JPH0938307A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JPH0938307A
JPH0938307A JP19641995A JP19641995A JPH0938307A JP H0938307 A JPH0938307 A JP H0938307A JP 19641995 A JP19641995 A JP 19641995A JP 19641995 A JP19641995 A JP 19641995A JP H0938307 A JPH0938307 A JP H0938307A
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JP
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card
data
game
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point
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JP19641995A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技場において人手をそれほどかけることな
くかつ遊技場の設備負担も少ない顧客情報を収集する。 【解決手段】 ポイントカード17を遊技データ書込器
14に挿入した状態で遊技機12により遊技を行なって
その遊技機の使用状況に関するデータをポイントカード
17に記録させ、その記録データに従ってポイントカー
ド処理器1がポイントカード17にポイントを書込んで
加算更新するとともに、そのポイントカードに記録され
ているカードNo.データを基に遊技者を特定して遊技
場を利用した遊技者の顧客情報を集計し、しかも、複数
の遊技場における遊技者の顧客情報を一箇所において集
計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、遊技場
に設置され遊技者によって遊技が行なわれる遊技機を含
む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、パチンコ遊技機やコイン
遊技機あるいはスロットマシン等の遊技機を設置した遊
技場においては、ある遊技者がどの程度の頻度で来店し
てどの程度の時間遊技を行なったか等の遊技場を利用し
た遊技者の顧客情報を集計して経営管理に役立てたいと
いうニーズがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような顧
客情報を集計するにおいては、どのような遊技者が前記
遊技機により遊技を行なったかという遊技者に関する特
定を行なう必要があり、そのために、前記遊技機により
遊技を行なった遊技者に対し氏名等を逐一尋ねて入力し
て集計する方法が考えられる。しかし、このような方法
の場合には、その遊技者を特定するための作業に人手が
必要となるという欠点が生ずる。
【0004】そこで、たとえばいわゆるポイントカード
等のような情報記録媒体を遊技者に所持させ、遊技場を
利用した遊技者に対しその情報記録媒体を介して所定の
得点を加算更新して付与するというある特典を与えるこ
とにより、その引換えとして遊技者が自ら進んで前記顧
客情報を集計するための協力を行なうように仕向けるこ
とが考えられる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技者の顧客情報を人手をかけ
ることなく集計できかつ遊技場の設備負担も少ない遊技
用装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技場に設置され遊技者によって遊技が行なわれる
遊技機を含む遊技用装置であって、遊技者に所持され、
当該遊技者に関する特定を行なうことができかつ当該遊
技者が所有する得点を特定可能な特定用情報を記録した
情報記録媒体と、該情報記録媒体の記録情報を読取る記
録情報読取手段を有し、該記録情報読取手段が読取った
前記特定用情報によって特定される前記得点に対し、前
記遊技機の使用状況に応じて得点を加算更新する得点加
算更新手段と、前記記録情報読取手段が読取った前記特
定用情報を利用して前記遊技場を利用した遊技者の顧客
情報を集計する顧客情報集計手段とを含み、前記顧客情
報集計手段は、複数の前記遊技場における遊技者の前記
顧客情報を集計することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記得点加算更新手段によっ
て加算更新された得点が所定の得点に達した場合に所定
の価値物体を付与する価値物体付与手段をさらに含むこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、遊技者に所
持される情報記録媒体により、当該遊技者に関する特定
を行なうことができかつ当該遊技者が所有する得点を特
定可能な特定用情報が記録されている。記録情報読取手
段の働きにより前記情報記録媒体の記録情報が読取ら
れ、その読取られた前記特定用情報によって特定される
前記得点に対し、前記遊技機の使用状況に応じて得点が
加算更新される。顧客情報集計手段の働きにより、前記
記録情報読取手段が読取った前記特定用情報を利用して
前記遊技場を利用した遊技者の顧客情報が集計される。
そして、その集計は、複数の前記遊技場における遊技者
の顧客情報について行なわれる。
【0009】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記遊技機の使用状況
に応じて加算更新された得点が所定の得点に達した場合
に所定の価値物体が付与される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、遊技用装置の全体システムブロッ
ク図である。図1に示す遊技用装置は、集中管理部7に
より複数の遊技場の情報が集中管理される。なお、図面
では、1つの遊技場6のみが代表として示されている。
各遊技場6は、集中管理部7から、景品交換に用いられ
る景品と情報記憶媒体の一例のポイントカード17とが
搬入される。この段階では、ポイントカード17には、
ポイントカード同士を識別するための識別情報としての
カードNo.情報のみが記録されている。そして、ポイ
ントカードの申込みを行ないたい遊技者9は、遊技場6
に出向いて、自己の氏名,年齢,性別等の所定の情報を
記入してポイントカード17の発行を申し込む。する
と、遊技場6は、その遊技者に対しポイントカード17
を1枚発行するとともに、その発行したポイントカード
17に記録されているカードNo.情報とその遊技者が
記入した情報とからなるカード申込み情報を集中管理部
7のデータ処理器8aに出力する。データ処理器8aで
は、カード申込み情報が送信されてくる毎に、そのカー
ドNo.毎に分類して送信されてきた遊技者の個人デー
タ(図11(A)参照)を記憶しておく。
【0012】そして、ポイントカード17を発行された
遊技者9は、遊技場6の遊技機12により遊技を行なう
場合には、その遊技機12に接続されている遊技データ
書込器14のカード挿入口15に予めポイントカード1
7を挿入する。その状態で遊技機12により遊技を行な
い、遊技機12による遊技状態に関する遊技データが遊
技データ書込器14からポイントカード処理器1に送信
される。この遊技データは、たとえば、遊技機12に用
いられる遊技媒体(たとえばパチンコ玉)の貸出額デー
タ(売上データ),特定遊技状態(大当たり)の発生回
数データ,遊技領域に打込まれた遊技媒体の数等からな
る遊技媒体の使用数,遊技機12により遊技を行なった
遊技時間データ,遊技者の遊技を行なった結果としての
勝ち負け等(たとえば差玉データ)からなる遊技結果デ
ータ等である。なお、遊技機12は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で構
成されている。また前記特定遊技状態とは、所定の遊技
条件が成立したことにより遊技者にとって有利な遊技状
態を言い、たとえばパチンコ遊技機の場合にはいわゆる
可変入賞球装置が開成して打玉が入賞しやすい遊技者に
とって有利となる大当り状態が相当する。また、遊技デ
ータ書込器14のカード挿入口15に挿入されたポイン
トカード17は、その記録データが読取られて、その記
録データのうち少なくともカードNo.が前記遊技デー
タとともにポイントカード処理器1に送信される。
【0013】次に、遊技者が遊技機12により遊技を行
なっている最中には、売上額(遊技者に貸出された玉等
の遊技媒体の貸出額),大当り発生回数,打込球数,た
とえば差玉等の遊技者の勝ち負けに関するデータ等が逐
次変化するのであり、そのような変化する遊技データを
遊技機12が遊技データ書込器14に送信し、遊技デー
タ書込器14では、その遊技データを取込んで新たな遊
技データに更新する処理動作を行なう。そして遊技者が
遊技機12により遊技を終了して遊技データ書込器14
に設けられている後述する操作部59を操作して挿入さ
れているポイントカードを排出する操作が行なわれれ
ば、最終的な遊技データをポイントカード17に書込ん
でそのポイントカード17がカード挿入口15から遊技
者に排出される。
【0014】遊技者は、その排出されたポイントカード
17をポイントカード処理器1のカード挿入口3に挿入
する。ポイントカード処理器1は、その挿入されたポイ
ントカード17の記録データを読取り、その読取った記
録データに含まれている遊技データに基づいてポイント
を加算更新する要件が備わっているか否か判断して備わ
っている場合には挿入されたポイントカード17のポイ
ントデータを加算更新する処理を行なう。このポイント
処理を行なうに際しては、まず、ポイントカード処理器
1は、暗証番号の入力を要求して暗証番号より本人確認
のセキュリティチェックを行ない、さらに、ポイント加
算要件を満たしていると判断した場合には、挿入された
ポイントカードのカードNo.に対応するカード情報
(図11(A)に示す個人データ)をデータ処理器8a
から送信してもらってそのデータ処理器8aに既に登録
されているカード情報と挿入されたポイントカードに記
録されているカード情報とを照合して一致するか否か判
別するセキュリティチェック処理を行なう。
【0015】ポイントカード処理器1には、加算値設定
器10が設けられており、後述するように、どのような
種類の遊技データがどのような値に達した場合にポイン
ト加算要件が満たされていると判断するための判断基準
データが入力可能となっている。さらに、ポイントカー
ド処理器1には、暗証番号の入力や景品交換のための操
作等を行なう操作部2と、所定のデータ(後述する)を
表示するためのデータ表示部4とが設けられている。さ
らに、ポイントカード処理器1は、ポイントが所定値に
なっていることを条件として、遊技者が操作部2を操作
して景品交換を行なうための操作が行なわれれば、景品
交換を行なうためのポイントデータが記録された景品交
換媒体の一例の景品交換カード18または景品交換券1
9が景品交換媒体発行口5から遊技者に発行される。遊
技者は、その発行された景品交換カード18または景品
交換券19を遊技場6のたとえばカウンタ等に持参し、
その景品交換カード18または景品交換券19に記録さ
れているポイントデータの範囲内で所定の景品との景品
交換を行なうことができる。このように、所定値のポイ
ントを得た遊技者に景品等を与えることにより、ポイン
トカード17の利用率を高めることができる。
【0016】前記ポイントカード処理器1は、挿入され
たポイントカード17に記録されているカードNo.情
報と遊技データとをデータ処理器8aに送信するととも
に、ポイントの加算更新処理を行なった場合にはそのポ
イント加算情報もデータ処理器8aに送信する。データ
処理器8aでは、それぞれのカードNo.毎に分類記憶
されている遊技データ(図11(A)に示す個人デー
タ)等の中から、送信されてきたカードNo.に相当す
る遊技データ等を割出し、送信されてきた新たな遊技デ
ータやポイント加算情報に従って新たなデータに書換え
る処理を行なう。そして、その新たなデータと、カード
No.情報から割出すことのできるカード申込み情報に
含まれている遊技者のデータとに基づいて、図11〜図
13に示すような種々の顧客情報の集計を行ない、その
顧客情報を遊技場6に提供する。この提供の方法として
は、プリントアウトされた書面によるもの,オンライン
による送信,フロッピーディスク等の記憶媒体での提供
等が考えられる。これらにより提供された顧客情報は、
遊技場6が運営上の弱点や利点等を知る上で重要な情報
となる。
【0017】図中13はホールコンピュータであり、遊
技場6全体を管理するためのホストコンピュータであ
り、このホールコンピュータ13とポイントカード処理
器1とを接続させ、ホールコンピュータ13に遊技デー
タ等の種々のデータを送信して情報の集計処理を行なう
ようにしてもよい。
【0018】また、集中管理部7から遊技場6に対しポ
イントカードを発行するのに代えてまたはそれに加え
て、集中管理部7から直接遊技者9にポイントカードを
発行するようにしてもよい。
【0019】集中管理部7によって顧客情報の提供を受
ける各遊技場6は、この遊技用装置による顧客情報の集
計システムを利用するリース料を集中管理部7に支払う
とともに、ポイントカード処理器1によりポイントカー
ドにポイントデータを加算更新したその加算更新料に相
当する料金(ポイント加算料)を集中管理部7に支払
う。また、各遊技場6は、ポイントカード処理器1から
発行された景品交換カード18を用いて景品交換された
景品の種類や個数からなる景品情報をデータ処理器8a
に送信する。データ処理器8aでは、その送信されてき
た景品情報に基づいて各遊技場6の景品の在庫管理を行
ない、景品の在庫が少なくなった遊技場に対し景品を搬
入する。この景品の搬入に際しては、遊技場6は何ら景
品の購入代金を集中管理部7に支払わない。これは、ポ
イントカード処理器1によるポイントデータの加算更新
に伴って既に料金を支払っているためである。このよう
に構成したために、ある遊技場6においてポイントデー
タの加算更新を行ない、その加算更新されたポイントカ
ードを他の遊技場に持ち込んでその他の遊技場で景品交
換カード18を発行してもらってその景品交換カード8
により景品交換を行なったとしても、前記ある遊技場と
前記他の遊技場との間で前記他の遊技場のみが損失を被
るという不都合な事態が生じないのである。
【0020】図2は、遊技用装置に用いられる各種記録
媒体を示す図である。(A)は、情報記録媒体の一例の
ポイントカード17が示されている。このポイントカー
ド17は、情報印字部17aと磁気記録部等からなる情
報記録部17bとを有する。情報記録部17bには、ポ
イントカード17の使用有効期限であるカード有効期限
20,カードNo.,暗証番号,ポイントカード17が
発行された遊技店コード23,遊技データ24,ポイン
トデータ25,そのポイントデータが最後に加算更新さ
れたポイント加算日26,セキュリティコード27が記
録されている。
【0021】図2(B)は、景品交換媒体の一例の景品
交換カード18が示されている。この景品交換カード1
8は、情報印字部18aと磁気記録部等からなる情報記
録部18bとを有する。そして情報記録部18bには、
カードNo.28,ポイントデータ29,景品交換カー
ド18を発行した発行日30,その発行No.31,セ
キュリティコード32が記録されている。
【0022】図2(C)は、景品交換媒体の他の例を示
す景品交換券19が示されている。この景品交換券19
は、前記景品交換カード18の代わりに用いられるもの
である。景品交換券19は、情報印字部19aとバーコ
ード等からなる情報記録部19bとを有する。そして、
情報印字部には、カードNo.,景品交換券19が発行
された発行日,その発行No.が印字されている。そし
て情報記録部19bには、前記情報印字部19aに印字
された3種類のデータに加えて、セキュリティコードが
記録されている。
【0023】図3は、図1に示した加算値設定器10に
より入力設定される設定値に対応した加算方法を説明す
る説明図である。加算値設定器10により「1」が設定
された場合には、遊技者が遊技場6に来店して遊技機1
2により遊技を行なえば、1日につき1ポイント加算さ
れる。加算値設定器10により「2」が入力設定されれ
ば、遊技者が遊技機12により1時間遊技をする毎に1
ポイント加算される。「3」が入力設定されれば、遊技
者が遊技機12により遊技をして、最初の1時間は1ポ
イント加算し、その後は2時間毎に1ポイントずつ加算
される。「4」が設定されれば、貸玉等の遊技媒体の貸
出額が5000円に達する毎に1ポイント加算される。
「5」が入力設定されれば、遊技者が遊技機12により
遊技を行なって遊技者が負けた状態で遊技が終了した場
合には、差玉500発につき1ポイント加算される。
【0024】図4は、図1に示したポイントカード処理
器1の制御回路を示すブロック図である。ポイントカー
ド処理器1は、基本回路33を有しており、その基本回
路33内には、制御中枢としてのCPU40,制御デー
タを記憶するRAM41と、制御プログラムを記憶して
いる読出専用のROM42とが設けられている。さら
に、基本回路33内には、前記加算値設定器10により
設定された設定値を記憶しておく加算値設定部16が設
けられている。
【0025】基本回路33には、入力回路34が接続さ
れており、操作部2からの操作入力データが入力回路3
4を介して基本回路33に入力される。さらに、遊技デ
ータ書込器14からの遊技データが入力回路34を介し
て基本回路33に入力される基本回路33は、カードリ
ーダライタ36が接続されており、カード挿入口3に挿
入されたポイントカード17に記録されているカード情
報がこのカードリーダライタ36により読取られて基本
回路33に入力される。
【0026】基本回路33は、挿入されたポイントカー
ド17のポイント加算処理を行なう場合には、挿入され
たポイントカード17のポイントデータを加算更新され
た新たなポイントデータに書換える制御指令信号をカー
ドリーダライタ36に出力する。また、景品交換カード
18を発行する場合には、基本回路33は景品交換カー
ド発行指令信号をカードライタ37に出力する。する
と、カードライタ37は、カードストック部38にスト
ックされている景品交換カードを取出してそのカードに
図2(B)に示した各種カードデータを書込んで排出す
る。さらに、基本回路33は、必要な表示データを表示
回路39を介してCRT4により表示させる制御を行な
う。また基本回路33は、出力回路35を介してデータ
処理器8a,8bに対し前述した遊技データ,カードN
o.データ,ポイント加算情報を出力する。
【0027】図5は、前記遊技データ書込器14の制御
回路を示すブロック図である。遊技データ書込器14
は、基本回路43を有しており、その基本回路には、C
PU46,RAM47,ROM48が設けられている。
【0028】基本回路43には、入力回路60を介して
操作部59が接続されており、この操作部59によりカ
ード排出操作が行なわれればその操作信号が入力回路6
0を介して基本回路43に入力される。また、遊技機1
2からの逐次変化する遊技データが入力回路60を介し
て基本回路43に入力される。基本回路43には、カー
ドリーダライタ44が接続されており、カード挿入口1
5に挿入されたポイントカードに記録されている各種カ
ード情報がこのカードリーダライタ44により読取られ
て基本回路43に入力される。
【0029】基本回路43は、操作部59によりカード
排出操作が行なわれれば、それまでの遊技に応じて更新
された遊技データを挿入されているポイントカード17
に書込むための制御指令信号をカードリーダライタ44
に出力する。カードリーダライタ44は、その制御指令
信号に従って遊技データを書込んでポイントカード17
を排出する。基本回路43は、出力回路45を介してポ
イントカード処理器1に遊技データを出力する。
【0030】図6は、前記データ処理器8a,8bの制
御回路を示すブロック図である。データ処理器8a,8
bは、基本回路49を有している。この基本回路49に
は、CPU56,RAM57,ROM58が設けられて
いる。
【0031】基本回路49には、操作部50が接続され
ており、各処理を実行するための操作がこの操作部50
により行なわれる。基本回路49には、入力回路51が
接続されており、ポイントカード処理器1からの遊技デ
ータ,カードNo.データ,ポイント加算情報が入力回
路51を介して基本回路49に入力される。
【0032】基本回路49は、出力回路52を介してデ
ータ出力器53に、図11ないし図13に示すような各
種顧客集計データを印字出力する制御を行なう。基本回
路49は、表示回路54を介して表示器55により、図
11ないし図13に示した各種顧客集計データを表示さ
せる制御を行なう。
【0033】図7は、図4に示したポイントカード処理
器1の制御回路の制御動作を示すフローチャートであ
る。まずステップS(以下単にSという)1により、利
用前である旨の表示動作が行なわれ、CRT4により利
用前である旨のメッセージ表示がなされる。次にS2に
進み、ポイントカードの挿入があったか否かの判断がな
され、ない場合にはそのまま制御が終了する。一方、ポ
イントカード17がカード挿入口3に挿入されれば、S
3に進み、カード挿入後である旨の表示動作制御が行な
われ、CRT4によりカードを挿入後である旨のメッセ
ージ表示が行なわれる。次にS4に進み、挿入されたポ
イントカード17に記録されているカード情報を読取る
制御が行なわれる。次にS5に進み、その読取ったカー
ドデータを基に対象カードであるか否かの判断がなされ
る。この判断は、遊技データ書込器14から送信されて
来た遊技データと挿入されたポイントカード17に記録
されている遊技データ24とを照合して一致するか否か
で判断する。そして、挿入されたカードが対象となるカ
ードでなかった場合にはS7に進み、誤カードである旨
の表示をCRT4により表示させた後S23に進む。
【0034】一方、挿入されたカードが対象となるカー
ドであった場合にはS6に進み、暗証番号の入力要求表
示をCRT4により行なう。そしてS8に進み、入力が
あったか否かの判断がなされ、入力があるまで待機す
る。遊技者が操作部2により暗証番号を入力すれば、S
9に進み、その入力された暗証番号を挿入されたポイン
トカード17に記録されている暗証番号22と照合する
処理がなされ、次にS10に進み、その照合の結果両者
が一致するか否かの判断がなされる。そして一致しなけ
れば図8に示すS47に進む。
【0035】一致していれば、S11に進み、S4によ
り読取ったカードデータに含まれている遊技データのう
ち、ポイント加算の対象となる遊技データを参照する処
理がなされる。このポイント加算の対象となる遊技デー
タは、前述したように、加算値設定器10で予め遊技場
が設定入力しているものであり、図3に示す5種類の中
から択一的に選択入力されている。そしてS12に進
み、ポイント加算要件を満たしているか否かの判断がな
され、満たしていない場合にはS33に進む。満たして
いる場合にはS13に進み、照合データ要求信号をデー
タ処理器8a,8bに出力する。この照合データ要求信
号は、挿入されたポイントカードに記録されているN
o.データを含んでいる。データ処理器8a,8bは、
その照合データ要求信号を受けて、その照合データに含
まれているカードNo.に対応して登録されているカー
ド情報(図11(A)に示す個人データ)を照合データ
としてポイントカード処理器1に返信する。その照合デ
ータが返信されてくれば、S14によりYESの判断が
なされてS15に進み、返信されてきたカード情報と挿
入されているポイントカードに記録されているカード情
報との照合を行ない、S16によりその両情報が一致す
るか否かの判断がなされる。一致しなければ図8に示す
S44に進むが、一致する場合にはS17に進み、ポイ
ントを加算する処理がなされる。
【0036】次にS18に進み、その加算されるポイン
ト数をCRT4により表示する処理がなされ、S19に
進み、加算後のポイントが景品交換カード18を発行す
るのに必要となる所定値に達したか否かの判断がなさ
れ、達したと判断された場合にはS36に進むが、達し
ていない場合にはS20に進み、現在ポイントをCRT
4により表示しS21に進み、挿入されているポイント
カード17のポイントデータ25を前記新たな現在ポイ
ントデータに書換えるとともに、加算されたポイントで
あるポイント加算情報をデータ処理器8a,8bに送信
する処理がなされる。次にS22に進み、前記S21に
従ってカードリーダライタ36がデータの書込を終了し
たか否かの判断がなされる。カードリーダライタ36
は、挿入されているポイントカード17のポイントデー
タ25を現在ポイントに書換えるとともにポイント加算
日データ26を本日の日付に書換える処理を行ない、そ
の書換処理が終了すればS23に進む。そしてS23に
よりポイントカードの排出制御が行なわれ、その排出制
御が完了した段階でS24によりYESの判断がなされ
てS25に進み、利用終了表示をCRT4により行なう
動作がなされる。
【0037】次にS26に進み、カード返却済みである
か否かの判断がなされ、遊技者がカード挿入口3からカ
ードを引抜いていない段階ではNOの判断がなされてS
27に進み、所定期間が経過したか否かの判断がなさ
れ、所定期間が経過するまでS26の判断を続行する。
そして所定期間が経過するまでの間に遊技者がカード挿
入口3からポイントカード17を引抜けばS31に進
み、次のカードの挿入があったか否かの判断がなされ、
なければS32に進み、所定期間が経過したか否かの判
断がなされ、所定期間が経過するまでS31の判断が続
行される。そしてカードが挿入されればS3に戻るが、
所定期間内にカードが挿入されなかった場合には制御は
終了する。
【0038】一方、S27により所定期間が経過したと
判断されるまでの間に遊技者がカード挿入口3からポイ
ントカードを引抜かなかった場合にはS28に進み、カ
ード取忘れ報知をCRT4で行ない、S29に進み、再
度カード返却済みであるか否かの判断がなされ、遊技者
がカード挿入口3からポイントカード17を引抜くまで
待機する。そして引抜いた段階でS30に進み、カード
取忘れ報知の解除を行なってS31に進む。
【0039】図8(A)は、前記S12によりポイント
加算要件が満たされていないと判断された場合に実行さ
れるプログラムであり、S33により、ポイント加算要
件未達成表示をCRT4により行ない、S34に進み、
カード排出操作があったか否かの判断がなされ、ない場
合にはS35に進み、所定期間が経過したか否かの判断
がなされ、経過するまでS34の判断を続行する。そし
てその所定期間内に遊技者が操作部2を介してカード排
出操作を行なえば、前記S20に進む。一方所定期間内
にカード排出操作が行なわれなかった場合には前記S2
3に進む。
【0040】図8(B)は、前記S19により加算後ポ
イントが所定値に達していると判断された場合に実行さ
れるプログラムであり、S36により、ポイントが所定
値に達した旨の報知をCRT4により行ない、S37に
進み、遊技者が操作部2を操作したか否かの判断がなさ
れ、操作していなければS38に進み、所定期間が経過
したか否かの判断がなされ、所定期間が経過するまでS
37の判断が続行される。そして、所定期間が経過する
までの間に操作が行なわれなかった場合には景品交換カ
ード18の発行が行なわれることなく前記S20に進む
が、操作が行なわれた場合にはS39に進み、その操作
が景品交換のための操作か否かの判断がなされる。そし
てその操作がポイントカード排出用の操作であった場合
には、景品交換カード18の発行が行なわれることなく
S20に進む。一方、その操作が景品交換のための操作
であった場合にはS40に進み、景品交換の選択が行な
われた旨の表示がCRT4によりなされ、S41に進
み、景品交換媒体(景品交換カード18または景品交換
券19)の発行動作がなされる。そしてS40に進み、
その発行が完了したか否かの判断がなされ、完了した段
階でS43に進み、挿入されているポイントカード17
に書込むべきデータの書換処理がなされる。これは、ポ
イントデータが所定値に達したためそのポイントデータ
を用いて景品交換カード18を発行したために、その景
品交換カード18の発行に用いられたポイントデータを
減算する必要があり、そのためにS43によりポイント
データの減算更新処理が行なわれるのである。そして次
に制御はS20に進む。
【0041】図8(C)は、前記S16により照合デー
タが一致していないと判断された場合に実行されるプロ
グラムであり、S44により、カードデータが異常であ
る旨の表示をCRT4により行ない、S45に進み、カ
ード排出操作があった否かの判断がなされ、ない場合に
はS46に進み、所定期間が経過したか否かの判断がな
され、所定期間が経過するまでS45の判断が実行され
る。そして所定期間が経過するまでに遊技者が操作部2
を介してカード排出操作を行なった場合あるいは所定期
間が経過するまで何ら操作が行なわれなかった場合には
前記S23に進む。
【0042】図8(D)は、前記S10により暗証番号
が一致していないと判断された場合に実行されるプログ
ラムであり、S47により、誤って入力された暗証番号
をCRT4により表示する処理がなされ、S48に進
み、所定期間が経過したか否かの判断がなされ、経過す
るまで待機する。そして経過した段階でS49に進み、
再度暗証番号の入力要求表示をCRT4により行なう。
そしてS50に進み、暗証番号の入力があったか否かの
判断がなされ、入力があるまで待機する。そして入力が
あった段階でS51に進み、再度入力された暗証番号の
照合動作を行ない、S52により、一致しているか否か
の判断がなされ、一致していなければ前記S23に戻
り、一致している場合には前記S11に進む。
【0043】図9は、図5に示した遊技データ書込器の
制御回路の制御動作を示すフローチャートである。SA
1により、カードが挿入されたか否かの判断がなされ、
挿入されなければそのまま制御が終了する。カードがカ
ード挿入口15に挿入されればSA2に進み、カードリ
ーダライタ44によるカードの記録データの読取動作が
なされ、SA3に進み、その挿入されたカードが対象カ
ードであるか否かの判断がなされる。挿入されたカード
がポイントカード17でなかった場合にはSA9に進
み、カード排出制御がなされるが、挿入されたカードが
ポイントカード17であった場合にはSA4に進み、遊
技機12から逐次送られてくる遊技データを取込む処理
がなされる。この遊技データは、前述したように売上デ
ータ(玉貸額等の遊技媒体の貸出額),大当りの発生回
数データ,遊技媒体の打込数,遊技時間,客の勝ち負け
データ(たとえば差玉データ)等であり、遊技者が遊技
機12により遊技を行なうことにより逐次変化するデー
タであり、その逐次変化する遊技データが遊技機12か
ら遊技データ書込器14に入力されてくるのであり、そ
の入力されてきた遊技データを取込む処理がなされる。
遊技データ書込器では、その取込んだ遊技データに従っ
て常に最新の遊技データに更新する処理がなされてい
る。
【0044】そして、遊技者が遊技を終了して操作部5
9を介してカード排出操作が行なわれれば、SA5によ
りYESの判断がなされてSA6に進み、前記遊技デー
タの取込みを終了させ、SA7に進み、遊技データを集
計してポイントカードに書込むとともに、その集計され
た遊技データをポイントカード処理器1に送信する処理
がなされる。次にSA8に進み、取込んだ遊技データを
クリアする処理がなされる。これは、既に遊技データを
書込んだために、その遊技データが不要となり、その不
要となった遊技データをクリアするのである。
【0045】次にSA9に進み、挿入されたポイントカ
ード17をカードリーダライタ36を作動させて排出制
御がなされ、SA10に進み、そのカードの排出が完了
したか否かの判断がなされ、完了するまで待機する。そ
して完了した段階でSA11に進み、カードが返却され
たか否かの判断がなされる。遊技者がカード挿入口14
からポイントカードを引抜かなければ、SA12に進
み、所定期間が経過したか否かの判断がなされ、所定期
間が経過するまで待機する。そして所定期間が経過する
までの間に遊技者がカード挿入口15からポイントカー
ド17を引抜けば、SA11によりYESの判断がなさ
れて制御が終了するが、所定期間が経過するまでの間に
遊技者がポイントカード17をカード挿入口15から引
抜かなければSA13に進み、カード取忘れ報知を行な
い、SA14に進み、再度カード返却がなされたか否か
の判断がなされ、カード返却がなされるまで待機する。
そして遊技者がカード挿入口15からポイントカード1
7を引抜けばSA15に進み、カード取忘れ報知が解除
されて制御が終了する。
【0046】図10は、図6に示したデータ処理器の制
御回路の動作を示すフローチャートである。SB1によ
り、照合データ要求信号がポイントカード処理器1から
送信されてきたか否かの判断がなされ、送信されてきて
いない場合にはSB6に進み、遊技データ,カードN
o.データ,ポイント加算情報がポイントカード処理器
1から送信されてきたか否かの判断がなされ、送信され
てきていない場合にはSB9に進み、操作部50が操作
されたか否かの判断がなされ、操作されていない場合に
はそのまま制御が終了する。
【0047】ポイントカード処理器1から、カードN
o.データに合わせて、遊技データあるいはポイント加
算情報が送信されてくれば、SB6によりYESの判断
がなされてSB7に進み、その送信されてきたカードN
o.データに対応して登録されている個人データ(図1
1(A)参照),集計データ(図11(B)参照),店
別ポイントデータを呼出す処理がなされる。次にSB8
に進み、個人データ,集計データ,店別ポイントデータ
を演算して格納する処理がなされる。SB6により遊技
データやポイント加算情報が送信されてくれば、その送
信されてきたデータに従って既に登録されているデータ
を更新する必要があり、その更新をSB8により行なっ
ているである。そして、店別ポイントデータとは、各遊
技場6毎の付与したポイントの合計のデータであり、こ
の店別ポイントデータに従って集中管理部7が遊技場6
に対しポイント加算料を請求する。
【0048】ポイントカード処理器1から照合データ要
求信号が送信されてくれば(S13参照)、SB1によ
りYESの判断がなされてSB2に進み、送信されてき
た照合データ要求信号に含まれるカードNo.に対応し
て登録されている個人データを呼出して所定領域に一時
記憶する処理がなされ、SB3に進み、その呼出した個
人データをポイントカード処理器1に返信する処理がな
される。そしてSB4に進み、所定期間が経過したか否
かの判断がなされ、所定期間が経過した段階でSB5に
進み、前記所定領域に一時記憶された個人データをクリ
アする処理がなされて制御が終了する。
【0049】図11は、図1に示した遊技用装置での集
中管理部7が遊技場6に対し提供する提供情報の例を示
している。図11(A)は顧客の個人データであり、ポ
イントカードのカードNo.毎に、顧客の氏名,年齢,
性別,来店回数,来店頻度,ポイントデータ,景品交換
回数,遊技時間,遊技台別の遊技時間,投資金額,他店
来店情報が分類集計されている。なお、来店頻度は、1
週間に何回来店したかであり、ポイントデータは、今ま
での累計のポイントデータと当月におけるポイントデー
タとが分類集計される。また、遊技時間は、今までの累
積総計時間と1週間当りに換算した平均遊技時間とが集
計される。また、遊技台別遊技時間は、遊技機がその種
類毎にA,B,C,Dの4種類遊技場に設置しており、
それらの遊技機種毎の今までの累積総計遊技時間が集計
される。また投資金額は、今までの総計投資金額と1週
間当りに換算した平均投資金額とが集計される。
【0050】図11(B)は、集計データが示されてお
り、ある遊技場における、延べ来店人数,平均来店頻
度,総加算ポイント数,景品交換回数が集計される。そ
して、それらの集計データは、当月の集計データと、当
月の集計データを前月に比べた比率で表わした集計デー
タと、昨年度における同じ月に比べた比率で表わしたデ
ータとが集計される。また、平均来店頻度は、1週間当
りに換算した平均の来店回数である。
【0051】図12(A)は、ある遊技場において、来
店した顧客の年代別における男女比を棒グラフで示した
ものである。棒グラフ中、破線部分が女性であり、破線
が付されていない部分が男性である。そして、この遊技
場における全体の男女比は、74:26となる。
【0052】図12(B)は、ある遊技場における平均
遊技時間と平均投資金額との集計データである。これら
データは、当月のデータと、当月のデータを先月と比較
した先月比で表わされたデータと、昨年と同じ月との比
率で表わしたデータとが集計される。
【0053】図13は、図1に示された遊技用装置で遊
技場に提供される情報を示している。
【0054】図13(A)は、ある遊技場において来店
した顧客の年代別,男女別における遊技時間が棒グラフ
の形で示されている。たとえば30代の来店客の場合に
は、男性の場合3.50の遊技時間であり、女性の場合
1.75の遊技時間である。
【0055】図13(B)は、前記ある遊技場において
来店した顧客の年代別,男女別の投資金額を棒グラフの
形で示したものである。たとえば30代の来店客の場合
には、男性の場合23×1000円、女性の場合12.
5×1000円である。
【0056】次に、以上説明した実施の形態の特徴や変
形例を以下に列挙する。 (1) 図1に示した遊技用装置において、ポイントの
加算方法を複数の遊技場6において一律に1種類のもの
に固定設定してもよい。そのようにした場合には、遊技
場においてポイントの加算に応じてポイント加算料を集
中管理部7に支払う代わりに、遊技場が景品を購入する
際にその景品の代金を集中管理部7に支払うようにして
もよい。また、遊技機12から遊技データ書込器14に
対し遊技データとしての売上データ(玉貸額等の遊技媒
体の払出額)を提供するように構成したが、それに代え
て、玉貸器等の遊技媒体払出装置を遊技機12に隣接し
て設け、その遊技媒体払出装置から前記売上データを遊
技データ書込器14に送信するようにしてもよい。遊技
データ書込器14により、後述する得点加算更新手段が
得点を加算更新する際に必要となる遊技機の使用状況に
関する情報を収集する使用状況情報収集手段が構成され
ている。加算値設定器10により、後述する得点加算更
新手段が遊技機の使用状況に応じて得点を加算更新する
際の判断基準となる基準データを選択入力する基準デー
タ選択入力手段が構成されている。
【0057】(2) カードストック部38により、後
述する価値物体を格納しておく価値物体格納部が構成さ
れている。前記CRT4により、所定の情報を表示する
情報表示手段が構成されている。
【0058】カードNo.データ21により、後述する
情報記録媒体を識別するための記録媒体識別情報が構成
されている。カードNo.データ28により、後述する
価値物体を識別するための価値物体識別情報が構成され
ている。
【0059】(3) 前記S6〜S16により、後述す
る情報記録媒体の適否を判別する情報記録媒体適否判別
手段が構成されている。この情報記録媒体適否判別手段
は、当該情報記録媒体の所持者が本人であるか否かを判
別する本人判別手段(S6〜S10)を含む。また、前
記データ処理器8a,8bにより、前記情報記録媒体が
記録している記録媒体識別情報毎に、情報記録媒体の記
録情報を分類して登録している記録情報分類登録手段が
構成されている。前記情報記録媒体適否判別手段は、前
記記録媒体識別情報に基づいて前記記録情報登録手段に
登録されている対応する記録情報と前記情報記録媒体の
記録情報とを照合して適正であるか否かを判別するため
の動作を行なう照合判別動作手段(S13〜S16)を
含む。
【0060】
【課題を解決するための手段の具体例】前記遊技機12
により、遊技場に設置され遊技者によって遊技が行なわ
れる遊技機が構成されている。前記ポイントカード17
により、遊技者に所持され、当該遊技者に関する特定を
行なうことができかつ当該遊技者が所有する得点(ポイ
ント)を特定可能な特定用情報(カードNo.データ2
1,ポイントデータ25)を記録した情報記録媒体が構
成されている。なお、この特定用情報は、カードNo.
データ21のみであってもよい。その場合には、ポイン
トデータは、ポイントカード17には直接記録せず、た
とえばデータ処理器8a,8b等にカードNo.データ
に対応させて記憶させておく。
【0061】カードリーダライタ36により、前記情報
記録媒体の記録情報を読取る記録情報読取手段が構成さ
れている。前記ポイントカード処理器1により、前記記
録情報読取手段が読取った前記特定用情報によって特定
される前記得点に対し、前記遊技機の使用状況に応じて
得点を加算更新する得点加算更新手段が構成されてい
る。前記データ処理器8a,8bにより、前記記録媒体
読取手段が読取った前記特定用情報を利用して前記遊技
場を利用した遊技者の顧客情報を集計する顧客情報集計
手段が構成されている。この顧客情報集計手段は、複数
の前記遊技場における遊技者の前記顧客情報を集計する
機能を有する。前記景品カード18または景品交換券1
9により、前記得点加算更新手段によって加算更新され
た得点が所定の得点に達した場合に付与される価値物体
が構成されている。前記ポイントカード処理器1によ
り、前記価値物体を付与する価値物体付与手段が兼用構
成されている。
【0062】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に記載の本発明によれば、情報記録媒体が、遊技機の使
用状況に応じて得点が加算更新されるという遊技者にと
って有難いものであるために、遊技者はこの情報記録媒
体を積極的に活用するのであり、その店によって進んで
活用される情報記録媒体により遊技者に関する特定が可
能となるために、その情報記録媒体を利用して遊技者に
関する特定を行なって遊技場を利用した遊技者の顧客情
報を集計し、遊技場における人手をそれほどかけること
なく遊技場にとって必要となる顧客情報を集計して入手
することが可能となる。しかも、複数の遊技場における
遊技者の顧客情報を一箇所において集計するため、シス
テム全体の構築に関するコスト等を1つの遊技場が単独
で負担する場合に比べて各遊技場での設備負担が少なく
てすみ、また、顧客の他の遊技場への流動状況も把握可
能となる。
【0063】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、加算更新された得点が
所定の得点に達した場合に所定の価値物体が遊技者に付
与されるために、遊技者のこの遊技用装置の利用率が高
くなり、多くの遊技者の顧客情報を集計できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技用装置の全体システムを示すブロック図で
ある。
【図2】遊技用装置に用いられる各種記録媒体を示す正
面図である。
【図3】ポイント加算方法の種類を示す説明図である。
【図4】ポイントカード処理器の制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図5】遊技データ書込器の制御回路を示すブロック図
である。
【図6】データ処理器の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図7】図4に示したポイントカード処理器の制御回路
の動作を示すフローチャートである。
【図8】図4に示したポイントカード処理器の制御回路
の動作を示すフローチャートである。
【図9】図5に示した遊技データ書込器の制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図10】図6に示したデータ処理器の制御回路の動作
を示すフローチャートである。
【図11】図1に示した遊技用装置によって提供される
情報を示した説明図である。
【図12】図1に示した遊技用装置によって提供される
情報を示した説明図である。
【図13】図1に示した遊技用装置によって提供される
情報を示した説明図である。
【符号の説明】
17は情報記録媒体の一例のポイントカード、18は価
値物体の一例の景品交換カード、19は価値物体の一例
の景品交換券、14は遊技データ書込器、6は遊技場、
12は遊技機、1は得点加算更新手段の一例のポイント
カード処理器、36は記録情報読取手段の一例のカード
リーダライタ、8a,8bは顧客情報集計提供手段の一
例のデータ処理器、10は加算値設定器である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に設置され遊技者によって遊技が
    行なわれる遊技機を含む遊技用装置であって、 遊技者に所持され、当該遊技者に関する特定を行なうこ
    とができかつ当該遊技者が所有する得点を特定可能な特
    定用情報を記録した情報記録媒体と、 該情報記録媒体の記録情報を読取る記録情報読取手段を
    有し、該記録情報読取手段が読取った前記特定用情報に
    よって特定される前記得点に対し、前記遊技機の使用状
    況に応じて得点を加算更新する得点加算更新手段と、 前記記録情報読取手段が読取った前記特定用情報を利用
    して前記遊技場を利用した遊技者の顧客情報を集計する
    顧客情報集計手段とを含み、 前記顧客情報集計手段は、複数の前記遊技場における遊
    技者の前記顧客情報を集計することを特徴とする、遊技
    用装置。
  2. 【請求項2】 前記得点加算更新手段によって加算更新
    された得点が所定の得点に達した場合に所定の価値物体
    を付与する価値物体付与手段をさらに含むことを特徴と
    する、遊技用装置。
JP19641995A 1995-08-01 1995-08-01 遊技用装置 Withdrawn JPH0938307A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270210A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Sankyo Kk ポイント管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270210A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Sankyo Kk ポイント管理システム
JP4681818B2 (ja) * 2004-03-23 2011-05-11 株式会社三共 ポイント管理システム

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