JPH0939043A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

Info

Publication number
JPH0939043A
JPH0939043A JP19348195A JP19348195A JPH0939043A JP H0939043 A JPH0939043 A JP H0939043A JP 19348195 A JP19348195 A JP 19348195A JP 19348195 A JP19348195 A JP 19348195A JP H0939043 A JPH0939043 A JP H0939043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shell
pin
projecting
movable side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19348195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kikuchi
政彦 菊地
Ryuichi Yamamoto
隆一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19348195A priority Critical patent/JPH0939043A/ja
Publication of JPH0939043A publication Critical patent/JPH0939043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/4005Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
    • B29C45/401Ejector pin constructions or mountings
    • B29C2045/4026Ejectors with internal cooling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体が収容されるカートリッジを構
成するシェルを可動側型板から取り出すための突出ピン
の跡を、情報記録媒体の情報記録部と接触することのな
い回転中心に所定の大きさで設けることにより、構造が
比較的簡単であって成形品を確実に剥離することができ
る突出ピンを有する射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 突出ピンは、シェルを可動側型板から剥
離するために必要とされる大きさの突出面を有し且つカ
ートリッジに収容される情報記録媒体の回転中心に配設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂の成形品
を金型から剥離するための突出ピンを有する射出成形用
金型に関し、特に、成形品の表面に突出ピンのための無
用の凹凸を生ずることのない射出成形用金型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の射出成形用金型として
は、例えば、図10に示すようなものがある。この図1
0は、金型に複数個のホットランナーノズルが組み込ま
れたホットランナー金型を示すもので、ミニディスク
(MD)のカートリッジを構成する一対の上下シェルを
同時に射出成形することができるものである。
【0003】図10において、1は固定側取付板、2は
固定側受け板、3は固定側型板、4はホットランナーノ
ズル、5はガイドピン、6はストッパ、7はガイドピン
である。また、8は可動側型板、9は支持板、10は可
動側受け板、11はガイドブシュ、12はスペーサブロ
ック、13はスペーサロッド、14は可動側取付板、1
5は断熱板である。
【0004】可動側受け板10と複数のスペーサブロッ
ク12と可動側取付板14とで囲まれた空間内には上下
の突出板16,17が介在されており、これら上下突出
板16,17は突出ロッド18によって可動側受け板1
0に対して接近・離反可能に構成されている。19はス
ペーサピン、20は突出ピン、21はガイドピン、22
はリターンピン、23はリターンばね、24は抜止めね
じ、25及び26は固定ねじ、27及び28はノックピ
ン、29はフロントストッパ、30はリアストッパであ
る。
【0005】この射出成形用金型を用いて射出成形され
た合成樹脂が固化した後、金型を開いて成形品を可動側
型板8から取り出す動作は、突出ピン20を突き出して
コア31に付着された成形品を剥離させることによって
行うことができる。かかる突出ピン20は、その後端が
上下突出板16,17間に固定されていると共に、その
先端は可動側受け板10及び支持板9と可動側型板8の
コア31とを貫通して固定側型板3のキャビティ32に
臨んでいる。
【0006】この成形品の剥離動作において、成形品の
押圧力が全面に渡って均等に作用しない場合には、局部
的な応力集中が発生して成形品の変形等の成形不良を生
じるため、成形品の全面をほぼ均等な力で押してやる必
要がある。特に、成形品が薄物であって補強用のリブを
有する場合、一般に、リブを成形するための凹溝部は可
動側型板に設けられるが、その凹溝部からリブを剥離す
るための剥離抵抗が他の平面部における剥離抵抗よりも
著しく大きくなるため、この剥離抵抗の差を考慮してリ
ブを中心に成形品全面の押圧力がほぼ均等になるよう、
多数本の突出ピンが設けられている。
【0007】このことは、成形品がカートリッジのシェ
ルの場合も同様である。例えば、図11に示すように、
成形品がシェル33(図11において交差ハッチングに
よって示した部分)である場合には、内側の円弧状リブ
を成形するための4箇所の凹溝部34の内側に7本の突
出ピン20が円周状に配設されている。
【0008】また、突出ピン20はコア31に対して摺
動可能とされているため、コア31の穴と突出ピン20
との間には隙間が生じており、合成樹脂を充填する際
に、その隙間内に合成樹脂が入り込み、必然的に円形の
バリが形成されるようになっている。このバリは、突出
ピン20の機能上から無くすことができないものである
ため、従来においては、図12に示すように、コア31
の端面部にキャビティ32側に突出する逃げ部35を設
け、この逃げ部35によって成形品であるシェル33に
凹陥部37を形成し、この凹陥部37内にバリを収容し
ている。これにより、バリの先端がシェル33の内面か
ら突出しないようにして、バリによる光ディスクの動作
不良等の上記弊害が生じないようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の射出成形用金型においては、成形品の全
面をほぼ均等な力で押してやるために多数本の突出ピン
20が必要とされる構造となっていた。従って、突出ピ
ン20の数だけ支持板9、可動側受け板10及びコア3
1のそれぞれに貫通穴が必要となるため、精度の要求さ
れる部品が多数必要になると共に、そのための加工工数
が多くなり、構造が複雑であって製造に多くの手間が掛
かり、金型のコストアップの要因にもなっているという
課題があった。
【0010】また、コア31の突出ピン20の先端周囲
にキャビティ32側に突出する逃げ部35を設け、この
逃げ部35によって成形品33に、突出ピン20の摺動
クリアランスに合成樹脂が充填されることによって発生
するバリを収容するための凹陥部37を設ける構成とな
っていたため、成形品33の内面に突出ピン20の数と
同数の凹陥部37が形成される。この成形品33がMD
等のカートリッジのシェルである場合、成形時に形成さ
れる多数の凹陥部37はカートリッジの内側に位置する
ため、不透明の合成樹脂によって形成されるときには、
その凹陥部37は外から見ることができないことから問
題を生ずることはない。
【0011】しかしながら、この種のカートリッジにお
いては、一対の上下シェルを透明の合成樹脂によって作
ることの要請が多くあり、その場合には、多数の凹陥部
37が外から透かして見えることになる。そのため、シ
ェルの内面に形成された凹陥部37が目立ってしまい、
カートリッジの美感を損ね、デザイン上の妨げになって
いるという課題があった。
【0012】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、情報記録媒体が収容されるカート
リッジを構成するシェルを可動側型板から取り出すため
の突出ピンの跡を、情報記録媒体の情報記録部と接触す
ることのない回転中心に所定の大きさで設けることによ
り、構造が比較的簡単であって成形品を確実に剥離する
ことができる突出ピンを有する射出成形用金型を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、上述したような課題等を解決し、上記目的を達成す
るために、突出ピンは、シェルを可動側型板から剥離す
るために必要とされる大きさの突出面を有し且つカート
リッジに収容される情報記録媒体の回転中心に配設した
ことを特徴としている。
【0014】本発明は、上述のように構成したことによ
り、突出ピンが情報記録媒体の情報記録部から離れた回
転中心に配設され、しかも、突出ピンの突出面が十分な
大きさを有するため、固化後の成形品を可動側型板から
確実に剥離することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の射出成形用金型の
実施例を、図1〜図9を参照して説明する。図1〜図6
は本発明の一実施例を示すもので、図1は複数個のホッ
トランナーノズルが組み込まれたホットランナー金型に
適用した縦断面図、図2は図1の可動側型板の平面図、
図3及び図4は成形品としてMDのカートリッジの上シ
ェルを適用した断面図、図5は図3のA−A線断面図、
図6は成形品としてMDのカートリッジの下シェルを適
用した断面図である。また、図7は本発明の射出成形用
金型によって成形されるカートリッジの一実施例を示す
分解斜視図、図8は図7に示す上シェルの内面の平面
図、図9は図7に示す下シェルの内面の平面図である。
尚、図1〜図6において、従来例を示す図10〜図12
と同一部分については同一符号を付して説明する。
【0016】本実施例では、成形しようとする物品とし
て、カートリッジ内に直径64mmの情報記録媒体の一
具体例を示す光磁気ディスク43が回転可能に収容され
たミニディスク(以下「MD」という。)のカートリッ
ジを構成する上下シェルを取り上げて説明する。そのた
め、まず、図7〜図9を用いて、本発明の射出成形用金
型によって成形される上シェル及び下シェル、並びに両
シェルを主要構成部品として構成されるMDについて説
明する。
【0017】このMDには、情報記録媒体として光ディ
スクを用いた再生専用のMD(以下「再生専用MD」と
いう。)と、録音・再生可能な光磁気ディスクを情報記
録媒体として用いた録音用のMD(以下「録音用MD」
という。)とがあるが、図7〜図9には録音用MDを示
している。即ち、図7は録音用MDの分解斜視図、図8
は上シェル40の内面図、図9は下シェル41の内面図
である。
【0018】図7に示すように、録音用MDは、上下に
重ね合わされる一対の上シェル40及び下シェル41
と、両シェル40,41内に回転自在に収容される情報
記録媒体の一具体例を示す円盤状の光磁気ディスク43
と、この光磁気ディスク43の中心部に固定される磁性
金属板44と、上下シェル40,41に設けられたシャ
ッタ窓48,49を開閉するシャッタ45と、シャッタ
45が不必要に開くのを防止するための開き防止ツメ4
6と、光磁気ディスク43に記録された情報の誤消去を
防止するための誤消去防止ツメ47とから構成されてい
る。
【0019】上シェル40と下シェル41とはほぼ同様
の形状及び構造を有しているが、下シェル41には中央
穴42が設けられているのに対して、上シェル40には
このような穴が設けられていない点が大きく異なるとこ
ろである。これら上下のシェル40,41は、互いの接
触面を溶着することによって一体に形成されている。そ
して、両シェル40,41の一辺にはシャッタ45がス
ライド可能に取り付けられており、このシャッタ45の
スライド動作によって両シェル40,41のシャッタ窓
48,49が同時に開閉される。
【0020】上シェル40はカートリッジの上半分をな
すもので、四角形の上面板40aと、この上面板40a
の四辺に連続する枠体40bと、上面板40aの内面を
ほぼ円形に仕切る円弧状のリブ体40cとを有し、上面
板40aの一辺のほぼ中央内側に四角形のシャッタ窓4
8が開口している。また、下シェル41はカートリッジ
の下半分をなすもので、四角形の下面板41aと、この
下面板41aの四辺に連続する枠体41bと、下面板4
1aの内面をほぼ円形に仕切る円弧状のリブ体41cと
を有し、下面板41aの中心部に中央穴42が開口して
いると共に、一辺のほぼ中央内側に四角形のシャッタ窓
49が開口している。下面板41aの中央穴42には、
図示しないプレーヤの回転テーブルが挿入され、磁性金
属板44を吸着することによって光磁気ディスク43が
回転テーブルにチャッキングされて、カートリッジ内で
一体に回転駆動される。
【0021】かかる構成を有する上下シェル40,41
のリブ体40c,41cによって囲まれた円形の空間部
内に光磁気ディスク43が回転自在に収容されている。
この空間部を形成する上面板40a及び下面板41aの
各内面が、光磁気ディスク43の情報記録面に接触する
ことがあるディスク対向面50,51(図8及び図9に
おいて、一点鎖線のハッチングで示した部分)を形成し
ている。これらのディスク対向面50,51を平面のみ
によって形成し、図11に示したような凹陥部37によ
る凹凸がなく、平らなディスク対向面50,51を有す
る上シェル40及び下シェル41が得られるようにす
る。
【0022】そのため、本実施例においては、上シェル
40の場合、上面板40aには中央穴がなくて平面であ
るため、ディスク対向面50の内側には、突出ピンの先
端面が円形に接触する突出面52(図8において、交差
するハッチングで示した部分)を設定している。一方、
下シェル41の場合、下面板41aの中央には中央穴4
2が開口されているため、ディスク対向面51の内側に
おいて中央穴42を囲むように突出ピンの先端面が円環
形に接触する突出面53(図9において、交差するハッ
チングで示した部分)を設定している。
【0023】更に、上下シェル40,41の枠体40
b,41bとリブ体40c,41cとで囲まれた4つの
空間部のうち、対角線上に位置する2つの空間部には開
き防止ツメ46と誤消去防止ツメ47とが個別に収容さ
れている。そして、枠体40bの一部には、開き防止ツ
メ46及び誤消去防止ツメ47を操作するための開口部
が設けられている。また、シャッタ45には、上下シェ
ル40,41の各シャッタ窓48,49を個別に閉じる
ことができる閉じ片45a,45bが設けられている。
【0024】尚、再生専用MDの場合、情報を記録する
必要がないため、上シェルのシャッタ窓は不要になる。
そのため、再生専用MDのカートリッジは、上述した上
シェル40からシャッタ窓48を無くすことによって形
成され、また、そのシャッタは下シェル41のシャッタ
窓49を開閉することができる閉じ片45bのみを有す
るものになる。
【0025】次に、上述したような上下シェル40,4
1を成形する本発明の射出成形用金型について説明す
る。図1及び図2に示すように、この射出成形用金型
は、2個の上シェル40と2個の下シェル41を1度に
成形することができる、いわゆる4個取りの金型に適用
したものである。
【0026】図1において、1は固定側取付板、2は固
定側受け板であり、この固定側受け板2と固定側取付板
1とは、ノックピン55で位置決めされていると共に、
固定ねじ56によって着脱可能に構成されている。固定
側取付板1の中央部には貫通穴57が設けられており、
この貫通穴57の外側の座ぐり部には円環状のロケート
リング58が固定されている。このロケートリング58
の穴と貫通穴57には、コイルヒータ59が巻かれたス
プールブシュ60が貫通されている。そして、スプール
ブシュ60の下端には、両面が断熱板によって覆われた
加熱ブロック61が連結されている。
【0027】加熱ブロック61は固定側受け板2に設け
た凹陥部62内に収容されており、その下面中央にはセ
ンタリングピン63が取り付けられ、また下面四隅には
ホットランナーノズル4が取り付けられている。4個の
ホットランナーノズル4は、それぞれ固定側受け板2を
貫通して固定側取付板1と反対側に突出していると共
に、それらの突出部には固定側型板3がそれぞれ嵌合さ
れている。そして、各ホットランナーノズル4はゲート
64を介して固定側型板3の、上シェル40又は下シェ
ル41の外面を形成するキャビティ32に連通されてい
る。尚、4個の固定側型板3は、それぞれ固定ねじ65
によって固定側受け板2に着脱可能に取り付けられてい
る。
【0028】更に、各固定側型板3にはガイドピン7が
取り付けられており、このガイドピン7の先端は、各可
動側型板8に設けたガイドピンブシュ67に挿脱可能に
係合されている。可動側型板8は、図2に示すように、
固定側型板3に対応させて4個設けられていると共に、
それぞれが固定側型板3に対して接近・離反可能に構成
されている。更に、可動側型板8は、上シェル40又は
下シェル41の内面を形成するコア31を有し、このコ
ア31とキャビティ32とによって成形品である上シェ
ル40又は下シェル41のための所定の成形空間が形成
される。
【0029】コア31は可動側型板8の中央部に嵌合さ
れていると共に、キャビティ32側と反対側に配された
支持板9が取付ねじ68によって可動側型板8に固定さ
れており、これによりコア31及びガイドピンブシュ6
7の脱落が防止されている。そして、可動側型板8と支
持板9とは取付ねじ69によって可動側受け板10に取
り付けられており、これによりコア31及びガイドピン
ブシュ67の脱落が防止されている。
【0030】更に、コア31には、冷却媒体の一具体例
を示す水が流通される冷却路70が設けられており、こ
の冷却路70は支持板9に設けた流路71を介して外部
の、図示しない冷却装置に接続されている。この冷却装
置は、可動側受け板10に設けた流路72を介して可動
側型板8の冷却路73に接続されていると共に、固定側
受け板2に設けた流路74を介して固定側型板3の冷却
路75にも接続されている。
【0031】また、可動側受け板10にはスペーサブロ
ック12及びスペーサロッド13を介して可動側取付板
14が取り付けられていると共に、可動側取付板14に
はカバープレート15が取り付けられている。固定ねじ
25は可動側取付板14とスペーサブロック12とを貫
通し、固定ねじ26は可動側取付板14とスペーサロッ
ド13とを貫通して、これらを可動側受け板10に固定
させる一方、取付ねじ76はスペーサブロック12を可
動側受け板10に固定させている。27は、スペーサブ
ロック12と可動側取付板14とを位置合わせするため
のノックピンであり、28は、可動側受け板10とスペ
ーサブロック12とを位置合わせするためのノックピン
である。そして、78は、可動側受け板10に対してス
ペーサロッド13を位置合わせするためのスリーブであ
る。
【0032】このような構成を有する可動側受け板10
にはガイドピンブシュ11が固定されている一方、この
ガイドピンブシュ11と摺動可能に嵌まり合うガイドピ
ン5が固定側受け板2に取り付けられている。これらガ
イドピン5及びガイドピンブシュ11は、図2に示すよ
うに、固定側受け板2及び可動側受け板10の四隅の合
計4箇所に設けられており、これによって本金型の固定
側及び可動側間の全体の位置決めを行っている。
【0033】また、図1に示すように、可動側型板8の
後方である可動側受け板10と可動側取付板14との間
には、所定の隙間をあけて上下の突出板16,17が配
されている。両突出板16,17は、ノックピン28に
よって位置合わせされていると共に、固定ねじ79によ
り固定されて一体的に構成されている。この上下突出板
16,17には、スペーサピン19とガイドピン21と
が摺動可能に貫通されていて、スペーサピン19は可動
側受け板10と可動側取付板14との間に介在されてい
る一方、ガイドピン21は一端が可動側受け板10の嵌
合穴にOリングを介して弾性的に支持されて、若干傾斜
可能とされている。このガイドピン21の他端は、上下
突出板16,17に固定されたガイドブシュ80を摺動
可能に貫通し、可動側取付板14に設けた穴14aに緩
やかに挿入されている。
【0034】更に、下突出板17には、可動側取付板1
4に設けた挿通穴を貫通する突出ロッド18の先端が取
付ねじ82によって固定されている。この突出ロッド1
8を進退動作させることにより、上下突出板16,17
が可動側型板8に対して接近し及び離反する動作を行
う。この上下突出板16,17の進退動作のうち、可動
側受け板10に近づく方向への移動は、可動側受け板1
0にねじ止めされたフロントストッパ29によって制限
され、その反対の可動側受け板10から離れる方向への
移動は、可動側取付板14にねじ止めされたリアストッ
パ30によって制限されている。従って、上下突出板1
6,17は、両ストッパ29,30の間を進退移動する
ことができる。24は、上下突出板16,17の抜け出
しを防止するための抜止めねじであり、先端のねじ部に
よって可動側受け板10に固定され、後端の頭部によっ
て可動側取付板14側への抜け出しが防止されている。
【0035】また、上下突出板16,17には、リター
ンピン22の後端部と突出ピン90の後端部とが固定さ
れている。リターンピン22は可動側受け板10を貫通
して可動側型板8の側方に突出しており、このリターン
ピン22に対応させて固定側受け板2にはストッパ6が
固定されている。このストッパ6には、可動側型板8の
先端面が固定側型板3の先端面に衝突するように突き合
わされるのを防止するためのものである。そして、リタ
ーンピン22にはコイル状のリターンばね23が圧縮さ
れた状態で嵌合されており、このリターンばね23のば
ね力によって上下突出板16,17が可動側受け板10
から離反する方向へ常時付勢されている。
【0036】突出ピン90は、各可動側型板8毎に設け
られていると共に、それぞれ可動側受け板10と支持板
9と可動側型板8のコア31とを貫通して、先端の突出
面52が固定側型板3のキャビティ32内に臨んでい
る。従って、突出ピン90の突出面52は、図3及び図
4に示すように、成形物である下シェル41の内面の一
部を形成している。この突出ピン90は、従来の針状の
突出ピンとは異なり、ある程度の太さを有する棒状の部
材からなり、その突出面52は、図8に示すように、デ
ィスク対向面50より若干小径の円形面に設定されてい
る。
【0037】更に、突出ピン90の後端部には、円周方
向に連続する環状溝が設けられており、この環状溝に止
め輪91を嵌合させることによって突出ピン90の抜け
を防止している。この突出ピン90の中途部は、可動側
受け板10に嵌合された突出ピンブシュ92によって摺
動可能に支持されている。この突出ピンブシュ92とし
ては、例えば金属製の含油軸受が好ましいが、ボールベ
アリングその他の軸受を用いることもできる。この突出
ピン90の軸受部材として含油軸受を用いるのは、コア
31側から伝達されてくる熱によって突出ピン90に潤
滑不良が生じ、突出ピン90の動作不良を生じるのを防
止するためである。尚、軸受部材としてボールベアリン
グを用いる場合には、突出ピン90との間の摩擦抵抗を
減少させることができるため、同様な効果が得られる。
【0038】このように突出ピン90は、上シェル40
及び下シェル41からなるカートリッジに収容される光
磁気ディスク43の情報が記録される情報記録部から離
れた回転中心に配設されていると共に、上シェル40又
は下シェル41を可動側型板8から剥離するために必要
とされる面積を確保するために、突出面52は他の部分
よりも直径が大きく形成されている。これにより、本実
施例においては、従来のように複数本の突出ピンを用い
ることなく、1個の突出ピン90であっても上シェル4
0(又は下シェル41)を可動側型板8から確実に剥離
することができる。
【0039】この突出ピン90には、軸心線方向に延在
されて一端が突出板16,17側に開口する軸方向穴9
4が設けられている。この軸方向穴94は、その底部を
連通口94aとして連通させた状態で、図5等に示すよ
うに、仕切り板95によって径方向に仕切られている。
この仕切り板95の一端は軸方向穴94から突出してお
り、その突出部95aによって流路96を仕切ってお
り、これにより冷却用の水が突出ピン90の先端近傍ま
で循環するように構成されている。
【0040】このような冷却路を確保するため、下突出
板17の一部は上部片17aと下部片17bとの二層構
造とされている。そして、ノックピン97によって上部
片17aと下部片17bとを位置合わせすると共に、取
付ねじ98で締結することにより一体的に構成されてい
る。尚、99はOリングであり、突出ピン90と下突出
板17との間に介在されて冷却水の漏れを防止してい
る。
【0041】図6は、下シェル41を製造する射出成形
用金型を示すものであり、図3〜図5に示す上シェル4
0を製造する射出成形用金型と異なる点は、下シェル4
1に中央穴42を設けるために固定側型板3Aに凸部3
9を設け、その先端面を突出ピン90の突出面53に当
接させるようにしたものである。これにより、成形品た
る下シェル41にはボス部が形成され、成形品の剥離
時、突出ピン90はボス部を押圧して、成形品41をコ
ア31から剥離することになる。
【0042】このような構成を有する射出成形用金型に
よれば、次のようにして上シェル40及び下シェル41
が製造される。まず、図1に示すように、この金型の可
動側を固定側に移動させて可動側型板8を固定側型板3
に突き合わせ、射出成形が可能な状態に型締めする。こ
の場合、上下突出板16,17は可動側受け板10から
離反した状態にあり、従って、突出ピン90は後退した
位置にある。
【0043】この状態から、図示しない成形機ノズルよ
り射出された熱可塑性の合成樹脂(例えば、ポリカーボ
ネート樹脂、ABS樹脂等)がスプールブシュ60を通
り、樹脂溶融温度以上に加熱された加熱ブロック61内
の流路を通って、所定温度に加熱されているホットラン
ナーノズル4に達し、ゲート64から固定側型板3のキ
ャビティ32内に流入されて、キャビティ32とコア3
1とで囲まれた成形空間内に充填される。このようにし
てキャビティ32内に充填された合成樹脂は、ホットラ
ンナーノズル4並びに固定側型板3及び可動側型板8が
冷えることによって固化される。
【0044】この場合、固定側型板3は冷却路75を冷
却水が流動することによって強制的に冷却される。更
に、可動側型板8は冷却路73を冷却水が流動すること
により、また、そのコア31は冷却路70を冷却水が流
動することによって強制的に冷却される。
【0045】これと同時に、本実施例では、図3等に拡
大して示すように、下突出板17a,17bに設けた流
路96から冷却水が、突出ピン90の内部に設けた軸方
向穴94を仕切る仕切り板95に沿って一方の流路内に
流入し、突出ピン90の先端部まで達した後、連通口9
4aから他方の流路を通って流路96内に戻り、その流
路96から外部に流出される。従って、突出ピン90の
軸方向穴94を通過する冷却水の熱交換作用により、成
形品である上シェル40(又は下シェル41)等の熱を
奪って合成樹脂の固化を促進させることができる。
【0046】このように、本実施例においては、可動側
型板8及びコア31の内部を流動する冷却水によって熱
交換が行われると共に、コア31の内側に配された突出
ピン90の内部を流動する冷却水によっても熱交換が行
われる。これにより、コア31等の強制冷却をより効率
良く行うことができ、成形品である上シェル40(又は
下シェル41)の固化をより迅速に進めることができ、
従って、次の型開き動作に速やかに移ることができる。
【0047】この合成樹脂の固化後、金型の可動側全
体、即ち、可動側型板8と可動側受け板10と可動側取
付板14等を一体に後退動作させ、可動側を固定側から
離反させて型開きを行う。これにより、可動側型板8と
固定側型板3の接触面が離反して、成形品(上シェル4
0及び下シェル41)の外面が固定側型板3から剥離す
る一方、成形品40,41の内面が可動側型板8のコア
31に付着して一体に移動する。これは、成形品40,
41の外面が殆ど平滑な平面であるのに対して、成形品
40,41の内面には多数のリブやその他の凹凸が形成
されており、内面側の剥離抵抗が外面側の剥離抵抗より
も大きくなっていることによるものである。
【0048】次に、図4に示すように、突出ロッド18
を前進させて上下突出板16,17を可動側受け板10
に接近させ、突出ピン90を前進させる。これにより、
突出ピン90の先端がコア31の表面から突き出され、
突出面52(又は53)が上シェル40(又は下シェル
41)の回転中心を押圧することにより、当該上シェル
40(又は下シェル41)がコア31から剥離される。
【0049】この場合、突出面52(又は53)が上シ
ェル40(又は下シェル41)の回転中心を押圧し、し
かも、上シェル40(又は下シェル41)の内面側の剥
離抵抗よりも大きな押圧力を発揮できるように大きく形
成されているため、1個の突出ピン90であっても、上
シェル40(又は下シェル41)を可動側型板8から確
実に剥離させることができる。しかも、突出ピン90で
上シェル40(又は下シェル41)のほぼ中心部を押圧
するため、成形品40,41に無理な剥離力を作用させ
ることがなく、金型剥離時、成形品40,41に変形を
生じさせるおそれがない。
【0050】更に、本実施例においても、突出ピン90
の周囲には、これが軸方向へ摺動するために一定の大き
さの隙間が設定されており、この隙間内に合成樹脂が入
り込んでバリが成形されるが、このバリが形成される部
分は光磁気ディスク43の回転中心であって、これが回
転するために支障を生じるような位置ではなく、光磁気
ディスク43の情報記録部が上記バリに接触することが
ないから、情報記録部をバリによって傷付けるおそれも
ない。従って、上シェル40又は下シェル41の内面の
うち、光磁気ディスク43の情報記録部と接触するおそ
れがあるディスク対向面50,51の凹凸を無くすこと
ができ、その凹凸によって光磁気ディスク43が傷付け
られることのない射出成形用金型を提供することができ
る。
【0051】また、上下シェル40,41が透明な合成
樹脂で製造される場合には、上記効果に加えて、デザイ
ン上の性能アップを図ることができる。即ち、従来の上
下シェルにおいては、上下シェル40,41のディスク
対向面には多数の突出ピンの跡が形成されるため、その
ピン跡が目立って目障りになりデザイン上の妨げとなっ
ていたが、本実施例によれば、デザイン上重要な要素を
占めるディスク対向面のピン跡を無くして平面にするこ
とができるため、デザインの質的向上を図ることができ
る。
【0052】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上下シェルの形状、金
型のキャビティやコアの形状等は図示のものに限定され
ることなく各種の形状とすることができる。更に、上記
実施例においては、成形品としてMDのカートリッジに
適用した例について説明したが、カセットテープのカー
トリッジ、フロッピーディスクのカートリッジ等のよう
に各種の情報記録媒体のカートリッジを製造するための
射出成形用金型として用いることができる。尚、カセッ
トテープのカートリッジのシェルに本発明を適用する場
合には、情報記録媒体たる磁気テープは2個のリールに
巻かれて使用されるため、その回転中心は2箇所とな
り、従って、上記突出ピンはその回転中心の数に合わせ
て2本を用いることになる。
【0053】また、上記実施例では、情報記録媒体とし
て光磁気ディスクを適用した例について説明したが、光
ディスクは勿論のこと、磁気テープ等の情報記録媒体に
適用することもできる。このように、本発明は、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャビティが設けられた固定側型板と、コアが設けられ
た可動側型板と、突出板に設けられた突出ピンとを備
え、突出ピンで成形品を押圧して可動側型板から剥離さ
せる射出成形用金型において、所定の大きさの突出面を
有する1個の突出ピンを情報記録媒体の情報記録部から
離れた回転中心に配設するようにしたため、成形品を可
動側型板から確実に剥離させることができると共に、成
形品に無理な剥離力を作用させることがなく、成形品に
変形を生じさせるおそれのない射出成形用金型が得られ
る。しかも、突出ピンのための穴が1つで済むため、可
動側型板等に設けられる冷却路の設置自由度を高めるこ
とができ、この種の金型構造の簡単化を図ることができ
る。
【0055】また、突出ピンの内部に冷却路を設ける構
成としたため、成形品及びコア等の冷却効率を高めるこ
とができ、製造効率の向上を図ることができると共に、
情報記録媒体の情報記録部を傷付けるおそれのないカー
トリッジを製造できる射出成形用金型を提供することが
できる。更に、シェルが透明な合成樹脂で製造される場
合には、デザイン上重要な要素を占めるディスク対向面
の目障りなピン跡を無くして平面にすることができ、従
って、デザインの質的向上を図ることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、複数個のホッ
トランナーノズルが組み込まれたホットランナー金型に
適用した縦断面図である。
【図2】図1の可動側型板の平面図である。
【図3】図1の要部を拡大して示すもので、金型の固定
側に可動側を突き当てた状態を示す断面図である。
【図4】図1の要部を拡大して示すもので、金型の固定
側から可動側を離反させた後、突出ピンを突き出した状
態を示す断面図である。
【図5】図3のA−A線部分の断面図である。
【図6】本発明に係る成形物を下シェルとしたときの図
3の要部を拡大して示す断面図である。
【図7】本発明に係るカートリッジの一実施例を示す分
解斜視図である。
【図8】図7のカートリッジの上シェルの内面を示す平
面図である。
【図9】図7のカートリッジの下シェルの内面を示す平
面図である。
【図10】従来の射出成形用金型を示す断面図である。
【図11】図10の可動側型板の要部を示す平面図であ
る。
【図12】図11のB−B線部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 固定側取付板 2 固定側受け板 3 固定側型板 4 ホットランナノズル 8 可動側型板 9 支持板 10 可動側受け板 12 スペーサブロック 14 可動側取付板 16 上突出板 17 下突出板 18 突出ロッド 31 コア 32 キャビティ 40 上シェル 41 下シェル 42 中央穴 43 光磁気ディスク(情報記録媒体) 48,49 シャッタ窓 50,51 ディスク対向面 52,53 突出面 90 突出ピン 94 軸方向穴 95 仕切り板 96 流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体が回転可能に収容されるカ
    ートリッジのシェルの外面を成形するキャビティが設け
    られた固定側型板と、 上記固定側型板に対して接近離反可能に設けられると共
    に上記シェルの内面を成形するコアが設けられた可動側
    型板と、 上記可動側型板の後方に接近離反可能に設けられた突出
    板と、 上記突出板に後端部が固定され且つ先端部が上記可動側
    型板を貫通して上記キャビティに臨むよう摺動可能に設
    けられた突出ピンとを備え、 上記突出板を上記可動側型板に接近させて上記突出ピン
    を上記固定側型板側に突出すことにより上記シェルを押
    して可動側型板から剥離させる射出成形用金型におい
    て、 上記突出ピンは、上記シェルを上記可動側型板から剥離
    するために必要とされる大きさの突出面を有し且つ上記
    カートリッジに収容される上記情報記録媒体の回転中心
    に配設したことを特徴とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出成形用金型におい
    て、 上記突出ピンには冷却路を設け、上記冷却路に冷却媒体
    を通過させて当該突出ピンを強制的に冷却することを特
    徴とする射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の射出成形用金型におい
    て、 上記突出ピンの上記冷却路は、当該突出ピンの軸心線方
    向に延在されて一端が上記突出板側に開口する軸方向穴
    と、上記軸方向穴の底部を連通させつつ径方向に仕切る
    仕切り板とからなり、上記仕切り板に沿って上記軸方向
    穴内に冷却媒体を強制的に循環させることを特徴とする
    射出成形用金型。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の射出成形用金型におい
    て、 上記シェルは、上記情報記録媒体の回転中心より外側の
    情報記録部と対向する部分を透明な合成樹脂で形成した
    ことを特徴とする射出成形用金型。
JP19348195A 1995-07-28 1995-07-28 射出成形用金型 Pending JPH0939043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19348195A JPH0939043A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 射出成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19348195A JPH0939043A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 射出成形用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0939043A true JPH0939043A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16308752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19348195A Pending JPH0939043A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 射出成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0939043A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1661684A2 (en) * 2004-11-26 2006-05-31 Hitachi Industrial Equipment Systems Co. Ltd. Ejector with internal fluid path and moulding method
JP2009006615A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Taiyo Yuden Co Ltd 光ディスクおよび成形用金型装置
JP2018171811A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 住友重機械工業株式会社 射出成形機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1661684A2 (en) * 2004-11-26 2006-05-31 Hitachi Industrial Equipment Systems Co. Ltd. Ejector with internal fluid path and moulding method
EP1661684A3 (en) * 2004-11-26 2006-09-06 Hitachi Industrial Equipment Systems Co. Ltd. Ejector with internal fluid path and moulding method
US7591643B2 (en) 2004-11-26 2009-09-22 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Mold with ejector pin cooling
JP2009006615A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Taiyo Yuden Co Ltd 光ディスクおよび成形用金型装置
JP2018171811A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 住友重機械工業株式会社 射出成形機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4698714A (en) Flexible magnetic disc cassette
EP0785554B1 (en) Mold for manufacturing disk cartridge
JPH0939043A (ja) 射出成形用金型
EP0448320B1 (en) Shutter for cartridge and apparatus for molding same
EP1192034B1 (en) Method of forming an optical disk with reduced edge wedge
JP3401795B2 (ja) ディスク基板の製造方法
JPH09295319A (ja) ディスク基板の成形用金型
US6729870B2 (en) Multi-cavity optical disc mold
JP3908254B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH06309828A (ja) 記録媒体ディスク
JP2947765B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH11328728A (ja) 光ディスク基板と成形方法及び光ディスク基板用射出成形装置
JP2004291341A (ja) 光学素子用成形金型及び光学素子の成形方法並びに光学素子
JP3383387B2 (ja) 光ディスク用基板及びこの光ディスク用基板の成形用金型
JP2640171B2 (ja) ディスクカートリッジ及びその製造方法
JP3094404B2 (ja) フロッピーディスクのケースハーフ成形用金型
JPH0929789A (ja) ディスク基板成形用金型装置
JP2003127190A (ja) 射出成形金型装置
JPH05212752A (ja) フロッピーディスクのケースハーフ成形用金型装置
JPH07130130A (ja) ディスク状記録媒体収納ケースの成形用金型
JPH03297618A (ja) デイスク基盤成形金型
JPH0652074U (ja) 光磁気ディスク用プラスチックカ−トリッジの成形金 型
JPH07244960A (ja) フロッピーディスクのケースハーフ成形用金型
JP2000006203A (ja) 光情報記録媒体用射出成形金型
JP2004241014A (ja) ディスク状記憶媒体の支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02