7及び図8に、第1実施例の他の
加圧板構造の要部断面図を示す。図7(A)において、
加圧部21は基板22となる例えば厚さ50μm の樹脂
シート(例えばポリイミド)が用意されてスリット23
をレーザビームにより形成した後、加圧板24となる部
分であって圧力室36を形成する部分に所定厚さ(例え
ば50μm )の部材24bを積層して肉厚部24aとし
たものである。この部材24bは、樹脂シートと接着性
の良好なものが選択され、例えば該樹脂シートと同材質
のものが使用される。なお、他の構成は図2及び図3と
同様である。
【0033】これにより肉厚部24aでは肉厚及び部材
24bの材質に相当するヤング率(Ymax とする)が得
られ、リブ部(25)を形成するリブ部25や加圧板2
4の肉厚部24aの周囲部分のヤング率(Ymin とす
る)より高くなる。例えば、これらヤング率(Ymax
min )との比率を、Ymax /Ymin =1.3以上とす
る。これは、撓みを求める式において撓み量がヤング率
の項の逆数できいてくることから、Ymax の肉厚部24
aの撓み量を30%以上抑えるためにはYmax がYmin
より1.3 倍以上とする必要があるためである。
【0034】従って、図7(B)に示すように、加圧板
24の肉厚部24aはヤング率がその周辺より高い高剛
性であることから、上述と同様に圧電アクチュエータ3
7の引き上げ時に圧力室36の容積を最大に増大させる
ことができると共に、肉厚部24aに取り付けられる圧
電アクチュエータ37の取り付け位置が多少ずれても肉
厚部24aの撓みが防止されて曲げモーメントが生じる
ことがなく、インクの飛翔ばらつきが防止されて印字品
質を向上させることができるものである。
【0035】また、図8(A)では、加圧部21の加圧
板24の圧力室36を形成する部分をヤング率の高い
(高剛性)の部材で形成して高剛性部44aとし、当該
高剛性部44bの周辺及びリブ部25をヤング率の小さ
な部材の低剛性部44bで形成したもので、他の構成は
図2及び図3と同様である。これらヤング率の比率は図
7(A)で示した値と同様とする。
【0036】例えば、上記低剛性部44bとして感光性
硬化樹脂を用いてスリット23及びリブ部25を形成
し、上記高剛性部44aとする領域を感光して硬化させ
ることにより、ヤング率の高い高剛性部44aを形成す
ることができる。なお、感光による高剛性部44aの形
成とスリット23及びリブ部25との形成の順序は問わ
ない。
【0037】従って、図8(B)に示すように、加圧部
24の高剛性部44aはヤング率がその周辺より高い高
剛性であることから、上述と同様に圧電アクチュエータ
37の引き上げ時に圧力室36の容積を最大に増大させ
ることができると共に、肉厚部24aに取り付けられる
圧電アクチュエータ37の取り付け位置が多少ずれても
該肉厚部24aの撓みが防止されて曲げモーメントが生
じることがなく、インクの飛翔ばらつきが防止されて印
字品質を向上させることができるものである。
【0038】ここで、図9に、本発明の適用例の構成図
を示す。図9はインクジェットプリンタ51の概略図で
あり、回転駆動されるプラテンロール52が外面の半周
に巻き付けられた記録紙53を用紙送りするもので、プ
ラテンロール52の軸方向と平行に2本のステーシャフ
ト54a,54bが固定される。このステーシャフト5
4a,54bに摺動自在にキャリッジ55が設けられて
往復駆動される。このキャリッジ上に上記インクジェッ
トヘッド31がそのノズル33を記録紙54側に向って
配置されて搭載される。そして、インク溜まり56より
チューブ57を介してインクジェットヘッド31(圧力
室36)に印字部材としてのインクが供給されるもので
ある。
【0039】このようなインクジェットプリンタ51
に、本発明のインクジェットヘッド31を適用すること
により、インク粒子の飛翔を安定させて印字品質を向上
させることができるものである。次に、図10に、本発
明の第2実施例の構成図を示す。なお、第1実施例と同
一の構成部分には同一の符号を付す。図10(A)はイ
ンクジェットヘッド61の断面図であり、図10(B)
は内部平面図である。この場合、図10(A)は図10
(B)のC−C方向の断面図を示している。なお、図1
0(B)のD−D方向の断面図は図11に示される。
【0040】図10(A),(B)において、インクジ
ェットヘッド61は、ノズル33が形成されたノズル板
32に圧力板34が設けられ、ノズル33に対応して圧
力板34に開口部分が形成されると共に、インク供給孔
34aが形成される。圧力板34上の周囲にはスペーサ
部材であるスペーサ層62が設けられる。また、圧力板
34上における開口部分の隔壁部34b上に図10
(B)に示すような突起部63が形成されており、スペ
ーサ層62の内側で突起部63を含んで弾性層35が設
けられる。
【0041】また、スペーサ層62及び弾性層35上に
加圧部64が設けられる。この加圧部64はスリット6
5が形成されてリブ部(図1参照)で連結した加圧板6
6が形成される。この加圧板66が圧力板34の開口部
分を密閉して圧力室(インク室)36を形成させる。そ
して、加圧板66に図2に示すような基板に設けられた
圧電アクチュエータ37が取り付けられるものである。
なお、図10(B)は加圧部64が設けられていないと
きの平面図である。
【0042】ここで、図11に、図10の各構成要素部
分の説明図を示す。図11(A)において、圧力板34
が樹脂部材又は金属部材、又はこれらの積層により形成
されるもので、例えば厚さ0.2 mmの樹脂板が用いられ
る。この圧力板34の圧力室36を形成する各隔壁部3
4b上にそれぞれ突起部63(本実施例では5つ)が設
けられる。突起部63のパターン幅は加圧板66を弾性
層35で保持するために該隔壁部34bの幅より小さく
形成されるもので、例えば隔壁部34bの幅100μm
に対して突起部63のパターン幅を20μm として形成
される。
【0043】上記突起部63が形成された圧力板34上
に該突起部63を含むように弾性層35が印刷法により
形成される。すなわち、突起部63が弾性層35の高さ
を保持して印刷法により形成した弾性層35の高さばら
つきを吸収するもので、これにより圧力室36の隔壁部
34b上に均一に弾性層35を形成することができる。
【0044】また、圧力板34上の周囲にはスペーサ層
62が設けられるもので、図11(B)に示すようにス
ペーサ層62及び弾性層35上に加圧部64(加圧板6
6)が固着される。この場合、加圧板66はスペーサ層
62と密着されていなければならないことから、スペー
サ層62の厚さが突起部63の高と同一(例えば20μ
m )に形成される。
【0045】そこで、図12に、第2実施例の加圧板駆
動の説明図を示す。図10及び図11のように、弾性層
35が圧力板34の隔壁部34b上で均一な高さで形成
され、加圧板66が圧力板34に対して略水平に固着さ
れることから、該加圧板66の変位がノズル板32に対
して略平行状態が維持される。図12に示すように、圧
電アクチュエータ37に通電して加圧板66を変位させ
て圧力室36の容積を増大させることでインク粒子を該
圧力室36内に供給させ、該圧電アクチュエータ37の
通電を解除することにより加圧板66で圧力室36内に
圧力を加えてインク粒子をノズル33より飛翔させる。
【0046】すなわち、総ての加圧板66の変位がノズ
ル板32に対して略平行状態で変位されることから、イ
ンク粒子の飛翔を安定させることができ、印字品質を向
上させることができるものである。ここで、図13に、
第2実施例の突起部形成の工程図を示す。図13(A)
において、例えば樹脂で形成された圧力板34上に、例
えば厚さ20μm の感光性樹脂フィルム63aが塗布さ
れ、パターニングされたマスク71を使用して露光す
る。そして現像することにより、図13(B)に示すよ
うに、圧力板34の隔壁部34b上に高さ20μm の突
起部38が形成されるものである。
【0047】また、他の製造として圧力板34が樹脂で
形成されている場合に、圧力板34の隔壁部34b上に
加熱硬化型接着剤又は光硬化型接着剤を塗布し、加熱又
は光照射により硬化することにより突起部38を形成す
ることができる。さらに、圧力板34が金属部材で形成
され又は弾性層35との密着面に金属部材が形成されて
いる場合に、電鋳又はエッチングにより該金属部材上に
突起部38を形成することができるもので、この場合に
は圧力板34と突起部38を同時に形成することがで
き、製造上有利となる。
【0048】続いて、図14に、第2実施例の弾性層形
成の工程図を示す。図14(A)において、上記方法に
より突起部38が形成された圧力板34上に、弾性層3
5を形成するパターンが形成されたスクリーン72が配
置され、該スクリーン72上に溶融したシリコンゴムな
どの弾性部材35aが盛られる。この弾性部材35aを
スキージ73で適当な印圧を加えてならすことにより、
図14(B)に示すように、突起部38を含んだ弾性層
35を形成する。そして、図14(C)に示すようにス
ペーサ層62を圧力板34上の周囲に形成し、図11
(B)に示すように加圧部64(加圧板66)を位置合
わせして加熱(例えば150℃)して硬化接着するもの
である。
【0049】なお、スペーサ層62を弾性層35と同一
部材で形成するものとすると、図14(B)の段階で弾
性層35と同時にスペーサ層62を形成することができ
るものである。ところで、弾性層35を形成する部材と
しては、ヤング率が1×105 〜1×109 Pa程度の
ものが好ましく、シリコンゴムや樹脂等が使用されるも
ので、本実施例ではヤング率1×106 Paのシリコン
ゴムを使用するものとして示している。
【0050】次に、第2実施例の他の実施例について説
明する。上記図10〜図14では、突起部38とスペー
サ層62の厚さを同一として例えば20μm として説明
したが、これによれば突起部38と加圧板66との間の
弾性層35が薄くなって圧電アクチュエータ37の変形
時に応力が集中し、該圧電アクチュエータ37の変位効
率がわずかに低下することが考えられる。これを防止し
て効率良好に圧電アクチュエータ37を変位させるため
に、最適な弾性層35の厚さ、突起部38の材質及び高
さ等を選択すればよく、例えばスペーサ層62の厚さを
20μm としたときに突起部38の高さを10μm とす
ればよい。
【0051】製造としては、例えば圧力板34上に感光
性樹脂フィルムを塗布して露光、現像することにより突
起部38を形成し、次いで厚さ20μm の感光性樹脂フ
ィルムを圧力板34に塗布して露光、現像によりスペー
サ層62を形成する。そして、弾性層35を印刷して加
圧板66(加圧部64)の接合を行うものである。
【0052】これにより、突起部38と加圧板66の間
の弾性層35の厚さを十分に得ることができ、圧電アク
チュエータ37の変位効率を良好にすることができるこ
とから、良好なインクの飛翔特性が得られて印字品質を
向上させることができるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至7の発明によ
れば、加圧部の圧力室を形成する部分の剛性を高く形成
することにより、加圧部の圧力室部分の撓みが少なく加
圧駆動手段による圧力室の容積を最大限に増加させるこ
とが可能となると共に、加圧部への加圧駆動手段の取り
付けに位置ずれを生じても変位時の曲げモーメントの発
生が防止されて印字部材の飛翔のばらつきが防止され、
印字品質を向上させることが可能である。
【0054】また、請求項8乃至13の発明によれば、
圧力部の隔壁上に適宜スペーサ部材と同一部材、同一加
工手段の同一工程で突起部が形成され、この突起部で高
さを保持させて印刷法により弾性層を形成させることに
より、印刷法によっても弾性層の高さを均一に形成さ
れ、印字部材の飛翔の安定性が図られ、印字品質を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部構成図である。
【図2】本発明のインクジェットヘッドの断面図であ
る。
【図3】図2の加圧板駆動の説明図である。
【図4】第1実施例の加圧板の第1製造例の工程図であ
る。
【図5】第1実施例の加圧板の第2製造例の工程図であ
る。
【図6】第1実施例の加圧板の第3製造例の工程図であ
る。
【図7】第1実施例の他の加圧板構造の要部断面図
(1)である。
【図8】第1実施例の他の加圧板構造の要部断面図
(2)である。
【図9】本発明の一適用例の構成図である。
【図10】本発明の第2実施例の構成図である。
【図11】図10の各構成要素部分の説明図である。
【図12】第2実施例の加圧板駆動の説明図である。
【図13】第2実施例の突起部形成の工程図である。
【図14】第2実施例の弾性層形成の工程図である。
【図15】従来のインクジェットヘッドの構成図であ
る。
【図16】従来の加圧板変位の説明図である。
【図17】従来の他のインクジェットヘッドの弾性部材
形成の説明図である。
【図18】従来の加圧板への圧電アクチュエータ取り付
け状態の説明図である。
【図19】図18の加圧板変位のグラフである。
【符号の説明】 21,64 加圧部 22 基板 23,65 スリット 24,66 加圧板 24a 肉厚部 25 リブ部 31,61 インクジェットヘッド 32 ノズル板 33 ノズル 34 圧力板 35 弾性層 36 圧力室 37 圧電アクチュエータ 43 レーザビーム 44a 高剛性部 44b 低剛性部 51〜57 インクジェットプリンタ 62 スペーサ層 63 突起部
フロントページの続き (72)発明者 恩田 信彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 及川 浩一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 曽根田 弘光 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小池 修司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部材を飛翔させる所定数の噴射孔が
    形成された噴射部と、該噴射孔に対応した位置に該印字
    部材が供給される圧力室を形成する圧力部と、該圧力室
    の一部を担う弾性層と、該弾性層上で該圧力室に対応し
    て変位自在に設けられる加圧部と、該加圧部に取り付け
    られて該加圧部を変位させる加圧駆動手段とを備えるイ
    ンクジェットヘッドにおいて、 前記加圧部は、少なくとも前記圧力室を形成する部分
    が、周辺より高剛性に形成されてなることを特徴とする
    インクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加圧部は、少なくとも前
    記圧力室を形成する部分が、該圧力室の外側方向に周辺
    より厚く一体に形成されてなることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加圧部は、少なくとも前
    記圧力室を形成する部分に、所定厚さの部材が積層され
    てなることを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の加圧部は、少なくとも前
    記圧力室を形成する部分が、周辺より高剛性で厚さが略
    同一な部材で形成されてなることを特徴とするインクジ
    ェットヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の加圧
    部の高剛性部分に、対応される前記加圧駆動手段が取り
    付けられてなることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の加圧部は、最も厚い部分
    の厚さtmax と、最も薄い部分の厚さtmin との比率が
    少なくともtmax /tmin =1.1で形成されてなるこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4記載の加圧部は、高剛性
    部分のヤング率Yma x と、周辺部分のヤング率Ymin
    の比率が少なくともYmax /Ymin =1.3で形成され
    てなることを特徴とするインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 印字部材を飛翔させる所定数の噴射孔が
    形成された噴射部と、該噴射孔に対応した位置に該印字
    部材が供給される圧力室を形成する圧力部と、該圧力部
    の隔壁上に印刷法で形成された弾性層と、該弾性層上で
    該圧力室に対応して変位自在に設けられる加圧部と、該
    加圧部に取り付けられて該加圧部を変位させる加圧駆動
    手段とを備えるインクジェットヘッドにおいて、 前記圧力室を形成する前記圧力部の隔壁上に、前記弾性
    層の高さを保持する所定高さの突起部が形成されてなる
    ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の圧力部の周囲にスペーサ
    部材が形成され、前記突起部が該スペーサ部材の高さの
    範囲内で形成されてなることを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のスペーサ部材が前記突
    起部と同部材で形成されてなることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載のスペーサ部材
    が前記突起部と同一工程で形成されてなることを特徴と
    するインクジェットヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11の何れか一項に記載の
    突起部は、感光性樹脂の形成、又は電鋳若しくはエッチ
    ングにより形成されてなることを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  13. 【請求項13】 請求項8〜11の何れか一項に記載の
    突起部は、加熱硬化型接着剤又は光硬化型接着剤を印
    刷、硬化させて形成されてなることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1055518A2 (en) * 1999-05-27 2000-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method of manufacturing the same
EP1055518A3 (en) * 1999-05-27 2002-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method of manufacturing the same

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